JP3525445B2 - ディジタル信号処理カメラ - Google Patents

ディジタル信号処理カメラ

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JP3525445B2
JP3525445B2 JP32147592A JP32147592A JP3525445B2 JP 3525445 B2 JP3525445 B2 JP 3525445B2 JP 32147592 A JP32147592 A JP 32147592A JP 32147592 A JP32147592 A JP 32147592A JP 3525445 B2 JP3525445 B2 JP 3525445B2
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像信号をディジタル
化してディジタル処理を施して出力するディジタル信号
処理カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラやビデオテープレ
コーダなどで取り扱う映像信号には、ガンマ補正、輪郭
補正、ホワイトバランス調整、色相調整などの各種信号
処理が施されている。
【0003】例えばカラービデオカメラの場合、CCD
イメージセンサなどを用いた撮像部により得られる撮像
出力信号から輝度信号やクロマ信号を形成して出力する
撮像信号処理回路において、上記ガンマ補正、輪郭補
正、ホワイトバランス調整、色相調整などの各種信号処
理が施されるようになっている。
【0004】また、従来の撮像信号をディジタル化して
ディジタル処理を施して出力するディジタル信号処理カ
メラでは、撮像部により得られる撮像信号をCCDイメ
ージセンサの読み出しクロックと同じクロックレートで
A/D変換して、ディジタル処理により上記輪郭補正処
理などを施すようにしている。例えば、40万画素CC
Dイメージセンサを備えるディジタル信号処理カメラで
は、約14MHzのクロックレートで撮像信号をA/D
変換してディジタル処理し、また、50万画素CCDイ
メージセンサを備えるディジタル信号処理カメラでは、
約18MHzのクロックレートで撮像信号をA/D変換
してディジタル処理していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に従来のディジタル信号処理カメラでは、CCDイメー
ジの読み出しクロックと同じクロックレートで撮像信号
をディジタル化してディジタル処理するようにしてお
り、40万画素CCDイメージセンサを備えるディジタ
ル信号処理カメラでは約14MHzのクロックレートで
ディジタル処理を行ない、また、50万画素CCDイメ
ージセンサを備えるディジタル信号処理カメラでは約1
8MHzのクロックレートでディジタル処理を行ってい
たので、550〜700TVL程度の水平解像度しかと
れず、通常、周波数帯域10MHz以上(水平解像度8
00TVL)が要求される業務用のカメラとしては水平
解像度が不足しているという問題点があった。
【0006】しかし、業務用のカメラに要求される水平
解像度を確保することのできる高速動作が可能なデバイ
スは、その種類が極めて少なく高価であり、上記ガンマ
補正、輪郭補正、ホワイトバランス調整、色相調整など
の各種信号処理を行なう実用的なディジタル処理手段を
実現することは、極めて困難である。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述の如き実情
に鑑み、実用的なディジタル処理手段により業務用のカ
メラに要求される水平解像度を確保することのできよう
にしたディジタル信号処理カメラを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、撮像信号を所定のサンプリングレート
でディジタル化してディジタル処理を施して出力するデ
ィジタル信号処理カメラにおいて、上記ディジタル化し
た撮像信号に色補正処理を施す色補正処理手段と、上記
色補正処理手段による色補正処理済の撮像信号を上記所
定のサンプリングレートの2倍のレートに変換した後、
当該レート変換された撮像信号を交互に選択し、当該選
択された撮像信号を夫々上記所定のサンプリングレート
で並列出力する補間処理手段と、上記補間処理手段によ
る補間処理済の各撮像信号に、並列処理により、輪郭信
号を加算するプロセス処理手段とを備えることを特徴と
する。
【0009】また、本発明に係るディジタル信号処理カ
メラは、空間画素ずらし法を採用した撮像部と、上記撮
像部により得られた位相の異なる2種類の色の撮像信号
から輪郭信号を生成し、上記所定のサンプリングレート
で、上記補間処理手段による補間処理済の各撮像信号に
対応した上記輪郭信号を並列出力する輪郭信号生成手段
とを備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係るディジタル信号処理カメラでは、
所定のサンプリングレートでディジタル化した撮像信号
について、色補正処理手段色により補正処理を施す。そ
して、補間処理手段は、上記色補正処理手段による色補
正処理済の撮像信号を上記所定のサンプリングレートの
2倍のレートに変換した後、当該レート変換された撮像
信号を交互に選択し、当該選択された撮像信号を夫々上
記所定のサンプリングレートで並列出力する。さらに、
プロセス処理手段は、上記補間処理手段による補間処理
済の各撮像信号に、並列処理により、輪郭信号を加算す
る。
【0011】また、本発明に係るディジタル信号処理カ
メラにおいて、輪郭信号生成手段は、空間画素ずらし法
を採用した撮像部により得られた位相の異なる2種類の
色の撮像信号から輪郭信号を生成し、上記所定のサンプ
リングレートで、上記補間処理手段による補間処理済の
各撮像信号に対応した上記輪郭信号を並列出力する。そ
して、前記プロセス処理手段は、上記輪郭信号生成手段
により与えられる各輪郭信号に応じた輪郭補正処理を並
列処理により施す。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るディジタル信号処理カメ
ラの一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明に係るディジタル信号処理カ
メラは、例えば図1に示すように構成される。
【0014】この図1に示すディジタル信号処理カメラ
は、被写体像の三原色画像を撮像する三枚のCCDイメ
ージセンサ1R,1G,1Bからなる撮像部1を備え、
上記各CCDイメージセンサ1R,1G,1Bによる撮
像出力として得られる各色撮像信号R,G,Bがそれぞ
れ相関二重サンプリング(CDS:Corelated Double S
ampling )処理回路2R,2G,2Bを介してA/D変
換器3R,3G,3Bに供給され、上記各色撮像信号
R,G,Bが上記各A/D変換器3R,3G,3Bによ
りディジタル化されるようになっている。
【0015】また、このディジタル信号処理カメラは、
上記A/D変換器3R,3G,3Bによりディジタル化
された各色撮像信号R,G,Bがプリプロセッサ4を介
して供給される色補正回路5を備え、この色補正回路5
により色補正処理が施された各色撮像信号R,G,Bが
それぞれ補間回路6R,6G,6Bを介して各プロセス
処理回路7R,7G,7Bに供給されるようになってい
る。
【0016】また、このディジタル信号処理カメラは、
上記A/D変換器3R,3Gによりディジタル化された
各色撮像信号R,Gが上記プリプロセッサ4を介して供
給されるイメジーエンハンサ8を備え、このイメジーエ
ンハンサ8により得られる輪郭信号が上記各プロセス処
理回路7R,7G,7Bに供給されるようになってい
る。
【0017】また、このディジタル信号処理カメラは、
上記各プロセス処理回路7R,7G,7Bによりプロセ
ス処理が施された各色撮像信号R,G,Bが供給される
マトリクス回路9を備え、このマトリクス回路9により
上記各色撮像信号R,G,Bから生成された輝度信号Y
及び各色差信号R−Y,B−Yがレートコンバータ10
を介してディジタル出力端子から出力されるようになっ
ている。
【0018】さらに、このディジタル信号処理カメラ
は、上記マトリクス回路9により生成された輝度信号Y
及び各色差信号R−Y,B−Yが供給されるエンコーダ
11を備え、このエンコーダ11により生成されたコン
ポジット映像信号及びモニター映像信号がD/A変換器
12,13を介してアナログ出力端子から出力されるよ
うになっている。
【0019】上記撮像部1は、図示しない撮像レンズか
ら光学的ローパスフィルタを介して入射される撮像光を
色分解プリズムにより三原色光成分に分解して、上記各
CCDイメージセンサ1R,1G,1Bにより被写体像
の三原色画像を撮像する。
【0020】この実施例において、上記撮像部1は、空
間画素ずらし法を採用しており、緑色画像撮像用のCC
Dイメージセンサ1Gに対して、画素の空間サンプリン
グ周期τs の1/2だけ、赤色画像撮像用および青色画
像撮像用のCCDイメージセンサ1R,1Bがずらして
配置されている。また、上記三枚のCCDイメージセン
サ1R,1G,1Bは、それぞれ例えば50万画素CC
Dイメージセンサであって、図示しないタイミングジェ
ネレータが発生する駆動クロックCK(fS1)によりf
S1(fS1=18MHz)レートで駆動され、各色撮像信
号R,G,BがそれぞれfS1レートで読み出されるよう
になっている。
【0021】ここで、上記CCDイメージセンサ1Gに
より被写体像を空間サンプリングして得られる緑色撮像
信号Gのサンプル列を図2の(A)に示すとともに、そ
の信号スペクトラムを図3の(A)に示し、また、上記
CCDイメージセンサ1R,1Bにより被写体像を空間
サンプリングして得られる赤色撮像信号R及び青色撮像
信号Rの各サンプル列を図2の(B)に示すとともに、
それらの信号スペクトラムを図3の(B)に示してある
ように、上記緑色撮像信号Gと赤色撮像信号R及び青色
撮像信号Rとは位相が180°ずれている。
【0022】そして、上記CCDイメージセンサ1R,
1G,1BからfS1レートで読み出された各色撮像信号
R,G,Bは、それぞれ相関二重サンプリング処理回路
2R,2G,2Bによりノイズ成分などが除去されてか
ら、各A/D変換器3R,3G,3Bに供給される。
【0023】上記各A/D変換器3R,3G,3Bに
は、上記各色撮像信号R,G,Bのサンプリングレート
に等しいfS1レートで所定の位相を有する駆動クロック
CK(fS1)が図示しないタイミングジェネレータから
供給されている。そして、これらのA/D変換器3R,
3G,3Bは、上記fS1レートの各色撮像信号R,G,
Bを上記駆動クロックCK(fS1)により所定の位相の
S1レートでディジタル化して、上記各色撮像信号R,
G,Bのスペクトルと同じ信号スペクトルの各ディジタ
ル色信号R,G,Bを形成する。
【0024】また、上記プリプロセッサ4は、上記各A
/D変換器3R,3G,3Bによりディジタル化された
各色撮像信号R,G,Bについて、上記撮像部1を構成
するCCDイメージセンサ1G,1R,1Bの欠陥補正
や該CCDイメージセンサの感度のばらつき等により
白、黒色に影響を与えるシェーディング歪等を補正する
ための信号処理を行う。
【0025】そして、上記色補正回路5は、本発明に係
るディジタル信号処理カメラにおける色補正処理手段と
して機能するものであって、上記プリプロセッサ4から
供給される各色撮像信号R,G,Bに対して、例えば色
補正係数a,b,c,d,e,fによる色補正処理を行
って、 ROUT =R+a(R−G)+b(R−B) GOUT =G+c(G−R)+d(G−B) BOUT =B+e(B−R)+f(B−G) なる色補正済の各色撮像信号ROUT ,GOUT ,BOUT
生成するようになっている。
【0026】また、上記補間回路6Gは、上記色補正回
路5により色補正処理が施されたf レートの緑色撮
像信号Gに対し、図3の(C)に示すような補間フィル
タ特性により、図2の(C)及び図3の(D)に示すよ
うにクロックレートを2倍の2f レートに変換する
補間処理を行い、そのサンプル列を交互に選択して、図
2の(E)及び(F)に示すような補間済緑色撮像信号
,G を上記f レートで並列出力する。
【0027】さらに、上記各補間回路6R,6Bは、上
記色補正回路5により色補正処理が施されたそれぞれf
レートの赤色撮像信号R及び赤色撮像信号Bに対
し、上記補間回路6Gと同様な補間フィルタ特性によ
り、図2の(D)及び図3の(E)に示すようにクロッ
クレートを2倍の2f レートに変換する補間処理を
行い、そのサンプル列を交互に選択して、図2の(G)
及び(H)に示すような補間済赤色撮像信号R ,R
と補間済青色撮像信号B ,B をそれぞれ上
記f レートで並列出力する。
【0028】すなわち、上記各補間回路6R,6G,6
Bは、それそれ本発明に係るディジタル信号処理カメラ
における補間処理手段として機能する。
【0029】さらに、上記イメージエンハンサ8は、本
発明に係るディジタル信号処理カメラにおける輪郭信号
生成手段として機能するもので、上記プリプロセッサ4
から供給されるそれぞれf レートの各色撮像信号
G,Rから2f レートの撮像信号G+Rに対する輪
郭信号を抽出し、そのサンプル列を交互に選択してf
レートの輪郭信号IE ,IE を並列出力す
る。すなわち、上記イメージエンハンサ8は、上記空間
画素ずらし法を採用した撮像部1により得られた位相の
異なる2種類の色の撮像信号R,Gから輪郭信号IE
,IE を生成してf レートで並列出力する。
【0030】このようなイメージエンハンサ8は、例え
ば図4に示すように、2チャンネルのくし形フィルタ8
1、アップレートコンバータ82、ハイパスフィルタ8
3A〜83D、乗算器84A〜84D、加算器85及び
ダウンレートコンバータ86などから構成される。
【0031】上記アップレートコンバータ82は、上記
プリプロセッサ4から上記くし形フィルタ81を介して
供給されるそれぞれf1 レートで位相が180°異なる
各色撮像信号G,Rを加算合成することにより、図3の
(F)に示すような2f1 レートの撮像信号G+Rを形
成する。このアップレートコンバータ82により形成し
た2f1 レートの撮像信号G+Rの高域成分すなわち輪
郭成分を、図3の(G)に示すようなフィルタ特性の各
ハイパスフィルタ83A〜83Dにより抽出し、各輪郭
成分を乗算器84A〜84Dにより重みを付けて加算器
85で加算することにより、図3の(H)に示すような
2f1 レートの輪郭信号を生成する。そして、上記ダウ
ンレートコンバータ86は、上記2f1 レートの輪郭信
号のサンプル列を交互に選択して、f1 レートの輪郭信
号IEE ,IEO を並列出力する。
【0032】また、上記プロセス処理回路7Gは、例え
ば図5に示すように、それぞれ2個の入力側加算器71
G,72Gと非線形処理補正回路73G,74Gと出力
側加算器75G,76Gとからなる。
【0033】このプロセス処理回路7Gにおいて、上記
補間回路6Gから並列出力されるf1 レートの緑色撮像
信号GE ,GO は、一方の緑色撮像信号GE が上記入力
側加算器71Gに供給され、他方の緑色撮像信号GO
上記入力側加算器72Gに供給される。また、上記イメ
ージエンハンサ8から並列出力されるf1 レートの輪郭
信号IEE ,IEO は、一方の輪郭信号IEE が上記入
力側加算器71G及び出力側加算器75Gに供給され、
他方の輪郭信号IEO が上記入力側加算器72G及び出
力側加算器76Gに供給される。
【0034】上記入力側加算器71Gは、上記補間回路
6Gから供給されるf1 レートの緑色撮像信号GE に上
記輪郭信号IEE を加算する。これにより、上記入力側
加算器71Gは、上記緑色撮像信号GE に輪郭補正処理
を施す。そして、上記非線形処理回路73Gは、上記入
力側加算器71Gにより輪郭補正処理が施された上記緑
色撮像信号GE に対し、ガンマ補正やニー補正などの非
線形処理をf1 レートで施す。さらに、上記出力側加算
器75Gは、上記非線形処理回路73Gによる非線形処
理が施された上記緑色撮像信号GE に上記輪郭信号IE
E を加算することにより、上記緑色撮像信号GE にさら
に輪郭補正を施す。
【0035】また、上記入力側加算器72Gは、上記補
間回路6Gから供給されるf1 レートの緑色撮像信号G
O に上記輪郭信号IEO を加算する。これにより、上記
入力側加算器72Gは、上記緑色撮像信号GO に輪郭補
正処理を施す。そして、上記非線形処理回路74Gは、
上記入力側加算器72Gにより輪郭補正処理が施された
上記緑色撮像信号GO に対し、ガンマ補正やニー補正な
どの非線形処理をf1レートで施す。さらに、上記出力
側加算器76Gは、上記非線形処理回路74Gによる非
線形処理が施された上記緑色撮像信号GO に上記輪郭信
号IEO を加算することにより、上記緑色撮像信号GO
にさらに輪郭補正を施す。
【0036】さらに、上記各プロセス処理回路7R,7
Bは、上記プロセス処理回路7Gと同様に構成されてお
り、上記各補間回路6R,6Bからそれぞれ並列出力さ
れるf レートの赤色撮像信号R ,R 及び青
色撮像信号B ,B に対して、輪郭補正処理とガ
ンマ補正やニー補正などの非線形処理を並列処理により
施すようになっている。
【0037】すなわち、上記各プロセス処理回路7R,
7G,7Bは、それそれ本発明に係るディジタル信号処
理カメラにおけるプロセス処理手段として機能するもの
であって、上記各補間回路6R,6G,6Bからそれぞ
れf1 レートで並列出力される補間済の各色撮像信号R
E ,RO ,GE ,GO ,BE ,BO にプロセス処理を並
列処理により施す。
【0038】また、上記マトリクス回路9は、図6に示
すように、2個の輝度信号マトリクス91,92と4個
の減算器93,94,95,96とからなる。
【0039】このマトリクス回路9において、上記プロ
セス処理回路7Rによりプロセス処理が施された2チャ
ンネルの赤色撮像信号R ,R は、一方の赤色撮
像信号R が上記輝度信号マトリクス91と減算器9
3に供給され、また、他方の赤色撮像信号R が上記
輝度信号マトリクス92と減算器94に供給される。ま
た、上記プロセス処理回路7Gによりプロセス処理が施
された2チャンネルの緑色撮像信号G ,G は、
一方の緑色撮像信号G が上記輝度信号マトリクス9
1に供給され、また、他方の緑色撮像信号G が上記
輝度信号マトリクス92に供給される。さらに、上記プ
ロセス処理回路7Bによりプロセス処理が施された2チ
ャンネルの青色撮像信号B ,B は、一方の青色
撮像信号B が上記輝度信号マトリクス91と減算器
95に供給され、また、他方の青色撮像信号B が上
記輝度信号マトリクス92と減算器96に供給される。
【0040】そして、上記輝度信号マトリクス91は、
各色撮像信号RE ,GE ,BE から輝度信号YE を生成
し、この輝度信号YE を各減算器93,95に供給する
とともに、輝度信号端子から出力する。また、上記輝度
信号マトリクス92は、各色撮像信号RO ,GO ,BO
から輝度信号YE を生成し、この輝度信号YO を各減算
器94,96に供給するとともに、輝度信号端子から出
力する。
【0041】また、上記減算器93は、赤色撮像信号R
E と輝度信号YE とを減算合成することにより赤色差信
号(R−Y)E を生成し、この赤色差信号(R−Y)E
を輝度信号端子から出力する。さらに、上記減算器94
は、赤色撮像信号RO と輝度信号YO とを減算合成する
ことにより赤色差信号(R−Y)O を生成し、この赤色
差信号(R−Y)O を輝度信号端子から出力する。
【0042】また、上記減算器95は、青色撮像信号B
E と輝度信号YE とを減算合成することにより青色差信
号(B−Y)E を生成し、この青色差信号(R−Y)E
を色差信号端子から出力する。さらに、上記減算器94
は、青色撮像信号BO と輝度信号YO とを減算合成する
ことにより青色差信号(B−Y)O を生成し、この青色
差信号(B−Y)O を色差信号端子から出力する。
【0043】さらに、上記レートコンバータ10は、上
記マトリクス回路9からf1 レートで供給される2相の
輝度信号YE ,YO をf1 レートから13.5MHzの
レートに変換するとともに、各色差信号(R−Y)E
(R−Y)O ,(B−Y)E,(B−Y)O を6.75
MHzのクロックレートに変換して、D1規格に準拠し
た輝度信号Y(13.5MHz)と色差信号R−Y
(6.75MHz),B−Y(6.75MHz)をディ
ジタル出力端子から出力する。
【0044】また、上記エンコーダ11は、上記マトリ
クス回路9からf1 レートで供給される2相の輝度信号
E ,YO と各色差信号(R−Y)E ,(R−Y)O
(B−Y)E ,(B−Y)O とから、例えばNTSCに
準拠した映像信号を2f1 レートで生成する。
【0045】そして、このエンコーダ17により得られ
る2f1 レートの映像信号は、D/A変換器12でアナ
ログ信号に戻されて信号出力端子からモニター用の映像
信号SVFとしてビューファインダ等に供給されたり、D
/A変換器13でアナログ信号に戻されて信号出力端子
からコンポジット映像信号CS又はテスト映像信号とし
て出力される。
【0046】
【発明の効果】本発明に係るディジタル信号処理カメラ
では、所定のサンプリングレートでディジタル化した撮
像信号について、色補正処理手段により色補正処理を施
し、補間処理手段により、この色補正処理済の撮像信号
を上記所定のサンプリングレートの2倍のレートに変換
した後、当該レート変換された撮像信号を交互に選択
し、当該選択された撮像信号を夫々上記所定のサンプリ
ングレートで並列出力するようにしたので、後段のプロ
セス処理手段において、上記補間処理手段による補間処
理済の各撮像信号に、並列処理により、輪郭信号を加算
することができ、上記サンプリングレートの2倍のレー
トの撮像信号に対して実質的に上記サンプリングレート
で輪郭信号を加算するプロセス処理を施すことができ
る。このように、上記プロセス処理手段は、並列処理を
行うので動作周波数が低くなり、既存のデバイスにより
簡単に構成することができる。
【0047】また、本発明に係るディジタル信号処理カ
メラでは、輪郭信号生成手段が、空間画素ずらし法を採
用した撮像部により得られた位相の異なる2種類の色の
撮像信号から輪郭信号を生成し、上記所定のサンプリン
グレートで、上記補間処理手段による補間処理済の各撮
像信号に対応した上記輪郭信号を並列出力するので、上
記プロセス処理手段は、上記輪郭信号生成手段により与
えられる各輪郭信号に応じた輪郭補正処理を並列処理に
より高い解像度で施すことができる。
【0048】従って、本発明によれば、実用的なディジ
タル処理手段により業務用のカメラに要求される水平解
像度を確保することのできようにしたディジタル信号処
理カメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル信号処理カメラの構成
を示すブロック回路図である。
【図2】上記ディジタル信号処理カメラにおける各色撮
像信号のサンプル列を示す図である。
【図3】上記ディジタル信号処理カメラにおける各信号
のスペクトラムを示す図である。
【図4】上記ディジタル信号処理カメラにおけるイメー
ジエンハンサの具体的な構成例を示すブロック回路図で
ある。
【図5】上記ディジタル信号処理カメラにおけるプロセ
ス処理回路の具体的な構成例を示すブロック回路図であ
る。
【図6】上記ディジタル信号処理カメラにおけるマトリ
クス回路の具体的な構成例を示すブロック回路図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・撮像部 1R,1G,1B・・・・・CCDイメージセンサ 2R,2G,2B・・・・・CDS 3R,3G,3B・・・・・A/D変換器 4・・・・・・・・・・・・プリプロセッサ 5・・・・・・・・・・・・色補正回路 6R,6G,6B・・・・・補間回路 7R,7G,7B・・・・・プロセス処理回路 8・・・・・・・・・・・・イメージエンハンサ 71G,72G・・・・・・・入力側加算器 73G,74G・・・・・・・非線形処理回路 75G,76G・・・・・・・出力側加算器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像信号を所定のサンプリングレートでデ
    ィジタル化してディジタル処理を施して出力するディジ
    タル信号処理カメラにおいて、 上記ディジタル化した撮像信号に色補正処理を施す色補
    正処理手段と、 上記色補正処理手段による色補正処理済の撮像信号を上
    所定のサンプリングレートの2倍のレートに変換した
    後、当該レート変換された撮像信号を交互に選択し、当
    該選択された撮像信号を夫々上記所定のサンプリングレ
    ートで並列出力する補間処理手段と、 上記補間処理手段による補間処理済の各撮像信号に
    列処理により、輪郭信号を加算するプロセス処理手段と
    を備えることを特徴とするディジタル信号処理カメラ
  2. 【請求項2】空間画素ずらし法を採用した撮像部と、 上記撮像部により得られた位相の異なる2種類の色の撮
    像信号から輪郭信号を生成し、上記所定のサンプリング
    レートで、上記補間処理手段による補間処理済の各撮像
    信号に対応した上記輪郭信号を並列出力する輪郭信号生
    成手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル信号処理カメラ。
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