JP2751248B2 - 固体撮像装置の信号処理回路 - Google Patents

固体撮像装置の信号処理回路

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JP2751248B2
JP2751248B2 JP63271531A JP27153188A JP2751248B2 JP 2751248 B2 JP2751248 B2 JP 2751248B2 JP 63271531 A JP63271531 A JP 63271531A JP 27153188 A JP27153188 A JP 27153188A JP 2751248 B2 JP2751248 B2 JP 2751248B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A産業上の利用分野 本発明は、空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮
像装置にて得られる第1,第2,第3の色撮像出力信号に各
色補正信号を加算合成するリニアマトリクス処理をディ
ジタル処理にて行う固体撮像装置の信号処理回路に関す
る。
B発明の概要 本発明は、空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮
像装置にて得られる第1,第2,第3の色撮像出力信号に各
色補正信号を加算合成するリニアマトリクス処理を行う
固体撮像装置の信号処理回路において、上記第1,第2,第
3の色撮像出力信号をディジタル化した第1,第2,第3の
色データについて、上記第1の色データから第1の補間
フィルタにて上記第2,第3の色撮像出力信号のサンプリ
ング位相と同位相の第1の色補間データを得て、上記第
2,第3の色データと上記第1の色補間データとから第2,
第3の色補正データを形成するとともに、上記第2,第3
の色データから第2,第3の補間フィルタにて上記第1の
色撮像出力信号のサンプリング位相と同位相の第2,第3
の色補間データを得て、上記第1の色データと上記第2,
第3の色補間データとから第1の色補正データを形成し
て、上記第1ないし第3の色補正データを夫々上記第1
ないし第3の色データに加算することにより、空間絵素
ずらし法を採用した多板式固体撮像装置にて得られる各
色撮像出力信号にディジタル処理によるリニアマトリク
ス処理を施すことができるようにしたものである。
C従来の技術 一般に、カラービデオカメラでは、被写体からの撮像
光を色分解系にて赤色光成分,緑色光成分および青色光
成分の三原色光成分に分解して、上記被写体を三原色画
像としてカラー撮像部で撮像する。そして、上記カラー
撮像部にて得られる三原色撮像出力信号Ri,Gi,Biにつ
いて、 Ro=Ri+a(Ri−Gi)+b(Ri−Bi) Go=Gi+c(Gi−Ri)+d(Gi−Bi)……第1式 Bo=Bi+e(Bi−Ri)+f(Bi−Gi) なる第1式の演算処理を行うリニアマトリクス回路を用
いて、撮像画像の色再現性を補正した三原色撮像出力信
号Ro,Go,Boを形成するようにして、上記三原色撮像出
力信号Ro,Go,Boから所望のテレビジョン方式に適合し
たカラービデオ信号を形成して出力するようにしてい
る。
なお、上記第1式において、a,b,c,d,e,fは補正係数
である。
また、カラービデオカメラでは、上記カラー撮像部を
構成する三原色撮像用の各イメージャとして、ビジコン
等の撮像管に代えて、電荷結合素子(CCD:charge coupl
ed device)等にて形成した離散的な絵素構造を有する
固体イメージセンサを用いるようにした固体化が進めら
れており、緑色画像撮像用の固体イメージセンサと赤色
絵素および青色絵素用の色コーディングフィルタを設け
た固体イメージセンサにて三原色画像を撮像する二板式
固体撮像装置や、三原色画像を個別の固体イメージセン
サにて撮像する三板式等固体撮像装置の多板式固体撮像
装置が実用化されている。
そして、従来より、上記多板式固体撮像装置における
解像度の向上を図るための手法として、緑色画像撮像用
の固体イメージセンサに対して、絵素の空間サンプリン
グ周期の1/2だけ、赤色画像撮像用および青色画像撮像
用の固体イメージセンサをずらして配置するようにした
空間絵素ずらし法が知られている。
D発明が解決しようとする課題 ところで、ビジコン等の撮像管にてカラー撮像部を構
成したアナログのカラービデオカメラでは、上記カラー
撮像部にて三原色撮像出力信号Ri,Gi,Biが連続的に得
られるので、リニアマトリクス回路にてRi−Gi等の減算
処理を含む上述の第1式に示した演算処理を行うことが
できる。しかし、CCD等の離散的な絵素構造を有する固
体イメジーセンサを用いたディジタルカラービデオカメ
ラでは、空間絵素ずらし法により解像度の向上を図った
場合、第6図に示すように、緑色画像撮像用の固体イメ
ージセンサによる空間サンプリング出力として得られる
緑色撮像出力信号Giに対して、赤色画像撮像用および青
色画像撮像用の固体イメージセンサによる空間サンプリ
ング出力として得られる赤色撮像出力信号Riおよび青色
撮像出力信号Biの位相がπだけずれているために、Gi
Ri,Biとの演算処理を行うことができず、リニアマトリ
クス回路による色補正処理を行うことができないという
問題点があった。
そこで、本発明は、上述の如き従来の実情に鑑み、空
間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像装置にて得ら
れる各色撮像出力信号にディジタル処理によるリニアマ
トリクス処理を可能にした新規な構成の信号処理回路を
提供することを目的とものである。
E課題を解決するための手段 本発明は、上述の目的を達成するために、空間絵素ず
らし法を採用した多板式固体撮像装置にて得られる第1,
第2,第3の色撮像出力信号に各色補正信号を加算合成す
るリニアマトリクス処理を行う固体撮像装置の信号処理
回路において、第1の色撮像出力信号をディジタル化し
た第1の色データから第2,第3の色撮像出力信号のサン
プリング位相と同位相の第1の色補間データを形成する
第1の補間フィルタと、第2の色撮像出力信号をディジ
タル化した第2の色データから上記第1の色撮像出力信
号のサンプリング位相と同位相の第2の色補間データを
形成する第2の補間フィルタと、第3の色撮像出力信号
ディジタル化した第3の色データから上記第1の色撮像
出力信号のサンプリング位相と同位相の第3の色補間デ
ータを形成する第3の補間フィルタと、上記第1ないし
第3の色撮像出力信号の各色データと上記第1ないし第
3の色補間データとから上記第1ないし第3の色撮像出
力信号の各色補正データを形成する演算処理手段と、上
記演算処理手段にて得られる各色補正データを上記第1
ないし第3の色撮像出力信号の各色データに加算する加
算手段とを備え、空間絵素ずらし法を採用した多板式固
体撮像装置にて得られる各色撮像出力信号にディジタル
処理によるリニアマトリクス処理を施すことを特徴とし
ている。
F作用 本発明に係る固体撮像装置の信号処理回路において、
第1の補間フィルタは、空間絵素ずらし法を採用した多
板式固体撮像装置にて得られる第1,第2,第3の色撮像出
力信号について、上記第1の色撮像出力信号をディジタ
ル化した第1の色データから上記第2,第3の色撮像出力
信号のサンプリング位相と同位相の第1の色補間データ
を第1の補間フィルタにて形成する。また、第2の補間
フィルタは、上記第2の色撮像出力信号をディジタル化
した第2の色データから上記第1の色撮像出力信号のサ
ンプリング位相と同位相の第2の色補間データを形成す
る。さらに、第3の補間フィルタは、上記第3の色撮像
出力信号ディジタル化した第2の色データから上記第1
の色撮像出力信号のサンプリング位相と同位相の第3の
色補間データを形成する。またさらに、演算処理手段
は、上記第1ないし第3の色撮像出力信号の各色データ
と上記第1ないし第3の色補間データとから上記第1な
いし第3の色撮像出力信号の各色補正データを形成す
る。そして、加算手段は、上記演算処理手段にて得られ
る各色補正データを上記第1ないし第3の色撮像出力信
号の各色データに加算することによってリニアマトリク
ス処理を施す。
G実施例 以下、本発明に係る固体撮像装置の信号処理回路の一
実施例について、図面に従い詳細に説明する。
第1図のブロック図に示す実施例は、撮像レンズ
(1)から光学的ローパスフィルタ(2)を介して入射
される撮像光Liを色分解プリズム(3)にて三原色光成
分に分解して、被写体像の三原色画像を三枚のCCDイメ
ージセンサ(4R),(4G),(4B)にて撮像する三板式
固体撮像装置に本発明を適用したものである。
この実施例において、三板式固体撮像装置の撮像部を
構成している上記三枚のCCDイメージセンサ(4R),(4
G),(4B)は、空間絵素ずらし法により高解像度化を
図るために、第2図に示すように、緑色画像撮像用のCC
Dイメージセンサ(4G)に対して、絵素の空間サンプリ
ング周期τsの1/2だけ、赤色画像撮像用および青色画撮
像用のCCDイメージセンサ(4r),(4b)をずらして配
置することにより、上記緑色画像撮像用のCCDイメージ
センサ(4G)と上記赤色画像撮像用および青色画像撮像
用の各CCDイメージセンサ(4R),(4B)とが、fsなる
サンプリング周波数で被写体像の三原色画像を互いに逆
位相で空間サンプリングするようになっている。
ここで、上記CCDイメージセンサ(4R),(4B)によ
る空間サンプリング出力として得られる赤色撮像出力信
号Roおよび青色撮像出力信号Boの周波数特性を代表し
て、上記赤色撮像出力信号Roの周波数特性を第3のAに
示し、また、緑色撮像出力信号Geの周波数特性を第4図
のAに示してある。なお、上記第3図および第4図にお
いて、実線は各信号Ro,Geのベースバンド成分RoBB,G
eBBを示し、破線はサイドバンド成分RoAL,GeALを示し
ている。
また、この実施例の信号処理回路は、上記CCDイメー
ジセンサ(4R),(4G),(4B)にて得られる三原色撮
像出力信号Ro,Ge,Boがそれぞれバッファアンプ(5
R),(5G),(5B)を介して供給される第1ないし第
3のA/D変換器(6R),(6G),(6B)を備えており、
上記三原色撮像出力信号Ro,Ge,Boを上記A/D変換器(6
R),(6G),(6B)にてディジタル化するようになっ
ている。
上記A/D変換器(6R),(6G),(6B)にて三原色撮
像出力信号Ro,Ge,Boをディジタルした各色データD
Ro,DGe,DBoは、それぞれラッチ回路(7R),(7G),
(7B)を介して第1ないし第3の補間フィルタ(8R),
(8G),(8B)に与えられている。
上記第1の補間フィルタ(8R)は、上記赤色撮像出力
信号Roをディジタル化した赤色データDRoについて、上
記赤色撮像出力信号Roに対して第3図のBに示すような
補間フィルタ特性を与える補間演算処理を施すことによ
り、上記緑色撮像出力信号Geのサンプリング位相と同位
相の第3図のCに示すような周波数特性を赤色補間信号
Reに対応する赤色補間データDReを形成する。また、上
記第2の補間フィルタ(8G)は、上記緑色撮像出力信号
Geをディジタル化した緑色データDGeについて、上記第
1の補間フィルタ(8R)とは逆の補間フィルタ特性を与
える補間演算処理を施すことにより、上記赤色撮像出力
信号Roのサンプリング位相と同位相の緑色補間信号Go
対応する緑色補間データDGeを形成する。さらに、上記
第3の補間フィルタ(8B)は、上記青色撮像出力信号Bo
をディジタル化した青色データDBoについて、上記第1
の補間フィルタ(8R)と同様な補間フィルタ特性を与え
る補間演算処理を施すことにより、上記緑色撮像出力信
号Geのサンプリング位相と同位相の青色補間信号Beに対
応する青色補間データDBeを形成する。
すなわち、この実施例の信号処理回路では、上述のよ
うに被写体像の三原色画像を互いに逆位相で空間サンプ
リングする上記緑色画像撮像用のCCDイメージセンサ(4
G)と上記赤色画像撮像用および青色画像撮像用の各CCD
イメージセンサ(4R),(4B)による空間絵素ずらし法
を採用した三原色撮像出力信号Ro,Ge,Boについて、第
5図に示すように、上記赤色撮像出力信号Roおよび青色
撮像出力信号Boのサンプリング位相と同位相の緑色補間
信号Goに対応する緑色補間データDGoを上記第2の補間
フィルタ(8G)にて形成し、また、上記緑色撮像出力信
号Geのサンプリング位相と同位相の赤色補間信号Reおよ
び青色補間信号Beに対応する赤色補間データDReおよび
青色補間データDBeを上記第1および第3の補間フィル
タ(8R),(8B)にて形成している。
また、上記A/D変換器(6R),(6G),(6B)にて得
られる各色データDRo,DGe,DBoは、上記ラッチ回路(7
R),(7G),(7B)から第1ないし第5の減算処理部
(9a)〜(9e)に与えられている。
上記第1の減算処理部(9a)は、上記第1の補間フィ
ルタ(8R)にて形成される上記赤色補間データDReが減
算データとして与えられており、上記ラッチ回路(7G)
を介して与えられる緑色データDGeから上記赤色補間デ
ータDReを減算する。上記第1の減算処理部(9a)は、
この減算処理によって、第4図のBに示すような周波数
特性の色差信号Ge−Reに対応する色差データD(Ge
Re)を形成する。また、上記第2および第3の減算処理
部(9b),(9c)は、上記第2の補間フィルタ(8G)に
て形成される上記緑色補間データDGoがそれぞれ減算デ
ータとして与えられており、上記第2の減算処理部(9
b)にて、上記ラッチ回路(7R)を介して与えられる赤
色データDRoから上記緑色補間データDGoを減算すること
により色差信号Ro−Goに対応する色差データD(Ro
Go)を形成するとともに、上記第3の演算処理部(9c)
にて、上記ラッチ回路(7B)を介して与えられる青色デ
ータDBoから上記緑色補間データDGoを減算することによ
り、色差信号Bo−Goに対応する色差データD(Bo−Go
を形成する。さらに、上記第4の減算処理部(9d)は、
上記第3の補間フィルタ(8b)にて形成される上記青色
補間データDBeが減算データとして与えられており、上
記ラッチ回路(7G)から与えられる緑色データDGeから
上記青色補間データDBeを減算することにより色差信号G
e−Beに対応する色差データD(Ge−Be)を形成する。
さらにまた、上記第5の減算処理部(9e)は、上記ラッ
チ回路(7B)から青色データDBoが減算データとして与
えられており、上記ラッチ回路(7R)から与えられる赤
色データDRoから上記青色補間データDBoを減算すること
により色差信号Ro−Boに対応する色差データD(Ro
Bo)を形成する。
さらに、この実施例の信号処理回路は、データ検出部
(10)により補正係数a,b,c,d,e,fが与えられる第1な
いし第6の乗算器(11a)〜(11f)を備えており、上記
各減算処理部(9a)〜(9e)にて形成される各色差デー
タD(Ge−Re),D(Ro−Go),D(Bo−Go),D(Ge
Be),D(Ro−Bo)に上記補正係数a,b,c,d,e,fを乗算す
るようになっている。
上記第1の乗算器(11a)は、上記第2の減算処理部
(9b)にて形成される色差データD(Ro−Go)に補正係
数aを乗算して、その乗算出力データを第1の加算器
(12R)に与えている。また、上記第2の乗算器(11b)
は、上記第5の減算処理部(9e)にて形成される上記色
差データD(Ro−Bo)に補正係数bを乗算して、その乗
算出力データを上記第1の加算器(12R)に与えてい
る。
そして、上記第1の加算器(12R)は、上記第1およ
び第2の乗算器(11a),(11b)による各乗算出力デー
タを加算することにより、赤色補正データDR〔a(Ro
Go)+b(Ro−Bo)〕を形成して、この赤色補正データ
DR〔a(Ro−Go)+b(Ro−Bo)〕をローパスフィルタ
(13R)からスイッチ回路(14)を介して、赤色補正処
理用の加算器(21R)に与えるようになっている。
また、上記第3の乗算器(11c)は、上記第1の減算
処理部(9a)にて形成される色差データD(Ge−Re)に
補正係数cを乗算して、その乗算出力データを第2の加
算器(12G)に与えている。さらに、上記第4の乗算器
(11d)は、上記第4の減算処理部(9d)にて形成され
る上記色差データD(Ge−Be)に補正係数eを乗算し
て、その乗算出力データを上記第2の加算器(12G)に
与えている。
そして、上記第2の加算器(12G)は、上記第3およ
び第4の乗算器(11c),(11d)による各乗算出力デー
タを加算することにより、緑色補正データDR〔c(Ge
Re)+d(Ge−Be)〕を形成して、この緑色補正データ
DR〔c(Ge−Re)+d(Ge−Be)〕をローパスフィルタ
(13G)から上記スイッチ回路(14)を介して、緑色補
正処理用の加算器(21G)に与えるようになっている。
さらに、上記第5の乗算器(11e)は、上記第5の減
算処理部(9e)にて形成される色差データD(Ro−Bo
に補正係数eを乗算して、その乗算出力データを第3の
加算器(12B)に与えている。また、上記第6の乗算器
(11f)は、上記第3の減算処理部(9c)にて形成され
る上記色差データD(Bo−Go)に補正係数fを乗算し
て、その乗算出力データを上記第3の加算器(12B)に
与えている。
そして、上記第3の加算器(12B)は、上記第5およ
び第5の乗算器(11e),(11f)による各乗算出力デー
タを加算することにより、青色補正データDR〔e(Ro
Bo)+f(Bo−Go)〕を形成して、この青色補正データ
DR〔e(Ro−Bo)+f(Bo−Go)〕をローパスフィルタ
(13B)から上記スイッチ回路(14)を介して、青色補
正処理用の加算器(21B)に与えるようになっている。
上記各色補正処理用の加算器(21R),(21G),(21
B)は、上述の各A/D変換器(6R),(6G),(6B)にて
得られる各色データDRo,DGe,DBoが上記各ラッチ回路
(7R),(7G),(7B)からそれぞれ遅延回路(20
R),(20G),(20B)を介して与えられている。
そして、上記赤色補正処理用の加算器(21R)は、上
記赤色補正データDR〔a(Ro−Go)+b(Ro−Bo)〕を
上記赤色データDRoに加算して、色補正処理済の赤色デ
ータDRを形成する。また、上記緑色補正処理用の加算器
(21G)は、上記緑色データDGeに上記緑色補正データDR
〔c(Ge−Re)+d(Ge−Be)〕を加算して、色補正済
の緑色データDGを形成する。さらに、上記青色補正処理
用の加算器(21B)は、上記青色補正データDR〔e(Ro
−Bo)+f(Bo−Go)〕を上記青色データDBoに加算し
て、色補正処理済の青色データDBを形成する。
ここで、上記緑色補正処理用の加算器(21G)にて得
られる色補正済の緑色データDGに対応する色補正済緑色
信号GOUTの周波数特性を第4図のCに示してある。
上記各色補正処理用の加算器(21R),(21G),(21
B)にて得られる各色補正処理済の各色データDR,DG,DB
は、それぞれクリップ回路(21R),(21G),(21B)
によるクリップ処理やガンマ回路(21R),(21G),
(21B)によるガンマ補正処理等が施されてから、エン
コーダ(24)に与えられて、NTSC方式等の所望のテレビ
ジョン方式のビデオデータに変換される。
そして、上記エンコーダ(24)に得られるビデオデー
タは、ローパスフィルタ(25)とダウンサンプリング処
理回路(26)を介して、データ出力端子(27)から出力
されるともに、D/A変換器(28)を介してアナログのビ
デオ信号として信号出力端子(29)から出力されるよう
になっている。
H発明の効果 本発明に係る固体撮像装置の信号処理回路では、空間
絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像装置にて得られ
る第1,第2,第3の色撮像出力信号について、上記第1の
色撮像出力信号をディジタル化した第1の色データから
上記第2,第3の色撮像出力信号のサンプリング位相と同
位相の第1の色補間データを第1の補間フィルタにて形
成し、上記第2の色撮像出力信号をディジタル化した第
2の色データから上記第1の色撮像出力信号のサンプリ
ング位相と同位相の第2の色補間データを第2の補間フ
ィルタにて形成し、上記第3の色撮像出力信号ディジタ
ル化した第2の色データから上記第1の色撮像出力信号
のサンプリング位相と同位相の第3の色補間データを第
3の補間フィルタにて形成し、演算処理手段により上記
第1ないし第3の色撮像出力信号の各色データと上記第
1ないし第3の色補間データとから上記第1ないし第3
の色撮像出力信号の各色補正データを形成する。そし
て、加算手段にて上記第1ないし第3の色撮像出力信号
の各色データに各色補正データを加算することによっ
て、空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像装置に
て得られる各色撮像出力信号にディジタル処理によるリ
ニアマトリクス処理を行うことができる。
従って、空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像
装置に本発明を適用することにより、高解像度でしかも
色再現性の良好なカラー撮像出力信号を得ることができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は三板式固体撮像装置に本発明を適用した信号処
理回路の構成を示すブロック図である。第2図は上記三
板式固体撮像装置における各CCDイメージセンサの配設
状態を示す模式図である。第3図のA,B,Cは上記信号処
理回路における赤色補間信号の形成動作を説明するため
の特性図であり、赤色撮像信号の周波数特性をAに示
し、第1の補間フィルタのフィルタ特性をBに示し、赤
色補間信号の周波数特性をCに示してある。第4図のA,
B,Cは上記信号処理回路における緑色撮像信号の色補正
動作を説明するための特性図であり、緑色撮像信号の周
波数特性をAに示し、色差信号の周波数特性をBに示
し、色補正済の緑色信号の周波数特性をCに示してあ
る。第5図は上記信号処理回路における三原色撮像出力
信号と各色補間信号の位相関係を説明するための模式図
である。第6図は空間絵素ずらし法を採用した三板式固
体撮像装置による三原色撮像出力信号の位相関係を説明
するための模式図である。 (4R),(4G),(4B)……CCDイメージセンサ (6R),(6G),(6B)……A/D変換器 (8R),(8G),(8B)……補間フィルタ (9a)〜(9e)……減算処理部 (11a)〜(11f)……乗算器 (12R),(12G),(12B),(21R),(21G),(21
B)……加算器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮
    像装置にて得られる第1,第2,第3の色撮像出力信号に各
    色補正信号を加算合成するリニアマトリクス処理を行う
    固体撮像装置の信号処理回路において、 第1の色撮像出力信号をディジタル化した第1の色デー
    タから第2,第3の色撮像出力信号のサンプリング位相と
    同位相の第1の色補間データを形成する第1の補間フィ
    ルタと、 第2の色撮像出力信号をディジタル化した第2の色デー
    タから上記第1の色撮像出力信号のサンプリング位相と
    同位相の第2の色補間データを形成する第2の補間フィ
    ルタと、 第3の色撮像出力信号ディジタル化した第3の色データ
    から上記第1の色撮像出力信号のサンプリング位相と同
    位相の第3の色補間データを形成する第3の補間フィル
    タと、 上記第1ないし第3の色撮像出力信号の各色データと上
    記第1ないし第3の色補間データとから上記第1ないし
    第3の色撮像出力信号の各色補正データを形成する演算
    処理手段と、 上記演算処理手段にて得られる各色補正データを上記第
    1ないし第3の色撮像出力信号の各色データに加算する
    加算手段とを備え、 空間絵素ずらし法を採用した多板式固体撮像装置にて得
    られる各色撮像出力信号にディジタル処理によるリニア
    マトリクス処理を施すことを特徴とする固体撮像装置の
    信号処理回路。
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