JP2814700B2 - 自動焼物器 - Google Patents

自動焼物器

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JP2814700B2
JP2814700B2 JP14566490A JP14566490A JP2814700B2 JP 2814700 B2 JP2814700 B2 JP 2814700B2 JP 14566490 A JP14566490 A JP 14566490A JP 14566490 A JP14566490 A JP 14566490A JP 2814700 B2 JP2814700 B2 JP 2814700B2
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秀樹 金子
康 平田
良治 島田
康清 上田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、魚、肉等を直火で焼く焼物調理の際に焼き
上り検知を自動的に行う自動焼物器に関するものであ
る。
従来の技術 従来のこの種の焼物器は被調理物を収納する焼成室内
に設けたガスバーナ等の加熱手段と、この加熱手段の加
熱強度を任意に調節する手段と、加熱時間を手動で設定
するタイマーとを備えた構成であり、加熱の強度と時間
とを使用者が適当に調節して焼成条件を決め、焼成中は
目視で焼き加減を確認する構成であった。
発明が解決しようとする課題 上記のような構成では、加熱強度とタイマー時間を手
動で適当に設定して焼成するため、被調理物の焼け具合
が一定せず、常に焦げすぎたり、まだ生焼けの状態であ
ったりしていた。
こうした器具で適切に焼くためには、経験と勘とを必
要とするものであった。
また、焼成中は被調理物の焼け具合を目視により度々
確認する必要があり、非常に煩雑で使用勝手が悪いとい
う問題点を有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、被調理物の焼き
上がりを検知して焼成の自動化を図り、常に良好な焼け
具合を確保し、操作の煩雑さを低減することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 前記の課題を解決するために本発明の自動焼物器を、
ガステーブルの外ケース内に下部に被調理物を収納する
焼成室、前記焼成室上部にバーナもしくは電気ヒータを
設けた自動焼物器部を設け、前記バーナもしくは電気ヒ
ータに温度センサーを、前記自動焼物器部の下部に制御
部を設け、前記制御部を、温度検出部と焼レベル設定
部、加熱量設定部、比較演算部および焼上がり完了停止
部を直列接続した回路と前記ガスバーナに連結したガス
閉止弁と比例制御弁からなる加熱量制御部とで構成し、
前記焼レベル設定部で前記比例制御弁を制御し、前記温
度センサから得られる温度信号と時間とを演算して求め
た加熱量の値と、前記加熱量設定部で設定された値とを
前記比較演算部で比較し、設定値に達した時、被調理物
の焼き上がりを検知し、前記焼き上がり完了停止部に出
力し、前記焼き上がり完了停止部の信号により前記加熱
量制御部で加熱を停止するよう構成したものである。
作用 本発明は前記の構成によって、焼レベル設定部で被調
理物の種類に応じて予め焼レベルを設定して加熱を開始
すれば、温度検出部より得られる焼成室内の温度と時間
とを連続的に比較演算部で演算して加熱量を求め、この
値が設定値に達した時点で被調理物の焼き上りと判断
し、信号を加熱量制御部に発して加熱を自動的に停止
し、常に安定した焼け具合を得るものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明の自動焼物器を搭載したガステーブル
であり、第2図は本発明による制御部のブロック図であ
り、第3図は自動焼物器部の詳細な横断綿図、を示す。
図において、1はガステーブルの外ケースであり、上
部にこんろ部2と3を左右に設けてあり、外ケースの中
に自動焼物器部4を設けている。
自動焼物器部4の内部には焼成室5があり、上部には
赤外線を多量に放射するセラミック製の炎孔盤6を有す
るガスバーナ7を、下部には水を入れた汁受け皿8を設
けている。汁受け皿8の上には焼き網9を載せ、この焼
き網9の上に被調理物である魚24等が置かれる。
焼成室5の前面はガラス製のドア10で閉じられ、後方
上部に排気口11を開口している。
ガスバーナ7の炎孔盤6の内部には温度センサーであ
る熱電対12をその先端が炎孔盤6の表面に出るように埋
め込み、この熱電対12の信号はガステーブルの下部に設
けた制御部13へ導いている。
第2図において、14は温度センサーからの信号を処理
する温度検出部であり、15は焼きレベル設定部で、被調
理物の種類によって焼きレベルを設定する(例えば鰺や
さんま等の1匹魚レベル、鯖や鮭の切身レベル、鰺の開
き等の干物レベル等に設定する。)16は比較演算部で温
度検出部14からの信号を入力し、時間との演算を行い加
熱量を求め、さらに焼きレベル設定部15で設定されたレ
ベルから加熱量を設定する加熱量設定部17から入力され
た値と、この加熱量とを刻々比較し、両者の値が同等に
なると焼き上がり停止部18に出力される。この部分から
の信号はガスの閉止弁20と比例制御弁20とから成る加熱
量制御部19へ伝達され閉止弁19が閉じられる。
なお、比例制御弁21は焼きレベル設定部13からの信号
を受け被調理物に応じて開度を変更する。
比較演算部16における温度と時間を用いる演算は例え
ば次の式で求める。
K=ΣC(T+273.15)×Δt C:定数 K:加熱量 T:ガスバーナの表面温度 Δt:時間(温度Tの測定間隔) 上記式で求めた値はステファンボルツマンの説明によ
れば、ガスバーナの表面からの全輻射量に相当し被調理
物もこの値に比例した輻射熱をを吸収し、加熱調理され
ると考えてよい。魚等を連続して何回も焼くことは通常
よくあることで、この場合にはガスバーナの表面温度は
1回目は室温からのスタートであり2回目では既に高温
に成っているが被調理物への輻射量は上記の式をもって
適切に演算できる。
また室温の変化や被調理物の量によってもガスバーナ
の温度は変化するが、同様に輻射量を適切に演算でき
る。よって予め被調理物ごとに適切な加熱量を実験によ
り求めておいて、調理中に演算した加熱量と設定した加
熱量とを比較演算部16において比較することにより、適
度な焼け具合を自動的に判断して加熱を停止できる。
本発明の自動焼物器の動作を説明する。
先ず、焼き網9の上に被調理物を載置し、焼きレベル
設定部15で焼きレベルを設定して加熱を開始する。焼き
レベル設定部15で設定された焼きレベうに焼けるよう温
度と時間との演算値を加熱量として加熱量設定部17で設
定し、温度センサ12から得られる温度信号と時間とを演
算して加熱量を求め、この加熱量の値と加熱量設定部17
で設定された値とを比較演算部16で比較して、両者の値
が同等となると焼き上がり停止部18に出力し、その出力
で加熱量制御部21の閉止弁19が閉じられる。
発明の効果 以上のように本発明の自動焼物器によれば次の効果が
ある。
1. 被調理物に対応する焼きレベルを設定すれば、ガス
バーナもしくは電気ヒータの温度の4乗と時間との積よ
り調理物に加えられる輻射量を演算して加熱量とするの
で連続調理してもガスバーナもしくは電気ヒータの温度
の変化もしくは、気候の変化や調理物の量等の変動があ
っても自動調理が可能となり、経験や勘を必要としな
い。
2. 調理中に一切焼け具合を目視により観察する必要が
ないので、操作が単純で使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動焼物器を搭載したガス
テーブル、第2図は本発明による制御部のブロック図、
第3図は自動焼物器部の詳細な横断面図、を示す。 1:ガステーブルの外ケース、4:自動焼物器部、5:焼成
室、6:炎孔盤、7:ガスバーナ、8:汁受け皿、9:焼き網、
10:ドア、11:排気口、12:熱電対、13:制御部、14:温度
検出部、15:焼きレベル設定部、16:比較演算部、17:加
熱量設定部、18:焼き上がり停止部、19:加熱量制御部、
20:閉止弁、21:比例制御弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 康清 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−210528(JP,A) 特開 平2−118331(JP,A) 特開 平1−196424(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 37/00 - 37/07 F24C 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガステーブルの外ケース内に下部に被調理
    物を収納する焼成室、前記焼成室上部にバーナもしくは
    電気ヒータを設けた自動焼物器部を設け、前記バーナも
    しくは電気ヒータに温度センサーを、前記自動焼物器部
    の下部に制御部を設け、前記制御部を温度検出部と焼レ
    ベル設定部、加熱量設定部、比較演算部および焼き上が
    り完了停止部を直列接続した回路と前記ガスバーナに連
    結したガス閉止弁と比例制御弁からなる加熱量制御部と
    で構成し、前記焼レベル設定部で前記比例制御弁を制御
    し、前記温度センサから得られる温度信号の4乗と時間
    との積から求めた輻射量の積分値である加熱量の値と、
    前記加熱量設定部で設定された値とを前記比較演算部で
    比較し、設定値に達した時、被調理物の焼き上がりを検
    知し、前記焼き上がり完了停止部に出力し、前記焼上り
    完了停止部の信号により前記加熱量制御部で加熱を停止
    するよう構成した自動焼物器。
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JP2019190745A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 株式会社ハーマン 加熱調理器
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