JPH0425308A - ツイストドリル - Google Patents
ツイストドリルInfo
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- JPH0425308A JPH0425308A JP12647890A JP12647890A JPH0425308A JP H0425308 A JPH0425308 A JP H0425308A JP 12647890 A JP12647890 A JP 12647890A JP 12647890 A JP12647890 A JP 12647890A JP H0425308 A JPH0425308 A JP H0425308A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
度低下をなくすとともに、穴あけ時に優れた安定性、求
心性が得られるようにしたものである。
ゼルエツジが存在して、スラスト力の上界、チゼルの歩
行現象の発生等があることから1通常S形、X形、N形
等のシンニング処理が施されるものである。
は、特開昭61−109606号公報にみられるような
チゼルエツジ部分に面取り部分を形成したものを提案し
ている。
、上述した一般のツイストドリルで銅系材料を加工する
場合、シンニング処理に伴って切刃強度が不足し、これ
に伴って切刃の欠損を招くことから長期寿命が得られな
いという問題点があった。
刃稜の補強等から充分満足できるものではな(、より性
能を改善したドリルの開発が要望されている。
強度低下をなくすとともに、穴あけ時に優れた安定性、
求心性が得られるようにしたツイストドリルを提供しよ
うとするものである。
よって先端切刃稜に連続するチゼルエッジが構成される
ようにしたツイストドリルを前提にして改善したもので
ある。
通る中央稜線をノ^準にしてシンニング側には、それぞ
れ幅狭の面取り部分が形成されるようになっているもの
である。この場合1面取り部分は、その片側の幅δが0
.025〜0.20mn+、角度θが負角で、先端切刃
稜に接続する両側の直線的な長さβが芯厚dの10〜9
0%の範囲内にあるように設定される。
エッジを構成するシンニング垂面に対し、円弧面又は平
面からなる接続面が介在することにより、小円弧稜又は
小直線稜が形成されるものである。そして、小円弧稜又
は小直線稜を含めた全稜線部分には、前記面取り部分と
連続するホニング処理が施されるように構成したもので
ある。
を付加することによってドリルの強度低下をなくすとと
もに、その設定範囲を限定することによって、穴あけ時
に優れた安定性、求心性が得られるものである。
ング処理を施すとともに、チゼルエッジとの接続部分の
構成についても配慮したものであるから、切刃の欠損、
ドリルの折損等が減少するものである。
図を参照しながら説明する。
ク部分(3)からなるツイストドリルであって1通常超
硬合金、サーメット等により構成される。
(4)、マージン(5)が形成され、その先端部分には
、逃げ面の形成によりl対の先端切刃稜(6)が構成さ
れる。この場合、逃げ面は、第璽次逃げ面(7)および
第2次逃げ面(8)により構成されるものが示されてい
るが、1段の平面又は円錐面からなる逃げ面でもよい。
1iil記第2次逃げ面(8)にシンニング(9)を
形成することにより6回転中心部分にチゼルエツジ(1
0)が構成される。
る中央稜線を基準にしたときには、シンニング(9)側
にそれぞれ幅狭の面取り部分(11)が形成されるもの
である。この場合1面取り部分(11)は、第8図でみ
られるように片側の幅δが0.025〜0.20mmの
範囲内で設定される0面取り部分(11)の幅δが0.
025111m未満では、チゼルエツジ(!0)の補強
が充分でなく、また、0.2On+mをこえると切削抵
抗が大きくなってドリルの折損が生じるおそれがあるた
め、前述した0、 025〜0.20r@−の範囲内が
好適する。
設定される。これは、チゼルエッジCl0)の強度を補
うものであり、−45°程度まで採用できる。なお、こ
の面取り角度θについては1図示の場合、第2次逃げ面
(8)の延長線上にあるため一20°に設定されている
。しかし、第2次逃げ面(8)の逃げ角に左右されず独
立した角度として設定し得る。
に接続する両側の直線的な長さβが芯厚dの10〜90
%の範囲内にある。これは、シンニング(9)の形成処
理にあたって第4図〜第6図で示されるように面取り部
分(11)を残存させることを意味する。そして、芯厚
dの10%未満では、ドリルの強度不足になり、90%
をこえると、先端切刃稜(6)との接続部分が弱くなり
、欠損しやすくなるため除外したものである。
)間には、小さな円弧稜(12a)又は小さな直線稜(
12b)が介在するものである。すなわち、この介在に
あたっては、第6図で明示されているように、シンニン
グ垂面(13)に対し1円弧面又は平面からなる接続面
(14)が形成される。そして、この接続面(14)は
、チゼルエツジ(10)および先端切刃稜(6)側の接
続部分では、R処理を施し滑らかに連続させることが望
ましい。
芯厚部分で小円弧稜(12a)又は小直線稜(12b)
に連続するが、これらの小円弧稜112alおよび小直
線稜(12b)を含めた全稜線部分には、ホニング(1
5)による処理が施される。このホーニング(I5)は
5円弧によるRホーニング、揺回ホーニング、平面によ
る角度ホーニング等が適用される。これは、超硬合金、
サーメット等においては、先端切刃稜(6)の刃先保護
として重要である。
)が形成されていないが、油入付きのものにも適用でき
ることは勿論である。また工具本体(2)の表面に、T
iC,TiN、 ^氾8口3等のコーティング処理を
施せば性能がより向上する。
イストドリルに対する変形例を示したものである。すな
わち、第9図に示されるツイストドリル(20)は、鋼
製の工具本体(21)に超硬合金からなる刃体部分(2
3)をろう付けしたものである。また第1O図および第
11図に示されるツイストドリル(30)は、鋼製の工
具本体(31)の摺割溝(32)内に超硬合金等からな
る板状の刃体部分(33)を挿込み。
エツジ(10)の構成および先端切刃稜(6)の構成を
改善したものであるから、刃先強度が低下することなく
、穴あけ時には優れた安定性および求心性が得られ、鋼
加工等の穴あけに好適するという利点を有する。特に、
刃先直径が3〜20+nm程度の比較的小径のものに好
適する。
図、第2図は、拡大した底面図、第3図は、変形例を示
す拡大した底面図で、第4図および第5図は、先端切刃
稜に対する接続部分の構成をそれぞれ示す概念的な説明
図、第6図は、第5図における場合の要部の斜視図、第
7図は、工具本体の先端部分における構成を示す概念的
な説明図、第8図は、第7図のA矢視方向からみた部側
面図、第9図〜第11図は、変形例を示す図で、第9図
および第1O図は、正面図、第11図は、第10図に対
する拡大底面図である。 (り・・・ツイストドリル (2)・・・工具本
体(6)・・・先端切刃稜 +91 ・・・
シンニング(10)・・・チゼルエツジ (1
1)・・・面取り部分(12a) −−−小円弧稜
(12bl ・・・小直線稜(13)・・・シ
ンニング垂面 (14)・・・接続面(15)・
−・ホーニング 特許出願人 東芝タンガロイ株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 工具本体(2)(21)(31)の先端部分には、逃げ
面側にあるシンニング(9)によって先端切刃稜(6)
に連続するチゼルエッジ(10)が構成されるようにし
たツイストドリルにおいて、 前記チゼルエッジ(10)は、回転中心0を通る中央稜
線を基準にしてシンニング(9)側には、それぞれ幅狭
の面取り部分(11)が形成されるとともに、この面取
り部分(11)の構成については、その片側の幅δが0
.025〜0.20mm、角度θが負角で、先端切刃稜
(6)に接続する両側の直線的な長さlが芯厚dの10
〜90%の範囲内にあるように設定されており、 前記先端切刃稜(6)は、芯厚部分では、チゼルエッジ
(18)を構成するシンニング垂面(13)に対し、円
弧面又は平面からなる接続面(14)が介在することに
より、小円弧稜(12a)又は小直線稜(12b)が形
成されるようになっているとともに、これらの小円弧稜
(12a)又は小直線稜(12b)を含めた全稜線には
、前記面取り部分(11)と連続するホーニング(15
)による処理が施されていることを特徴とするツイスト
ドリル。
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1990
- 1990-05-16 JP JP12647890A patent/JP2905555B2/ja not_active Expired - Fee Related
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