JPH0425093Y2 - - Google Patents

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JPH0425093Y2
JPH0425093Y2 JP14005789U JP14005789U JPH0425093Y2 JP H0425093 Y2 JPH0425093 Y2 JP H0425093Y2 JP 14005789 U JP14005789 U JP 14005789U JP 14005789 U JP14005789 U JP 14005789U JP H0425093 Y2 JPH0425093 Y2 JP H0425093Y2
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JP
Japan
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burner
shield plate
heat shield
temperature sensor
misfire
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JP14005789U
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JPH0379041U (ja
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Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、魚、肉等を上下から焼くようにした
焼成器の上火バーナの失火を検出するための装置
に関する。
(従来の技術) 従来、焼成室の上下に夫々バーナを設け、調理
物を上下から焼くようにした焼成器は周知であ
る。
(考案が解決しようとする課題) 前記の焼成器は、一般に低い台上に置いて使用
され、前面の透明窓から内部を覗くようになつて
いるため、下火バーナは見易いが上火バーナは見
にくく、燃焼状態を視認しにくい。そこで上火バ
ーナに接して温度検出器を設ければ、失火してい
るか否かは検出可能であるが、下火バーナが燃焼
していれば、その輻射熱及び燃焼ガスの熱で温度
検出器が加熱されるため、確実な検出が困難であ
る。
そこで、本考案は下火バーナの影響を少なくし
て上火バーナが失火しているか否かを確実に検出
するようにした装置を得ることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本考案における前記課題を解決するための第1
の手段は、焼成室の上下に上火バーナと下火バー
ナを設け、上火バーナの一端側に排気口を設け、
両バーナの中間の調理物を置くようにした焼成器
において、上火バーナの下側に、排気流出方向の
一方側に偏倚して温度検出器を設け、温度検出器
の偏倚方向と反対側に、該温度検出器に近接して
遮熱板を設けたことを特徴とするものであり、ま
た第2の手段は、前記第1の手段に加えて、排気
流出方向下流側に温度検出器を設け、これに近接
した上流側に、下端が下流側を向く傾斜をした遮
熱板を設けたことを特徴とする手段を用いるもの
である。
(作用) 前記第1の手段によれば、温度検出器に対し
て、下火バーナの大部分は遮熱板で遮られるため
輻射熱が該温度検出器には達せず、したがつて下
火バーナによる加熱量は少ないため失火検出の誤
差が少ない。
また、前記第2の手段によれば、前記のように
輻射熱が遮断されると共に、燃焼ガスの流れも遮
熱板で遮られるため燃焼ガスによる加熱量が少な
く失火検出の誤差も少ない。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。第1図、第2図は前記第2の手段を示すもの
で、両図において1は焼成器、2はその内部の焼
成室、3は焼成室2の底部に置かれた汁受皿で、
焼成室の上部には下向きの上火バーナ4が外枠4
aに支持されて設けられ、汁受皿の両側の上部に
1対の下火バーナ5,5が焔口を斜め下向きにし
て設けられる。焼成室2の側壁6には下火バーナ
5の上方に細長い空気取入口7が設けられ、該空
気取入口7と下火バーナを覆うバーナカバー8が
設けられ空気を誘導するようになつているが第1
図には該バーナカバー8の図示は省略されてい
る。
前記両バーナ4,5の中間には、金網9が配置
されて調理物Aを載置するようにされており、ま
た焼成室2の前面には開閉自在の透明窓10が設
けられ、上火バーナ4の後端側には排気口10a
が設けられている。
そして、上火バーナ4の燃焼状態を検出するた
めの温度検出器としての熱電対11が燃焼ガス流
の下流側に偏倚した位置で外枠4aを側方から貫
いて該上火バーナの下面に近接して設けられ、更
にその前方には第3図に示す遮熱板12がねじ1
3で固定されている。該遮熱板12は、下端が下
流側に向けて傾斜角Θをもつて傾斜している。
以上により、遮熱板12の下端からの垂線Bか
ら前方に位置する下火バーナ5の部分で発生する
輻射熱は、該遮熱板12に遮られて熱電対11に
は達せず、垂線Bの後方から発生する輻射熱のみ
が到達するので熱電対11への加熱量は少ない。
また、後方に向かう下火ガスバーナの燃焼ガス流
Cは、傾斜した遮熱板12によつて流れを妨げら
れることなく熱電対を迂回して流れるから、これ
も熱電対を加熱する率は少ない。
したがつて、下火バーナ5の熱影響は少ないか
ら、上火バーナ4が失火しているときの検出温度
は低く、熱電対11の発生起電力が低下すること
により該上火バーナ4が失火しているか否かは確
実に検出することができる。
なお、第1の手段の一つの形態として遮熱板1
2の傾斜角Θを0にしても下火バーナ5の輻射熱
による熱電対11への加熱量はほぼ同様に少なく
なり、燃焼ガス流Cの流れが若干妨げられるが実
用上差支えはない。
また、同じく熱電対11を前方近くに偏倚した
D線位置に設け、その後方に近接して遮熱板を垂
下させてもよく、この場合は該D線から後方の下
火バーナ5の輻射熱が遮断され、また下火バーナ
5の燃焼ガスの流量が後方に比べて少ないから該
燃焼ガスによる加熱も少ないため、下火バーナ5
の熱影響が少なく、上火バーナ4の燃焼状態が確
実に検出できる。
(考案の効果) 本考案は、第1の手段及び第2の手段のいずれ
においても以上のように下火バーナからの加熱量
が少ないから上火バーナの失火が確実に検出でき
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は遮熱板の斜面
図である。 2……焼成室、4……上火バーナ、5……下火
バーナ、11……温度検出器(熱電対)、12…
…遮熱板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 焼成室の上下に上火バーナと下火バーナを設
    け、上火バーナの一端側に排気口を設け、両バ
    ーナの中間の調理物を置くようにした焼成器に
    おいて、上火バーナの下側に、排気流出方向の
    一方側に偏倚して温度検出器を設け、温度検出
    器の偏倚方向と反対側に、該温度検出器に近接
    して遮熱板を設けたことを特徴とする焼成器の
    上火用失火検出器。 (2) 排気流出方向下流側に温度検出器を設け、こ
    れに近接した上流側に、下端が下流側を向く傾
    斜をした遮熱板を設けたことを特徴とする焼成
    器の上火用失火検出器。
JP14005789U 1989-12-02 1989-12-02 Expired JPH0425093Y2 (ja)

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JP14005789U JPH0425093Y2 (ja) 1989-12-02 1989-12-02

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JPH0379041U JPH0379041U (ja) 1991-08-12
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JP5289231B2 (ja) * 2009-08-17 2013-09-11 株式会社パロマ 両面焼きグリル、およびバーナカバー
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