JPH04252B2 - - Google Patents
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- JPH04252B2 JPH04252B2 JP59020963A JP2096384A JPH04252B2 JP H04252 B2 JPH04252 B2 JP H04252B2 JP 59020963 A JP59020963 A JP 59020963A JP 2096384 A JP2096384 A JP 2096384A JP H04252 B2 JPH04252 B2 JP H04252B2
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- lens
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00163—Optical arrangements
- A61B1/00188—Optical arrangements with focusing or zooming features
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00163—Optical arrangements
- A61B1/00195—Optical arrangements with eyepieces
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/24—Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
- G02B23/2407—Optical details
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B25/00—Eyepieces; Magnifying glasses
- G02B25/001—Eyepieces
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は観察し易い接眼部を有する硬性内視鏡
の組立方法に関する。
の組立方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
近年、細長の挿入部を体腔内等に挿入して、挿
入部先端側に形成された対物光学系にて体腔内の
臓器等の対象部位を結像し、像伝達(像伝送)手
段を介して体腔外の手元側接眼部にて観察できる
ようにした内視鏡が観察及び診断等に広く用いら
れる状況にある。
入部先端側に形成された対物光学系にて体腔内の
臓器等の対象部位を結像し、像伝達(像伝送)手
段を介して体腔外の手元側接眼部にて観察できる
ようにした内視鏡が観察及び診断等に広く用いら
れる状況にある。
上記内視鏡は挿入部が可撓性のもので、口腔等
から屈曲した経路を経て体腔内の対象部位を観察
可能とする軟性の内視鏡と、挿入部が硬性で略直
線状に成型された硬性の内視鏡とがある。
から屈曲した経路を経て体腔内の対象部位を観察
可能とする軟性の内視鏡と、挿入部が硬性で略直
線状に成型された硬性の内視鏡とがある。
上記硬性の内視鏡が屈曲した部位へは挿入でき
ないが、像伝送手段にリレーレンズ系等、軟性の
内視鏡に用いられている屈曲可能なイメージガイ
ドフアイババンドルによる像伝送手段の場合より
も鮮明な像が得られるという利点を有する。
ないが、像伝送手段にリレーレンズ系等、軟性の
内視鏡に用いられている屈曲可能なイメージガイ
ドフアイババンドルによる像伝送手段の場合より
も鮮明な像が得られるという利点を有する。
上記硬性内視鏡においても挿入部の外径は細径
のものが望ましく、例えば実公昭49−23882号公
報のように、中空の針状部材(管状部材)で形成
した挿入部内に細径の屈折率勾配型レンズ(いわ
ゆるセルフオツクレンズ)を挿通した従来例が開
示されている。
のものが望ましく、例えば実公昭49−23882号公
報のように、中空の針状部材(管状部材)で形成
した挿入部内に細径の屈折率勾配型レンズ(いわ
ゆるセルフオツクレンズ)を挿通した従来例が開
示されている。
上記セルフオツクレンズを像伝送手段に用いる
と、非常に細径の挿入部を実現できるが、セルフ
オツクレンズは細径であるにもかかわらず、ガラ
スの屈折率を所定の屈折率分布で形成する製造
上、一般のレンズに比べてばらつきが大きく、そ
の焦点距離のばらつきあるいは長さのばらつき等
から像伝送機能が異つたものになる。
と、非常に細径の挿入部を実現できるが、セルフ
オツクレンズは細径であるにもかかわらず、ガラ
スの屈折率を所定の屈折率分布で形成する製造
上、一般のレンズに比べてばらつきが大きく、そ
の焦点距離のばらつきあるいは長さのばらつき等
から像伝送機能が異つたものになる。
このため、上記従来例のように可動調整部分が
ないセルフオツクレンズを用いて硬性内視鏡を組
み上げると、接眼レンズ側に伝送された像の位置
がばらつき、一定しなくなる。従つて接眼レンズ
を経て観察する術者は、その目の位置(アイポイ
ント)を変えなければ観察しずらいものとなつた
り、視野が狭くなつたりする。又、撮影装置等を
装着して撮影する場合においても装着のたびに鮮
明に結像するようピント調節しなければならず、
煩しいものとなる。又、鮮明に撮影できる範囲
が、所定の視野より狭くなつてしまう場合もあ
る。又、特開昭50−33867号公報の従来例におい
ても同様の欠点を有していた。又、特開昭58−
184113号公報の従来例は均質レンズを接合して像
の色収差を修正するものであつて、セルフオツク
レンズのばらつきに基づく上記不都合を解消する
ものではない。
ないセルフオツクレンズを用いて硬性内視鏡を組
み上げると、接眼レンズ側に伝送された像の位置
がばらつき、一定しなくなる。従つて接眼レンズ
を経て観察する術者は、その目の位置(アイポイ
ント)を変えなければ観察しずらいものとなつた
り、視野が狭くなつたりする。又、撮影装置等を
装着して撮影する場合においても装着のたびに鮮
明に結像するようピント調節しなければならず、
煩しいものとなる。又、鮮明に撮影できる範囲
が、所定の視野より狭くなつてしまう場合もあ
る。又、特開昭50−33867号公報の従来例におい
ても同様の欠点を有していた。又、特開昭58−
184113号公報の従来例は均質レンズを接合して像
の色収差を修正するものであつて、セルフオツク
レンズのばらつきに基づく上記不都合を解消する
ものではない。
[発明の目的]
本発明は上述した点にかんがみてなされたもの
で、適正な位置にアイポイントを設定できるよう
にして観察し易いあるいは撮影し易い接眼部を有
する硬性内視鏡の組立方法を提供することを目的
とする。
で、適正な位置にアイポイントを設定できるよう
にして観察し易いあるいは撮影し易い接眼部を有
する硬性内視鏡の組立方法を提供することを目的
とする。
[発明の概要]
本発明は接眼レンズが固定された接眼レンズ枠
を前後に移動可能な構造にしてピント調整後の適
正な位置で操作部本体に固定すると共に、後端側
に接眼カバーガラス及びアイピースが取付けられ
る接眼カバーを移動して接眼レンズに対してアイ
ピースが適正な位置に固定できる構造にすること
によつて、常に適正な位置にアイポイントを設定
保持できるようになつている。
を前後に移動可能な構造にしてピント調整後の適
正な位置で操作部本体に固定すると共に、後端側
に接眼カバーガラス及びアイピースが取付けられ
る接眼カバーを移動して接眼レンズに対してアイ
ピースが適正な位置に固定できる構造にすること
によつて、常に適正な位置にアイポイントを設定
保持できるようになつている。
[発明の実施例]
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明す
る。
る。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係
り、第1図は第1実施例に係る硬性内視鏡を示
し、第2図は前記硬性内視鏡の挿入部前端面を拡
大して示し、第3図は挿入部先端側を拡大して示
す。
り、第1図は第1実施例に係る硬性内視鏡を示
し、第2図は前記硬性内視鏡の挿入部前端面を拡
大して示し、第3図は挿入部先端側を拡大して示
す。
第1実施例に係る直視型の硬性内視鏡1は、細
長の挿入部2と、該挿入部2の後端に連設された
さらに太径の操作部3と、該操作部3の後端側に
形成された接眼部4とから構成されている。
長の挿入部2と、該挿入部2の後端に連設された
さらに太径の操作部3と、該操作部3の後端側に
形成された接眼部4とから構成されている。
上記挿入部2は、その前段側の体腔内に挿入さ
れる細径で硬性のパイプ状部材で形成された第1
の外管5Aと、該第1の外管5Aの後端にフラン
ジ6を介して、太径にされて連設され(後述する
レゼクトハンドル内を挿通され)た後段側の第2
の外管5Bとで外周が形成されている。この第2
の外管5Bの後端は、側部に図示しないライトガ
イドケーブルが装着されるライトガイド口金7を
設けた前記操作部3の開口する前端内周面にろう
付け等で固定されている。
れる細径で硬性のパイプ状部材で形成された第1
の外管5Aと、該第1の外管5Aの後端にフラン
ジ6を介して、太径にされて連設され(後述する
レゼクトハンドル内を挿通され)た後段側の第2
の外管5Bとで外周が形成されている。この第2
の外管5Bの後端は、側部に図示しないライトガ
イドケーブルが装着されるライトガイド口金7を
設けた前記操作部3の開口する前端内周面にろう
付け等で固定されている。
上記操作部3を形成する操作部本体9の後端側
にはこの後端内周面に前端側外周面が嵌合する連
結部材10が接着剤あるいはろう付け等で接続さ
れ、この連結部材10の外周には凹部を形成して
水密用のOリング11が収納され、この凹部を形
成した外周は、その前端側内周が嵌合し、この嵌
合する部分を接着する等して固定される第1の接
眼カバー12Aで覆われている。
にはこの後端内周面に前端側外周面が嵌合する連
結部材10が接着剤あるいはろう付け等で接続さ
れ、この連結部材10の外周には凹部を形成して
水密用のOリング11が収納され、この凹部を形
成した外周は、その前端側内周が嵌合し、この嵌
合する部分を接着する等して固定される第1の接
眼カバー12Aで覆われている。
上記第1の接眼カバー12Aは略筒状となるそ
の略中央の外周に凹部が形成されて水密用のOリ
ング13が収納され、後端外周に雄ねじが形成さ
れている。この第1の接眼カバー12Aには、そ
の凹部を形成した外周にその前端側内周が嵌合
し、その後方内周に前記雄ねじに螺合する雌ねじ
を形成した第2の接眼カバー12Bがその螺合す
る部分の長さを変えることによつて、第1の接眼
カバー12Aに対して前後に移動調節可能で取付
けられるようになつている。尚、固定の際は嵌合
する部分に接着剤を用いれば良い。この第2の接
眼カバー12Bはその後端外周に、後方に拡径と
なるアイピース(接眼枠)14の前段側が嵌合さ
れ、該嵌合する部分を接着する等して固定され、
又第2の接眼カバー12Bの後端内周とアイピー
ス14の嵌合部の奥の開口する周縁にてカバーガ
ラス15を挟持するように固定している。
の略中央の外周に凹部が形成されて水密用のOリ
ング13が収納され、後端外周に雄ねじが形成さ
れている。この第1の接眼カバー12Aには、そ
の凹部を形成した外周にその前端側内周が嵌合
し、その後方内周に前記雄ねじに螺合する雌ねじ
を形成した第2の接眼カバー12Bがその螺合す
る部分の長さを変えることによつて、第1の接眼
カバー12Aに対して前後に移動調節可能で取付
けられるようになつている。尚、固定の際は嵌合
する部分に接着剤を用いれば良い。この第2の接
眼カバー12Bはその後端外周に、後方に拡径と
なるアイピース(接眼枠)14の前段側が嵌合さ
れ、該嵌合する部分を接着する等して固定され、
又第2の接眼カバー12Bの後端内周とアイピー
ス14の嵌合部の奥の開口する周縁にてカバーガ
ラス15を挟持するように固定している。
ところで、上記挿入部2を形成する第1の外管
5A内には、該外管5Aの例えば上部側内周面に
接して光学系収納管としての第1のレンズ管16
Aが配設され、該レンズ管16Aは、上記第2の
外管16B内に嵌装された連結部材17にその後
端外周が嵌合固着され、該連結部材17はその後
端が前記第1のレンズ管16Aより太径の内管1
9に嵌合固着されている。この内管19内には第
2のレンズ管16Bが嵌合するように挿通され、
前記内管19の後端は、上記操作部3内の連結部
材10前端内周に接着剤あるいはろう付け等で嵌
合固着着されている。
5A内には、該外管5Aの例えば上部側内周面に
接して光学系収納管としての第1のレンズ管16
Aが配設され、該レンズ管16Aは、上記第2の
外管16B内に嵌装された連結部材17にその後
端外周が嵌合固着され、該連結部材17はその後
端が前記第1のレンズ管16Aより太径の内管1
9に嵌合固着されている。この内管19内には第
2のレンズ管16Bが嵌合するように挿通され、
前記内管19の後端は、上記操作部3内の連結部
材10前端内周に接着剤あるいはろう付け等で嵌
合固着着されている。
上記第1の外管5A内における上記第1のレン
ズ管16Aが挿通された残部の(断面が)略三日
月状部分(第2図参照)には照明光を伝送する細
径のフアイババンドル(光学繊維束)で形成され
たライトガイド20が挿通され、このライトガイ
ド20はさらに第2の外管5B内を挿通された
後、操作部本体9内で屈曲され、ライトガイド口
金7にてその後端が固定されている。
ズ管16Aが挿通された残部の(断面が)略三日
月状部分(第2図参照)には照明光を伝送する細
径のフアイババンドル(光学繊維束)で形成され
たライトガイド20が挿通され、このライトガイ
ド20はさらに第2の外管5B内を挿通された
後、操作部本体9内で屈曲され、ライトガイド口
金7にてその後端が固定されている。
上記第1の外管5A内に挿通されたレンズ管1
6Aは例えば1.1mmのその内径に嵌合する殆んど
1.1mmとなる外径の凹レンズ21、ロツドレンズ
22、凸レンズ23が互いに接合され、それらの
外周をレンズ管16A内壁と接着することにより
前端が閉塞されている。その奥には、上記レンズ
管16Aの内径に嵌合する殆んど1.1mmの二重レ
ンズ24、ロツドレンズ25が互いに接合され
て、その外周をレンズ管16A内壁にわずかの接
着剤でがたつくことなく嵌合固着されており、前
記凹レンズ21、ロツドレンズ22、凸レンズ2
3と共に対物レンズ系26を形成している。この
対物レンズ系26を形成する最も奥のロツドレン
ズ25後端面にその前端面が接合される等して、
リレーレンズ系を形成する細長の屈折率勾配型レ
ンズ(いわゆるセルフオツクレンズ)27がレン
ズ管16A内を挿通されている。このセルフオツ
クレンズ27は、上記レンズ管16Aの内径より
わずかに小さい(例えば1mm)の外径のものが用
いられており、セルフオツクレンズ27の外径が
多少ばらついたり、若干湾曲したものであつても
挿通できるようになつている。
6Aは例えば1.1mmのその内径に嵌合する殆んど
1.1mmとなる外径の凹レンズ21、ロツドレンズ
22、凸レンズ23が互いに接合され、それらの
外周をレンズ管16A内壁と接着することにより
前端が閉塞されている。その奥には、上記レンズ
管16Aの内径に嵌合する殆んど1.1mmの二重レ
ンズ24、ロツドレンズ25が互いに接合され
て、その外周をレンズ管16A内壁にわずかの接
着剤でがたつくことなく嵌合固着されており、前
記凹レンズ21、ロツドレンズ22、凸レンズ2
3と共に対物レンズ系26を形成している。この
対物レンズ系26を形成する最も奥のロツドレン
ズ25後端面にその前端面が接合される等して、
リレーレンズ系を形成する細長の屈折率勾配型レ
ンズ(いわゆるセルフオツクレンズ)27がレン
ズ管16A内を挿通されている。このセルフオツ
クレンズ27は、上記レンズ管16Aの内径より
わずかに小さい(例えば1mm)の外径のものが用
いられており、セルフオツクレンズ27の外径が
多少ばらついたり、若干湾曲したものであつても
挿通できるようになつている。
上記対物レンズ系26及び像伝送用のセルフオ
ツクレンズ27が収納されるレンズ管16Aにお
いて、前記セルフオツクレンズ27の外径より若
干大きいその内径に嵌合する外径の対物レンズ系
26を用いることによつて、該対物レンズ系26
の外周にわずかの接着剤を塗布したものをレンズ
管16A内に落とし込むようにするのみで、該対
物レンズ系26が偏心することなく容易にレンズ
管16A内に取付けることができるようにしてあ
る。又、対物レンズ系26の有効径を(すき間が
生じることなく)最大に利用しているので、明る
く、鮮明に結像できるようにしてある。
ツクレンズ27が収納されるレンズ管16Aにお
いて、前記セルフオツクレンズ27の外径より若
干大きいその内径に嵌合する外径の対物レンズ系
26を用いることによつて、該対物レンズ系26
の外周にわずかの接着剤を塗布したものをレンズ
管16A内に落とし込むようにするのみで、該対
物レンズ系26が偏心することなく容易にレンズ
管16A内に取付けることができるようにしてあ
る。又、対物レンズ系26の有効径を(すき間が
生じることなく)最大に利用しているので、明る
く、鮮明に結像できるようにしてある。
上記対物レンズ系26で結像された像は、その
後方のセルフオツクレンズ27によつて、挿入部
2の後方に伝送されるようになつている。
後方のセルフオツクレンズ27によつて、挿入部
2の後方に伝送されるようになつている。
上記セルフオツクレンズ27の後端には、上記
内管19前端付近において、該セルフオツクレン
ズ27の外径より太径で、内管19内周に嵌合
し、肉厚にしたカバーガラスとその中心軸と光軸
とが一致するように密着されている。このセルフ
オツクレンズ27で伝送された像は、太径にされ
た第2のレンズ管16B内にそれぞれ間隔環2
8,29,30等で適宜間隔に保持された例えば
二重レンズ31,32で形成された第2のリレー
レンズ系にて伝送され、フイールドレンズ33に
より、該フイールドレンズ33後方の視野絞り3
9の前面の位置に結像する様にしてある。
内管19前端付近において、該セルフオツクレン
ズ27の外径より太径で、内管19内周に嵌合
し、肉厚にしたカバーガラスとその中心軸と光軸
とが一致するように密着されている。このセルフ
オツクレンズ27で伝送された像は、太径にされ
た第2のレンズ管16B内にそれぞれ間隔環2
8,29,30等で適宜間隔に保持された例えば
二重レンズ31,32で形成された第2のリレー
レンズ系にて伝送され、フイールドレンズ33に
より、該フイールドレンズ33後方の視野絞り3
9の前面の位置に結像する様にしてある。
上記第2のレンズ管16Bの前端側のレンズ3
1は例えば圧入されるレンズ押え金具34で固定
され、レンズ31,32の途中には明るさ絞り3
5が設けてある。
1は例えば圧入されるレンズ押え金具34で固定
され、レンズ31,32の途中には明るさ絞り3
5が設けてある。
上記内管19内に嵌入可能で、内側にリレーレ
ンズ系が形成された第2のレンズ管16Bの後端
は、操作部3内の連結部材10の内径に嵌合する
外径を有し、且つ連結部材10の後端内周に形成
した雌ねじに螺合する雄ねじ36を形成した接眼
レンズ枠37の前端内周に接着剤等用いて嵌合固
定されている。
ンズ系が形成された第2のレンズ管16Bの後端
は、操作部3内の連結部材10の内径に嵌合する
外径を有し、且つ連結部材10の後端内周に形成
した雌ねじに螺合する雄ねじ36を形成した接眼
レンズ枠37の前端内周に接着剤等用いて嵌合固
定されている。
上記接眼レンズ枠37内には、レンズ枠38を
介してフイールドレンズ33が配設され、該フイ
ールドレンズ33の後方に視野絞り39が形成さ
れ、さらにその後方に接眼レンズ40が配設さ
れ、該接眼レンズ40は環状の押えナツト41で
前方に押圧するように固定されている。この接眼
レンズ枠37内に配設された接眼レンズ40と視
野絞り39の前面(像位置)からの間隔は適宜間
隔に設定されている。
介してフイールドレンズ33が配設され、該フイ
ールドレンズ33の後方に視野絞り39が形成さ
れ、さらにその後方に接眼レンズ40が配設さ
れ、該接眼レンズ40は環状の押えナツト41で
前方に押圧するように固定されている。この接眼
レンズ枠37内に配設された接眼レンズ40と視
野絞り39の前面(像位置)からの間隔は適宜間
隔に設定されている。
また、フイールドレンズ33は第2の接眼カバ
ー12Bの後端部分における径方向内側に突出さ
せた突部前端42を接眼レンズ枠37後端面に当
接させた状態のときに、アイピース14の開口に
眼を近接させて近すぎたり、遠すぎたりしないで
観察する場合におけるその観察位置が像を最も観
察し易いアイポイントになるよう設定されてい
る。
ー12Bの後端部分における径方向内側に突出さ
せた突部前端42を接眼レンズ枠37後端面に当
接させた状態のときに、アイピース14の開口に
眼を近接させて近すぎたり、遠すぎたりしないで
観察する場合におけるその観察位置が像を最も観
察し易いアイポイントになるよう設定されてい
る。
又、上記接眼レンズ枠37にその後端が固着さ
れて連設された第2のレンズ管16Bにおけるリ
レーレンズ系は第1のレンズ管16Aより太径に
して、加工し易い外径のレンズ31,32を用い
ると共に、間隔環28,29,30を所定の長さ
のものを用いる等してそのリレーレンズ系前方の
(セルフオツクレンズ27により伝送して結像さ
れた)像をフイールドレンズ33を通り、視野絞
り39前面に像を伝送する様にしてある。
れて連設された第2のレンズ管16Bにおけるリ
レーレンズ系は第1のレンズ管16Aより太径に
して、加工し易い外径のレンズ31,32を用い
ると共に、間隔環28,29,30を所定の長さ
のものを用いる等してそのリレーレンズ系前方の
(セルフオツクレンズ27により伝送して結像さ
れた)像をフイールドレンズ33を通り、視野絞
り39前面に像を伝送する様にしてある。
上記リレーレンズ系を挿通した第2のレンズ管
16Bと、接眼レンズ40等の接眼レンズ系を取
付けた接眼レンズ枠37は、内管19を固定した
連結部材10に対して螺合させる部分の長さを変
えることによつて、前後に移動調整できるように
なつている。従つて、細径の第1のレンズ管16
A内に挿通されたセルフオツクレンズ27が製造
上のばらつき等によつて、像伝送位置にずれが生
じた場合であつても、連結部材10に後端が固定
された内管19内に第2のレンズ管16Bを接眼
レンズ系と共に移動させて、内管19内への挿入
量を回転操作によつて調整でき、調整後における
適切な設定位置において、連係部材10のねじ孔
に螺合する押えビス43にて接眼レンズ枠37を
固定できるようになつている。
16Bと、接眼レンズ40等の接眼レンズ系を取
付けた接眼レンズ枠37は、内管19を固定した
連結部材10に対して螺合させる部分の長さを変
えることによつて、前後に移動調整できるように
なつている。従つて、細径の第1のレンズ管16
A内に挿通されたセルフオツクレンズ27が製造
上のばらつき等によつて、像伝送位置にずれが生
じた場合であつても、連結部材10に後端が固定
された内管19内に第2のレンズ管16Bを接眼
レンズ系と共に移動させて、内管19内への挿入
量を回転操作によつて調整でき、調整後における
適切な設定位置において、連係部材10のねじ孔
に螺合する押えビス43にて接眼レンズ枠37を
固定できるようになつている。
ところで、上述のように、体腔内に挿入される
細径の前段側に対して、後段側を太径にした構造
となる挿入部2にすることによつて、挿入部2の
機械的強度を大きくできるようになつている。
又、像伝送手段の全域をセルフオツクレンズ27
のみで形成しないで、均質レンズ31,32を用
いてあるので、セルフオツクレンズ特有の収差
(特に色収差、像面湾曲)をこの均質レンズによ
り補正でき、解像力を向上することができる。こ
の場合、均質レンズ31,32の外径をセルフオ
ツクレンズ27と同様に小さくすることは精度的
に困難であり、コストのUPにもつながる。した
がつて本実施例の場合、挿入部2の後段側を太径
にして、均質レンズ31,32の外径を太径にし
ている。
細径の前段側に対して、後段側を太径にした構造
となる挿入部2にすることによつて、挿入部2の
機械的強度を大きくできるようになつている。
又、像伝送手段の全域をセルフオツクレンズ27
のみで形成しないで、均質レンズ31,32を用
いてあるので、セルフオツクレンズ特有の収差
(特に色収差、像面湾曲)をこの均質レンズによ
り補正でき、解像力を向上することができる。こ
の場合、均質レンズ31,32の外径をセルフオ
ツクレンズ27と同様に小さくすることは精度的
に困難であり、コストのUPにもつながる。した
がつて本実施例の場合、挿入部2の後段側を太径
にして、均質レンズ31,32の外径を太径にし
ている。
このように構成された第1実施例に係る硬性内
視鏡1は次のようにして組立てられる。
視鏡1は次のようにして組立てられる。
先ずライトガイド20を挿通して、その後に内
管19の前端にその後端が取付けられ、第1のレ
ンズ管16Aを挿入部2内に挿通して固定する。
この場合上記第1のレンズ管16Aの前端には対
物レンズ系26が取付けておき、その後方にセル
フオツクレンズ27を固定しておく。
管19の前端にその後端が取付けられ、第1のレ
ンズ管16Aを挿入部2内に挿通して固定する。
この場合上記第1のレンズ管16Aの前端には対
物レンズ系26が取付けておき、その後方にセル
フオツクレンズ27を固定しておく。
しかして、上記内管19の後端は操作部本体9
に連結部材10と共に固定する。その後、フイー
ルドレンズ33及び接眼レンズ40を取付けた接
眼レンズ枠37を、該接眼レンズ枠37の前端側
にその後端が固着された第2のレンズ管16Bと
共に、連結部材10の後方からその内側に通す。
に連結部材10と共に固定する。その後、フイー
ルドレンズ33及び接眼レンズ40を取付けた接
眼レンズ枠37を、該接眼レンズ枠37の前端側
にその後端が固着された第2のレンズ管16Bと
共に、連結部材10の後方からその内側に通す。
この場合、フイールドレンズ33は、例えば第
2の接眼カバー12Bの後端を突出させた突部前
面42を接眼レンズ枠37の後端面に当接させた
状態においてアイピース14の開口する観察窓に
眼を接するようにした場合に視野の像全体を鮮明
に観察できるアイポイントになるように設定す
る。又、上記接眼レンズ枠37に固定され、内管
19内に挿入される第2のレンズ管16B内のレ
ンズ31,32についても予め調整し、視野絞り
39の前面位置に像を結ぶことができるように調
整しておく。
2の接眼カバー12Bの後端を突出させた突部前
面42を接眼レンズ枠37の後端面に当接させた
状態においてアイピース14の開口する観察窓に
眼を接するようにした場合に視野の像全体を鮮明
に観察できるアイポイントになるように設定す
る。又、上記接眼レンズ枠37に固定され、内管
19内に挿入される第2のレンズ管16B内のレ
ンズ31,32についても予め調整し、視野絞り
39の前面位置に像を結ぶことができるように調
整しておく。
上記接眼レンズ枠37を挿入後、接眼レンズ枠
37を回動して接眼レンズ枠37を前後に移動し
てピント調整を行い、上記アイポイントの位置に
て対物レンズ系26で結像され、セルフオツクレ
ンズ27及びレンズ31,32で伝送された像を
鮮明に観察できるようにする。するとレンズ3
1,32によるリレーレンズ系及び接眼レンズ系
は調整してあるので、リレーレンズ系を形成する
セルフオツクレンズ27によつて伝送された像の
位置がばらついても、そのばらつきに対応する
分、接眼レンズ枠37側を前後に移動することに
よつて、ばらつきの影響を解消できる。このピン
ト調整後にビス43にて接眼レンズ枠37を操作
部本体10に固定する。
37を回動して接眼レンズ枠37を前後に移動し
てピント調整を行い、上記アイポイントの位置に
て対物レンズ系26で結像され、セルフオツクレ
ンズ27及びレンズ31,32で伝送された像を
鮮明に観察できるようにする。するとレンズ3
1,32によるリレーレンズ系及び接眼レンズ系
は調整してあるので、リレーレンズ系を形成する
セルフオツクレンズ27によつて伝送された像の
位置がばらついても、そのばらつきに対応する
分、接眼レンズ枠37側を前後に移動することに
よつて、ばらつきの影響を解消できる。このピン
ト調整後にビス43にて接眼レンズ枠37を操作
部本体10に固定する。
その後、第1の接眼カバー12Aを操作部本体
10外周に接着剤等用いて固定し、その後にカバ
ーガラス15及びアイピース14を取り付けた
(後で取り付けても良い)第2の接眼カバー12
Bを、その後端内周を径方向内側に突出させた突
部前面42が接眼レンズ枠37の後端面に当接す
る位置で固定する。
10外周に接着剤等用いて固定し、その後にカバ
ーガラス15及びアイピース14を取り付けた
(後で取り付けても良い)第2の接眼カバー12
Bを、その後端内周を径方向内側に突出させた突
部前面42が接眼レンズ枠37の後端面に当接す
る位置で固定する。
このように組立てることによつて、セルフオツ
クレンズ27をリレーレンズ系に用いた場合にお
ける長さのばらつき及び像伝送機能にばらつきが
あつても、そのばらつきに影響されることなく常
に適切な位置にアイポイントを設定できる。
クレンズ27をリレーレンズ系に用いた場合にお
ける長さのばらつき及び像伝送機能にばらつきが
あつても、そのばらつきに影響されることなく常
に適切な位置にアイポイントを設定できる。
従つて、術者はアイピース14の開口に眼を略
接する状態にした適切なアイポイント位置にて、
鮮明な像を観察でき、且つ撮影装置を装着しても
撮影する場合においても結像位置が一定している
ので、一たびピント調整すれば、その後は異る硬
性内視鏡(本発明が適用されているものとする)
に用いても、殆んど調整を必要とすることなく、
常に鮮明な像を撮影できる。
接する状態にした適切なアイポイント位置にて、
鮮明な像を観察でき、且つ撮影装置を装着しても
撮影する場合においても結像位置が一定している
ので、一たびピント調整すれば、その後は異る硬
性内視鏡(本発明が適用されているものとする)
に用いても、殆んど調整を必要とすることなく、
常に鮮明な像を撮影できる。
第4図は本発明に係る第2実施例の硬性内視鏡
1′を示す。
1′を示す。
この硬性内視鏡1′においては、第1図に示す
第1の接眼カバー12Aを連結部材10と一本化
してあり(この一本化された連結部材10′とす
る。)、従つてOリング11を省き、且つ他方のO
リング13を固定用のビス43の前方に設けて水
密を保持できるようにして構造を簡略化したもの
である。この連結部材10′に対して(第2の)
接眼カバー12Bは螺合する部分の量を調整する
ことによつて、前後に移動可能で、前述のものと
同様に、例えば突部前面42が当接する位置で固
定する。その他は第1図に示すものと同様であ
り、同一部材には同符号が付けてある。
第1の接眼カバー12Aを連結部材10と一本化
してあり(この一本化された連結部材10′とす
る。)、従つてOリング11を省き、且つ他方のO
リング13を固定用のビス43の前方に設けて水
密を保持できるようにして構造を簡略化したもの
である。この連結部材10′に対して(第2の)
接眼カバー12Bは螺合する部分の量を調整する
ことによつて、前後に移動可能で、前述のものと
同様に、例えば突部前面42が当接する位置で固
定する。その他は第1図に示すものと同様であ
り、同一部材には同符号が付けてある。
この硬性内視鏡1′を組立てる方法は、前述の
ものと殆んど同様であり、その作用効果も略等し
いものとなる。
ものと殆んど同様であり、その作用効果も略等し
いものとなる。
尚、本発明は上述した構造の硬性内視鏡1,
1′に限定されるものでなく、例えば対物レンズ
系26をセルフオツクレンズ27が兼用したもの
についても適用できるものであるし、例えばリレ
ーレンズ系を殆んどセルフオツクレンズで形成し
て操作部3ないしは操作部近傍まで像を伝送し、
その後方にばらつき補正用のレンズを、接眼レン
ズ系と共に移動可能に設けたものであつても良
い。
1′に限定されるものでなく、例えば対物レンズ
系26をセルフオツクレンズ27が兼用したもの
についても適用できるものであるし、例えばリレ
ーレンズ系を殆んどセルフオツクレンズで形成し
て操作部3ないしは操作部近傍まで像を伝送し、
その後方にばらつき補正用のレンズを、接眼レン
ズ系と共に移動可能に設けたものであつても良
い。
又、(第2の)接眼カバー12Bを固定する位
置は、上述においては突部前面42を接眼レンズ
枠37後端に当接する状態となる位置としてある
が、これに限定されるものでなく、接眼レンズ4
0の位置に対してアイピース14の後端開口等の
位置が一定に保持されれば良く、例えば当接する
位置から後方に所定長さずらした位置で固定した
場合に適切なアイポイントが実現されるようにし
ても良い。
置は、上述においては突部前面42を接眼レンズ
枠37後端に当接する状態となる位置としてある
が、これに限定されるものでなく、接眼レンズ4
0の位置に対してアイピース14の後端開口等の
位置が一定に保持されれば良く、例えば当接する
位置から後方に所定長さずらした位置で固定した
場合に適切なアイポイントが実現されるようにし
ても良い。
尚、本発明は直視型の硬性内視鏡1,1′に限
定されるものでなく、斜視型のものあるいは側視
型のものについても適用できることは明らかであ
る。
定されるものでなく、斜視型のものあるいは側視
型のものについても適用できることは明らかであ
る。
又、像伝送手段の少くともその一部にセルフオ
ツクレンズを用いたものに限定されるものでな
く、セルフオツクを用いないでリレーレンズ系を
形成したものについても、適用できるものであ
る。例えば細径のレンズ管内に均質レンズ系によ
つてリレーレンズ系を形成した場合、像伝送位置
に多少ばらつきがあつても、例えば後方側の口径
の大きく、従つて精度の高いレンズ31,32側
及び接眼レンズ系で調整できるようにすることも
できる。
ツクレンズを用いたものに限定されるものでな
く、セルフオツクを用いないでリレーレンズ系を
形成したものについても、適用できるものであ
る。例えば細径のレンズ管内に均質レンズ系によ
つてリレーレンズ系を形成した場合、像伝送位置
に多少ばらつきがあつても、例えば後方側の口径
の大きく、従つて精度の高いレンズ31,32側
及び接眼レンズ系で調整できるようにすることも
できる。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、接眼レンズ
側を移動可能な構造にしてリレーレンズ系におけ
る像伝送位置等にばらつきが生じても前後に移動
してピント調整して固定し、その後このピント調
整された接眼レンズの位置に対して所定の距離が
保持される状態でアイピースが取付けられるよう
にしてあるので、常に観察に適した正規の位置に
アイポイントを設定でき、観察し易い硬性内視鏡
を実現できる。
側を移動可能な構造にしてリレーレンズ系におけ
る像伝送位置等にばらつきが生じても前後に移動
してピント調整して固定し、その後このピント調
整された接眼レンズの位置に対して所定の距離が
保持される状態でアイピースが取付けられるよう
にしてあるので、常に観察に適した正規の位置に
アイポイントを設定でき、観察し易い硬性内視鏡
を実現できる。
又、撮影装置を装着して撮影する場合にも、ピ
ントの位置が定まり、ピント調整に手間どる等の
煩わしさがなく、迅速な撮影を行うことができ
る。このため、必要となる撮影を短時間で終了で
き、患者の苦痛も軽減される。又、製品間におけ
る観察光学系の視野角等のばらつきも少くでき、
品質を向上できる。
ントの位置が定まり、ピント調整に手間どる等の
煩わしさがなく、迅速な撮影を行うことができ
る。このため、必要となる撮影を短時間で終了で
き、患者の苦痛も軽減される。又、製品間におけ
る観察光学系の視野角等のばらつきも少くでき、
品質を向上できる。
第1図ないし第3図は本発明に係る第1実施例
の硬性内視鏡全体を示す縦断面図、第2図は第1
図の前端面を拡大して示す正面図、第3図は第1
図の挿入部先端側の対物レンズ系周辺を拡大して
示す縦断面図、第4図は本発明に係る第2実施例
の硬性内視鏡の一部を示す縦断面図である。 1,1′……硬性内視鏡、2……挿入部、3…
…操作部、4……接眼部、5A……第1の外管、
5B……第2の外管、7……ライトガイド口金、
9……操作部本体、10,10′……連結部材、
12A……第1の接眼カバー、12B……第2の
接眼カバー、14……アイピース、16A……第
1のレンズ管、16B……第2のレンズ管、19
……内管、20……ライトガイド、21……カバ
ーガラス、26……対物レンズ系、27……セル
フオツクレンズ、31,32……二重レンズ、3
3……フイールドレンズ、35……明るさ絞り、
37……接眼レンズ枠、39……視野絞り、40
……接眼レンズ。
の硬性内視鏡全体を示す縦断面図、第2図は第1
図の前端面を拡大して示す正面図、第3図は第1
図の挿入部先端側の対物レンズ系周辺を拡大して
示す縦断面図、第4図は本発明に係る第2実施例
の硬性内視鏡の一部を示す縦断面図である。 1,1′……硬性内視鏡、2……挿入部、3…
…操作部、4……接眼部、5A……第1の外管、
5B……第2の外管、7……ライトガイド口金、
9……操作部本体、10,10′……連結部材、
12A……第1の接眼カバー、12B……第2の
接眼カバー、14……アイピース、16A……第
1のレンズ管、16B……第2のレンズ管、19
……内管、20……ライトガイド、21……カバ
ーガラス、26……対物レンズ系、27……セル
フオツクレンズ、31,32……二重レンズ、3
3……フイールドレンズ、35……明るさ絞り、
37……接眼レンズ枠、39……視野絞り、40
……接眼レンズ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 操作部本体にその後端が固定される挿入部内
を挿通された屈折率勾配型レンズを少くとも像伝
送用のリレーレンズの一部に用い、該リレーレン
ズで伝送された前方の像を、その後方に配設さ
れ、接眼レンズ枠に固定された接眼レンズにて拡
大観察可能とする硬性内視鏡において、前記操作
部本体に対して前後に移動可能な接眼レンズ枠を
移動し、接眼レンズのピント調整をして前記操作
部本体に固定した後に、適正な位置にアイポイン
トを設定するようカバーガラス及びアイピースが
取付けられる接眼カバーを、前記ピント調整後の
接眼レンズ枠に対し所定の前後方向位置にて固定
することを特徴とする硬性内視鏡の組立方法。 2 前記接眼カバーは、操作部本体に固定される
カバー部材を介装して操作部本体に固定されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の硬性
内視鏡の組立方法。 3 前記接眼レンズ枠は、リレーレンズを形成す
る後段側のレンズ系が配設されるレンズ管と連設
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の硬性内視鏡の組立方法。 4 前記所定の前後方向位置は、前記接眼レンズ
枠の後端に、接眼カバーにおける後端部を径方向
内側に突出させた突部前面が当接する状態で定ま
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
硬性内視鏡の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59020963A JPS60165614A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 硬性内視鏡の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59020963A JPS60165614A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 硬性内視鏡の組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60165614A JPS60165614A (ja) | 1985-08-28 |
JPH04252B2 true JPH04252B2 (ja) | 1992-01-06 |
Family
ID=12041825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59020963A Granted JPS60165614A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 硬性内視鏡の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60165614A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4779613A (en) * | 1986-03-13 | 1988-10-25 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope with means for preventing an observing optical system from being fogged |
DE102005029401A1 (de) * | 2005-06-24 | 2006-12-28 | Karl Storz Gmbh & Co. Kg | Okulareinheit für Endoskope |
JP4812357B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-11-09 | 株式会社Suwaオプトロニクス | 小径カメラ |
JP2007133175A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Pentax Corp | 硬性内視鏡 |
DE102010056025A1 (de) * | 2010-12-27 | 2012-06-28 | Olympus Winter & Ibe Gmbh | Endoskop mit einem Schaftrohr |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5860720A (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-11 | Olympus Optical Co Ltd | 測長内視鏡 |
JPS58190915A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-08 | Olympus Optical Co Ltd | 硬性内視鏡 |
-
1984
- 1984-02-08 JP JP59020963A patent/JPS60165614A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5860720A (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-11 | Olympus Optical Co Ltd | 測長内視鏡 |
JPS58190915A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-08 | Olympus Optical Co Ltd | 硬性内視鏡 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60165614A (ja) | 1985-08-28 |
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