JPH0425496B2 - - Google Patents
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- JPH0425496B2 JPH0425496B2 JP765783A JP765783A JPH0425496B2 JP H0425496 B2 JPH0425496 B2 JP H0425496B2 JP 765783 A JP765783 A JP 765783A JP 765783 A JP765783 A JP 765783A JP H0425496 B2 JPH0425496 B2 JP H0425496B2
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- magnet
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- magnetic
- resin
- resin magnet
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/487—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by rotating magnets
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Linear Or Angular Velocity Measurement And Their Indicating Devices (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はモータの回転速度を検出する回転速度
検出装置に関するものである。
検出装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来より回転体の回転速度を検出するために
種々のものが提案されている。最近は回転体の外
周に磁性体を塗布、蒸着して多極の着磁を施し、
その磁束を磁気ヘツドや、磁束変化で抵抗値が変
化する磁気抵抗効果を用いた素子等で検出する装
置が種々提案されている(例えば特公昭54−
41335号公報にはターンテーブルの回転速度検出
例が、特公昭52−8997号公報には磁気スケール用
の磁気媒体の例が示されている。)。上記のような
回転速度検出装置において、多極着磁の磁性体と
して樹脂成形マグネツトを用い、上記磁性体に近
接した位置にモータのマグネツトを配置すると、
モータのマグネツトを着磁したときの漏れ磁束で
上記樹脂成形マグネツトも着磁され、樹脂成形マ
グネツトを射出成形したときのゲート、ウエルド
位置で磁気特性が変つていることから、この部分
で雑音が発生する欠点を有する。
種々のものが提案されている。最近は回転体の外
周に磁性体を塗布、蒸着して多極の着磁を施し、
その磁束を磁気ヘツドや、磁束変化で抵抗値が変
化する磁気抵抗効果を用いた素子等で検出する装
置が種々提案されている(例えば特公昭54−
41335号公報にはターンテーブルの回転速度検出
例が、特公昭52−8997号公報には磁気スケール用
の磁気媒体の例が示されている。)。上記のような
回転速度検出装置において、多極着磁の磁性体と
して樹脂成形マグネツトを用い、上記磁性体に近
接した位置にモータのマグネツトを配置すると、
モータのマグネツトを着磁したときの漏れ磁束で
上記樹脂成形マグネツトも着磁され、樹脂成形マ
グネツトを射出成形したときのゲート、ウエルド
位置で磁気特性が変つていることから、この部分
で雑音が発生する欠点を有する。
発明の目的
本発明は上記従来の欠点を解消するもので、前
記雑音レベルを低くできるようにすることを目的
とする。
記雑音レベルを低くできるようにすることを目的
とする。
発明の構成
上記目的を達成するため、本発明の回転速度検
出装置は、回転中心に軸を有しその外周に強磁性
材で構成されたバツクプレートを取り付けたボス
と、前記バツクプレートの内側に設けられ円板状
で複数極に着磁されたマグネツトと、前記バツク
プレートの外周に射出成形で取り付けられた樹脂
マグネツトと、この樹脂マグネツトの多極着磁の
磁束を検出する磁気センサを有する回転速度検出
装置であつて、前記バツクプレートの内周に位置
決め用のノツチ部を設けると共にこのバツクプレ
ートと結合されるボスには前記ノツチ部に対応し
て切欠部を設け、前記バツクプレートに前記樹脂
マグネツトを成形するとき及び前記マグネツトに
複数極の着磁を行なうときノツチ部と切欠部で角
度決めを行なうようにしたものである。
出装置は、回転中心に軸を有しその外周に強磁性
材で構成されたバツクプレートを取り付けたボス
と、前記バツクプレートの内側に設けられ円板状
で複数極に着磁されたマグネツトと、前記バツク
プレートの外周に射出成形で取り付けられた樹脂
マグネツトと、この樹脂マグネツトの多極着磁の
磁束を検出する磁気センサを有する回転速度検出
装置であつて、前記バツクプレートの内周に位置
決め用のノツチ部を設けると共にこのバツクプレ
ートと結合されるボスには前記ノツチ部に対応し
て切欠部を設け、前記バツクプレートに前記樹脂
マグネツトを成形するとき及び前記マグネツトに
複数極の着磁を行なうときノツチ部と切欠部で角
度決めを行なうようにしたものである。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。第1図モータのロータ外周に樹脂
成形マグネツトを設けた断面図であり、ボス1に
軸2が圧入されている。又ボス1には強磁性材か
ら成るバツクプレート3が取り付けられ、このバ
ツクプレート3の内側には円板状のマグネツト4
が接着されている。又バツクプレート3の外周に
はナイロンベースに等方性のフエライトマグネツ
トを混入した樹脂マグネツト5が成形で以つて取
り付けられている。前記マグネツト4に対向した
位置にはステータコイル6を設けたステータ基板
7が配置され、このステータ基板7上に磁気ヘツ
ド8が前記樹脂マグネツト5と対向した位置に取
り付けられている。このようなロータはマグネツ
ト4に複数極の着磁が施された後に樹脂マグネツ
ト5に多極の着磁が施される。マグネツト4を先
に着磁するのはその磁極数が樹脂マグネツト5の
磁極数に比べて少なく、磁極の幅も広い。従つて
マグネツト4を着磁するとき、着磁ヨークからの
漏れ磁束も大きい。この漏れ磁束で樹脂マグネツ
ト5が着磁され、多極着磁した磁極の減磁を防ぐ
ためである。樹脂マグネツト5の着磁ヨークはそ
の着磁極数が多極であり、着磁ヨーク間の間隔も
狭い。従つてこの着磁ヨークからの漏れ磁束の広
がりも少なく、マグネツト4への影響も少ない。
ところで樹脂マグネツト5は射出成形で以つてバ
ツクプレート3にアウトサート成形される。そし
て射出成形においてはフエライトマグネツト材と
して等方性のものを用いても、そのゲート部、ゲ
ート部の中央に位置するウエルド部は他の部分と
湯流れの状態に差を生じ、その磁気特性に差を有
する。
いて説明する。第1図モータのロータ外周に樹脂
成形マグネツトを設けた断面図であり、ボス1に
軸2が圧入されている。又ボス1には強磁性材か
ら成るバツクプレート3が取り付けられ、このバ
ツクプレート3の内側には円板状のマグネツト4
が接着されている。又バツクプレート3の外周に
はナイロンベースに等方性のフエライトマグネツ
トを混入した樹脂マグネツト5が成形で以つて取
り付けられている。前記マグネツト4に対向した
位置にはステータコイル6を設けたステータ基板
7が配置され、このステータ基板7上に磁気ヘツ
ド8が前記樹脂マグネツト5と対向した位置に取
り付けられている。このようなロータはマグネツ
ト4に複数極の着磁が施された後に樹脂マグネツ
ト5に多極の着磁が施される。マグネツト4を先
に着磁するのはその磁極数が樹脂マグネツト5の
磁極数に比べて少なく、磁極の幅も広い。従つて
マグネツト4を着磁するとき、着磁ヨークからの
漏れ磁束も大きい。この漏れ磁束で樹脂マグネツ
ト5が着磁され、多極着磁した磁極の減磁を防ぐ
ためである。樹脂マグネツト5の着磁ヨークはそ
の着磁極数が多極であり、着磁ヨーク間の間隔も
狭い。従つてこの着磁ヨークからの漏れ磁束の広
がりも少なく、マグネツト4への影響も少ない。
ところで樹脂マグネツト5は射出成形で以つてバ
ツクプレート3にアウトサート成形される。そし
て射出成形においてはフエライトマグネツト材と
して等方性のものを用いても、そのゲート部、ゲ
ート部の中央に位置するウエルド部は他の部分と
湯流れの状態に差を生じ、その磁気特性に差を有
する。
第2図は前記マグネツト4に8極の着磁を行、
なつたとき、樹脂マグネツト5が漏れ磁束で着磁
されている様子を示す説明図である。第2図にお
いて断面展開状態で示される着磁ヨーク9はマグ
ネツト4に着磁するものであり、平面的にはその
外径・内径はマグネツト4と略々同じである。そ
してマグネツト4に着磁する磁極数を2n(n=整
数)とすると、360/2n度(実施例では45度)で
扇形に分割された突起部10を有し、その外周に
は突起部10を囲むように巻線11が施されてい
る。このような着磁ヨーク9に大電流を流してマ
グネツト4を飽和着磁すると、マグネツト4に近
接した樹脂マグネツト5にもその漏れ磁束によつ
て第2図Aに示すように着磁される。Aの着磁状
態は第2図AにN,Sで示す。N極、S極とも対
称の形で磁極の中央部は着磁ヨーク9の飽和のた
め樹脂マグネツト5に着磁される量も少ない。第
2図Bは前記した樹脂マグネツト5のゲート、ウ
エルド位置を磁極の略中央に設定した場合で、樹
脂マグネツト5の磁気特性の差により着磁波形に
部分的に変化を有する。第2図Cはゲート、ウエ
ルド部を磁極の端部に設定した場合を示し、第2
図Bと同様に着磁波形に部分的に変化を有してい
る。これら着磁波形の変化が後から多極に着磁し
た信号と重畳され、磁気ヘツド8で再生する回転
速度信号の雑音となる。通常のリング形磁気ヘツ
ド8で前記着磁波形を再生したときの波形を第2
図D,Eに示し、ゲート、ウエルド部が磁極の中
央部に設定されている第2図Bに対応した第2図
Dの場合は磁束変化量が少ないことから雑音の振
幅も低くなる。又ゲート、ウエルド部が前記磁極
の端部に設定されている第2図Cに対応した第2
図Eの場合は雑音の振幅が大きく再生される。つ
まり樹脂マグネツト5のゲート、ウエルド部の磁
束変化はその近傍の磁化量に対する比率で決ま
り、樹脂マグネツト5の磁化量が一番低く、しか
も磁化量が平坦な前記磁極の中央部に樹脂マグネ
ツト5の磁気特性変化部を設定するのが良い。以
上の事項は樹脂マグネツト5の磁化波形が第2図
Aのように中央部が平坦な台形波状の場合でも同
様なことが成り立ち、前記ゲート、ウエルド部を
磁極の切り換わり点(N,S交点近傍)に設定す
るとこの部分は磁束変化が急唆であり、それが前
記ゲート、ウエルド部の磁気特性変化で更に変調
された磁化状態になる。一方、磁気ヘツド8の再
生出力は単位時間当りの磁束変化量に比例した電
圧となる。従つて前記ゲート、ウエルド部を磁極
の交点近傍に設定した方が磁気ヘツド8の再生雑
音出力が大きくなる。又ゲート、ウエルド部の設
定位置が僅かに異なると再生雑音出力の大きさも
異なつてくる不都合さを有する。
なつたとき、樹脂マグネツト5が漏れ磁束で着磁
されている様子を示す説明図である。第2図にお
いて断面展開状態で示される着磁ヨーク9はマグ
ネツト4に着磁するものであり、平面的にはその
外径・内径はマグネツト4と略々同じである。そ
してマグネツト4に着磁する磁極数を2n(n=整
数)とすると、360/2n度(実施例では45度)で
扇形に分割された突起部10を有し、その外周に
は突起部10を囲むように巻線11が施されてい
る。このような着磁ヨーク9に大電流を流してマ
グネツト4を飽和着磁すると、マグネツト4に近
接した樹脂マグネツト5にもその漏れ磁束によつ
て第2図Aに示すように着磁される。Aの着磁状
態は第2図AにN,Sで示す。N極、S極とも対
称の形で磁極の中央部は着磁ヨーク9の飽和のた
め樹脂マグネツト5に着磁される量も少ない。第
2図Bは前記した樹脂マグネツト5のゲート、ウ
エルド位置を磁極の略中央に設定した場合で、樹
脂マグネツト5の磁気特性の差により着磁波形に
部分的に変化を有する。第2図Cはゲート、ウエ
ルド部を磁極の端部に設定した場合を示し、第2
図Bと同様に着磁波形に部分的に変化を有してい
る。これら着磁波形の変化が後から多極に着磁し
た信号と重畳され、磁気ヘツド8で再生する回転
速度信号の雑音となる。通常のリング形磁気ヘツ
ド8で前記着磁波形を再生したときの波形を第2
図D,Eに示し、ゲート、ウエルド部が磁極の中
央部に設定されている第2図Bに対応した第2図
Dの場合は磁束変化量が少ないことから雑音の振
幅も低くなる。又ゲート、ウエルド部が前記磁極
の端部に設定されている第2図Cに対応した第2
図Eの場合は雑音の振幅が大きく再生される。つ
まり樹脂マグネツト5のゲート、ウエルド部の磁
束変化はその近傍の磁化量に対する比率で決ま
り、樹脂マグネツト5の磁化量が一番低く、しか
も磁化量が平坦な前記磁極の中央部に樹脂マグネ
ツト5の磁気特性変化部を設定するのが良い。以
上の事項は樹脂マグネツト5の磁化波形が第2図
Aのように中央部が平坦な台形波状の場合でも同
様なことが成り立ち、前記ゲート、ウエルド部を
磁極の切り換わり点(N,S交点近傍)に設定す
るとこの部分は磁束変化が急唆であり、それが前
記ゲート、ウエルド部の磁気特性変化で更に変調
された磁化状態になる。一方、磁気ヘツド8の再
生出力は単位時間当りの磁束変化量に比例した電
圧となる。従つて前記ゲート、ウエルド部を磁極
の交点近傍に設定した方が磁気ヘツド8の再生雑
音出力が大きくなる。又ゲート、ウエルド部の設
定位置が僅かに異なると再生雑音出力の大きさも
異なつてくる不都合さを有する。
ところで前記実施例の場合、樹脂マグネツト5
を射出成形で成形することを記した。そしてゲー
ト部を1箇所にしたとき、ウエルド部はゲート部
より180度離れた位置に形成される。又ゲート部
を180度で対向した2箇所に設けると、ウエルド
部はゲート部と90度離れた2箇所に形成される。
このことよりマグネツト4の着磁数を2nとする
と、前記ゲート、ウエルド部の全てをマグネツト
4の磁極の中心に設定するには、ゲート部の数は
n箇所を最大とし、nの数を構成する約数の数に
しなければならない。又樹脂マグネツト5を形成
する磁性材料として異方性磁気材料を用いると、
前記ゲート、ウエルド部以外でも磁性材料の配向
によつて磁気特性の差が生じ、この部分で前述し
た雑音を生じることから異方性の磁気材料は好ま
しくない。
を射出成形で成形することを記した。そしてゲー
ト部を1箇所にしたとき、ウエルド部はゲート部
より180度離れた位置に形成される。又ゲート部
を180度で対向した2箇所に設けると、ウエルド
部はゲート部と90度離れた2箇所に形成される。
このことよりマグネツト4の着磁数を2nとする
と、前記ゲート、ウエルド部の全てをマグネツト
4の磁極の中心に設定するには、ゲート部の数は
n箇所を最大とし、nの数を構成する約数の数に
しなければならない。又樹脂マグネツト5を形成
する磁性材料として異方性磁気材料を用いると、
前記ゲート、ウエルド部以外でも磁性材料の配向
によつて磁気特性の差が生じ、この部分で前述し
た雑音を生じることから異方性の磁気材料は好ま
しくない。
第3図、第4図は前記した樹脂マグネツト5の
ゲート、ウエルド部を磁極の中央部に設定するた
めのボス、バツクプレートの具体的構造を示すも
のであり、第1図及び第2図と同じ箇所は同一符
号を用いている。
ゲート、ウエルド部を磁極の中央部に設定するた
めのボス、バツクプレートの具体的構造を示すも
のであり、第1図及び第2図と同じ箇所は同一符
号を用いている。
前記したようにバツクプレート3には樹脂マグ
ネツト5が射出成形で以つて取り付けられる。こ
のときバツクプレート3と樹脂マグネツト5の相
対角度を決めなければならない。第3図はそのた
めのボス1、バツクプレート3の平面図であり、
バツクプレート3の内周部には180度おきに対向
する位置にU字状のノツチ部12が形成されてい
る。バツクプレート3に樹脂マグネツト5を射出
成形するとき、前記ノツチ部12で成形金型との
位置決めがなされる。そのため、ノツチ部12と
樹脂マグネツト5のゲート、ウエルド位置の相対
角度が決まる。尚本実施例の場合、マグネツト4
は8極であることから、前記ノツチ部12の数は
ゲートの数に対応した1,2,4の数の内、何れ
かでなければならない。一方、ボス1の外周部に
は前記ノツチ部12に対応するようにU字状の切
欠部13を有し、この切欠部13と前記ノツチ部
12の角度を合わせた状態でバツクプレート3と
ボス1が固定される。第4図は前記バツクプレー
ト3にマグネツト4が取り付けられたロータを着
磁ヨーク9にセツトした状態を示す断面図であ
り、着磁ヨーク9の突起部10には巻線11が施
されている。着磁ヨーク9の中心にはボス1の中
心孔をガイドするピン14が設けられている。又
着磁ヨーク9には角度決めピン15も設けられ、
その先端部はバツクプレート3のノツチ部12に
入り込んでいる。これらピン14,15で着磁ヨ
ーク9に対してバツクプレート3の中心と角度が
決められる。尚角度決めピン15は前記した如
く、樹脂マグネツト5のゲート、ウエルド位置が
着磁ヨーク9の磁極の略々中央にセツトされる角
度に設けられている。
ネツト5が射出成形で以つて取り付けられる。こ
のときバツクプレート3と樹脂マグネツト5の相
対角度を決めなければならない。第3図はそのた
めのボス1、バツクプレート3の平面図であり、
バツクプレート3の内周部には180度おきに対向
する位置にU字状のノツチ部12が形成されてい
る。バツクプレート3に樹脂マグネツト5を射出
成形するとき、前記ノツチ部12で成形金型との
位置決めがなされる。そのため、ノツチ部12と
樹脂マグネツト5のゲート、ウエルド位置の相対
角度が決まる。尚本実施例の場合、マグネツト4
は8極であることから、前記ノツチ部12の数は
ゲートの数に対応した1,2,4の数の内、何れ
かでなければならない。一方、ボス1の外周部に
は前記ノツチ部12に対応するようにU字状の切
欠部13を有し、この切欠部13と前記ノツチ部
12の角度を合わせた状態でバツクプレート3と
ボス1が固定される。第4図は前記バツクプレー
ト3にマグネツト4が取り付けられたロータを着
磁ヨーク9にセツトした状態を示す断面図であ
り、着磁ヨーク9の突起部10には巻線11が施
されている。着磁ヨーク9の中心にはボス1の中
心孔をガイドするピン14が設けられている。又
着磁ヨーク9には角度決めピン15も設けられ、
その先端部はバツクプレート3のノツチ部12に
入り込んでいる。これらピン14,15で着磁ヨ
ーク9に対してバツクプレート3の中心と角度が
決められる。尚角度決めピン15は前記した如
く、樹脂マグネツト5のゲート、ウエルド位置が
着磁ヨーク9の磁極の略々中央にセツトされる角
度に設けられている。
発明の効果
以上のように本発明によれば、射出成形で形成
した樹脂マグネツトに近傍した位置にマグネツト
を設けてあり、このマグネツトを着磁しても樹脂
マグネツトのゲート、ウエルド部の特性差により
樹脂マグネツトの雑音レベルを低く設定できる効
果を有する。
した樹脂マグネツトに近傍した位置にマグネツト
を設けてあり、このマグネツトを着磁しても樹脂
マグネツトのゲート、ウエルド部の特性差により
樹脂マグネツトの雑音レベルを低く設定できる効
果を有する。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はロータ外周に樹脂マグネツトを設けた状態を示
す断面図、第2図はマグネツトに8極の着磁を行
なつたとき樹脂マグネツトが漏れ磁束で着磁され
ている様子を示す説明図、第3図及び第4図は樹
脂マグネツトのゲート、ウエルド部を磁極の中央
部に設定するための具体的構造を示す平面図及び
縦断面図である。 1……ボス、2……軸、3……バツクプレー
ト、4……マグネツト、5……樹脂マグネツト、
6……ステータコイル、7……ステータ基板、8
……磁気ヘツド、9……着磁ヨーク、10……突
起部、11……巻線、12……ノツチ部、13…
…切欠部、14,15……ピン。
はロータ外周に樹脂マグネツトを設けた状態を示
す断面図、第2図はマグネツトに8極の着磁を行
なつたとき樹脂マグネツトが漏れ磁束で着磁され
ている様子を示す説明図、第3図及び第4図は樹
脂マグネツトのゲート、ウエルド部を磁極の中央
部に設定するための具体的構造を示す平面図及び
縦断面図である。 1……ボス、2……軸、3……バツクプレー
ト、4……マグネツト、5……樹脂マグネツト、
6……ステータコイル、7……ステータ基板、8
……磁気ヘツド、9……着磁ヨーク、10……突
起部、11……巻線、12……ノツチ部、13…
…切欠部、14,15……ピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転中心に軸を有しその外周に強磁性材で構
成されたバツクプレートを取り付けたボスと、前
記バツクプレートの内側に設けられ円板状で複数
極に着磁されたマグネツトと、前記バツクプレー
トの外周に射出成形で取り付けられた樹脂マグネ
ツトと、この樹脂マグネツトの多極着磁の磁束を
検出する磁気センサを有する回転速度検出装置で
あつて、前記バツクプレートの内周に位置決め用
のノツチ部を設けると共にこのバツクプレートと
結合されるボスには前記ノツチ部に対応して切欠
部を設け、前記バツクプレートに前記樹脂マグネ
ツトを成形するとき及び前記マグネツトに複数極
の着磁を行なうとき前記ノツチ部と切欠部で角度
決めを行なうようにした回転速度検出装置。 2 位置決め用のノツチ部はマグネツトの極数を
2n(n=整数)とするとき、n個を最大としてn
の数を構成する約数の個所に設定した特許請求の
範囲第1項記載の回転速度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP765783A JPS59132364A (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | 回転速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP765783A JPS59132364A (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | 回転速度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59132364A JPS59132364A (ja) | 1984-07-30 |
JPH0425496B2 true JPH0425496B2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=11671885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP765783A Granted JPS59132364A (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | 回転速度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59132364A (ja) |
-
1983
- 1983-01-19 JP JP765783A patent/JPS59132364A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59132364A (ja) | 1984-07-30 |
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