JPH04252155A - ホタテ貝の蒸煮方法と蒸煮装置 - Google Patents

ホタテ貝の蒸煮方法と蒸煮装置

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JPH04252155A
JPH04252155A JP3024030A JP2403091A JPH04252155A JP H04252155 A JPH04252155 A JP H04252155A JP 3024030 A JP3024030 A JP 3024030A JP 2403091 A JP2403091 A JP 2403091A JP H04252155 A JPH04252155 A JP H04252155A
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JP
Japan
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scallops
boiling pot
steam
net conveyor
scallop
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JP3024030A
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JPH0793872B2 (ja
Inventor
Susumu Tanaka
進 田中
Tadashi Kido
木戸 忠志
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TANAKA GIKEN KK
Original Assignee
TANAKA GIKEN KK
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Publication date
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  • Commercial Cooking Devices (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホタテ貝の蒸煮方法と、
この方法を具体的に実現する蒸煮装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。蒸気のみによる方法、湯水の
みによる方法。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。蒸気
のみによる方法では、使用する熱源が乾き蒸気のため、
身に付着する異物は益々密着する度合いが大きくなる。 このため、異物の除去、特に砂を取除くために多くの時
間を要し、このために貝柱自身を破壊する状況が多い。 湯水のみによる方法では、貝の投入により温水の温度降
下が大きく、熱量の消費が大きい。温水の温度降下が大
きいと、貝の開口率が悪く目的とする処理能力が落ちる
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のようなことのできるものを提供しようとするも
のである。蒸気部の特徴は、少ない熱量で高温度の安定
した温度保持ができることである。煮熟釜は、湯水の特
性により原材料の加温以外に湯水の一定温度の保持が必
要なため多消費の熱量が必要である。本発明のものでは
、蒸気部にて加温された原材料を、直ちに煮熟釜に移行
させるように構成されているので、煮熟釜の温度降下を
防止することができ煮熟釜の消費熱量を最小限におきと
どめることが可能である。蒸気部では付着している異物
を取除くことはできないが、本発明のものでは蒸気部の
後に煮熟釜を配置することにより砂などの異物除去が達
成できる。乾ホタテ貝製造において、蒸気部および煮熟
釜の処理時間は一般的には95℃〜100℃の条件下で
、5分〜10分間程度処理するのが目安となっている。 本発明では、蒸気部を4分〜7分、煮熟釜を1分から3
分程度に構成したので、排出されるホタテ貝はほぼ確実
にホタテ貝殻とホタテ貝身が剥離した状態になる。 蒸気部より蒸熟釜へ投入された身部は、温水の特性によ
り付着した異物は分離される。蒸気部と煮熟釜との組合
わせにより、煮熟釜を小型化することができ、なおかつ
、処理能力を向上させることができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。第1発明は
、ホタテ貝を蒸気部で所定条件下で前処理した後、煮熟
釜で所定条件下で後処理するようにしたホタテ貝の蒸煮
方法である。この場合、下記の各工程からなるよう構成
することができる。 第1工程 水揚げしたホタテ貝を洗浄すること。 第2工程 第1工程を経たホタテ貝を蒸気部で、95℃〜100℃
の条件下で4分〜7分程度で前処理すること。 第3工程 第2工程を経たホタテ貝を煮熟釜で、95℃〜100℃
の条件下で1分から3分程度で後処理すること。
【0006】第2発明は下記の通りである。第1工程用
の蒸気部2と、第2工程用の煮熟釜3とから構成され、
蒸気部2はネットコンベヤ2Aと、このネットコンベヤ
2Aにおける往路2A1の下面に配設された蒸気噴射管
2Bと、ネットコンベヤ2Aを覆うよう構成された外部
ケーシング2Cと、ネットコンベヤ2Aの始端部2A2
の上面に連設された原料受けホッパ2Dと、この原料受
けホッパ2Dに連設された原料投入コンベヤ2Eとから
構成され、蒸気部2の先端部に連設された煮熟釜3の構
成は、上面が開口している箱状の外部ケーシング3Aと
、この外部ケーシング3A内に往路3B1が位置するよ
う配設されたネットコンベヤ3Bと、このネットコンベ
ヤ3Bにおける往路3B1の下面に配設された蒸気噴射
管3Cとから構成されているホタテ貝の蒸煮装置である
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。第
1発明のホタテ貝の蒸煮方法は下記のように構成されて
いる。 第1工程 水揚げしたホタテ貝を洗浄する。 第2工程 第1工程を経たホタテ貝を蒸気部で、95℃〜100℃
の条件下で4分〜7分程度で前処理する。 第3工程 第2工程を経たホタテ貝を煮熟釜で、95℃〜100℃
の条件下で1分から3分程度で後処理する。第2発明と
してのホタテ貝の蒸煮装置1の構成は、第1工程用の蒸
気部2と、第2工程用の煮熟釜3とから構成されている
【0008】蒸気部2の構成は下記の通りである。ネッ
トコンベヤ2Aと、このネットコンベヤ2Aにおける往
路2A1の下面に配設された蒸気噴射管2Bと、ネット
コンベヤ2Aを覆うよう構成された外部ケーシング2C
と、ネットコンベヤ2Aの始端部2A2の上面に連設さ
れた原料受けホッパ2Dと、この原料受けホッパ2Dに
連設された原料投入コンベヤ2Eとから構成されている
。2B1は蒸気入口である。2C1は蒸気部の外部ケー
シングの架台である。図中、2Fはネットコンベヤ進行
方向、2Gは蒸気排気フードである。4はホタテ貝、4
Aはホタテ貝殻部、4Bはホタテ貝身部を示す。この段
階(第1工程)では、ホタテ貝殻部4Aとホタテ貝身部
4Bは分離されていない。
【0009】蒸気部2の先端部に連設された煮熟釜3の
構成は下記の通りである。上面が開口している箱状の外
部ケーシング3Aと、この外部ケーシング3A内に往路
3B1が位置するよう配設されたネットコンベヤ3Bと
、このネットコンベヤ3Bにおける往路3B1の下面に
配設された蒸気噴射管3Cとから構成されている。3C
1は蒸気入口である。図中、3Dは外部ケーシング3A
内に充満させた湯水、3Eは蒸気排気フードである。 この段階(第2工程)では、ホタテ貝殻部4Aとホタテ
貝身部4Bは分離される。5は空貝と身部を分離する振
動篩機である。6はバルブ操作などの点検歩廊である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.蒸気部と煮熟釜の併用により、煮熟釜の使用熱量の
軽減ができる。それは、常温の原料が蒸気部にて目的温
度(95℃〜100℃)に上昇しており、この温度を煮
熟釜は継続するので、常温より目的温度が軽減されるか
らである。 2.蒸気部においてホタテ貝身部に付着する異物が、煮
熟釜の工程を通過することにより、湯水中においてホタ
テ貝身部より分離する。それは、煮熟釜に配設された蒸
気噴射管より噴出する蒸気力により、湯水がかきまわさ
れホタテ貝身部に付着する異物が湯水の動きにより分離
されることになる。 3.ホタテ貝身部には本来の目的である貝柱以外に、肝
臓、外套膜などが付着しており、これらの内臓物を手作
業にて除去、洗浄を行なうが、異物が付着していなけれ
ば、これら内臓物の除去、洗浄などの作業を効率よく行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蒸気部部分を中心に見た側面図である。
【図2】煮熟釜部分を中心に見た側面図である。
【図3】蒸気部部分を中心に見た平面図である。
【図4】煮熟釜部分を中心に見た平面図である。
【図5】作用を示す要部を拡大した略図的側面図である
【符号の説明】
1  ホタテ貝の蒸煮装置 2  蒸気部 3  煮熟釜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ホタテ貝を蒸気部で所定条件下で前処
    理した後、煮熟釜で所定条件下で後処理することを特徴
    とするホタテ貝の蒸煮方法。
  2. 【請求項2】  下記の各工程から構成されていること
    を特徴とするホタテ貝の蒸煮方法。 第1工程 水揚げしたホタテ貝を洗浄すること。 第2工程 第1工程を経たホタテ貝を蒸気部で、95℃〜100℃
    の条件下で4分〜7分程度で前処理すること。 第3工程 第2工程を経たホタテ貝を煮熟釜で、95℃〜100℃
    の条件下で1分から3分程度で後処理すること。
  3. 【請求項3】  第1工程用の蒸気部(2)と、第2工
    程用の煮熟釜(3)とから構成され、蒸気部(2)はネ
    ットコンベヤ(2A)と、このネットコンベヤ(2A)
    における往路(2A1)の下面に配設された蒸気噴射管
    (2B)と、ネットコンベヤ(2A)を覆うよう構成さ
    れた外部ケーシング(2C)と、ネットコンベヤ(2A
    )の始端部(2A2)の上面に連設された原料受けホッ
    パ(2D)と、この原料受けホッパ(2D)に連設され
    た原料投入コンベヤ(2E)とから構成され、蒸気部(
    2)の先端部に連設された煮熟釜(3)の構成は、上面
    が開口している箱状の外部ケーシング(3A)と、この
    外部ケーシング(3A)内に往路(3B1)が位置する
    よう配設されたネットコンベヤ(3B)と、このネット
    コンベヤ(3B)における往路(3B1)の下面に配設
    された蒸気噴射管(3C)とから構成されていることを
    特徴とするホタテ貝の蒸煮装置。
JP3024030A 1991-01-23 1991-01-23 ホタテ貝の蒸煮方法と蒸煮装置 Expired - Lifetime JPH0793872B2 (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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