JPH042529Y2 - - Google Patents

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JPH042529Y2
JPH042529Y2 JP7556686U JP7556686U JPH042529Y2 JP H042529 Y2 JPH042529 Y2 JP H042529Y2 JP 7556686 U JP7556686 U JP 7556686U JP 7556686 U JP7556686 U JP 7556686U JP H042529 Y2 JPH042529 Y2 JP H042529Y2
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circuit
capacitor
constant current
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drive pulse
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、テレビジヨン受像機の垂直偏向回路
に関するもので、特に垂直駆動パルスのパルス幅
や周期に関わらず、安定に垂直偏向動作を行うこ
とが出来る垂直偏向回路に関する。
(ロ) 従来の技術 鋸歯状波発生回路以降、出力段までを1つの垂
直偏向出力用IC(集積回路)に内蔵したテレビジ
ヨン受像機の垂直偏向回路が、特開昭60−130267
号公報に記載されている。第2図は前記垂直偏向
回路を示す回路図で、前段の垂直発振回路(図示
せず)からの第3図イの如き垂直駆動パルスは
IC1の入力ピン2を介して鋸歯状波発生回路3
に印加される。そして前記垂直駆動パルスが印加
されている期間中T1にはコンデンサ4が充電さ
れ、前記期間外T2ではコンデンサ4が放電する
ことにより、鋸歯状波発生回路3の出力に第3図
ロの如き前記垂直駆動パルスに同期した鋸歯状波
電圧が発生する。そして前記鋸歯状波電圧は増幅
回路5及び電力増幅回路6によつて増幅され、偏
向コイル7に印加される。そして前記鋸歯状波電
圧は、コンデンサ8でその直流分が除去され、抵
抗9には交流的鋸歯状波電圧が発生する。このた
め前記交流的鋸歯状波電圧は出力ピン10に得ら
れる直流的鋸歯状波電圧と加算回路11で加算さ
れ、帰還ピン12を介して増幅回路5に帰還さ
れ、これにより偏向電流が得られる。又、実際の
ブラウン管での垂直の画像歪を補正するため、抵
抗9に現れる鋸歯状波電圧を歪補正回路12で整
形し、これを抵抗13及び帰還ピン14を介して
鋸歯状波発生回路3にわずかに帰還している。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第2図の回路においては、入力
ピン2に印加される垂直駆動パルスのパルス幅が
変動した場合一定振幅の鋸歯状波電流が得られ
ず、画面の立て方向のサイズの変動が起こり、受
像に支障をきたすという問題があつた。すなわ
ち、最近良く用いられる所謂カウントダウン方式
と呼ばれる水平同期信号をクロツク信号として使
い垂直駆動パルスを作成する方法では、放送局か
ら送られて来る一定周期の水平同期信号の場合は
良いが、ビデオテープレコーダ等の周期の変動が
起こる水平同期信号の場合には、パルス幅が一定
の垂直駆動パルスが作成出来ないため、一定振幅
の鋸歯状波電流が得られないという問題がある。
又、入力ピン2に周波数の異なる垂直駆動パルス
が印加されると、一定振幅の鋸歯状波電圧が得ら
れないという問題があつた。すなわち、例えば第
3図イの周波数より高い周波数の垂直駆動パルス
が入力ピン2に印加されると、コンデンサ4が十
分に充電されず、鋸歯状波発生回路3の出力には
振幅の小さい鋸歯状波電圧が発生してしまい、一
定振幅の鋸歯状波電流が得られないという問題が
あつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、垂
直駆動パルスを微分する微分回路と、該微分回路
の出力信号に応じてセツトされるフリツプフロツ
プ回路と、第1定電流源もしくは第1及び第2定
電流源によつて充電されるコンデンサと、前記フ
リツプフロツプ回路の出力信号により前記コンデ
ンサの放電路を形成する手段と、前記コンデンサ
の充電電圧と基準電圧とを比較する比較回路と、
該比較回路の出力信号に応じて前記フリツプフロ
ツプ回路をリセツトする手段とから成ることを特
徴とする。
(ホ) 作用 本考案によれば、垂直駆動パルスの前縁に応じ
てコンデンサの放電を開始し、前記コンデンサの
端子電圧が基準電圧まで低下すると、前記コンデ
ンサを充電させる様にしているので、前記垂直駆
動パルスのパルス幅の影響を受けず、常に一定振
幅の鋸歯状波電圧が得られる。又、本考案によれ
ば、第1の周波数の垂直駆動パルスが印加されて
いる時は、第1定電流源により前記コンデンサの
充電を行い、前記第1の周波数より高い周波数の
第2の垂直駆動パルスが印加されている時は、第
1及び第2定電流源により、前記コンデンサの充
電を行う様にしているので、周波数の異なる垂直
駆動パルスが印加された場合にも一定振幅の鋸歯
状波電圧が得られる。
(ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
15は垂直偏向出力用IC、16はセツト入力S
に入力ピン2から垂直駆動パルスが微分回路17
を介して印加され、Q出力がトランジスタ18の
ベースに印加されるS−RFF(フリツプフロツ
プ)回路、19は第1及び第2定電流源20及び
21により充電されるコンデンサ、22は点Aに
生ずるコンデンサ19の端子電圧と、点Bに得ら
れる基準電圧とを比較する比較回路、23はコレ
クタが共通接続され互いのベースに逆相の鋸歯状
波電圧が印加されるトランジスタ24及び25か
ら構成される混合回路、26は非反転入力端子
(+)に基準電源27が接続され、反転入力端子
(−)が混合回路23の出力点Cに接続されてい
る増幅回路、28は該増幅回路26の出力信号を
更に増幅し、鋸歯状波電圧を出力ピン10を介し
て偏向コイル7に印加する電力増幅回路である。
尚、第1図において、第2図と同一の回路素子に
ついては同一の符号を付し、その説明は省略す
る。
次に動作について説明する。入力ピン2に印加
される第4図イの如きPAL方式の50Hzの垂直駆
動パルスは、微分回路17で微分された後、S−
RFF回路16のセツト入力Sに印加される。そ
の場合、セツト入力Sに印加される信号は、第4
図ロの如くなる。(尚、S−RFF回路16は負極
性の信号によりトリガーされる。)このため、S
−RFF回路16のQ出力は第4図ハの如く時刻t1
で「H」レベルとなり、トランジスタ18をオン
させる。そのため、コンデンサ19に充電された
電荷は抵抗29及びトランジスタ18のコレク
タ・エミツタ路を介して放電され、点Aの電圧は
第4図ニの如く時刻t1から低下する。やがて、点
Aの電圧が点Bの電圧VAとほぼ等しくなるとト
ランジスタ31,33及び34がオンし、S−
RFF回路16のリセツト入力Rにリセツト信号
が印加され、S−RFF回路16はリセツトされ
そのQ出力は第4図ハの如く時刻t2に「H」レベ
ルから「L」レベルになり、トランジスタ18を
オンさせる。その結果、コンデンサ19は、第1
定電流源20により充電され、その繰り返えしに
より点Aには第4図ニの如き鋸歯状波電圧が生ず
る。
従つて、垂直駆動パルスのパルス幅に関係なく
コンデンサ19の充放電時間が設定出来、それに
よつてビデオテープレコーダ等からの信号の如く
パルス幅の異なる信号に対しても一定の振幅を有
する鋸歯状波電圧を発生することが出来る。尚、
抵抗29の値を調整することによりコンデンサ1
9の放電時間を変化させることが出来る。
次に、入力ピン2に第5図イの如きNTSC方式
の60Hzの垂直駆動パルスが印加されると、前記垂
直駆動パルスは微分回路17で微分された後、S
−RFF回路16のセツト入力Sに印加される。
その場合、セツト入力Sに印加される信号は第5
図ロの如くなる。このため、S−RFF回路16
のQ出力は第5図ハの如く時刻t1で「H」レベル
となり、トランジスタ18をオンさせる。このた
め、コンデンサ19に充電された電荷は抵抗29
及びトランジスタ18のコレクタ・エミツタ路を
介して放電され、点Aの電圧は第5図ニの如く時
刻t1から低下する。やがて、点Aの電圧が点Bの
電圧VAと等しくなるまで低下すると、前述の50
Hzの場合と同様に比較回路22からリセツト信号
がS−RFF回路16のリセツト入力Rに印加さ
れ、そのQ出力は第5図ハの如く時刻t2に「H」
レベルから「L」レベルとなり、トランジスタ1
8をオフさせる。ところで、NTSC方式の信号を
受像する場合は、制御信号を端子35に印加し、
トランジスタ36をオンさせて、第2定電流源2
1を動作状態にすればよい。そうすると、コンデ
ンサ19は第1及び第2定電流源20及び21に
より充電されるので、その充電カーブの立ち上が
りは早くなり点Aには第5図ニの如き第4図ニの
鋸歯状波電圧と振幅が等しい鋸歯状波電圧が生ず
る。
この様にして、点Aに生ずる第4及び第5図の
ニの如き鋸歯状波電圧は、混合回路23の出力点
Cより増幅回路26の反転入力端子(−)に印加
され、基準電源27の電圧と比較される。このた
め、前記鋸歯状波電圧と逆相の鋸歯状波電圧が増
幅回路26の出力端に発生し、電力増幅回路28
で更に増幅されて偏向コイル7に印加される。そ
して前記鋸歯状波電圧は、コンデンサ8でその直
流分が除去され、抵抗9には交流的鋸歯状波電圧
が発生する。そして該交流的鋸歯状波電圧は、偏
向コイル7とコンデンサ8との接続点に得られる
直流的鋸歯状波電圧とともに帰還回路37及び帰
還ピン38を介して混合回路23のトランジスタ
25のベースに帰還され、これにより安定な偏向
電流が得られる。
ところで、第4図イの如き50Hzの周期(T=
20ms)で垂直駆動パルスが到来しているときに、
点Aに発生する鋸歯状波電圧の波高値V1は V1=I1・20ms/C ……(1) [ただし、I1は第1定電流源20に流れる電
流、Cはコンデンサ19の容量] となる。一方、第5図イの如き60Hzの周期(T≒
16.7ms)の場合には、第2定電流源21にも電流
が流れるので、波高値V2は V2=(I1+I2)・16.7ms/C ……(2) [ただし、I2は第2定電流源21に流れる電
流、] ここで、50Hz時及び60Hz時に同じ波高値を得る
には、式(1)と式(2)が等しければ良いので、V1
V2として定電流I2を求めると、 I2=0.2I1 ……(3) となる。したがつて、第2定電流源21には第1
定電流源20に流れる定電流の20%を流せば、50
Hz時及び60Hz時に同一振幅の画像が得られる。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案によれば垂直駆動パル
スの前縁に応じて鋸歯状波電圧を作成しているの
で、前記垂直駆動パルスのパルス幅の変動による
影響を防止出来、一定振幅の鋸歯状波電圧が得ら
れ、安定な垂直偏向を行うことが出来る。更に本
考案によれば、第1の周波数の垂直駆動パルスよ
り高い周波数の第2の垂直駆動パルスが印加され
る場合は、第1及び第2定電流源によりコンデン
サの充電を行う様にしているので、周波数の高い
信号の場合にも一定振幅の鋸歯状波電圧が得ら
れ、安定に垂直偏向動作を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、第
2図は従来の垂直偏向回路を示す回路図、第3図
は第2図の説明に供するための波形図、第4図及
び第5図は第1図の説明に供するための波形図で
ある。 16……S−RFF回路、17……微分回路、
18……トランジスタ、19……コンデンサ、2
0……第1定電流源、21……第2定電流源、
2……比較回路、33及び34……トランジス
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前段の垂直発振回路からの垂直駆動パルスに応
    じて鋸歯状波電圧を作成する垂直偏向回路であつ
    て、前記垂直駆動パルスを微分する微分回路と、
    該微分回路の出力信号に応じてセツトされるフリ
    ツプフロツプ回路と、第1定電流源もしくは第1
    及び第2定電流源によつて充電されるコンデンサ
    と、前記フリツプフロツプ回路の出力信号に応じ
    て前記コンデンサの放電路を形成する手段と、前
    記コンデンサの端子電圧と基準電圧とを比較する
    比較回路と、該比較回路の出力信号に応じて前記
    フリツプフロツプ回路をリセツトする手段とから
    成り、前記垂直駆動パルスの周波数が第1の値の
    時、前記第1定電流源により前記コンデンサの充
    電を行い、前記周波数が第2の値の時、前記第1
    定電流源及び第2定電流源により前記コンデンサ
    の充電を行う様にしたことを特徴とする垂直偏向
    回路。
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JP4592181B2 (ja) * 2000-12-25 2010-12-01 三洋電機株式会社 垂直ランプ波発生回路

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