JPH04249646A - 車両用変速装置 - Google Patents
車両用変速装置Info
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- JPH04249646A JPH04249646A JP41669790A JP41669790A JPH04249646A JP H04249646 A JPH04249646 A JP H04249646A JP 41669790 A JP41669790 A JP 41669790A JP 41669790 A JP41669790 A JP 41669790A JP H04249646 A JPH04249646 A JP H04249646A
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Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用変速装置に係り
、特に入力側シャフト上にオイルポンプを有するととも
に、出力側シャフト側に油圧制御用バルブ機構を内装す
るバルブボディを配設し、バルブボディ周りの構成を簡
略化する車両用変速装置に関する。
、特に入力側シャフト上にオイルポンプを有するととも
に、出力側シャフト側に油圧制御用バルブ機構を内装す
るバルブボディを配設し、バルブボディ周りの構成を簡
略化する車両用変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、内燃機関の
発生する駆動力を走行状態に応じて所要に変換して取出
すために、変速機を備えている。変速機には、手動によ
り変速比を変化させる手動式の変速機や、動力により変
速比を自動的に変化させる自動式の変速機等がある。
発生する駆動力を走行状態に応じて所要に変換して取出
すために、変速機を備えている。変速機には、手動によ
り変速比を変化させる手動式の変速機や、動力により変
速比を自動的に変化させる自動式の変速機等がある。
【0003】前記自動式の変速機にあっては、動力とし
て油圧を利用し、この油圧により変速比を自動的に変化
させる変速機がある。
て油圧を利用し、この油圧により変速比を自動的に変化
させる変速機がある。
【0004】このような油圧により変速比を自動的に変
化させる変速装置としては、この発明の出願人により既
に出願がなされ、開示されている(特開平1−2472
20号公報)。
化させる変速装置としては、この発明の出願人により既
に出願がなされ、開示されている(特開平1−2472
20号公報)。
【0005】この公報に開示の変速機は、変速機ケース
に設けたバルブボディに内装される油圧制御用の複数の
バルブ機構の内のリリーフバルブをその他のバルブ機構
に対して平行に設け、このリリーフバルブのストッパ部
を前記バルブボディの大気開放通路部位に設けることに
より、その他のバルブ機構と同時にリリーフバルブの加
工を可能にしたものである。
に設けたバルブボディに内装される油圧制御用の複数の
バルブ機構の内のリリーフバルブをその他のバルブ機構
に対して平行に設け、このリリーフバルブのストッパ部
を前記バルブボディの大気開放通路部位に設けることに
より、その他のバルブ機構と同時にリリーフバルブの加
工を可能にしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車両
用変速装置においては、特にクラッチ制御に際し、電磁
クラッチを使用して行っているものがある。また、油圧
制御を行ってクラッチ制御を果たしているものもある。
用変速装置においては、特にクラッチ制御に際し、電磁
クラッチを使用して行っているものがある。また、油圧
制御を行ってクラッチ制御を果たしているものもある。
【0007】しかし、油圧制御を果たす変速装置におい
ては、一般に油圧制御用回路の構造が複雑となり、大型
化して重量が大となるとともに、製作が困難で、コスト
が大となり、経済的に不利であるという不都合がある。
ては、一般に油圧制御用回路の構造が複雑となり、大型
化して重量が大となるとともに、製作が困難で、コスト
が大となり、経済的に不利であるという不都合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、入力側シャフト上にオイル
ポンプを有するとともに出力側シャフト側に油圧制御用
バルブ機構を内装するバルブボディを配設した車両用変
速装置において、バルブボディに対峙する変速機ケース
にオイルポンプからのオイルを吐出する吐出孔を設け、
この吐出孔側にライン圧を最終的に制御する第1バルブ
を設け、オイルを一定圧に調整する第2バルブを前記第
1バルブに対応する位置に設け、第2バルブによる調整
後のオイル内のドレンオイルを前記変速装置内に戻す戻
し孔を前記吐出孔に対応する位置に設け、前記ドレンオ
イルをフィルタ通過後の油圧回路に戻すべく構成したこ
とを特徴とする。
述不都合を除去するために、入力側シャフト上にオイル
ポンプを有するとともに出力側シャフト側に油圧制御用
バルブ機構を内装するバルブボディを配設した車両用変
速装置において、バルブボディに対峙する変速機ケース
にオイルポンプからのオイルを吐出する吐出孔を設け、
この吐出孔側にライン圧を最終的に制御する第1バルブ
を設け、オイルを一定圧に調整する第2バルブを前記第
1バルブに対応する位置に設け、第2バルブによる調整
後のオイル内のドレンオイルを前記変速装置内に戻す戻
し孔を前記吐出孔に対応する位置に設け、前記ドレンオ
イルをフィルタ通過後の油圧回路に戻すべく構成したこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】上述の如く発明したことにより、バルブボディ
に対峙する変速機ケースにおける吐出孔や戻し孔の形成
位置が決定されるとともに、第1バルブと第2バルブと
の形成位置をも決定され、油圧回路のレイアウトを簡略
化し、小型化するとともに、重量を軽減させ、コストを
低廉としている。
に対峙する変速機ケースにおける吐出孔や戻し孔の形成
位置が決定されるとともに、第1バルブと第2バルブと
の形成位置をも決定され、油圧回路のレイアウトを簡略
化し、小型化するとともに、重量を軽減させ、コストを
低廉としている。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0011】次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1〜図8は、この発明の実施例を示すも
のである。図1において、2は図示しない車両に搭載さ
れる内燃機関、4は変速装置たる変速機である。この変
速機4は変速機ケース6を有し、変速機ケース6は、内
燃機関2側の第1ケース8と、内燃機関2から離間する
側の第2ケース10と、この第2ケース10に取付けら
れるサイドカバー12とからなる。
のである。図1において、2は図示しない車両に搭載さ
れる内燃機関、4は変速装置たる変速機である。この変
速機4は変速機ケース6を有し、変速機ケース6は、内
燃機関2側の第1ケース8と、内燃機関2から離間する
側の第2ケース10と、この第2ケース10に取付けら
れるサイドカバー12とからなる。
【0013】前記第1ケース8及び第2ケース10には
、夫々第1ケース壁部14及び第2ケース壁部16が立
設されている。これら第1ケース壁部14及び第2ケー
ス壁部16には、各々入力側第1・第2保持孔18・2
0及び出力側第1・第2保持孔22・24を設け、各保
持孔18・20及び22・24に保持された入力側第1
・第2軸受26・28及び出力側第1・第2軸受30・
32により回転軸である各入力側シャフト34及び出力
側シャフト36を軸支している。入力側シャフト34は
、駆動側プーリ38を備えている。また、出力側シャフ
ト36には、被駆動側プーリ40を備えている。
、夫々第1ケース壁部14及び第2ケース壁部16が立
設されている。これら第1ケース壁部14及び第2ケー
ス壁部16には、各々入力側第1・第2保持孔18・2
0及び出力側第1・第2保持孔22・24を設け、各保
持孔18・20及び22・24に保持された入力側第1
・第2軸受26・28及び出力側第1・第2軸受30・
32により回転軸である各入力側シャフト34及び出力
側シャフト36を軸支している。入力側シャフト34は
、駆動側プーリ38を備えている。また、出力側シャフ
ト36には、被駆動側プーリ40を備えている。
【0014】前記駆動側プーリ38は、入力側シャフト
34に固定された駆動側固定プーリ部片42と、入力側
シャフト34に軸方向移動可能且つ回転不可能に装着さ
れた駆動側可動プーリ部片44とからなる。また、前記
被駆動側プーリ40は、出力側シャフト36に固定され
た被駆動側固定プーリ部片46と出力側シャフト36に
軸方向移動可能且つ回転不可能に装着された被駆動側可
動プーリ部片48とからなる。これら駆動側プーリ38
と被駆動側プーリ40との間には、ベルト50を捲掛け
ている。
34に固定された駆動側固定プーリ部片42と、入力側
シャフト34に軸方向移動可能且つ回転不可能に装着さ
れた駆動側可動プーリ部片44とからなる。また、前記
被駆動側プーリ40は、出力側シャフト36に固定され
た被駆動側固定プーリ部片46と出力側シャフト36に
軸方向移動可能且つ回転不可能に装着された被駆動側可
動プーリ部片48とからなる。これら駆動側プーリ38
と被駆動側プーリ40との間には、ベルト50を捲掛け
ている。
【0015】前記駆動側可動プーリ部片44及び被駆動
側可動プーリ部片48には、各々駆動側ハウジング52
及び被駆動側ハウジング54が装着され、駆動側油圧室
56及び被駆動側油圧58を夫々形成している。また、
被駆動側油圧室58には、被駆動側油圧室58を拡張す
る方向に被駆動側可動プーリ部片48を付勢するばね6
0を設けている。
側可動プーリ部片48には、各々駆動側ハウジング52
及び被駆動側ハウジング54が装着され、駆動側油圧室
56及び被駆動側油圧58を夫々形成している。また、
被駆動側油圧室58には、被駆動側油圧室58を拡張す
る方向に被駆動側可動プーリ部片48を付勢するばね6
0を設けている。
【0016】前記第1ケース8の第1ケース壁部14の
内燃機関2から離間する側の壁面62には、入力側シャ
フト34により駆動されるオイルポンプ64が装着され
ている。このオイルポンプ64は、内燃機関2により駆
動されてオイルを圧送する。また、変速機4は、前記出
力側シャフト36の出力端側に油圧クラッチ66を設け
ている。この油圧クラッチ66は、クラッチ油圧室68
に作用する油圧により接離され、変速機4の出力する駆
動力を出力側シャフト36に回転可能に外嵌された最終
出力シャフト70に断続する。
内燃機関2から離間する側の壁面62には、入力側シャ
フト34により駆動されるオイルポンプ64が装着され
ている。このオイルポンプ64は、内燃機関2により駆
動されてオイルを圧送する。また、変速機4は、前記出
力側シャフト36の出力端側に油圧クラッチ66を設け
ている。この油圧クラッチ66は、クラッチ油圧室68
に作用する油圧により接離され、変速機4の出力する駆
動力を出力側シャフト36に回転可能に外嵌された最終
出力シャフト70に断続する。
【0017】前記オイルポンプ64の圧送するオイルは
、バルブボディ72に送給される。このバルブボディ7
2は、油圧制御用のバルブ機構74を内装している。
、バルブボディ72に送給される。このバルブボディ7
2は、油圧制御用のバルブ機構74を内装している。
【0018】前記バルブ機構74は、図2に示す如く、
リリーフバルブ74a、第1ラインコントロールバルブ
74b、第2ラインコントロールバルブ74c、レシオ
コントロールバルブ74d、クラッチコントロールバル
ブ74e、ソレノイドレギュレータバルブ74f、クー
リングコントロールバルブ74g、ルーブレギュレータ
バルブ74h、さらには、レシオソレノイド74i、ラ
インソレノイド74j、クラッチソレノイド74k等か
ら構成される。
リリーフバルブ74a、第1ラインコントロールバルブ
74b、第2ラインコントロールバルブ74c、レシオ
コントロールバルブ74d、クラッチコントロールバル
ブ74e、ソレノイドレギュレータバルブ74f、クー
リングコントロールバルブ74g、ルーブレギュレータ
バルブ74h、さらには、レシオソレノイド74i、ラ
インソレノイド74j、クラッチソレノイド74k等か
ら構成される。
【0019】また、前記バルブ機構74は、オイルポン
プ64の圧送するオイルの供給されるライン圧用通路7
6a、レシオ圧用通路76b、クラッチ圧用通路76c
、さらには、冷却用通路76d、潤滑用通路76e等か
ら構成される油圧通路76により連通されている。
プ64の圧送するオイルの供給されるライン圧用通路7
6a、レシオ圧用通路76b、クラッチ圧用通路76c
、さらには、冷却用通路76d、潤滑用通路76e等か
ら構成される油圧通路76により連通されている。
【0020】これにより、変速機は、油圧により変速比
を連続的に変化させるべく、オイルポンプ64の圧送す
るオイルを、バルブボディ72のバルブ機構74により
油圧通路76を切換えて駆動側油圧室56及び被駆動側
油圧室58に油圧を給排制御することにより、ベルト5
0の回転半径を減増させて内燃機関2の駆動力を所望に
変換して取出す。また、さらには、油圧クラッチ66の
クラッチ油圧室68に油圧を作用させて接離状態を制御
し、変速機4の出力側シャフト36が出力する駆動力を
最終出力シャフト70に断続するものである。
を連続的に変化させるべく、オイルポンプ64の圧送す
るオイルを、バルブボディ72のバルブ機構74により
油圧通路76を切換えて駆動側油圧室56及び被駆動側
油圧室58に油圧を給排制御することにより、ベルト5
0の回転半径を減増させて内燃機関2の駆動力を所望に
変換して取出す。また、さらには、油圧クラッチ66の
クラッチ油圧室68に油圧を作用させて接離状態を制御
し、変速機4の出力側シャフト36が出力する駆動力を
最終出力シャフト70に断続するものである。
【0021】この変速機4は、変速機ケース6を構成す
る第2ケース10に設けた入力側第2軸受28の入力側
第2保持孔周囲の内燃機関2から離間する側の一側壁面
78に、図3・図4に示す如く、バルブボディ72の装
着される第2ケース10側の装着面80を確保して設け
ている。このケース側装着面80には、前記ライン圧用
通路76a、通路76を構成するケース側油圧通路76
−1を設ける。
る第2ケース10に設けた入力側第2軸受28の入力側
第2保持孔周囲の内燃機関2から離間する側の一側壁面
78に、図3・図4に示す如く、バルブボディ72の装
着される第2ケース10側の装着面80を確保して設け
ている。このケース側装着面80には、前記ライン圧用
通路76a、通路76を構成するケース側油圧通路76
−1を設ける。
【0022】前記バルブボディ72は、図3・図5・図
6に示す如く、ボディ側装着面82に油圧通路76を構
成するボディ側油圧通路76−2を設け、バルブ機構7
4を連絡する。また、バルブボディ72には、入力側シ
ャフト34のサイドカバー側の端部が回転可能に嵌挿さ
れる嵌挿孔84を設けている。この入力側シャフト34
には、入力側シャフト油圧通路86を設け、バルブボデ
ィ72のボディ側油圧通路76−2の一に連絡されてい
る。
6に示す如く、ボディ側装着面82に油圧通路76を構
成するボディ側油圧通路76−2を設け、バルブ機構7
4を連絡する。また、バルブボディ72には、入力側シ
ャフト34のサイドカバー側の端部が回転可能に嵌挿さ
れる嵌挿孔84を設けている。この入力側シャフト34
には、入力側シャフト油圧通路86を設け、バルブボデ
ィ72のボディ側油圧通路76−2の一に連絡されてい
る。
【0023】前記変速機ケース2の第2ケース10の第
2ケース壁部16に設けたケース側装着面80には、バ
ルブボディ72のボディ側装着面82をセパレートプレ
ート88を介装して設ける。
2ケース壁部16に設けたケース側装着面80には、バ
ルブボディ72のボディ側装着面82をセパレートプレ
ート88を介装して設ける。
【0024】前記セパレートプレート88には、図3・
図8に示す如く、ケース側油圧通路76−1とボディ側
油圧通路76−2とを所定に連絡する油圧通路連絡孔9
0が形成されている。
図8に示す如く、ケース側油圧通路76−1とボディ側
油圧通路76−2とを所定に連絡する油圧通路連絡孔9
0が形成されている。
【0025】前記変速機ケース6を構成する第2ケース
10の第2ケース壁部16とバルブボディ72とセパレ
ートプレート88とによって油圧の一部を前記入力側第
2軸受78に潤滑用油圧として供給する潤滑用油圧通路
92を形成している。
10の第2ケース壁部16とバルブボディ72とセパレ
ートプレート88とによって油圧の一部を前記入力側第
2軸受78に潤滑用油圧として供給する潤滑用油圧通路
92を形成している。
【0026】前記第2ケース10の第2ケース壁部16
には、図3・図4に示す如く、潤滑用油圧通路90とし
て、第3潤滑用油圧通路90−3を設ける。
には、図3・図4に示す如く、潤滑用油圧通路90とし
て、第3潤滑用油圧通路90−3を設ける。
【0027】バルブボディ72には、図3・図5・図6
に示す如く、ルーブレギュレータバルブ74hに連絡す
る第1潤滑用油圧通路92−1と、この第1潤滑用油圧
通路92−1から隔離された第5潤滑用油圧通路92−
5と、を設け、この第5潤滑用油圧通路29−5に第6
潤滑用油圧通路92−6を介して連絡する第7潤滑用油
圧通路92−7を前記嵌挿孔84を囲繞して入力側第2
保持孔20に対向して設けている。
に示す如く、ルーブレギュレータバルブ74hに連絡す
る第1潤滑用油圧通路92−1と、この第1潤滑用油圧
通路92−1から隔離された第5潤滑用油圧通路92−
5と、を設け、この第5潤滑用油圧通路29−5に第6
潤滑用油圧通路92−6を介して連絡する第7潤滑用油
圧通路92−7を前記嵌挿孔84を囲繞して入力側第2
保持孔20に対向して設けている。
【0028】前記セパレートプレート88には、図3・
図8に示す如く、潤滑用油圧通路92として、第1潤滑
用油圧通路92−1と第3潤滑用油圧通路92−3とを
連絡する孔状の第2潤滑用油圧通路92−2を設けると
ともに、第3潤滑用油圧通路92−3と第5潤滑用油圧
通路92−5とを連絡する孔状の第4潤滑用油圧通路9
2−4を設ける。また、セパレートプレート88には、
7潤滑用油圧通路92−7と入力側第2保持孔20と連
絡すべく孔状の第8潤滑用油圧通路92−8を設ける。 なお、符号94は、入力側第2軸受28の保持部材であ
る。
図8に示す如く、潤滑用油圧通路92として、第1潤滑
用油圧通路92−1と第3潤滑用油圧通路92−3とを
連絡する孔状の第2潤滑用油圧通路92−2を設けると
ともに、第3潤滑用油圧通路92−3と第5潤滑用油圧
通路92−5とを連絡する孔状の第4潤滑用油圧通路9
2−4を設ける。また、セパレートプレート88には、
7潤滑用油圧通路92−7と入力側第2保持孔20と連
絡すべく孔状の第8潤滑用油圧通路92−8を設ける。 なお、符号94は、入力側第2軸受28の保持部材であ
る。
【0029】また、オイルポンプ64のポンプハウジン
グ96下部には、図7に示す如く、ポンプマニホルド9
8が装着され、このポンプマニホルド98の下方には、
オイルを濾過するフィルタ100を備えたオイルストレ
ーナ102が装着されている。オイルストレーナ102
は、オイルパン(図示せず)内に位置して配設され、こ
のオイルストレーナ102には、オイルの吸入口80が
設けられている。
グ96下部には、図7に示す如く、ポンプマニホルド9
8が装着され、このポンプマニホルド98の下方には、
オイルを濾過するフィルタ100を備えたオイルストレ
ーナ102が装着されている。オイルストレーナ102
は、オイルパン(図示せず)内に位置して配設され、こ
のオイルストレーナ102には、オイルの吸入口80が
設けられている。
【0030】前記ポンプマニホルド98には、オイルパ
ン(図示せず)に始端側を連通し、前記フィルタ100
を介して前記オイルポンプ64のポンプハウジング96
に設けた図示しない吸込通路に終端側を連通するオイル
吸入通路106を設けている。このオイル吸入通路10
6中を流れるオイルはフィルタ100を通過することに
より、クリーンである。
ン(図示せず)に始端側を連通し、前記フィルタ100
を介して前記オイルポンプ64のポンプハウジング96
に設けた図示しない吸込通路に終端側を連通するオイル
吸入通路106を設けている。このオイル吸入通路10
6中を流れるオイルはフィルタ100を通過することに
より、クリーンである。
【0031】更に、このポンプマニホルド98には、前
記オイルポンプ64の吐出するオイルを前記バルブボデ
ィ72に供給するオイル供給通路108を設けるととも
に、前記バルブボディ72からの余剰の戻りオイルを前
記フィルタ100よりも下流側の前記オイル吸入通路1
06に戻すオイル戻り通路110を設けている。
記オイルポンプ64の吐出するオイルを前記バルブボデ
ィ72に供給するオイル供給通路108を設けるととも
に、前記バルブボディ72からの余剰の戻りオイルを前
記フィルタ100よりも下流側の前記オイル吸入通路1
06に戻すオイル戻り通路110を設けている。
【0032】前記オイル供給通路108は、前記ポンプ
ハウジング96の図示しない吐出通路に始端側を連通す
るとともに、オイル供給管112を介して第2ケース1
0に設けられたバルブボディ72のオイル供給口たる吐
出孔114に終端側を連通して前記オイルポンプ64及
びバルブボディ72と略直交させてポンプマニホルド9
8に設けられている。
ハウジング96の図示しない吐出通路に始端側を連通す
るとともに、オイル供給管112を介して第2ケース1
0に設けられたバルブボディ72のオイル供給口たる吐
出孔114に終端側を連通して前記オイルポンプ64及
びバルブボディ72と略直交させてポンプマニホルド9
8に設けられている。
【0033】前記オイル戻り通路110は、オイル戻り
管116を介して第2ケース10に設けた前記バルブボ
ディ72のオイル戻り口たる戻し孔118に始端側を連
通するとともに、フィルタ100よりも下流側の前記オ
イル吸入通路106に終端側を連通し、前記オイル供給
通路108に平行にポンプマニホルド98を設けている
。前記オイル供給通路108及びオイル戻り通路110
は、オイルポンプ64及びバルブボディ72と略直交し
、且つ互いに平行で略水平にポンプマニホルド98に設
けられている。このポンプマニホルド98は、ポンプハ
ウジング96を介して第1ケース8に連結されるととも
に、オイル供給管112及びオイル戻り管116を介し
て第2ケース10に連結されている。
管116を介して第2ケース10に設けた前記バルブボ
ディ72のオイル戻り口たる戻し孔118に始端側を連
通するとともに、フィルタ100よりも下流側の前記オ
イル吸入通路106に終端側を連通し、前記オイル供給
通路108に平行にポンプマニホルド98を設けている
。前記オイル供給通路108及びオイル戻り通路110
は、オイルポンプ64及びバルブボディ72と略直交し
、且つ互いに平行で略水平にポンプマニホルド98に設
けられている。このポンプマニホルド98は、ポンプハ
ウジング96を介して第1ケース8に連結されるととも
に、オイル供給管112及びオイル戻り管116を介し
て第2ケース10に連結されている。
【0034】そして、前記バルブボディ72に対峙する
変速機ケース6にオイルポンプ64からのオイルを吐出
する吐出孔114を設け、この吐出孔114側にライン
圧を最終的に制御する第1バルブたる前記第2ラインコ
ントロールバルブ74cを設け、オイルを一定圧に調整
する第2バルブたる前記ルーブレギュレータバルブ74
hを前記第2ラインコントロールバルブ74cに対応す
る位置に設け、ルーブレギュレータバルブ74hによる
調整後のオイル内のドレンオイルを前記変速機4内に戻
す戻し孔118を前記吐出孔114に対応する位置に設
け、前記ドレンオイルをフィルタ100通過後の油圧回
路、例えばオイル吸入通路106に戻すべく構成する。
変速機ケース6にオイルポンプ64からのオイルを吐出
する吐出孔114を設け、この吐出孔114側にライン
圧を最終的に制御する第1バルブたる前記第2ラインコ
ントロールバルブ74cを設け、オイルを一定圧に調整
する第2バルブたる前記ルーブレギュレータバルブ74
hを前記第2ラインコントロールバルブ74cに対応す
る位置に設け、ルーブレギュレータバルブ74hによる
調整後のオイル内のドレンオイルを前記変速機4内に戻
す戻し孔118を前記吐出孔114に対応する位置に設
け、前記ドレンオイルをフィルタ100通過後の油圧回
路、例えばオイル吸入通路106に戻すべく構成する。
【0035】詳述すれば、図4に示す如く、前記変速機
ケース6の第2ケース10に吐出孔114を設け、この
吐出孔114に対して同一高さ位置に戻し孔118を設
ける。
ケース6の第2ケース10に吐出孔114を設け、この
吐出孔114に対して同一高さ位置に戻し孔118を設
ける。
【0036】また、図5・図6に示す如く、前記吐出孔
114側に第2ラインコントロールバルブ74cを設け
、この第2ラインコントロールバルブ74cに対応する
位置、つまり第2ラインコントロールバルブ74c対し
て同一高さ位置且つ戻し孔118側にルーブレギュレー
タバルブ74hを設ける。
114側に第2ラインコントロールバルブ74cを設け
、この第2ラインコントロールバルブ74cに対応する
位置、つまり第2ラインコントロールバルブ74c対し
て同一高さ位置且つ戻し孔118側にルーブレギュレー
タバルブ74hを設ける。
【0037】次に作用について説明する。
【0038】内燃機関2によりオイルポンプ64を駆動
すると、バルブボディ72に内装されたバルブ機構74
により油圧通路76が切換えられる。これにより、ベル
ト50の回転半径が増減されて、変速比を連続的に変化
させ、内燃機関2の駆動力が所望に変換されて取出され
る。
すると、バルブボディ72に内装されたバルブ機構74
により油圧通路76が切換えられる。これにより、ベル
ト50の回転半径が増減されて、変速比を連続的に変化
させ、内燃機関2の駆動力が所望に変換されて取出され
る。
【0039】前記潤滑用油圧通路92は、変速機ケース
6を構成する第2ケース10の第2ケース壁部16とバ
ルブボディ72とセパレートプレート88とによって形
成しており、専用の潤滑用部品を設ける必要がなく、充
分に潤滑油量を確保している。
6を構成する第2ケース10の第2ケース壁部16とバ
ルブボディ72とセパレートプレート88とによって形
成しており、専用の潤滑用部品を設ける必要がなく、充
分に潤滑油量を確保している。
【0040】また、前記オイルポンプ64からのオイル
がバルブボディ72を介して吐出孔114に至り、この
吐出孔114から所定の油圧供給部位に供給される。
がバルブボディ72を介して吐出孔114に至り、この
吐出孔114から所定の油圧供給部位に供給される。
【0041】更に、前記バルブ機構74のルーブレギュ
レータバルブ74hにより一定圧に調整された後に前記
戻し孔118に至ったオイル内の不要なドレンオイルは
、前記オイル吸入通路106に戻される。
レータバルブ74hにより一定圧に調整された後に前記
戻し孔118に至ったオイル内の不要なドレンオイルは
、前記オイル吸入通路106に戻される。
【0042】これにより、バルブボディ72に対峙する
変速機ケース6における吐出孔114や戻し孔118の
形成位置が決定されるとともに、第2ラインコントロー
ルバルブ74cとルーブレギュレータバルブ74hとの
形成位置をも決定され、油圧回路のレイアウトを簡略化
することができ、小型化し得るとともに、重量を軽減す
ることができ、コストを低廉とし得て、経済的に有利で
ある。
変速機ケース6における吐出孔114や戻し孔118の
形成位置が決定されるとともに、第2ラインコントロー
ルバルブ74cとルーブレギュレータバルブ74hとの
形成位置をも決定され、油圧回路のレイアウトを簡略化
することができ、小型化し得るとともに、重量を軽減す
ることができ、コストを低廉とし得て、経済的に有利で
ある。
【0043】また、油圧回路のレイアウトを簡略化する
ことができることにより、通路の長さを短くし得て、油
圧の変動を小とすることができ、制御の確実性を向上し
得て、制御上有利であるとともに、油圧の効率の良い使
用が実現でき、実用上有利である。
ことができることにより、通路の長さを短くし得て、油
圧の変動を小とすることができ、制御の確実性を向上し
得て、制御上有利であるとともに、油圧の効率の良い使
用が実現でき、実用上有利である。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、入力側シャフト上にオイルポンプを有するとともに
出力側シャフト側に油圧制御用バルブ機構を内装するバ
ルブボディを配設した車両用変速装置において、バルブ
ボディに対峙する変速機ケースにオイルポンプからのオ
イルを吐出する吐出孔を設け、この吐出孔側にライン圧
を最終的に制御する第1バルブを設け、オイルを一定圧
に調整する第2バルブを前記第1バルブに対応する位置
に設け、第2バルブによる調整後のオイル内のドレンオ
イルを前記変速装置内に戻す戻し孔を前記吐出孔に対応
する位置に設け、前記ドレンオイルをフィルタ通過後の
油圧回路に戻すべく構成したので、油圧回路のレイアウ
トを簡略化することができ、小型化し得るとともに、重
量を軽減することができ、コストを低廉とし得て、経済
的に有利である。また、油圧回路のレイアウトを簡略化
することができることにより、通路の長さを短くし得て
、油圧の変動を小とすることができ、制御の確実性を向
上し得て、制御上有利であるとともに、油圧の効率の良
い使用が実現でき、実用上有利である。
ば、入力側シャフト上にオイルポンプを有するとともに
出力側シャフト側に油圧制御用バルブ機構を内装するバ
ルブボディを配設した車両用変速装置において、バルブ
ボディに対峙する変速機ケースにオイルポンプからのオ
イルを吐出する吐出孔を設け、この吐出孔側にライン圧
を最終的に制御する第1バルブを設け、オイルを一定圧
に調整する第2バルブを前記第1バルブに対応する位置
に設け、第2バルブによる調整後のオイル内のドレンオ
イルを前記変速装置内に戻す戻し孔を前記吐出孔に対応
する位置に設け、前記ドレンオイルをフィルタ通過後の
油圧回路に戻すべく構成したので、油圧回路のレイアウ
トを簡略化することができ、小型化し得るとともに、重
量を軽減することができ、コストを低廉とし得て、経済
的に有利である。また、油圧回路のレイアウトを簡略化
することができることにより、通路の長さを短くし得て
、油圧の変動を小とすることができ、制御の確実性を向
上し得て、制御上有利であるとともに、油圧の効率の良
い使用が実現でき、実用上有利である。
【図1】この発明の実施例を示す変速機の概略断面図で
ある。
ある。
【図2】バルブ機構と油圧回路の概略説明図である。
【図3】バルブボディの要部拡大断面図である。
【図4】変速機ケースの第2ケースの部分正面図である
。
。
【図5】バルブボディの正面図である。
【図6】バルブボディの背面図である。
【図7】フィルタ部分の要部拡大断面図である。
【図8】セパレートプレートの正面図図である。
2 内燃機関
4 変速機
6 変速機ケース
8 第1ケース
10 第2ケース
34 入力側シャフト
36 出力側シャフト
38 駆動側プーリ
40 被駆動側プーリ
50 ベルト
64 オイルポンプ
72 バルブボディ
74 バルブ機構
74c 第2ラインコントロールバルブ74h ル
ーブレギュレータバルブ 88 セパレートプレート 100 フィルタ 114 吐出孔 118 戻し孔
ーブレギュレータバルブ 88 セパレートプレート 100 フィルタ 114 吐出孔 118 戻し孔
Claims (1)
- 【請求項1】 入力側シャフト上にオイルポンプを有
するとともに出力側シャフト側に油圧制御用バルブ機構
を内装するバルブボディを配設した車両用変速装置にお
いて、バルブボディに対峙する変速機ケースにオイルポ
ンプからのオイルを吐出する吐出孔を設け、この吐出孔
側にライン圧を最終的に制御する第1バルブを設け、オ
イルを一定圧に調整する第2バルブを前記第1バルブに
対応する位置に設け、第2バルブによる調整後のオイル
内のドレンオイルを前記変速装置内に戻す戻し孔を前記
吐出孔に対応する位置に設け、前記ドレンオイルをフィ
ルタ通過後の油圧回路に戻すべく構成したことを特徴と
する車両用変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41669790A JP3047475B2 (ja) | 1990-12-30 | 1990-12-30 | 車両用変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41669790A JP3047475B2 (ja) | 1990-12-30 | 1990-12-30 | 車両用変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04249646A true JPH04249646A (ja) | 1992-09-04 |
JP3047475B2 JP3047475B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=18524898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41669790A Expired - Lifetime JP3047475B2 (ja) | 1990-12-30 | 1990-12-30 | 車両用変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047475B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013212453A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Jatco Ltd | オイルフィルタ装置 |
-
1990
- 1990-12-30 JP JP41669790A patent/JP3047475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013212453A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Jatco Ltd | オイルフィルタ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3047475B2 (ja) | 2000-05-29 |
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