JPH04253823A - 浴槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は浴槽ならびに浴室の改良
に関する。

【０００２】

【従来の技術】図６は従来の浴室のレイアウト図であり
、ホテルや団地など居住空間に制約があるものにおいて
は、浴室１００内に浴槽１０１と便器１０２が並設され
ている。即ち浴室とトイレルームとを別々に設けるより
は床面積が小さくなる点に利点がある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、便器１
０２を見ながら入浴することになり、便器の外観形状が
改善されたとはいえ、便器に対する潜在意識は不変であ
ることから、利用者の不満足感は無くせない。本発明の
目的は、床面積を拡大することなく、浴室内の美観性を
高めることにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、浴槽に腰掛式便器を組込んだことを特徴と
する。

【０００５】

【作用】未使用状態の便器は浴槽に一体的に収納可能で
あり、この状態では、便器は目立たなくなり、浴室の美
観性が向上する。

【０００６】

【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。図１は本発明に係る浴槽を含む浴室の平面図
、図２は本発明に係る浴槽の斜視図である。

【０００７】図１において、浴室１の手前側に洗い場２
、奥側に浴槽３が配置され、浴槽３の平面視右隅に腰掛
式便器４が一体的に取付けられ、また浴槽３の平面視左
隅に手洗器５が一体的に形成されている。

【０００８】図２において、浴槽３の前面３ａにはトイ
レットペーパホルダ６と、フラッシュバルブに連動した
押ボタン７とが設けられている。

【０００９】図３は図２の３−３線断面図であり、トイ
レットペーパホルダ６は浴槽３の前面３ａにピン８で係
止された蓋体９と、この蓋体９に支持板１０を介して取
付けられた芯棒１１とからなり、芯棒１１に市販のトイ
レットペーパ（巻紙）１２を取付けるものであり、使用
時には矢印■方向に引出される。

【００１０】未使用状態では、図３に実線で示すとおり
、蓋体９が浴槽３の前面３ａと面一となり、ゴムパッキ
ン１３でシールされているので、内部に水が侵入するこ
とは無い。

【００１１】好ましくは、図示した防湿函１４を嵌め込
み、この函１４内にシリカゲル等の吸湿剤１５を入れる
ことで、トイレットペーパ１２が常に乾燥状態に保たれ
るようにする。図中、９ａは蓋体９の指掛け凹部である
。

【００１２】以上の構成からなる浴槽の作用を次に述べ
る。図４は作用説明図であり、便器４を使用する場合に
は、便器蓋４ａをあけ、内部の便座４ｂに腰を掛ければ
良い。

【００１３】フラッシュ用に押ボタン７を押し、また蓋
体９をあけてトイレットペーパ１２を露出しこれを使用
したり、手洗器５で手を洗うことは使用者の自由である
。

【００１４】図５は本発明に係る浴槽の別実施例図であ
り、腰掛式便器２０は手前に引出される式のものである
。

【００１５】図１で述べた便器４は便器蓋４ａの周囲か
ら、湯水が侵入し易く、便器蓋４ａに良質なシール構造
を設けなければならないのに対して、図５の便器２０は
湯水が侵入し難く、シール構造は簡単で良い。

【００１６】

【発明の効果】以上に述べた通り本発明は浴槽に一体的
に腰掛式便器を設けたので、同便器は未使用中には目立
たず、もって、気持ち良く入浴することができる。

【００１７】また、手洗器やトイレットペーパホルダを
も浴槽に一体的に組込むことで、浴室の内部が整理され
、且つ浴室の壁面にビス傷を付ける必要もない。

【００１８】よって、本発明は浴室の床面を増大するこ
となく、浴室の美観性を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る浴槽を含む浴室の平面図

【図２】
本発明に係る浴槽の斜視図

【図３】図２の３−３線断面図

【図４】作用説明図

【図５】本発明に係る浴槽の別実施例図

【図６】従来の
浴室のレイアウト図

【符号の説明】

３…浴槽、４…腰掛式便器、５…手洗器、６…トイレッ
トペーパホルダ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　浴槽に腰掛式便器が組込まれているこ
   とを特徴とした浴槽。
2. 【請求項２】　　前記浴槽に手洗器が一体的に形成され
   ていることを特徴とした請求項１記載の浴槽。
3. 【請求項３】　　前記浴槽にトイレットペーパホルダが
   組込まれていることを特徴とした請求項１記載の浴槽。