JP6991080B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
天面壁と、互いに対向する一対の側壁と、背面壁と、底面壁とにより囲まれる空間であり、前面が開口した調理庫と、
前記調理庫の開口を開閉する扉と、
前記調理庫内に配置され、被調理物が載置される底面部を有する調理用プレートと、
前記調理用プレートの底面部及び前記調理庫の底面壁の間に配置されている下部加熱部と、前記調理庫内において前記下部加熱部よりも上方に配置されている上部加熱部と、を有する加熱部と、
前記調理庫の前記一対の側壁の少なくともいずれかに対応して設けられ、前記調理用プレートの下から底面温度を測定する少なくとも一の非接触式の温度検出器と、
を備える点にある。
前記一対の側壁の少なくともいずれかには、切欠開口が形成されており、
前記温度検出器は、前記切欠開口を介して前記調理庫内に面するように配置されている点にある。
前記調理用プレートを前記調理庫に対して出し入れするレール部と、
前記一対の側壁に沿って設けられ、前記レール部を収納可能なレール空間と、を備え、
前記温度検出器は、前記レール空間内において、前記一対の側壁の少なくともいずれかに形成された切欠開口に配置されている点にある。
前記一対の側壁それぞれは、前記底面壁に沿って前記調理庫内方に延び、前記調理用プレートの縁部に位置する水平壁と、前記水平壁から下方に延びて前記底面壁に接続される鉛直下部壁とを有しており、
前記水平壁と前記鉛直下部壁とは、前記レール空間を形成する空間壁の一部を形成しており、
前記切欠開口は、前記鉛直下部壁に形成されている点にある。
前記下部加熱部と前記底面壁との間に、前記底面壁を覆う受皿を備える点にある。
前記調理用プレートの下部において、前記温度検出器の上部に位置する庇を備える点にある。
前記温度検出器で測定した前記調理用プレートの底面温度に基づいて、前記上部加熱部及び前記下部加熱部の少なくともいずれかの加熱量を調整する制御部を備える点にある。
本発明の実施形態に係る加熱調理器10について、図面を参照して説明する。まずは、加熱調理器10を備える加熱調理ユニット1の全体構成について、図1を用いて説明する。
加熱調理ユニット1は、ユニット本体2と、ユニット本体2の上面を形成し、耐熱性の例えば耐熱ガラスからなるトッププレート3とを備えている。
次に、加熱調理器10の構成について図1~図5を用いて以下に説明する。
加熱調理器10は、図1に示すように、ユニット本体2の前側から後側に至る概ね直方体状の空間であり、前面に開口23を有する調理庫20を備えている。調理庫20の開口23は、扉13に取り付けられた長尺状のレール部19が調理庫20に対して引き出し又は挿入されることで、扉13によって開閉可能となっている。また、扉13にはプレート支持部18が取り付けられており、プレート支持部18によって、被調理物Fを載置可能な調理用プレート17が支持されている。そして、レール部19の摺動によって、調理用プレート17が調理庫20に対して引き出し又は挿入される。以下に、各部の構成について説明する。
概ね直方体状の調理庫20は、図3及び図5に示すように、いずれも金属製である、上部の天面壁25aと、左右一対の側壁25bと、後側の側壁である背面壁25cと、天面壁25aに対向する下部の底面壁25dとを含む。そして、調理庫20は、天面壁25a、一対の側壁25b、背面壁25c及び底面壁25dにより囲まれる直方体状の空間により形成されており、前面に開口23が形成されている。
なお、上部加熱部33及び下部ヒータ31は、底面部17aを設定温度にするために、所定出力に調整されるように構成されていればよく、その形状等は限定されない。
図1に示すように、加熱調理器10は、調理庫20の開口23を開閉可能な扉13を備えている。扉13は、開口23を覆う大きさで板状に形成されており、扉13の前側には調理者が扉13を操作するための把手15が設けられている。また、扉13には、調理庫20内を目視可能なように、耐熱ガラス製の窓13aが設けられている。
図2に示すように、扉13の後面下部には、扉13の左右方向の幅と概ね同一の板状のレール取付板16が扉13の後面に沿って設けられている。このレール取付板16には、後述のレール部19の上部に位置するプレート支持部18が取り付けられている。プレート支持部18は、レール部19の上部において、レール取付板16の左右両端から後方に向かって延びるとともに、その左右後端において左右方向に連結されて形成されている。このプレート支持部18に、図2、図3に示す調理用プレート17が載置される。よって、扉13が前方に引き出されると、プレート支持部18とともに調理用プレート17も前方に引き出される。
レール取付板16には、前述のプレート支持部18の下部において、左右両端から後方に向かって延びる一対のレール部19がさらに取り付けられている。レール部19は、固定レール19aと、固定レール19aに対して摺動する可動レール19bとを有する。可動レール19bは、レール取付板16に連結されており、扉13の下部において扉13の左右両端を支持する。一方、固定レール19aは、調理庫20内のうち、後述するレール空間21に固定部材(図示せず)によって固定されている。
図1、図3等に示すように、上述のレール部19を収納可能なレール空間21は、調理庫20の下部の左右両端それぞれに隣接して設けられている。そして、レール空間21は、側壁25bと、底面壁25dと、次に説明する水平壁25b1及び鉛直下部壁25b2とに囲まれる空間により形成されている。
また、図3では、切欠開口αは鉛直下部壁25b2を貫通して形成されている。しかし、切欠開口αには、赤外線センサSから放射される赤外線を透過するガラス等の透過部材が配置されていてもよい。透過部材が配置されている場合、調理用プレート17等から落下した水分及び油等の液体等が赤外線センサSに付着するのを阻止できる。
図3に示すように、調理用プレート17の底面部17aの底面温度を、下から測定するために赤外線センサSが設けられている。赤外線センサSは、加熱された調理用プレート17の底面部17aから放射される赤外線強度を、調理用プレート17に接触することなく検出することで、赤外線強度に基づいて調理用プレート17の底面温度を測定できる。
なお、水平壁25b1と鉛直下部壁25b2とにより調理庫20内に段差はできるものの、この段差はレール部19が収納される段差であり、局所的な凹凸ではないため調理庫20内の清掃は容易である。
(2-7)制御部41
制御部41は、赤外線センサSが検出した調理用プレート17の底面温度に基づいて、上部加熱部33及び下部ヒータ31の少なくともいずれかの加熱量を調整する。例えば、制御部41は、底面温度が高い場合は、下部ヒータ31による加熱量を減少する。これにより調理用プレート17上に載置された被調理物Fが適正に調理される。
(1)上記実施形態の加熱調理器10は、図6及び図7に示すように、下部ヒータ31と底面壁25dとの間に、底面壁25dを覆う受皿51をさらに備えていてもよい。受皿51は、例えば、被調理物F及び調味料等からの水分及び油等の液体等が調理用プレート17からこぼれた場合に、受け止める。これにより、調理用プレート17に加えて、受皿51によって、底面壁25dへの液体等の汚れの付着をさらに抑制できる。また、例えば、調理庫20内を洗浄する場合には、受皿51を取り出して洗浄すればよく、底面壁25dの洗浄の手間を少なくできる。
また、赤外線センサSは、その一部が切欠開口αに嵌め込まれており、残りの一部が調理庫20側に突出していてもよい。
逆に、赤外線センサSは、その一部が切欠開口αに嵌め込まれており、残りの一部がレール空間21側に突出していてもよい。
例えば、切欠開口αは、調理庫20側からレール空間21側に向かって水平に切り欠かれて形成されていてもよい。この場合、切欠開口αから赤外線センサSに下部ヒータ31からの赤外線が入射されないように、例えば、切欠開口αは下部ヒータ31よりも上方に形成されていると好ましい。
ただし、このような鉛直下部壁25b2の傾斜角度は、調理用プレート17等から落下した水分及び油等の液体等が、鉛直下部壁25b2に設けられた切欠開口αを介して赤外線センサSに付着しないような角度であるのが好ましい。
13 :扉
17 :調理用プレート
17a :底面部
20 :調理庫
25a :天面壁
25b :側壁
25c :背面壁
25d :底面壁
31 :下部ヒータ
33 :上部加熱部
S :赤外線センサ
Claims (8)
- 天面壁と、互いに対向する一対の側壁と、背面壁と、底面壁とにより囲まれる空間であり、前面が開口した調理庫と、
前記調理庫の開口を開閉する扉と、
前記調理庫内に配置され、被調理物が載置される底面部を有する調理用プレートと、
前記調理用プレートの底面部及び前記調理庫の底面壁の間に配置されている下部加熱部と、前記調理庫内において前記下部加熱部よりも上方に配置されている上部加熱部と、を有する加熱部と、
前記調理庫の前記一対の側壁の少なくともいずれかに対応して設けられ、前記調理用プレートの下から底面温度を測定する少なくとも一の非接触式の温度検出器と、
を備える加熱調理器。 - 前記一対の側壁の少なくともいずれかには、切欠開口が形成されており、
前記温度検出器は、前記切欠開口を介して前記調理庫内に面するように配置されている、請求項1に記載の加熱調理器。 - 前記調理用プレートを前記調理庫に対して出し入れするレール部と、
前記一対の側壁に沿って設けられ、前記レール部を収納可能なレール空間と、を備え、
前記温度検出器は、前記レール空間内において、前記一対の側壁の少なくともいずれかに形成された切欠開口に配置されている、請求項2に記載の加熱調理器。 - 前記一対の側壁それぞれは、前記底面壁に沿って前記調理庫内方に延び、前記調理用プレートの縁部に位置する水平壁と、前記水平壁から下方に延びて前記底面壁に接続される鉛直下部壁とを有しており、
前記水平壁と前記鉛直下部壁とは、前記レール空間を形成する空間壁の一部を形成しており、
前記切欠開口は、前記鉛直下部壁に形成されている、請求項3に記載の加熱調理器。 - 前記下部加熱部と前記底面壁との間に、前記底面壁を覆う受皿を備える、請求項1~4のいずれか一項に記載の加熱調理器。
- 前記調理用プレートの下部において、前記温度検出器の上部に位置する庇を備える、請求項1~5のいずれか一項に記載の加熱調理器。
- 前記温度検出器は赤外線センサである、請求項1~6のいずれか一項に記載の加熱調理器。
- 前記温度検出器で測定した前記調理用プレートの底面温度に基づいて、前記上部加熱部及び前記下部加熱部の少なくともいずれかの加熱量を調整する制御部を備える、請求項1~7のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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