JP6881145B2 - アキシャルギャップモータ - Google Patents

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Description

本発明は、アキシャルギャップモータに関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、ロータのマグネットとステータのコイルとが軸方向に対向配置されたアキシャルギャップモータがある。特許文献1のアキシャルギャップモータは、ロータの回転情報(位置や速度など)を検出するための回転検出素子を備え、その回転検出素子からの検出信号に基づいてモータの駆動が制御されるようになっている。
特開2008−11611号公報
本発明者らは、上記のようなアキシャルギャップモータにおいて、回転検出素子の検出精度を如何に向上させるかを検討していた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、回転検出素子の検出精度を向上させることができるアキシャルギャップモータを提供することにある。
上記課題を解決するアキシャルギャップモータは、周方向に複数設けられたティースにコイルが巻装されてなるステータと、前記ステータと軸方向に対向するロータと、前記ロータの回転情報を検出するための回転検出素子とを備えたアキシャルギャップモータであって、前記ロータは、回転軸と、該回転軸に対して垂直をなすように固定された板状のロータコアと、該ロータコアに設けられたマグネットとを備え、前記マグネットは、前記ロータコアの前記ステータ側の側面に設けられ、前記ティースと軸方向に対向する主磁束部と、前記ロータコアに軸方向に貫通形成された貫通孔内に設けられ、前記ロータコアの反ステータ側に配置された前記回転検出素子と軸方向に対向するセンシング部とを有し、前記センシング部は、径方向において、前記ティースの外周側端部よりも内側の範囲に設けられており、前記アキシャルギャップモータのモータケースは、ヨークハウジングとエンドフレームとを有し、前記ヨークハウジングには第1軸受が設けられるとともに、前記エンドフレームには第2軸受が設けられ、前記ロータの前記回転軸は、前記ロータコアの軸方向両側において前記第1軸受と前記第2軸受によって回転可能に支持されており、前記ステータは、前記ヨークハウジングに固定されており、前記回転検出素子の実装された基板は、前記エンドフレームに設けられている
この構成によれば、マグネットのセンシング部が径方向において、ティースの外周側端部よりも内側の範囲に設けられるため、ロータの回転に伴うセンシング部の軸方向のブレを抑制することができ、その結果、回転検出素子の検出精度を向上させることができる。また、センシング部がロータコアの貫通孔内に設けられるため、モータの軸方向の小型化を図ることができる。
上記アキシャルギャップモータにおいて、前記センシング部は、径方向において、前記ティースにおける外周側端部と内周側端部の間の範囲に設けられている。
この構成によれば、センシング部の磁束をティース(コイル)に対する鎖交磁束とするのに好適な構成となり、その結果、モータの出力向上に寄与できる。
上記アキシャルギャップモータにおいて、前記貫通孔及び前記センシング部は、周方向に複数設けられている。
この構成によれば、マグネットのセンシング部が周方向に複数設けられるため、ロータの回転情報を回転検出素子にて好適に検出させることができる。
上記アキシャルギャップモータにおいて、前記センシング部はボンド磁石からなり、前記貫通孔内に充填されてなる。
この構成によれば、マグネットのセンシング部をロータコアの貫通孔内に容易に形成することが可能となる。
上記アキシャルギャップモータにおいて、前記センシング部は、前記主磁束部から軸方向に延出するように該主磁束部に一体成形されている。
この構成によれば、マグネットの主磁束部とセンシング部が一体部品からなるため、部品点数の増加を抑制できる。
上記アキシャルギャップモータにおいて、前記センシング部は、前記貫通孔に対して軸方向の前記主磁束部側に向かって係止された係止部を有している。
この構成によれば、マグネットのロータコアからの脱落を抑制できる。
上記アキシャルギャップモータにおいて、前記センシング部の周方向端面は、軸方向の前記主磁束部側に向かって周方向内側に傾斜する前記係止部としての第1テーパ部を有している。
この構成によれば、センシング部の係止部(第1テーパ部)を貫通孔に対して好適に係止させることができる。
上記アキシャルギャップモータにおいて、前記センシング部の径方向端面は、軸方向の前記主磁束部側に向かって前記センシング部の径方向幅が狭まるように傾斜する前記係止部としての第2テーパ部を有している。
この構成によれば、センシング部の係止部(第2テーパ部)を貫通孔に対して好適に係止させることができる。
本発明のアキシャルギャップモータによれば、回転検出素子の検出精度を向上させることができる。
実施形態のアキシャルギャップモータの端面図。 同形態のステータコアの平面図。 同形態のロータの平面図。 同形態におけるセンシング部とティースの位置関係を説明するための模式図。 図3における5−5線断面図。 変形例のロータの平面図。 変形例のロータの断面図。
以下、アキシャルギャップモータの一実施形態について、図1〜図5に従って説明する。なお、図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際と異なる場合がある。
図1に示すように、本実施形態のアキシャルギャップモータ10は、モータケース11と、ステータ20と、ロータ30と、制御回路基板40とを備えている。
モータケース11は、有底円筒状のヨークハウジング12と、ヨークハウジング12の開口を塞ぐエンドフレーム13とを有している。ヨークハウジング12の底部には、第1軸受14が設けられている。また、エンドフレーム13には、第2軸受15が設けられている。
ステータ20は、モータ軸線(回転軸31)を中心とした円環状をなすステータコア21と、ステータコア21に巻装されたコイル22とを備えている。
図1及び図2に示すように、ステータコア21は、円環板状のベース部23と、ベース部23に一体に形成された複数の柱状のティース24とを有している。ベース部23は、軸方向に対して垂直をなすようにヨークハウジング12の底部に固定されている。各ティース24は、ベース部23の板面から軸方向に延出するとともに、周方向に沿って並設されている。各ティース24の軸方向先端面24aは、軸方向に対して垂直な平面状に形成されている。また、各ティース24は、軸方向視において、外周側にかけて広がる扇状をなしている。そして、各ティース24には、コイル22がそれぞれ巻回される。
図1に示すように、ロータ30は、回転軸31と、ロータコア32と、マグネット33とを備えている。回転軸31は、第1軸受14及び第2軸受15によって回転可能に支持されている。
ロータコア32は磁性材料からなり、円板状に形成されている。ロータコア32の中心部には、回転軸31が貫通されて一体回転可能に固定されている。ロータコア32の軸方向の両側面32a,32b(板面)は、軸方向に対して垂直をなしている。
マグネット33は、ロータコア32におけるステータ20側の第1側面32aに固着された円環板状の主磁束部34と、主磁束部34と一体をなす複数のセンシング部35とを備えている。なお、マグネット33(主磁束部34及びセンシング部35)は、例えばボンド磁石(プラスチックマグネット、ゴムマグネットなど)よりなり、射出成形にてロータコア32と一体成形されている。なお、ボンド磁石は、磁石粉を樹脂などのバインダで固めて成形した複合材料磁石である。磁石粉は、例えば、フェライト磁石、サマリウム鉄窒素(Sm−Fe−N)系磁石、サマリウムコバルト(Sm−Co)系磁石、ネオジム磁石等の磁石粉である。バインダは、例えば熱可塑性樹脂(例えばPPS)等の樹脂材である。
主磁束部34は、各ティース24の軸方向先端面24aと軸方向に対向している。主磁束部34は、マグネット33において、ステータ20側に作用する磁界(ロータ30の回転に寄与する磁界)を発する部位である。
図1及び図3に示すように、ロータコア32には、軸方向に貫通形成された複数(本実施形態では8個)の貫通孔32cが周方向等間隔に形成されている。各貫通孔32cは、軸方向視において、径方向に向かい合う一対の辺が軸直交方向(径方向)と直交する四角形状をなしている。そして、各貫通孔32c内には、マグネット33の各センシング部35が配置されている。また、上記したように、各センシング部35を含むマグネット33は、射出成形にて形成されたボンド磁石からなるため、射出成形によって各貫通孔32c内に各センシング部35が充填されるようになっている。すなわち、各センシング部35の軸方向視の形状は、各貫通孔32cと同様の形状をなしている。
各センシング部35の軸方向先端面は、ロータコア32における第1側面32aの裏側の第2側面32b(反ステータ側の側面)から露出されるとともに、後述の回転検出素子41と軸方向に対向している。なお、各センシング部35の軸方向先端面は、ロータコア32の第2側面32bと面一に形成されている。そして、主磁束部34及び各センシング部35を含むマグネット33は、軸方向の側面において周方向に交互に異なる磁極が現れるように、軸方向に沿って磁化(着磁)されている。
図4に示すように、各センシング部35は、径方向において、ティース24における外周側端部24bと内周側端部24cの間の範囲に設けられている。さらに、本実施形態では、センシング部35の径方向中心線L1が、ティース24の径方向中心線L2と一致するように構成されている。
図5に示すように、各センシング部35は、周方向両端面に係止部としての第1テーパ部36を有している。各第1テーパ部36は、軸方向の主磁束部34側に向かって周方向内側に傾斜するように形成される。すなわち、センシング部35は、主磁束部34から軸方向に離れるにつれて、周方向幅が広がる形状をなしている。これにより、各第1テーパ部36が貫通孔32cの内面に対して軸方向の主磁束部34側に向かって係止されるため、マグネット33(主磁束部34)がロータコア32の第1側面32aから脱落することが抑制されている。
また、図4に示すように、各センシング部35は、径方向両端面に係止部としての第2テーパ部37を有している。各第2テーパ部37は、軸方向の主磁束部34側に向かってセンシング部35の径方向幅が狭まる方向に傾斜している。すなわち、センシング部35は、主磁束部34から軸方向に離れるにつれて、径方向幅が広がる形状をなしている。これにより、各第2テーパ部37が貫通孔32cの内面に対して軸方向の主磁束部34側に向かって係止されるため、マグネット33(主磁束部34)がロータコア32の第1側面32aから脱落することが更に抑制されている。
図1に示すように、制御回路基板40は、エンドフレーム13の軸方向の外部側の側面に設けられている。制御回路基板40には、ロータの回転情報を検出するための回転検出素子41が実装されている。回転検出素子41は、ロータ30の回転情報(位置や速度など)を検出するためのものであり、例えばホールICからなる。回転検出素子41は、エンドフレーム13に形成された軸方向の挿通孔13a内に配置されている。そして、回転検出素子41は、マグネット33のセンシング部35と軸方向に対向するように構成されている。なお、本実施形態では、回転検出素子41におけるセンシング部35と対向する検出面41a(軸方向先端面)が、第2軸受15の軸方向内側端面15aよりも軸方向のヨークハウジング12内部側に位置するように構成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
上記したアキシャルギャップモータ10では、制御回路基板40から駆動電流がコイル22に供給されると、ステータ20に回転磁界が生じ、その回転磁界とマグネット33の磁界(主に、主磁束部34の磁界)との磁気作用によってロータ30が回転するようになっている。このとき、回転検出素子41は、センシング部35の磁気に基づくロータ30の回転情報を制御回路基板40に出力し、該回転情報に基づいて制御回路基板40は前記駆動電流を生成するようになっている。
ここで、ロータコア32の平面精度が低いと、ロータ30の回転時において、センシング部35の位置がロータ30の回転に伴って軸方向にぶれる。このような軸方向位置のブレは、ロータコア32の外周側の部位ほど変位量が大きくなる傾向がある。このため、本実施形態のように、径方向において、センシング部35がティース24の外周側端部24bよりも内側の範囲に設けられていることで、ロータ30の回転に伴うセンシング部35の軸方向のブレが抑制されるようになっている。
また、本実施形態では、各センシング部35は、径方向において、ティース24における外周側端部24bと内周側端部24cの間の範囲に設けられている。これにより、主磁束部34の磁束だけでなく、各センシング部35の磁気も各ティース24に好適に作用させることができ、モータ10の出力を向上させることができる。さらに、本実施形態では、センシング部35の径方向中心線L1が、ティース24の径方向中心線L2と一致するように構成されているため、より一層の出力向上に寄与できる。
また、本実施形態では、回転検出素子41の検出面41aが、第2軸受15の軸方向内側端面15aよりも軸方向のヨークハウジング12内部側に位置するように構成されているため、センシング部35の磁束が第2軸受15側に流れてしまう(漏れ磁束になる)ことを抑制できる。これは、センシング部35をより内周側に配置した構成の場合に特に有効となる。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)マグネット33のセンシング部35は、径方向において、ティース24の外周側端部24bよりも内側の範囲に設けられている。この構成によれば、ロータ30の回転に伴うセンシング部35の軸方向のブレを抑制することができ、その結果、回転検出素子41の検出精度を向上させることができる。また、センシング部35がロータコア32の貫通孔32c内に設けられるため、モータ10の軸方向の小型化を図ることができる。
(2)センシング部35は、径方向において、ティース24における外周側端部24bと内周側端部24cの間の範囲に設けられている。これにより、センシング部35の磁束をティース24(コイル22)に対する鎖交磁束とするのに好適な構成となり、その結果、モータ10の出力向上に寄与できる。
(3)貫通孔32c及びセンシング部35が周方向に複数設けられるため、ロータ30の回転情報を回転検出素子41にて好適に検出させることができる。
(4)センシング部35はボンド磁石からなり、貫通孔32c内に充填されてなる。この構成によれば、マグネット33のセンシング部35をロータコア32の貫通孔32c内に容易に形成することが可能となる。
(5)センシング部35は、主磁束部34から軸方向に延出するように該主磁束部34に一体成形されている。この構成によれば、マグネット33の主磁束部34とセンシング部35が一体部品からなるため、部品点数の増加を抑制できる。
(6)センシング部35は、貫通孔32cに対して軸方向の主磁束部34側に向かって係止される係止部としての第1テーパ部36及び第2テーパ部37を有している。このため、マグネット33のロータコア32からの脱落を抑制できる。また、第1テーパ部36は、センシング部35の周方向端面において、軸方向の主磁束部34側に向かって周方向内側に傾斜するように形成される。また、第2テーパ部37は、センシング部35の径方向端面において、軸方向の主磁束部34側に向かってセンシング部35の径方向幅が狭まるように傾斜している。これにより、第1及び第2テーパ部36,37を貫通孔32cの内面に対して好適に係止させることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態におけるセンシング部35の形状は例示であり、適宜変更可能である。例えば、図6に示すように、各センシング部35(各貫通孔32c)の軸方向視形状を台形形状としてもよい。同図に示す形状では、センシング部35の軸方向先端面における周方向両端縁35aが、隣り合うセンシング部35同士の間で平行をなしている。これにより、各センシング部35の体積を大きく稼ぐことができるため、各センシング部35からの磁束を増加させることができ、その結果、回転検出素子41の検出精度をより向上させることができる。
・上記実施形態のセンシング部35では、係止部として第1及び第2テーパ部36,37を備えたが、これに限らず、貫通孔32cに対して軸方向の主磁束部34側に向かって係止可能な形状であればよく、例えば段差形状などに変更可能である。また、上記実施形態のセンシング部35から、第1テーパ部36及び第2テーパ部37の少なくとも一方を省略してもよい(すなわち、傾斜していない軸方向に沿った側面としてもよい)。
・図7に示すように、ロータコア32の外周縁部に、マグネット33の主磁束部34を保持する保持部51を設けてもよい。同図の構成では、保持部51は、ロータコア32の外周縁部から軸方向に延びる延出部52と、延出部52の軸方向先端から径方向内側に延びて主磁束部34を軸方向に保持する爪部53とを有している。これにより、マグネット33(主磁束部34)がロータコア32の第1側面32aから脱落することを、より一層抑制できる。また、主磁束部34の外周縁の欠けなどを抑制できる。また、ロータコア32の外周面が保持部51(延出部52)によって被覆されるため、主磁束部34から外周側(ヨークハウジング12の周壁側)への漏れ磁束を少なく抑えることができる。
・マグネット33において、主磁束部34とセンシング部35の材料が互いに異なる構成としてもよい。この構成によれば、例えば、主磁束部34をサマリウム鉄窒素(Sm−Fe−N)系磁石で構成し、センシング部35をフェライト磁石で構成することが可能となり、これにより、主磁束部34の磁束密度を確保しつつも、マグネット33を安価に構成することが可能となる。なお、主磁束部34とセンシング部35の材料を異ならせる場合、それらを2色成形で形成することが好ましい。
・上記実施形態のマグネット33では、主磁束部34とセンシング部35が共に軸方向に沿って磁化されたが、これに特に限定されるものではない。例えば、マグネット33において主磁束部34のみが極異方配向に磁化された構成としてもよい。この場合、ロータコア32を磁性材料で構成する必要がなく、ロータコア32を合成樹脂などで構成することが可能となる。
・上記実施形態では、センシング部35が、径方向において、ティース24における外周側端部24bと内周側端部24cの間の範囲に設けられたが、ティース24の外周側端部24bよりも内側の範囲であれば、上記実施形態の位置から変更してもよい。例えば、センシング部35を、ティース24の内周側端部24cと軸方向に重なる位置、もしくは、ティース24の内周側端部24cよりも内周側の範囲に設けてもよい。センシング部35の径方向位置を内側(回転軸31寄り)にするほど、ロータ30の回転に伴うセンシング部35の軸方向のブレが小さくなり、回転検出素子41の検出精度を向上に寄与できる。
・上記実施形態における貫通孔32c及びセンシング部35の数は例示であり、適宜変更可能である。
・上記実施形態では、射出成形によってマグネット33をロータコア32に一体形成したが、これに限らず、ロータコア32とは別に成形したマグネット33を接着剤などによりロータコア32に固定する構成としてもよい。
・上記した実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
10…アキシャルギャップモータ、20…ステータ、22…コイル、24…ティース、24b…外周側端部、24c…内周側端部、30…ロータ、31…回転軸、32…ロータコア、32c…貫通孔、33…マグネット、34…主磁束部、35…センシング部、36…第1テーパ部(係止部)、37…第2テーパ部(係止部)、41…回転検出素子。

Claims (8)

  1. 周方向に複数設けられたティースにコイルが巻装されてなるステータと、
    前記ステータと軸方向に対向するロータと、
    前記ロータの回転情報を検出するための回転検出素子と
    を備えたアキシャルギャップモータであって、
    前記ロータは、回転軸と、該回転軸に対して垂直をなすように固定された板状のロータコアと、該ロータコアに設けられたマグネットとを備え、
    前記マグネットは、前記ロータコアの前記ステータ側の側面に設けられ、前記ティースと軸方向に対向する主磁束部と、前記ロータコアに軸方向に貫通形成された貫通孔内に設けられ、前記ロータコアの反ステータ側に配置された前記回転検出素子と軸方向に対向するセンシング部とを有し、
    前記センシング部は、径方向において、前記ティースの外周側端部よりも内側の範囲に設けられており、
    前記アキシャルギャップモータのモータケースは、ヨークハウジングとエンドフレームとを有し、
    前記ヨークハウジングには第1軸受が設けられるとともに、前記エンドフレームには第2軸受が設けられ、
    前記ロータの前記回転軸は、前記ロータコアの軸方向両側において前記第1軸受と前記第2軸受によって回転可能に支持されており、
    前記ステータは、前記ヨークハウジングに固定されており、
    前記回転検出素子の実装された基板は、前記エンドフレームに設けられていることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
  2. 請求項1に記載のアキシャルギャップモータにおいて、
    前記センシング部は、径方向において、前記ティースにおける外周側端部と内周側端部の間の範囲に設けられていることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のアキシャルギャップモータにおいて、
    前記貫通孔及び前記センシング部は、周方向に複数設けられていることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のアキシャルギャップモータにおいて、
    前記センシング部はボンド磁石からなり、前記貫通孔内に充填されてなることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のアキシャルギャップモータにおいて、
    前記センシング部は、前記主磁束部から軸方向に延出するように該主磁束部に一体成形されていることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
  6. 請求項5に記載のアキシャルギャップモータにおいて、
    前記センシング部は、前記貫通孔に対して軸方向の前記主磁束部側に向かって係止された係止部を有していることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
  7. 請求項6に記載のアキシャルギャップモータにおいて、
    前記センシング部の周方向端面は、軸方向の前記主磁束部側に向かって周方向内側に傾斜する前記係止部としての第1テーパ部を有していることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
  8. 請求項6又は7に記載のアキシャルギャップモータにおいて、
    前記センシング部の径方向端面は、軸方向の前記主磁束部側に向かって前記センシング部の径方向幅が狭まるように傾斜する前記係止部としての第2テーパ部を有していることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
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