JP2785213B2 - 固体撮像装置の信号処理回路 - Google Patents

固体撮像装置の信号処理回路

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JP2785213B2
JP2785213B2 JP1303199A JP30319989A JP2785213B2 JP 2785213 B2 JP2785213 B2 JP 2785213B2 JP 1303199 A JP1303199 A JP 1303199A JP 30319989 A JP30319989 A JP 30319989A JP 2785213 B2 JP2785213 B2 JP 2785213B2
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【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、映像信号発生用の固体イメージセンサから
の撮像出力信号をディジタル化して、イメージエンハン
ス処理を行うためのディテール信号をディジタル信号処
理によって形成するようにした固体撮像装置の信号処理
回路に関し、特に緑色画像撮像用の固体イメージセンサ
と赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメージセ
ンサとを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ空間的にず
らして配置する所謂空間画素ずらし法を撮像部に採用し
た固体撮像装置の信号処理回路に関する。
B 発明の概要 本発明は、緑色画像撮像用の固体イメージセンサと赤
色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメージセンサ
とを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ空間的にずらし
て配置する所謂空間画素ずらし法を採用した撮像部から
各固体イメージセンサからの撮像出力信号をディジタル
化して、イメージエンハンス処理を行うためのディテー
ル信号をディジタル信号処理によって形成するようにし
た固体撮像装置の信号処理回路において、上記各固体イ
メージセンサから読み出される各撮像出力信号をディジ
タル化したディジタル出力信号について、遅延時間が1
水平走査期間に略等しいディジタル遅延手段を少なくと
も1つ有する第1の遅延回路により上記ディジタル出力
信号のうちの緑色画像撮像信号に上記遅延時間を与えて
第1の合成回路で合成することにより、上記緑色画像撮
像信号の垂直方向の帯域を制限するとともに、遅延時間
が1水平走査期間に略等しいディジタル遅延手段を少な
くとも1つ有する第2の遅延回路により上記ディジタル
出力信号のうちの赤色画像撮像信号、青色画像撮像信号
又は両信号の合成信号に上記遅延時間を与えて第2の合
成手段で合成することにより、上記赤色画像撮像信号、
青色画像撮像信号又は両号の合成信号の垂直方向の帯域
を制限し、上記第1及び第2の合成手段の出力を加算手
段で等量加算してディジタルフィルタ手段を介して水平
ディテール信号として出力することによって、クロスカ
ラー妨害の虞れが少なく、しかも、各色の画像信号に対
して良好なエメージエンハンス処理を行うことのできる
水平ディテール信号を得ることができるようにしたもの
である。
C 従来の技術 電荷結合素子(CCD:charge coupled device)等で形
成した離散的な絵素構造を有する固体イメージセンサを
撮像部に用いた固体撮像装置では、上記固体イメージセ
ンサ自体がサンプリング系であるために、第12図に斜線
を施して示すように、上記固体イメジーセンサによる撮
像出力信号に空間サンプリング周波数fsからの折り返し
成分が混入している。
従来、撮像光学系に複屈折型の光学的ローパスフィル
タを設けて、撮像信号のベースバンド成分の高域側を抑
圧することにより、上記固体イメジーセンサによるサン
プリング系のナイキスト条件を満たすようにして、撮像
出力信号のベースバンドへの折り返し成分の発生を防止
するようにしている。
また、カラーテレビジョンカメラ装置では、緑色画像
撮像用の固体イメージセンサと赤色絵素および青色絵素
用の色コーディングフィルタを設けた固体イメージセン
サにより三原色画像を撮像する二板式固体撮像装置や、
三原色画素を個別の固体イメージセンサにより撮像する
三板式等の多板式固体撮像装置が実用化されている。
さらに、上記多板式固体撮像装置における解像度の向
上を図るための手法として、緑色画像撮像用の固体イメ
ージセンサに対して、絵素の空間サンプリング周期の1/
2だけ、赤色画像撮像用および青色画像撮像用の固体イ
メージセンサをずらして配置するようにした、いわゆる
空間絵素ずらし法が知られている。この空間絵素ずらし
法を採用することによって、アナログ出力の多板式固体
撮像装置では、固体イメージセンサの画素数の限界を越
える高い解像度を実現することができる。
また、放送局等で使用する業務用のディジタルビデオ
テープレコーダでは、いわゆるD1/D2フォーマット等の
規格化が進められており、これらの規格に適合したディ
ジタルビデオ関連機器に対するディジタルインターフェ
ースがカラーテレビジョンカメラ装置にも必要とされて
いる。上記ディジタルビデオ関連機器に対するディジタ
ルインターフェースの規格では、そのサンプリングレー
トは現状の固体イメージセンサのサンプリングレートfs
程度に設定されている。
さらに、一般に、テレビジョンカメラ装置等では、画
質の向上を図るために、撮像部で得られる撮像出力信号
についてガンマ補正処理を施したり、上記撮像出力信号
からディテール信号を形成して原信号に加算合成するイ
メージエンハンス処理を施すようにしている。
D 発明が解決しようとする課題 ところで、上述のように緑色画像撮像用の固体イメー
ジセンサに対して、絵素の空間サンプリング周期の1/2
だけ、赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメー
ジセンサを空間的にずらして配置するようにした所謂空
間絵素ずらし法を採用した撮像部を備える固体撮像装置
では、撮像出力信号についてディジタル信号処理により
ディテール信号を形成して上記イメージエンハンス処理
を施す場合に、上記ディテール信号に含まれる折り返し
成分が画質を劣化させる原因になる。また、撮像出力信
号から形成される水平ディテール信号が色副搬送周波数
領域に混入することにおよってクロスカラー妨害が発生
し、上記色副搬送周波数領域への水平ディテール信号の
混入成分が画質を劣化させる原因となる。
そこで、本発明は、上述の如き問題点に鑑み、緑色画
像撮像用の固体イメージセンサと赤色画像撮像用及び青
色画像撮像用の固体イメージセンサとを各画素の繰り返
しピッチの1/2だけ空間的にずらして配置する所謂空間
絵素ずらし法を撮像部に採用した固体撮像装置におい
て、クロスカラー妨害を伴うことなく、水平ディテール
信号によりエメージエンハンス処理を良好に行うことが
できるようにすることを目的とし、ディテール信号に含
まれる折り返し成分を無くし、色含搬送周波数領域への
水平ディテール信号の混入によるクロスカラー妨害の発
生を防止するようにした固体撮像装置の信号処理回路を
提供するものである。
E 課題を解決するための手段 本発明は、上述の目的を達成するために、緑色画像刷
用用の固体イメージセンサと赤色画像撮像用及び青色画
像撮像用の固体イメージセンサとを各画素の繰り返しピ
ッチの1/2だけ空間的にずらして配置した撮像部の上記
各固体イメージセンサから読み出される各撮像出力信号
をディジタル化するアナログ・ディジタル変換手段と、
遅延時間が1水平走査期間に略等しいディジタル遅延手
段を少なくとも1つ有し、上記アナログ・ディジタル変
換手段の各ディジタル出力信号のうち、緑色画像撮像信
号が供給される第1の遅延回路と、遅延時間が1水平走
査期間に略等しいディジタル遅延手段を少なくとも1つ
有し、上記アナログ・ディジタル変換手段の各ディジタ
ル出力信号のうち、赤色画像撮像信号、青色画像撮像信
号又は両信号の合成信号が供給される第2の遅延回路
と、上記第1の遅延回路からの複数の出力を合成し、上
記第1の遅延回路の入力信号の垂直方向の帯域を制限す
る第1の合成手段と、上記第2の遅延回路からの複数の
出力を合成し、上記第2の遅延回路への入力信号の垂直
方向の帯域を制限する第2の合成手段と、上記第1及び
第2の合成手段の出力を等量加算する加算手段と、該加
算手段の出力が供給されるディジタルフィルタ手段とを
有し、上記ディジタルフィルタ手段の出力から水平ディ
テール信号を得るようなされたことを特徴とするもので
ある。
F 作用 本発明に係る固体撮像装置の信号処理回路では、緑色
画像撮像用の固体イメージセンサと赤色画像撮像用及び
青色画像撮像用の固体イメージセンサとを各画素の繰り
返しピッチの1/2だけ空間的にずらして配置した撮像部
の上記各固体イメージセンサから読み出される各撮像出
力信号をアナログ・ディジタル変換手段によりディジタ
ル化する。
第1の合成手段は、上記アナログ・ディジタル変換手
段の各ディジタル出力信号のうち、緑色画像撮像信号に
ついて、遅延時間が1水平走査期間に略等しいディジタ
ル遅延手段を少なくとも1つ有する第1の遅延回路から
の複数の出力を合成することにより、垂直方向の帯域を
制限する。
また、第2の合成手段は、上記アナログ・ディジタル
変換手段の各ディジタル出力信号のうち、赤色画像撮像
信号、青色画像撮像信号又は両信号の合成信号につい
て、遅延時間が1水平走査期間に略等しいディジタル遅
延手段を少なくとも1つ有する第2の遅延回路からの複
数の出力を合成することにより、垂直方向の帯域を制限
する。
そして、加算手段は、上記上記第1及び第2の合成回
路の出力を等量加算し、その加算出力信号を水平ディテ
ール信号としてディジタルフィルタ手段を介して出力す
る。
G 実施例 以下、本発明に係る固体撮像装置の信号処理回路の一
実施例について、図面に従い詳細に説明する。
第1図は、撮像レンズ(1)から光学的ローパスフィ
ルタ(2)を介して入射される撮像光Liを色分解プリズ
ム(3)によりR,G,Bの三原色光成分に分解して、被写
体像の三原色画像を三枚のCCDイメージセンサ(4R),
(4G),(4B)により撮像する三板式固体撮像装置に本
発明を適用して構成したカラーテレビジョンカメラ装置
を示している。
この実施例において、カラーテレビジョンカメラ装置
の撮像部を構成している上記三枚のCCDイメージセンサ
(4R),(4G),(4B)は、空間絵素ずらし法を採用し
て、第2図に示すように、緑色画像撮像用のCCDイメー
ジセンサ(4G)に対し、赤色画像撮像用のCCDイメージ
センサ(4R)及び青色画像撮像用のCCDイメージセンサ
(4B)を絵素の空間サンプリング周期τの1/2だけず
らして配置されている。そして、上記三枚のCCDイメー
ジセンサ(4R),(4G),(4B)は、図示しないCCD駆
動回路によって駆動され、各絵素の撮像電荷が色副搬送
周波数fSCの4倍すなわち4fSCサンプリング周波数fsの
読み出しクロックにより読み出される。
上記空間絵素ずらし法を採用した三枚のCCDイメージ
センサ(4R),(4G),(4B)は、被写体像の三原色画
像について、上記緑色画像撮像用のCCDイメージセンサ
(4G)と上記赤色画像撮像用及び青色画像撮像用の各CC
Dイメージセンサ(4R),(4B)とがτS/2だけずれた位
置を空間サンプリングする。これにより、上記CCDイメ
ージセンサ(4R),(4G),(4B)から読み出される各
撮像出力信号SR*,SG*,SB*は、そのスペクトル成
分を第3図に示してあるように、上記CCDイメージセン
サ(4G)による緑色撮像出力信号SG*の上記サンプリ
ング周波数fs成分と上記各CCDイメージセンサ(4R),
(4B)による赤色撮像出力信号SR*及び青色撮像出力
信号SB*の上記各サンプリング周波数fs成分とが互い
に逆位相となっている。
そして、上記4fSCのサンプリング周波数fsの読み出し
クロックにより上記各CCDイメージセンサ(4R),(4
G),(4B)から読み出される各撮像出力信号SR*,S
G*,SB*は、それぞれバッファアンプ(5R),(5
G),(5B)を介してアナログ・ディジタル(A/D)変換
器(6R),(6G),(6B)に供給される。
これら各A/D変換器(6R),(6G),(6B)には、上
記各撮像出力信号SR*,SG*,SB*のサンプリングレ
ートに等しいクロックレートすなわち上記各CCDイメー
ジセンサ(4R),(4G),(4B)の読み出しクロックと
同じ4fSCのクロック周波数fsのクロックが図示しないタ
イミングジェネレータにより与えられる。そして、上記
各A/D変換器(6R),(6G),(6B)は、上記各撮像出
力信号SR*,SG*,SB*を上記4fSCのクロックレート
fsでそのままディジタル化して、上記各撮像出力信号S
R*,SG*,SB*の上記第3図に示したスペクトルと同
じ出力スペクトルの各色データDR*,DG*,DB*を形
成する。
上記A/D変換器(6R),(6G),(6B)により得られ
る各色データDR*,DG*,DB*は、信号処理部(7)
に供給される。
上記信号処理部(7)は、その具体的な構成を第4図
に示してあるように、上記A/D変換器(6R)により得ら
れる赤色データDR*及び上記A/D変換器(6G)により
得られる緑色データDG*が供給されるディテール信号
発生部(11)と、上記A/D変換器(6R),(6G),(6
B)により得られる3原色データDR*,DG*,DB**
が遅延回路(12R),(12G),(12B)を介して供給さ
れる補間処理部(13R),(13G),(13B)と、これら
補間処理部(13R),(13G),(13B)から補間処理済
の3原色データDR**,DG**,DB**と上記ディテ
ール信号発生部(11)からディテール信号DIE**が供
給される加算器(14R),(14G),(14B)と、これら
加算器(14R),(14G),(14B)の加算出力が供給さ
れるガンマ補正処理回路(15R),(15G),(15B)と
を備えてなる。
この信号処理部(7)において、上記補間処理部(13
R),(13G),(13B)は、上記A/D変換器(6R),(6
G),(6B)から供給される上記4fSCのクロックレートf
sの3原色データDR*,DG*,DB*に補間処理を施す
ことによって、上記クロックレートfsの2倍すなわち8f
SCのクロックレート2fsの3原色データDR**,D
G**,DB**を形成する。そして、上記補間処理部
(13R),(13G),(13B)は、上記2fsのクロックレー
トの3原色データDR**,DG**,DB**を上記加算
器(14R),(14G),(14B)に供給する。これら加算
器(14R),(14G),(73B)は、上記補間処理部(13
R),(13G),(13B)からの3原色データDR**,D
G**,DB**に上記ディテール信号発生部(11)から
のディテール信号DIE**を加算することにより、上記
3原色データDR**,DG**,DB**にイメージエン
ハンス処理を施す。このイメージエンハンス処理済の3
原色データDR**,DG**,DB**を上記ガンマ補正
処理回路(15R),(15G),(15B)に供給する。
そして、上記ガンマ補正処理回路(15R),(15G),
(15B)は、上記加算器(14R),(14G),(14B)によ
るイメージエンハンス処理済の3原色データDR**,D
G**,DB**にガンマ補正処理を施し、ガンマ補正処
理済の各色データDR**,DG**,DB**を出力す
る。
また、この実施例において、上記ディテール信号発生
部(11)は、その具体的な構成例を第5図に示してある
ように、上記A/D変換器(6G)により得られる緑色デー
タDG*を入力データGINとする第1の遅延回路(21)
と、上記A/D変換器(6R)により得られる赤色データD
R*を入力データRINとする第2の遅延回路(22)を備
えている。
上記第1の遅延回路(21)は、D型フリップフロップ
等のディジタル遅延手段を用いて1水平走査期間1Hに等
しい遅延時間を入力信号に与える2個の1H遅延回路(21
a),(21b)を直列接続してなる。この第1の遅延回路
(21)は、上記A/D変換器(6G)から供給される緑色入
力データGINについて、0H遅延出力GIN、1H遅延出力G
1HDL及び2H遅延出力G2HDLを第1のコムフィルタ(23)
に与えるとともに、上記1H遅延出力を上記遅延回路(13
G)介して上記補間処理部(14G)に供給する。
同様に、上記第2の遅延回路(22)は、D型フリップ
フロップ等のディジタル遅延手段を用いて1水平走査期
間1Hに等しい遅延時間を入力信号に与える2個の1H遅延
回路(22a),(22b)を直列接続してなる。この第2の
遅延回路(22)は、上記A/D変換器(6G)から供給され
る赤色入力データRINについて、0H遅延出力RIN、1H遅延
出力R1HDL及び2H遅延出力R2HDLを第2のコムフィルタ
(24)に与えるとともに、上記1H遅延出力を上記遅延回
路(13R)介して上記補間処理部(14R)に供給する。
上記第1のコムフィルタ(23)は、上記A/D変換器(6
G)から上記第1の遅延回路(21)に供給される緑色入
力データGINについて、該第1の遅延回路(21)からの
上記3種類の遅延出力GIN,G1HDL,G2HDLに基づいて、 で示されるフィルタ出力GH,GV,DGをミキサ回路(25)に
与える。
また、上記第2のコムフィルタ(24)は、上記A/D変
換器(6R)から上記第2の遅延回路(22)に供給される
赤色入力データRINについて、該第2の遅延回路(22)
からの上記3種類の遅延出力RIN,R1HDL,R2HDLに基づい
て、 のフィルタ出力RH,RV,DRを上記ミキサ回路(25)に与え
る。
そして、上記ミキサ回路(25)は、上記第1のコムフ
ィルタ(23)からのフィルタ出力GH,GV,DGと、上記第2
のコムフィルタ(24)からのフィルタ出力RH,RV,DRとに
基づいて、 IEH′=GH+RH … IEV′=GV+α・RV(α=0,1/4,1/2,1) … LEV=GH+β・RH … 又は、 LEV=DG+β・DR(β=0,1) … の合成出力IEH′,IEV′,LEVを出力する。
上記ミキサ回路(25)による上記合成出力IEH′は、
上記第1のコムフィルタ(23)からのフィルタ出力GHと
上記第2のコムフィルタ(24)からのフィルタ出力RHと
を2fsのクロックレートでマルチプレックスして等量加
算した2fsのクロックレートの水平ディテール信号とし
て第1のディジタルフィルタ回路(26)に供給される。
このように、上記撮像部に空間絵素ずらし法を採用し
たこのカラーテレビジョンカメラ装置においても、上記
A/D変換器(6R),(6G)により得られる上記赤色デー
タDR*と緑色データDG*が供給されるディテール信
号発生部(11)において、上記第1のコムフィルタ(2
2)からのフィルタ出力GHと上記第2のコムフィルタ(2
4)からのフィルタ出力RHとを上記ミキサ回路(25)で
等量加算することにより、1次のキャリア成分が全てキ
ャンセルされて、折り返し歪みを伴うことなく広帯域の
水平ディテール信号IEH′を形成することができる。
ここで、上記撮像部に空間絵素ずらし法を採用したこ
のカラーテレビジョンカメラ装置では、緑色画像撮像信
号と赤色画像撮像信号とを等量加算する以外に、緑色画
像撮像信号と青色画像撮像信号とを等量加算したり、ま
た、赤色画像撮像信号と青色画像撮像信号との合成信号
を緑色画像撮像信号と等量加算しても、1次のキャリア
成分が全てキャンセルされて、折り返し歪みを伴うこと
なく広帯域の水平ディテール信号を形成することができ
る。
また、上記第1のコムフィルタ(23)からのフィルタ
出力GVと上記第2のコムフィルタ(24)からのフィルタ
出力RVとを上記ミキサ回路(25)により1:αの比率で加
算した上記合成出力IEV′は、垂直ディテール信号とし
て第2のディジタルフィルタ回路(27)に供給される。
さらに、上記第1のコムフィルタ(23)からのフィル
タ出力GH又はDGと上記第2のコムフィルタ(24)からの
フィルタ出力RH又はDHとを上記ミキサ回路(25)により
1:βの比率で加算した上記合成出力LEVは、レベル信号
としてレベルディペンデント信号発生回路(28)に供給
される。
そして、上記ミキサ回路(25)から上記合成出力IE
H′が2fsのクロックレートの水平ディテール信号として
供給される上記第1のディジタルフィルタ回路(26)
は、fsに少なくとも2個以上の偶数個の零点を有するハ
イパスフィルタ特性を有するものが用いられ、2fsレー
トの水平ディテール信号を形成する。
この第1のディジタルフィルタ回路(26)は、例えば
第6図に等化的なブロック構成を示すように、 の伝達関数H1(z)で示される第1のフィルタブロック
(41)と、 の伝達関数H2(z)で示される第2のフィルタブロック
(42)と、 の伝達関数H3(z)で示される第3のフィルタブロック
(43)と、 の伝達関数H4(z)で示される第4のフィルタブロック
と、重み係数ap,β12を与える各係数回路(4
5),(46),(47),(48)と、上記各係数回路(4
6),(47),(48)による出力を加算する加算回路(4
9)により構成される。
上記第1のディジタルフィルタ回路(26)は、2fsの
処理レートで動作し、上記ミキサ回路(25)からの上記
合成出力IEH′に対して、第7図に示すようなハイパス
フィルタ特性を与えることにって、 の各フィルタ出力IEH,APを形成する。
ここで、上記ミキサ回路(25)から上記合成出力IE
H′は、上記第1のコムフィルタ(23)により垂直方向
の帯域制限処理を施したフィルタ出力GHと上記第2のコ
ムフィルタ(24)により垂直方向の帯域制限処理を施し
たフィルタ出力RHとを等量加算で合成したもので、上記
各コムフィルタ(23),(24)により第8図に示す2次
元周波数空間上で垂直方向に帯域制限されているとも
に、上記等量加算処理により上述のように1次のキャリ
ア成分がキャンセルされている。上記等量加算による1
次のキャリア成分のキャンセル効果は、入力画像が水平
のみの高域成分に対して有効で、予め上記第1のコムフ
ィルタ(23)により垂直方向の帯域制限処理を施したフ
ィルタ出力GHと上記第2のコムフィルタ(24)により垂
直方向の帯域制限処理を施したフィルタ出力RHとを等量
加算することにより、上記第8図に示す2次元周波数空
間上で色副搬送波周波数SC(fSC,1/4)領域への不要な
漏洩成分を含むことがない。
上記ミキサ回路(25)から上記合成出力IEH′を複合
カラー映像信号の色副搬送周波数fSCの近傍のfsに少な
くとも2個以上の零点を有するハイパスフィルタ特性を
有する上記第1のディジタルフィルタ回路(26)で水平
方向に帯域制限して得られる水平ディテール信号IEH
は、上記第8図に示す2次元周波数空間上で色副搬送波
周波数SC(fSC,1/4)領域への不要な漏洩成分が少な
く、クロスカラー妨害を伴うことなく高品位の水平輪郭
強調処理を行うことができる。
上記第1のディジタルフィルタ回路(26)によるフィ
ルタ出力IEHは、水平ディテール信号として上記加算器
(29)に供給され、また、フィルタ出力APは、非線形処
理を行う第1のコア回路(30)を介して加算器(34)に
供給される。
また、上記第2のディジタルフィルタ回路(27)は、
例えば第9図に等化的なブロック構成を示すように、上
記ミキサ回路(25)による上記垂直ディテール信号IE
V′に の伝達関数H1(z)を与える第1のフィルタブロック
(51)と、この第1のフィルタブロック(51)によるフ
ィルタ出力信号と上記垂直ディテール信号IEV′とを選
択してフィルタ特性を切り換える第1の切り換え回路ブ
ロック(52)と、この第1の切り換え回路ブロック(5
2)による第1の選択出力信号に の伝達関数H2(z)を与える第2のフィルタブロック
(53)と、この第2のフィルタブロック(53)によるフ
ィルタ出力信号と上記第1の選択出力信号とを選択して
フィルタ特性を切り換える第2の切り換え回路ブロック
(54)と、この第2の切り換え回路ブロック(54)によ
る第2の選択出力信号に重み係数αを掛ける係数回路
(55)と、この係数回路(55)からの出力信号に、 の伝達関数H3(z)を与える第3のフィルタブロック
(56)とにより構成される。
この第2のディジタルフィルタ回路(27)は、上述の
コムフィルタ(23),(24)により、 なるフィルタ特性H(z)が与えられたfsのクロックレ
ートの上記垂直ディテール信号IEV′に対して、fsの処
理レートで動作して、第10図に一点鎖線で示すようにf
SCに零点を有するフィルタ特性H1(z)と、2fSCに零点
を有するフィルタ特性H2(z)を与えて、同図中に実線
で示すような伝達関数H0(z) の垂直ディテール信号IEVを形成し、この垂直ディテー
ル信号IEVを上記加算回路(29)に供給する。
ここで、上記垂直ディテール信号IEV′は、上記第1
のコムフィルタ(23)からのフィルタ出力GVと、上記第
2のコムフィルタ(24)からのフィルタ出力RVとを加算
合成したもので、上記各コムフィルタ(23),(24)に
よって、上記第8図の2次元周波数空間上で垂直方向に
帯域制限されている。複合カラー映像信号の色副搬送周
波数fSCの近傍に2個以上の零点を有する上記第2のデ
ィジタルフィルタ回路(27)で水平方向に帯域制限して
得られる垂直ディテール信号IEVは、上記第8図の2次
元周波数空間上で色副搬送周波数SC(fSC,1/4)領域へ
の不要な漏洩成分が少なく、クロスカラー妨害を伴うこ
となく高品位の垂直輪郭強調処理を行うことができる。
上記加算回路(29)は、2fsの処理レートで動作し
て、上記第1のディジタルフィルタ回路(26)から供給
される2fsのクロックレートの水平ディテール信号IEHと
上記第2のディジタルフィルタ回路(27)から供給され
るfsのクロックレートの垂直でディテール信号IEVとを
加算する。この加算回路(29)による2fsのクロックレ
ートの加算出力信号は、非線形処理を行う第2のコア回
路(31)を介して乗算回路(32)に供給される。
また、上記ミキサ回路(25)による合成出力LEVがレ
ベル信号として供給される上記レベルディペンデント信
号発生回路(28)は、上記レベル信号LEVに応じたレベ
ルディペンデント信号LDを発生し、このレベルディペン
デント信号LD重み係数を掛ける乗算回路(33)を介して
上記乗算回路(32)に供給する。
上記乗算回路(32)は、上記乗算回路(33)により重
み係数を掛けたレベルディペンデント信号LDを上記第2
のコア回路(31)による非線形処理が施された上記加算
回路(29)による加算出力信号に掛けて、その乗算出力
信号を上記加算回路(34)に供給する。
この加算回路(34)は、上記第1のコア回路(30)に
よる非線形処理が施された上記第1のディジタルフィル
タ回路(25)によるフィルタ出力APを上記乗算回路(3
2)による乗算出力信号に加算して、その加算出力を2fs
のクロックレートのディテール信号DIE**として出力
する。
このような構成のディテール信号発生部(11)から上
記2fsのクロックレートのディテール信号IEIE**が供
給される上記加算器(14R),(14G),(14B)は、上
記2fsのクロックレートのディテール信号DIE**を上
記補間処理部(13R),(13G),(13B)から供給され
る2fsレートの3原色データDR**,DG**,DB**
に加算することによりイメージエンハンス処理を施す。
そして、上記加算器(14R),(14G),(14B)は、イ
メージエンハンス処理済の3原色データDR**,D
G**,DB**を上記ガンマ補正処理回路(15R),(1
5G),(15B)に供給する。
上記ガンマ補正処理回路(15R),(15G),(15B)
は、上記加算器(14R),(14G),(14B)によるイメ
ージエンハンス処理済の3原色データDR**,
DG**,DB**にガンマ補正処理を施し、ガンマ補正
処理済の3原色データDR**,DG**,DB**を出力
する。
このようにして、上記信号処理部(7)は、イメージ
エンハンス処理及びガンマ補正処理を施した2fsのクロ
ックレートの3原色データDR**,DG**,DB**
出力する。この信号処理部(7)から出力される上記2f
sのクロックレートの3原色データDR**,DG**,D
B**は、カラーエンコーダ(8)に供給されるととも
に、ディジタル・アナログ(D/A)変換器(9R),(9
G),(9B)に供給される。
そして、上記D/A変換器(9R),(9G),(9B)は、
上記信号処理部(7)から供給される2fsのクロックレ
ートの高解像度を確保した3原色データDR**,D
G**,DB**をアナログ化して、アナログの3原色撮
像出力信号ROUT,GOUT,BOUTを信号出力端子(10R),(1
0G),(10B)から出力する。
また、上記カラーエンコーダ(8)は、その具体的な
構成を第11図に示してあるように、上記信号処理部
(7)から上記2fsのクロックレートの3原色データD
R**,DG**,DB**が供給されるマトリクス回路
(81)と、このマトリクス回路(81)により形成される
輝度信号データDY**が供給される遅延回路(82)
と、上記このマトリクス回路(81)により形成される各
色差信号データDR−Y*,DB−Y*,DI*,DQ*が供
給される各ローパスフィルタ(83),(84),(85),
(86)と、上記マトリクス回路(81)により形成される
I*,DQ*が上記各ローパスフィルタ(85),(86)
を介して供給される変調回路(87)と、この変調回路
(87)による変調出力データが供給される補間処理回路
(88)と、この補間処理回路(88)による補間処理出力
データが供給されるとともに上記マトリクス回路(81)
により形成される輝度信号データDY**が上記遅延回
路(82)を介して供給される加算回路(89)とを備えて
なる。
上記マトリクス回路(81)は、上記2fsのクロックレ
ートの3原色データDR**,DG**,DB**について
マトリクス演算処理を行うことによって、2fsのクロッ
クレートの輝度信号データDY**と、fsのクロックレ
ートの色差信号データDR−Y*,DB−Y*,DI*,D
Q*を形成する。
そして、このカラーエンコーダ(8)は、上記3原色
データDR**,DG**,DB**についてのコンポーネ
ントカラー画像データとして、上記マトリクス回路(8
1)から上記遅延回路(82)を介して上記輝度信号デー
タDY**を出力するとともに、上記マトリクス回路
(81)から上記各ローパスフィルタ(83),(84)を介
して上記各色差信号データDR−Y*,DB−Y*を出力
する。なお、上記遅延回路(82)は、上記各ローパスフ
ィルタ(83),(84)に対応する遅延特性を上記輝度信
号データDY**に与える。
また、このカラーエンコーダ(8)において、上記変
調回路(87)は、上記マトリクス回路(81)から上記各
ローパスフィルタ(85),(86)を介して供給されるD
I*,DQ*を直2相変調する変調処理を行う。この変調
回路(87)による変調出力データは、色副搬送波周波数
fSCの奇数次高調波を含む変調色差信号に対応するもの
となる。
さらに、上記補間処理回路(88)は、上記変調回路
(87)による変調出力データについて、fSC成分と7fSC
成分を抽出するディジタルフィルタリング処理を行い、
8fSCに対応するクロックレート2fsの変調色差信号デー
タを形成する。
そして、このカラーエンコーダ(8)は、上記マトリ
クス回路(81)から上記遅延回路(82)を介して出力す
る上記輝度信号データDY**と上記補間処理回路(8
8)により形成した2fsのクロックレートの変調色差信号
データを上記加算回路(89)により加算することによっ
て、ディジタルコンポジットビデオ信号DCS**を形成
する。
すなわち、上記カラーエンコーダ(8)は、上記上記
信号処理部(7)により画像強調処理及びガンマ補正処
理を施した2fsのクロックレートの3原色データD
R**,DG**,DB**について、上記2fsのクロック
レートの高い解像度を確保した上記輝度信号データD
Y**と、fsのクロックレートの上記各色差信号データ
R−Y*,DB−Y*とで構成されるコンポーネントカ
ラー画像データを出力するとともに、上記2fsのクロッ
クレートの高い解像度を確保したディジタルコンポジッ
トビデオ信号DCS**を出力する。
このカラーエンコーダ(8)から出力される上記コン
ポーネントカラー画像データすなわち上記輝度信号デー
タDY**及び上記各色差信号データDR−Y*,D
B−Y*は、ディジタル・アナログ(D/A)変換器(9
Y),(9R−Y),(9B−Y)に供給される。
上記D/A変換器(9Y),(9R−Y),(9B−Y)は、
上記輝度信号データDY**及び上記各色差信号データ
R−Y*,DB−Y*をアナログ化することによりアナ
ログコンポーネントカラービデオ信号YOUT,R−YOUT,B−
YOUTとして信号出力信号(10Y),(10R−Y),(10B
−Y)から出力する。
さらに、上記カラーエンコーダ(8)から出力される
上記ディジタルコンポジットビデオ信号DCS**は、デ
ィジタル・アナログ(D/A)変換器(9CS)に供給され
る。上記D/A変換器(9CS)は、上記2fsのクロックレー
トの高い解像度を確保した上記ディジタルコンポジット
ビデオ信号DCS**をアナログ化することによりアナロ
グコンポジットビデオ信号CSOUTとして信号出力端子(1
0CS)から出力する。
H 発明の効果 上述のように、本発明に係る固体撮像装置の信号処理
回路では、空間絵素ずらし法を採用した撮像部固体イメ
ージセンサからの撮像出力信号をアナログ・ディジタル
変換手段によりディジタル化したディジタル出力信号に
ついて、遅延時間が1水平走査期間に略等しいディジタ
ル遅延手段を少なくとも1つ有する第1の遅延回路を介
して得られる複数の出力を第1の合成手段で合成するこ
とにより、緑色画像撮像信号の垂直方向の帯域を制限す
るとともに、遅延時間が1水平走査期間に略等しいディ
ジタル遅延手段を少なくとも1つ有す第2の遅延回路を
介して得られる複数の出力を第2の合成手段で合成する
ことにより、赤色画像撮像信号、赤色画像撮像信号又は
両信号の合成信号の垂直方向の帯域を制限する。そし
て、上記第1及び第2の合成手段の出力信号を加算手段
で等量加算し、その加算出力信号をディジタルフィルタ
手段で介して水平ディテール信号として出力する。
このように、上記アナログ・ディジタル変換手段の各
ディジタル出力信号のうち緑色画像撮像信号と赤色画像
撮像信号、赤色画像撮像信号又は両信号の合成信号とを
上記加算手段で等量加算することによって、1次のキャ
リヤ成分が全てキャンセルされ折り返し歪みを伴うこと
なく広帯域の水平ディテール信号を形成することができ
る。
上記加算手段で等量加算される各信号には上記第1及
び第2の合成手段により垂直方向の帯域制限処理が施さ
れているので、上記加算手段で等量加算することによっ
て得られる水平ディテール信号は、周波数空間で色副搬
送周波数領域に不要な漏洩成分が少なく、クロスカラー
妨害を伴うことなく高品位の水平輪郭強調処理を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した三板式カラーテレビジョンカ
メラ装置を示すブロック図、第2図は上記三板式カラー
テレビジョンカメラ装置における各CCDイメージセンサ
の配設状態を示す模式図、第3図は上記カラーテレビジ
ョンカメラ装置におけるCCDイメージセンサによる各撮
像出力信号の信号スペクトラムを示す図、第4図は上記
三板式カラーテレビジョンカメラ装置を構成している信
号処理部の構成を示すブロック図、第5図は上記信号処
理部のディテール信号発生部の具体的な構成例を示すブ
ロック図、第6図は上記ディテール信号発生部の第1の
ディジタルフィルタ回路の等化的なブロック構成を示す
ブロック図、第7図は上記第1のディジタルフィルタ回
路のフィルタ特性を示す特性線図、第8図は上記ディテ
ール信号発生部で形成するディテール信号の周波数特性
を2次元周波数空間上に示した模式図、第9図は上記デ
ィテール信号発生部の第2のディジタルフィルタ回路の
等化的なブロック構成を示すブロック図、第10図は上記
第2のディジタフィルタ回路のフィルタ特性を示す特性
線図、第11図は上記三板式カラーテレビジョンカメラ装
置を構成しているカラーエンコーダの構成を示すブロッ
ク図である。 第12図は離散的な絵素構造を有する一般的な固体イメー
ジセンサによる撮像出力信号の信号スペクトラムを示す
模式図である。 (4R),(4G),(4B)……CCDイメージセンサ (6R),(6G),(6B)……A/D変換器 (7)……信号処理部 (8)……カラーエンコーダ (11)……ディテール信号発生部 (21),(22)……遅延回路 (21a),(21b),(22a),(22b)……1H遅延回路 (23),(24)……コムフィルタ (25……ミキサ回路 (26)……ディジタルフィルタ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緑色画像撮像用の固体イメージセンサと赤
    色画像撮像用及び青色画像撮像用の固体イメージセンサ
    とを各画素の繰り返しピッチの1/2だけ空間的にずらし
    て配置した撮像部の上記各固体イメージセンサから読み
    出される各撮像出力信号をディジタル化するアナログ・
    ディジタル変換手段と、 遅延時間が1水平走査期間に略等しいディジタル遅延手
    段を少なくとも1つ有し、上記アナログ・ディジタル変
    換手段の各ディジタル出力信号のうち、緑色画像撮像信
    号が供給される第1の遅延回路と、 遅延時間が1水平走査期間に略等しいディジタル遅延手
    段を少なくとも1つ有し、上記アナログ・ディジタル変
    換手段の各ディジタル出力信号のうち、赤色画像撮像信
    号、青色画像撮像信号又は両信号の合成信号が供給され
    る第2の遅延回路と、 上記第1の遅延回路からの複数の出力を合成し、上記第
    1の遅延回路への入力信号の垂直方向の帯域を制限する
    第1の合成手段と、 上記第2の遅延回路からの複数の出力を合成し、上記第
    2の遅延回路への入力信号の垂直方向の帯域を制限する
    第2の合成手段と、 上記第1及び第2の合成手段の出力を等量加算する加算
    手段と、 該加算手段の出力が供給されるディジタルフィルタ手段
    とを有し、 上記ディジタルフィルタ手段の出力から水平ディテール
    信号を得るようなされたことを特徴とする有する固体撮
    像装置の信号処理回路。
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