JP2789617B2 - 固体カラー撮像装置の輪郭強調装置 - Google Patents

固体カラー撮像装置の輪郭強調装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、絵素ずらし撮像法を適用した多板(マルチ
チップ)の固体カラー撮像素子の撮像信号を輪郭強調す
る固体カラーの撮像装置の輪郭強調装置に関する。
[発明の概要] 本発明は水平方向に絵素ずらし撮像法を適用した多板
の固体カラー撮像素子の緑色(G)信号、赤色(R)信
号及び青色(B)信号を輪郭強調する固体カラー撮像装
置の輪郭強調装置において、 前記G信号と他の例えば赤色信号及び青色信号の合成
信号との混合比を可変可能にすることにより、 撮像信号のエリアシング成分を可及的に除去して輪郭
強調を行うことができるものである。
[従来の技術] 多板の固体カラー撮像装置は緑色(G)信号、赤色
(R)信号、青色(B)信号をそれぞれ取り込む三個の
CCD撮像素子を有し、この各CCD撮像素子の配置について
高解像度を得る目的でいわゆる1/2絵素ずらし法を適用
したものがある。この1/2絵素ずらし法はG信号のCCD撮
像素子をR信号及びB信号のCCD撮像素子に対して水平
方向に1/2絵素だけ被写体をずらしてとらえるべく空間
配置するもので、この1/2絵素ずらし法を適用した固体
カラー撮像装置の撮像信号を輪郭強調する従来の輪郭強
調装置が第4図に示されている(特開昭60−23293号明
細書参照。) 第4図において、三つの入力端子30G,30R,30Bにはそ
れぞれG信号、R信号、B信号が入力され、G信号は他
の信号に対して1水平周期前で、且つ、1/2絵素分だけ
遅れて入力される。即ち、G、R、Bの信号は水平方向
に対しては空間配置に対応して入力される。入力端子30
GからのG信号とこのG信号が二つの1水平周期遅延回
路(1H遅延回路)31,32の直列接続を介した信号とが加
算器33にて加算される。この加算器33の出力信号が減算
器34に供給される。
この減算器34には他方の入力として1H遅延回路31の出
力信号が供給され、この減算器34から垂直方向の輪郭成
分が得られる。この輪郭成分が水分方向のローパスフィ
ルタ35により帯域制限され、このローパスフィルタ35の
出力に垂直方向の輪郭強調成分VIEが得られる。
前記加算器33及び1H遅延回路31の双方の出力端子間に
は可変抵抗VR5の固定子36が挿入され、この可変抵抗VR5
の摺動子37の出力が加算器38に供給される。又、R信号
の入力端子が30RとB信号の入力端子30Bとの間には可変
抵抗VR6の固定子39が挿入され、この可変抵抗VR6の摺動
子40の出力が前記加算器38に供給される。前記加算器38
の出力として水平方向の輪郭成分が得られ、この輪郭成
分がハイパスフィルタ41に供給される。このハイパスフ
ィルタに41は2次微分回路として構成され、ハイパスフ
ィルタ41の出力に水平方向の輪郭強調成分HIEが得られ
る。
前記ローパスフィルタ35の出力端子と前記ハイパスフ
ィルタ41の出力端子との間に可変抵抗VR7の固定子42が
挿入され、この可変抵抗VR7の摺動子43に垂直方向の水
平方向を合せた輪郭強調信号が得られる。この輪郭強調
信号が各加算器44G,44R,44Bに供給され、各入力端子30
G,30R,30BからのG信号、R信号、B信号に加算され
る。この加算器44G,44R,44Bの各出力に輪郭強調補正さ
れたG信号、R信号、B信号が得られる。
上記従来例において、水平方向の輪郭好調信号を作成
するまでの手段に着目すると、加算器38の入力信号(第
4図のa及びb)であるG信号と(R+B)信号は、第
3図(a)及び第3図(b)に示すように、ベースバン
ド成分mとサイドバンド成分であるエリアシング成分と
から成り、G信号(R+B)信号のエリアシング成分は
1/2絵素ずらしにより反転している。このG信号と(R
+B)信号を加算器38にて等量加算すると、加算器38の
出力信号(第4図のc)は第5図(a)に示すようにエ
リアシング成分が相殺されてベースバンド成分mのみか
らとなる。この加算器38の出力信号がハイパスフィルタ
41を通過すると、この出力信号(第4図のd)である輪
郭強調成分が第5図(b)に示す特性をもった信号とな
り、この信号がG信号、R信号、B信号に加算されるこ
とによって各信号が輪郭強調される。従って、G信号、
R信号及びB信号にはエリアシング成分の相殺された輪
郭強調信号が加算されるため、G信号、R信号及びB信
号は本来のエリアシング成分を有した状態で出力され
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、カラーエンコーダでは輝度(Y)信号
をY=0.59G+0.30R+0.11Bとして演算するので、0.59
−(0.30+0.11)≠0となるためエリアシング成分が相
殺されずに残る。従って、このエリアシング成分がベー
スバンド成分と干渉し折り返しひずみが発生するという
欠点があった。
そこで、本発明は撮像信号のエリアシング成分を可及
的に除去して輪郭強調を行うことができる固体カラー撮
像装置の輪郭強調装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明に係る固体カラー撮
像装置の輪郭強調装置は、緑色用固体撮像素子が、赤色
用固体撮像素子及び青色用固体撮像素子に対して、水平
方向に1/2絵素ずらして配置された多板の固体カラー撮
像素子から出力される緑色信号、赤色信号及び青色信号
の各々に輪郭強調成分を加えて出力する固体カラー撮像
装置の輪郭強調装置において、前記緑色信号を1水平期
間遅延した第1の遅延緑色信号及び前記緑色信号を2水
平期間遅延した第2の遅延緑色信号を生成する遅延手段
と、前記緑色信号と、前記第2の遅延緑色信号を加算す
る加算手段と、前記第1の遅延緑色信号から前記加算手
段の出力信号を減算する減算手段と、前記第1の遅延緑
色信号と前記加算手段の出力信号を可変可能な混合比で
混合する第1の混合手段と、前記赤色信号と前記青色信
号を可変可能な混合比で混合する第2の混合手段と、前
記第1の混合手段の出力信号と前記第2の混合手段の出
力信号を可変可能な混合比で混合する第3の混合手段
と、前記減算手段の出力信号が入力され、垂直方向の輪
郭強調信号を出力するローパスフィルタと、前記第3の
混合手段の出力信号が入力され、水平方向の輪郭強調成
分を出力するハイパスフィルタと、前記垂直方向の輪郭
成分と前記水平方向の輪郭成分とを可変可能な混合比で
混合する第4の混合手段と、前記第4の混合手段の出力
信号を前記第1の遅延緑色信号、前記赤色信号及び前記
青色信号に混合したものである。
[作用] 前記第3の混合手段によって混合比を可変すると、輪
郭強調信号に含まれるエリアシング成分の量及びその位
相が変化する。従って、撮像信号のエリアシング成分が
相殺されるように輪郭強調信号を作成することによって
エリアシング成分のない撮像信号が得られる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図乃至第3図(d)には本発明の一実施例が示さ
れている。
固体カラー撮像装置は同一被写体を獲える固体カラー
撮像素子であるCCD撮像素子1G,1R,1Bを三個有し、一つ
のCCD撮像素1Gは緑色(G)信号を、他のCCD撮像素子1R
は赤色(R)信号を、さらに他のCCD撮像素子1Bは青色
(B)信号をそれぞれ取り込む。この各CCD撮像素子1G,
1R,1Bは水平方向及び垂直方向にそれぞれ一定ピッチ
(τx,2τ)に絵素を有し、第2図(a)にはR信号
又はB信号のCCD撮像素子1R,1Bの配置概略図が、第2図
(b)にはG信号のCCD撮像素子1Gの配置概略図がそれ
ぞれ示されている。第2図(a)及び第2図(b)には
同一フィールドの連続する2ラインをn及び(n+1)
とし、各絵素にこのライン番号とライン内の絵素番号と
を付してある。第2図(a)に示す如く、R信号のCCD
撮像素子1Rと1B信号のCCD撮像素子1Bとは対応する絵素
同士が空間的に同一位置を占める。しかし、第2図
(b)に示す如く、G信号のCCD撮像素子1Gは他のCCD撮
像素子1R,1B(第2図にて二点鎖で対応する絵素の空間
的位置を示す。)と比較して水平方向に関して1/2絵素
(1/2・τ)、垂直方向に関して1絵素(2τ)だ
けそれぞれ空間的にずれた位置に配置されている。
第1図において、固体カラー撮像装置の回路ブロック
図が示され、タイミング/ドライバ2はクロック信号及
びタイミング信号を発生し、これらの信号を三個の前記
CCD撮像素子1G,1R,1Bに出力する。各CCD撮像素子1G,1R,
1Bは前記の信号で駆動される。
CCD撮像素子1Gの出力信号であるG信号が遅延回路3
及びアンプ4Gを介して破線で囲んで示す輪郭強調装置で
ある輪郭強調回路5に供給される。前記遅延回路3は水
平方向のずれ(1/2τ)を打ち消すための遅延量を有
している。他の各CCD撮像素子1R,1Bの出力信号であるR
信号及びB信号がアンプ4R,4Bをそれぞれ介して前記輪
郭強調回路5に供給される。
前記輪郭強調回路5に供給されたG信号は、1H遅延回
路6及び7の縦断接続に及び加算器8の一方の入力端子
に供給される。加算器8の他方の入力端子に1H遅延回路
7の出力信号が供給される。1H遅延回路6の入力信号を
G1,1H遅延回路6の出力信号をG0,1H遅延回路7の出力信
号をG-1とすると、加算器8の出力信号は、1/2(G1+G
-1)となる。この加算器8の出力信号及び1H遅延信号6
の出力信号が減算器11に供給される。従って、この減算
器11の出力信号は、[2G0−(G1+G-1)]/4となる。こ
の減算器11にG信号からのみ形成された垂直方向の輪郭
部分が得られる。
減算器11の出力信号が水平方向の帯域制限のためのロ
ーパスフィルタ12に供給される。このローパスフィルタ
12により、垂直方向の輪郭強調成分がサブキャリア帯域
(水平周波数でfsc)に混入し、クロスカラーの生じる
ことが防止される。ローパスフィルタ12の出力に垂直方
向の輪郭強調成分VIEが発生する。又、前記加算器8の
出力端子と前記1H遅延回路6の出力端子との間には可変
抵抗VR1の固定子9が挿入されている。この可変抵抗VR1
の摺動子10の位置に応じた係数をαとすると、摺動子10
と出力信号は、 αG0+1/2(1−α)(G1+G-1) となり、G信号の水平輪郭信号が得られる。
また、前記輪郭強調回路5に供給されたR信号及びB
信号の線路間には可変抵抗VR2の固定子13が挿入されて
いる。この可変抵抗VR2の摺動子14の位置に応じた係数
をβとすると、摺動子14の出力は、 βR0+(1−β)B0 となる。βは、1に近い値であり、摺動子14の出力は主
にR信号である。
前記可変抵抗VR1の摺動子10と前記可変抵抗VR2の摺動
子14との間に混合比可変手段である可変抵抗VR3の固定
子15が挿入されている。摺動子10の出力をGx,摺動子14
の出力を(R+B)xとし、可変抵抗VR3の摺動子16の
位置に応じた係数をγとすると、摺動子16の出力は、 γGx+(1−γ)・(R+B)x となる。即ち、摺動子16の位置を可変することによりGx
(G信号)と(R+B)x(R信号とB信号の合成信
号)との混合比が可変される。
この摺動子16の出力信号がハイパスフィルタ17に供給
される。このハイパスフィルタ17は2次微分回路より構
成され、このハイパスフィルタ17の出力に水平方向の輪
郭強調成分HIEが発生する。
前記ローパスフィルタ12の出力端子とハイパスフィル
タ17の出力端子との間には可変抵抗VR4の固定子18が挿
入され、この可変抵抗VR4の摺動子19の出力がレベル調
整回路20に供給されている。
レベル調整回路20に加えて、必要に応じて、コア回路
を設けるようにしても良い。このレベル調整回路20の出
力に得られる輪郭強調信号が加算器22G,22R,22Bの夫々
に供給される。加算器22Gの他方の入力信号としては、
前記1H遅延回路6の出力であるG信号が遅延回路21Gを
介して供給される。他の各加算器の22R,22Bの他方の入
力信号としては、R信号及びB信号が各遅延回路21R,21
Bを介して供給される。前記各遅延回路21G,21R,21Bは、
前記ローパスフィルタ12及びハイパスフィルタにおいて
生じる時間遅れを補償し、各加算器22G,22R,22Bの出力
は各々の出力端子23G,23R,23Bより取り出される。
以下、上記構成の作用について説明する。
CCD撮像素子1GのG信号は遅延回路3、アンプ4Gを介
して、又、CCD撮像素子1R及びCCD撮像素子1BのR信号及
びB信号は各アンプ4R,4Bを介してそれぞれ輪郭強調回
路5に導かれる。G信号は1H遅延回路6、1H遅延回路
7、加算器8及び減算器11にて隣接3ラインが所定比率
で加減算される。減算器11の出力には垂直方向の輪郭成
分が発生し、この垂直方向の輪郭成分がローパスフィル
タ12を通ってローパスフィルタ12の出力に垂直方向の輪
郭強調成分VIEが得られる。又、1H遅延回路6、1H遅延
回路7、加算器8及び可変抵抗VR1は水平方向の輪郭強
調成分につき垂直方向のローパスフィルタを構成し(可
変抵抗VR1の係数αは水平方向の輪郭強調成分の垂直特
性を決定する。)、この出力であるGx信号が可変抵抗VR
3の固定子15の一端に加えられる。この固定子15の他端
にはR信号とB信号を所定比率で混合した(R+B)x
信号が加えられる。Gx信号と(R+B)x信号とは可変
抵抗VR3にて所定比率で混合され、摺動子16には水平方
向の輪郭成分が発生する。この水平方向の輪郭成分がハ
イパスフィルタ17を通ってハイパスフィルタ17の出力に
水平方向の輪郭強調成HIEが得られる。
ここで、Gx信号と(R+B)x信号は、第3図(a)
及び第3図(b)に示すように、ベースバンド成分mと
サイドバンド成分であるエリアシング成分nとから成
り、可変抵抗VR3の摺動子16には第3図(c)に示すよ
うにベースバンド成分mとエリアシング成分nを有する
水平方向の輪郭成分が得られる。このエリアシング成分
nは可変抵抗VR3の係数γの値によって量及び位相が変
化し、第3図(C)において、量の変化は特性線図の振
幅値として、位相の変化は実線と破線で示すように特性
線の向きとして表れる。従って、ハイパスフィルタ17の
出力である水平方向の輪郭強調成分HIEにも第3図
(d)に示すようにベースバンド成分mとエリアシング
成分nとが含まれる。そして、各加算器22G,22R,22Bに
入力される輪郭強調信号にもエリアシング成分nが含ま
れ、各加算器22G,22R,22Bの出力信号のエリアシング成
分はG信号、R信号及びB信号のエリアシング成分と輪
郭強調信号のエリアシング成分とを加算したものとな
る。従って、可変抵抗VR3の係数γを可変すれば出力端
子23G,23R,23Bから取り出されるG信号,R信号及びB信
号のエリアシング成分が調整される。例えば輝度信号に
着目し折り返しひずみを解消する場合には、輝度信号波
形(又は白黒画面)を観ながら、可変抵抗VR3の係数γ
を可変して輝度信号のエリアシング成分がなくなるよう
に調整すればよい。
尚、この発明は、G信号とR/B信号の2個のCCD撮像素
子を用いる固体カラー撮像装置の輪郭強調装置に対して
も適用することができる。
尚、また、この実施例では、G信号とR信号及びB信
号の混合した(R+B)信号との混合比を可変するよう
構成したが、G信号とR信号との混合比又はG信号とB
信号との混合比を可変するよう構成してもよい。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、緑色用固体撮像素
子が、赤色用固体撮像素子及び青色用固体撮像素子に対
して、水平方向に1/2絵素ずらして配置された多板の固
体カラー撮像素子から出力される緑色信号、赤色信号及
び青色信号の各々に輪郭強調成分を加えて出力する固体
カラー撮像装置の輪郭強調装置において、前記緑色信号
を1水平期間遅延した第1の遅延緑色信号及び前記緑色
信号を2水平期間遅延した第2の遅延緑色信号を生成す
る遅延手段と、前記緑色信号と、前記第2の遅延緑色信
号を加算する加算手段と、前記第1の遅延緑色信号から
前記加算手段の出力信号を減算する減算手段と、前記第
1の遅延緑色信号と前記加算手段の出力信号を可変可能
な混合比で混合する第1の混合手段と、前記赤色信号と
前記青色信号を可変可能な混合比で混合する第2の混合
手段と、前記第1の混合手段の出力信号と前記第2の混
合手段の出力信号を可変可能な混合比で混合する第3の
混合手段と、前記減算手段の出力信号が入力され、垂直
方向の輪郭強調信号を出力するローパスフィルタと、前
記第3の混合手段の出力信号が入力され、水平方向の輪
郭強調成分を出力するハイパスフィルタと、前記垂直方
向の輪郭成分と前記水平方向の輪郭成分とを可変可能な
混合比で混合する第4の混合手段と、前記第4図の混合
手段の出力信号を前記第1の遅延緑色信号、前記赤色信
号及び前記青色信号に混合したので、撮像信号のエリア
シング成分を可及的に除去して輪郭強調を行うことがで
きるという効果を奏する。又、信号演算の誤差等によっ
て生じる各装置間のエリアシング成分の誤差を第3の混
合手段の調整で許容できるという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図(d)は本発明の実施例を示し、第1
図は固体カラー撮像装置の回路ブロック図、第2図
(a)はR信号(B信号)のCCD撮像素子の配置概略
図、第2図(b)はG信号のCCD撮像素子の配置概略
図、第3図(a)はGx(G)信号の特性線図、第3図
(b)は(R+B)x((R+B))信号の特性線図、
第3図(c)は所定比率混合後の特性線図、第3図
(d)は水平方向の輪郭強調成分の特性線図であり、第
4図乃至第5図(b)は従来例を示し、第4図は輪郭強
調装置の回路ブロック図、第5図(a)は等量加算後の
特性線図、第5図(b)は水平方向の輪郭強調成分の特
性線図である。 1G,1R,1B……固体カラー撮像素子(CCD撮像素子、VR3
…可変抵抗(混合比可変手段)、5……輪郭強調回路
(輪郭強調装置)。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/14 - 5/217 H04N 9/44 - 9/78 H04N 9/04 - 9/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緑色用固体撮像素子が、赤色用固体撮像素
    子及び青色用固体撮像素子に対して、水平方向に1/2絵
    素ずらして配置された多板の固体カラー撮像素子から出
    力される緑色信号、赤色信号及び青色信号の各々に輪郭
    強調成分を加えて出力する固体カラー撮像装置の輪郭強
    調装置において、 前記緑色信号を1水平期間遅延した第1の遅延緑色信号
    及び前記緑色信号を2水平期間遅延した第2の遅延緑色
    信号を生成する遅延手段と、 前記緑色信号と、前記第2の遅延緑色信号を加算する加
    算手段と、 前記第1の遅延緑色信号から前記加算手段の出力信号を
    減算する減算手段と、 前記第1の遅延緑色信号と前記加算手段の出力信号を可
    変可能な混合比で混合する第1の混合手段と、 前記赤色信号と前記青色信号を可変可能な混合比で混合
    する第2の混合手段と、 前記第1の混合手段の出力信号と前記第2の混合手段の
    出力信号を可変可能な混合比で混合する第3の混合手段
    と、 前記減算手段の出力信号が入力され、垂直方向の輪郭強
    調信号を出力するローパスフィルタと、 前記第3の混合手段の出力信号が入力され、水平方向の
    輪郭強調成分を出力するハイパスフィルタと、 前記垂直方向の輪郭成分と前記水平方向の輪郭成分とを
    可変可能な混合比で混合する第4の混合手段と、 前記第4の混合手段の出力信号を前記第1の遅延緑色信
    号、前記赤色信号及び前記青色信号に混合することを特
    徴とする固体カラー撮像装置の輪郭強調装置。
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