JPH04247994A - 製本機能を備えた電子複写装置 - Google Patents
製本機能を備えた電子複写装置Info
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- JPH04247994A JPH04247994A JP3019528A JP1952891A JPH04247994A JP H04247994 A JPH04247994 A JP H04247994A JP 3019528 A JP3019528 A JP 3019528A JP 1952891 A JP1952891 A JP 1952891A JP H04247994 A JPH04247994 A JP H04247994A
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 34
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 12
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製本装置及び製本機能
を備えた電子複写装置に関する。より詳しくいうと、本
発明の製本装置は、電子複写装置によって複製された複
写物等を簡易に製本させるためのものである。また、本
発明の電子複写装置は、複写及び仕分け処理後、さらに
仕分けされた複写物を自動製本する機能を有するもので
ある。
を備えた電子複写装置に関する。より詳しくいうと、本
発明の製本装置は、電子複写装置によって複製された複
写物等を簡易に製本させるためのものである。また、本
発明の電子複写装置は、複写及び仕分け処理後、さらに
仕分けされた複写物を自動製本する機能を有するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来にあっては、印刷物や複写物等の被
製本物を1冊分づつ手作業で仕分けした後、各被製本物
の背部ないし綴じ代部に熱可塑性樹脂接着剤を付着させ
られたカバーを付け、この被製本物を製本装置にセット
し、被製本物の背部を製本装置のヒータで加熱して接着
剤を溶融させ、接着剤で被製本物の端部同志を接着する
と同時に被製本物の背部にカバーを接着させて製本を行
なっている。
製本物を1冊分づつ手作業で仕分けした後、各被製本物
の背部ないし綴じ代部に熱可塑性樹脂接着剤を付着させ
られたカバーを付け、この被製本物を製本装置にセット
し、被製本物の背部を製本装置のヒータで加熱して接着
剤を溶融させ、接着剤で被製本物の端部同志を接着する
と同時に被製本物の背部にカバーを接着させて製本を行
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような製本装置では、ヒータによって接着剤を加熱して
いたので、接着剤の加熱処理が外部からの加熱処理とな
り、加熱効率が悪いために製本処理時間が長くかかって
いた。また、製本処理時に直ちに処理を開始できるよう
、ヒータを予熱しておく必要があり、不使用時ないし待
機中も製本装置の電源をオンにして放置しなければなら
ず、不経済であった。
ような製本装置では、ヒータによって接着剤を加熱して
いたので、接着剤の加熱処理が外部からの加熱処理とな
り、加熱効率が悪いために製本処理時間が長くかかって
いた。また、製本処理時に直ちに処理を開始できるよう
、ヒータを予熱しておく必要があり、不使用時ないし待
機中も製本装置の電源をオンにして放置しなければなら
ず、不経済であった。
【0004】さらに、製本時には、人手により被製本物
を1冊分づつ仕分けし、カバーを付けて製本装置にセッ
トする必要があり、製本作業が非常に面倒であり、迅速
に行なえないという問題があった。
を1冊分づつ仕分けし、カバーを付けて製本装置にセッ
トする必要があり、製本作業が非常に面倒であり、迅速
に行なえないという問題があった。
【0005】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、製本用の接
着剤の加熱にマイクロ波加熱装置を用いることにより、
効率的に接着剤の加熱を行なえるようにし、また製本処
理を効率的に行なうことができるようにすることにある
。
れたものであり、その目的とするところは、製本用の接
着剤の加熱にマイクロ波加熱装置を用いることにより、
効率的に接着剤の加熱を行なえるようにし、また製本処
理を効率的に行なうことができるようにすることにある
。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の製本装置は、被
製本物の背部にカバーを接着させて被製本物を製本する
ための接着剤を加熱するためのマイクロ波加熱部を備え
たことを特徴としている。
製本物の背部にカバーを接着させて被製本物を製本する
ための接着剤を加熱するためのマイクロ波加熱部を備え
たことを特徴としている。
【0007】また、本発明の別な製本装置は、被製本物
を仕分け処理するソータ部と、仕分けされた被製本物の
背部に接着剤を塗布されたカバーを供給するカバー供給
機構と、被製本物の背部に前記カバーを接着させるため
の前記接着剤を加熱するマイクロ波加熱部とからなるこ
とを特徴としている。
を仕分け処理するソータ部と、仕分けされた被製本物の
背部に接着剤を塗布されたカバーを供給するカバー供給
機構と、被製本物の背部に前記カバーを接着させるため
の前記接着剤を加熱するマイクロ波加熱部とからなるこ
とを特徴としている。
【0008】また、本発明の製本機能を備えた電子複写
装置は、複写を行なう電子複写装置本体と、複写物を仕
分け処理するソータ部と、仕分けされた複写物の背部に
接着剤を塗布されたカバーを供給するカバー供給機構と
、複写物の背部に前記カバーを接着させるための前記接
着剤を加熱するマイクロ波加熱部とからなることを特徴
としている。
装置は、複写を行なう電子複写装置本体と、複写物を仕
分け処理するソータ部と、仕分けされた複写物の背部に
接着剤を塗布されたカバーを供給するカバー供給機構と
、複写物の背部に前記カバーを接着させるための前記接
着剤を加熱するマイクロ波加熱部とからなることを特徴
としている。
【0009】
【作用】本発明の製本装置及び製本機能を有する電子複
写装置によれば、マイクロ波加熱によって製本用接着剤
の加熱を行なっているので、マイクロ波加熱部から接着
剤にマイクロ波を照射させることにより接着剤内部から
発熱させることができ、接着剤の加熱効率を高めること
ができ、処理時間の短縮を図ることができると共に省電
力化できる。また、マイクロ波による加熱は、始動時間
や予熱を必要としないので、製本処理に必要な場合にの
み電源をオンにして作動させるだけでよく、省電力化に
より非常に経済的に使用することができる。
写装置によれば、マイクロ波加熱によって製本用接着剤
の加熱を行なっているので、マイクロ波加熱部から接着
剤にマイクロ波を照射させることにより接着剤内部から
発熱させることができ、接着剤の加熱効率を高めること
ができ、処理時間の短縮を図ることができると共に省電
力化できる。また、マイクロ波による加熱は、始動時間
や予熱を必要としないので、製本処理に必要な場合にの
み電源をオンにして作動させるだけでよく、省電力化に
より非常に経済的に使用することができる。
【0010】また、本発明の別な製本装置によれば、上
記作用に加えて、被製本物の仕分け処理からカバー付け
及び被製本物とカバーの接着までを製本装置内で自動的
に行なわせることができ、製本作業を省力化でき、製本
作業時間の短縮も図れる。
記作用に加えて、被製本物の仕分け処理からカバー付け
及び被製本物とカバーの接着までを製本装置内で自動的
に行なわせることができ、製本作業を省力化でき、製本
作業時間の短縮も図れる。
【0011】さらに、本発明の電子複写装置にあっては
、電子複写装置本体による複写から仕分け処理、カバー
付け及び複写物とカバーの接着までの処理を一括して行
なうことができる。
、電子複写装置本体による複写から仕分け処理、カバー
付け及び複写物とカバーの接着までの処理を一括して行
なうことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて詳述する。図4に本実施例の電子複写装置の外観図
を示す。1は電子複写装置本体、2は自動原稿送りユニ
ット(ADF装置)、3は製本装置である。また、4は
電子複写装置1の操作パネル面である。製本装置3の正
面には、ガラス張りのソータ部のぞき窓5、開閉自在な
カバー補給口6及び製本完了品取り出し口7が設けられ
ている。
いて詳述する。図4に本実施例の電子複写装置の外観図
を示す。1は電子複写装置本体、2は自動原稿送りユニ
ット(ADF装置)、3は製本装置である。また、4は
電子複写装置1の操作パネル面である。製本装置3の正
面には、ガラス張りのソータ部のぞき窓5、開閉自在な
カバー補給口6及び製本完了品取り出し口7が設けられ
ている。
【0013】つぎに、製本装置3の内部構造を図1、図
2及び図3に示す。ソータ部8は、仕分けされた複写物
(以下、コピーという。)9を収納する複数段のビン1
0を備えており、斜めに配置された各ビン10の下端部
には紙揃え用のストッパ片11が立設されており、各ビ
ン10の側部にはペーパーホルダー移動用溝12が切入
されている。
2及び図3に示す。ソータ部8は、仕分けされた複写物
(以下、コピーという。)9を収納する複数段のビン1
0を備えており、斜めに配置された各ビン10の下端部
には紙揃え用のストッパ片11が立設されており、各ビ
ン10の側部にはペーパーホルダー移動用溝12が切入
されている。
【0014】ペーパーホルダー13a,13bは、支持
部14から突出させられた2本のアーム15とストッパ
16からなり、ストッパ16による紙揃えとアーム15
間でのペーパーホールドを行う。また、ペーパーホルダ
ー13a,13bは、ペーパーホルダー用リフター17
によってビン10のペーパーホルダー移動用溝12を通
って上下方向に移動させられ、さらに、ペーパーホルダ
ー用1軸モジュール18によって前後方向に移動させら
れるようになっている。
部14から突出させられた2本のアーム15とストッパ
16からなり、ストッパ16による紙揃えとアーム15
間でのペーパーホールドを行う。また、ペーパーホルダ
ー13a,13bは、ペーパーホルダー用リフター17
によってビン10のペーパーホルダー移動用溝12を通
って上下方向に移動させられ、さらに、ペーパーホルダ
ー用1軸モジュール18によって前後方向に移動させら
れるようになっている。
【0015】マイクロ波加熱部19は、マグネトロン2
0とマイクロ波アプリケーター21を備えており、マグ
ネトロン20及びマイクロ波アプリケーター21は加熱
部リフター22によってソータ部8の各段のビン位置へ
上下に移動できる。マイクロ波加熱部19は、製本装置
3の後端部に配置されており、マグネトロン20とマイ
クロ波アプリケーター21、ソータ部8、カバー供給機
構等との間には電磁シールド23が施されている。
0とマイクロ波アプリケーター21を備えており、マグ
ネトロン20及びマイクロ波アプリケーター21は加熱
部リフター22によってソータ部8の各段のビン位置へ
上下に移動できる。マイクロ波加熱部19は、製本装置
3の後端部に配置されており、マグネトロン20とマイ
クロ波アプリケーター21、ソータ部8、カバー供給機
構等との間には電磁シールド23が施されている。
【0016】製本用のカバー24は、図6に示すように
、例えば製本用接着剤25を付着させられた背表紙26
と透明シート27からなっており、折り畳んで背表紙2
6を製本装置3の背面側へ向けた状態でカバー補給口6
からカバーストッカー28内に複数枚収納されている。
、例えば製本用接着剤25を付着させられた背表紙26
と透明シート27からなっており、折り畳んで背表紙2
6を製本装置3の背面側へ向けた状態でカバー補給口6
からカバーストッカー28内に複数枚収納されている。
【0017】カバー供給機構は、カバーストッカー28
の部分とカバーホルダー31の部分とからなっている。 カバーストッカー28内では、カバー24は、カバース
トッカー用リフター29により順次上へ送られ、カバー
補給用リフター30によってカバーホルダー31側へ送
り出される。
の部分とカバーホルダー31の部分とからなっている。 カバーストッカー28内では、カバー24は、カバース
トッカー用リフター29により順次上へ送られ、カバー
補給用リフター30によってカバーホルダー31側へ送
り出される。
【0018】カバーホルダー31はカバーホルダー回転
部32によって回動自在に支持され、カバーホルダー回
転部32はカバーホルダーセット用1軸モジュール33
に取り付けられており、カバーホルダー31はカバーホ
ルダー回転部32によって水平方向とビン10の傾斜角
度との間で回動できるようになっており、さらに、カバ
ーホルダー回転部32及びカバーホルダー31はカバー
ホルダー用1軸モジュールに沿ってビン10の傾斜角度
と平行に左右に移動できるようになっている。また、カ
バーホルダーセット用1軸モジュール33は、カバーホ
ルダー用リフター34によりソータ部8の各段のビン位
置へ上下に移動できる。そして、カバーホルダー31は
、カバーホルダー用リフター34によってカバー補給用
リフター30の高さまで下降し、カバーホルダー回転部
32によって水平に倒されてカバー補給用リフター30
から送り出されたカバー24を受け入れることができる
。また、カバーホルダー31は、カバーホルダー用リフ
ター34によってソータ部8の各段のビン位置に上昇し
、カバーホルダー回転部32により回動してビン10の
傾斜角度と平行になり、ビン10の上面へカバー24を
送り出すことができる。さらに、カバーホルダー加熱用
1軸モジュール35は、ペーパーホルダー用1軸モジュ
ール18と連動してカバーホルダー31とペーパーホル
ダー13a,13bとを同時に前後方向へ移動させ、図
3に示すようにコピー9をビン10よりも後方へ運び出
すことができる。
部32によって回動自在に支持され、カバーホルダー回
転部32はカバーホルダーセット用1軸モジュール33
に取り付けられており、カバーホルダー31はカバーホ
ルダー回転部32によって水平方向とビン10の傾斜角
度との間で回動できるようになっており、さらに、カバ
ーホルダー回転部32及びカバーホルダー31はカバー
ホルダー用1軸モジュールに沿ってビン10の傾斜角度
と平行に左右に移動できるようになっている。また、カ
バーホルダーセット用1軸モジュール33は、カバーホ
ルダー用リフター34によりソータ部8の各段のビン位
置へ上下に移動できる。そして、カバーホルダー31は
、カバーホルダー用リフター34によってカバー補給用
リフター30の高さまで下降し、カバーホルダー回転部
32によって水平に倒されてカバー補給用リフター30
から送り出されたカバー24を受け入れることができる
。また、カバーホルダー31は、カバーホルダー用リフ
ター34によってソータ部8の各段のビン位置に上昇し
、カバーホルダー回転部32により回動してビン10の
傾斜角度と平行になり、ビン10の上面へカバー24を
送り出すことができる。さらに、カバーホルダー加熱用
1軸モジュール35は、ペーパーホルダー用1軸モジュ
ール18と連動してカバーホルダー31とペーパーホル
ダー13a,13bとを同時に前後方向へ移動させ、図
3に示すようにコピー9をビン10よりも後方へ運び出
すことができる。
【0019】上記製本装置3は、マイクロコンピュータ
を内蔵した制御部によって制御されている。図5は制御
部の構成を示すブロック図である。マイクロコンピュー
タ(CPU)36は、記憶装置37及び38に記録され
たプログラムに従い、ペーパーホルダー用リフター17
によるペーパーホルダー13a,13bの昇降動作、ペ
ーパーホルダー用1軸モジュール18によるペーパーホ
ルダー13a,13bの前後移動、ペーパーホルダー1
3a,13bによってコピー9を保持させるためのペー
パーホールドモータ39のオン・オフ、カバーストッカ
ー用リフター29によるカバー24の持ち上げ動作、カ
バー補給用リフター30によるカバー24の送り出し動
作、カバーホルダー用リフター34によるカバーホルダ
ー31の昇降動作、カバーホルダー加熱用1軸モジュー
ル35によるカバーホルダー31の前後移動、カバーホ
ルダーセット用1軸モジュール33によるカバーホルダ
ー31の左右方向への移動、カバーホルダー回転部32
を回転させるためのカバーホルダー回転部モータ40の
オン・オフ、カバーホルダー31によってカバー24を
保持させるためのカバーホールドモータ41のオン・オ
フ、マグネトロン20のオン・オフ、加熱部リフター2
2によるマイクロ波アプリケーター21の昇降動作を制
御している。
を内蔵した制御部によって制御されている。図5は制御
部の構成を示すブロック図である。マイクロコンピュー
タ(CPU)36は、記憶装置37及び38に記録され
たプログラムに従い、ペーパーホルダー用リフター17
によるペーパーホルダー13a,13bの昇降動作、ペ
ーパーホルダー用1軸モジュール18によるペーパーホ
ルダー13a,13bの前後移動、ペーパーホルダー1
3a,13bによってコピー9を保持させるためのペー
パーホールドモータ39のオン・オフ、カバーストッカ
ー用リフター29によるカバー24の持ち上げ動作、カ
バー補給用リフター30によるカバー24の送り出し動
作、カバーホルダー用リフター34によるカバーホルダ
ー31の昇降動作、カバーホルダー加熱用1軸モジュー
ル35によるカバーホルダー31の前後移動、カバーホ
ルダーセット用1軸モジュール33によるカバーホルダ
ー31の左右方向への移動、カバーホルダー回転部32
を回転させるためのカバーホルダー回転部モータ40の
オン・オフ、カバーホルダー31によってカバー24を
保持させるためのカバーホールドモータ41のオン・オ
フ、マグネトロン20のオン・オフ、加熱部リフター2
2によるマイクロ波アプリケーター21の昇降動作を制
御している。
【0020】つぎに、上記製本装置3の動作を図7〜図
10の動作説明図及び図11〜図12の動作フローチャ
ートに従って説明する。
10の動作説明図及び図11〜図12の動作フローチャ
ートに従って説明する。
【0021】まず、自動原稿送りユニット2に1冊分の
原稿をセットし、電子複写装置本体1のスタートボタン
を押すと、原稿のコピー(紙)9が一枚づつビン10に
送られ、各ビン10の上に1冊分づつのコピー9がソー
トされる。制御部は、製本実施指令によりソートが終了
したかどうかを確認する(S101)。ソートが終了し
ている場合には、まず最上段のペーパーホルダー13a
,13bが、最上段のビン10にソートされたコピー9
をアーム15で挟んでホールドする(S102、図7の
状態)。コピー9をホールドしたペーパーホルダー13
a,13bは、ペーパーホルダー用リフター17によっ
てペーパーホルダー移動用溝12を通って上昇させられ
(S103)、ビン10とビン10の中間の隙間へ移動
させられる(図1のAの状態)。
原稿をセットし、電子複写装置本体1のスタートボタン
を押すと、原稿のコピー(紙)9が一枚づつビン10に
送られ、各ビン10の上に1冊分づつのコピー9がソー
トされる。制御部は、製本実施指令によりソートが終了
したかどうかを確認する(S101)。ソートが終了し
ている場合には、まず最上段のペーパーホルダー13a
,13bが、最上段のビン10にソートされたコピー9
をアーム15で挟んでホールドする(S102、図7の
状態)。コピー9をホールドしたペーパーホルダー13
a,13bは、ペーパーホルダー用リフター17によっ
てペーパーホルダー移動用溝12を通って上昇させられ
(S103)、ビン10とビン10の中間の隙間へ移動
させられる(図1のAの状態)。
【0022】一方、ソートが終了している場合には、カ
バーストッカー用リフター29が上昇してカバー24を
カバーストッカー28の最上位に押し上げ(S121)
、カバー補給用リフター30は、カバー補給用リフター
30の高さで水平に倒されているカバーホルダー31(
図1のBの状態)内に最上位のカバー24を挿入し(S
122)、カバーホルダー31はカバー24をホールド
する(S123)。カバー24がカバーホルダー31内
にセットされると、カバーホルダー回転部32が回転し
てカバーホルダー31をビン10と同一の角度にセット
し(S124)、カバーホルダー用リフター34はカバ
ーホルダー31を最上段のビン10の高さまで上昇させ
(S125、図8、図1のCの状態)、さらに、カバー
ホルダーセット用1軸モジュール33は、カバー24を
保持しているカバーホルダー31を斜め上方(ビン10
側)へ送り出す(S126)。
バーストッカー用リフター29が上昇してカバー24を
カバーストッカー28の最上位に押し上げ(S121)
、カバー補給用リフター30は、カバー補給用リフター
30の高さで水平に倒されているカバーホルダー31(
図1のBの状態)内に最上位のカバー24を挿入し(S
122)、カバーホルダー31はカバー24をホールド
する(S123)。カバー24がカバーホルダー31内
にセットされると、カバーホルダー回転部32が回転し
てカバーホルダー31をビン10と同一の角度にセット
し(S124)、カバーホルダー用リフター34はカバ
ーホルダー31を最上段のビン10の高さまで上昇させ
(S125、図8、図1のCの状態)、さらに、カバー
ホルダーセット用1軸モジュール33は、カバー24を
保持しているカバーホルダー31を斜め上方(ビン10
側)へ送り出す(S126)。
【0023】カバーホルダー31に保持されているカバ
ー24がビン10側へ送り出されると、ビン10とビン
10の中間でペーパーホルダー13a,13bに保持さ
れていたコピー9が二つ折りになったカバー24で覆わ
れ、カバーホルダー31はカバー24とともにコピー9
をホールドする(S104、図9の状態)。この後、カ
バーホルダー加熱用1軸モジュール35及びペーパーホ
ルダー用1軸モジュール18が駆動され、ペーパーホル
ダー13a,13b及びカバーホルダー31と共にカバ
ー24で覆われたコピー9がマイクロ波加熱部19の方
向(後方)へ移動させられ、カバー24の背表紙26の
部分がマイクロ波アプリケーター21にセットされ(S
105、図10の状態)、加熱準備が完了する。
ー24がビン10側へ送り出されると、ビン10とビン
10の中間でペーパーホルダー13a,13bに保持さ
れていたコピー9が二つ折りになったカバー24で覆わ
れ、カバーホルダー31はカバー24とともにコピー9
をホールドする(S104、図9の状態)。この後、カ
バーホルダー加熱用1軸モジュール35及びペーパーホ
ルダー用1軸モジュール18が駆動され、ペーパーホル
ダー13a,13b及びカバーホルダー31と共にカバ
ー24で覆われたコピー9がマイクロ波加熱部19の方
向(後方)へ移動させられ、カバー24の背表紙26の
部分がマイクロ波アプリケーター21にセットされ(S
105、図10の状態)、加熱準備が完了する。
【0024】加熱準備が完了すると、マグネトロン20
がオンし、一定時間オンした後にオフする(S106,
S107)。この時、マグネトロン20から放射された
マイクロ波は、背表紙26に塗布されている製本用接着
剤25に吸収され、製本用接着剤25は内部から発熱し
て一旦溶融し、マグネトロン20がオフになると、再び
硬化して背表紙26をコピー9の端縁に接着させて製本
を完了する。
がオンし、一定時間オンした後にオフする(S106,
S107)。この時、マグネトロン20から放射された
マイクロ波は、背表紙26に塗布されている製本用接着
剤25に吸収され、製本用接着剤25は内部から発熱し
て一旦溶融し、マグネトロン20がオフになると、再び
硬化して背表紙26をコピー9の端縁に接着させて製本
を完了する。
【0025】マグネトロン20がオフになると、再びカ
バーホルダー加熱用1軸モジュール35及びペーパーホ
ルダー用1軸モジュール18が駆動され、ペーパーホル
ダー13a,13b及びカバーホルダー31と共に製本
完了品が元のビン10の上に戻される(S108、図9
の状態)。ついで、カバーホルダー31が製品完了品(
紙)のホールドを解除し(S109)、カバーホルダー
セット用1軸モジュール33によってビン10から離れ
た位置へ後退する(S110、図1のCの状態)。さら
に、カバーホルダー31は、カバーホルダー用リフター
34によってカバーストッカー28の高さまで下降させ
られ(S127)、カバーホルダー回転部32で水平に
回転してカバーセット待ちの状態になる(S128、図
1のBの状態)。
バーホルダー加熱用1軸モジュール35及びペーパーホ
ルダー用1軸モジュール18が駆動され、ペーパーホル
ダー13a,13b及びカバーホルダー31と共に製本
完了品が元のビン10の上に戻される(S108、図9
の状態)。ついで、カバーホルダー31が製品完了品(
紙)のホールドを解除し(S109)、カバーホルダー
セット用1軸モジュール33によってビン10から離れ
た位置へ後退する(S110、図1のCの状態)。さら
に、カバーホルダー31は、カバーホルダー用リフター
34によってカバーストッカー28の高さまで下降させ
られ(S127)、カバーホルダー回転部32で水平に
回転してカバーセット待ちの状態になる(S128、図
1のBの状態)。
【0026】一方、ビン10に製本完了品を戻すため、
ペーパーホルダー13a,13bは、ペーパーホルダー
用リフター17によって下降させられ(S111)、ビ
ン10の上で製本完了品のホールドを解除する(S11
2)。
ペーパーホルダー13a,13bは、ペーパーホルダー
用リフター17によって下降させられ(S111)、ビ
ン10の上で製本完了品のホールドを解除する(S11
2)。
【0027】最後に、ソータ部8の全てのコピー9にカ
バーを付けて加熱を終了したかどうかを判断し(S11
3)、未終了の場合には、マイクロ波アプリケーター2
1を一段下のビン10へ移動させ(S114)、製本完
了品が置かれたビン10の下段のビン10に置かれてい
るコピー9について製本処理を行う(S102及びS1
21以降の処理を繰り返す。)。全ての製本が終了した
場合には、マイクロ波アプリケーター21は最上段のビ
ン10へ移動し(S115)、処理が終了される。なお
、製本完了品は、製品完了品取り出し口を開いて取り出
すことができる。
バーを付けて加熱を終了したかどうかを判断し(S11
3)、未終了の場合には、マイクロ波アプリケーター2
1を一段下のビン10へ移動させ(S114)、製本完
了品が置かれたビン10の下段のビン10に置かれてい
るコピー9について製本処理を行う(S102及びS1
21以降の処理を繰り返す。)。全ての製本が終了した
場合には、マイクロ波アプリケーター21は最上段のビ
ン10へ移動し(S115)、処理が終了される。なお
、製本完了品は、製品完了品取り出し口を開いて取り出
すことができる。
【0028】なお、上記実施例では、製本機能を有する
電子複写装置の場合について説明したが、製本装置の部
分を電子複写装置本体から分離して、独立した製本装置
としてもよいのは、もちろんである。
電子複写装置の場合について説明したが、製本装置の部
分を電子複写装置本体から分離して、独立した製本装置
としてもよいのは、もちろんである。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロ波照射により
接着剤を加熱しているので、接着剤内部から発熱させる
ことができ、接着剤の加熱効率を高めることができ、処
理時間の短縮を図ることができる。また、マイクロ波に
よる加熱は、始動時間や予熱を必要としないので、製本
処理に必要な場合にのみ電源をオンにして作動させるだ
けでよい。従って、製本装置ないし製本機能を有する電
子複写装置を省電力化することができ、経済性を高める
ことができる。
接着剤を加熱しているので、接着剤内部から発熱させる
ことができ、接着剤の加熱効率を高めることができ、処
理時間の短縮を図ることができる。また、マイクロ波に
よる加熱は、始動時間や予熱を必要としないので、製本
処理に必要な場合にのみ電源をオンにして作動させるだ
けでよい。従って、製本装置ないし製本機能を有する電
子複写装置を省電力化することができ、経済性を高める
ことができる。
【0030】また、本発明の別な製本装置によれば、被
製本物の仕分け処理からカバー付け及び被製本物とカバ
ーの接着までを製本装置内で自動的に行なわせることが
でき、製本作業を省力化でき、製本作業時間の短縮も図
れる。
製本物の仕分け処理からカバー付け及び被製本物とカバ
ーの接着までを製本装置内で自動的に行なわせることが
でき、製本作業を省力化でき、製本作業時間の短縮も図
れる。
【0031】さらに、本発明の電子複写装置にあっては
、電子複写装置本体による複写から仕分け処理、カバー
付け及び複写物とカバーの接着までの処理を一括して行
なうことができ、複写から製本までの作業を省力化でき
、複写から製本までの作業時間を短縮できる。
、電子複写装置本体による複写から仕分け処理、カバー
付け及び複写物とカバーの接着までの処理を一括して行
なうことができ、複写から製本までの作業を省力化でき
、複写から製本までの作業時間を短縮できる。
【図1】本発明の一実施例に係る製本装置の内部を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図1のY−Y線断面図である。
【図4】同上の製本装置を備えた電子複写装置の外観斜
視図である。
視図である。
【図5】制御回路のブロック図である。
【図6】複写物(被製本物)とカバーを示す斜視図であ
る。
る。
【図7】ペーパーホルダーにより複写物を保持した状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図8】カバーホルダーがビンの位置まで上昇した状態
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図9】カバーホルダーを送り出してカバーを複写物に
被せた状態を示す正面図である。
被せた状態を示す正面図である。
【図10】カバー及び複写物をマイクロ波加熱装置の方
向へ突出させた状態を示す平面図である。
向へ突出させた状態を示す平面図である。
【図11】制御回路による制御動作を示すフローチャー
ト(その1)である。
ト(その1)である。
【図12】制御回路による制御動作を示すフローチャー
ト(その2)である。
ト(その2)である。
1 電子複写装置本体
3 製本装置
8 ソータ部
9 複写物(コピー)
19 マイクロ波加熱部
24 カバー
25 製本用接着剤
31 カバーホルダー
Claims (3)
- 【請求項1】 被製本物の背部にカバーを接着させて
被製本物を製本するための接着剤を加熱するためのマイ
クロ波加熱部を備えた製本装置。 - 【請求項2】 被製本物を仕分け処理するソータ部と
、仕分けされた被製本物の背部に接着剤を塗布されたカ
バーを供給するカバー供給機構と、被製本物の背部に前
記カバーを接着させるための前記接着剤を加熱するマイ
クロ波加熱部とからなる製本装置。 - 【請求項3】 複写を行なう電子複写装置本体と、複
写物を仕分け処理するソータ部と、仕分けされた複写物
の背部に接着剤を塗布されたカバーを供給するカバー供
給機構と、複写物の背部に前記カバーを接着させるため
の前記接着剤を加熱するマイクロ波加熱部とからなる製
本機能を備えた電子複写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3019528A JP2924206B2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 製本機能を備えた電子複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3019528A JP2924206B2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 製本機能を備えた電子複写装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04247994A true JPH04247994A (ja) | 1992-09-03 |
JP2924206B2 JP2924206B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=12001840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3019528A Expired - Lifetime JP2924206B2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 製本機能を備えた電子複写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2924206B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001096953A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Toppan Forms Co Ltd | 帳票作製装置 |
CN104428140A (zh) * | 2013-03-07 | 2015-03-18 | 西门让 | 微波加热压缩式相册制作装置 |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP3019528A patent/JP2924206B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001096953A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Toppan Forms Co Ltd | 帳票作製装置 |
CN104428140A (zh) * | 2013-03-07 | 2015-03-18 | 西门让 | 微波加热压缩式相册制作装置 |
JP2015524759A (ja) * | 2013-03-07 | 2015-08-27 | ソムン、ヤンSEOMUN, Yang | マイクロ波加熱方式の圧縮式アルバム製造装置 |
CN104428140B (zh) * | 2013-03-07 | 2016-01-13 | 西门让 | 微波加热压缩式相册制作装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2924206B2 (ja) | 1999-07-26 |
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