JPH0425297A - 固体撮像装置の信号処理回路 - Google Patents

固体撮像装置の信号処理回路

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JPH0425297A
JPH0425297A JP2130575A JP13057590A JPH0425297A JP H0425297 A JPH0425297 A JP H0425297A JP 2130575 A JP2130575 A JP 2130575A JP 13057590 A JP13057590 A JP 13057590A JP H0425297 A JPH0425297 A JP H0425297A
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JP2130575A
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English (en)
Inventor
Hideaki Murayama
秀明 村山
Takashi Asaida
浅井田 貴
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0425297A publication Critical patent/JPH0425297A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像
装置により得られる第1.第2及び第3の色種像出力信
号に各色補間信号を加算合成するリニアマトリクス処理
をディジタル処理により行う固体撮像装置の信号処理回
路に関する。
B 発明の概要 本発明は、空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像
装置により得られる第1.第2及び第3の色種像出力信
号に各色補間信号を加算合成するリニアマトリクス処理
を行う固体撮像装置の信号処理回路において、上記第1
.第2及び第3の色種像出力信号をディジタル化した第
1.第2及び第3の色データについて、上記第1の色デ
ータから第1の補間フィルタにより上記第2及び第3の
色種像出力信号のサンプリング位相と同位相の第10色
補間データを得て、上記第2及び第3の色データと上記
第1の色補間データとから第1の色補間データを形成す
るとともに、上記第2及び第3の色データから第2及び
第3の補間フィルタにより上記第1の色種像出力信号の
サンプリング位相と同位相の第2及び第3の色補間デー
タを得て、上記第1の色データと1記第】の色補間デー
タとから第2及び第3の色補間データを形成し、これら
第1乃至第3の色補間データを低域周波数成分のみに帯
域制限して上記第1乃至第3の色データに加算すること
により、空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像装
置により得られる各色種像出力信号にディジタル処理に
よるリニアマトリクス処理を施すことができるようにし
たものである。
C従来の技術 一般に、カラービデオカメラでは、被写体からの撮像光
を色分解系により赤色光成分、緑色光成分及び青色光成
分の三原色光成分に分解して、上記被写体を三原色画像
としてカラー撮像部で撮像する。そして、上記カラー撮
像部により得られる三原色撮像出力信号R,,G、、 
B、について、Ro=R1+a(Rt−Gt)+b(R
H−BB)Go−Gt +c(Gt Rt)+d(G;
  B;)  ・・・第1式%式%) なる第1式の演算処理を行うリニアマトリクス回路を用
いて、撮像画像の色再現性を補正した三原色撮像出力信
号R8+ Got BOを形成するようにして、上記三
原色撮像出力信号R6+ Got [ioから所望のテ
レビジョン方式に適合したカラービデオ信号を形成して
出力するようにしている。
なお、上記第1式において、a+ b+ C+ d+ 
e+ fは、補正係数である。
また、カラービデオカメラでは、上記カラー撮像部を構
成する三原色撮像用の各イメージヤとして、ビジコン等
の撮像管に代えて、電荷結合素子(CCD:charg
e coupled device)等により形成した
離散的な絵素構造を有する固体イメージセンサを用いる
ようにした固体化が進められていおり、緑色画像撮像用
の固体イメージセンサと赤色絵素及び青色絵素用の色コ
ーディングフィルタを設けた固体イメージセンサにより
三原色画像を撮像する三板式固体撮像装置や、三原色画
像を個別の固体イメージセンサにより描像する三板式等
固体撮像装置の多板式固体描像装置が実用化されている
そして、従来より、上記多板式固体撮像装置における解
像度の向上を図るための手法として、緑色画像撮像用の
固体イメージセンサに対して、絵素の空間サンプリング
周期の1/2だけ、赤色画像撮像用及び青色画像撮像用
の固体イメージセンサをずらして配置するようにした空
間絵素ずらし法が知られている。
D 発明が解決しようとする課題 ところで、ビジコン等の撮像管によりカラー撮像部を構
成したアナログのカラービデオカメラでは、上記カラー
撮像部により三原色撮像出力信号R,,G、、 B、が
連続的に得られるので、リニアマトリクス回路によりR
,−G、等の減算処理を含む上述の第1式に示した演算
処理を行うことができる。しかし、CCD等の離散的な
絵素構造を有する固体イメ−ジンサを用いたディジタル
カラービデオカメラでは、空間絵素ずらし法により解像
度の向上を図った場合、第11図に示すように、緑色画
像撮像用の固体イメージセンサによる空間サンプリング
出力として得られる緑色撮像出力信号G、に対して、赤
色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメージセンサ
による空間サンプリング出力として得られる赤色撮像出
力信号R,及び青色撮像出力信号B、の位相がπだけず
れているために、G、とRi+ B、との減算処理を行
うことができず、リニアマトリクス回路による色補間処
理を行うことができないという問題点があった。
この色補間処理をディジタル処理により行うためには、
例えば、固体イメージセンサにより得られる3原色撮像
出力信号Gi+ Rム+ Biから、補間フィルタを用
いた補間処理によって、赤色撮像出力信号R1及び青色
撮像出力信号B、と同位相の緑色補間信号carを得る
とともに、緑色撮像出力信号G8 と同位相の赤色補間
信号RIF及び青色補間信号BIFを得て、これら3原
色撮像出力信号Gi+Ri+ B、及び3原色補間信号
GIPI RIPI BIPから各色補間信号を形成す
れば良い。
しかし、このようにして形成される各色補間信号は、補
間フィルタの周波数特性上、無彩色の被写体を撮像した
ときに、各色補間信号が零にならず、輝度信号成分に影
響を与えることになる折り返し歪みを原因となる。
そこで、本発明は、上述の如き従来の実情に鑑み、空間
絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像装置により得ら
れる各色撮像出力信号に折り返し歪みが少ない状態でデ
ィジタル処理によるリニアマトリクス処理を行うことが
できるようにした固体撮像装置の信号処理回路を提供す
ることを目的とものである。
E  RBを解決するための手段 本発明は、上述の目的を達成するために、空間絵素ずら
し法を採用した多板式固体撮像装置により得られる第1
.第2及び第3の色撮像出力信号に各色補間信号を加算
合成するリニアマトリクス処理を行う固体撮像装置の信
号処理回路において、第1の色撮像出力信号をディジタ
ル化した第1の色データから第2及び第3の色撮像出力
信号のサンプリング位相と同位相の第1の色褪間データ
を形成する第1の補間フィルタと、第2の色撮像出力信
号をディジタル化した第2の色データから上記第1の色
撮像出力信号のサンプリング位相と同位相の第2の色褪
間データを形成する第2の補間フィルタと、第3の色撮
像出力信号ディジタル化した第2の色データから上記第
1の色撮像出力信号のサンプリング位相と同位相の第3
の色褪間データを形成する第3の補間フィルタと、上記
第1乃至第3の色撮像出力信号の各色データと上記第1
乃至第3の色褪間データとから上記第1乃至第3の色撮
像出力信号の各色補間データを形成する演算処理手段と
、上記演算処理手段により得られた各色補間データを低
域周波数成分のみに帯域制限するローパスフィルタと、
上記ローパスフィルタにより帯域制限された各色補間デ
ータを上記第1乃至第3の色撮像出力信号の各色データ
に加算する加算手段とを備え、空間絵素ずらし法を採用
した多板式固体撮像装置により得られる各色撮像出力信
号にディジタル処理によるリニアマトリクス処理を施す
ことを特徴とするものである。
F 作用 本発明に係る固体撮像装置の信号処理回路において、第
1の補間フィルタは、空間絵素ずらし法を採用した多板
式固体撮像装置により得られる第1、第2及び第3の色
撮像出力信号について、上記第1の色撮像出力信号をデ
ィジタル化した第1の色データから上記第2.第3の色
撮像出力信号のサンプリング位相と同位相の第1の色褪
間データを形成する。また、第2の補間フィルタは、上
記第2の色撮像出力信号をディジタル化した第2の色デ
ータから上記第1の色撮像出力信号のサンプリング位相
と同位相の第2の色褪間データを形成する。さらに、第
3の補間フィルタは、上記第3の色撮像出力信号ディジ
タル化した第2の色データから上記第1の色撮像出力信
号のサンプリング位相と同位相の第3の色褪間データを
形成する。
また、演算処理手段は、上記第1乃至第3の色撮像出力
信号の各色データと上記第1乃至第3の色褪間データと
から上記第1乃至第3の色撮像出力信号の各色補間デー
タを形成する。
さらに、ローパスフィルタは、上記演算処理手段により
得られる各色補間データを低域周波数成分のみとするよ
うに帯域制限する。
そして、加算手段は、上記ローパスフィルタにより帯域
制限された各色補間データを上記第1乃至第3の色撮像
出力信号の各色データに加算することによってリニアマ
トリクス処理を施す。
G 実施例 以下、本発明に係る固体撮像装置の信号処理回路の一実
施例について、図面に従い詳細に説明する。
第1図のブロック図に示す実施例は、撮像レンズ(1)
から光学的ローパスフィルタ(2)を介して入射される
撮像光り、を色分解プリズム(3)により三原色光成分
に分解して、被写体像の三原色画像を三枚のCCDイメ
ージセンサ(4R) 、 (4G) 、 (4B)によ
り撮像する三板式固体撮像装置に本発明を適用したもの
である。
この実施例において、三板式固体撮像装置の撮像部を構
成している上記三枚のCCDイメージセンサ(4R) 
、 (4G) 、 (4B)は、空間絵素ずらし法によ
り高解像度化を図るために、第2図に示すように、緑色
画像撮像用のCCDイメージセンサ(4G)に対して、
絵素の空間サンプリング周期τ、の1/2だけ、赤色画
像撮像用及び青色画像撮像用のCCDイメージセンサ(
4R) 、 (4B)をずらして配置することにより、
上記緑色画像撮像用のCCDイメージセンサ(4G)と
上記赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の各CCDイメ
ージセンサ(4R) 、 (4B) とが、r、なるサ
ンプリング周波数で被写体像の三原色画像を互いに逆位
相で空間サンプリングするようになっている。
ここで、上記CCDイメージセンサ(4R) 、 (4
B)による空間サンプリジグ出力として得られる赤色撮
像出力信号R0及び青色撮像出力信号B0の周波数特性
を代表して、上記赤色撮像出力信号R0の周波数特性を
第3図のAに示し、また、緑色撮像出力信号G、の周波
数特性を第4図のAに示しである。なお、上記第3図及
び第4図において、実線は各信号R0,G、のベースバ
ンド成分R0lI+6、□を示し、破線はサイドバンド
成分RoAL+GIIALを示している。
また、この実施例の信号処理回路は、上記CCDイメー
ジセンサ(4R) 、 (4G) 、 (4B)により
得られる三原色撮像出力信号R,,G、、 B、がそれ
ぞれバッファアンプ(5R) 、 (5G) 、 (5
B)を介して供給される第1乃至第3のA/D変換器(
6R) 、 (6G) 、 (6B)を備えており、上
記三原色撮像出力信号R,,G、、 B、を上記A/D
変換器(6R) 、 (6G) 、 (6B)によりデ
ィジタル化するようになっている。
上記A/D変換器(6R) 、 (6G) 、 (6B
)により三原色撮像出力信号R,,G、、 B、をディ
ジタルした各色データD(R,)、 D(G、)、 D
(B、)は、それぞれラッチ回路(7R) 、 (7G
) 、 (7B)を介して第1乃至第3の補間フィルタ
(8R) 、 (8G) 、 (8B)に与えられてい
る。
上記第1の補間フィルタ(8R)は、上記赤色撮像出力
信号R0をディジタル化した赤色データD (R,)に
ついて、上記赤色撮像出力信号R0に対して第3図のB
に示すような補間フィルタ特性を与える補間演算処理を
施すことにより、上記緑色撮像出力信号G、のサンプリ
ング位相と同位相の第3図のCに示すような周波数特性
の赤色補間信号R8に対応する赤色補間データD(Rや
)を形成する。また、上記第2の補間フィルタ(8G)
は、上記緑色撮像出力信号G、をディジタル化した緑色
データD(G、)について、第4図のBに示すような補
間フィルタ特性を与える補間演算処理を施すことにより
、上記赤色撮像出力信号R0のサンプリング位相と同位
相の第4図のCに示すような周波数特性の緑色補間信号
G0に対応する緑色補間データD(G、)を形成する。
さらに、上記第3の補間フィルタ(8B)は、上記青色
撮像出力信号B0をディジタル化した青色データD(B
、)について、上記第1の補間フィルタ(8R)と同様
な補間フィルタ特性を与える補間演算処理を施すことに
より、上記緑色撮像出力信号6.のサンプリング位相と
同位相の青色補間信号B、に対応する青色補間データD
(B、)を形成する。
すなわち、この実施例の信号処理回路では、上述のよう
に被写体像の三原色画像を互い逆位相で空間サンプリン
グする上記緑色画像撮像用のCCDイメージセンサ(4
G)と上記赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の各CC
Dイメージセンサ(4R) 。
(4B)による空間絵素ずらし法を採用した三原色撮像
出力信号R,,G、、 B、について、第5図に示すよ
うに、上記赤色撮像出力信号R0及び青色撮像出力信号
8゜のサンプリング位相と同位相の緑色補間信号G0に
対応する緑色補間データD(G、)を上記第2の補間フ
ィルタ(8G)により形成し、また、上記緑色撮像出力
信号G、のサンプリング位相と同位相の赤色補間信号R
1及び青色補間信号B。
に対応する赤色補間データD(R,)及び青色補間デー
タD(B、)を上記第1及び第3の補間フィルタ(8R
) 、 (8B)により形成している。
上記第1乃至第3の補間フィルタ(8R) 、 (8G
)(8B)としては、 H(z)+−(z−’十z ’ ) なる伝達関数H(Z)、で表される第6図に細線で示す
ようなフィルタ特性を与える平均値補間処理を行うもの
や、 H(Z)!= −(−z−”+9 z−’+92−’−
2”)伝達関数H(z)zで表される第6図に太線で示
すように周波数領域において原点の2次微分がゼロのフ
ィルタ特性を与える補間処理を行うものが用いられる。
また、上記A/D変換器(6R) 、 (6G) 、 
(6B)により得られる各色データD(R,)、 D(
G、)、 D(B、)は、上記ラッチ回路(7R) 、
 (7G) 、 (7B)から第1乃至第5の減算処理
部(9a)〜(9e)に与えられている。
上記第1の減算処理部(9a)は、上記第1の補間フィ
ルタ(8R)により形成される上記赤色補間データD(
R,)が減算データとして与えられている。この第1の
減算処理部(9a)は、上記ラッチ回路(7G)を介し
て与えられる緑色データD(G、)から上記赤色補間デ
ータD (R,)を減算することによって、第7図に示
すような周波数特性の色差信号(G、 −R,)に対応
する色差データD(G、−R,)を形成する。
また、上記第2の減算処理部(9b)は、上記第2の補
間フィルタ(8G)により形成される上記緑色補間デー
タD(G、)が減算データとして与えられている。この
第2の減算処理部(9b)は、上記ラッチ回路(7R)
を介して与えられる赤色データD(R,)から上記緑色
補間データD (G、)を減算することによって、第8
図に示すような周波数特性の色差信号(R,−G、)に
対応する色差データD(R,−G。)を形成する。
さらに、上記第3の減算処理部(9c)は、上記第2の
補間フィルタ(8G)により形成される上記緑色補間デ
ータD(G、)が減算データとして与えられている。こ
の第3の減算処理部(9c)は、上記ランチ回路(7B
)を介して与えられる青色データD (B、)から上記
緑色補間データD(G、)を減算することにより、色差
信号(Bo−Go)に対応する色差データD (B、 
−G、)を形成する。
またさらに、上記第4の減算処理部(9d)は、上記第
3の補間フィルタ(8b)により形成される上記青色補
間データD(B、)が減算データとして与えられており
、上記ラッチ回路(7G)から与えられる緑色データD
(G、)から上記青色補間データII(B、)を減算す
ることにより色差信号(G、 −8,)に対応する色差
データD(G、−B、)を形成する。
さらにまた、上記第5の減算処理部(9e)は、上記ラ
ンチ回路(7B)から青色データD(B、)が減算デー
タとして与えられており、上記ランチ回路(7R)から
与えられる赤色データD(Ro)から上記青色データロ
(Bo)を減算することにより色差信号(Ro−B、)
に対応する色差データD (R,−B、)を形成する。
さらに、この実施例の信号処理回路は、データ検出部(
10)により補正係数a、 b、 C1c+、 el 
rが与えられる第1乃至第6の乗算器(Ila)〜(l
lf)を備えており、上記各減算処理部(9a)〜(9
e)により形成される色差データD(G、−R,)、 
D(R,−G、)。
D(Bo−Go)、 D(G、−B、)、 D(R,−
8,)に上記補正係数a、 b+ C+ d、 e、 
fを乗算するようになっている。
上記第1の乗算器(lla)は、上記第2の減算処理部
(9b)により形成される色差データD(R,−G、)
に補正係数aを乗算して、その乗算出力データを第1の
加算器(12R)に与えている。また、上記第2の乗算
器(llb)は、上記第5の減算処理部(9e)により
形成される上記色差データD(R,−B、)に補正係数
すを乗算して、その乗算出力データを上記第1の加算器
(12R)に与えている。
そして、上記第1の加算器(12R)は、上記第1及び
第2の乗算器(lla) 、 (Ilb)による各乗算
出力データを加算することにより、赤色補間データDR
(a(RoGo) + b(R−80) )を形成して
、この赤色補間データDR(a(R,−G、) +b(
R,−B、) )をローパスフィルタ(131?)から
スイッチ回路(14)を介して、赤色補間処理用の加算
器(21R)に与えるようになっている。
また、上記第3の乗算器(llc)は、上記第1の減算
処理部(9a)により形成される色差データD(G。
R,)に補正係数Cを乗算して、その乗算出力データを
第2の加算器(12G)に与えている。さらに、上記第
4の乗算!1i(Ild)は、上記第4の減算処理部(
9d)により形成される上記色差データD(G、−B、
)に補正係数eを乗算して、その乗算出力データを上記
第2の加算器(12G)に与えている。
そして、上記第2の加算器(12G)は、上記第3及び
第4の乗算器(llc)、 (lid)による各乗算出
力データを加算することにより、緑色補間データDG(
c (G、 −R,) + d (G、 −B、) )
を形成して、この緑色補間データDG (c(G、−R
,) +d(G、−8,) )をローパスフィルタ(1
3G)から上記スイッチ回路(14)を介して、緑色補
間処理用の加算器(21G)に与えるようになっている
さらに、上記第5の乗算器(lle)は、上記第5の減
算処理部(9e) ?こより形成される色差データD(
R,−8,)に補正係数eを乗算して、その乗算出力デ
ータを第3の加算器(12B)に与えている。また、上
記第6の乗算器(llf)は、上記第3の減算処理部(
9c)により形成される上記色差データD(B。
−Go)に補正係数「を乗算して、その乗算出力データ
を上記第3の加算器(12B)に与えている。
そして、上記第3の加算器(12B)は、上記第5及び
第5の乗算器(lie) 、 (llf)による各乗算
出力データを加算することにより、青色補間データDB
(e(RoBo)十f(80Go)、)を形成して、こ
の青色補間データDB [e(R,−8,)十f(Bo
−Go))をローパスフィルタ(13B)から上記スイ
ッチ回路(14)を介して、青色補間処理用の加算器(
21B)に与えるようになっている。
ここで、上記第1乃至第3の加算器(12B)により得
られる各色補間データは、その成分である色差データD
(R,−G、)、 D(G、−R,)、 D(B、−G
、)の高域周波数成分が無彩色の被写体に対してゼロに
ならず、輝度信号に影響を与えることになる。例えば、
赤色撮像出力信号R0に赤色補間信号(+1゜G、)を
加算した第9図のAに示すような周波数特性の赤色信号
R゛と、 R=RO+0.5(R,−GO) 緑撮像出力信号G、とから、 Y = 0.5 (G、+ R’) にて形成した輝度信号Yは、その周波数特性を第90図
のBに示すように、折り返し成分y^、が残存してしま
う。
そこで、この実施例の信号処理回路では、上記上記第1
乃至第3の加算器(12B)により得られる各色補間デ
ータDR(a(R,−G、) 十b(R,−B、) )
、DR[c(G、 −R,)+d(G、−B、)) 、
DR(e(R,−8,)十f(B、−G、))  を上
記各ローパスフィルタ(13R)(13G) 、 (1
3B)により、低域周波数成分のみに帯域制限して、上
記各色補間処理用の加算器<21R)(21G) 、 
(21B)に与えるようにしている。
上記第8図に示した周波数特性を有する赤色補間信号(
Ro−G、)は、第10図のAに示すようなローパスフ
ィルタ特性H(Z)LPFで帯域制限することにより、
第10図のBに示すような周波数特性となる。そこで、
赤色撮像出力信号R0に帯域制限済の赤色補間信号(R
,Go)LPFを加算した第10図のCに示すような周
波数特性の赤色信号R”と、R”=Ro +0.5(R
e  Go)Lry緑撮像出力信号G8とから、 Y = 0.5 (Gや+R”) にて形成した耗度信号Yは、その周波数特性を第10図
に示すように、残存する折り返し成分を極めて少なくす
ることができる。
上記ローパスフィルタ(13R) 、 (13G) 、
 (13B)としでは、例えば、 H(z)LPF  =      (z−’+2+z’
  )の伝達開数H(Z)LPFを与えるものが用いら
れる。
なお、NTSC方式やPAL方式にける色信号帯域は1
.5MHz程度なので、上記各色補間データを低域周波
数成分のみに帯域制限しても画質に影響を与えることが
ない。また、上記各色補間データを低域成分のみに帯域
制限して、高域成分を除去するのでS/N等に対しても
有利である。
上記各色補間処理用の加算器(21R) 、 (21G
) 、 (21B)は、上述の各A/D変換器(6R)
 、 (6G) 、 (6B)により得られる各色デー
タD(R,)、 D(G、)、 D(B、)が上記各ラ
ッチ回路(7R) 、 (7G) 、 (7B)からそ
れぞれ遅延回路(2OR) 、 (20G) 、 (2
0B)を介して与えられている。
そして、上記赤色補間処理用の加算器(21R)は、上
記赤色補間データDR[a(R,−G、) 十b(R,
−B、) )を上記赤色データD (R,)に加算して
、色補間処理済の赤色データD (R)を形成する。ま
た、上記緑色補間処理用の加算器(21G)は、上記緑
色データD(G、)に上記緑色補間データDG (c(
G、−R−) 十d(G、−8,))を加算して、色補
間済の緑色データD (G)を形成する。さらに、上記
青色補間処理用の加算器(21B)は、上記青色補間デ
ータDB [e(RoB、) +f(B、−G、) )
を上記青色データD(B、)に加算して、色補間処理済
の青色データD (B)を形成する。
上記各色補間処理用の加算器(21R) 、 (21G
) 、 (21B)により得られる色補間処理済の各色
データD (R)o (G) 、 D (B)は、それ
ぞれクリップ回路(211?) 、 (21G) 。
(21B)によるクリップ処理やガンマ回路(21R)
(21G) 、 (21B)によるガンマ補正処理等が
施されてから、エンコーダ(24)に与えられて、NT
SC方式等の所望のテレビジョン方式のビデオデータに
変換される。
そして、上記エンコーダ(24)に得られるビデオデー
タは、ローパスフィルタ(25)とダウンサンプリング
処理回路(26)を介して、データ出力端子(27)か
ら出力されるともに、D/A変換器(28)を介してア
ナログのビデオ信号として信号出力端子(29)から出
力される。
H発明の効果 本発明に係る固体撮像装置の信号処理回路では、空間絵
素ずらし法を採用した多板式固体撮像装置により得られ
る第1.第2及び第3の色撮像出力信号について、上記
第1の色撮像出力信号をディジタル化した第1の色デー
タから上記第2及び第3の色撮像出力信号のサンプリン
グ位相と同位相の第1の色補間データを第1の補間フィ
ルタにより形成し、上記第2の色撮像出力信号をディジ
タル化した第2の色データから上記第1の色撮像出力信
号のサンプリング位相と同位相の第2の色補間データを
第2の補間フィルタにより形成し、上記第3の色撮像出
力信号ディジタル化した第2の色データから上記第1の
色撮像出力信号のサンプリング位相と同位相の第3の色
補間データを第3の補間フィルタにより形成し、演算処
理手段により上記第1乃至第30色撮像出力信号の各色
データと上記第1乃至第3の色補間データとから上記第
1乃至第3の色撮像出力信号の各色補間データを形成す
る。そして、フィルタ段により上記各色補間データを低
域周波数成分のみに帯域制限して加算手段により上記第
1乃至第3の色撮像出力信号の各色データに各色補間デ
ータを加算することによって、空間絵素ずらし法を採用
した多板式固体撮像装置にて得られる各色撮像出力信号
にディジタル処理によるリニアマトリクス処理を行うこ
とができる。しかも、フィルタ段により上記各色補間デ
ータを低域周波数成分のみに帯域制限することによって
、耀度信号の高域成分に影響を与えることなくリニアマ
トリクス処理を行うことができる。また、NTSC方式
やPAL方式にける色信号帯域は1.5MHz程度なの
で、上記各色補間データを低域周波数成分のみに帯域制
限しても画質に影響を与えることがない。
従って、空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像装
置に本発明を適用することにより、高解像度でしかも色
再現性の良好なカラー撮像出力信号を得ることができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は三板式固体撮像装置に本発明を適用した信号処
理回路の構成を示すブロック図である。 第2図は上記三板式固体撮像装置における各CCDイメ
ージセンサの配設状態を示す模式図である。 第3図のA、B、Cは上記信号処理回路における赤色補
間信号の形成動作を説明するための特性図であり、赤色
撮像信号の周波数特性をAに示し、第1の補間フィルタ
のフィルタ特性をBに示し、赤色補間信号の周波数特性
をCに示している。 第4図のA、B、Cは上記信号処理回路における緑色補
間信号の形成動作を説明するための特性図であり、緑色
撮像信号の周波数特性をAに示し、第1の補間フィルタ
のフィルタ特性をBに示し、緑色補間信号の周波数特性
をCに示している。 第5図は上記信号処理回路における三原色撮像出力信号
と各色褪間信号の位相関係を説明するための模式図であ
る。 第6図は上記信号処理回路に用いた補間フィルタの特性
例を示す特性図である。 第7図は上記信号処理回路において形成される色差信号
(G、−R,)の周波数特性を示す特性図である。 第8図は上記信号処理回路において形成される色差信号
(R,−に、ンの周波数特性を示す特性図である。 第9図のA、 Bは上記信号処理回路において各色褪間
信号に帯域制限処理を施さない場合に、各色褪間信号の
高域成分が輝度信号Yに与える影響を示す周波数特性図
であって、赤色補間信号(R。 G、)を加算した赤色信号R°の周波数特性をAに示し
、この赤色信号R”と緑色撮像出力信号Gやとから形成
される輝度信号Yの周波数特性をB示している。 第10図のA、 B、  C,Dは上記信号処理回路に
おいて各色褪間信号に帯域制限処理を施した場合に、各
色褪間信号の高域成分が輝度信号Yに与える影響を示す
周波数特性図であって、帯域制限用のローパスフィルタ
の特性をAに示し、IF域制限を施した赤色補間信号(
R,−G、) L□の周波数特性をBに示し、この赤色
補間信号(R,−GO)L□を加算した赤色信号R”の
周波数特性をCに示し、この赤色信号R”と緑色撮像出
力信号G8とから形成される輝度信号yの周波数特性を
D示している。 第1I図は空間絵素ずらし法を採用した三板式固体撮像
装置による三原色撮像出力信号の位相関係を説明するた
めの模式図である。 (4R)、(4G) (4B)・・・・・ CCDイメ
ージセンサ(6R) 、 (6G) 、 (6B)・・
・・・A/D変換器(8R) 、 (8に) 、 (8
B)・・・・・補間フィルタ(9a)〜(9e)・・・
・・・・・・減算処理部(lla)〜(llf)・・・
・・・・・乗算器(12R) 、 (12G) 、 (
12B) 、 (21R) 、 (21G) 、 (2
1B)・・・・・・・・・・・・・・・加算器(13R
) 、 (13G) 、 (13B) ・・10.ロー
パスフィルタ第3 図 第4図 第5図 槓暦フイlL′7め特性 第6図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像装置により
    得られる第1、第2及び第3の色撮像出力信号に各色補
    正信号を加算合成するリニアマトリクス処理を行う固体
    撮像装置の信号処理回路において、 第1の色撮像出力信号をディジタル化した第1の色デー
    タから第2及び第3の色撮像出力信号のサンプリング位
    相と同位相の第1の色補間データを形成する第1の補間
    フィルタと、 第2の色撮像出力信号をディジタル化した第2の色デー
    タから上記第1の色撮像出力信号のサンプリング位相と
    同位相の第2の色補間データを形成する第2の補間フィ
    ルタと、 第3の色撮像出力信号ディジタル化した第2の色データ
    から上記第1の色撮像出力信号のサンプリング位相と同
    位相の第3の色補間データを形成する第3の補間フィル
    タと、 上記第1乃至第3の色撮像出力信号の各色データと上記
    第1乃至第3の色補間データとから上記第1乃至第3の
    色撮像出力信号の各色補正データを形成する演算処理手
    段と、 上記演算処理手段により得られる各色補正データを低域
    周波数成分のみに帯域制限するローパスフィルタと、 上記ローパスフィルタにより帯域制限された各色補正デ
    ータを上記第1乃至第3の色撮像出力信号の各色データ
    に加算する加算手段とを備え、空間絵素ずらし法を採用
    した多板式固体撮像装置により得られる各色撮像出力信
    号にディジタル処理によるリニアマトリクス処理を施す
    ことを特徴とする固体撮像装置の信号処理回路。
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