JPH04248071A - 金属ガスケット - Google Patents

金属ガスケット

Info

Publication number
JPH04248071A
JPH04248071A JP3011692A JP1169291A JPH04248071A JP H04248071 A JPH04248071 A JP H04248071A JP 3011692 A JP3011692 A JP 3011692A JP 1169291 A JP1169291 A JP 1169291A JP H04248071 A JPH04248071 A JP H04248071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bead
plate
sub
metal gasket
cylinder bore
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3011692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2989282B2 (ja
Inventor
Shigeru Kawaguchi
川口 茂
Kenji Kubouchi
窪内 憲治
Masahiko Miura
三浦 正彦
Kunitoshi Inoue
井上 國利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gasket Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gasket Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=11785086&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH04248071(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Nippon Gasket Co Ltd filed Critical Nippon Gasket Co Ltd
Priority to JP3011692A priority Critical patent/JP2989282B2/ja
Priority to DE69105711T priority patent/DE69105711T2/de
Priority to DE199191308030T priority patent/DE494489T1/de
Priority to EP91308030A priority patent/EP0494489B2/en
Publication of JPH04248071A publication Critical patent/JPH04248071A/ja
Priority to US08/017,419 priority patent/US5294134A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2989282B2 publication Critical patent/JP2989282B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F11/00Arrangements of sealings in combustion engines 
    • F02F11/002Arrangements of sealings in combustion engines  involving cylinder heads
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/08Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
    • F16J15/0818Flat gaskets
    • F16J15/0825Flat gaskets laminated
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/08Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
    • F16J15/0818Flat gaskets
    • F16J2015/0837Flat gaskets with an edge portion folded over a second plate or shim
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/08Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
    • F16J15/0818Flat gaskets
    • F16J2015/0843Flat gaskets with an edge portion folded over the plate itself
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/08Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
    • F16J15/0818Flat gaskets
    • F16J2015/0856Flat gaskets with a non-metallic coating or strip

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多気筒エンジンにお
いてシリンダヘッドとシリンダブロックとの対向面をシ
ールするために使用される金属ガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の内燃機関は、高出力化と共に軽量
化が求められ、その一環としてシリンダヘッド及びシリ
ンダブロックについては、シリンダ間の間隔即ちシリン
ダボア間の間隔がますます小さくなりつつある。上記シ
リンダボア間の間隔は、最近では、シリンダブロック上
で6mm程度の間隔である。また、より一層の軽量化を
図るため、シリンダヘッド及びシリンダブロックは、従
来の比重の大きい鉄系鋳物等に代えて比重の小さいアル
ミニウム材料で製作する傾向にある。アルミニウム材料
は軽量である反面、剛性が低いという性質を有する。こ
のように低い剛性と上記のようなシリンダボア間の狭い
間隔とに原因して、最近の内燃機関のシリンダヘッドや
シリンダブロックの剛性は、低下傾向を示している。
【0003】上記のような傾向に対して、シリンダヘッ
ドとシリンダブロックとの間に配置されて両者の対向面
をシールする金属ガスケットについては、ビードを備え
た少なくとも二枚の基板から成る金属ガスケットが提案
されている。該金属ガスケットを、図10を参照して概
説する。
【0004】図10に示すように、金属ガスケット20
は、弾性金属板から成る基板21にシリンダボア孔即ち
燃焼室孔23と該燃焼室孔23を囲繞するビード24を
設け、シリンダヘッドとシリンダブロックとの対向面を
シールするものであり、基板21に対してビード24を
形成した突出側とは反対側において副板22を積層し、
副板22の燃焼室孔23側の端縁を基板21面に折り返
して基板21の端部を包み込み、ビード24よりも燃焼
室孔23側に所定の厚さの補償部25を設けたものであ
る。金属ガスケット20を上記のように構成することに
より、燃焼ガス圧力や機関熱の影響で、シリンダブロッ
クとシリンダヘッドとの対向面の間隙が拡縮するのを防
止し、ビード24へ作用する交番荷重を軽減してビード
24の応力を低減すると共に、面圧が補償部へと分散さ
れるのでヘタリが防止される。そして、一次シール部で
ある補償部25が、二次シールであるビード24の変形
に対するストッパ機能を果たしている。更に、燃焼室孔
23の周りが補償部25とビード24の双方でシールさ
れるため、燃焼ガスの漏れをより一層防止する等のこと
を図ったものである。上記のような金属ガスケットとし
ては、例えば、特開昭62−155376号公報や米国
特許第3817540号明細書及び図面に開示されたも
のがある。
【0005】また、従来の金属ガスケットとしては、図
11に示すようなものが開示されている。図11に示す
ように、金属ガスケット30は、上面にシリンダボア孔
33を囲繞するビード34を設けた金属製の上板31を
含んでおり、上板31に対して下面に下板32を重ね、
下板32のシリンダボア孔33側の端縁を上板31側に
巻き付けてシリンダボア孔33を形成すると共に、上板
31の内端縁と巻き付け部で囲まれる空間に剛性の高い
シム部材36を配設したものである。このような構成の
ため、金属ガスケット30がシリンダヘッドによって押
圧されて一定以上変形すると、シリンダヘッドがシム部
材36に当接する。シム部材36は剛性が高いので、金
属ガスケット30はそれ以上の変形が防止され、それに
よってビード34のへたりが生じないことが期待される
。このような金属ガスケットとして、例えば、実開昭6
2−134966号公報に開示されたものがある。
【0006】更に、従来の金属ガスケットとしては、図
12に示すようなものが開示されている。図12に示す
ように、金属ガスケット40は、弾性金属板から成る基
板41にシリンダボア孔43を囲繞するビード44を設
けてシールをする金属ガスケット40であって、基板4
1に対してビード44を形成した側とは反対の側に基板
板厚よりも厚い副板42を積層し、副板42のシリンダ
ボア孔43側の端縁を副板42自身に折り返してシリン
ダボア孔43の周りに所定厚さの補償部を形成すると共
に、基板41の内端縁と折返し部45の端縁との間を所
定距離だけ隔置させている。したがって、シリンダヘッ
ドをシリンダブロックに締め付けた時に、基板41のビ
ード44が圧縮変形されるが、基板41の内周縁の端面
が副板42の折返し部45に当接しないので、折返し部
45が損傷して補償部が破壊するということがなく、金
属ガスケット40の寿命が長くなることが期待される。 このような金属ガスケットとしては、例えば、特開平1
−211660号公報に開示されたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示す金属ガスケットは、グロメット部である補償部2
5が基板21と折り返した2層の副板22との合計3層
となるのに対して、ビード部が内部に空間部を有する2
層であり、補償部25とビード24との間は基板21と
副板22とが接触した2層である。したがって、折返し
部に位置する副板22とその折返し部即ち補償部25が
シリンダヘッドとシリンダブロックとの間の荷重変動や
振動に直接的に晒されているから、副板22の板厚を薄
くした場合には、使用期間が長期になるとこの折返し部
25に亀裂が生じ易くなるという不具合がある。他方、
副板22の板厚が厚くなると、シリンダヘッドをシリン
ダブロックに対して締め付けたときに、締付け荷重は3
層から成る補償部25に対して比較的集中し易くなり、
シリンダボア孔周囲において平均的な面圧分布状態を確
保することができず、結果的に良好なシール状態を長期
にわたって維持することができないという不具合がある
【0008】また、図11に示す金属ガスケット30は
、上板31の内端縁と、下板32のシリンダボア孔33
側の端縁を上板31側に巻き返した巻き付け部35とで
囲まれる空間にシム部材36を移動不能に配設している
ので、かかるシム部材36を別途用意する必要があり、
金属ガスケット30の製作に当たって部品点数が増加し
、コストがアップする欠点がある。また、上記の先行技
術と同様に、下板32はシム部材36の巻付け部と共に
シリンダヘッドとシリンダブロックとに接触しているた
め、下板32を薄くすると亀裂を生じ易くなり、反対に
厚くするとシリンダボア孔33周囲において平均的な面
圧分布状態を確保することができなくなる。
【0009】更に、図12に示す金属ガスケット40で
は、シリンダボア孔43を囲繞するビード44を設けた
基板41に積層した副板42が基板板厚よりも厚いので
、シリンダヘッドをシリンダブロックに対して締め付け
たときに、締付け荷重は副板42の折り返した補償部4
5に対して比較的集中し易く、シリンダボア孔43の周
囲において平均的な面圧分布状態を確保することができ
ない。その理由は、もしビード板の板厚と副板の板厚と
を同じ厚さにした場合には、折返した補償部には締付け
荷重は必ずしも集中しない。また、上記金属ガスケット
40では、基板41の厚さに対して副板42の厚さを必
ず厚くする必要がある。そのため、副板42の厚さが厚
いことから加工性が悪く、折返し部に亀裂が入り易く、
コストが高くなる。そして、トータルの板厚が大きくな
る等の欠点がある。更に、副板42が厚いことから副板
42側(例えば、副板42をシリンダブロック側に配置
した場合にはシリンダブロック面)の面圧分布が適正に
なり難く、所定の位置への面圧の集中を発生させること
ができず、面圧が必要以上に分散して、結果的に良好な
シール状態を維持できない。
【0010】この発明の目的は、上記の課題を解決する
ことであり、ビード部を備えたビード基板と該ビード基
板に重ねた副板とから成る金属ガスケットにおいて、副
板に折返し部を形成し、シリンダヘッドとシリンブロッ
クとの間で金属ガスケットを締め付けたときに、前記折
返し部が前記ビード基板の平らな面に接触することで、
前記ビード部の変形を制限して前記ビード部が全圧縮し
ないように構成し、前記ビード部の強度を確保しつつ、
前記ビード部に亀裂が発生するのを防止し、しかも、締
付け荷重が副板の折返し部に集中することなく、面圧が
平均的に分布し且つシール性を向上させた金属ガスケッ
トを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、並列する各シリンダボア孔の周囲部分に沿
ってビード部をそれぞれ形成した弾性金属板から製作し
たビード基板、該ビード基板の前記ビード部の突出側で
重ねられ且つシリンダボア孔側端部で前記ビード基板の
平ら部から隔置状態に配置した副板、及び該副板のシリ
ンダボア孔側の端部が前記ビード基板側へ折り返され且
つ前記ビード部に重なっていない折返し部、から成る金
属ガスケットに関する。
【0012】また、この金属ガスケットにおいて、副板
と該副板の折返し部との間に全周にわたって均一な厚さ
の軟質部材を配置したものである。
【0013】或いは、この金属ガスケットにおいて、副
板と該副板の折返し部との間で且つ隣接するシリンダボ
ア孔の間の部位を他の部位に比較して厚さを厚く形成し
た軟質部材を配置したものである。
【0014】又は、この金属ガスケットにおいて、副板
と該副板の折返し部との間で且つ隣接するシリンダボア
孔の間の部位にのみ軟質部材を配置したものである。
【0015】
【作用】この発明による金属ガスケットは、以上のよう
に構成されており、次のように作用する。即ち、この金
属ガスケットは、各シリンダボア孔の周囲部分に沿って
ビード部を形成したビード基板を弾性金属板から製作し
、該ビード基板の前記ビード部の突出側に副板を配置し
、該副板のシリンダボア孔側の端部を前記ビード基板側
へ折り返した折返し部が前記ビード部に重なっていない
状態に構成したので、該金属ガスケットをシリンダヘッ
ドとシリンダブロックとの間で締付けたときに、ビード
基板はその弾性金属の弾性作用によりビード部が押し潰
されるように変形するが、そのとき、ビード部とシリン
ダボア孔側端縁との間の部分のビード基板は、シリンダ
ボア孔側に押し縮められるように変位する。前記副板の
前記折返し部は、前記ビード基板に対してフリー状態に
単に前記ビード基板側に前記ビード部と重ならないよう
に折り返されているだけなので、前記ビード基板との間
に相対変位が許容され、前記折返し部は前記ビード基板
のストッパとして機能し、前記ビード部の変形を制限し
て該ビード部の強度を確保する。
【0016】また、前記折返し部はシリンダボア孔側端
部が前記ビード基板との間で折り返されているので、前
記ビード基板と前記副板は一方がシリンダヘッド側に他
方がシリンダブロック側と当接する。したがって、シリ
ンダヘッドとシリンダブロックとの間の荷重変動や振動
による変位は、折返し部を含む前記副板のみに直接作用
するということはなく、前記折返し部と前記基板との間
で吸収できるものもある。このため、前記折返し部は応
力変動が少なく、亀裂やヘタリが長期にわたっても発生
することがない。
【0017】更に、この金属ガスケットにおいて、前記
副板の前記折返し部が位置する部分では3層構造となっ
ている。従って、金属ガスケットをシリンダヘッドとシ
リンダブロックとの間に締め付けたときに、前記ビード
部が押圧変形されても、前記折返し部の1層分の板厚だ
けは完全圧縮されることがない。
【0018】また、この金属ガスケットにおいて、前記
ビード基板のシリンダボア孔形成端部にまで至る前記副
板を付加したので、前記副板自体がシムとしての機能を
果たし、シール性を向上できる。
【0019】更に、この金属ガスケットにおいて、副板
と該副板の折返し部との間に軟質部材を配置したので、
前記折返し部での厚みを増加させると共に、緩衝材とし
て機能し、金属ガスケットにおける面圧分布を適正に補
正したり、バランスをとることができる。この場合に、
前記軟質部材を前記折返し部の全周にわたって均一の厚
さで配置するか、或いはシリンダボア孔間の部位を他の
部位より厚く形成して配置し、シリンダヘッドの剛性に
適合させて面圧を確保することができる。場合によって
は、前記軟質部材をシリンダボア孔間の部位にのみ配置
してシリンダヘッドの剛性に適合させて面圧を確保する
こともできる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明による金属
ガスケットの実施例を説明する。図1はこの発明による
金属ガスケットの一実施例を示す平面図である。
【0021】この金属ガスケット1は、四気筒等の多気
筒エンジンにおけるシリンダヘッドとシリンダブロック
との間の対向面をシールするために使用されるものであ
る。この金属ガスケット1は、後述のビード基板10と
副板11から構成されている。金属ガスケット1には、
シリンダブロックに形成されたシリンダボアの数に対応
する数のシリンダボア孔2が形成されている。更に、シ
リンダブロックとシリンダヘッドとを互いに連結するた
めのボルト孔3,4が複数個穿設されている。更に、こ
の金属ガスケット1には、冷却水を通す水穴やオイルを
通すオイル穴やオイル戻り穴5、ノック孔7、リベット
止め孔8等が複数個穿設されている。
【0022】図2は図1の線A−Aにおける断面図、及
び図3は図1の線B−B又は線C−Cにおける断面図で
ある。詳しくは、図2は隣接するシリンダボア孔2,2
の境界部分を横断して両シリンダボア孔2の中心を結ぶ
線における断面図である。図3は最も端のシリンダボア
孔2の中心を通るシリンダボア孔2と金属ガスケット1
の最外郭縁部との間を横切る線B−B又は線C−Cにお
ける断面図である。
【0023】この金属ガスケット1は、図2及び図3に
示すように、基本的には、ビード基板10と副板11と
から構成されている。基板10は厚さが約0.25mm
のステンレス製ばね板から形成されており、材料はSU
S301,SUS304又はSK1〜7から選択され、
ビッカース硬さHvが350〜500である。副板11
は、厚さが約0.12mmのステンレス製ばね板から形
成されており、その材料はSUS304,アルミメッキ
鋼板SA1C,普通鋼板SPCC又は亜鉛メッキ鋼板S
ECCから選択され、硬さHvは200以下に選定され
る。
【0024】また、図示していないが、この金属ガスケ
ット1において、ビード基板10と副板11の表面に対
して、耐熱性及び耐油性のゴム、樹脂等の材料で、例え
ば、10μ〜50μ程度の厚さにコーティングを施す。 コーティングは、ビード基板10と副板11との両面に
行ってもよく,場合によってはシリンダヘッドとシリン
ダブロックの当接面側だけに施してもよい。このように
コーティングをすることによって、シリンダヘッド及び
シリンダブロックに対して金属対金属の直接接触状態を
避けて、ガスケットとしての耐腐食性、耐久性等を向上
でき、強度を確保して充分なシール機能を果たすことが
できる。
【0025】ビード基板10には、シリンダボア孔2の
周囲部分において1つのビード部12が形成されており
、ビード部12の高さは0.2〜0.3mmである。 図1及び図2に示すように、それぞれのシリンダボア孔
2の周りのビード部12は、隣接するシリンダボア孔2
の間では、兼用となって一つに集合した形状になってい
る。図2において、符号a,cで示されるビード基板1
0の範囲は平らな面の部分即ち平ら部14であり、符号
bで示される範囲がビード基板10のビード部12を形
成するために屈曲成形されている部分である。一例とし
て、符号a,b及びcの範囲は各2.0mmであり、こ
のとき、金属ガスケット1のシリンダボア孔2の最小間
隔幅Wは、各範囲a,b及びcをプラスして6.0mm
になる。
【0026】副板11は、ビード基板10のビード部1
2を突出形成した側においてビード基板10に重ねられ
ている。副板11は、全体としてビード基板10の形状
とほぼ同じ形状であり、本体部分は平らな状態にあり、
シリンダボア孔2の周囲端縁はビード基板10側に折り
返されて折返し部13となっている。折返し部の幅dは
1.5mmであり、ビード基板10のビード部12と重
なることはない。副板11はビード基板10に対して締
め付け前の自由状態ではビード部12の頂点を結ぶ閉曲
線で接触している。即ち、副板11は、ビード基板10
のビード部12の突出側で重ねられ、シリンダボア孔側
端部でビード基板10の平ら部14から隔置状態に配置
されている。また、この副板11に形成された折返し部
13は、副板11のシリンダボア孔側端部がビード基板
10側へ折り返され且つビード部12に重なっていない
状態である。金属ガスケット1の製作に当たっては、ビ
ード基板10と副板11をそれぞれ製作した後で、ユニ
ット化するためにビード部12上の数ヶ所で仮止めして
おいてもよい。
【0027】金属ガスケット1は、シリンダヘッドとシ
リンダブロックとの間に締め付け固定されるが、ビード
基板10と副板11は、どちらがシリンダヘッド側にく
るべきかの制約はない。ボルト孔3,4にボルトを通し
て金属ガスケット1をシリンダヘッドとシリンダブロッ
クとの間に締め付け固定すると、ビード部12は副板1
1に対して強く圧縮され、ビード部12の高さを減じる
。ビード部12が高さ方向に変形することで、副板11
の折返し部13は、ビード基板10のシリンダボア孔2
側の平ら部14に対して押し付けられる。折返し部13
が存在する部分は、金属ガスケットとしては3層になり
、折返し部13の板厚だけ他の部分より厚くなっている
。したがって、折返し部13がストッパとして機能し、
ビード部12は折返し部13の板厚分だけ全圧縮するの
を免れることになり、ビード部12のヘタリや亀裂が防
止される。また、折返し部13はビード基板10のビー
ド部12と重ならない限りはその折返し範囲を任意に設
定することができる。しかも、折返し部13の折り返し
幅は相当の自由度があるから、ビード部12との面圧配
分を調節することができる。更に、副板11はその板厚
を任意に設定できるので、シムとしての機能を発揮する
こともでき、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間
の隙間に金属ガスケット1を適合させる機能をも果たし
、両者の対向面をシールする機能を向上させる。
【0028】エンジンの運転に伴ってシリンダヘッドと
シリンダブロックとの間には振動、爆発に伴う引っ張り
力が発生するが、副板11がビード基板10に積層され
ているため、特に横方向の振動がビード基板10だけに
作用することがなく、その分だけビード基板10がシリ
ンダヘッドやシリンダブロックとの擦りによる損傷が回
避される。更に、縦方向即ちビード基板10の面に垂直
な方向の振動又は衝撃も、シリンダヘッド或いはシリン
ダブロックからビード基板10の両面を直接に叩くこと
がないので、副板11はビード基板10に対して一種の
緩衝作用がある。また、副板11の折返し部13は、ビ
ード基板10を抱き込んではいないために、副板11に
とっても、ビード部12の圧縮に伴うビード基板面内の
変位やシリンダヘッドとシリンダブロックとの間の荷重
変動や振動の影響を副板11だけが直接受けることがな
い。したがって、副板11の折返し部13にもヘタリや
亀裂が生じることがない。
【0029】次に、図4及び図5を参照して、この発明
による金属ガスケットの別の実施例を説明する。図4は
図1の線A−Aにおける断面図、及び図5は図1の線B
−B又は線C−Cにおける断面図である。図4及び図5
において、先の実施例を示す図2及び図3に記載された
構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、それ
らの重複する詳細な説明は省略する。
【0030】図4及び図5において、副板11と該副板
11の折返し部13との間には、厚さが全周にわたって
均一の環状の軟質部材であるシム15が挿入され、折返
し部13により抱持されている。シム15の環状幅は折
返し部13の幅よりも狭くしてあり、抱持力を確保して
いる。折返し部13の先端をさらに副板11に屈曲して
シム15を完全に包囲してもよい。上記のように、シム
15を副板11と副板11の折返し部13との間に配置
することによって、副板11の板厚は折返し部13のと
ころでシム15によって調節することができる。シム1
5は、副板11と同じく軟質金属板、或いは断熱性グラ
ファイトシート、アラミド系ヒータシート、樹脂又はゴ
ム等の軟質金属と同じ程度の性質を持つものであればよ
い。しかも、シム15によってシリンダヘッドとシリン
ダブロックとの間に生じる振動の吸収作用が期待できる
【0031】又は、図6及び図7を参照して、この発明
による金属ガスケットの更に別の実施例を説明する。図
6は図1の線A−Aにおける断面図、及び図7は図1の
線B−B又は線C−Cにおける断面図である。図6及び
図7において、先の実施例を示す図2及び図3に記載さ
れた構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、
それらの重複する詳細な説明は省略する。
【0032】図6及び図7において、副板11と該副板
11の折返し部13との間には、隣接するシリンダボア
孔2の間の部位を他の部位に比較して厚さを厚く形成し
た軟質部材16を配置している。即ち、図6に示すシリ
ンダボア孔2の間の部位の軟質部材16の厚さt1 は
、図7に示すシリンダボア孔2間以外の他の部位に位置
する軟質部材16の厚さt2 より厚く(t1 >t2
 )形成されている。このように軟質部材16を構成す
ることによって、シリンダボア孔2の周囲の剛性に合わ
せて面圧を確保することができる。
【0033】或いは、図8及び図9を参照して、この発
明による金属ガスケットの他の実施例を説明する。図8
は図1の線A−Aにおける断面図、及び図9は図1の線
B−B又は線C−Cにおける断面図である。図8及び図
9において、先の実施例を示す図2及び図3に記載され
た構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、そ
れらの重複する詳細な説明は省略する。
【0034】図8及び図9において、副板11と該副板
11の折返し部13との間には、隣接するシリンダボア
孔2の間の部位にのみ軟質部材17を配置している。図
8に示すシリンダボア孔2の間の部位にのみ軟質部材1
7が配置されており、図9に示すシリンダボア孔2間以
外の他の部位には軟質部材が配置されていない。シリン
ダボア孔間にのみ軟質部材17を配置することによって
、シリンダボア孔2の周囲の剛性に合わせて更に良好に
面圧を確保することができる。
【0035】この発明による金属ガスケットの各実施例
では、四気筒エンジンについて示したけれども、この発
明はこの形式のエンジンに限ることはなく、例えば、V
型六気筒エンジン等の多気筒エンジンにも適用すること
ができるが、それらについて詳細な説明は省略する。
【0036】
【発明の効果】この発明による金属ガスケットは、以上
のように構成されているので、次のような効果を有する
。即ち、この金属ガスケットは、並列するシリンダボア
孔の周囲部分に沿ってビード部を形成した弾性金属板か
ら製作したビード基板及びビード部形成側において前記
ビード基板に重ねられた副板を有し、前記副板はシリン
ダボア孔側端部がビード基板との間でビード部と重なら
ないように折り返した折返し部を有するので、前記副板
は前記ビード基板を抱持しないで前記ビード基板のビー
ド部を保護することができる。しかも、簡単な構造であ
るにもかかわらず、シリンダボア孔間に存在する前記ビ
ード部は1つであるが、面圧発生部分のシール面は、前
記ビード部に加えて2つの折返し部から成る3箇所とな
る。従って、この金属ガスケットをシリンダヘッドとシ
リンダブロックとの対向面に配置すれば、高温且つ高圧
の燃焼ガスに対して強力なシール機能を発揮でき、燃焼
ガスの漏洩は発生しない。
【0037】また、副板のシリンダボア孔側端部に形成
された折返し部は、ビード基板を抱持するというような
互いを拘束し合う関係をもって折り返されておらず、単
にビード基板側にビード部と重複しないように折り返さ
れているだけなので、前記折返し部は、前記ビード部よ
り内側の部分との間に相対変位が許容される。したがっ
て、前記折返し部は締付け当初に前記ビード基板によっ
て引っ張り応力や変位を受けることがない。この点から
も、前記折返し部はヘタリや亀裂の発生が抑制される。
【0038】この金属ガスケットをシリンダヘッドとシ
リンダブロックとの間に締め付け固定すると、前記ビー
ド部は前記副板に対して強く圧縮され、前記ビード部の
高さを減じ、同時に前記副板の前記折返し部はビード基
板のシリンダボア孔側の平ら部に対して押し付けられる
。前記折返し部の存在する部分は積層の層数としては3
層となり、前記折返し部の板厚だけ他の部分より厚くな
る。したがって、前記ビード部は前記折返し部の板厚分
だけ全圧縮するのを免れることになり、前記ビード部の
ヘタリや亀裂が防止される。
【0039】また、前記折返し部は前記ビード部と重な
らない限りは、その折返し範囲を任意に設定することが
できるから、設計上、前記ビード部と前記折返し部との
面圧配分を調節することができる。そして、前記副板は
その板厚を任意に設定できるので、シムとしての機能を
発揮することができ、シリンダヘッドとシリンダブロッ
クとの間の隙間に金属ガスケットを良好に適合させる機
能をも果たし、両者の対向面をシールする機能を向上す
る。
【0040】更に、エンジンの運転に伴ってシリンダヘ
ッドとシリンダブロックとの間には振動、爆発に伴う引
っ張り力等の力が発生するが、前記副板が前記ビード基
板に重ねられているため特に横方向の振動が前記ビード
基板だけに作用することがなく、その分、前記ビード基
板がシリンダヘッド又はシリンダブロックとの擦りによ
る損傷が回避される。また、前記ビード基板の縦方向即
ち垂直な方向の振動又は衝撃も、シリンダヘッド或いは
シリンダブロックから前記ビード基板の両面を直接に叩
くことがないので、前記副板は前記ビード基板に対して
一種の緩衝作用がある。また、前記副板にとっても、前
記副板の前記折返し部は前記ビード基板を抱き込んでは
いないので、荷重変動や振動の影響を前記副板だけが直
接受けることもなく、前記副板の前記折返し部にもヘタ
リや亀裂を生じることがない。
【0041】また、前記副板は副板本体及び前記折返し
部も従来のものと比較して大きな応力や歪みがかからな
いので、材料的にも加工性のよい安価なものを選択する
ことが可能になる。
【0042】更に、この金属ガスケットにおいて、副板
と該副板の折返し部に軟質部材を配置すると、前記折返
し部での厚みが増加するので、金属ガスケットにおける
面圧分布を適正に補償したり、前記ビード部の面圧との
バランスをとることができる。この場合に、前記軟質部
材を前記折返し部の全周にわたって均一の厚さで配置す
るか、或いはシリンダボア孔間の部位を他の部位より厚
く形成して配置し、シリンダヘッドの剛性に適合させて
面圧を確保することができる。場合によっては、前記軟
質部材をシリンダボア孔間の部位にのみ配置してシリン
ダヘッドの剛性に適合させて面圧を確保することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による金属ガスケットの一実施例を示
す平面図である。
【図2】この発明による金属ガスケットの一実施例を示
し且つ図1の線A−Aにおける断面図てある。
【図3】この発明による金属ガスケットの一実施例を示
し且つ図1の線B−B又は線C−Cにおける断面図てあ
る。
【図4】この発明による金属ガスケットの別の実施例を
示し且つ図1の線A−Aにおける断面図である。
【図5】この発明による金属ガスケットの別の実施例を
示し且つ図1の線B−B又は線C−Cにおける断面図で
ある。
【図6】この発明による金属ガスケットの更に別の実施
例を示し且つ図1の線A−Aにおける断面図である。
【図7】この発明による金属ガスケットの更に別の実施
例を示し且つ図1の線B−B又は線C−Cにおける断面
図である。
【図8】この発明による金属ガスケットの他の実施例を
示し且つ図1の線A−Aにおける断面図である。
【図9】この発明による金属ガスケットの他の実施例を
示し且つ図1の線B−B又は線C−Cにおける断面図で
ある。
【図10】従来の金属ガスケットの一例を示す部分断面
図である。
【図11】従来の金属ガスケットの他の例を示す部分断
面図である。
【図12】従来の金属ガスケットの更に他の例を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
1    金属ガスケット 2    シリンダボア孔 10  ビード基板 11  副板 12  ビード部 13  折返し部 14  平ら部 15  シム(軟質部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  並列する各シリンダボア孔の周囲部分
    に沿ってビード部をそれぞれ形成した弾性金属板から製
    作したビード基板、該ビード基板の前記ビード部の突出
    側で重ねられ且つシリンダボア孔側端部で前記ビード基
    板の平ら部から隔置状態に配置した副板、及び該副板の
    前記シリンダボア孔側端部が前記ビード基板側へ折り返
    され且つ前記ビード部に重なっていない折返し部、から
    成る金属ガスケット。
  2. 【請求項2】  前記副板と前記副板の前記折返し部と
    の間に全周にわたって均一な厚さの軟質部材を配置した
    請求項1に記載の金属ガスケット。
  3. 【請求項3】  前記副板と前記副板の前記折返し部と
    の間で且つ隣接するシリンダボア孔の間の部位を他の部
    位に比較して厚さを厚く形成した軟質部材を配置した請
    求項1に記載の金属ガスケット。
  4. 【請求項4】  前記副板と前記副板の前記折返し部と
    の間で且つ隣接するシリンダボア孔の間の部位にのみ軟
    質部材を配置した請求項1に記載の金属ガスケット。
JP3011692A 1991-01-09 1991-01-09 金属ガスケット Expired - Fee Related JP2989282B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3011692A JP2989282B2 (ja) 1991-01-09 1991-01-09 金属ガスケット
DE69105711T DE69105711T2 (de) 1991-01-09 1991-09-02 Metallische Abdichtung.
DE199191308030T DE494489T1 (de) 1991-01-09 1991-09-02 Metallische abdichtung.
EP91308030A EP0494489B2 (en) 1991-01-09 1991-09-02 Metallic gasket
US08/017,419 US5294134A (en) 1991-01-09 1993-02-10 Metallic gasket

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3011692A JP2989282B2 (ja) 1991-01-09 1991-01-09 金属ガスケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04248071A true JPH04248071A (ja) 1992-09-03
JP2989282B2 JP2989282B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=11785086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3011692A Expired - Fee Related JP2989282B2 (ja) 1991-01-09 1991-01-09 金属ガスケット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5294134A (ja)
EP (1) EP0494489B2 (ja)
JP (1) JP2989282B2 (ja)
DE (2) DE494489T1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5294135A (en) * 1991-09-05 1994-03-15 Nippon Gasket Co., Ltd. Metal gasket and production method thereof
JPH07253159A (ja) * 1994-08-04 1995-10-03 Kokusan Buhin Kogyo Kk メタルガスケット

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05340476A (ja) * 1992-06-09 1993-12-21 Japan Metal Gasket Co Ltd 金属ガスケット
DE4305974C1 (de) * 1993-02-26 1994-05-05 Klinger Ag Zug Metallische Flachdichtung
US5618049A (en) * 1993-06-04 1997-04-08 Japan Metal Gasket Co., Ltd. Metallic gasket
JP3581162B2 (ja) * 1993-07-07 2004-10-27 日本リークレス工業株式会社 金属ガスケットの製造方法
DE4425669C2 (de) * 1994-07-20 1998-02-26 Payen Goetze Gmbh Metallische Zylinderkopfdichtung
JP3489755B2 (ja) 1994-08-05 2004-01-26 日本ガスケット株式会社 金属製ガスケット
US5951021A (en) * 1994-11-22 1999-09-14 Japan Metal Gasket Co., Ltd. Metallic gasket
BR9505567A (pt) * 1995-04-26 1997-11-04 Elringklinger Gmbh Vedação metálica de cabeçote
US6036194A (en) * 1996-09-16 2000-03-14 Cummins Engine Company, Inc. Combustion gas seal for an internal combustion engine
JPH10259872A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Nippon Reinz Co Ltd シリンダヘッドガスケット
JPH10259871A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Nippon Reinz Co Ltd シリンダヘッドガスケット
DE19934825C1 (de) * 1999-07-24 2001-01-25 Elringklinger Gmbh Zylinderkopfdichtung
FR2823970B1 (fr) 2001-04-30 2003-11-28 Ge Med Sys Global Tech Co Llc Procede d'amelioration de l'image d'un objet obtenue a partir d'un appareil de radiographie muni d'une grille anti diffusion et dispositif de mise en oeuvre
JP2003035202A (ja) * 2001-07-19 2003-02-07 Ishikawa Gasket Co Ltd ヘッドガスケット
DE10224856B4 (de) * 2002-06-05 2004-05-27 Elringklinger Ag Zylinderkopfdichtung
JP3960383B2 (ja) * 2003-10-30 2007-08-15 石川ガスケット株式会社 シリンダヘッドガスケット
KR20060071216A (ko) * 2004-12-21 2006-06-26 현대자동차주식회사 실린더 블럭의 오일 드레인 통로 구조 및 오일 드레인통로의 형성을 위한 코어의 구조
US20090175743A1 (en) * 2008-01-07 2009-07-09 Sanyo Electric Co., Ltd. Compressor and manufacturing method of the same
US8632077B2 (en) 2008-02-13 2014-01-21 Federal-Mogul Corporation Multilayer static gasket with bead compression limiter
US20100032909A1 (en) * 2008-08-06 2010-02-11 Ford Global Technologies Llc Engine Cylinder Head Gasket Assembly
DE102012100919A1 (de) * 2012-02-03 2013-08-08 Elringklinger Ag Metallische Flachdichtung
US10359003B2 (en) 2014-06-23 2019-07-23 Tenneco Inc. Cylinder head gasket with compression limiter and full bead loading

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1793423A (en) * 1929-08-07 1931-02-17 Fitzgerald Mfg Co Cylinder-head gasket
US1793425A (en) * 1929-08-07 1931-02-17 Fitzgerald Mfg Co Cylinder-head gasket
DE1525811B1 (de) * 1966-09-30 1970-05-14 Reinz Dichtung Gmbh Weichstoffdichtung mit Boerdeleinfassung
US3430611A (en) * 1967-06-13 1969-03-04 Dana Corp Cylinder head gasket assembly with fluid-cooled combustion sealing rings
GB1370125A (en) * 1971-04-27 1974-10-09 Nicholson T P Washers and gaskets
FR2468801A1 (fr) * 1979-10-31 1981-05-08 Curty Soc Joint de culasse pour moteur a combustion interne
GB2097870B (en) * 1981-05-01 1984-10-17 Nicholson Terence Peter Improvements relating to gaskets
JPS5877970A (ja) * 1981-10-30 1983-05-11 Nippon Raintsu Kk メタルガスケツト
JPS62155376A (ja) * 1985-12-27 1987-07-10 Nippon Metal Gasket Kk 金属ガスケツト
JPS58200860A (ja) * 1982-05-17 1983-11-22 Nippon Metal Gasket Kk 金属ガスケツト
US4519619A (en) * 1984-09-25 1985-05-28 Felt Products Mfg. Co. High temperature resistant gasket having improved recovery characteristics
JPH0227714Y2 (ja) * 1984-12-14 1990-07-26
US4688809A (en) * 1985-11-26 1987-08-25 Cummins Engine Company, Inc. Gasket for internal combustion engine
JPS62134966A (ja) * 1985-12-06 1987-06-18 Victor Co Of Japan Ltd インタライン型ccd撮像素子
CA1289159C (en) * 1985-12-27 1991-09-17 Nobuo Yoshino Metallic gasket
JPS63101575A (ja) * 1986-10-16 1988-05-06 Taiho Kogyo Co Ltd ガスケツト
JPS63186950A (ja) * 1987-01-28 1988-08-02 Nippon Gasket Kk 金属シリンダ−ヘツドガスケツト
JPS63210464A (ja) * 1987-02-25 1988-09-01 Nippon Metal Gasket Kk 積層金属ガスケツト
JPS6458868A (en) * 1987-08-29 1989-03-06 Nihon Metal Gasket Laminated metallic gasket
EP0306766B1 (en) * 1987-09-05 1992-04-08 Nihon Metal Gasket Kabushiki Kaisha Laminated metallic gasket
US4759556A (en) * 1987-10-27 1988-07-26 Ishikawa Gasket Co., Ltd. Metal gasket with auxiliary bead
JP2717254B2 (ja) * 1988-02-17 1998-02-18 日本メタルガスケット 株式会社 積層金属ガスケット
JPH0521653Y2 (ja) * 1988-07-09 1993-06-03
DE3922284A1 (de) * 1989-07-06 1991-01-17 Reinz Dichtungs Gmbh Zylinderkopfdichtung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5294135A (en) * 1991-09-05 1994-03-15 Nippon Gasket Co., Ltd. Metal gasket and production method thereof
JPH07253159A (ja) * 1994-08-04 1995-10-03 Kokusan Buhin Kogyo Kk メタルガスケット

Also Published As

Publication number Publication date
DE69105711T2 (de) 1995-06-08
US5294134A (en) 1994-03-15
DE494489T1 (de) 1993-02-25
EP0494489B2 (en) 2000-01-05
DE69105711D1 (de) 1995-01-19
EP0494489B1 (en) 1994-12-07
EP0494489A1 (en) 1992-07-15
JP2989282B2 (ja) 1999-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04248071A (ja) 金属ガスケット
JP3142155B2 (ja) 金属製ガスケット
KR100759661B1 (ko) 가스켓
JP3747120B2 (ja) 金属製ガスケット
JPH086805B2 (ja) 金属ガスケット
EP0523946B1 (en) Metallic gasket
US7377520B2 (en) Cylinder head gasket
JPH10184916A (ja) 金属製ガスケット
US6164662A (en) Metal gasket
JPH11148556A (ja) 金属製ガスケット
JP3343478B2 (ja) 金属製ガスケット
US5794945A (en) Metal gasket
EP0486255B1 (en) Metallic gasket
JPH0346661B2 (ja)
JPH08232759A (ja) 排気マニホルド用金属ガスケット
JP2930779B2 (ja) 金属製ガスケット
JP2930744B2 (ja) 金属ガスケット
JPH0539868A (ja) 金属製ガスケツト
JP3086008B2 (ja) 金属製ガスケット
JP2000329232A (ja) 金属製ガスケット
JP2588998Y2 (ja) 金属ガスケット
JPH11159621A (ja) 金属製ガスケット
JPH04347065A (ja) 金属ガスケット
JP3420297B2 (ja) 金属積層型ガスケット
JP2004218526A (ja) 金属ガスケット

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees