JP3038738B2 - 固体撮像装置の信号処理回路 - Google Patents
固体撮像装置の信号処理回路Info
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、映像信号発生用の固体イメージセンサから
の撮像出力信号をディジタル化して、イメージエンハン
ス処理を行うためのディテール信号をディジタル信号処
理によって形成するようにした固体撮像装置の信号処理
回路に関し、特に緑色画像撮像用の固体イメージセンサ
と赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメージセ
ンサとを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ空間的にず
らして配置する所謂空間画素ずらし法を撮像部に採用し
た固体撮像装置の信号処理回路に関する。
の撮像出力信号をディジタル化して、イメージエンハン
ス処理を行うためのディテール信号をディジタル信号処
理によって形成するようにした固体撮像装置の信号処理
回路に関し、特に緑色画像撮像用の固体イメージセンサ
と赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメージセ
ンサとを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ空間的にず
らして配置する所謂空間画素ずらし法を撮像部に採用し
た固体撮像装置の信号処理回路に関する。
B 発明の概要 本発明は、緑色画像撮像用の固体イメージセンサと赤
色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメージセンサ
とを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ空間的にずらし
て配置する所謂空間画素ずらし法を採用した撮像部の各
固体イメージセンサからの撮像出力信号をディジタル化
して、イメージエンハンス処理を行うためのディテール
信号をディジタル信号処理によって形成するようにした
固体撮像装置の信号処理回路において、上記各固体イメ
ージセンサからfsのサンプリングレートで読み出される
各撮像出力信号をアナログ・ディジタル変換手段により
上記サンプリングレートfsに等しいクロックレートでデ
ィジタル化し、上記サンプリングレートfsに等しいfs処
理レートで動作する垂直ディテール信号発生手段により
上記アナログ・ディジタル変換手段のディジタル出力信
号から垂直ディテール信号を発生するとともに、上記fs
処理レートで動作する加算手段により上記アナログ・デ
ィジタル変換手段の各ディジタル出力信号のうち緑色画
像撮像信号と赤色画像撮像信号及び青色画像撮像信号の
合成信号とを等量加算し、上記垂直ディテール信号発生
手段による垂直ディテール信号を上記サンプリングレー
トfsの2倍の2fs処理レートで動作するディジタルロー
パスフィルタを介して出力するとともに、上記加算回路
による加算出力信号を上記2倍の2fs処理レートで動作
して少なくとも所定の帯域は通過させる特性を有するデ
ィジタルフィルタ手段を介して出力するようになすこと
によって、イメージエンハンス処理を良好に行うことが
できるようにしたものである。
色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメージセンサ
とを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ空間的にずらし
て配置する所謂空間画素ずらし法を採用した撮像部の各
固体イメージセンサからの撮像出力信号をディジタル化
して、イメージエンハンス処理を行うためのディテール
信号をディジタル信号処理によって形成するようにした
固体撮像装置の信号処理回路において、上記各固体イメ
ージセンサからfsのサンプリングレートで読み出される
各撮像出力信号をアナログ・ディジタル変換手段により
上記サンプリングレートfsに等しいクロックレートでデ
ィジタル化し、上記サンプリングレートfsに等しいfs処
理レートで動作する垂直ディテール信号発生手段により
上記アナログ・ディジタル変換手段のディジタル出力信
号から垂直ディテール信号を発生するとともに、上記fs
処理レートで動作する加算手段により上記アナログ・デ
ィジタル変換手段の各ディジタル出力信号のうち緑色画
像撮像信号と赤色画像撮像信号及び青色画像撮像信号の
合成信号とを等量加算し、上記垂直ディテール信号発生
手段による垂直ディテール信号を上記サンプリングレー
トfsの2倍の2fs処理レートで動作するディジタルロー
パスフィルタを介して出力するとともに、上記加算回路
による加算出力信号を上記2倍の2fs処理レートで動作
して少なくとも所定の帯域は通過させる特性を有するデ
ィジタルフィルタ手段を介して出力するようになすこと
によって、イメージエンハンス処理を良好に行うことが
できるようにしたものである。
C 従来の技術 電荷結合素子(CCD:charge coupled device)等で形
成した離散的な画素構造を有する固体イメージセンサを
撮像部に用いた固体撮像装置では、上記固体イメージセ
ンサ自体がサンプリング系であるために、第14図に斜線
を施して示すように、上記固体イメージセンサによる撮
像出力信号に空間サンプリング周波数fsからの折り返し
成分が混入している。
成した離散的な画素構造を有する固体イメージセンサを
撮像部に用いた固体撮像装置では、上記固体イメージセ
ンサ自体がサンプリング系であるために、第14図に斜線
を施して示すように、上記固体イメージセンサによる撮
像出力信号に空間サンプリング周波数fsからの折り返し
成分が混入している。
従来、撮像光学系に複屈折型の光学的ローパスフィル
タを設けて、撮像信号のベースバンド成分の高域側を抑
圧することにより、上記固体イメージセンサによるサン
プリング系のナイキスト条件を満たすようにして、撮像
出力信号のベースバンドへの折り返し成分の発生を防止
するようにしている。
タを設けて、撮像信号のベースバンド成分の高域側を抑
圧することにより、上記固体イメージセンサによるサン
プリング系のナイキスト条件を満たすようにして、撮像
出力信号のベースバンドへの折り返し成分の発生を防止
するようにしている。
また、カラーテレビジョンカメラ装置では、緑色画像
撮像用の固体イメージセンサと赤色画素及び青色画素用
の色コーディングフィルタを設けた固体イメージセンサ
により三原色画像を撮像する二板式固体撮像装置や、三
原色画像を個別の固体イメージセンサにより撮像する三
板式等の多板式固体撮像装置が実用化されている。
撮像用の固体イメージセンサと赤色画素及び青色画素用
の色コーディングフィルタを設けた固体イメージセンサ
により三原色画像を撮像する二板式固体撮像装置や、三
原色画像を個別の固体イメージセンサにより撮像する三
板式等の多板式固体撮像装置が実用化されている。
さらに、上記多板式固体撮像装置における解像度の向
上を図るための手法として、緑色画像撮像用の固体イメ
ージセンサに対して、画素の空間サンプリング周期の1/
2だけ、赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメ
ージセンサをずらして配置するようにした、所謂空間画
素ずらし法が知られている。この空間画素ずらし法を採
用することによって、アナログ出力の多板式固体撮像装
置では、固体イメージセンサの画素数の限界を越える高
い解像度を実現することができる。
上を図るための手法として、緑色画像撮像用の固体イメ
ージセンサに対して、画素の空間サンプリング周期の1/
2だけ、赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメ
ージセンサをずらして配置するようにした、所謂空間画
素ずらし法が知られている。この空間画素ずらし法を採
用することによって、アナログ出力の多板式固体撮像装
置では、固体イメージセンサの画素数の限界を越える高
い解像度を実現することができる。
また、放送局等で使用する業務用のディジタルビデオ
テープレコーダでは、所謂D1/D2フォーマット等の規格
化が進められており、これらの規格に適合したディジタ
ルビデオ関連機器に対するディジタルインターフェース
がカラーテレビジョンカメラ装置にも必要とされてい
る。上記ディジタルビデオ関連機器に対するディジタル
インターフェースの規格では、そのサンプリングレート
は現状の固体イメージセンサのサンプリングレートfS程
度に設定されている。
テープレコーダでは、所謂D1/D2フォーマット等の規格
化が進められており、これらの規格に適合したディジタ
ルビデオ関連機器に対するディジタルインターフェース
がカラーテレビジョンカメラ装置にも必要とされてい
る。上記ディジタルビデオ関連機器に対するディジタル
インターフェースの規格では、そのサンプリングレート
は現状の固体イメージセンサのサンプリングレートfS程
度に設定されている。
さらに、一般に、テレビジョンカメラ装置等では、画
質の向上を図るために、撮像部で得られる撮像出力信号
についてガンマ補正処理を施したり、上記撮像出力信号
からディテール信号を形成して原信号に加算合成するイ
メージエンハンス処理を施すようにしている。
質の向上を図るために、撮像部で得られる撮像出力信号
についてガンマ補正処理を施したり、上記撮像出力信号
からディテール信号を形成して原信号に加算合成するイ
メージエンハンス処理を施すようにしている。
D 発明が解決しようとする課題 ところで、上述のように緑色画像撮像用の固体イメー
ジセンサに対して、画素の空間サンプリング周期の1/2
だけ、赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメー
ジセンサをずらして配置するようにした、所謂空間画素
ずらし法を採用した撮像部を備える固体撮像装置では、
撮像出力信号についてディジタル信号処理によりディテ
ール信号を形成して上記イメージエンハンス処理を施す
場合に、上記ディテール信号に含まれる折り返し成分が
画質を劣化させる原因になる。
ジセンサに対して、画素の空間サンプリング周期の1/2
だけ、赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメー
ジセンサをずらして配置するようにした、所謂空間画素
ずらし法を採用した撮像部を備える固体撮像装置では、
撮像出力信号についてディジタル信号処理によりディテ
ール信号を形成して上記イメージエンハンス処理を施す
場合に、上記ディテール信号に含まれる折り返し成分が
画質を劣化させる原因になる。
そこで、本発明は、緑色画像撮像用の固体イメージセ
ンサと赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメー
ジセンサとを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ空間的
にずらして配置する所謂空間画素ずらし法を撮像部に採
用した固体撮像装置において、撮像出力信号についてデ
ィジタル信号処理により折り返し成分を含むことなくデ
ィテール信号を形成してイメージエンハンス処理を良好
に施すことができるようにすることを目的とし、上記撮
像出力信号について折り返し成分を含むことなく広帯域
のディテール信号を得ることのできる信号処理回路を提
供するものである。
ンサと赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメー
ジセンサとを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ空間的
にずらして配置する所謂空間画素ずらし法を撮像部に採
用した固体撮像装置において、撮像出力信号についてデ
ィジタル信号処理により折り返し成分を含むことなくデ
ィテール信号を形成してイメージエンハンス処理を良好
に施すことができるようにすることを目的とし、上記撮
像出力信号について折り返し成分を含むことなく広帯域
のディテール信号を得ることのできる信号処理回路を提
供するものである。
E 課題を解決するための手段 本発明は、上述の目的を達成するために、緑色画像撮
像用の固体イメージセンサと赤色画像撮像用及び青色画
像撮像用の固体イメージセンサとを各画素の繰り返しピ
ッチの1/2だけ空間的にずらして配置した撮像部の上記
各固体イメージセンサからfsのサンプリングレートで読
み出される各撮像出力信号を上記サンプリングレートfs
に等しいクロックレートでディジタル化するアナログ・
ディジタル変換手段と、1水平走査期間に略等しい遅延
時間のディジタル遅延回路を含み、上記アナログ・ディ
ジタル変換手段のディジタル出力信号から垂直ディテー
ル信号を発生する垂直ディテール信号発生手段と、上記
アナログ・ディジタル変換手段の各ディジタル出力信号
のうち緑色画像撮像信号と赤色画像撮像信号、青色画像
撮像信号又は両信号の合成信号とを等量加算する加算手
段と、上記垂直ディテール信号発生手段の出力が供給さ
れるディジタルローパスフィルタと、上記加算手段の出
力が供給され、その信号の少なくとも所定の帯域は通過
させる特性を有するディジタルフィルタ手段とを有し、
上記垂直ディテール信号発生手段及びディジタルローパ
スフィルタは上記サンプリングレートfsに等しい処理レ
ートfsで動作し、上記加算手段及びディジタルフィルタ
手段は上記サンプリングレートfsの2倍の処理レート2f
sで動作し、上記加算手段及びディジタルフィルタ手段
を介して水平ディテール信号が出力されることを特徴と
するものである。
像用の固体イメージセンサと赤色画像撮像用及び青色画
像撮像用の固体イメージセンサとを各画素の繰り返しピ
ッチの1/2だけ空間的にずらして配置した撮像部の上記
各固体イメージセンサからfsのサンプリングレートで読
み出される各撮像出力信号を上記サンプリングレートfs
に等しいクロックレートでディジタル化するアナログ・
ディジタル変換手段と、1水平走査期間に略等しい遅延
時間のディジタル遅延回路を含み、上記アナログ・ディ
ジタル変換手段のディジタル出力信号から垂直ディテー
ル信号を発生する垂直ディテール信号発生手段と、上記
アナログ・ディジタル変換手段の各ディジタル出力信号
のうち緑色画像撮像信号と赤色画像撮像信号、青色画像
撮像信号又は両信号の合成信号とを等量加算する加算手
段と、上記垂直ディテール信号発生手段の出力が供給さ
れるディジタルローパスフィルタと、上記加算手段の出
力が供給され、その信号の少なくとも所定の帯域は通過
させる特性を有するディジタルフィルタ手段とを有し、
上記垂直ディテール信号発生手段及びディジタルローパ
スフィルタは上記サンプリングレートfsに等しい処理レ
ートfsで動作し、上記加算手段及びディジタルフィルタ
手段は上記サンプリングレートfsの2倍の処理レート2f
sで動作し、上記加算手段及びディジタルフィルタ手段
を介して水平ディテール信号が出力されることを特徴と
するものである。
F 作用 本発明に係る固体撮像装置の信号処理回路では、空間
画素ずらし法を採用した撮像部の各固体イメージセンサ
からfsのサンプリングレートで読み出される各撮像出力
信号をアナログ・ディジタル変換手段により上記サンプ
リングレートfsに等しいクロックレートでディジタル化
する。
画素ずらし法を採用した撮像部の各固体イメージセンサ
からfsのサンプリングレートで読み出される各撮像出力
信号をアナログ・ディジタル変換手段により上記サンプ
リングレートfsに等しいクロックレートでディジタル化
する。
そして、垂直ディテール信号発生手段は、上記サンプ
リングレートfsに等しいfs処理レートで動作して、上記
アナログ・ディジタル変換手段のディジタル出力信号か
ら垂直ディテール信号を発生し、この垂直ディテール信
号を上記サンプリングレートfsに等しいfs処理レートで
動作するディジタルローパスフィルタを介して出力す
る。
リングレートfsに等しいfs処理レートで動作して、上記
アナログ・ディジタル変換手段のディジタル出力信号か
ら垂直ディテール信号を発生し、この垂直ディテール信
号を上記サンプリングレートfsに等しいfs処理レートで
動作するディジタルローパスフィルタを介して出力す
る。
また、加算手段は、上記サンプリングレートfsの2倍
の処理レート2fsで動作して、上記アナログ・ディジタ
ル変換手段の各ディジタル出力信号のうち緑色画像撮像
信号と赤色画像撮像信号、青色画像撮像信号又は両信号
の合成信号とを等量加算し、その加算出力信号を2fsの
処理レートで動作するディジタルフィルタ手段を介して
2fsレートの水平ディテール信号として出力する。
の処理レート2fsで動作して、上記アナログ・ディジタ
ル変換手段の各ディジタル出力信号のうち緑色画像撮像
信号と赤色画像撮像信号、青色画像撮像信号又は両信号
の合成信号とを等量加算し、その加算出力信号を2fsの
処理レートで動作するディジタルフィルタ手段を介して
2fsレートの水平ディテール信号として出力する。
上記ディジタルフィルタ手段は、等価的に上記サンプ
リングレートfsに対応する周波数に零点を有する特性の
偶数個のフィルタ特性を与え、上記加算手段による加算
出力信号を少なくとも所定の帯域は通過させる。
リングレートfsに対応する周波数に零点を有する特性の
偶数個のフィルタ特性を与え、上記加算手段による加算
出力信号を少なくとも所定の帯域は通過させる。
G 実施例 以下、本発明に係る固体撮像装置の信号処理回路の一
実施例について、図面に従い詳細に説明する。
実施例について、図面に従い詳細に説明する。
第1図は、撮像レンズ(1)から光学的ローパスフィ
ルタ(2)を介して入射される撮像光Liを色分解プリズ
ム(3)によりR,G,Bの三原色光成分に分解して、被写
体像の三原色画像を三枚のCCDイメージセンサ(4R),
(4G),(4B)により撮像する三板式固体撮像装置に本
発明を適用して構成したカラーテレビジョンカメラ装置
を示している。
ルタ(2)を介して入射される撮像光Liを色分解プリズ
ム(3)によりR,G,Bの三原色光成分に分解して、被写
体像の三原色画像を三枚のCCDイメージセンサ(4R),
(4G),(4B)により撮像する三板式固体撮像装置に本
発明を適用して構成したカラーテレビジョンカメラ装置
を示している。
この実施例において、カラーテレビジョンカメラ装置
の撮像部を構成している上記三枚のCCDイメージセンサ
(4R),(4G),(4B)は、空間画素ずらし法を採用し
て、第2図に示すように、緑色画像撮像用のCCDイメー
ジセンサ(4G)に対し、赤色画像撮像用のCCDイメージ
センサ(4R)及び青色画像撮像用のCCDイメージセンサ
(4B)を画素の空間サンプリング周期τsの1/2だけず
らして配置されている。そして、上記三枚のCCDイメー
ジセンサ(4R),(4G),(4B)は、図示しないCCD駆
動回路によって駆動され、各画素の撮像電荷が色副搬送
周波数fSCの4倍すなわち4fSCのサンプリング周波数fs
の読み出しクロックにより読み出される。
の撮像部を構成している上記三枚のCCDイメージセンサ
(4R),(4G),(4B)は、空間画素ずらし法を採用し
て、第2図に示すように、緑色画像撮像用のCCDイメー
ジセンサ(4G)に対し、赤色画像撮像用のCCDイメージ
センサ(4R)及び青色画像撮像用のCCDイメージセンサ
(4B)を画素の空間サンプリング周期τsの1/2だけず
らして配置されている。そして、上記三枚のCCDイメー
ジセンサ(4R),(4G),(4B)は、図示しないCCD駆
動回路によって駆動され、各画素の撮像電荷が色副搬送
周波数fSCの4倍すなわち4fSCのサンプリング周波数fs
の読み出しクロックにより読み出される。
上記空間画素ずらし法を採用した三枚のCCDイメージ
センサ(4R),(4G),(4B)は、被写体像の三原色画
像について、上記緑色画像撮像用のCCDイメージセンサ
(4G)と上記赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の各CC
Dイメージセンサ(4R),(4B)とがτs/2だけずれた位
置を空間サンプリングする。これにより、上記CCDイメ
ージセンサ(4R),(4G),(4B)から読み出される各
撮像出力信号SR*,SG*,SB*は、そのスペクトル成
分を第3図に示してあるように、上記CCDイメージセン
サ(4G)による緑色撮像出力信号SG*の上記サンプリ
ング周波数fs成分と上記各CCDイメージセンサ(4R),
(4B)による赤色撮像出力信号SR*及び青色撮像出力
信号SB*の上記各サンプリング周波数fs成分とが互い
に逆位相となっている。
センサ(4R),(4G),(4B)は、被写体像の三原色画
像について、上記緑色画像撮像用のCCDイメージセンサ
(4G)と上記赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の各CC
Dイメージセンサ(4R),(4B)とがτs/2だけずれた位
置を空間サンプリングする。これにより、上記CCDイメ
ージセンサ(4R),(4G),(4B)から読み出される各
撮像出力信号SR*,SG*,SB*は、そのスペクトル成
分を第3図に示してあるように、上記CCDイメージセン
サ(4G)による緑色撮像出力信号SG*の上記サンプリ
ング周波数fs成分と上記各CCDイメージセンサ(4R),
(4B)による赤色撮像出力信号SR*及び青色撮像出力
信号SB*の上記各サンプリング周波数fs成分とが互い
に逆位相となっている。
そして、上記4fSCのサンプリング周波数fsの読み出し
クロックにより上記各CCDイメージセンサ(4R),(4
G),(4B)から読み出される各撮像出力信号SR*,S
G*,SB*は、それぞれバッファアンプ(5R),(5
G),(5B)を介してアナログ・ディジタル(A/D)変換
器(6R),(6G),(6B)に供給される。
クロックにより上記各CCDイメージセンサ(4R),(4
G),(4B)から読み出される各撮像出力信号SR*,S
G*,SB*は、それぞれバッファアンプ(5R),(5
G),(5B)を介してアナログ・ディジタル(A/D)変換
器(6R),(6G),(6B)に供給される。
これら各A/D変換器(6R),(6G),(6B)には、上
記各撮像出力信号SR*,SG*,SB*のサンプリングレ
ートに等しいクロックレートすなわち上記各CCDイメー
ジセンサ(4R),(4G),(4B)の読み出しクロックと
同じ4fSCのクロック周波数fsのクロックが図示しないタ
イミングジェネレータにより与えられる。そして、上記
各A/D変換器(6R),(6G),(6B)は、上記各撮像出
力信号SR*,SG*,SB*を上記4fSCのクロックレート
fsでそのままディジタル化して、上記各撮像出力信号S
R*,SG*,SB*の上記第3図に示したスペクトルと同
じ出力スペクトルの各色データDR*,DG*,DB*を形
成する。
記各撮像出力信号SR*,SG*,SB*のサンプリングレ
ートに等しいクロックレートすなわち上記各CCDイメー
ジセンサ(4R),(4G),(4B)の読み出しクロックと
同じ4fSCのクロック周波数fsのクロックが図示しないタ
イミングジェネレータにより与えられる。そして、上記
各A/D変換器(6R),(6G),(6B)は、上記各撮像出
力信号SR*,SG*,SB*を上記4fSCのクロックレート
fsでそのままディジタル化して、上記各撮像出力信号S
R*,SG*,SB*の上記第3図に示したスペクトルと同
じ出力スペクトルの各色データDR*,DG*,DB*を形
成する。
上記A/D変換器(6R),(6G),(6B)により得られ
る各色データDR*,DG*,DB*は、信号処理部(7)
に供給される。
る各色データDR*,DG*,DB*は、信号処理部(7)
に供給される。
上記信号処理部(7)は、その具体的な構成を第4図
に示してあるように、上記A/D変換器(6R)により得ら
れる赤色データDR*及び上記A/D変換器(6G)により
得られる緑色データDG*が供給されるディテール信号
発生部(11)と、上記A/D変換器(6R),(6G),(6
B)により得られる3原色データDR*,DG*,DB**
が遅延回路(12R),(12G),(12B)を介して供給さ
れる補間処理部(13R),(13G),(13B)と、これら
補間処理部(13R),(13G),(13B)から補間処理済
の3原色データDR**,DG**,DB**と上記ディテ
ール信号発生部(11)からディテール信号DIE**が供
給される加算器(14R),(14G),(14B)と、これら
加算器(14R),(14G),(14B)の加算出力が供給さ
れるガンマ補正処理回路(15R),(15G),(15B)と
を備えてなる。
に示してあるように、上記A/D変換器(6R)により得ら
れる赤色データDR*及び上記A/D変換器(6G)により
得られる緑色データDG*が供給されるディテール信号
発生部(11)と、上記A/D変換器(6R),(6G),(6
B)により得られる3原色データDR*,DG*,DB**
が遅延回路(12R),(12G),(12B)を介して供給さ
れる補間処理部(13R),(13G),(13B)と、これら
補間処理部(13R),(13G),(13B)から補間処理済
の3原色データDR**,DG**,DB**と上記ディテ
ール信号発生部(11)からディテール信号DIE**が供
給される加算器(14R),(14G),(14B)と、これら
加算器(14R),(14G),(14B)の加算出力が供給さ
れるガンマ補正処理回路(15R),(15G),(15B)と
を備えてなる。
この信号処理部(7)において、上記補間処理部(13
R),(13G),(13B)は、上記A/D変換器(6R),(6
G),(6B)から供給される上記4fSCのクロックレートf
sの3原色データDR*,DG*,DB*に補間処理を施す
ことによって、上記クロックレートfsの2倍すなわち8f
SCのクロックレート2fsの3原色データDR**,D
G**,DB**を形成する。そして、上記補間処理部
(13R),(13G),(13B)は、上記2fsのクロックレー
トの3原色データDR**,DG**,DB**を上記加算
器(14R),(14G),(14B)に供給する。これら加算
器(14R),(14G),(14B)は、上記補間処理部(13
R),(13G),(13B)からの3原色データDR**,D
G**,DB**に上記ディテール信号発生部(11)から
のディテール信号DIE**を加算することにより、上記
3原色データDR**,DG**,DB**にイメージエン
ハンス処理を施す。このイメージエンハンス処理済の3
原色データDR**,DG**,DB**を上記ガンマ補正
処理回路(15R),(15G),(15B)に供給する。
R),(13G),(13B)は、上記A/D変換器(6R),(6
G),(6B)から供給される上記4fSCのクロックレートf
sの3原色データDR*,DG*,DB*に補間処理を施す
ことによって、上記クロックレートfsの2倍すなわち8f
SCのクロックレート2fsの3原色データDR**,D
G**,DB**を形成する。そして、上記補間処理部
(13R),(13G),(13B)は、上記2fsのクロックレー
トの3原色データDR**,DG**,DB**を上記加算
器(14R),(14G),(14B)に供給する。これら加算
器(14R),(14G),(14B)は、上記補間処理部(13
R),(13G),(13B)からの3原色データDR**,D
G**,DB**に上記ディテール信号発生部(11)から
のディテール信号DIE**を加算することにより、上記
3原色データDR**,DG**,DB**にイメージエン
ハンス処理を施す。このイメージエンハンス処理済の3
原色データDR**,DG**,DB**を上記ガンマ補正
処理回路(15R),(15G),(15B)に供給する。
そして、上記ガンマ補正処理回路(15R),(15G),
(15B)は、上記加算器(14R),(14G),(14B)によ
るイメージエンハンス処理済の3原色データDR**,D
G**,DB**にガンマ補正処理を施し、ガンマ補正処
理済の各色データDR**,DG**,DB**を出力す
る。
(15B)は、上記加算器(14R),(14G),(14B)によ
るイメージエンハンス処理済の3原色データDR**,D
G**,DB**にガンマ補正処理を施し、ガンマ補正処
理済の各色データDR**,DG**,DB**を出力す
る。
また、この実施例において、上記ディテール信号発生
部(11)は、その具体的な構成例を第5図に示してある
ように、上記A/D変換器(6G)により得られる緑色デー
タDG*を入力データGINとする第1の遅延回路(21)
と、上記A/D変換器(6R)により得られる赤色データD
R*を入力データRINとする第2の遅延回路(22)を備
えている。
部(11)は、その具体的な構成例を第5図に示してある
ように、上記A/D変換器(6G)により得られる緑色デー
タDG*を入力データGINとする第1の遅延回路(21)
と、上記A/D変換器(6R)により得られる赤色データD
R*を入力データRINとする第2の遅延回路(22)を備
えている。
上記第1の遅延回路(21)は、D型フリップフロップ
等のディジタル遅延手段を用いて1水平走査期間1Hに等
しい遅延時間を入力信号に与える2個の1H遅延回路(21
a),(21b)を直列接続してなる。この第1の遅延回路
(21)は、上記A/D変換器(6G)から供給される緑色入
力データGINについて、0H遅延出力GIN、1H遅延出力G
1HDL及び2H遅延出力G2HDLを第1のコムフィルタ(23)
に与えるとともに、上記1H遅延出力を上記遅延回路(12
G)を介された上記補間処理部(13G)に供給する。
等のディジタル遅延手段を用いて1水平走査期間1Hに等
しい遅延時間を入力信号に与える2個の1H遅延回路(21
a),(21b)を直列接続してなる。この第1の遅延回路
(21)は、上記A/D変換器(6G)から供給される緑色入
力データGINについて、0H遅延出力GIN、1H遅延出力G
1HDL及び2H遅延出力G2HDLを第1のコムフィルタ(23)
に与えるとともに、上記1H遅延出力を上記遅延回路(12
G)を介された上記補間処理部(13G)に供給する。
同様に、上記第2の遅延回路(22)は、D型フリップ
フロップ等のディジタル遅延手段を用いて1水平走査期
間1Hに等しい遅延時間を入力信号に与える2個の1H遅延
回路(22a),(22b)を直列接続してなる。この第2の
遅延回路(22)は、上記A/D変換器(6R)から供給され
る赤色入力データRINについて、0H遅延出力RIN、1H遅延
出力R1HDL及び2H遅延出力R2HDLを第2のコムフィルタ
(24)に与えるとともに、上記1H遅延出力を上記遅延回
路(12R)を介された上記補間処理部(13R)に供給す
る。
フロップ等のディジタル遅延手段を用いて1水平走査期
間1Hに等しい遅延時間を入力信号に与える2個の1H遅延
回路(22a),(22b)を直列接続してなる。この第2の
遅延回路(22)は、上記A/D変換器(6R)から供給され
る赤色入力データRINについて、0H遅延出力RIN、1H遅延
出力R1HDL及び2H遅延出力R2HDLを第2のコムフィルタ
(24)に与えるとともに、上記1H遅延出力を上記遅延回
路(12R)を介された上記補間処理部(13R)に供給す
る。
上記第1のコムフィルタ(23)は、上記A/D変換器(6
G)から上記第1の遅延回路(21)に供給される緑色入
力データGINについて、該第1の遅延回路(21)からの
上記3種類の遅延出力GIN,G1HDL,G2HDLに基づいて、 DG=ω-1・GIN … で示されるフィルタ出力GH,GV,DGをミキサ回路(25)に
与える。
G)から上記第1の遅延回路(21)に供給される緑色入
力データGINについて、該第1の遅延回路(21)からの
上記3種類の遅延出力GIN,G1HDL,G2HDLに基づいて、 DG=ω-1・GIN … で示されるフィルタ出力GH,GV,DGをミキサ回路(25)に
与える。
また、上記第2のコムフィルタ(24)は、上記A/D変
換器(6R)から上記第2の遅延回路(22)に供給される
赤色入力データRINについて、該第2の遅延回路(22)
からの上記3種類の遅延出力RIN,R1HDL,R2HDLに基づい
て、 又は、 RH=ω-1・RIN … 又は、 RV=0 … 又は、 DR=0 … のフィルタ出力RH,RV,DRを上記ミキサ回路(25)に与え
る。
換器(6R)から上記第2の遅延回路(22)に供給される
赤色入力データRINについて、該第2の遅延回路(22)
からの上記3種類の遅延出力RIN,R1HDL,R2HDLに基づい
て、 又は、 RH=ω-1・RIN … 又は、 RV=0 … 又は、 DR=0 … のフィルタ出力RH,RV,DRを上記ミキサ回路(25)に与え
る。
そして、上記ミキサ回路(25)は、上記第1のコムフ
ィルタ(23)からのフィルタ出力GH,GV,DGと、上記第2
のコムフィルタ(24)からのフィルタ出力RH,RV,DRとに
基づいて、 IEH′=GH+RH … IEV′=GV+α・RV (α=0,1/4,1/2,1) … LEV=GH+β・RH … 又は、 LEV=DG+β・DR (β=0,1) … の合成出力IEH′,IEV′,LEVを出力する。
ィルタ(23)からのフィルタ出力GH,GV,DGと、上記第2
のコムフィルタ(24)からのフィルタ出力RH,RV,DRとに
基づいて、 IEH′=GH+RH … IEV′=GV+α・RV (α=0,1/4,1/2,1) … LEV=GH+β・RH … 又は、 LEV=DG+β・DR (β=0,1) … の合成出力IEH′,IEV′,LEVを出力する。
上記ミキサ回路(25)による上記合成出力IEH′は、
上記第1のコムフィルタ(23)からのフィルタ出力GHと
上記第2のコムフィルタ(24)からのフィルタ出力RHと
を2fsのクロックレートでマルチプレックスして等量加
算した2fsのクロックレートの水平ディテール信号とし
て第1のディジタルフィルタ回路(26)に供給される。
上記第1のコムフィルタ(23)からのフィルタ出力GHと
上記第2のコムフィルタ(24)からのフィルタ出力RHと
を2fsのクロックレートでマルチプレックスして等量加
算した2fsのクロックレートの水平ディテール信号とし
て第1のディジタルフィルタ回路(26)に供給される。
このように、上記撮像部に空間画素ずらし法を採用し
たこのカラーテレビジョンカメラ装置においても、上記
A/D変換器(6R),(6G)により得られる上記赤色デー
タDR*と緑色データDG*が供給されるディテール信
号発生部(11)において、上記第1のコムフィルタ(2
3)からのフィルタ出力GHと上記第2のコムフィルタ(2
4)からのフィルタ出力RHとを上記ミキサ回路(25)で
等量加算することにより、1次のキャリア成分が全てキ
ャンセルされて、折り返し歪みを伴うことなく広帯域の
水平ディテール信号IEH′を形成することができる。
たこのカラーテレビジョンカメラ装置においても、上記
A/D変換器(6R),(6G)により得られる上記赤色デー
タDR*と緑色データDG*が供給されるディテール信
号発生部(11)において、上記第1のコムフィルタ(2
3)からのフィルタ出力GHと上記第2のコムフィルタ(2
4)からのフィルタ出力RHとを上記ミキサ回路(25)で
等量加算することにより、1次のキャリア成分が全てキ
ャンセルされて、折り返し歪みを伴うことなく広帯域の
水平ディテール信号IEH′を形成することができる。
ここで、上記撮像部に空間画素ずらし法を採用したこ
のカラーテレビジョンカメラ装置では、緑色画像撮像信
号と赤色画像撮像信号とを等量加算する以外に、緑色画
像撮像信号と青色画像撮像信号とを等量加算したり、ま
た、赤色画像撮像信号と青色画像撮像信号との合成信号
を緑色画像撮像信号と等量加算しても、1次のキャリア
成分が全てキャンセルされて、折り返し歪みを伴うこと
なく広帯域の水平ディテール信号を形成することができ
る。
のカラーテレビジョンカメラ装置では、緑色画像撮像信
号と赤色画像撮像信号とを等量加算する以外に、緑色画
像撮像信号と青色画像撮像信号とを等量加算したり、ま
た、赤色画像撮像信号と青色画像撮像信号との合成信号
を緑色画像撮像信号と等量加算しても、1次のキャリア
成分が全てキャンセルされて、折り返し歪みを伴うこと
なく広帯域の水平ディテール信号を形成することができ
る。
また、上記第1のコムフィルタ(23)からのフィルタ
出力GVと上記第2のコムフィルタ(24)からのフィルタ
出力RVとを上記ミキサ回路(25)により1:αの比率で加
算した上記合成出力IEV′は、垂直ディテール信号とし
て第2のディジタルフィルタ回路(27)に供給される。
出力GVと上記第2のコムフィルタ(24)からのフィルタ
出力RVとを上記ミキサ回路(25)により1:αの比率で加
算した上記合成出力IEV′は、垂直ディテール信号とし
て第2のディジタルフィルタ回路(27)に供給される。
さらに、上記第1のコムフィルタ(23)からのフィル
タ出力GH又はDGと上記第2のコムフィルタ(24)からの
フィルタ出力RH又はDRとを上記ミキサ回路(25)により
1:βの比率で加算した上記合成出力LEVは、レベル信号
としてレベルディペンデント信号発生回路(28)に供給
される。
タ出力GH又はDGと上記第2のコムフィルタ(24)からの
フィルタ出力RH又はDRとを上記ミキサ回路(25)により
1:βの比率で加算した上記合成出力LEVは、レベル信号
としてレベルディペンデント信号発生回路(28)に供給
される。
そして、上記ミキサ回路(25)から上記合成出力IE
H′が2fsのクロックレートの水平ディテール信号として
供給される上記第1のディジタルフィルタ回路(26)
は、fsに少なくとも2個以上の偶数個の零点を有するハ
イパスフィルタ特性を有するものが用いられ、2fsレー
トの水平ディテール信号を形成する。
H′が2fsのクロックレートの水平ディテール信号として
供給される上記第1のディジタルフィルタ回路(26)
は、fsに少なくとも2個以上の偶数個の零点を有するハ
イパスフィルタ特性を有するものが用いられ、2fsレー
トの水平ディテール信号を形成する。
この第1のディジタルフィルタ回路(26)は、例えば
第6図に等価的なブロック構成を示すように、 の伝達関数H1(z)で示される第1のフィルタブロック
(41)と、 の伝達関数H2(z)で示される第2のフィルタブロック
(42)と、 の伝達関数H3(z)で示される第3のフィルタブロック
(43)と、 の伝達関数H4(z)で示される第4のフィルタブロック
(44)と、重み係数ap,β1,β2,β3を与える各係数回
路(45),(46),(47),(48)と、上記各係数回路
(46),(47),(48)による出力を加算する加算回路
(49)により構成される。
第6図に等価的なブロック構成を示すように、 の伝達関数H1(z)で示される第1のフィルタブロック
(41)と、 の伝達関数H2(z)で示される第2のフィルタブロック
(42)と、 の伝達関数H3(z)で示される第3のフィルタブロック
(43)と、 の伝達関数H4(z)で示される第4のフィルタブロック
(44)と、重み係数ap,β1,β2,β3を与える各係数回
路(45),(46),(47),(48)と、上記各係数回路
(46),(47),(48)による出力を加算する加算回路
(49)により構成される。
上記第1のディジタルフィルタ回路(26)は、2fsの
処理レートで動作し、上記ミキサ回路(25)からの上記
合成出力IEH′に対して、第7図に示すようなハイパス
フィルタ特性を与えることにって、 の各フィルタ出力IEH,APを形成する。ここで、第7図の
縦軸は振幅であり、横軸は処理レート2fsで処理される
信号の周波数0〜fsに対応する位相0〜180゜を示して
いる。
処理レートで動作し、上記ミキサ回路(25)からの上記
合成出力IEH′に対して、第7図に示すようなハイパス
フィルタ特性を与えることにって、 の各フィルタ出力IEH,APを形成する。ここで、第7図の
縦軸は振幅であり、横軸は処理レート2fsで処理される
信号の周波数0〜fsに対応する位相0〜180゜を示して
いる。
ここで、上記ミキサ回路(25)からの上記合成出力IE
H′は、上記第1のコムフィルタ(23)からのフィルタ
出力GHと、上記第2のコムフィルタ(24)からのフィル
タ出力RHとを加算合成したもので、上記各コムフィルタ
(23),(24)によって、第8図に示す2次元周波数空
間上で垂直方向に帯域制限されている。複合カラー映像
信号の色副搬送周波数fSCの近傍のfsに少なくとも2個
以上の零点を有するハイパスフィルタ特性を有する上記
第1のディジタルフィルタ回路(26)で水平方向に帯域
制限して得られる水平ディテール信号IEHは、第8図に
示す2次元周波数空間上で色副搬送周波数SC(fSC,1/
4)領域への不要な漏洩成分が小さく、クロスカラー妨
害を伴うことなく高品位の水平輪郭強調処理を行うこと
ができる。
H′は、上記第1のコムフィルタ(23)からのフィルタ
出力GHと、上記第2のコムフィルタ(24)からのフィル
タ出力RHとを加算合成したもので、上記各コムフィルタ
(23),(24)によって、第8図に示す2次元周波数空
間上で垂直方向に帯域制限されている。複合カラー映像
信号の色副搬送周波数fSCの近傍のfsに少なくとも2個
以上の零点を有するハイパスフィルタ特性を有する上記
第1のディジタルフィルタ回路(26)で水平方向に帯域
制限して得られる水平ディテール信号IEHは、第8図に
示す2次元周波数空間上で色副搬送周波数SC(fSC,1/
4)領域への不要な漏洩成分が小さく、クロスカラー妨
害を伴うことなく高品位の水平輪郭強調処理を行うこと
ができる。
上記第1のディジタルフィルタ回路(26)によるフィ
ルタ出力IEHは、水平ディテール信号として上記加算器
(29)に供給され、また、フィルタ出力APは、非線形処
理を行う第1のコア回路(30)を介して加算器(34)に
供給される。
ルタ出力IEHは、水平ディテール信号として上記加算器
(29)に供給され、また、フィルタ出力APは、非線形処
理を行う第1のコア回路(30)を介して加算器(34)に
供給される。
また、上記第2のディジタルフィルタ回路(27)は、
例えば第9図に等価的なブロック構成を示すように、上
記ミキサ回路(25)による上記垂直ディテール信号IE
V′に の伝達関数H1(z)を与える第1のフィルタブロック
(51)と、この第1のフィルタブロック(51)によるフ
ィルタ出力信号に の伝達関数H2(z)を与える第2のフィルタブロック
(52)と、上記ミキサ回路(25)による上記垂直ディテ
ール信号IEV′に の伝達関数H3(z)を与える第3のフィルタブロック
(53)と、上記第1及び第2のフィルタブロック(5
1),(52)による伝達関数H1(z)・H2(z)が与え
られたフィルタ出力信号の信号レベルを調整するための
第1の利得調整回路(54)と、上記第3のフィルタブロ
ック(53)による伝達関数H3(z)が与えられたフィル
タ出力信号の信号レベルを調整するための第2の利得調
整回路(55)と、上記各利得調整回路(54),(55)に
よりレベル調整された各フィルタ出力信号を加算する加
算回路(56)とにより構成される。
例えば第9図に等価的なブロック構成を示すように、上
記ミキサ回路(25)による上記垂直ディテール信号IE
V′に の伝達関数H1(z)を与える第1のフィルタブロック
(51)と、この第1のフィルタブロック(51)によるフ
ィルタ出力信号に の伝達関数H2(z)を与える第2のフィルタブロック
(52)と、上記ミキサ回路(25)による上記垂直ディテ
ール信号IEV′に の伝達関数H3(z)を与える第3のフィルタブロック
(53)と、上記第1及び第2のフィルタブロック(5
1),(52)による伝達関数H1(z)・H2(z)が与え
られたフィルタ出力信号の信号レベルを調整するための
第1の利得調整回路(54)と、上記第3のフィルタブロ
ック(53)による伝達関数H3(z)が与えられたフィル
タ出力信号の信号レベルを調整するための第2の利得調
整回路(55)と、上記各利得調整回路(54),(55)に
よりレベル調整された各フィルタ出力信号を加算する加
算回路(56)とにより構成される。
ここで、上記伝達関数H1(z)を与える第1のフィル
タブロック(51)は、第10図Aに示すように、fsの処理
レートにおける単位遅延量τ*に対して2τ*の遅延量
を有する2個の遅延手段(61),(62)と2個の加算器
(63),(64)とで構成される。また、上記伝達関数H3
(z)を与える第3のフィルタブロック(53)は、第10
図のBに示すように、fsの処理レートにおける単位遅延
量τ*に対して2τ*の遅延量を有する2個の遅延手段
(65),(66)と2個の加算器(67),(68)とで構成
される。従って、上記第1のフィルタブロック(51)及
び第3のフィルタブロック(53)は、第10図Cに示すよ
うに、各遅延手段(61),(62)・(65),(67)と一
方の加算回路(63)・(67)を共用した構成とすること
ができる。
タブロック(51)は、第10図Aに示すように、fsの処理
レートにおける単位遅延量τ*に対して2τ*の遅延量
を有する2個の遅延手段(61),(62)と2個の加算器
(63),(64)とで構成される。また、上記伝達関数H3
(z)を与える第3のフィルタブロック(53)は、第10
図のBに示すように、fsの処理レートにおける単位遅延
量τ*に対して2τ*の遅延量を有する2個の遅延手段
(65),(66)と2個の加算器(67),(68)とで構成
される。従って、上記第1のフィルタブロック(51)及
び第3のフィルタブロック(53)は、第10図Cに示すよ
うに、各遅延手段(61),(62)・(65),(67)と一
方の加算回路(63)・(67)を共用した構成とすること
ができる。
この第2のディジタルフィルタ回路(27)は、上記ミ
キサ回路(25)による上記垂直ディテール信号IEV′に
対して、fsの処理レートで動作して、上述の第8図に示
した2次元周波数空間上の色副搬送周波数SC(fSC,1/
4)領域へのクロスカラー妨害成分を抑制するクロスカ
ラー抑制信号を重畳した垂直ディテール信号IEVを形成
する。
キサ回路(25)による上記垂直ディテール信号IEV′に
対して、fsの処理レートで動作して、上述の第8図に示
した2次元周波数空間上の色副搬送周波数SC(fSC,1/
4)領域へのクロスカラー妨害成分を抑制するクロスカ
ラー抑制信号を重畳した垂直ディテール信号IEVを形成
する。
すなわち、上記第2のディジタルフィルタ回路(27)
において、上記第1及び第2のフィルタブロック(5
1),(52)は、上述のコムフィルタ(23),(24)に
より、 なるフィルタ特性H(z)が与えられたfsのクロックレ
ートの上記垂直ディテール信号IEV′に対して、第11図
に破線で示すようにfscに零点を有するフィルタ特性H1
(z)と、第11図に一点鎖線で示すように2fscに零点を
有するフィルタ特性H1(z)と、2fSCに零点を有するフ
ィルタ特性H2(z)を与えて、同図中に実線で示すよう
な伝達関数H0(z) の垂直ディテール信号IEVを形成する。すなわち、上記
第1及び第2のフィルタブロック(51),(52)は、複
合カラー映像信号の色副搬送周波数fSCの近傍に2個以
上の零点を有するローパスフィルタ特性によって、水平
方向に帯域制限した垂直ディテール信号IEVを形成す
る。この垂直ディテール信号IEVは、上記第8図の2次
元周波数空間における色副搬送周波数SC(fSC,1/4)領
域を含む水平ラインlの断面でのレスポンスを第12図に
示すように、上記色副搬送周波数SC(fSC,1/4)領域へ
の不要な漏洩成分が極めて少ないものにする。なお、上
記垂直ディテール信号IEV′は、上記第1のコムフィル
タ(23)からのフィルタ出力GVと、上記第2のコムフィ
ルタ(24)からのフィルタ出力RVとを加算合成したもの
で、上記各コムフィルタ(23),(24)によって、上記
第8図の2次元周波数空間上で垂直方向に帯域制限され
ている。さらに、上記第3のフィルタブロック(53)
は、上記ミキサ回路(25)による上記垂直ディテール信
号IEV′に上記伝達関数H3(z)を与えることにより、
上記第12図に示すように、上記複合カラー映像信号の副
搬送波周波数fSC近傍で負のレスポンスを有するクロス
カラー抑制信号を形成する。そして、上記加算回路(5
6)は、このクロスカラー抑制信号を上記垂直ディテー
ル信号IEVに重畳して、上記加算回路(29)に供給す
る。
において、上記第1及び第2のフィルタブロック(5
1),(52)は、上述のコムフィルタ(23),(24)に
より、 なるフィルタ特性H(z)が与えられたfsのクロックレ
ートの上記垂直ディテール信号IEV′に対して、第11図
に破線で示すようにfscに零点を有するフィルタ特性H1
(z)と、第11図に一点鎖線で示すように2fscに零点を
有するフィルタ特性H1(z)と、2fSCに零点を有するフ
ィルタ特性H2(z)を与えて、同図中に実線で示すよう
な伝達関数H0(z) の垂直ディテール信号IEVを形成する。すなわち、上記
第1及び第2のフィルタブロック(51),(52)は、複
合カラー映像信号の色副搬送周波数fSCの近傍に2個以
上の零点を有するローパスフィルタ特性によって、水平
方向に帯域制限した垂直ディテール信号IEVを形成す
る。この垂直ディテール信号IEVは、上記第8図の2次
元周波数空間における色副搬送周波数SC(fSC,1/4)領
域を含む水平ラインlの断面でのレスポンスを第12図に
示すように、上記色副搬送周波数SC(fSC,1/4)領域へ
の不要な漏洩成分が極めて少ないものにする。なお、上
記垂直ディテール信号IEV′は、上記第1のコムフィル
タ(23)からのフィルタ出力GVと、上記第2のコムフィ
ルタ(24)からのフィルタ出力RVとを加算合成したもの
で、上記各コムフィルタ(23),(24)によって、上記
第8図の2次元周波数空間上で垂直方向に帯域制限され
ている。さらに、上記第3のフィルタブロック(53)
は、上記ミキサ回路(25)による上記垂直ディテール信
号IEV′に上記伝達関数H3(z)を与えることにより、
上記第12図に示すように、上記複合カラー映像信号の副
搬送波周波数fSC近傍で負のレスポンスを有するクロス
カラー抑制信号を形成する。そして、上記加算回路(5
6)は、このクロスカラー抑制信号を上記垂直ディテー
ル信号IEVに重畳して、上記加算回路(29)に供給す
る。
上記クロスカラー抑制信号を重畳した垂直ディテール
信号IEVは、本線の信号に加算することにより、第12図
に示してあるように、ベースバンド成分を強調し上記第
8図の2次元周波数空間における色副搬送周波数SC(f
SC,1/4)領域の信号レベルを抑制して、クロスカラー妨
害を伴うことなく高品位の垂直輪郭強調処理を行うこと
ができる。
信号IEVは、本線の信号に加算することにより、第12図
に示してあるように、ベースバンド成分を強調し上記第
8図の2次元周波数空間における色副搬送周波数SC(f
SC,1/4)領域の信号レベルを抑制して、クロスカラー妨
害を伴うことなく高品位の垂直輪郭強調処理を行うこと
ができる。
なお、上記クロスカラー抑制信号は、上記第2のディ
ジタルフィルタ回路(27)の内部で上記垂直ディテール
信号IEVに重畳する必要はなく、このディテール信号発
生部(11)の出力段に設けるようにしても良い。
ジタルフィルタ回路(27)の内部で上記垂直ディテール
信号IEVに重畳する必要はなく、このディテール信号発
生部(11)の出力段に設けるようにしても良い。
上記加算回路(29)は、2fsの処理レートで動作し
て、上記第1のディジタルフィルタ回路(26)から供給
される2fsのクロックレートの水平ディテール信号IEHと
上記第2のディジタルフィルタ回路(27)から供給され
るfsのクロックレートの垂直ディテール信号IEVとを加
算する。この加算回路(29)による2fsのクロックレー
トの加算出力信号は、非線形処理を行う第2のコア回路
(31)を介して乗算回路(32)に供給される。
て、上記第1のディジタルフィルタ回路(26)から供給
される2fsのクロックレートの水平ディテール信号IEHと
上記第2のディジタルフィルタ回路(27)から供給され
るfsのクロックレートの垂直ディテール信号IEVとを加
算する。この加算回路(29)による2fsのクロックレー
トの加算出力信号は、非線形処理を行う第2のコア回路
(31)を介して乗算回路(32)に供給される。
また、上記ミキサ回路(25)による合成出力LEVがレ
ベル信号として供給される上記レベルディペンデント信
号発生回路(28)は、上記レベル信号LEVに応じたレベ
ルディペンデント信号LDを発生し、このレベルディペン
デント信号LDに重み係数を掛ける乗算回路(33)を介し
て上記乗算回路(32)に供給する。
ベル信号として供給される上記レベルディペンデント信
号発生回路(28)は、上記レベル信号LEVに応じたレベ
ルディペンデント信号LDを発生し、このレベルディペン
デント信号LDに重み係数を掛ける乗算回路(33)を介し
て上記乗算回路(32)に供給する。
上記乗算回路(32)は、上記乗算回路(33)により重
み係数を掛けたレベルディペンデント信号LDを上記第2
のコア回路(31)による非線形処理が施された上記加算
回路(29)による加算出力信号に掛けて、その乗算出力
信号を上記加算回路(34)に供給する。
み係数を掛けたレベルディペンデント信号LDを上記第2
のコア回路(31)による非線形処理が施された上記加算
回路(29)による加算出力信号に掛けて、その乗算出力
信号を上記加算回路(34)に供給する。
この加算回路(34)は、上記第1のコア回路(30)に
よる非線形処理が施された上記第1のディジタルフィル
タ回路(27)によるフィルタ出力APを上記乗算回路(3
2)による乗算出力信号に加算し、その加算出力を2fsの
クロックレートのディテール信号DIE**として出力す
る。
よる非線形処理が施された上記第1のディジタルフィル
タ回路(27)によるフィルタ出力APを上記乗算回路(3
2)による乗算出力信号に加算し、その加算出力を2fsの
クロックレートのディテール信号DIE**として出力す
る。
このような構成のディテール信号発生部(11)から上
記2fsのクロックレートのディテール信号DIE**が供
給される上記加算器(14R),(14G),(14B)は、上
記2fsのクロックレートのディテール信号DIE**を上
記補間処理部(13R),(13G),(13B)から供給され
る2fsレートの3原色データDR**,DG**,DB**
に加算することによりイメージエンハンス処理を施す。
そして、上記加算器(14R),(14G),(14B)は、イ
メージエンハンス処理済の3原色データDR**,D
G**,DB**を上記ガンマ補正処理回路(15R),(1
5G),(15B)に供給する。
記2fsのクロックレートのディテール信号DIE**が供
給される上記加算器(14R),(14G),(14B)は、上
記2fsのクロックレートのディテール信号DIE**を上
記補間処理部(13R),(13G),(13B)から供給され
る2fsレートの3原色データDR**,DG**,DB**
に加算することによりイメージエンハンス処理を施す。
そして、上記加算器(14R),(14G),(14B)は、イ
メージエンハンス処理済の3原色データDR**,D
G**,DB**を上記ガンマ補正処理回路(15R),(1
5G),(15B)に供給する。
上記ガンマ補正処理回路(15R),(15G),(15B)
は、上記加算器(14R),(14G),(14B)によるイメ
ージエンハンス処理済の3原色データDR**,
DG**,DB**にガンマ補正処理を施し、ガンマ補正
処理済の3原色データDR**,DG**,DB**を出力
する。
は、上記加算器(14R),(14G),(14B)によるイメ
ージエンハンス処理済の3原色データDR**,
DG**,DB**にガンマ補正処理を施し、ガンマ補正
処理済の3原色データDR**,DG**,DB**を出力
する。
このようにして、上記信号処理部(7)は、イメージ
エンハンス処理及びガンマ補正処理を施した2fsのクロ
ックレートの3原色データDR**,DG**,DB**を
出力する。この信号処理部(7)から出力される上記2f
sのクロックレートの3原色データDR**,DG**,D
B**は、カラーエンコーダ(8)に供給されるととも
に、ディジタル・アナログ(D/A)変換器(9R),(9
G),(9B)に供給される。
エンハンス処理及びガンマ補正処理を施した2fsのクロ
ックレートの3原色データDR**,DG**,DB**を
出力する。この信号処理部(7)から出力される上記2f
sのクロックレートの3原色データDR**,DG**,D
B**は、カラーエンコーダ(8)に供給されるととも
に、ディジタル・アナログ(D/A)変換器(9R),(9
G),(9B)に供給される。
そして、上記D/A変換器(9R),(9G),(9B)は、
上記信号処理部(7)から供給される2fsのクロックレ
ートの高解像度を確保した3原色データDR**,D
G**,DB**をアナログ化して、アナログの3原色撮
像出力信号ROUT,GOUT,BOUTを信号出力端子(10R),(1
0G),(10B)から出力する。
上記信号処理部(7)から供給される2fsのクロックレ
ートの高解像度を確保した3原色データDR**,D
G**,DB**をアナログ化して、アナログの3原色撮
像出力信号ROUT,GOUT,BOUTを信号出力端子(10R),(1
0G),(10B)から出力する。
また、上記カラーエンコーダ(8)は、その具体的な
構成を第13図に示してあるように、上記信号処理部
(7)から上記2fsのクロックレートの3原色データD
R**,DG**,DB**が供給されるマトリクス回路
(81)と、このマトリクス回路(81)により形成される
輝度信号データDY**が供給される遅延回路(82)
と、上記このマトリクス回路(81)により形成される各
色差信号データDR−Y*,DB−Y*,DI*,DQ*が供
給される各ローパスフィルタ(83),(84),(85),
(86)と、上記マトリクス回路(81)により形成される
DI*,DQ*が上記各ローパスフィルタ(85),(86)
を介して供給される変調回路(87)と、この変調回路
(87)による変調出力データが供給される補間処理回路
(88)と、この補間処理回路(88)による補間処理出力
データが供給されるとともに上記マトリクス回路(81)
により形成される輝度信号データDY**が上記遅延回
路(82)を介して供給される加算回路(89)とを備えて
なる。
構成を第13図に示してあるように、上記信号処理部
(7)から上記2fsのクロックレートの3原色データD
R**,DG**,DB**が供給されるマトリクス回路
(81)と、このマトリクス回路(81)により形成される
輝度信号データDY**が供給される遅延回路(82)
と、上記このマトリクス回路(81)により形成される各
色差信号データDR−Y*,DB−Y*,DI*,DQ*が供
給される各ローパスフィルタ(83),(84),(85),
(86)と、上記マトリクス回路(81)により形成される
DI*,DQ*が上記各ローパスフィルタ(85),(86)
を介して供給される変調回路(87)と、この変調回路
(87)による変調出力データが供給される補間処理回路
(88)と、この補間処理回路(88)による補間処理出力
データが供給されるとともに上記マトリクス回路(81)
により形成される輝度信号データDY**が上記遅延回
路(82)を介して供給される加算回路(89)とを備えて
なる。
上記マトリクス回路(81)は、上記2fsのクロックレ
ートの3原色データDR**,DG**,DB**について
マトリクス演算処理を行うことによって、2fsのクロッ
クレートの輝度信号データDY**と、fsのクロックレ
ートの色差信号データDR−Y*,DB−Y*,DI*,D
Q*を形成する。
ートの3原色データDR**,DG**,DB**について
マトリクス演算処理を行うことによって、2fsのクロッ
クレートの輝度信号データDY**と、fsのクロックレ
ートの色差信号データDR−Y*,DB−Y*,DI*,D
Q*を形成する。
そして、このカラーエンコーダ(8)は、上記3原色
データDR**,DG**,DB**についてのコンポーネ
ントカラー画像データとして、上記マトリクス回路(8
1)から上記遅延回路(82)を介して上記輝度信号デー
タDY**を出力するとともに、上記マトリクス回路
(81)から上記各ローパスフィルタ(83),(84)を介
して上記各色差信号データDR−Y*,DB−Y*を出力
する。なお、上記遅延回路(82)は、上記各ローパスフ
ィルタ(83),(84)に対応する遅延特性を上記輝度信
号データDY**に与える。
データDR**,DG**,DB**についてのコンポーネ
ントカラー画像データとして、上記マトリクス回路(8
1)から上記遅延回路(82)を介して上記輝度信号デー
タDY**を出力するとともに、上記マトリクス回路
(81)から上記各ローパスフィルタ(83),(84)を介
して上記各色差信号データDR−Y*,DB−Y*を出力
する。なお、上記遅延回路(82)は、上記各ローパスフ
ィルタ(83),(84)に対応する遅延特性を上記輝度信
号データDY**に与える。
また、このカラーエンコーダ(8)において、上記変
調回路(87)は、上記マトリクス回路(81)から上記各
ローパスフィルタ(85),(86)を介して供給されるD
I*,DQ*を直2相変調する変調処理を行う。この変調
回路(87)による変調出力データは、色副搬送波周波数
fSCの奇数次高調波を含む変調色差信号に対応するもの
となる。
調回路(87)は、上記マトリクス回路(81)から上記各
ローパスフィルタ(85),(86)を介して供給されるD
I*,DQ*を直2相変調する変調処理を行う。この変調
回路(87)による変調出力データは、色副搬送波周波数
fSCの奇数次高調波を含む変調色差信号に対応するもの
となる。
さらに、上記補間処理回路(88)は、上記変調回路
(87)による変調出力データについて、fSC成分と7fSC
成分を抽出するディジタルフィルタリング処理を行い、
8fSCに対応するクロックレート2fsの変調色差信号デー
タを形成する。
(87)による変調出力データについて、fSC成分と7fSC
成分を抽出するディジタルフィルタリング処理を行い、
8fSCに対応するクロックレート2fsの変調色差信号デー
タを形成する。
そして、このカラーエンコーダ(8)は、上記マトリ
クス回路(81)から上記遅延回路(82)を介して出力す
る上記輝度信号データDY**と上記補間処理回路(8
8)により形成した2fsのクロックレートの変調色差信号
データを上記加算回路(89)により加算することによっ
て、ディジタルコンポジットビデオ信号DCS**を形成
する。
クス回路(81)から上記遅延回路(82)を介して出力す
る上記輝度信号データDY**と上記補間処理回路(8
8)により形成した2fsのクロックレートの変調色差信号
データを上記加算回路(89)により加算することによっ
て、ディジタルコンポジットビデオ信号DCS**を形成
する。
すなわち、上記カラーエンコーダ(8)は、上記信号
処理部(7)により画像強調処理及びガンマ補正処理を
施した2fsのクロックレートの3原色データDR**,D
G**,DB**について、上記2fsのクロックレートの
高い解像度を確保した上記輝度信号データDY**と、
fsのクロックレートの上記各色差信号データ
DR−Y*,DB−Y*とで構成されるコンポーネントカ
ラー画像データを出力するとともに、上記2fsのクロッ
クレートの高い解像度を確保したディジタルコンポジッ
トビデオ信号DCS**を出力する。
処理部(7)により画像強調処理及びガンマ補正処理を
施した2fsのクロックレートの3原色データDR**,D
G**,DB**について、上記2fsのクロックレートの
高い解像度を確保した上記輝度信号データDY**と、
fsのクロックレートの上記各色差信号データ
DR−Y*,DB−Y*とで構成されるコンポーネントカ
ラー画像データを出力するとともに、上記2fsのクロッ
クレートの高い解像度を確保したディジタルコンポジッ
トビデオ信号DCS**を出力する。
このカラーエンコーダ(8)から出力される上記コン
ポーネントカラー画像データすなわち上記輝度信号デー
タDY**及び上記各色差信号データDR−Y*,D
B−Y*は、ディジタル・アナログ(D/A)変換器(9
Y),(9R−Y),(9B−Y)に供給される。
ポーネントカラー画像データすなわち上記輝度信号デー
タDY**及び上記各色差信号データDR−Y*,D
B−Y*は、ディジタル・アナログ(D/A)変換器(9
Y),(9R−Y),(9B−Y)に供給される。
上記D/A変換器(9Y),(9R−Y),(9B−Y)は、
上記輝度信号データDY**及び上記各色差信号データ
DR−Y*,DB−Y*をアナログ化することによりアナ
ログコンポーネントカラービデオ信号YOUT,R−YOUT,B−
YOUTとして信号出力端子(10Y),(10R−Y),(10B
−Y)から出力する。
上記輝度信号データDY**及び上記各色差信号データ
DR−Y*,DB−Y*をアナログ化することによりアナ
ログコンポーネントカラービデオ信号YOUT,R−YOUT,B−
YOUTとして信号出力端子(10Y),(10R−Y),(10B
−Y)から出力する。
さらに、上記カラーエンコーダ(8)から出力される
上記ディジタルコンポジットビデオ信号DCS**は、デ
ィジタル・アナログ(D/A)変換器(9CS)に供給され
る。上記D/A変換器(9CS)は、上記2fsのクロックレー
トの高い解像度を確保した上記ディジタルコンポジット
ビデオ信号DCS**をアナログ化することによりアナロ
グコンポジットビデオ信号CSOUTとして信号出力端子(1
0CS)から出力する。
上記ディジタルコンポジットビデオ信号DCS**は、デ
ィジタル・アナログ(D/A)変換器(9CS)に供給され
る。上記D/A変換器(9CS)は、上記2fsのクロックレー
トの高い解像度を確保した上記ディジタルコンポジット
ビデオ信号DCS**をアナログ化することによりアナロ
グコンポジットビデオ信号CSOUTとして信号出力端子(1
0CS)から出力する。
H 発明の効果 上述のように、本発明に係る固体撮像装置の信号処理
回路では、空間画素ずらし法を採用した撮像部の各固体
イメージセンサからfsのサンプリングレートで読み出さ
れる各撮像出力信号をアナログ・ディジタル変換手段に
より上記サンプリングレートfsに等しいクロックレート
でディジタル化したディジタル出力信号について、上記
サンプリングレートfsに等しいfs処理レートで動作する
垂直ディテール信号発生手段により、上記アナログ・デ
ィジタル変換手段のディジタル出力信号から垂直ディテ
ール信号を形成し、この垂直ディテール信号を上記サン
プリングレートfsに等しいfs処理レートで動作するディ
ジタルローパスフィルタを介して出力する。また、加算
手段は、上記サンプリングレートfsの2倍の処理レート
2fsで動作して、上記アナログ・ディジタル変換手段の
各ディジタル出力信号のうち緑色画像撮像信号と赤色画
像撮像信号、青色画像撮像信号又は両信号の合成信号と
を等量加算し、その加算出力信号を2fsの処理レートで
動作するディジタルフィルタ手段を介して2fsレートの
水平ディテール信号として出力する。
回路では、空間画素ずらし法を採用した撮像部の各固体
イメージセンサからfsのサンプリングレートで読み出さ
れる各撮像出力信号をアナログ・ディジタル変換手段に
より上記サンプリングレートfsに等しいクロックレート
でディジタル化したディジタル出力信号について、上記
サンプリングレートfsに等しいfs処理レートで動作する
垂直ディテール信号発生手段により、上記アナログ・デ
ィジタル変換手段のディジタル出力信号から垂直ディテ
ール信号を形成し、この垂直ディテール信号を上記サン
プリングレートfsに等しいfs処理レートで動作するディ
ジタルローパスフィルタを介して出力する。また、加算
手段は、上記サンプリングレートfsの2倍の処理レート
2fsで動作して、上記アナログ・ディジタル変換手段の
各ディジタル出力信号のうち緑色画像撮像信号と赤色画
像撮像信号、青色画像撮像信号又は両信号の合成信号と
を等量加算し、その加算出力信号を2fsの処理レートで
動作するディジタルフィルタ手段を介して2fsレートの
水平ディテール信号として出力する。
このように、上記アナログ・ディジタル変換手段の各
ディジタル出力信号のうち緑色画像撮像信号と赤色画像
撮像信号、青色画像撮像信号又は両信号の合成信号とを
上記加算手段で等量加算することにより、1次のキャリ
ヤ成分が全てキャンセルされ折り返し歪みを伴うことな
く広帯域の水平ディテール信号を形成することができ
る。
ディジタル出力信号のうち緑色画像撮像信号と赤色画像
撮像信号、青色画像撮像信号又は両信号の合成信号とを
上記加算手段で等量加算することにより、1次のキャリ
ヤ成分が全てキャンセルされ折り返し歪みを伴うことな
く広帯域の水平ディテール信号を形成することができ
る。
また、上記サンプリングレートfsに対応する周波数に
零点を有する特性の偶数個のフィルタ特性を与え、上記
加算手段による加算出力信号を少なくとも所定の帯域は
通過させる上記ディジタルフィルタ手段を介して出力す
ることにより、色副搬送周波数領域への不要な漏洩成分
が少なく、クロスカラー妨害の発生のないディテール信
号を2fsレートで得ることができる。
零点を有する特性の偶数個のフィルタ特性を与え、上記
加算手段による加算出力信号を少なくとも所定の帯域は
通過させる上記ディジタルフィルタ手段を介して出力す
ることにより、色副搬送周波数領域への不要な漏洩成分
が少なく、クロスカラー妨害の発生のないディテール信
号を2fsレートで得ることができる。
従って、本発明によれば、緑色画像撮像用の固体イメ
ージセンサと赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体
イメージセンサとを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ
空間的にずらして配置する所謂空間画素ずらし法を撮像
部に採用した固体撮像装置において、撮像出力信号につ
いてディジタル信号処理により折り返し成分を含むこと
なく広帯域のディテール信号を形成してイメージエンハ
ンス処理を良好に施すことができる。
ージセンサと赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体
イメージセンサとを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ
空間的にずらして配置する所謂空間画素ずらし法を撮像
部に採用した固体撮像装置において、撮像出力信号につ
いてディジタル信号処理により折り返し成分を含むこと
なく広帯域のディテール信号を形成してイメージエンハ
ンス処理を良好に施すことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を適用した三板式カラーテレビジョンカ
メラ装置を示すブロック図、第2図は上記三板式カラー
テレビジョンカメラ装置における各CCDイメージセンサ
の配設状態を示す模式図、第3図は上記カラーテレビジ
ョンカメラ装置におけるCCDイメージセンサによる各撮
像出力信号の信号スペクトラムを示す図、第4図は上記
三板式カラーテレビジョンカメラ装置を構成している信
号処理部の構成を示すブロック図、第5図は上記信号処
理部のディテール信号発生部の具体的な構成例を示すブ
ロック図、第6図は上記ディテール信号発生部の第1の
ディジタルフィルタ回路の等価的なブロック構成を示す
ブロック図、第7図は上記第1のディジタルフィルタ回
路のフィルタ特性を示す特性線図、第8図は上記ディテ
ール信号発生部で形成するディテール信号の周波数特性
を2次元周波数空間上に示した模式図、第9図は上記デ
ィテール信号発生部の第2のディジタルフィルタ回路の
等価的なブロック構成を示すブロック図、第10図A,B,C
は上記第2のディジタルフィルタ回路における第1及び
第3のフィルタブロックの具体的な構成を示す各ブロッ
ク図、第11図は上記第2のディジタルフィルタ回路にお
ける第1及び第2のフィルタブロックによるフィルタ特
性を示す特性線図、第12図は上記第2のディジタルフィ
ルタ回路による帯域制限動作の説明に供する特性線図、
第13図は上記三板式カラーテレビジョンカメラ装置を構
成しているカラーエンコーダの構成を示すブロック図で
ある。 第14図は離散的な絵素構造を有する一般的な固体イメー
ジセンサによる撮像出力信号の信号スペクトラムを示す
模式図である。 (4R),(4G),(4B)……CCDイメージセンサ (6R),(6G),(6B)……A/D変換器 (7)……信号処理部 (8)……カラーエンコーダ (11)……ディテール信号発生部 (14R),(14G),(14B)……加算回路 (21),(22)……遅延回路 (25)……ミキサ回路 (26),(27)……ディジタルフィルタ回路 (51),(52)……フィルタブロック
メラ装置を示すブロック図、第2図は上記三板式カラー
テレビジョンカメラ装置における各CCDイメージセンサ
の配設状態を示す模式図、第3図は上記カラーテレビジ
ョンカメラ装置におけるCCDイメージセンサによる各撮
像出力信号の信号スペクトラムを示す図、第4図は上記
三板式カラーテレビジョンカメラ装置を構成している信
号処理部の構成を示すブロック図、第5図は上記信号処
理部のディテール信号発生部の具体的な構成例を示すブ
ロック図、第6図は上記ディテール信号発生部の第1の
ディジタルフィルタ回路の等価的なブロック構成を示す
ブロック図、第7図は上記第1のディジタルフィルタ回
路のフィルタ特性を示す特性線図、第8図は上記ディテ
ール信号発生部で形成するディテール信号の周波数特性
を2次元周波数空間上に示した模式図、第9図は上記デ
ィテール信号発生部の第2のディジタルフィルタ回路の
等価的なブロック構成を示すブロック図、第10図A,B,C
は上記第2のディジタルフィルタ回路における第1及び
第3のフィルタブロックの具体的な構成を示す各ブロッ
ク図、第11図は上記第2のディジタルフィルタ回路にお
ける第1及び第2のフィルタブロックによるフィルタ特
性を示す特性線図、第12図は上記第2のディジタルフィ
ルタ回路による帯域制限動作の説明に供する特性線図、
第13図は上記三板式カラーテレビジョンカメラ装置を構
成しているカラーエンコーダの構成を示すブロック図で
ある。 第14図は離散的な絵素構造を有する一般的な固体イメー
ジセンサによる撮像出力信号の信号スペクトラムを示す
模式図である。 (4R),(4G),(4B)……CCDイメージセンサ (6R),(6G),(6B)……A/D変換器 (7)……信号処理部 (8)……カラーエンコーダ (11)……ディテール信号発生部 (14R),(14G),(14B)……加算回路 (21),(22)……遅延回路 (25)……ミキサ回路 (26),(27)……ディジタルフィルタ回路 (51),(52)……フィルタブロック
Claims (2)
- 【請求項1】緑色画像撮像用の固体イメージセンサと赤
色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメージセンサ
とを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ空間的にずらし
て配置した撮像部の上記各固定イメージセンサからfsの
サンプリングレートで読み出される各撮像出力信号を上
記サンプリングレートfsに等しいクロックレートでディ
ジタル化するアナログ・ディジタル変換手段と、 1水平走査期間に略等しい遅延時間のディジタル遅延回
路を含み、上記アナログ・ディジタル変換手段のディジ
タル出力信号から垂直ディテール信号を発生する垂直デ
ィテール信号発生手段と、 上記アナログ・ディジタル変換手段の各ディジタル出力
信号のうち緑色画像撮像信号と赤色画像撮像信号、青色
画像撮像信号又は両信号の合成信号等量加算する加算手
段と、 上記垂直ディテール信号発生手段の出力が供給されるデ
ィジタルローパスフィルタと、 上記加算手段の出力が供給され、その信号の少なくとも
所定の帯域は通過させる特性を有するディジタルフィル
タ手段とを有し、 上記垂直ディテール信号発生手段及びディジタルローパ
スフィルタは上記サンプリングレートfsに等しい処理レ
ートfsで動作し、 上記加算手段及びディジタルフィルタ手段は上記サンプ
リングレートfsの2倍の処理レート2fsで動作し、 上記加算手段及びディジタルフィルタ手段を介して水平
ディテール信号が出力されることを特徴とする固体撮像
装置の信号処理回路。 - 【請求項2】上記ディジタルフィルタ手段は、等価的
に、上記サンプリングレートfsに対応する周波数に零点
を有する特性の偶数個のフィルタ特性を与えることを特
徴とする請求項1記載の固体撮像装置の信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1311051A JP3038738B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 固体撮像装置の信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1311051A JP3038738B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 固体撮像装置の信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03171977A JPH03171977A (ja) | 1991-07-25 |
JP3038738B2 true JP3038738B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=18012519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1311051A Expired - Lifetime JP3038738B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 固体撮像装置の信号処理回路 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3038738B2 (ja) |
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-
1989
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Also Published As
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