JPH04252581A - 光デイスク記録再生装置 - Google Patents

光デイスク記録再生装置

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JPH04252581A
JPH04252581A JP3025025A JP2502591A JPH04252581A JP H04252581 A JPH04252581 A JP H04252581A JP 3025025 A JP3025025 A JP 3025025A JP 2502591 A JP2502591 A JP 2502591A JP H04252581 A JPH04252581 A JP H04252581A
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JP
Japan
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signal
magneto
optical disk
pilot signal
pal
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Application number
JP3025025A
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English (en)
Inventor
Kaichi Tatezawa
立沢 加一
Shigeaki Koike
小池 重明
Tsutomu Morita
剣 森田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図1〜図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は光デイスク記録再生装置
に関し、特にNTSC(national telev
ision system committee)方式
及びPAL(phase alternation b
y line )方式でなるテレビジヨン信号を記録し
再生し得る光磁気デイスク装置に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、光磁気デイスク装置においてはテ
レビジヨン信号を光磁気デイスク上に記録し再生するよ
うになされたものがある。このような光磁気デイスク装
置の光磁気デイスクは、入力されるテレビジヨン信号と
同期した回転数一定(CAV(constant an
gular velocity))方式で回転制御され
、この光磁気デイスク上にテレビジヨン信号として例え
ばNTSC方式又はPAL方式でなるコンポジツトデイ
ジタルテレビジヨン信号を記録し再生するようになされ
ている。
【0004】実際上このコンポジツトデイジタルテレビ
ジヨン信号は、例えばコンポジツトデイジタルテレビジ
ヨン信号を磁気テープ上に記録し再生するようになされ
たデイジタルビデオテープレコーダ(DVTR)に関す
るSMPTE(米国映画テレビ技術者協会)のD−2D
VTRフオーマツトに準拠して構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
光磁気デイスク装置においては、同一の光磁気デイスク
上にNTSC方式及びPAL方式でなるコンポジツトデ
イジタルテレビジヨン信号を記録し再生することができ
れば、光磁気デイスク装置全体として有用性を一段と向
上し得ると考えられる。
【0006】ところが上述の光磁気デイスク装置におい
ては、光磁気デイスクをテレビジヨン信号と同期したC
AV方式で回転制御するようになされており、D−2D
VTRフオーマツトにおけるNTSC方式及びPAL方
式のコンポジツトデイジタルテレビジヨン信号のフレー
ムレートやデータレートの相違によつて、両テレビジヨ
ン方式に最適な光磁気デイスクの回転数や記録及び再生
波長を選定することは困難であつた。
【0007】実際上D−2DVTRフオーマツトにおけ
るNTSC方式のコンポジツトデイジタルテレビジヨン
信号の場合、フレームレートは周波数30〔Hz〕にな
りデータレートは周波数14.3〔MHz〕(4fSC
N )になる。 これに対してPAL方式のコンポジツトデイジタルテレ
ビジヨン信号の場合には、フレームレートが周波数25
〔Hz〕でNTSC方式より低い一方、データレートが
周波数17.7〔MHz〕(4fSCP )でNTSC
方式より高く結局最適な記録方式を見出すことが困難で
あつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来の問題を一挙に解決してNTSC方式及びPA
L方式でなるテレビジヨン信号の何れも記録し再生し得
る光デイスク記録再生装置を提案しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、NTSC方式及びPAL方式のテ
レビジヨン信号の周波数関係で共通する周波数に応じた
パイロツト信号PLTが重畳された螺旋状記録トラツク
2Aを有するデイスク状光記録媒体2と、上記NTSC
方式又は上記PAL方式の上記テレビジヨン信号の水平
周波数fHN又はfHPに同期した基準パイロツト信号
PREFN又はPREFPを発生する基準パイロツト信
号発生手段14、15とを設け、上記基準パイロツト信
号PREFN又はPREFP及び上記デイスク状記録媒
体2を再生して得られる上記パイロツト信号PLT(P
PB)に応じて、上記デイスク状記録媒体2を線速度一
定で回転駆動し、上記NTSC方式又は上記PAL方式
の上記テレビジヨン信号を上記デイスク状記録媒体2に
記録し再生するようにした。
【0010】
【作用】NTSC方式又はPAL方式のテレビジヨン信
号の水平周波数fHN又はfHPに同期した基準パイロ
ツト信号PREFN又はPREFPと、デイスク状記録
媒体2の螺旋状記録トラツク2Aを再生して得られるパ
イロツト信号PLT(PPB)とに応じて、デイスク状
記録媒体2を線速度一定で回転駆動し、NTSC方式又
はPAL方式のテレビジヨン信号をデイスク状記録媒体
2に記録し再生するようにしたことにより、NTSC方
式及びPAL方式のいずれのテレビジヨン信号をも記録
し再生し得る。
【0011】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0012】図1において、1は全体として本発明によ
る光磁気デイスク装置を示し、光磁気デイスク2を線速
度一定(CLV(constant linear v
elocity)) 方式で回転制御して、この光磁気
デイスク2上にNTSC方式及びPAL方式でなるテレ
ビジヨン信号を記録し再生し得るようになされている。
【0013】ここで実際上NTSC方式のテレビジヨン
信号及びPAL方式のテレビジヨン信号の間には、周波
数2.25〔MHz〕の第1の基準信号fREF0に応
じて、図2に示すような周波数関係を有する。
【0014】すなわちNTSC方式及びPAL方式のテ
レビジヨン信号の水平周波数fHN及びfHPは、第1
の基準信号fREF0をそれぞれ1/143 倍及び1
/144 倍して形成することができる。またNTSC
方式及びPAL方式のテレビジヨン信号のビデオ信号サ
ンプリング用の4倍の搬送波周波数4fSCN 及び4
fSCP は、第1の基準信号fREF0を6倍してな
る周波数13.5〔MHz〕の第3の基準信号fREF
2をそれぞれ35/33倍及び709379/5400
00倍して形成することができる。
【0015】従つてこの実施例の場合、光磁気デイスク
2としてまず周波数2.25〔MHz〕の第1の基準信
号fREF0に応じた周波数のパイロツト信号PLTで
例えばウオーブリングしたプリグルーブによつて、スパ
イラル状の記録トラツク2Aを形成したものを用いる。 これにより記録時及び再生時には光磁気デイスク2を再
生して得られる再生パイロツト信号と、第1の基準信号
fREF0に基づく基準パイロツト信号が同期するよう
にCLV方式で回転駆動する。
【0016】実際上この光磁気デイスク装置1において
は、まずNTSC方式又はPAL方式でなるテレビジヨ
ン信号のビデオ信号SV(SVN又はSVP)が第1の
アナログデイジタル変換回路3Aに入力される。
【0017】この第1のアナログデイジタル変換回路3
Aには、ビデオ信号SVに加えて搬送波周波数fSC(
fSCN 又はfSCP )の4倍のサンプリング周波
数4fSC(4fSCN 又は4fSCP )が入力さ
れ、ビデオ信号SV(SVN又はSVP)をサンプリン
グ周波数4fSCでデイジタル化してコンポジツトデイ
ジタルビデオ信号VD(VDN又はVDP)を得、これ
を記録信号生成回路4に供給する。
【0018】これと共にテレビジヨン信号のオーデイオ
信号SAは第2のアナログデイジタル変換回路3Bに入
力されて、例えば周波数48〔KHz〕のサンプリング
周波数でデイジタル化され、この結果得られるデイジタ
ルオーデイオ信号ADが記録信号生成回路4に入力され
る。
【0019】またサンプリング周波数4fSC(4fS
CN 又は4fSCP )は第1のアナログデイジタル
変換回路3Aに加えてタイミング発生回路5に入力され
、これによりタイミング発生回路5はサンプリング周波
数4fSC(4fSCN 又は4fSCP )に応じて
システムクロツクSCKを発生し、これを記録信号生成
回路4、書込アドレス発生回路6及び速度変換メモリ7
に供給する。
【0020】この記録信号生成回路4はテレビジヨン信
号がNTSC方式か又はPAL方式かを表す切換信号S
NPが入力されており、コンポジツトデイジタルビデオ
信号VD及びデイジタルオーデイオ信号ADを用いて、
NTSC方式又はPAL方式のD−2DVTRフオーマ
ツトに準拠したフオーマツトでなる記録信号SR0を発
生し、これを書込アドレス発生回路6から入力される書
込アドレスAWに応じて速度変換メモリ5に書き込む。
【0021】実際上D−2DVTRフオーマツトにおい
て、例えばNTSC方式のテレビジヨン信号の1フレー
ム分は磁気テープTP上に、図3に示すように1記録ト
ラツクTR分を1セグメントSEGとする6セグメント
分SEG0〜SEG5で記録されている。
【0022】なお磁気テープTP上の記録トラツクTR
においては、中央部にコンポジツトデイジタルビデオ信
号VDが記録されるビデオ記録領域ARVが形成され、
この下端側及び上端側にそれぞれデイジタルオーデイオ
信号ADが記録されるオーデイオ記録部ARA0及びA
RA1が形成されている。
【0023】従つてこの実施例の場合、上述のようなD
−2DVTRフオーマツトに準拠して、コンポジツトデ
イジタルビデオ信号VD及びデイジタルオーデイオ信号
ADを、記録トラツクTRに対応したセグメントSEG
毎に分割して記録し再生するようになされ、NTSC方
式のテレビジヨン信号については1セグメントSEGN
が、図4(A)に示すような記録フオーマツトでなる記
録信号SR0を発生する。
【0024】すなわちNTSC方式のテレビジヨン信号
の1セグメントSEGNとしては、まずそれぞれ6シン
クブロツク(以下単にSと呼ぶ)分でなる第1及び第2
のデイジタルオーデイオ信号ADN0及びADN1が、
1S分のセパレータを挿んで形成されている。
【0025】また続いて1S分のセパレータの後に、 
204S分のコンポジツトデイジタルビデオ信号VDN
が形成され、さらに続く1S分のセパレータの後に、そ
れぞれ6S分でなる第3及び第4のデイジタルオーデイ
オ信号ADN2及びADN3が1S分のセパレータを挿
んで形成され、さらに続く1S分のセパレータの後に続
く1セグメントSEGNのデータが形成される。
【0026】なおこのNTSC方式のテレビジヨン信号
の場合、シンクブロツクSBNは図4(B)に示すよう
に、2バイトの同期信号SYNC、2バイトでシンクブ
ロツクSBNの種別を表す識別信号ID、それぞれ85
バイトで2チヤンネル分のデータを示す記録データDT
N0、DTN1及びそれぞれ8バイトで記録データDT
N0、DTN1についての誤り検出訂正符号表すRSパ
リテイRSN0、RSN1の 190バイトで形成され
ている。
【0027】またこのときNTSC方式のテレビジヨン
信号の1フレーム分のデータ量は、次式
【数1】 で示すように 391,680〔サンプル/フレーム〕
でなり、この結果記録信号SR0のデータ量は、次式

数2】 で示すように、 15.9372〔Mバイト/秒〕でな
る。
【0028】またこれと同様に図5(A)に示すように
、PAL方式のテレビジヨン信号の1セグメントSEG
Pとしては、まずそれぞれ6S分でなる第1及び第2の
デイジタルオーデイオ信号ADP0及びADP1が、1
S分のセパレータを挿んで形成されている。
【0029】また続いて1S分のセパレータの後に、 
249S分のコンポジツトデイジタルビデオ信号VDP
が形成され、さらに続く1S分のセパレータの後に、そ
れぞれ6S分でなる第3及び第4のデイジタルオーデイ
オ信号ADP2及びADP3が1S分のセパレータを挿
んで形成され、さらに続く1S分のセパレータの後に続
く1セグメントSEGPのデータが形成される。
【0030】なおこのPAL方式のテレビジヨン信号の
場合、シンクブロツクSBPは図5(B)に示すように
、2バイトの同期信号SYNC、2バイトでシンクブロ
ツクSBPの種別を表す識別信号ID、それぞれ76バ
イトで2チヤンネル分のデータを示す記録データDTP
0、DTP1及びそれぞれ8バイトで記録データDTP
0、DTP1についての誤り検出訂正符号表すRSパリ
テイRSP0、RSP1の 172バイトで形成されて
いる。
【0031】またこのときPAL方式のテレビジヨン信
号の1フレーム分のデータ量は、次式
【数3】 で示すように 576,384〔サンプル/フレーム〕
でなり、この結果記録信号SR0のデータ量は、次式

数4】 で示すように、 19.1264〔Mバイト/秒〕でな
る。
【0032】なおここでPAL方式及びNTSC方式の
記録信号R0のデータ量の比は、(2)式及び(4)式
から明らかなように、次式
【数5】 の関係でなり、またここでPAL方式及びNTSC方式
のテレビジヨン信号における水平周波数fHP及びfH
Nには、図2について上述したように次式
【数6】 の関係を有することが分かる。
【0033】このようにして速度変換メモリ7に一旦記
憶された記録信号SR0は、読出アドレス発生回路8か
ら入力される読出アドレスARによつて読み出され、記
録信号SR1としてチヤネルコーデイング回路9に供給
される。このチヤネルコーデイング回路9は入力される
記録信号SR1を所定の手法で符号化するようになされ
ており、この結果得られるコーデイング信号SR2を光
磁気ヘツド駆動回路10に供給する。
【0034】これにより光磁気ヘツド駆動回路10はコ
ーデイング信号SR2に応じて光磁気記録ヘツド11を
記録制御し、この結果光磁気デイスク2の記録トラツク
2A上にNTSC方式又はPAL方式のテレビジヨン信
号が記録される。
【0035】ここで、読出アドレス発生回路8は電圧制
御型発振器(VCO)12から入力されるビツトクロツ
クBCKに応じて読出アドレスARを発生するようにな
されている。
【0036】実際上このVCO12には切換信号SNP
が入力され、これによりVCO12はテレビジヨン信号
がNTSC方式のとき(2)式に基づいて周波数 15
.9372〔MHz〕でなるビツトクロツクBCKを発
生し、PAL方式のとき(4)式に基づいて周波数 1
9.1264〔MHz〕でなるビツトクロツクBCKを
発生するようになされている。
【0037】またこのVCO12はセグメントパルス発
生回路13からセグメントパルスPSEG が入力され
ており、これによりビツトクロツクBCKがセグメント
パルスPSEG に同期するように発振制御されている
【0038】ここでこの実施例の場合、NTSC方式又
はPAL方式のテレビジヨン信号の水平周波数fHN又
はfHPが基準信号発生回路14に入力され、この結果
基準信号発生回路14は水平周波数fHN又はfHPに
同期した第4の基準信号fREF3を発生し、これがセ
グメントパルス発生回路13及び基準パイロツト信号発
生回路15に入力される。
【0039】この基準信号発生回路14は、図6に示す
ように構成されており、発振器15から周波数27〔M
Hz〕の第4の基準信号fREF3が送出され、これが
12分周回路16及び 143分周回路17Aを通じて
分周され、この結果得られるNTSC方式の基準水平周
波数fHNR が切換回路18の第1の入力端aに入力
される。
【0040】同時に第4の基準信号fREF3は12分
周回路16及び 144分周回路17Bを通じて分周さ
れ、この結果得られるPAL方式の基準水平周波数fH
PR が切換回路18の第2の入力端bに入力される。
【0041】切換回路18は切換信号SNPによつて切
換制御され、これにより入力されるテレビジヨン信号に
応じたNTSC方式又はPAL方式の基準水平周波数f
HNR又はfHPR が位相比較回路19に供給されて
、それぞれ入力される水平周波数fHN又はfHPと位
相比較され、この結果得られる位相差電圧VE0が発振
器15に帰還される。かくしてこの基準信号発生回路1
4では、水平周波数fHN又はfHPに同期した第4の
基準信号fREF3を発生し、これをそれぞれセグメン
トパルス発生回路13及び基準パイロツト信号発生回路
15に送出する。
【0042】またセグメントパルス発生回路13は、図
7に示すように構成されており基準信号発生回路14か
ら入力される第4の基準信号fREF3が、 7507
5分周回路20A及び 67500分周回路20Bを通
じて分周され、この結果それぞれNTSC方式及びPA
L方式のテレビジヨン信号の85ライン及び76ライン
に対応したセグメントパルスPSEGN及びPSEGP
を発生し、これを切換回路21の第1及び第2の入力端
a及びbに入力する。
【0043】切換回路21は切換信号SNPによつて切
換制御され、これにより入力されるテレビジヨン信号に
応じたNTSC方式又はPAL方式のセグメントパルス
PSEGN又はPSEGPが、サンプリング周波数4f
sc(4fscn 又は4fscp )に応じてラツチ
動作するラツチ回路22を通じてVCO12に送出され
る。
【0044】さらに基準パイロツト信号発生回路15は
、水平周波数fHN又はfHPに同期した第4の基準信
号fREF3に基づいて、NTSC方式及びPAL方式
のテレビジヨン信号の水平周波数fHN又はfHPを所
定倍してなる基準パイロツト信号PREF を発生し、
これをCLVサーボ回路23に送出する。
【0045】実際上NTSC方式のテレビジヨン信号を
光磁気デイスク2上に記録し再生する際の基準パイロツ
ト信号PREFNを水平周波数fHNに基づいて、次式
【数7】 で表すことができ、PAL方式の基準パイロツト信号P
REFPは、(5)、(6)及び(7)式を用いて、次
【数8】 で表されることが分かる。
【0046】ここで例えば定数ζを12、6、4、3、
……と変更すると、NTSC方式及びPAL方式のテレ
ビジヨン信号を光磁気デイスク2上に記録し再生する際
の基準パイロツト信号PREFN及びPREFPは、図
9の図表に示すような関係になり、いずれの場合も、基
準パイロツト信号PREFN及びPREFPはそれぞれ
の水平周波数fHP及びfHNと比較的簡単な関係を有
する。
【0047】従つてこの実施例の場合、基準パイロツト
信号発生回路15においては、水平周波数fHN又はf
HPに同期した第4の基準信号fREF3を、ζ分周回
路24A及び143分周回路25Aで分周することによ
り、(7)式について上述したようにNTSC方式の基
準パイロツト信号PREFNを発生し、これを切換回路
26の第1の入力端aに供給する。
【0048】またこれと共に基準パイロツト信号発生回
路15においては、水平周波数fHN又はfHPに同期
した第4の基準信号fREF3を、 10/12・ζ分
周回路24B及び 144分周回路25Bで分周するこ
とにより、(8)式について上述したようにPAL方式
の基準パイロツト信号PREFPを発生し、これを切換
回路26の第2の入力端bに供給する。
【0049】この切換回路26は切換信号SNPによつ
て切換制御され、これにより基準パイロツト信号発生回
路15は入力されるテレビジヨン信号に応じたNTSC
方式又はPAL方式の基準パイロツト信号PREFN又
はPREFPを、基準パイロツト信号PREF として
CLVサーボ回路23に送出する。
【0050】ここでこの実施例の光磁気デイスク装置1
の場合、光磁気デイスク2に対する記録時にも光磁気再
生ヘツド27の第1及び第2の受光素子28及び29を
通じて、光磁気デイスク2の記録トラツク2Aが再生さ
れる。
【0051】実際上第1の受光素子28は記録トラツク
2A上に光磁気記録された情報を受光するようになされ
ており、これにより得られる受光信号SP0が再生デー
タ処理回路30に入力されて所定の再生データ処理が施
され、この結果得られる再生信号SPBが送出される。 このようにして光磁気デイスク2に対する記録時にも、
記録したテレビジヨン信号をモニタし得るようになされ
ている。
【0052】また第2の受光素子29はプリウオーブリ
ングされた記録トラツク2Aのウオーブル成分を受光す
るようになされ、これにより得られる受光信号SP1が
パイロツト信号再生回路31に入力される。パイロツト
信号再生回路31は受光信号SP1のウオーブル成分を
再生して再生パイロツト信号PPBを得、これをCLV
サーボ回路23に送出する。
【0053】これによりCLVサーボ回路23は、基準
パイロツト信号PREF 及び再生パイロツト信号PP
Bの位相を比較し、この位相差が値「0」になるような
駆動信号DRで光磁気デイスク2の回転駆動モータ32
を駆動する。
【0054】このようにすれば、光磁気デイスク2をN
TSC方式又はPAL方式のテレビジヨン信号の水平周
波数fHN又はfHPに同期した基準パイロツト信号P
REF でCLV駆動することができ、これによりNT
SC方式又はPAL方式のテレビジヨン信号を記録し再
生することができる。
【0055】またこのとき、それぞれNTSC方式又は
PAL方式のテレビジヨン信号の記録データ量が、(2
)、(4)及び(5)式について上述したように非常に
近い値でなるため、光磁気デイスク2上にいずれの方式
でもほぼ同一の記録波長で記録再生することができ、か
くして同一の光磁気記録ヘツド11及び光磁気再生ヘツ
ド27を用いて、NTSC方式及びPAL方式のテレビ
ジヨン信号を記録し再生し得る。
【0056】以上の構成において、例えばNTSC方式
のテレビジヨン信号を光磁気デイスク2上に記録し再生
しようとする場合には、操作パネル(図示せず)を操作
してNTSC方式を選択すれば良い。
【0057】このようにすれば操作パネルから操作に応
じた切換信号SNPが送出され、これにより記録信号生
成回路4、VCO12、セグメントパルス発生回路13
、基準信号発生回路14及び基準パイロツト信号発生回
路15が切換制御される。
【0058】この結果光磁気デイスク2がNTSC方式
のテレビジヨン信号の水平周波数fHNに同期した基準
パイロツト信号PREFNでCLV駆動され、これによ
りNTSC方式のテレビジヨン信号を光磁気デイスク2
の記録トラツク2A上に記録し再生することができる。
【0059】またこれに対してPAL方式のテレビジヨ
ン信号を光磁気デイスク2上に記録し再生しようとする
場合には、操作パネル(図示せず)を操作してPAL方
式を選択すれば良い。
【0060】このようにすれば操作パネルから操作に応
じた切換信号SNPが送出され、これにより記録信号生
成回路4、VCO12、セグメントパルス発生回路13
、基準信号発生回路14及び基準パイロツト信号発生回
路15が切換制御される。
【0061】この結果光磁気デイスク2がPAL方式の
テレビジヨン信号の水平周波数fHPに同期した基準パ
イロツト信号PREFPでCLV駆動され、これにより
PAL方式のテレビジヨン信号を光磁気デイスク2の記
録トラツク2A上に記録し再生することができる。
【0062】以上の構成によれば、NTSC方式及びP
AL方式のテレビジヨン信号の周波数関係で共通する周
波数2.25〔MHz〕に応じたパイロツト信号で光磁
気デイスク2上の記録トラツク2Aをプリウオーブリン
グし、NTSC方式又はPAL方式のテレビジヨン信号
を光磁気デイスク2上に記録し再生する際、NTSC方
式又はPAL方式のテレビジヨン信号の水平周波数fH
N又はfHPに同期した基準パイロツト信号PREFN
又はPREFPと光磁気デイスク2を再生して得られる
再生パイロツト信号PPBとに応じて、光磁気デイスク
2を線速度一定に回転制御するようにしたことにより、
NTSC方式及びPAL方式のテレビジヨン信号を記録
し再生し得る光磁気デイスク装置1を実現できる。
【0063】なお上述の実施例においては、テレビジヨ
ン信号をD−2VTRフオーマツトに準拠したフオーマ
ツトで光磁気デイスク上に記録し再生する場合について
述べたが、これに限らず、他の種々のフオーマツトを用
いるようにしても良い。
【0064】また上述の実施例においては、本発明を光
磁気デイスク装置に適用した場合について述べたが、こ
れに限らず、NTSC方式及びPAL方式のテレビジヨ
ン信号を光デイスク上に記録し再生する光デイスク装置
にも適用して好適なものである。
【0065】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、NTSC
方式又はPAL方式のテレビジヨン信号の水平周波数に
同期した基準パイロツト信号と、デイスク状記録媒体の
螺旋状記録トラツクを再生して得られるパイロツト信号
とに応じて、デイスク状記録媒体を線速度一定で回転駆
動し、NTSC方式又はPAL方式のテレビジヨン信号
をデイスク状記録媒体に記録し再生するようにしたこと
により、NTSC方式及びPAL方式のテレビジヨン信
号のいずれをも記録し再生し得る光デイスク記録再生装
置を実現できる。かくするにつき、有用性を格段的に向
上し得る光デイスク記録再生装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光磁気デイスク装置の一実施例を
示すブロツク図である。
【図2】NTSC方式及びPAL方式のテレビジヨン信
号の周波数関係を示す略線図である。
【図3】D−2DVTRフオーマツトの磁気テープの記
録パターンの説明に供する略線図である。
【図4】図1の光磁気デイスク装置におけるNTSC方
式のテレビジヨン信号の記録フオーマツトの説明に供す
る略線図である。
【図5】図1の光磁気デイスク装置におけるPAL方式
のテレビジヨン信号の記録フオーマツトの説明に供する
略線図である。
【図6】図1の光磁気デイスク装置の基準信号発生回路
を示すブロツク図である。
【図7】図1の光磁気デイスク装置のセグメントパルス
発生回路を示すブロツク図である。
【図8】図1の光磁気デイスク装置の基準パイロツト信
号発生回路を示すブロツク図である。
【図9】NTSC方式及びPAL方式のテレビジヨン信
号を光磁気デイスク上に記録再生する際の基準パイロツ
ト信号の説明に供する図表である。
【符号の説明】
1……光磁気デイスク装置、2……光磁気デイスク、2
A……記録トラツク、3……アナログデイジタル変換回
路、4……記録信号生成回路、11、27……光磁気ヘ
ツド、14……基準信号発生回路、15……基準パイロ
ツト信号発生回路、23……CLVサーボ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NTSC方式及びPAL方式のテレビジヨ
    ン信号の周波数関係で共通する周波数に応じたパイロツ
    ト信号が重畳された螺旋状記録トラツクを有するデイス
    ク状光記録媒体と、上記NTSC方式又は上記PAL方
    式の上記テレビジヨン信号の水平周波数に同期した基準
    パイロツト信号を発生する基準パイロツト信号発生手段
    と、を具え、上記基準パイロツト信号及び上記デイスク
    状記録媒体を再生して得られる上記パイロツト信号に応
    じて、上記デイスク状記録媒体を線速度一定で回転駆動
    し、上記NTSC方式又は上記PAL方式の上記テレビ
    ジヨン信号を上記デイスク状記録媒体に記録し再生する
    ようにしたことを特徴とする光デイスク記録再生装置。
JP3025025A 1991-01-28 1991-01-28 光デイスク記録再生装置 Pending JPH04252581A (ja)

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