JPH04255318A - 複合カラーメガネフレーム部品の成形方法 - Google Patents
複合カラーメガネフレーム部品の成形方法Info
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- JPH04255318A JPH04255318A JP3037930A JP3793091A JPH04255318A JP H04255318 A JPH04255318 A JP H04255318A JP 3037930 A JP3037930 A JP 3037930A JP 3793091 A JP3793091 A JP 3793091A JP H04255318 A JPH04255318 A JP H04255318A
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims description 15
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 37
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 37
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 17
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 14
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 14
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 7
- 108010066278 cabin-4 Proteins 0.000 abstract description 13
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 230000008685 targeting Effects 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D12/00—Producing frames
- B29D12/02—Spectacle frames
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出により成形されるメ
ガネフレーム及びメガネ部品に関するものであるが、2
色以上の材料を混合することで得られるカラーフレーム
であり、又異色の混合により適当な模様を得るためのフ
レーム成形方法に関するものである。
ガネフレーム及びメガネ部品に関するものであるが、2
色以上の材料を混合することで得られるカラーフレーム
であり、又異色の混合により適当な模様を得るためのフ
レーム成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形される部品及び完成品は無数に
あり、これら成形品の中には色彩を異にする2種類以上
の樹脂を射出して模様を形成する成形品も数多く知られ
ている。図4は従来方式の射出成形方法であって、金型
を反転動作させ、ノズルAから射出して成形した1次成
形品にノズルBから射出して2次成形を行なう方法であ
る。ここで、両ノズルA、Bから射出される樹脂の色が
異なっているならば、2色成形品が得られる。又図5も
従来型式の射出方法であって、コアバック方式と称され
、コアを押上げた状態でノズルAから1次成形を行ない
、次に上記コアを後退された状態でノズルBから2次成
形を行なう。この場合もノズルA、Bから射出される樹
脂の色彩が異なっているならば、2次成形品は2色模様
として成形される。しかし、このような成形方法では、
ある領域を境として色彩が異なっているに過ぎず、模様
とは言い難い。さらにより細かい2色模様を得るために
、異なる色彩を持つ樹脂を、射出するノズルA、Bの先
端にて合流させ、1ケ所の合流ノズルから射出する方法
があり、図6はその従来例である。このような方式では
、ノズルA、Bを同時に連続して射出することも可能で
あり、ノズルA又はノズルBから間歇的に樹脂を射出す
ることも出来て、いずれの場合も前記図4、図5に示し
た方式とは全く異なり一連の流れを呈す模様が得られる
。
あり、これら成形品の中には色彩を異にする2種類以上
の樹脂を射出して模様を形成する成形品も数多く知られ
ている。図4は従来方式の射出成形方法であって、金型
を反転動作させ、ノズルAから射出して成形した1次成
形品にノズルBから射出して2次成形を行なう方法であ
る。ここで、両ノズルA、Bから射出される樹脂の色が
異なっているならば、2色成形品が得られる。又図5も
従来型式の射出方法であって、コアバック方式と称され
、コアを押上げた状態でノズルAから1次成形を行ない
、次に上記コアを後退された状態でノズルBから2次成
形を行なう。この場合もノズルA、Bから射出される樹
脂の色彩が異なっているならば、2次成形品は2色模様
として成形される。しかし、このような成形方法では、
ある領域を境として色彩が異なっているに過ぎず、模様
とは言い難い。さらにより細かい2色模様を得るために
、異なる色彩を持つ樹脂を、射出するノズルA、Bの先
端にて合流させ、1ケ所の合流ノズルから射出する方法
があり、図6はその従来例である。このような方式では
、ノズルA、Bを同時に連続して射出することも可能で
あり、ノズルA又はノズルBから間歇的に樹脂を射出す
ることも出来て、いずれの場合も前記図4、図5に示し
た方式とは全く異なり一連の流れを呈す模様が得られる
。
【0003】しかし、この射出方法であっても、ノズル
口にて混合されてしまい、キャビンまでの距離が離れて
いるために形成される模様は粗かったり、逆に完全混練
されてしまうことで模様が出来なかったりして、メガネ
フレームのごとき小物部品に適用可能な模様とはなり得
ない。勿論、模様を持った樹脂製フレームは知られてい
るが、成形フレームではなく、所定厚さの模様板材から
切り抜き、研磨工程を経て作られており、したがって加
工工数は高く、必然的にコスト高となる。さらに、この
ようにして加工されるフレームでは、模様が単調であり
、メガネフレームのデザインに適した模様を得ることは
不可能である。
口にて混合されてしまい、キャビンまでの距離が離れて
いるために形成される模様は粗かったり、逆に完全混練
されてしまうことで模様が出来なかったりして、メガネ
フレームのごとき小物部品に適用可能な模様とはなり得
ない。勿論、模様を持った樹脂製フレームは知られてい
るが、成形フレームではなく、所定厚さの模様板材から
切り抜き、研磨工程を経て作られており、したがって加
工工数は高く、必然的にコスト高となる。さらに、この
ようにして加工されるフレームでは、模様が単調であり
、メガネフレームのデザインに適した模様を得ることは
不可能である。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】このように、従来方
式の射出成形には上記のごとき問題がある。本発明が解
決しようとする課題はこれら問題点であって、細かい模
様を持った成形メガネフレーム及びその成形方法を提供
する。
式の射出成形には上記のごとき問題がある。本発明が解
決しようとする課題はこれら問題点であって、細かい模
様を持った成形メガネフレーム及びその成形方法を提供
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の成形メガネフレ
ーム及びその部品は2色以上の色彩を持った樹脂を混合
して成形されることで所定の模様を形成する。すなわち
、模様を持った成形メガネフレームであり、該模様を形
成する色彩の種類は任意である。ところで、このような
複合色の樹脂にて細かい模様を成形するには、金型内の
キャビンに複数個の注入口(ゲート)を形成し、これら
ゲートからそれぞれ色彩の違った樹脂を同時射出する。 この場合、キャビン内に射出される樹脂が、それぞれ互
いに混入し合うように、すなわち所定の領域に片寄って
充填されることがないようにゲート位置及びその方向が
定められる。
ーム及びその部品は2色以上の色彩を持った樹脂を混合
して成形されることで所定の模様を形成する。すなわち
、模様を持った成形メガネフレームであり、該模様を形
成する色彩の種類は任意である。ところで、このような
複合色の樹脂にて細かい模様を成形するには、金型内の
キャビンに複数個の注入口(ゲート)を形成し、これら
ゲートからそれぞれ色彩の違った樹脂を同時射出する。 この場合、キャビン内に射出される樹脂が、それぞれ互
いに混入し合うように、すなわち所定の領域に片寄って
充填されることがないようにゲート位置及びその方向が
定められる。
【0006】
【作用】このように、複数ケ所に設けたゲートからそれ
ぞれ異なった色彩の樹脂が射出され、キャビンに充填さ
れる訳であるが、この際上記各ゲートから流れ込む樹脂
はキャビン内で互いに混入し合うことになる。したがっ
て、成形されるメガネフレームに形成される模様は細か
くて、ランダムな形をもって現われ、ゲートの位置、数
、及び射出速度等を変えることで、さまざまな模様が得
られる。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
ぞれ異なった色彩の樹脂が射出され、キャビンに充填さ
れる訳であるが、この際上記各ゲートから流れ込む樹脂
はキャビン内で互いに混入し合うことになる。したがっ
て、成形されるメガネフレームに形成される模様は細か
くて、ランダムな形をもって現われ、ゲートの位置、数
、及び射出速度等を変えることで、さまざまな模様が得
られる。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る金型の一部を表わした場
合であって、同図は説明用の概略図であるが、1はスプ
ール、2はランナー、3はゲート、4はキャビンを示す
。スプール1の一ケ所にはノズル先端が嵌入するノズル
口が設けられ、該スプール1からは上記ランナー2、2
…が垂直に交差して伸び、そしてランナー2の所々に設
けたゲート3、3…はキャビン4と連通している。ここ
で、キャビン4は便宜上長方形枠にて表わしているが、
実際にはメガネフレームのフロントフレーム又はツルが
成形出来得る形状に型造られる。したがって、ノズルの
先端から射出されるカラー樹脂はスプール1へ流れ込み
、該スプール1からランナー2、2、2へ入り、複数の
ゲート3、3…を経てキャビン4へ注入される。ところ
で、同図から明らかなごとく、キャビン4に連通するゲ
ート3、3…はその両側に配置され、各側部のゲート3
a、3a…3b、3b…から注入される樹脂の色彩は異
なる。2本のスプール1a、1bはキャビン4、4…を
間にして両サイドに設けられ、スプール1a、1bから
伸びるランナー2a、2a…2b、2b…は各キャビン
4、4…の間にそれぞれ配置されており、上記ゲート3
a、3a…はランナー2aから、ゲート3b、3b…は
ランナー2bからそれぞれ伸び、各キャビン4、4へ連
通している。したがって、キャビン4にはゲート3a、
3a…、3b、3bから流入する2種類の樹脂が互いに
混入して充填される。ここで、上記スプール1aと1b
、ランナー2a、2a…と2b、2b…、それにゲート
3a、3a…と3b、3b…を固定金型側に形成しても
よいが、該固定金型と可動金型にそれぞれ分離して形成
することも出来る。
合であって、同図は説明用の概略図であるが、1はスプ
ール、2はランナー、3はゲート、4はキャビンを示す
。スプール1の一ケ所にはノズル先端が嵌入するノズル
口が設けられ、該スプール1からは上記ランナー2、2
…が垂直に交差して伸び、そしてランナー2の所々に設
けたゲート3、3…はキャビン4と連通している。ここ
で、キャビン4は便宜上長方形枠にて表わしているが、
実際にはメガネフレームのフロントフレーム又はツルが
成形出来得る形状に型造られる。したがって、ノズルの
先端から射出されるカラー樹脂はスプール1へ流れ込み
、該スプール1からランナー2、2、2へ入り、複数の
ゲート3、3…を経てキャビン4へ注入される。ところ
で、同図から明らかなごとく、キャビン4に連通するゲ
ート3、3…はその両側に配置され、各側部のゲート3
a、3a…3b、3b…から注入される樹脂の色彩は異
なる。2本のスプール1a、1bはキャビン4、4…を
間にして両サイドに設けられ、スプール1a、1bから
伸びるランナー2a、2a…2b、2b…は各キャビン
4、4…の間にそれぞれ配置されており、上記ゲート3
a、3a…はランナー2aから、ゲート3b、3b…は
ランナー2bからそれぞれ伸び、各キャビン4、4へ連
通している。したがって、キャビン4にはゲート3a、
3a…、3b、3bから流入する2種類の樹脂が互いに
混入して充填される。ここで、上記スプール1aと1b
、ランナー2a、2a…と2b、2b…、それにゲート
3a、3a…と3b、3b…を固定金型側に形成しても
よいが、該固定金型と可動金型にそれぞれ分離して形成
することも出来る。
【0008】図2は本発明の別の実施例を表わしたもの
で、2本のランナー2a、2bからゲート3aa、3a
b、3ba、3bbを介して、金属フレームのツル先端
に挿入されるモダンを成形するよう造形されたキャビン
4へ連通している。ランナー2aは上型に、ランナー2
bは下型に設けられ、上・下金型のそれぞれに形成した
キャビン4へ、上記ゲート3を介して異なる色彩の樹脂
が注入・充填される訳で、上記各ゲート3aa、3ab
、3ba、3bbを互いに交差するようにキャビン4と
連通させるならば、キャビン4の入口領域5では、注入
される樹脂が互いに混合し合って、他の領域を満たして
ゆく。前記実施例の図1ではゲート3a、3a…、及び
ゲート3b、3b…が等間隔にて配置されているため、
これら各ゲート3a、3a…3b、3b…から注入され
る各樹脂は注入時において混入することはなく、キャビ
ン4に入ってから互いに混じり合う。しかし、この場合
には混合状態にムラが生じ、キャビン4の全領域内にて
ほぼ均等に混じり合うことは出来ない。これに対して、
図2に示す金型構造の場合には、注入と同時に混じり合
い、混じり合った状態でキャビン4の全領域を満たして
ゆくために、ほぼ均等になる。勿論、完全均一に混じ合
ってしまったのでは、模様を作ることが出来ないため、
多少の不均一は必要であるが、このような混合状態はそ
れぞれのメガネフレームに要求されるデザインによって
異なるため、いずれのケースが好ましいかはその都度選
択しなければならず、また混合状態は射出速度によって
も大きく変化する。
で、2本のランナー2a、2bからゲート3aa、3a
b、3ba、3bbを介して、金属フレームのツル先端
に挿入されるモダンを成形するよう造形されたキャビン
4へ連通している。ランナー2aは上型に、ランナー2
bは下型に設けられ、上・下金型のそれぞれに形成した
キャビン4へ、上記ゲート3を介して異なる色彩の樹脂
が注入・充填される訳で、上記各ゲート3aa、3ab
、3ba、3bbを互いに交差するようにキャビン4と
連通させるならば、キャビン4の入口領域5では、注入
される樹脂が互いに混合し合って、他の領域を満たして
ゆく。前記実施例の図1ではゲート3a、3a…、及び
ゲート3b、3b…が等間隔にて配置されているため、
これら各ゲート3a、3a…3b、3b…から注入され
る各樹脂は注入時において混入することはなく、キャビ
ン4に入ってから互いに混じり合う。しかし、この場合
には混合状態にムラが生じ、キャビン4の全領域内にて
ほぼ均等に混じり合うことは出来ない。これに対して、
図2に示す金型構造の場合には、注入と同時に混じり合
い、混じり合った状態でキャビン4の全領域を満たして
ゆくために、ほぼ均等になる。勿論、完全均一に混じ合
ってしまったのでは、模様を作ることが出来ないため、
多少の不均一は必要であるが、このような混合状態はそ
れぞれのメガネフレームに要求されるデザインによって
異なるため、いずれのケースが好ましいかはその都度選
択しなければならず、また混合状態は射出速度によって
も大きく変化する。
【0009】図3a、bは本発明によって成形されるメ
ガネフレーム及びその部品の一部拡大図であり、色彩を
異にする2種類の樹脂を使用して射出成形すれば、同図
のごとき模様が形成される。aは図1に示した金型構造
の場合で、形成される模様は鮮明に描かれ、その境界域
も比較的はっきりする。bは図2に示す金型構造の場合
で、両樹脂がほぼ完全に混じり合い、均一な状態にて成
形されるため、形成される模様は細い曲線状の集まりと
なり、比較的ボヤケた模様を呈す。ここで、樹脂とは広
義に解し、メガネフレームの材質として適し、成形可能
な全てのものを含み、一般にはプラスチック材料である
。以上述べたように、本発明は成形金型のキャビンに連
通するゲートを複数箇所に設け、各ゲートから2種以上
で色彩を異にする樹脂を同時射出して成形する方法であ
り、又その方法によって得られるフレームを対象とし、
次のような効果を得ることが出来る。
ガネフレーム及びその部品の一部拡大図であり、色彩を
異にする2種類の樹脂を使用して射出成形すれば、同図
のごとき模様が形成される。aは図1に示した金型構造
の場合で、形成される模様は鮮明に描かれ、その境界域
も比較的はっきりする。bは図2に示す金型構造の場合
で、両樹脂がほぼ完全に混じり合い、均一な状態にて成
形されるため、形成される模様は細い曲線状の集まりと
なり、比較的ボヤケた模様を呈す。ここで、樹脂とは広
義に解し、メガネフレームの材質として適し、成形可能
な全てのものを含み、一般にはプラスチック材料である
。以上述べたように、本発明は成形金型のキャビンに連
通するゲートを複数箇所に設け、各ゲートから2種以上
で色彩を異にする樹脂を同時射出して成形する方法であ
り、又その方法によって得られるフレームを対象とし、
次のような効果を得ることが出来る。
【0010】
【発明の効果】本発明は射出成形でもって、成形メガネ
フレーム又はフレーム部品に模様を形成することが出来
る技術であって、従来のごとき板材を切断し、その後研
磨工程を経て作られるメガネフレームに比べ、その生産
性は極めて高く、コストは非常に低くなる。そして、キ
ャビンと連通するゲートの位置及びその方向、時には射
出速度を適切に定めるならば、射出される樹脂の混合状
態がいかようにも調整され、そこで得られる模様は色々
と変化し、メガネフレームに最適な模様を作ることが出
来る。この点も、従来のごとき板材を切り抜いて加工す
る方法では、全て同等の模様しか得られないのに対し、
本発明の大きなメリットとなる。
フレーム又はフレーム部品に模様を形成することが出来
る技術であって、従来のごとき板材を切断し、その後研
磨工程を経て作られるメガネフレームに比べ、その生産
性は極めて高く、コストは非常に低くなる。そして、キ
ャビンと連通するゲートの位置及びその方向、時には射
出速度を適切に定めるならば、射出される樹脂の混合状
態がいかようにも調整され、そこで得られる模様は色々
と変化し、メガネフレームに最適な模様を作ることが出
来る。この点も、従来のごとき板材を切り抜いて加工す
る方法では、全て同等の模様しか得られないのに対し、
本発明の大きなメリットとなる。
【図1】本発明に係るメガネフレームを成形する金型の
実施例
実施例
【図2】本発明に係るメガネフレームを成形する金型の
実施例
実施例
【図3】本発明のメガネフレームに形成される模様の具
体例
体例
【図4】従来のコア回転方式の射出方法
【図5】従来の
コアバック方式の射出方法
コアバック方式の射出方法
【図6】従来のノズル構造
【符合の説明】1 スプール
2 ランナー
3 ゲート
4 キャビン
5 入口領域
Claims (3)
- 【請求項1】 射出成形によって成形されるメガネフ
レーム及びその部品において、キャビンの2ケ所以上に
ゲートを設け、色彩を異にした樹脂等を各ゲートからキ
ャビンへ同時注入し、キャビン内にてこれら樹脂等を混
合して模様を形成したことを特徴とする複合カラー成形
メガネフレーム及びメガネ部品。 - 【請求項2】 メガネフレーム及びその部品を成形す
る射出成形において、成形金型内に形成したキャビンに
は2ケ所以上にゲートを設け、該ゲートからは異なる色
彩を持つ樹脂等を同時に注入し、該注入によってキャビ
ン内で異色樹脂等を混合させて模様を形成することを特
徴とするメガネフレーム及びメガネ部品の成形方法。 - 【請求項3】 異なる色彩の樹脂等を注入するゲート
をキャビンの入口付近で交差させ、該キャビン入口領域
にて注入した樹脂等をほぼ均等に混り合わせる請求項2
記載のメガネフレーム及びメガネ部品の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3037930A JP3054879B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 複合カラーメガネフレーム部品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3037930A JP3054879B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 複合カラーメガネフレーム部品の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04255318A true JPH04255318A (ja) | 1992-09-10 |
JP3054879B2 JP3054879B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=12511275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3037930A Expired - Lifetime JP3054879B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 複合カラーメガネフレーム部品の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3054879B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITTV20120100A1 (it) * | 2012-05-28 | 2013-11-29 | Giovanni Bronca | "procedimento per ottenere in modo ripetibile componenti di occhiali in plastica multi-materiale con zone miscelate a compenetrazione calibrata". |
JP2018506451A (ja) * | 2015-02-12 | 2018-03-08 | ティー.エフ.エイチ.パブリケーションズ、インコーポレーテッド | 射出成形されたペット用咀嚼物品 |
JP2020183060A (ja) * | 2019-05-07 | 2020-11-12 | 旭電器工業株式会社 | 模様調部品およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP3037930A patent/JP3054879B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITTV20120100A1 (it) * | 2012-05-28 | 2013-11-29 | Giovanni Bronca | "procedimento per ottenere in modo ripetibile componenti di occhiali in plastica multi-materiale con zone miscelate a compenetrazione calibrata". |
JP2018506451A (ja) * | 2015-02-12 | 2018-03-08 | ティー.エフ.エイチ.パブリケーションズ、インコーポレーテッド | 射出成形されたペット用咀嚼物品 |
JP2020183060A (ja) * | 2019-05-07 | 2020-11-12 | 旭電器工業株式会社 | 模様調部品およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3054879B2 (ja) | 2000-06-19 |
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