JPH04247080A - 3−アリール−4(3h)キナゾリノンcckアンタゴニストおよびそれを含有する医薬製剤 - Google Patents

3−アリール−4(3h)キナゾリノンcckアンタゴニストおよびそれを含有する医薬製剤

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JPH04247080A
JPH04247080A JP3227902A JP22790291A JPH04247080A JP H04247080 A JPH04247080 A JP H04247080A JP 3227902 A JP3227902 A JP 3227902A JP 22790291 A JP22790291 A JP 22790291A JP H04247080 A JPH04247080 A JP H04247080A
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Ray Mccowan Jefferson
ジェファーソン・レイ・マッコーワン
Kenneth Jeff Thrasher
ケネス・ジェフ・スラッシャー
Melvin Joseph Yu
メルビン・ジョゼフ・ユー
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Eli Lilly and Co
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Eli Lilly and Co
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    • C07D403/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
    • C07D403/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、生物学的に活性なキナゾリノン
類に関するものである。より詳細には、本発明は、コレ
シストキニン(CCK)、例えば脳および膵臓のコレシ
ストキニンに対するレセプター、およびガストリン、例
えば胃のガストリンに対するレセプターに結合するある
種の置換キナゾリノンに関するものである。この化合物
は、CCKおよびガストリンアンタゴニストであり、温
血脊椎動物、とりわけヒトの胃腸、中枢神経および食欲
の調節系のCCKおよびガストリン関連障害の治療およ
び予防に有用である。
【0002】コレシストキニン(CCK)は、胃腸組織
および中枢神経系組織の両者で見い出される神経ペプチ
ドである。CCKは、食欲調節において重要な役割を果
たしているらしい。CCKの効果には、結腸運動性の刺
激、胆嚢収縮の刺激、および胃内容排出の阻害がある。 CCKは、ある種の中脳神経細胞にドパミンと共存する
らしく、脳のドパミン作動系の機能にも役割を果たして
いるかもしれない。ガストリンは、とりわけ胃腸管に見
い出される神経ペプチドである。これは、胃酸分泌の天
然の主要な刺激物質の1つである。これは、種々の胃腸
組織に対する成長促進効果をも有している。
【0003】CCKおよびガストリンアンタゴニストは
、胃腸および中枢神経系のCCKおよびガストリン関連
障害の治療および予防、および温血脊椎動物の食欲調節
系の変調に有用である。CCK/ガストリンレセプター
群は、3種類のレセプターサブタイプを含有しているら
しく、そのプロトタイプレセプターの位置を括弧内に示
す:CCK−A(膵臓)、CCK−B(脳)、およびガ
ストリン(胃底)。
【0004】数種類のCCKレセプターアンタゴニスト
が文献に報告されている。1つの種類には、サイクリッ
クヌクレオチドの誘導体、例えばジブチリルサイクリッ
クGMPがある。その他の当該技術分野既知の種類のC
CKアンタゴニストには、CCKのC−末端フラグメン
トおよび同属体がある。その他の種類のCCKレセプタ
ーアンタゴニストは、プログルミド、グルタミン酸誘導
体、およびp−クロロベンゾイル−L−トリプトファン
の様なN−アシルトリプトファンを包含するアミノ酸誘
導体である。最近、幾つかの置換アミノフェニル化合物
が、公開されたヨーロッパ特許出願0166355にC
CKアンタゴニストとして記載された。CCK結合化合
物は臨床で広範に適用し得るので、CCKレセプター結
合特性を示すその他の化合物を開発するために、鋭意研
究が行なわれている。
【0005】本発明は、CCKおよびガストリンアンタ
ゴニスト活性を示すことが見い出された以下の式(I)
で示される新規なキナゾリジノンに関するものである。 これらの化合物は、哺乳動物、とりわけヒトの胃腸、中
枢神経および食欲の調節系のCCK関連障害の治療およ
び予防に有用である。ガストリンアンタゴニストとして
は、これらは胃腸の潰瘍の治療および予防にとりわけ有
用である。
【0006】本発明は、式(I):
【化2】 [式中、nは1または2であり、mは0または1であり
;Rは水素、C1−C4アルキル、ベンジル、またはフ
ェニルであり;Zは水素またはハロゲンであり;X2、
X3、X4、およびX5は個別に、水素、ハロゲン、ト
リフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6
アルキル、C1−C6アルキルチオ、および−NR2R
3(ここに、R2およびR3は個別に水素、C1−C4
アルキル、ベンジル、またはフェニルであるか、または
R2とR3はこれらが結合している窒素原子と合して5
−または6−員環を形成する)からなる群から選択され
るか;またはXrおよびXr+1(ここにrは2、3、
または4である)は合して2価のC3−C5アルキレン
基またはメチレンジオキシを形成しており;Y5および
Y6は個別に、水素、C1−C6アルキル、C1−C6
アルコキシ、ハロゲンおよびトリフルオロメチルからな
る群から選択される]で示される化合物およびその薬学
的に許容し得る塩に関するものである。
【0007】上の式において、“C1−C4アルキル”
なる語句は、1〜4個の炭素原子を有する直鎖または分
枝鎖状アルキル鎖を意味する。この様なC1−C4アル
キル基は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、および
t−ブチルである。
【0008】“C1−C6アルキル”なる語句は、1〜
6個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖状アルキル鎖
または3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキルを意
味する。この様な語句に含まれる基は、メチル、エチル
、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、n−
ブチル、イソブチル、メチルシクロプロピル、シクロブ
チル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、シ
クロペンチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、
n−ヘキシル、シクロヘキシル、4−メチルペンチル等
である。
【0009】“C1−C6アルコキシ”なる語句は、酸
素原子を介して結合している1〜6個の炭素原子を有す
る直鎖または分枝鎖状アルキル基または3〜6個の炭素
原子を有するシクロアルキルを意味する。この様な語句
に含まれる基は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ
、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、n−ブトキシ、
イソブトキシ、t−ブトキシ、sec−ブトキシ、シク
ロブトキシ、n−ペントキシ、シクロペントキシ、3−
メチルブトキシ、n−ヘキシルオキシ、2−メチルペン
トキシ、シクロヘキシルオキシ等である。
【0010】“C1−C6アルキルチオ”なる語句は、
イオウ原子を介して結合している1〜6個の炭素原子を
有する直鎖または分枝鎖状アルキル基または3〜6個の
炭素原子を有するシクロアルキルを意味する。この様な
語句に含まれる基は、メチルチオ、エチルチオ、n−プ
ロピルチオ、イソプロピルチオ、シクロプロピルチオ、
n−ブチルチオ、イソブチルチオ、t−ブチルチオ、s
ec−ブチルチオ、シクロブチルチオ、n−ペンチルチ
オ、シクロペンチルチオ、2−メチルブチルチオ、n−
ヘキシルチオ、4−メチルペンチルチオ、シクロヘキシ
ルチオ等である。
【0011】“ハロ”または“ハロゲン”なる語句は、
フルオロ、クロロ、またはブロモのいずれかを意味する
【0012】“C3−C5アルキレン”なる語句は、−
CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2CH2−
、および−CH2CH2CH2CH2CH2−のいずれ
かを意味する。
【0013】式(I)で示される化合物の好ましい群の
1つは、mが0であり、nが2であり、Zが水素である
化合物群である。この化合物のその他の好ましい群は、
Y6が水素であり、Y5が水素、フルオロ、クロロまた
はブロモである化合物群である。これらの好ましい化合
物の内、より好ましいのは、X2およびX5が水素であ
り、X3およびX4の少なくとも一方が水素であり、他
方が、C1−C4アルコキシ、C1−C6アルキルまた
は−NR2R3からなる群から選択される化合物であり
;X4が水素であり、X3がC1−C4アルコキシであ
るのが最も好ましい。
【0014】以下の反応式1について言うと、この化合
物は通常、プロリンの存在下、インドール(1)とメル
ドラム酸(Meldrum’s acid)(2)およ
びアルデヒドRCHO(ホルムアルデヒド、R=H)を
反応させて[Diane S. Farlow, Mi
chael E. Flaugh, Sharon D
. Horvath, Edward R. Lava
gnino, and Paul Pranc, Or
ganic Preparations and Pr
ocedures Int. 13(1), 39(1
981)]、縮合付加物(3)を得、これを、ピリジニ
ウムp−トルエンスルホネート(PPTS)の存在下、
ピリジンを還流させながらo−アミノベンズアニリド(
4)と反応させることにより、経路Cを使用して直接、
キナゾリン(I)に変換することができる。別法として
、経路Aによると、縮合付加物(3)を水性ピリジン中
、銅粉の存在下で脱カルボキシル化して、中間体インド
リルプロピオン酸(5)を得ることができる。これはメ
チル アントラニレート(6)と反応して、エステル(
7)を形成する。エステル(7)を加水分解すると、対
応するカルボン酸(8)が得られ、これは高温で経路D
を経由してアニリン塩酸塩と反応するか、またはPPT
Sの存在下、アニリンと反応して[経路E]、キナゾリ
ン(I)を与える。中間体である酸(8)は、還流下の
ピリジン中でアントラニル酸(9)と反応させることに
よって、付加物(3)から直接、製造することができる
[経路B]。
【0015】
【化3】
【0016】“薬学的に許容し得る塩”なる語句は、塩
基性基との通常の酸−塩基反応によって生成する塩を包
含する。従って、本発明の薬学的に許容し得る塩は、塩
基性基を含有する式(I)の化合物から、通常の化学的
方法によって製造することができる。通常、塩は遊離の
塩基と理論量または過剰量の所望の塩形成酸を好適な溶
媒または組み合わせ溶媒中で反応させることによって製
造される。好適な塩形成酸には、塩酸、臭化水素酸、硫
酸、サルファミン酸、リン酸、硝酸等の様な無機酸;酢
酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、ステアリ
ン酸、乳酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、アスコルビ
ン酸、パモイン(pamoic)酸、マレイン酸、ヒド
ロキシマレイン酸、フェニル酢酸、グルタミン酸、安息
香酸、サリチル酸、スルファニル酸、2−アセトキシ安
息香酸、フマル酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホ
ン酸、エタンジスルホン酸、シュウ酸、ベンゼンスルホ
ン酸、ピクリン酸、桂皮酸等の有機酸がある。
【0017】本発明の化合物は、膵臓、胆嚢、および回
腸の様な、脳および/または末梢部位におけるCCKレ
セプターに結合する。これらの化合物は、CCKおよび
ガストリンをアンタゴナイズするその能力によって、C
CKまたはガストリンが関係しているかもしれない病気
、例えば、過敏性腸症候群、潰瘍、膵液または胃液分泌
過剰、急性膵臓炎のような胃腸障害、運動性障害、ドパ
ミンとCCKとの相互作用によって惹起される中枢神経
系障害、例えば神経弛緩障害、晩期ジスキネジー、パー
キンソン病、精神病またはジル・ド・ラ・ツレット症候
群、および食欲調節系の障害の治療および予防のための
医薬として有用である。
【0018】本発明は更に、式(I)で示される化合物
の有効量を活性成分とし、薬学的に許容し得る担体、賦
形剤、または希釈剤を含有してなる医薬製剤を提供する
ものである。この様な製剤は、温血脊椎動物、とりわけ
ヒトの胃腸、中枢神経、および食欲調節系の障害の治療
および予防のために、経口または非経口投与用に製造す
ることができる。
【0019】本発明のCCKまたはガストリンアンタゴ
ニストを経口で使用するためには、選択された化合物を
、例えば錠剤、またはカプセル剤の形態で、または水性
溶液または懸濁液として投与することができる。錠剤の
場合、通常の賦形剤には、結合剤、例えばシロップ、ア
カシア、ゼラチン、ソルビトール、トラガカント、ポリ
ビニルピロリジン(ポビドン)、メチルセルロース、エ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、シュクロー
スおよびデンプン;充填剤および担体、例えばコーンス
ターチ、ゼラチン、ラクトース、シュクロース、微結晶
性セルロース、カオリン、マンニトール、リン酸二カル
シウム、塩化ナトリウムおよびアルギン酸;潤滑剤、例
えばステアリン酸マグネシウム;崩壊剤、例えばクロス
カルメロース、微結晶性セルロース、コーンスターチ、
ソディウム・スターチ・グリコレートおよびアルギン酸
;および好適な湿潤剤、例えばラウリルサルフェートを
包含する。カプセル形態で経口投与するためには、有用
な希釈剤には、ラクトースおよび乾燥コーンスターチが
ある。経口用途のために水性懸濁液が望ましい場合、活
性成分を乳化剤および懸濁化剤、例えば、ソルビトール
、メチルセルロース、グルコース/糖シロップ、ゼラチ
ン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ステアリン酸アルミニウムゲル、または水素
添加した食用油、例えば、アーモンド油、分留ココナツ
油、油性エステル類、プロピレングリコール、またはエ
チルアルコール;着香剤、例えばペパーミント、冬緑油
、チェリーフレーバー、等;および保存剤、例えばp−
オキシ安息香酸メチルまたはプロピルおよびアスコルビ
ン酸と合することができる。
【0020】本発明による医薬製剤は、非経口用途のた
めに製造することもできる。この様な製剤は通常、標準
的製薬プラクティスに従い、活性成分の滅菌等張溶液の
形態をとる。
【0021】ヒトにおけるCCKまたはガストリンアン
タゴニストとしてのその用途のための本発明化合物の適
切な投与量は、個々の患者の年齢、体重および応答、並
びに患者の症状の重篤度および治療される症状の性質に
よって異なるであろう。従って、好ましい1日当たり投
与量は通常、担当医によって決定される。しかしながら
、たいていの場合、本発明化合物の有効な1日当たり投
与量は、1回でまたは分割して、約0.05mg/kg
〜約50mg/kg、好ましくは約0.5mg/kg〜
約20mg/kgの範囲となろう。
【0022】以下に実施例を挙げ、本発明の化合物およ
びその製造方法を更に詳細に説明するが、これらは本発
明の範囲を限定する意図のものではない。
【0023】実施例1  2−[2−(3−インドリル
)エチル]−3−フェニル−4−(3H)キナゾリノン
[経路A/E] 3−(3−インドリル)プロピオン酸(6.0g,32
mmol)のTHF100ml中溶液(室温)に、1,
1−カルボニルジイミダゾール(5.14g,32mm
ol)を加えた。反応混合物を乾燥雰囲気下で30分間
撹拌し、その後、メチル  アントラニレート(4.7
9g,32mmol)を加え、反応混合物を還流下で3
0分間攪拌した。薄層クロマトグラフィー(TLC)で
は反応体は検出されなかった。ピリジニウムp−トルエ
ンスルホネート(PPTS)[6.36g,25mmo
l]を加え、混合物を還流下で2日間攪拌した。反応混
合物を放冷し、溶媒を減圧留去した。得られた生成物を
酢酸エチルにとり、洗浄し(1N HCl,H2O,飽
和NaHCO3および食塩水)、無水硫酸マグネシウム
で乾燥させた。減圧濃縮して、淡黄色固形物を得、酢酸
エチル/ヘキサンでトリチュレートして瀘過した後、3
−(3−インドリル)−N−(2−メトキシカルボニル
フェニル)プロピオンアミド7.19g(70%収率)
を乳白色顆粒状固形物として得た。
【0024】このメチルエステル生成物(7.19g,
22.3mmol)をメタノール75mlおよび1N水
酸化ナトリウム25mlに溶解した。反応混合物を還流
下に30分間攪拌し、室温に冷却し、減圧濃縮した。水
性残留物を水で希釈し、ジエチルエーテルで1回洗浄し
た。水相を分離して1N HCl40mlで酸性化し、
酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥させた。減圧下で蒸発乾固して固
形物を得、40%酢酸エチル/ヘキサンでトリチュレー
トして瀘過し、乳白色顆粒状固形物6.34g(92%
収率)を得た。その物理化学的データ[MS308(M
+)]は中間体、3−(3−インドリル)−N−(2−
カルボキシフェニル)プロピオンアミドについての予想
と一致した。
【0025】3−(3−インドリル)−N−(2−カル
ボキシフェニル)プロピオンアミド(6.20g,20
mmol)のTHF50ml中溶液(室温)に、1,1
−カルボニルジイミダゾール(3.26g,20mmo
l)を加えた。反応混合物を乾燥雰囲気下で30分間攪
拌し、その後、アニリン(2ml,22mmol)およ
びPPTS(4.03g,16mmol)を加えた。得
られた反応混合物を還流下で2日間攪拌した。反応混合
物を放冷し、減圧下で蒸発乾固させた。生成した残留物
を酢酸エチルにとり、洗浄し(1NHCl、水、飽和N
aHCO3、および食塩水)、無水硫酸ナトリウムで乾
燥させ、減圧濃縮して茶色油状物を得、酢酸エチル/ヘ
キサンから結晶化させた。生成物をメタノール/酢酸エ
チルから再結晶し、2−[2−(3−インドリル)エチ
ル]−3−フェニル−4−(3H)キナゾリノン2.2
8gを白色綿毛状針状体として得た;m.p.193−
194℃;FABMSおよびEIMS336(M+);
IR(KBr)1672CM−1。 元素分析値(C24H19N3Oとして)計算値:C,
78.88;H,5.24;N,11.50;実測値:
C,78.65;H,5.26;N,11.36。
【0026】実施例2  2−(3−インドリルメチル
)−3−フェニル−4−(3H)キナゾリノン[経路A
/E改良]3−インドール酢酸(5.79g,33.1
mmol)のTHF100ml中溶液(室温)に、1,
1−カルボニルジイミダゾール(5.36g,33.1
mmol)を加えた。反応混合物を窒素雰囲気下で15
分間攪拌した。メチル  アントラニレート(5.0g
,33.1mmol)およびPPTS(20.0g,8
0mmol)を反応混合物に加え、次いで還流下で24
時間攪拌し、冷却し、減圧下でほぼ濃縮乾固させた。生
成した残留物を1N塩酸と酢酸エチルに分配した。この
2相の混合物を、2つの透明な層が得られるまで加熱し
た。水層を分離し、有機層を放冷して洗浄し(水、1N
 NaOH、および食塩水)、無水硫酸ナトリウムで乾
燥させ、減圧下で濃縮乾固させた。 得られた生成物を酢酸エチル/ヘキサンでトリチュレー
トして減圧瀘過によって集め、2−(3−インドリル)
−N−(2−メトキシカルボニルフェニル)アセトアミ
ド8.85gを淡黄色顆粒状固形物として得、これをメ
タノール100mlと1M NaOH32mlの混合物
中で30分間還流させることによって脱エステル化した
。減圧下で脱エステル化混合物を濃縮し、1N 塩酸4
0mlで酸性化し、次に、これを酢酸エチルに抽出する
ことによって、生成した酸を単離した。有機層を食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃
縮乾固させた。酢酸エチル/ヘキサンでトリチュレート
し、減圧瀘過することによって、2−(3−インドリル
)−N−(2−カルボキシフェニル)アセトアミド8.
0gを乳白色固形物として得た;mp205−207℃
。 元素分析値(C17H14N2O3として)計算値:C
,69.38;H,4.79;N,9.52;実測値:
C,69.29;H,4.93;N,9.45。
【0027】上の生成物(7.0g,23.8mmol
)のTHF100ml中溶液(室温)に、1,1−カル
ボニルジイミダゾール(4.24g,26.2mmol
)を加えた。反応混合物を30分間攪拌し、その後、ア
ニリン(2.4ml,26mmol)およびPPTS(
15.8g,63mmol)を加えた。 反応混合物を窒素雰囲気下、還流させながら2日間攪拌
し、冷却し、減圧下でほぼ濃縮乾固させた。残留物を酢
酸エチルと1N塩酸に分配した。有機相(不溶性固形物
を含有した)を1N塩酸で1回、水で3回洗浄した。有
機相を分離して減圧下で蒸発させた。残留物をトルエン
にとり、再びほぼ濃縮乾固させた。得られた固形物を酢
酸エチル/ヘキサンでトリチュレートし、減圧瀘過によ
って集めた。次に、生成物をメタノール/酢酸エチルに
分散させ、加熱沸騰させ、放冷した。減圧瀘過して、2
−(3−インドリル)−N−(2−アニリノカルボニル
フェニル)アセトアミド3.08gを白色針状体として
得た:mp235−236.5℃;FDMS:369(
M+)。 元素分析値(C23H19N3O2として)計算値:C
,74.78;H,5.18;N,11.37;実測値
:C,75.15;H,5.10;N,11.33。
【0028】上の生成物500mgとp−トルエンスル
ホン酸26mgのトルエン20ml中混合物を乾燥管の
下、水を共沸的に除去しながら3時間還流させた。反応
混合物に更にp−トルエンスルホン酸(26mg)を加
え、その後、これを更に21時間還流させた。混合物を
冷却し、酢酸エチルで希釈し、洗浄し(飽和NaCO3
および食塩水)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧
下でほぼ濃縮乾固させた。残留物をメタノール/酢酸エ
チルでトリチュレートし、瀘過した。瀘液を減圧濃縮し
てクロマトグラフィー(50%酢酸エチル/ヘキサン、
SiO2)に付し、表題の生成物を黄色油状物として得
、酢酸エチル/ヘキサンから結晶化して、微小白色針状
体(150mg)として得た:mp191−192℃;
EIMS:351(M+)。 元素分析値(C23H17N3Oとして)計算値:C,
78.61;H,4.88;N,11.96;実測値:
C,78.79;H,4.96;N,12.02。
【0029】実施例3  2−[2−(5−メトキシイ
ンドール−2−イル)エチル]−3−フェニル−4−(
3H)キナゾリノン[経路A/D] 5−メトキシインドール(10.0g,67.9mmo
l)、ホルムアルデヒド(37%水溶液、5.5ml)
、メルドラム酸(10g,69mmol)およびプロリ
ン(0.4g)のアセトニトリル40ml中溶液を室温
で16時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮し、茶色泡
状物質を得た。生成物をアセトン約50mlにとり、白
濁点まで水約50mlを加えた。混合物を冷蔵庫に放置
すると結晶化が始まり、かき混ぜながら再び白濁点まで
更に水を加えた。減圧瀘過によって、2−(2,2−ジ
メチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−
イル)メチル−5−メトキシインドール16.2gを砂
色結晶として得た。
【0030】ピリジン140mlに入れた生成物(16
.2g,53.4mmol)、銅粉(390mg)、お
よび水(15ml)を3時間還流させた。反応混合物を
冷却し、瀘過し、減圧下でほぼ濃縮乾固させた。生成物
をトルエンにとり、得られた混合物を再び減圧下で濃縮
乾固させた。次に、残留物をジエチルエーテル1リット
ルに溶解し、洗浄し(1N塩酸500ml、20%塩化
アンモニウム水溶液500ml、水、および食塩水)、
無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮乾固させ
た。生成物をクロロホルム/ヘキサンから結晶化し、3
−(5−メトキシインドール−3−イル)プロピオン酸
9.94g(85%)を茶色粉末として得た:mp12
3−128℃。
【0031】この生成物(6.95g,31.7mmo
l)のTHF100ml中溶液(室温)に、乾燥管の下
、1,1−カルボニルジイミダゾール(5.14g,3
1.7mmol)を加えた。反応混合物を1時間攪拌し
、その後、メチル  アントラニレート(4.79g,
31.7mmol)およびPPTS(7.96g,31
.7mmol)を加えた。この反応混合物を還流下に3
日間攪拌し、その後、PPTSを更に7.96g加え、
2日間還流を続けた。反応混合物を冷却し、酢酸エチル
で希釈し、洗浄し(1N 塩酸、水、飽和重炭酸ナトリ
ウムおよび食塩水)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、
減圧下で濃縮乾固させた。得られた残留物を酢酸エチル
/ヘキサンから結晶化し、3−(5−メトキシインドー
ル−3−イル)−N−(2−メトキシカルボニルフェニ
ル)プロピオンアミド5.21g(47%)を得た。
【0032】このプロピオンアミドエステル(5.2g
)をメタノール50mlと1N水酸化ナトリウム溶液の
混液に溶解し、この混合物を30分間還流させ、冷却し
、減圧下でほぼ濃縮乾固させた。生成した残留物を水で
希釈し、エーテルで1回洗浄した。水層を1N塩酸20
mlで酸性化し、酢酸エチルで抽出した。有機層を分離
し、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、
減圧下で濃縮乾固させた。生成物を酢酸エチル/ヘキサ
ンから結晶化し、3−(5−メトキシインドール−3−
イル)−N−(2−カルボキシフェニル)プロピオンア
ミド4.53g(91%収率)を茶色粉末として得た:
mp168−170℃;FDMS:338(M+)。 元素分析値(C19H18N2O4として)計算値:C
,67.45;H,5.36;N,8.28;実測値:
C,67.26;H,5.63;N,8.07。
【0033】3−(5−メトキシインドール−3−イル
)−N−(2−カルボキシフェニル)プロピオンアミド
(4.0g,11.8mmol)のTHF50ml中溶
液(室温)に、1,1−カルボニルジイミダゾール(1
.92g,11.8mmol)を加えた。反応混合物を
1時間攪拌し、その後、アニリン塩酸塩(3.06g,
23.6mmol)およびジメチルホルムアミド25m
lを加えた。反応混合物を乾燥管の下、還流させながら
2日間攪拌し、放冷し、減圧下で濃縮乾固させた。残留
物を1N塩酸と酢酸エチルに分配した。 有機層を洗浄し(水、1N水酸化ナトリウム、および食
塩水)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮
乾固させた。生成物を酢酸エチル/微量メタノールから
結晶化し、2−[2−(5−メトキシインドール−3−
イル)エチル]−3−フェニル−4−(3H)キナゾリ
ノン1.86gを白色粉末として得た:mp220−2
21℃;EIMS:395(M+)。 元素分析値(C25H21N3O2として)計算値:C
,75.93;H,5.35;N,10.63;実測値
:C,75.65;H,5.30;N,10.35。
【0034】上記中間体生成物3−(5−メトキシイン
ドール−3−イル)−N−(2−カルボキシフェニル)
プロピオンアミドは、当量のアントラニル酸(1.99
g,14.5mmol)とピリジン30ml中で反応さ
せることによって、対応するメルドラム付加物[3−(
2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキ
サン−5−イル)メチル−5−メトキシインドール](
4.41g,14.5mmol)から直接製造すること
ができる。反応は還流下で2時間行ない、その後、ピリ
ジンは減圧下でトルエンと共沸的に除去する[経路B]
【0035】実施例4  2−[2−(5−ブロモイン
ドール−3−イル)エチル]−3−(3−イソプロポキ
シフェニル)−4−キナゾリノン[経路C] 3−ニトロフェノール(50.0g,360mmol)
、イソプロピルヨウダイド(76.19g,450mm
ol)、および炭酸カリウム(60g)を合し、窒素雰
囲気下、アセトン400ml中で一夜還流させた。反応
混合物を冷却し、溶媒を減圧留去した。反応物を水約3
00mlと合し、その後、酢酸エチル100mlずつで
4回抽出した。酢酸エチル抽出物を合し、1N水酸化ナ
トリウムおよび食塩水で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、蒸発させて、3−イソプロポキシニトロ
ベンゼン56g(86%)を透明な黄色油状物として得
た。
【0036】3−イソプロポキシニトロベンゼン(8.
5g,50mmol)およびPtO2(0.3g)のエ
タノール200ml中溶液を40psi水素下、室温で
1.5時間振とうした。混合物をセライトで瀘過し、瀘
液を減圧濃縮して、軽い油状物(3−イソプロポキシア
ニリン)7.08gを得た。この油状物を酢酸エチル1
5mlと一緒にイサト酸無水物(7.35g,45mm
ol)に加えた。混合物を窒素雰囲気下、90°の油浴
にて2時間加熱した。生成物はヘキサンを加えると反応
混合物から結晶化した。反応混合物を瀘過し、2−アミ
ノ−N−(3−イソプロポキシフェニル)ベンズアミド
10.19g(83%)を白色固形物として得た。
【0037】5−ブロモインドール(10.07g,5
1mmol)、メルドラム酸(7.38g,51mmo
l)、プロリン(1.24g)および30%水性ホルム
アルデヒド5.2mlのアセトニトリル100ml中溶
液を室温で24時間放置した。アセトニトリルを減圧下
で留去した。生成物をメタノール(50ml)から結晶
化し、3−(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1
,3−ジオキサン−5−イル)メチル−5−ブロモイン
ドール15.83gを白色固形物として得た。
【0038】3−(2,2−ジメチル−4,6−ジオキ
ソ−1,3−ジオキサン−5−イル)メチル−5−ブロ
モインドール(4.12g,12mmol)、2−アミ
ノ−N−(3−イソプロポキシフェニル)ベンズアミド
(3.48g,13mmol)およびPPTS(1.6
4g,6.5mmol)のピリジン50ml中溶液を3
.5日間還流させた。次いで、反応混合物を減圧下に蒸
発乾固し、残留物を塩化メチレンにとった。生成物をク
ロマトグラフィー(30%酢酸エチル/ヘキサン、Si
O2)に付し、生成物含有画分を蒸発させることによっ
て、表題の生成物(2.13g,36%)を結晶化させ
た:mp179−181℃。 元素分析値(C27H24N3O2Brとして)計算値
:C,64.55;H,4.81;N,8.36;実測
値:C,64.79;H,5.01;N,8.36。
【0039】実施例5  2−[2−フェニル−2−(
3−インドリル)エチル]−3−(3−メトキシフェニ
ル)−4−(3H)キナゾリノン[経路C改良]インド
ール(10g,85mmol)、メルドラム酸(12.
3g,85mmol)、ベンズアルデヒド(18.11
g,171mmol)およびプロリン(0.05g)を
アセトニトリル50mlと合し、油浴にて約35−40
℃で2時間攪拌した[Y.Oikawa, H.Hir
asawa and O.Honemitsu, Te
trahedron Letters,1759(19
78)]。反応混合物を減圧下で濃縮乾固させた。残留
物をメタノールでスラリー化し、瀘過して、3−[α−
(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオ
キサン−5−イル)ベンジル]インドール19.99グ
ラムを得た。生成物の一部分を酢酸エチルから再結晶し
、白色結晶性生成物を得た:mp147−150℃。 元素分析値(C21H19NO4として)計算値:C,
72.19;H,5.48;N,4.01;実測値:C
,72.19;H,5.61;N,4.08。
【0040】イサト酸無水物(32.63g,200m
mol)および3−メトキシアニリン(24.63g,
200mmol)を手ぎわよく合し、120℃で2時間
加熱した。反応生成物を塩化メチレンにとり、クロマト
グラフィー(20%酢酸エチル/ヘキサン、SiO2)
に付して、2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル)
ベンズアミド38.75g(80%)を得た。酢酸エチ
ルからの再結晶によって、分析用試料を得た:mp75
−77℃。 元素分析値(C14H14N2O2として)計算値:C
,69.40;H,5.82;N,11.56;実測値
:C,69.63;H,5.84;N,11.60。
【0041】ピリジン20mlに入れた2−アミノ−N
−(3−メトキシフェニル)ベンズアミド(2.77g
,11.5mmol)、3−[α−(2,2−ジメチル
−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)
ベンジル]インドール(4.00g,11.5mmol
)およびPPTS(1.44g,5.7mmol)を7
日間還流させた。反応混合物を減圧濃縮して油状物を得
、酢酸エチルと水に分配した。酢酸エチル層を分離し、
洗浄し(1N塩酸、飽和重炭酸ナトリウム、および食塩
水)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮乾
固させた。反応は不完全であった。そこで、生成物をP
PTS(3g)および2,4,6−コリジン10mlと
混合し、5時間還流させた。生成物を上記と同様に後処
理して油状物を得、約1カ月間放置すると、結晶化し始
めた。酢酸エチルでトリチュレートし、瀘過して、表題
の生成物1.4gを得た:mp160−164℃。 元素分析値(C31H25N3O2・1/3C4H8O
2として)計算値:C,77.53;H,5.57;N
,8.39;実測値:C,77.58;H,5.45;
N,8.47。
【0042】CCKおよびガストリンレセプター結合(
IC50)についての試験法 脳   チャンおよびロッティ(Chang and Lo
tti,Proc.Natl.Acad.Sci.83
:4923−4926,1986)の方法に従い、マウ
スの脳メンブランを使用して脳のCCKレセプター結合
を行なった。23−25gの雄性CF−1マウスを頸部
脱臼によって殺し、前脳を摘出して氷冷50mMトリス
緩衝液、pH7.4に入れた。ブリンクマン・ポリトロ
ン(Brinkman Polytron)またはテク
マー・ティッシュマイザー(Tekmar Tissu
mizer)を使用して100倍容量トリス緩衝液中で
組織をホモジナイズし、次に、40,000gで10分
間遠心した。得られたペレットをトリス緩衝液に再懸濁
し、前記と同様にして遠心し、次いで、100倍容量検
定緩衝液、pH6.5(20mM N−2−ヒドロキシ
エチル−ピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸(H
EPES)、1mMエチレングリコールビス(2−アミ
ノエチルエーテル−N,N,N’,N’−四酢酸)(E
GTA)、5mM MgCl2、130mM NaCl
、および0.25mg/mlのバシトラシン)に再懸濁
した。結合検定は、化合物(または総結合のためには緩
衝液)50μL、125I−CCK−8サルフェート(
20pM)(AmershamIM−159)50μL
、検定緩衝液200μL、およびホモジネート(蛋白8
0−120μg)200μLで構成された。 レセプター結合のためにデザインされた48ウェルのブ
ランデル(Brandel)・セル・ハーベスターを使
用して試料を室温(25°)で2時間インキュベートし
、次いで、これらをGF/Bガラスファイバーフィルタ
ー(使用前に洗浄緩衝液に2時間浸漬した)で瀘過した
。フィルターを、0.01%BSAを含有している50
mMトリス緩衝液pH7.4 3mlで2回洗浄し、次
いで、プラスチックチューブ中、マイクロメディック(
Micromedic)10/600自動ガンマカウン
ターで放射活性を測定した。
【0043】化合物を10mMの濃度でジメチルスルホ
キシド(DMSO)に溶解し、次いで、更に検定緩衝液
で希釈した。インキュベーションにおけるDMSOの濃
度は0.1%またはそれ以下であり、そのレベルでは検
定に何ら影響がなかった。置換曲線のIC−50値を7
種類の濃度の化合物を使用して求め、DeLean, 
Munson and Rodbard (Am.J.
Physiol.235:E97−E102, 197
8)のALLFITコンピュータープログラムを使用し
て算出した。 非特異的な結合は、100nM CCK−8サルフェー
トによる放射リガンドの置換として決定した。
【0044】すい臓   チャン等(Chang et al., Mol.
Pharmacol.30:212−217, 198
6)の方法と同様にして、3H−L364,718を使
用し、ラットすい臓において末梢型CCKレセプターに
対する結合を行なった。150−200gの雄性スプラ
ーグ−ドウリー系ラットから、断頭し、脂肪および結合
組織から切除した後、すい臓を得た。組織を30倍容量
の50mMトリス緩衝液、pH7.4中でホモジナイズ
し、40,000gで10分間遠心した。得られた組織
ペレットを上記と同様にして再懸濁および遠心すること
によって洗浄した。最終ペレットを500倍容量の検定
緩衝液(50mMトリス緩衝液、pH7.4、5mM 
MgCl2、0.14mg/mlバシトラシン、および
5mMジチオトレイトール)に懸濁し、30−60μg
/200μlの蛋白濃度を得た。検定のための試薬容量
は脳のメンブランに対するCCK結合のために使用した
容量と同一であった。リガンドとして、トリチウム標識
したL−364,718(Dupont NEN, N
ET−971)を0.4−0.6nMの濃度で使用した
。試料を室温で1時間インキュベートし、次に、CCK
−脳レセプターのための記載と同様にして濾過した。シ
ンチレーションカクテルをフィルターに加え、マイクロ
メディック・タウルス自動液体シンチレーションカウン
ターによって放射活性を測定した。
【0045】CCK−脳の実験のための記載と同様にし
て化合物の試料を調製し、IC−50値を決定した。非
特異的結合は、100nM L−364,718を加え
た後にフィルターに結合したままのその量とした。
【0046】胃粘膜   モルモットの胃粘膜に対するガストリン結合のため
に使用した方法は、タケウチ、スペアおよびジョンソン
(Takeuchi, Speir and John
son, Am.J.Physiol.237(3):
E284−E294, 1979)によって記載された
方法と同様であった。300−350gの雄性ハートレ
イ(Hartley)モルモットからモルモット胃内真
菌類を得、ガラススライドで粘膜をこすり落とした。ダ
ウンス(Dounce)ガラスホモジナイザーを使用し
て、1mMフェニルメタンスルホニルフルオライドを含
有している50mMトリス緩衝液(pH7.4)中で粘
膜をホモジナイズし、得られた懸濁液を40,000g
で10分間遠心した。得られたペレットを再懸濁し、も
う1回遠心し、次いで、最終ペレットをモルモットの胃
1個当たり100mlの検定緩衝液に懸濁して、200
−300μg/200μlの蛋白濃度を得た。 検定緩衝液は、50mMトリス緩衝液、pH7.4、5
mM MgCl2、0.14mg/mlのバシトラシン
、およびそれぞれ1μg/mlのロイペプチン、キモス
タチン、アプロチニンおよびペプスタチンを構成成分と
した。検定のための試薬容量は、脳メンブランに対する
CCK結合のために使用した容量と同一であった。放射
活性なリガンドは、デュポンNEN(NEX−176)
由来の、20pM125I−ガストリンIとした。試料
を室温で3時間インキュベートし、濾過し、脳メンブラ
ンに対するCCK結合のための記載と同様にして測定し
た。CCK−脳レセプター結合のための記載と同様にし
て化合物試料を調製し、IC−50値を決定した。10
0nMガストリンI(シクマ・ケミカル社(Sigma
 Chemical Co.)からのヒト合成品)を使
用して、非特異的結合を求めた。
【0046】物理的データ、レセプター結合データ、お
よび調製法を、前記実施例1−5および更に例6−66
について、以下の表1〜表8に示す。各例の化合物は、
各例の前にある構造式を参照することによって確認され
る。各化合物の製造方法は、前記実施例1−5において
確認された方法に対応する方法A−Eおよび反応式1を
引用することによって示される。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式(I): 【化1】 [式中、nは1または2であり、mは0または1であり
    ;Rは水素、C1−C4アルキル、ベンジル、またはフ
    ェニルであり;Zは水素またはハロゲンであり;X2、
    X3、X4、およびX5は個別に、水素、ハロゲン、ト
    リフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6
    アルキル、C1−C6アルキルチオ、および−NR2R
    3(ここに、R2およびR3は個別に水素、C1−C4
    アルキル、ベンジル、またはフェニルであるか、または
    R2とR3はこれらが結合している窒素原子と合して5
    −または6−員環を形成する)からなる群から選択され
    るか;またはXrおよびXr+1(ここにrは2、3、
    または4である)は合して2価のC3−C5アルキレン
    基またはメチレンジオキシを形成しており;Y5および
    Y6は個別に、水素、C1−C6アルキル、C1−C6
    アルコキシ、ハロゲンおよびトリフルオロメチルからな
    る群から選択される]で示される化合物およびその薬学
    的に許容し得る塩。
  2. 【請求項2】  Zが水素である請求項1に記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】  mが0であり、nが2である請求項2
    に記載の化合物。
  4. 【請求項4】  Y5が水素、C1−C6アルキル、C
    1−C6アルコキシ、またはハロゲンであり、Y6が水
    素である請求項3に記載の化合物。
  5. 【請求項5】  Y5がハロゲン、メトキシ、またはメ
    チルである請求項4に記載の化合物。
  6. 【請求項6】  X2、X3、X4、およびX5の少な
    くとも2個が水素である請求項4に記載の化合物。
  7. 【請求項7】  X3がC1−C6アルキルである請求
    項6に記載の化合物。
  8. 【請求項8】  X3がC1−C6アルコキシである請
    求項6に記載の化合物。
  9. 【請求項9】  mが0であり、nが2である請求項1
    に記載の化合物。
  10. 【請求項10】  Y5が水素、C1−C6アルキル、
    C1−C6アルコキシ、またはハロゲンであり、Y6が
    水素である請求項1に記載の化合物。
  11. 【請求項11】  X2、X3、X4、およびX5の少
    なくとも2個が水素である請求項1に記載の化合物。
  12. 【請求項12】  X2、X4、およびX5が水素であ
    り、X3がC1−C6アルキルである請求項1に記載の
    化合物。
  13. 【請求項13】  X2、X4、およびX5が水素であ
    り、X3がC1−C6アルコキシである請求項1に記載
    の化合物。
  14. 【請求項14】  X2、X4、およびX5が水素であ
    る請求項6に記載の化合物。
  15. 【請求項15】  X3がイソプロポキシである請求項
    14に記載の化合物。
  16. 【請求項16】  Y5が水素である請求項15に記載
    の化合物。
  17. 【請求項17】  Y5がクロロである請求項15に記
    載の化合物。
  18. 【請求項18】  Y5がフルオロである請求項15に
    記載の化合物。
  19. 【請求項19】  Y5がブロモである請求項15に記
    載の化合物。
  20. 【請求項20】  Zがハロゲンである請求項1に記載
    の化合物。
  21. 【請求項21】  Zがクロロである請求項20に記載
    の化合物。
  22. 【請求項22】  mが0であり、nが2である請求項
    21に記載の化合物。
  23. 【請求項23】  Y5がクロロまたはブロモである請
    求項22に記載の化合物。
  24. 【請求項24】  X3がC1−C4アルコキシであり
    、X2、X4、およびX5が水素である請求項23に記
    載の化合物。
  25. 【請求項25】  mが1であり、Rがメチル、ベンジ
    ルおよびフェニルからなる群から選択される請求項1に
    記載の化合物。
  26. 【請求項26】  nが1である請求項25に記載の化
    合物。
  27. 【請求項27】  Y5が水素またはブロモであり、Y
    6が水素である請求項26に記載の化合物。
  28. 【請求項28】  X3がC1−C6アルキルまたはC
    1−C6アルコキシであり、X2、X4、およびX5が
    水素である請求項27に記載の化合物。
  29. 【請求項29】  請求項1〜28のいずれかに記載の
    化合物を活性成分とし、1またはそれ以上の薬学的に許
    容し得る担体、賦形剤、または希釈剤を含有してなるC
    CKおよびガストリンアンタゴニスト活性を有する医薬
    製剤。
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