JPH0425329A - 組立装置 - Google Patents

組立装置

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JPH0425329A
JPH0425329A JP12964890A JP12964890A JPH0425329A JP H0425329 A JPH0425329 A JP H0425329A JP 12964890 A JP12964890 A JP 12964890A JP 12964890 A JP12964890 A JP 12964890A JP H0425329 A JPH0425329 A JP H0425329A
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JP
Japan
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force
control
shaft
hole
unit
Prior art date
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JP12964890A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Nakada
康之 中田
Katsushi Nishimoto
西本 克史
Hitoshi Komoriya
均 小森谷
Yasuki Yamamoto
山本 泰機
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 部品の穴と軸を挿入して組み立てる組立装置に関し、 力制御で積層作業を行ったときの開始位置および終了位
置を求め、次回以降はこれらの位置を用いて位置制御に
よって積層作業を行ったり、挿入開始位置で穴と軸とを
同心状に位置づけた後に挿入したりし、作業スピードの
向上、発塵を少なくすることを目的とし、 力制御で当初部品の穴と軸を挿入し、このときの挿入を
開始した開始位置および終了した終了位置を求め、次回
以降、これらの開始位置および終了位置をもとに位置制
御によって部品の穴と軸を順次積層する態様で挿入する
ように構成する。また、部品の穴と軸をわずかに挿入し
た状態で、力制御のもとで穴と軸を当該穴の半径方向の
ある方向およびこれの反対方向につきあてたときのそれ
ぞれの位置を求めて中点の位置に移動、更に上記ある方
向に直角方向およびこれの反対方向につきあてたときの
それぞれの位置を求めて中点の位置に移動した後、挿入
するように構成する。
(産業上の利用分野〕 本発明は、部品の穴と軸を挿入して組み立てる組立装置
に関するものである。ロボットによって部品の組立作業
などを行う際に、位置ずれを吸収して行うことが望まれ
ている。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕積層作業
を位置制御ロボットで行う場合、積層毎に異なる軸の装
着状態に応じて位置指令を生成する必要がある。しかし
、積層を始める前に、視覚装置などで軸の正確な位置を
検出することが現状では難しいため、位置制御ロボット
では、位置ずれを吸収するような特殊な装W(例えばR
CC(バネ)など)が必要となる。RCCを用いたとし
ても、例えばディスクの穴を軸に装着する場合、位置ず
れによりディスクの穴と軸との間に接触力が働き、塵埃
を住しるという問題があった。また、積層作業を第8図
構成の力制御ロボットで行う場合、制御対象31である
マニプレータによってディスクを持って軸に順次積層す
る際に、当該マニプレータの先端に取り付けた力検出部
(6軸力覚センサ)32によって検出したディスクの穴
が軸に接触した接触力Fを零にするように、力制御部3
3が操作部34に操作指令を送り、制御対象31を制御
するようにしている。この力制御によれば、接触力をほ
ぼ零にすることが可能であるが、力制御の応答速度以上
に積層作業などのスピードを上げることができず、高速
に作業できないという問題があった。
また、穴の空いた部品(例えばディスク)に軸を挿入、
穴の空いた部品を軸に挿入するといったはめあい作業を
行う場合、穴と軸との位置決め誤差を吸収するために、
コンブラインアンス制御が行われている。これは、RC
C(バネ)に代表される純機械式のコンプライアンス制
御や、力検出部(力覚センサ)32を用いたカフィード
バック制御によるコンプライアンス制御のいずれでもよ
いが、穴と軸とが面取りの範囲に入りさえすれば、マニ
プレータ(手先)の柔らかさで挿入するというものであ
る。また、挿入中も部品同士の接触が柔らかいため、か
じり、こじりが起きず、接触力も小さい、しかし、クリ
ーン度を要求する装置では、コンプライアンス制御であ
っても、はめあい開始時に、軸が穴の中心になく接触し
てゴミを発生するという問題があった。
本発明は、力制御で積層作業を行ったときの開始位置お
よび終了位置を求め、次回以降はこれらの位置を用いて
位置制御によって積層作業を行ったり、挿入開始位置で
穴と軸とを同心状に位置づけた後に挿入したりし、作業
スピードの向上、発塵を少なくすることを目的としてい
る。
〔課題を解決する手段〕
第1図は、本発明の原理ブロフク図を示す。
第1図(イ)において、制御対象lは、操作部6が制御
する対象であるマニプレータ、ハンドなどである。
力検出部2は、制御対象1が受ける力を検出するもので
ある。
力制御部3は、力検出部2によって検出される力および
指令された設定力F0などをもとに操作部6を制御して
制御対象lを力制御するものである。
操作部6は、制御対象lを力制御、位置制御するもので
ある。
位置検出部7は、制御対象1の位置を検出するものであ
る。
位置制御部9は、位置検出部7によって検出される位置
および指令された位1 x oなどをもとに操作部6を
制御して制御対象1を位置制御するものである。
制御指令生成部10は、力指令を力制御部3に設定、位
置指令を位置制御部9に設定したり各種制御を行うもの
である。
第1図(ロ)において、部品23、部品24は、穴、軸
を持つ部品である。
力覚センサ22は、部品23をつかんだハンド25が部
品24に接触した力を検出するものである。
〔作用〕
本発明は、第1図(イ)に示すように、制御指令生成部
lOが指令力Fo、パラメタを力制御部3に設定し、操
作部6を介して制御対象1を力制御したもとで当初部品
の穴と軸を挿入し、このときの挿入を開始した開始位置
および終了した終了位置を位置検出部7によって検出し
、次回以降、これらの開始位置および終了位置をもとに
制御指令生成部10が位置指令X0、パラメタを位置制
御部9に設定し、操作部6を介して制御対象1を位置制
御したもとで部品の穴と軸を順次挿入するようにしてい
る。また、第1図(ロ)に示すように、部品23、部品
24の穴と軸をわずかに挿入した状態で、穴と軸を当該
穴の半径方向のある方向およびこれの反対方向につきあ
てたときのそれぞれの位置を求めて中点の位置に移動、
更に上記ある方向と直角方向およびこれの反対方向につ
きあてたときのそれぞれの位置を求めて中点の位置に移
動して同心状にした後、挿入するようにしている。
従って、力制御で積層作業を行ったときの開始位置およ
び終了位置を求め、次回以降はこれらの位置を用いて位
置制御によって積層作業を行ったり、挿入開始位置で穴
と軸を同心状に位置づけた後に挿入したりすることによ
り、部品の組立作業スピードを向上したり、発塵を少な
くしたりすることが可能となる。
〔実施例〕
次に、第1図(イ)、第2図ないし第5図を用いて本発
明の1実施例の構成および動作を順次詳細に説明する。
第1図(イ)において、制御対象1は、制御する対象で
あって、ハンド、マニプレータなどである。
力検出部2は、制御対象1である例えばハンドが保持し
た部品が他の部品に接触したときに受ける力を検出する
ものであって、6軸力覚センサなどである。
力制御部3は、力検出部2によって検出される力および
指令された設定力F0の和が所定値(例えば零)になる
ように操作部6を制御して制御対象1を力制御するもの
である。
操作部6は、制御対象lを力制御、位置制御するもので
ある。
位置検出部7は、操作部6によって制御される制御対象
1の位置を検出するものである。
位置制御部9は、位置検出部7によって検出される位置
および指令された位置X0の和が零になるように操作部
6を制御し、制御対象1を位置制御するものである。
制御指令生成部10は、力指令を力制御部3に設定した
り、位置指令を位置制御部9に設定したり各種制御を行
うものである。
位置記憶部11は、力制御のもとで当初部品の穴と軸を
挿入し、このときに位置検出部7によって検出された挿
入を開始した開始位Kpsおよび終了した終了位1pt
を記憶するものである。
第2図は、本発明の1実施例構成図を示す。
第2図において、マニプレータ1−1は、第1図制御対
象1に対応するものであって、部品を保持して組立作業
、はめあい作業などを行うためのものである。
力検出部2は、マニプレータ1−1の先端に取り付けた
力覚センサ(6軸力覚センサ>2a、およびこの力覚セ
ンサ2aで検出した力Fhを基準座標系に変換する座標
変換部2bから構成されるものである。
力制御部3は、力検出部2で検出して基準座標系に変換
した力Fと、当該力制御部3に設定された力指令F0と
の差(F  Fo)を、一定値(例えば零)にするよう
に操作部6に指令を送り、マニブレータ1−1をフィー
ドバック制御するものである。この際、上記差(F−F
、)にカフィードバックゲインCfを乗算した結果Vf
と、位置制御部9によって位置の差(X−XO)に位置
フィードバックゲインCpを乗算した結果Vp(力制御
を行う場合は、Cp=0と設定するので、Vp=0)と
を加算部4で加算したVkを生成し、このVkについて
逆ヤコビ変換部5によってマニプレータ1−1の各関節
の角速度に変換し、操作部6に供給する。
操作部6は、逆ヤコビ変換部5から供給された角速度を
もとに、補償器6d、D/A6C、パワーアンプ6b、
モータ6aを介してマニプレータ1−1を力制御、位置
制御などするものである。
補償器6dは、タコメータ7bから通知された角速度、
エンコーダ及カウンタ7aから通知された角度をもとに
フィードバックする態様でモータ6aを制御するもので
ある。
位置検出部7は、モータ6aによって駆動されたマニプ
レータ1−1の位置(角度θ1、角速度)を検出するも
のである。
座標変換部8は、位置検出部7によって検出された角度
θSを、基準座標系の位ixに変換するものである。
位置制御部9は、座標変換部8によって変換された基準
座標系の位ZXと、位置指令X0との差(XXo)が零
となるように操作部6を制御するものである。この際、
差(XXo)に位置フィードバンクゲインCpを乗算し
たVpと、既述した力制御部3によるVfとを加算部4
で加算したVkについて、逆ヤコビ変換部5によってマ
ニプレータ1−1の各関節の角速度に変換し、フィード
バックするG様で制御するようにしている。
尚、力制御の場合には、位置フィードバックゲインCp
を零に設定し、力制御部3からのVfについて操作部6
にフィードバック制御を行う。一方、位置制御する場合
には、カフィードバックゲインCfを零(あるいは小さ
な値)に設定し、位置制御部9からのVpについて操作
部6にフィードバンク制御を行う。
制御指令生成部10は、(1)力指令F6、パラメタ(
カフィードバックゲインCfなど) 、+21位置指令
X0、パラメタ(位置フィードバンクゲインCpなど)
 、(31現在位[Xの受信、(4)部品の穴を軸に挿
入を開始した開始値1ips 、終了した終了位置P、
の受信などを行うものである。
ディスク枚数カウンタ10−1は、部品であるディスク
の穴を軸に挿入したときの当該ディスクの枚数をカウン
トするものである。このディスク枚数カウンタ10−1
の値が1のときく第4図O)、力制御のもとでディスク
の穴を軸に挿入し、値が2以上のとき(第4図[相]参
照)、位置制御にに切り換えて(第4図[相])、規定
枚数になるまで順次ディスクを挿入するようにしている
位置記憶部11は、−枚目のディスクの穴を力制御のも
とで軸に挿入して積層したときに、当該積層を開始した
ときの開始値MP、および積層を終了したときの終了位
置Pえを記憶するものである。
第3図は、本発明の動作説明図を示す。
第3図(イ)は、力制御時の積層作業の様子を示す。こ
れは、軸がずれていた場合のものであって、−枚目のデ
ィスクの穴を軸に力制御でわずか挿入した開始位置P、
を記憶、および挿入を終了した終了位置P、を記憶する
。そして、二枚目以降の積層時に記憶した開始位置P、
および終了位置PEをもとに位置制御で挿入を行う。
第3図(ロ)は、位置ずれがないときの軸の様子を示す
。この場合には、開始位置P、および終了位置P、のう
ちの軸と直角方向の位置が同一であり、図上で上方向か
ら下方向にディスクを挿入すればよい。尚、第3図(イ
)の場合には、図上で上方向から下方向にディスクを挿
入する際に、軸と直角の方向に位置を開始値it p 
sおよび終了位WPEをもとに移動させるように位置制
御する。
次に、第4図フローチャートに示す順序に従い、第2図
構成の動作を詳細に説明する。
第4図において、■は、軸の装着を行う、これは、第2
図マニブレーク1−1の先端にディスクを装着、および
台に当該ディスクの穴を挿入して積層する軸を装着する
@は、ディスク枚数カウンタ10−1に1をセットする
。これは、−枚目のディスクを積層する旨を設定する。
■は、位置制御ループをカントし、カフィードバックゲ
インCfをセットする。これは、位置フィードバックゲ
インCpを零に設定して位置制御ループを働かなくし、
力制御のみが働くように設定する。
[相]は、n方向の力指令Foを生成し、力制御部3へ
転送(設定)する。これは、ディスクを軸に積層を行お
うとする方向(n方向)の力指令F0を生成し、力制御
部3に設定する。
[相]は、ロボットの先端位置P、を位置記憶部11に
格納する。
[相]は、n方向の力が設定力F0に達したか否かを判
別する。YESの場合には、■を行う。N。
の場合には、[相]を繰り返し行う。
■は、ロボットの先端位置P4を位置記憶部11に格納
する。
[相]は、ディスク枚数カウンタ10−1に1を加算す
る。
[相]は、力制御ループをカントし、位置フィードバン
クゲインCpをセットする。これは、カフィードバック
ゲインCfを零に設定して力制御ループを働かなくし、
位置制御のみが働くように設定する。
[相]は、位置制御で積層作業を行う。これは、■で位
置記憶部11に格納した挿入を開始した開始位?!p、
および挿入を終了した終了値Wptをもとに、二枚目以
降についてディスクの穴を軸に位置制御のもとで高速に
積層作業を順次行う。
■は、ディスク枚数カウンタ10−1の値が規定枚数に
達したか否かを判別する。YESの場合には、規定枚数
に達して積層作業が終わったので、■でディスク枚数カ
ウンタ10−1をリセツトし、■で積層された軸を台か
らはずし、一連の積層作業を終了する。一方、NOの場
合には、[相]以降を繰り返し行う。
以上のように、−枚目のディスクの穴を軸に力制御のも
とで挿入したときの挿入を開始した開始位置P、および
挿入を終了した終了値MP、を記憶しておき、二枚目以
降についてこれら開始位置P、および終了値WPfをも
とに位置制御によってディスクの穴を軸に高速に挿入し
て積層することにより、たとえ軸が若干ずれたり、傾い
ていても、最初の一枚目の挿入時に力制御のもとでその
位置を見つけ出し、二枚目以降はこれらの位置をもとに
位置制御で高速に積層作業を行うことが可能となる。
第5図は、積層時の力と位置の時間履歴例を示す。ここ
で、横軸のtimeは、時間を表す。縦軸のPvは第3
図(イ)の積層方向と直角方向の位置ずれを表し、縦軸
のF、はそのときの力(反力)を表す。
第5図(alは、位置ずれを考慮しないときの力制御に
よる積層例を示す。この場合には、力制御で積層を行っ
ているのでF、がほぼ零に制御されているが、PyがΔ
Fだけずれている。このように力制御のもとでディスク
の穴を軸に挿入する積層作業を繰り返し行うと、力制御
ループの応答に対応した遅い速度でしか積層作業を行う
ことができず、高速に積層作業を行えない。
第5図(blは、本発明によって位置ずれを考慮したと
きの位置制御による積層例を示す。これは、第4図■な
いしOによって既述したように、−枚目の積層作業を力
制御で行ってそのときの挿入を開始した開始位置P、お
よび終了した終了位置P、をもとに位置ずれを考慮した
位置制御によって二枚目以降の積層作業を行うようにし
た場合のものである。この場合には、位置制御によって
積層作業を行うために、高速に積層作業を行うことが可
能となる。
第5図(C1は、位置ずれを考慮しないときの位置制御
による積層例を示す。この場合には、位置ずれによりΔ
Fの力がディスクの穴と軸との間に働き、いわば穴と軸
とがすりながら積層を行うこととなり、発塵してしまい
、積層作業として望ましくない。
次に、第1図(ロ)、第6図および第7図を用いて本発
明の他の実施例の構成および動作を順次詳細に説明する
第1図(ロ)において、ロボット21は、組立を行うロ
ボットである。
力覚センサ22は、接触力を検出するものである。
部品23、部品24は、穴、軸を持つ部品であって、例
えば中央に穴を持つディスク、挿入する軸である。
ハンド25は、部品23を保持するハンドである。
側面41.42は、穴を有する部品24の当該穴の側面
である。これら側面41.42に軸を力制御のもとであ
ててそのときの位置をそれぞれ求め、その中点に移動さ
せ、更にこれと直角方向の側面についても同様に行い、
その中点に移動させることにより、軸と穴とを同心状に
位置させて両者を接触しない状態にし、挿入する(第7
図を用いて後述する)。
第6図は、本発明の他の実施例構成・説明図を示す。
第6図(イ)において、円板26は、中央に穴を有する
板(ディスク)である。
軸27は、円板26の穴を挿入して積層する軸である。
コントローラ28は、ロボット21を制御するものであ
る。尚、21.22.25は第1図(ロ)にそれぞれ対
応するものである。
次に、第7図フローチャートに示す順序に従い、第1図
(ロ)、第6図(イ)構成の動作を詳細に説明する。
第7図において、■は、円板26を挿入開始点まで移動
する。これは、図示外の台に軸27を装着し、ハンド2
5で円板26を保持し、軸27へ挿入する直前の位M(
挿入開始点)に位置決めする(位置制御)。
■は、円板26をスピンドル軸(軸27)に少し挿入す
る(挿入方向と直交する方向にコンプライアンス制御を
行う)。これは、挿入する方向と直交するある方向にコ
ンプライアンス制御を行いながら、円板26を軸27に
わずかに挿入する(位置制御)。
■は、方向を決め、指定した力(指令力FO)で円板2
6を軸27につきあてる。これは、力制御のもとでロボ
ット座標系の例えば+X方向に動かし、円板26の穴を
軸270片側につきあて、指定した力F0で釣り合わせ
る。
[相]は、その時の座標値X1を読む。これは、■によ
って指定した力F、で釣り合わせた後、ハンド25の先
端の座標値X、を読み、記憶する。
[相]は、反対方向に指定した力F0で円板26を軸2
7につきあてる。これは、力制御のもとで例えば−X方
向に動かし、円板26の穴を軸27の反対側につきあて
、指定した力F0で釣り合わせる。
[相]は、その時の座標値X2を読む。これは、[株]
によって指定した力F0で釣り合わせた後、ハンド25
の先端の座標値X、を読み、記憶する。
■は、クリアランスを求め、そのl/2だけ始めの方向
に移動させる。これは、[相]および[相]で読んで記
憶した座標値×1、座標値Xtからクリアランス(Xl
 −xi )を求め、これの1/2である(X l  
x、 ) / 2だけ+X方向に移動し、中点に位置さ
せる。
[相]は、前の方向と直交する方向に■ないし■を行う
。これは、Y方向に対しても同様に(YIY2)/2を
求め、これだけ移動し、第6図(ロ)左側に示すように
位置ずれしていた状態から、右側に示すように、補正し
た状り、(円板26の穴と、軸27とが同心状に位置す
る状態)に移動させる。この状態では、円板26の穴と
、軸27とは接触していない。
[相]は、最後まで挿入を行う (コンプライアンス制
御を行うかどうかは選択する)。これは、■ないし[相
]までの処理によって、第6図(ロ)右側に示すように
、円板26の穴と、軸27とを同心状で接触しないよう
に移動した状態で挿入を行う。
これにより、′両者が接触することがなく、発塵しない
挿入を行うことが可能となる。この際、ロボットの直進
軌跡精度が高ければ、挿入方向と直交する方向にコンプ
ライアンス制御を行う必要がないが、必要に応じて働く
ようにしてもよい。
以上の処理によって、僅かに挿入した位置で円板26の
穴と、軸27とを同心状で両者が接触しない状態に移動
させた後、挿入を行うことにより、挿入時に両者が接触
することを可及的に回避し、発塵を押さえることが可能
となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、力制御で積層作
業を行ったときの開始位置および終了位置を求め、次回
以降はこれらの位置を用いて位置制御によって積層作業
を行う構成を採用しているため、部品の組立作業スピー
ドを向上させることができると共に発塵を回避すること
ができる。また、挿入開始位置で穴と軸を同心状に位置
づけた後に挿入する構成を採用しているため、挿入時の
接触を可及的に回避し、発塵を少なくすることができ、
歩留り高く精密機械を自動組立することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、第2図は本発明の1
実施例構成図、第3図は本発明の動作説明図、第4図は
本発明の動作説明フローチャート、第5図は積層時の力
と位置の時間順層側、第6図は本発明の他の実施例構成
・説明図、第7図は本発明の詳細な説明フローチャート
、第8図は従来技術の説明図を示す。 図中、lは制御対象、1−1はマニプレータ、2は力検
出部、3は力制御部、5は逆ヤコビ変換部、6は操作部
、7は位置検出部、9は位置制御部、10は制御指令生
成部、10−1はディスク枚数カウンタ、11は位置記
憶部、21はロボット、22は知覚センサ、23.24
は部品、25はハンド、26は円板、27は軸、28は
コントローラを表す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部品の穴と軸を挿入して組み立てる組立装置にお
    いて、 力制御で当初部品の穴と軸を挿入し、このときの挿入を
    開始した開始位置および終了した終了位置を求め、次回
    以降、これらの開始位置および終了位置をもとに位置制
    御によって部品の穴と軸を順次積層する態様で挿入する
    ように構成したことを特徴とする組立装置。
  2. (2)部品の穴と軸を挿入して組み立てる組立装置にお
    いて、 部品の穴と軸をわずかに挿入した状態で、力制御のもと
    で穴と軸を当該穴の半径方向のある方向およびこれの反
    対方向につきあてたときのそれぞれの位置を求めて中点
    の位置に移動、更に上記あてたときのそれぞれの位置を
    求めて中点の位置に移動した後、挿入するように構成し
    たことを特徴とする組立装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5443004A (en) * 1993-11-13 1995-08-22 Tokyo Kikai Seisakusho, Ltd. Ink fountain apparatus
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