JPS60165614A - 硬性内視鏡の組立方法 - Google Patents

硬性内視鏡の組立方法

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JPS60165614A
JPS60165614A JP59020963A JP2096384A JPS60165614A JP S60165614 A JPS60165614 A JP S60165614A JP 59020963 A JP59020963 A JP 59020963A JP 2096384 A JP2096384 A JP 2096384A JP S60165614 A JPS60165614 A JP S60165614A
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lens
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cover
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野1 本発明は観察し易い接眼部を有する硬性内視鏡の組立方
法に関する。
[発明の技術的背釧どその問題点] 近年、細長の挿入部を体腔内等に挿入して、挿入部先端
側に形成された対物光学系にて体腔内の減揺等の対象部
位を結−し、像伝達(像伝送)手段を介して体腔外の手
元側接眼部に′C蜆祭でさるようにした内視鏡が観察及
び診断等に広く用いられる状)父にある。
上記内視鏡は挿入部が可撓性のもので、口腔等から屈曲
した経路を経て体腔内の対象部位を観察可能とする軟性
の内MMと、挿入部が硬性で略直線状に成型された硬性
の内?JA鏡とがある。
上記硬性の内視鏡が屈曲した部位へは挿入できないが、
像伝送手段にリレーレンズ系等、軟性の内視鏡に用いら
れている屈曲可能なイメージガイドファイババンドルに
よる像伝送手段の場合よりも鮮明な像が得られるという
利点を有する。
上記硬性内視鏡においても挿入部の外径は細径のものが
望ましく、例えば実公昭49−23882号公報のよう
に、中空の針状部材(管状部材)で形成した挿入部内に
細径の屈折率勾配型レンズ(いわゆるセルフ4ツクレン
ズ)を挿通した従来例が開示されている。
上記セルフ4ツクレンズを像伝送手段に用いると、非常
に細径の挿入部を実説できるが、セルフォックレンズは
細径であるにもかかわらず、ガラスの屈折率を所定の屈
折率分布で形成する製造上、一般のレンズに比べてばら
つきが大きく、その焦点距離のばらつきあるいは長さの
ばらつき等から像伝送機能が異ったものになる。
このため、上記従来例のように可動調整部分がないセル
フォックレンズを用いて硬性内視鏡を組み上げると、接
眼レンズ側に伝送された像の位置がばらつき、一定しな
くなる。従って接眼レンズを経て**する術者は、その
目の位置(アイポイント)を変えなければ観Vしずらい
ものとなったり、視野が狭くなったりする。又、撮影装
置等を装着して撮影する場合においても装着のたびに鮮
明に結像するようビン1へ調節しなければならず、煩し
いものとなる。又、鮮明に撮影できる範囲が、所定の視
野より狭くなってしまう場合もある。又、特開昭50−
33867号公報の従来例においても同様の欠点を有し
ていた。又、特開昭58−184113号公報の従来例
は均質レンズを接合して像の色収差を修正するものであ
って、セルフォックレンズのばらつきに昼づく上記不都
合を解消するものではない。
[発明の目的] 本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、適正
な位置にアイポイントを設定できるようにしてkM察し
易いあるいは撮影し易い接眼部を有する硬性内視鏡の組
立方法を提供することを目的とする。
[発明の概要] 本発明は接眼レンズが固定された接眼レンズ枠を前後に
移動可能な構造にしてピント調整後の適正な位置で操作
部本体に固定すると共に、後端側に接眼カバーガラス及
びアイピースが取付けられる接眼カバーを移動して接眼
レンズに対してアイピースが適正な位置に固定できる構
造にすることによって、常に適正な位置にアイポイント
を設定保持できるようになっている。
[発明の実M例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例に係る硬性内視鏡を示し、5− 第2図は前記硬性内′rJA鏡の挿入部前端面を拡大し
て示し、第3図は挿入部先端側を拡大して示す。
第1実施例に係る直視型の硬性内視鏡1は、細長の挿入
部2と、該挿入部2の後端に連設されたざらに太径の操
作部3と、該操作部3の後端側に形成された接眼部4と
から構成されている。
上記挿入部2は、その前段側の体腔内に挿入される細径
で硬性のバイブ状部材で形成された第1の外管5Aと、
該第1の外管5Aの後端にフランジ6を介して、大径に
されて連設され(後述するレゼクトハンドル内を挿通さ
れ)だ後段側の第2の外管5Bとで外周が形成されてい
る。この第2の外管5Bの後端は、側部に図示しないラ
イト・ガイドケーブルが装着されるライトガイト口金7
を設けた前記操作部3の開口する前端内周面にろう付は
等で固定されている。
上記操作部3を形成する操作部本体9の後端側にはこの
後端内周面に前端側外周面が嵌合する連結部材10が接
着剤あるいはろう付は等で接続され、この連結部材10
の外周には凹部を形成して6− 水密用のOリング11が収納され、この四部を形成した
外周は、その前端側内周が嵌合し、この炊合する部分を
接着する等して固定される第1の接眼カバー12Aで覆
われている。
上記第1の接眼カバー12Aは略筒状となるその略中火
の外周に四部が形成されて水密用の0リング13が収納
され、後端外周に雄ねじが形成されている。この第1の
接眼カバー12Aには、ぞの四部を形成した外周にその
前端側内周が嵌合し、その後方内周に前記雄ねじに螺合
する雌ねじを形成した第2の接眼カバー12Bがその螺
合する部分の長さを変えることによって、第1の接眼カ
バー12Aに対して前後に移動調節可能で取付けられる
ようになっている。尚、固定の際は嵌合する部分に接着
剤を用いれば良い。この第2の接眼カバー128はその
後端外周に、後方に拡径どなるアイピース(接眼枠)1
4の前段側が嵌合され、該t!!合する部分を接着する
等して固定され、又第2の接眼カバー12Bの後端内周
とアイピース14の嵌合部の夷の開口する周縁にてカバ
ーガラス15を挟持するように固定している。
ところで、上記挿入部2を形成する第1の外管5A内に
は、該外管5Aの例えば上部側内周面に接して光学系収
納管としてのMlのレンズ管16Aが配設され、該レン
ズ管16Aは、上記第2の外管16B内に嵌装された連
結部材17にその後端外周が嵌合固着され、該連結部材
17はその後端が前記第1のレンズ管16Aより太径の
内管19に嵌合固着されている。この内管19内には第
2のレンズ管16Bが嵌合するように挿通され、前記内
管19の後端は、上記操作部3内の連結部材10前端内
因に接着剤あるいはろう付は等で嵌合固着着されている
上記第1の外管5A内における上記第1のレンズIfl
 6Aが挿通された残部のく断面が)略三日月状部分(
第2図参照)には照明光を伝送する細径のファイババン
ドル(光学繊維束)で形成されたライ1〜カイト20が
挿通され、このライトガイド20はざらに第2の外管5
B内を挿通された後、操作部本体9内で屈曲され、ライ
トガイト口金7にてその後端が固定されている。
上記第1の外管5A内に挿通されたレンズ管16Aは例
えば1.1mmのその内径に嵌合する殆んど1.111
1111となる外径の凹レンズ状カバーガラス21でそ
の開口する前端力ぐ塞がれ、その奥に、上記レンズ管1
6Aの内径に嵌合する殆んど1.11の外径のロッドレ
ンズ22、凸レンズ23、二重レンズ24、Dラドレン
ズ25で形成された対物レンズ系26がその外周をレン
ズ管16A内壁にわずかの接着剤でがたつくことなく嵌
合固着されている。この対物レンズ系26を形成する最
も実のロッドレンズ25後端面にその前端面が接合され
る等して、リレーレンズ系を形成する細長の屈折率勾配
型レンズ(いわゆるセルフォックレンズ)27がレンズ
wt16A内を挿通されている。
このセルフォックレンズ27は、上記レンズ管16Aの
内径よりわずかに小さい(例えば1111)の外径のも
のが用いられており、セルフォックレンズ27の外径が
多少ばらついたり、若干湾曲したものであっても挿通で
きるようになっている。
−〇− 上記対物レンズ系26及び像伝送用のセルフォックレン
ズ27が収納されるレンズ管16Aにおいて、前記セル
フォックレンズ27の外径より若干大きいその内径に嵌
合する外径の対物レンズ系26を用いることによって、
該対物レンズ系26の外周にわずかの接着剤を塗布した
ものをレンズ管16A内に落とし込むようにするのみで
、該対物レンズ系26が偏心することなく容易にレンズ
管16A内に取付けることができるようにしである。又
、対物レンズ系26の有効径を(すき間が生じることな
く)最大に利用しているので、明るく、鮮明に結像でき
るようにしである。
上記対物レンズ系26で結像された像は、その後方のセ
ルフォックレンズ27によって、挿入部2の後方に伝送
されるようになっている。
上記セルフォックレンズ27の後端には、上記内管19
舶端付近において、該セルフォックレンズ27の外径よ
り大径で、内管19内周に嵌合し、肉厚にしたカバーガ
ラスどその中心軸と光軸とが一致するように密着されて
いる。このセルフオツ10− クレンズ27で伝送された像は、大径にされた第2のレ
ンズ管16B内にそれぞれ間隔環28,29.30等で
適宜間隔に保持された例えば二重レンズ31.32で形
成されたM2のリレーレンズ系にて伝送され、フィール
ドレンズ33の位置に結像するJ:うにしである。
上記第2のレンズ管16Bの前端側のレンズ31は例え
ば圧入されるレンズ押え金具34で固定され、しIンズ
31.32の途中には明るさ絞り35か設けである。
上記内管19内に嵌入可能で、内側にリレーレンズ系が
形成された第2のレンズ管16Bの後端は、操作部3内
の連結部材10の内径に嵌合する外径を有し、且つ連結
部材10の後端内周に形成した雌ねじに螺合する雄ねじ
36を形成した接眼レンズ枠37の前端内周に接着剤等
用いて嵌合固定されている。
上記接眼レンズ枠37内には、レンズ枠38を介してフ
ィールドレンズ33が配設され、該フィールドレンズ3
3の後方に視野絞り39が形成され、さらにその後方に
接眼レンズ40が配設され、該接眼レンズ40は環状の
押えナツト41で前方に押圧するように固定されている
。この接眼レンズ枠37内に配設されたフィールドレン
ズ33と接眼レンズ40との間隔は適宜間隔に設定され
ている。
即ち、第2の接眼カバー12Bの後端部分における径方
向内側に突出させた突部前端42を接眼レンズ枠37後
端面に当接させた状態のときに、アイピース14の開口
に眼を近接させて近すぎたり、速すぎたりしないで観察
する場合におけるその観察位置が像を最も観察し易いア
イポイントになるよう設定されている。
又、上記接眼レンズ枠37にその後端が固着されて連設
された第2のレンズ管16Bにおけるリレーレンズ系は
第1のレンズif16Aより太径にして、加工し易い外
径のレンズ31.32を用いると共に、間隔M28.2
9.30を所定の長さのものを用いる等してでのリレー
レンズ系前方の(セルフォックレンズ27により伝送し
て結像された)像をフィールドレンズ33の位置に伝送
して像を結ぶことができるようにしである。
上記リレーレンズ系を挿通した第2のレンズ管16Bと
、接眼レンズ40等の接眼レンズ系を取付けた接眼レン
ズ枠37は、内管19を固定した連結部材10に対して
螺合させる部分の長さを変えることによって、前後に移
動調整できるようになっている。従って、細径の第1の
レンズ管16A内を挿通されたセルフォックレンズ27
が製造上のばらつき等によって、像伝送位置にずれが生
じた場合であっても、連結部材10に後端が固定された
内管19内に第2のレンズ管16Bを接眼レンズ系と共
に移動させて、内管19内への挿入量を回転操作によっ
て調整でき、調整後における適切な設定位置において、
連結部材10のねじ孔に螺合する押えビス43にて接眼
レンズ枠37を固定できるようになっている。
ところで、上述のように、体腔内に挿入される細径の前
段側に対して、後段側を大径にした構造となる挿入部2
にすることによって、挿入部2の13− 機械的強度を大きくできるようになっている。又、像伝
送手段の全域をセルフォックレンズ27のみで形成しな
いで、大径にして、ばらつきの少いあるいは間隔あるい
は組合わせを変えることによって、簡単に像伝送機能を
調整できる均質なレンズ31.32を用いであるので、
たとえセルフォックレンズ27の長さ等大きなばらつき
のあるものに対しても像伝送のばらつきを許容範囲内に
おさめることができるようになっている。又、セルフォ
ックレンズ27のみでリレーレンズを形成した場合に比
べて口径の大きいレンズ31.32にすることによって
、全体のレンズ系を明るく、且つ解像力を大きくできる
ようにしである。
このように構成された第1実施例に係る硬性内視1i1
は次のようにして組立てられる。
先ずライトガイド20を挿通して、その後に内管19の
前端にその後端が取付けられ、第1のレンズ管16Aを
挿入部2内に挿通して固定する。
この場合上記第1のレンズ管16Aの前端には対物レン
ズ系26が取付けておき、その後方にセル14− フォックレンズ27を固定しておく。
しかして、上記内管19の後端は操作部本体9に連結部
材10ど共に固定する。その後、フィールドレンズ33
及び接眼レンズ40を取付けた接眼レンズ枠37を、該
接眼レンズ枠37の前端側にその後端が固着された第2
のレンズ管16Bと共に、連結部材10の後方からその
内側に通す。
この場合、フィールドレンズ33及び接眼レンズ40は
予め調整して、フィールドレンズ33の像を接眼レンズ
40にて拡大111察できる状態に設定すると共に、こ
の場合の観察位置は、例えば第2の接眼カバー12Bの
後端を突出させた突部的面42を接眼レンズ枠37の後
端面に当接させた状態においてアイピース14の開口す
る観察窓に眼を接するようにした場合に視野の鍮全体を
鮮明に観察できるアイポイントになるように設定する。
又、上記接眼レンズ枠37に固定され、内管19内に挿
入される第2のレンズ管16B内のレンズ31.32に
ついても予め調整し、フィールドレンズ33の位置に像
を結ぶことができるように調整しておく。
上記接眼レンズ枠37を挿入後、接眼レンズ枠37を回
動して接眼レンズ枠37を前後に移動してピント調整を
行い、上記アイポイントの位置にて対物レンズ系26で
結像され、セルフォックレンズ27及びレンズ31.3
2で伝送された像を鮮明に観察できるようにする。する
とレンズ31゜32によるリレーレンズ系及び接眼レン
ズ系は調整しであるので、リレーレンズ系を形成するセ
ルフォックレンズ27によって伝送された像の位置がば
らついても、そのばらつきに対応する分、接眼レンズ枠
37側を前後に移動することによって、ばらつきの影−
を解消できる。このピント調整後にビス43にて接眼レ
ンズ枠37を操作部本体10に固定する。
その後、第1の接眼カバー12Aを操作部本体10外因
に接着剤等用いて固定し、その後にカバーガラス15及
びアイピース14を取り付けた(後で取り付けても良い
)第2の接眼カバー12Bを、その後端内周を径方向内
側に突出させた突部前面42が接眼レンズ枠37の後端
面に当接する位置で固定する。
このように組立てることによって、セルフォックレンズ
27をリレーレンズ系に用いた場合における長さのばら
つき及び像伝送機能にばらつぎがあっても、そのばらつ
きに影響されることなく常に適切な位置にアイポイント
を設定できる。
従って、術者はアイピース14の開口に眼を略接する状
態にした適切なアイポイント位置にて、鮮明な像を観察
でき、且つ撮影装置を装着して撮影する場合においても
結像位置が一定しているので、−たびピント調整すれば
、その後は異る硬性内視鏡(本発明が適用されているも
のとする)に用いても、殆んど調整を必要とすることな
く、常に鮮明な像を撮影できる。
第4図は本発明に係る第2実施例の硬性内?J!鏡1′
を示す。
この硬性内視鏡1−においては、第1図に示す第1の接
眼カバー12Aを連結部材10と一本化してあり(この
一本化された連結部材10−とす17− る。)、従ってOリング11を省き、且つ他方のOリン
グ13を固定用のビス43の前方に設けて水密を保持で
きるようにして構造を簡略化したものである。この連結
部材10′に対して(第2の)接眼カバー12Bは螺合
する部分の量を調整することによって、前後に移動可能
で、前述のものと同様に、例えば突部前面42が当接す
る位置で固定する。その他は第1図に示すものと同様で
あり、同一部材には同符号が付けである。
この硬性内視鏡1−を組立てる方法は、前述のものと殆
んど同様であり、その作用効果も略等しいものとなる。
尚、本発明は上述した構造の硬性内視鏡1,1′に限定
されるものでなく、例えば対物レンズ系26をセルフォ
ックレンズ27が兼用したものについても適用できるも
のであるし、例えばリレーレンズ系を殆んどセルフォッ
クレンズで形成して操作部3ないしは操作部近傍まで像
を伝送し、その後方にばらつき補正用のレンズを、接眼
レンズ系と共に移動可能に設けたものであっても良い。
18− 又、(第2の)接眼カバー12Bを固定する位置は、上
述においては突部前面42を接眼レンズ枠37vlt端
に当接する状態となる位置としであるが、これに限定さ
れるものでなく、接眼レンズ40の位置に対してアイピ
ース14の後端開口等の位置が一定に保持されれば良く
、例えば当接する位ばから後方に所定長さずらした位置
で固定した場合に適切なアイポイントが実現されるよう
にしても良い。
尚、本発明は直視型の硬性内?!鏡1,1′に限定され
るものでなく、斜視型のものあるいは側視型のものにつ
いても適用できることは明らかである。
又、像伝送手段の少くともその一部にセルフォックレン
ズを用いたものに限定されるものでなく、セルフォック
を用いないでリレーレンズ系を形成したものについても
、適用できるものである。例えば細径のレンズ管内に均
質レンズ系によってリレーレンズ系を形成した場合、像
伝送位置に多少ばらつきがあっても、例えば後方側の口
径の太きく、従って精度の高いレンズ31.32側及び
接眼レンズ系で調整できるようにすることもできる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、接眼レンズ側を移動
可能な構造にしてリレーレンズ系における像伝送位置等
にばらつきが生じても前後に移動してピント調整して固
定し、その後このピント調整された接眼レンズの位置に
対して所定の距離が保持される状態でアイピースが取付
けられるようにしであるので、常に観察に適した正規の
位置にアイポイントを設定でき、観察し易い硬性内視鏡
を実現できる。
又、撮影装置を装着して1lll影する場合にも、ピン
トの位置が定まり、ビン[・調整に手間どる等の煩わし
さがなく、迅速な撮影を行うことができる。
このため、必要となる撮影を短時間で終了でき、患者の
苦痛も軽減される。又、製品間における観察光学系の視
野角等のばらつきも少くでき、品質を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係る第1実施例の硬性内
視鏡全体を示す縦断面図、第2図は第1図の前端面を拡
大して示す正面図、第3図は第1図の挿入部先端側の対
物レンズ系周辺を拡大して示す縦断面図、第4図は本発
明に係る第2実施例の硬性内?52繞の一部を示ず縦断
面図である。 1.1−・・・硬性内視鏡 2・・・挿入部 3・・・操作部 4・・・接眼# 5A・・・第1の外管5B・・・第2
の外管 7・・・ライトガイト口金9・・・操作部本体 10.10−・・・連結部材 12A・・・第1の接眼カバー 12B・・・第2の接眼カバー 14・・・アイピース 16A・・・第1のレンズ管 16B・・・第2のレンズ管 19・・・内管 20・・・ライトガイド21・・・カ
バーガラス 26・・・対物レンズ系 =21− 27・・・セルフォックレンズ 31.32・・・二重レンズ 33・・・フィールドレンズ 35・・・明るさ較り 37・・・接眼レンズ枠39・
・・視野絞り 40・・・接眼レンズ−1□− 22− 特開昭GO−165614(7) 手 続 補 正 書 (自発) 昭和59年5j130日 1、事件の表示 昭和59年特許願第20963号 2、発明の名称 硬性内視鏡の組立方法 3、補正をする者 事件との関係 特治出願人 代表者 下 山 敏 部 4、代理人 住 所 東京都新宿区西新宿7丁目9番12号5、補正
命令の日付 自 発 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄図面(
第1図、第♂二栂で一一悩) 7、補正の内容 別紙のとおり 、 7 1、明細書の第9ページの第4行目ないし第11行目に
「・・・凹レンズ状・・・固着されている。・・・」と
あるのを[・・・凹レンズ21.ロッドレンズ22゜凸
レンズ23が互いに接合され、それらの外周をレンズ管
16A内壁と接着することにより前端が閉塞されている
。その奥には、上記レンズ管16Aの内径に嵌合する殆
んど1.l+u+の二重レンズ24、ロッドレンズ25
が互いに接合されて、その外周をレンズ管16A内壁に
わずかの接着剤でがたつくことなく嵌合固着され′Cお
り、前記凹レンズ21.ロッドレンズ22.凸レンズ2
3と共に対物レンズ系26を形成している。・・・」に
訂正する。 2、明細書の第11ページの第5行目及び第6行目に[
・・・フィールドレンズ・・・しである」どあるのを[
・・・フィールドレンズ33により、該フィールドレン
ズ33後方の視野絞り39の前面の位置1こ結像する様
にしである。」に訂正する。 3、明細書の第12ページの第4行目ないし第5行目に
[・・・フィールドレンズ33・・・設定されて」 1
− どあるのを[・・・接眼レンズ40と視野絞り39の前
面(像位置)からの間隔は適宜間隔に設定されて」に訂
正づる。 4、明細書の第12ページの第7行目に[即ち、・・・
1とあるのを「また、フィールドレンズ33はルドレン
ズ・・・しである。」とあるのを[・・・フィールドレ
ンズ33を通り、視野絞り39前面に像を伝送する様に
しである。」に訂正する。 6、明細書の第14ページの第1行目ないし第13行日
に「・・・又、像伝送・・・ようにしである。」とある
のを[・・・又、像伝送手段の全域をセルフォックレン
ズ27のみで形成しないで、均質レンズ31.32を用
いτあるので、セルフォックレンズ特有の収差(特に色
収差、像面湾曲)をこの均質レンズにより補正でき、解
像力を向上することができる。この場合、均質レンズ3
1.32の外径を[ルフォックレンズ27と同様に小さ
くすることは精度的に困難であり、コストのuPにもつ
ながる。したがって本実施例の場合、挿入部2の後段側
を大径にして、均質レンズ31.32の外径を大径にし
ている。」に訂正する。 7、明細書の第15ページの第8行目ないし第11行目
に「この場合・・・この場合の観察位置は・・・」とあ
るのを「この場合、フィールドレンズ33は・・・」に
訂正する。 8、明細書の第15ページの第19行目及び第20行目
に[・・・フィールドレンズ33の位置に・・・]とあ
るのを「視野絞り39の前面位置に・・・」に訂正する
。 以 、ト 特開昭GO−165614(10)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)操作部本体にその後端が固定される挿入部内を挿
    通された屈折率勾配型レンズを少くとも顛伝送用のリレ
    ーレンズの一部に用い、該リレーレンズで伝送された前
    方の像を、その後方に配設され、接眼レンズ枠に固定さ
    れた接眼レンズにて拡大観察可能とする硬性内視鏡にお
    いて、前記操作部本体に対して前後に移動可能な接眼レ
    ンズ枠を移動して、接眼レンズのピント調整をして、前
    記操作部本体に固定した後に、カバーガラス及びアイピ
    ースが取付けられる接眼カバーを前記接眼レンズ枠外周
    に、前記ピント調整後の所定の位置にて固定することを
    特徴とする硬性内視鏡の組立方法。
  2. (2)前記接眼カバーは、操作部本体に固定されるカバ
    一部材を介装して操作部本体に固定されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記軟の硬性内視鏡の組立方法
  3. (3)前記接眼レンズ枠は、リレーレンズを形成する後
    段側のレンズ系が配設されるレンズ筐と連設し!=こと
    を特徴とする特許請求のvAFm第1項記載の硬性内視
    鏡の組立方法。
  4. (4)前記所定の位置は、前記接眼レンズ枠の後端に、
    接眼カバーにおける後端部を径方l111内側に突出さ
    せた突部前面が当接する」k熊で、定まることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の硬性内視鏡の組立方法
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