JPH0425177B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425177B2 JPH0425177B2 JP59079040A JP7904084A JPH0425177B2 JP H0425177 B2 JPH0425177 B2 JP H0425177B2 JP 59079040 A JP59079040 A JP 59079040A JP 7904084 A JP7904084 A JP 7904084A JP H0425177 B2 JPH0425177 B2 JP H0425177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- panel body
- panel
- insert plate
- instrument panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 claims description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 4
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- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 claims description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/04—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
- B60R21/045—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings associated with the instrument panel or dashboard
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
ａ 産業上の利用分野
本発明は、自動車などの乗物のインストルメン
トパネルの構造に関する。
トパネルの構造に関する。
ｂ 従来技術
従来のインストルメントパネルとしては、例え
ば、第１図および第２図（米国特許第3439769号
参照）に示すようなものがある。インストルメン
トパネル１は、ポリプロピレン複合材など合成樹
脂材よりなるパネル本体２と、該パネル本体２上
に配設したスキン付きのパツド３とよりなる。４
はクラスター、５はメーター、６はセンター機
器、７は空気吹出口、８はデフロスタ、９はイン
サートプレートである。
ば、第１図および第２図（米国特許第3439769号
参照）に示すようなものがある。インストルメン
トパネル１は、ポリプロピレン複合材など合成樹
脂材よりなるパネル本体２と、該パネル本体２上
に配設したスキン付きのパツド３とよりなる。４
はクラスター、５はメーター、６はセンター機
器、７は空気吹出口、８はデフロスタ、９はイン
サートプレートである。
かかるインストルメントパネル１にあつては、
自動車の衝突等により乗員の身体、特に頭部がぶ
つかつた時に、その衝撃エネルギーをより小さ
く、または、高くてもより短い時間内に吸収して
しまうことを目的として、パネル本体２にスリツ
トを設けたりして、パネル本体２を変形しやすく
している。
自動車の衝突等により乗員の身体、特に頭部がぶ
つかつた時に、その衝撃エネルギーをより小さ
く、または、高くてもより短い時間内に吸収して
しまうことを目的として、パネル本体２にスリツ
トを設けたりして、パネル本体２を変形しやすく
している。
しかしながら、このような従来のインストルメ
ントパネル１にあつては、パネル本体２にスリツ
トを設けて剛性を落とすと、走行振動、とくに低
周波で全体がユサユサ揺れることになり、商品性
の低下を招く。また、パネル本体２の剛性を保持
してパツドを厚くすれば、パツドの発泡圧のムラ
により、空洞ができたり、形状保持ができず、硬
質ウレタンを用いざるを得ず、感触が悪い。ま
た、このようにパツドの厚さが厚くなると、前方
視界にも影響がでるほどの寸法を必要としている
ので、デザイン的にも見苦しいものとなる。ま
た、パネル本体とパツドとの面合わせは、それぞ
れの形状の誤差が出て難しいという問題点があ
る。
ントパネル１にあつては、パネル本体２にスリツ
トを設けて剛性を落とすと、走行振動、とくに低
周波で全体がユサユサ揺れることになり、商品性
の低下を招く。また、パネル本体２の剛性を保持
してパツドを厚くすれば、パツドの発泡圧のムラ
により、空洞ができたり、形状保持ができず、硬
質ウレタンを用いざるを得ず、感触が悪い。ま
た、このようにパツドの厚さが厚くなると、前方
視界にも影響がでるほどの寸法を必要としている
ので、デザイン的にも見苦しいものとなる。ま
た、パネル本体とパツドとの面合わせは、それぞ
れの形状の誤差が出て難しいという問題点があ
る。
ｃ 発明の目的
本発明の目的は、かかる従来例に鑑み、パネル
本体の剛性を劣化させず、パツドの肉厚を厚くせ
ずに衝撃エネルギーを吸収できるインストルメン
トパネルを提供することにある。
本体の剛性を劣化させず、パツドの肉厚を厚くせ
ずに衝撃エネルギーを吸収できるインストルメン
トパネルを提供することにある。
ｄ 発明の構成
本発明は、かかる目的を達成する為に、インス
トルメントパネルとして、ポリプロピレン複合材
など合成樹脂材より形成されてなるパネル本体
と、該パネル本体上に配設されたポリウレタンフ
オームなどの材料より形成されたパツドと、前記
パネル本体及び該パツド間に配され且つ該パツド
にインサートされた鉄板よりなるインサートプレ
ートとよりなり、前記パネル本体の上面には、直
径6.5インチのボールによる外部衝撃力に対し共
同して衝撃エネルギーを吸収し得るように十分撓
み得るリブを複数突設してなり、前記インサート
プレートとの間には常時若干の〓間が形成されて
なることを特徴とするものである。
トルメントパネルとして、ポリプロピレン複合材
など合成樹脂材より形成されてなるパネル本体
と、該パネル本体上に配設されたポリウレタンフ
オームなどの材料より形成されたパツドと、前記
パネル本体及び該パツド間に配され且つ該パツド
にインサートされた鉄板よりなるインサートプレ
ートとよりなり、前記パネル本体の上面には、直
径6.5インチのボールによる外部衝撃力に対し共
同して衝撃エネルギーを吸収し得るように十分撓
み得るリブを複数突設してなり、前記インサート
プレートとの間には常時若干の〓間が形成されて
なることを特徴とするものである。
ｅ 実施例
第３図を用いて、本発明の一実施例の構成を説
明する。インストルメントパネル１０は、ポリプ
ロピレン複合材で板厚３mmくらいの合成樹脂より
なるパネル本体１１と、該パネル本体１１上に配
設されたスキン付きのパツド１２とよりなり、前
記パネル本体１１の上面には、外部衝撃力に対し
て十分撓みうるリブ１３を突設してなる。このリ
ブ１３は、例えば自動車が毎時15マイルの速度で
固定障壁に衝突した時、直径6.5in、16ｂのボ
ールがインストルメントパネル１０に衝突して
も、加速度が80ｇ以下か、80ｇを超えても継続時
間が３mmsec以下となるように、高さ10mm、厚さ
１〜1.5mmに形成し、リブ１３同志の間隔は10〜
20mmとする。また、このリブ１３と、パツド１２
のインサートプレート（鉄板）１４とは、ほとん
ど２〜３mmの間隔を設けて配され、パツド１２を
パネル本体１１に取付ける衝撃範囲外においての
み接するようにしている。そして、前記したよう
にリブ１３とインサートプレート１４との間のほ
とんどの箇所においては、間隔が設けられている
ので、乗物の走行に伴う振動で車体がねじれて
も、リブ１３とインサートプレート１４との間で
こすれることがない。
明する。インストルメントパネル１０は、ポリプ
ロピレン複合材で板厚３mmくらいの合成樹脂より
なるパネル本体１１と、該パネル本体１１上に配
設されたスキン付きのパツド１２とよりなり、前
記パネル本体１１の上面には、外部衝撃力に対し
て十分撓みうるリブ１３を突設してなる。このリ
ブ１３は、例えば自動車が毎時15マイルの速度で
固定障壁に衝突した時、直径6.5in、16ｂのボ
ールがインストルメントパネル１０に衝突して
も、加速度が80ｇ以下か、80ｇを超えても継続時
間が３mmsec以下となるように、高さ10mm、厚さ
１〜1.5mmに形成し、リブ１３同志の間隔は10〜
20mmとする。また、このリブ１３と、パツド１２
のインサートプレート（鉄板）１４とは、ほとん
ど２〜３mmの間隔を設けて配され、パツド１２を
パネル本体１１に取付ける衝撃範囲外においての
み接するようにしている。そして、前記したよう
にリブ１３とインサートプレート１４との間のほ
とんどの箇所においては、間隔が設けられている
ので、乗物の走行に伴う振動で車体がねじれて
も、リブ１３とインサートプレート１４との間で
こすれることがない。
本発明はかかる構成よりなるから、次に第４図
を用いて作用を説明する。
を用いて作用を説明する。
前記した条件で、直径6.5in、16ｂのボール
１５がまずパツド１２を撓ませ、次にリブ１３を
撓ませて、衝撃エネルギーを吸収し、反発力を生
じさせないから、二次衝突による事故を効果的に
防ぐことができる。また、衝撃エネルギーを80ｇ
以下、または80ｇを超えても３mm・sec以下とす
れば、この数値により統計的にみて少なくとも死
亡事故は防ぐことができる。また、リブ１３が
次々に撓んでいくことによつてピークがなく、な
だらかな衝撃エネルギー吸収特性が得られる。ま
た、パツド１２とパネル本体１１との合わせ方も
リブ１３の先端のみを位置調整すればよく、合わ
せやすいことになる。
１５がまずパツド１２を撓ませ、次にリブ１３を
撓ませて、衝撃エネルギーを吸収し、反発力を生
じさせないから、二次衝突による事故を効果的に
防ぐことができる。また、衝撃エネルギーを80ｇ
以下、または80ｇを超えても３mm・sec以下とす
れば、この数値により統計的にみて少なくとも死
亡事故は防ぐことができる。また、リブ１３が
次々に撓んでいくことによつてピークがなく、な
だらかな衝撃エネルギー吸収特性が得られる。ま
た、パツド１２とパネル本体１１との合わせ方も
リブ１３の先端のみを位置調整すればよく、合わ
せやすいことになる。
第５図の示すように、パネル本体１１の下面
で、リブ１３の突設した箇所に凹部１６を形成す
ると、インストルメントパネル１０に衝撃が加わ
つた時、リブ１３を介して集中応力が伝わるた
め、凹部１６でパネル本体１１が陥没するなど、
衝撃エネルギーの吸収がより大きいという効果が
得られる。
で、リブ１３の突設した箇所に凹部１６を形成す
ると、インストルメントパネル１０に衝撃が加わ
つた時、リブ１３を介して集中応力が伝わるた
め、凹部１６でパネル本体１１が陥没するなど、
衝撃エネルギーの吸収がより大きいという効果が
得られる。
ｆ 効果
以上説明してきたように、この発明によれば、
パネル本体の変形と、パツドの吸収できなかつた
衝撃力をパネル上のリブでもつて吸収することが
できるので、パネル本体の剛性を低下させること
なく、安全上著しく効果のあるインストルメント
パネルを得ることができるという効果が得られ
る。更に、リブとインサートプレートとの間のほ
とんどの箇所においては、間隔が設けられている
ので、乗物の走行に伴う振動で車体がねじれて
も、リブとインサートプレートとの間でこすれる
ことがなく、所謂こすれ音が生じないことにな
る。
パネル本体の変形と、パツドの吸収できなかつた
衝撃力をパネル上のリブでもつて吸収することが
できるので、パネル本体の剛性を低下させること
なく、安全上著しく効果のあるインストルメント
パネルを得ることができるという効果が得られ
る。更に、リブとインサートプレートとの間のほ
とんどの箇所においては、間隔が設けられている
ので、乗物の走行に伴う振動で車体がねじれて
も、リブとインサートプレートとの間でこすれる
ことがなく、所謂こすれ音が生じないことにな
る。
第１図は従来のインストルメントパネルの斜視
図、第２図は第１図の−線断面図、第３図は
本発明の一実施例に係る第２図相当断面図、第４
図は第３図の作用説明図、第５図は第３図の実施
例の変形例である。 １，１０……インストルメントパネル、２，１
１……パネル本体、３，１２……パツド、９，１
４……インサートプレート、１３……リブ。
図、第２図は第１図の−線断面図、第３図は
本発明の一実施例に係る第２図相当断面図、第４
図は第３図の作用説明図、第５図は第３図の実施
例の変形例である。 １，１０……インストルメントパネル、２，１
１……パネル本体、３，１２……パツド、９，１
４……インサートプレート、１３……リブ。
Claims (1)
- １ ポリプロピレン複合材など合成樹脂材より形
成されてなるパネル本体と、該パネル本体上に配
設されたポリウレタンフオームなどの材料より形
成されたパツドと、前記パネル本体及び該パツド
間に配され且つ該パツドにインサートされた鉄板
よりなるインサートプレートとよりなり、前記パ
ネル本体の上面には、直径6.5インチのボールに
よる外部衝撃力に対し共同して衝撃エネルギーを
吸収し得るように十分撓み得るリブを複数突設し
てなり、前記インサートプレートとの間には常時
若干の〓間が形成されてなることを特徴とするイ
ンストルメントパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59079040A JPS60222345A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | インストルメントパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59079040A JPS60222345A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | インストルメントパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60222345A JPS60222345A (ja) | 1985-11-06 |
| JPH0425177B2 true JPH0425177B2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=13678800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59079040A Granted JPS60222345A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | インストルメントパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60222345A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3054751A2 (en) | 2015-02-06 | 2016-08-10 | JX Nippon Mining & Metals Corporation | Copper foil provided with carrier, laminate, printed wiring board, electronic device and method for fabricating printed wiring board |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01136048U (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-18 | ||
| JPH0299029U (ja) * | 1989-01-26 | 1990-08-07 | ||
| US5318822A (en) * | 1992-09-11 | 1994-06-07 | Davidson Textron Inc. | Hollow core instrument panel |
| EP0703120B1 (de) * | 1994-09-18 | 2000-03-15 | Bucher Leichtbau AG | Aufprall-Wandelement |
| DE19734751B4 (de) * | 1997-08-12 | 2005-05-04 | Daimlerchrysler Ag | Knieschutz in einem Kraftfahrzeug |
| JP4526719B2 (ja) * | 2001-02-20 | 2010-08-18 | 富士重工業株式会社 | ブロアユニットの取付構造及びその取付方法 |
| KR20040003482A (ko) * | 2002-07-03 | 2004-01-13 | 현대모비스 주식회사 | 중공채널이 형성된 차량의 크래쉬 패널 |
| JP5851387B2 (ja) * | 2012-12-06 | 2016-02-03 | 豊田鉄工株式会社 | 重ね合わせ複合部品 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50141325U (ja) * | 1974-05-10 | 1975-11-20 |
-
1984
- 1984-04-18 JP JP59079040A patent/JPS60222345A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3054751A2 (en) | 2015-02-06 | 2016-08-10 | JX Nippon Mining & Metals Corporation | Copper foil provided with carrier, laminate, printed wiring board, electronic device and method for fabricating printed wiring board |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60222345A (ja) | 1985-11-06 |
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