JP3673068B2 - カラーテレビジョンカメラ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像素子を用いたカラーテレビジョンカメラ装置の映像信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
固体撮像素子を用いたカラーテレビジョンカメラ装置では、固体撮像素子からの映像信号をサンプリングする際に折り返し歪みが発生し、サンプリング周波数が十分に高くない場合は、この折り返し歪みが映像帯域内に入り込み、再生画像にモアレを発生させて画質を劣化させる。
この折り返し歪みを低減させる方法として、「空間画素ずらし」と呼ばれる方法が、特公昭55−19553号公報に示されている。この方法は、図3に示すように、例えば、G(緑)チャネルのCCDの受光部(撮像部)の各素子を、R(赤)チャネル、B(青)チャネルの各CCDの受光部(撮像部)の各素子に対して、水平走査方向に、水平走査方向の画素間隔Pxの1/2だけずらして配置している。このように各CCDを配置することで、Gチャネルの映像信号に対して、R,Bチャネルの映像信号は、位相が180度ずれることになる。
【0003】
輝度信号(以下、Y信号と略記する)成分Yは、Rチャネルの信号レベルをR,Gチャネルの信号レベルをG,Bチャネルの信号レベルをBとして表すと、例えば、NTSC方式では(1)式に示すマトリクス構成で与えられる。
Y=0.30×R+0.59×G+0.11×B ・・・・・ (1)
このマトリクス演算によって得られるY信号は、図5に示すように、Gチャネルの折り返し歪み成分と、R,Bチャネルの折り返し歪み成分とで部分的に相殺され、折り返し歪み成分は低減するが、空間画素ずらし手法を用いた場合でも、Y信号の折り返し成分による歪みは、(1)式のマトリクス比より、Gチャネルの折り返し歪み成分を正と仮定すると、R,Bチャネルの折り返し歪み成分は、位相が180度ずれているので負となる。よって、Y信号の折り返し歪みを考えると、
(G比率)−(R比率+B比率)=0.59−(0.30+0.11)=0.18
即ち、Y信号の相対利得の18%程度の折り返し歪みが残留することになる。これが原因となり、高周波数帯域では、映像信号より折り返し歪み成分の方が多くなるため、高解像度化には限界があった。
【0004】
この折り返し歪み成分を完全に打ち消すには、Gチャネルの信号と、Rチャネルの信号およびBチャネルの信号を加算したものの比率を1:1にするとよい。しかし、この条件では、Y信号の構成マトリクス比を満足することができない。そこで、折り返し歪みの影響が大きいのはY信号の高域成分であることに着目し、Y信号成分を低域成分信号YL(以下、YLと略記する)と高域成分信号YH(以下、YHと略記する)に分離した、図2に示す様な構成を採用しているものもある。図2の従来例は、Y信号の内、折り返し歪み成分の小さい低域成分YL は、(1)式を満たすマトリクス構成となるマトリクス回路1の出力信号に低域通過型フィルタ(図中では、LPFと略記する)処理を施し、折り返し歪み成分の大きい高域成分YH は、Gチャネルの信号に対し、Rチャネルの信号とBチャネルの信号を加算したものの比率が1:1となる別のマトリクス構成のマトリクス回路2の出力信号に高域通過型フィルタ(図中では、HPFと略記する)処理を施し、これらYLとYHを加算したものを第2のY信号(図中では、Y’信号と略記する)として出力する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来例は、折り返し歪み成分を低減させることで、折り返し歪み成分により打ち消されていた分の解像度を引き出しているに過ぎないため、高解像度化には限界があるという問題点がある。
本発明は、これらの欠点を除去し、Y信号を生成する信号成分を、Gチャネルの信号成分を示す信号(以下、YG 信号と称す)と、Rチャネルの信号とBチャネルの信号を混合した信号成分を示す信号(以下、YRB信号と称す)とに分離し、これらを合成することで、解像度特性の改善を図ることを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、空間画素ずらしを適用したカラーテレビジョンカメラ装置において、ディジタル信号処理されたGチャネルの映像信号に第1のマトリクス比率を乗算し第1の輝度信号成分(YG )を生成する演算手段と、R、Bチャネルの映像信号にそれぞれ第2、第3のマトリクス比率を乗算して加算し第2の輝度信号成分(YRB)を生成する演算手段と、当該生成された第1の輝度信号成分(YG )と第2の輝度信号成分(YRB)を倍速処理にてサンプリングする手段と、これにより得られる輝度信号成分の内上記所定サンプリング周波数以下の信号成分を抽出するよう帯域制限して第3の輝度信号を得る手段を有する構成としたものである。
また、上記第1のマトリクス比率を0.59とし、上記第2のマトリクス比率を0.30とし、第3のマトリクス比率を0.11としたものである。
その結果、本発明によれば、得られるY信号のサンプル周波数(FS )は、倍速処理することで2倍となり、FS/2以上、FS以下の周波数成分の信号を、再生することが可能となり、高解像度のY信号を提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図1のブロック図に示し、以下に説明する。
入力端1,2,3に入力したディジタル信号処理後のGチャネルの信号(以下、G信号と略記する)、Rチャネルの信号(以下、R信号と略記する)、Bチャネルの信号(以下、B信号と略記する)は、マトリクス回路4に入力され、後述のYG 信号8とYRB信号9を生成する。
そして、倍速変換部5で、YG 信号8とYRB信号9を以降の処理が倍速処理になるように並べ替え、サンプリング周波数(FS)の2倍のクロックレートで出力し、不要な周波数成分はフィルタ6で帯域制限する。
これにより、フィルタ処理後、出力端7には高解像度特性を実現するY’信号を出力する構成となっている。
【0008】
以下本発明を、NTSC方式のカラーテレビジョンカメラ装置を例として説明する。
NTSC方式のマトリクス比が、従来技術の前記(1)式に示す構成であったとすると、マトリクス回路4で生成されるYG 信号8とYRB信号9は、
YG =0.59×G ・・・・・ (2)
YRB=0.30×R+0.11×B ・・・・・ (3)
の比率の信号として表せる。
倍速変換部5では、R/B信号とG信号が空間画素ずらし処理にて、実際には1/2画素ずれているので、図4に示すように、空間画素ずらし処理に対応した位置に、YG 信号8とYRB信号9を交互に並べていき、2倍のサンプル周波数でサンプリングし直すことで、容易に倍速変換が可能となる。
フィルタ6では、倍速変換部5の信号をY信号に変換し、折り返し歪みが生じないように2倍のサンプリング周波数の1/2、すなわち、サンプリング周波数(FS)付近の信号は完全に遮断する低域通過型フィルタを用いればよい。
ここで、本実施例では、YG 信号8とYRB信号9の比率が、0.59:0.41となっており、例えば、白色部分のようなR,G,B信号の比率が1:1:1の時には、リップルが生じないようなフィルタ係数を選択しなければならない。
このようにして、倍速処理した高解像度のY信号を提供することができる。
【0009】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明によれば、最終段のフィルタ処理により折り返し歪み成分は生じず、YG 信号とYRB信号を生成するまでは通常のサンプリング周波数で動作し、それ以降のY信号を生成する部分のみ倍速処理で動作させることで、高解像度な輝度信号を提供可能なカラーテレビジョンカメラ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輝度信号処理部の一実施例を示すブロック図
【図2】従来構成の輝度信号処理部の一例を示すブロック図
【図3】空間画素ずらし手法を説明する図
【図4】本発明の倍速変換部5の動作を説明する図
【図5】Y信号、R/B信号等における折り返し歪みを説明する図
【符号の説明】
1,2,3:入力端、4:マトリクス回路、5:倍速変換部、6:フィルタ、7:出力端。
Claims (1)
- G(緑)チャネルの映像信号を生成する第1の固体撮像素子の各受光素子がR(赤)、B(青)チャネルの映像信号をそれぞれ生成する第2、第3の各固体撮像素子の対応する各受光素子に対して水平走査方向に当該画素間隔の1/2だけずらして配置されており、上記第1の固体撮像素子を所定サンプリング周波数でサンプリングするための第1のサンプリング手段と、上記第2、第3の固体撮像素子を上記所定サンプリング周波数で、かつ上記第1のサンプリング手段に対して位相が180度ずれるようにサンプリングするための第2のサンプリング手段と、上記G、R、Bチャネルの映像信号をそれぞれディジタル化し信号処理するディジタル信号処理手段を有するカラーテレビジョンカメラ装置において、上記ディジタル信号処理手段のGチャネルの映像信号に第1のマトリクス比率の0.59を乗算し第1の輝度信号成分(YG )を生成する演算手段と、上記R、Bチャネルの映像信号にそれぞれ第2のマトリクス比率の0.30、第3のマトリクス比率の0.11を乗算して加算し第2の輝度信号成分(YRB)を生成する演算手段と、当該生成された第1の輝度信号成分(YG)と第2の輝度信号成分(YRB)を倍速処理にてサンプリングする手段と、これにより得られる輝度信号成分の内上記所定サンプリング周波数以下の信号成分を抽出するよう帯域制限して第3の輝度信号を得る手段を有することを特徴とするカラーテレビジョンカメラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26422997A JP3673068B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | カラーテレビジョンカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26422997A JP3673068B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | カラーテレビジョンカメラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11113010A JPH11113010A (ja) | 1999-04-23 |
| JP3673068B2 true JP3673068B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=17400295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26422997A Expired - Fee Related JP3673068B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | カラーテレビジョンカメラ装置 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP3673068B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5423356B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2014-02-19 | 三菱電機株式会社 | 輝度信号生成方法、撮像装置 |
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1997
- 1997-09-29 JP JP26422997A patent/JP3673068B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH11113010A (ja) | 1999-04-23 |
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