JPH04247004A - 害虫駆除組成物 - Google Patents

害虫駆除組成物

Info

Publication number
JPH04247004A
JPH04247004A JP3029100A JP2910091A JPH04247004A JP H04247004 A JPH04247004 A JP H04247004A JP 3029100 A JP3029100 A JP 3029100A JP 2910091 A JP2910091 A JP 2910091A JP H04247004 A JPH04247004 A JP H04247004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pest control
pyrethroid
rosaceae
deodorizing
odor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3029100A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinobu Yamamoto
山本 志延
Hiroaki Inoue
裕章 井上
Akira Yamamoto
亮 山本
Yoshihiro Horibe
堀部 宜裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fumakilla Ltd
Original Assignee
Fumakilla Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fumakilla Ltd filed Critical Fumakilla Ltd
Priority to JP3029100A priority Critical patent/JPH04247004A/ja
Publication of JPH04247004A publication Critical patent/JPH04247004A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、害虫駆除組成物に関し
、さらに詳しくは、駆除剤自体の異臭を抑制すると共に
処理対象物の悪臭に対する消臭効果を有し、しかも害虫
駆除効果も高く、処理が簡便な害虫駆除組成物に関する
【0002】
【従来の技術】悪臭や異臭は工場の廃液や家庭内の生ゴ
ミ等が発生源であり、その対策が大きな問題となってい
る。すなわち、近年、住宅事状の変化により、一般家庭
内の便槽から発生する糞尿や厨房から発生する生ゴミ等
が多量となり、この保管、廃棄、回収、運搬、焼却、埋
め立て等の処理が必要となり、この過程における異臭、
悪臭の除去対策が大きな問題となっている。このような
異臭、悪臭の除去対策としては、一般に手軽なことから
消臭剤の散布が採用されている。
【0003】また、この様な悪臭、異臭の発生源を生息
場所、産卵場所、エサ等にして生活するゴキブリ、ハエ
、アリ、ダンゴムシ、ヤスデ、ゲジゲジ等の有害生物が
おり、衛生環境上問題となり、不快をも与えるなどの問
題も生じている。このような有害生物の駆除剤としては
、散布剤、噴霧剤、塗布剤、エアゾール剤、燻煙剤等が
あり、前記有害生物に対し種々の施用法で処理されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、駆除剤の有効
成分である殺虫剤、忌避剤等は各成分に特異の異臭を有
しており、処理時に人に対して不快感を与えている。す
なわち、処理時に散布、噴霧等により薬剤が微粒子化さ
れ、浮遊したり、塗布等により薬剤の比表面積が増大し
て蒸気化され易く、人の鼻孔や皮膚に付着し、異臭、悪
臭として感じ易くなり、処理時・処理後における不快臭
が発生する一因となり問題となっている。さらに、各種
剤型において、駆除剤の有効成分を溶解、分散させるた
めに溶剤、界面活性剤、助剤等を多量に用いており、こ
れらの多くは、前記と同様にそれ自体異臭を有しており
、不快臭を助長させる一因となり、問題となっている。
【0005】また、害虫駆除剤の多くは、それ自体害虫
忌避性を有しており(池田安之助「ピレトリン及びアレ
スリンに対する家蝿の忌避性  忌避剤・誘引剤につい
て第2報」、防虫科学第23巻−I、p.33〜36参
照)、駆除剤処理部分及びその極く近傍に長時間害虫が
寄りつきにくく、このため殺虫活性が低い駆除剤では害
虫駆除効果が得にくいこともあり、問題であった。
【0006】一方、悪臭の問題については、前記したよ
うに一般に消臭剤が使用されているが、消臭剤と害虫駆
除剤を併用した場合、以下のような問題がある。すなわ
ち、消臭剤は、その物理的、化学的な特徴に応じて、感
覚的脱臭、化学的脱臭、物理的脱臭及び生物的脱臭の4
つの脱臭効果(脱臭方法)に分類できる。感覚的脱臭は
消臭剤のマスキング作用、中和作用を利用したものであ
り、多くの場合、芳香剤による着香により既存臭のマス
キングを行ない、消臭しようとするものであり、臭気物
質の除去には限界がある。また、着香臭と異臭、悪臭の
調整は困難であり、人個々の好みもあり、逆に不快臭に
なることもある等の問題もある。一方、化学的脱臭は脱
硫作用、化学反応作用等を利用したものであり、有効成
分として、酸、アルカリ、酸化剤、還元剤等を用いた脱
臭剤と駆除剤が混合状態におかれると、相互に反応した
り、一方が分解されて、有効成分が極度に減少してしま
ったり、消臭剤自体、多種多様な悪臭成分に対し効果的
に反応する物質の選定が極めて困難であり、かつ、使用
時の取扱いに注意を要したり、問題が多い。また、物理
的脱臭の場合、例えば活性炭、ゼオライト、シリカゲル
等の多孔質表面への吸着作用を利用して脱臭しており、
駆除剤と併用・混合した時点で、多孔質表面に駆除剤が
吸着されて吸着剤の吸着効果が著しく減少し、かつ駆除
剤が吸着されることにより駆除成分の減少が生じる等の
大きな問題がある。さらに、生物的脱臭は、異臭の発生
源を消化酵素、細菌、酵母等を用いて分解し、脱臭しよ
うとするものであり、効果発現が遅く、保管上も困難で
ある等の問題があった。
【0007】以上のように、消臭剤と駆除剤は、各々単
独に用いられている場合には特に問題が少ないものでも
、処理時や処理後に混合された場合、各々の所期の効果
が得られなくなるという問題が発生し、駆除剤の害虫駆
除効果に影響を及ぼすことなく、駆除剤の異臭及び処理
対象物の悪臭を同時に消臭することのできる消臭剤はい
まだ見い出されていない。このため、消臭剤と駆除剤の
同時使用が困難で、異なる時期の処理を要する等、その
処理が非常に繁雑であった。
【0008】従って、本発明の目的は、前記したような
問題を解消し、駆除剤の害虫駆除効果に悪影響を及ぼす
ことなく、十分な害虫駆除ができると共に、駆除剤の異
臭及び処理対象物の悪臭を同時に消臭することができる
害虫駆除組成物を提供することにある。
【0009】さらに本発明の目的は、害虫駆除の有効成
分の消臭によって害虫忌避性が低減され、優れた害虫駆
除効果を有し、しかも残留処理効果に優れた害虫駆除組
成物を提供することにある。
【0010】さらに本発明の他の目的は、有機物の分解
・発酵による悪臭の発生が抑制され、消臭効果及びその
持続性に優れた害虫駆除組成物を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記目
的を達成するために、少なくとも1種のピレスロイド系
殺虫剤と、ツバキ科、クスノキ科、シソ科、キキョウ科
、ヤナギ科、マツ科、スギ科、フトモモ科、カキノキ科
、スイカズラ科、南洋スギ科、マメ科、アカネ科、シク
ンシ科、ブナ科及びバラ科からなる群から選ばれた少な
くとも1種の植物を抽出又は/及び乾留して得られる成
分とを含有することを特徴とする害虫駆除組成物が提供
される。
【0012】さらに本発明によれば、少なくとも1種の
ピレスロイド系殺虫剤と、ツバキ科、クスノキ科、シソ
科、キキョウ科、ヤナギ科、マツ科、スギ科、フトモモ
科、カキノキ科、スイカズラ科、南洋スギ科、マメ科、
アカネ科、シクンシ科、ブナ科及びバラ科からなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の植物を抽出又は/及び乾留
して得られる成分と、少なくとも1種の殺菌・防菌・防
バイ剤とを含有することを特徴とする害虫駆除組成物が
提供される。
【0013】
【発明の作用及び態様】本発明者らは、消臭剤及び駆除
剤の混合使用に関し鋭意研究を重ねた結果、消臭剤とし
て前記した植物の抽出又は/及び乾留成分を用いた場合
、これらの成分が被処理部の臭気物質に作用して臭気を
取り除くことができると共に、ピレスロイド系殺虫剤自
体が有する臭いを低減し、処理時及び処理後の不快感を
なくすことができ、しかもピレスロイド系殺虫剤の害虫
駆除効果に悪影響を及ぼすことはなく、逆に、消臭によ
ってピレスロイド系殺虫剤が有する害虫忌避性を低減で
きるため、害虫駆除効果を向上できることを見い出した
。また、前記植物の抽出又は/及び乾留成分は、ピレス
ロイド系殺虫剤の光や酸素による分解を抑制する作用が
あり、ピレスロイド系殺虫剤の経時安定性を高めるため
、残留処理効果も向上することを見い出した。その結果
、本発明による害虫駆除組成物によれば、長時間にわた
って有効な害虫駆除を行うことができると同時に、処理
対象物から発生する異臭、悪臭を除去し、処理時及び処
理後の不快感をなくすことができる。しかも、前記消臭
剤は植物の抽出又は/及び乾留成分であるため、人畜に
対する安全性も高い。
【0014】またさらに、本発明者らの研究によれば、
前記害虫駆除組成物にさらに各種殺菌・防菌・防バイ剤
を添加することにより、消臭効果が著しく改善されるこ
とを見い出した。すなわち、パラオキン安息香酸エステ
ル、第4級アンモニウム塩、低級アルコール、ソルビン
酸等の殺菌剤・防菌・防バイ剤を添加した害虫駆除組成
物を対象物に処理することにより、対象物及びその近辺
の菌・カビ類の殺菌・防菌・防バイ効果が得られ、これ
らによる有機物等の分解・発酵が抑制される。このため
、悪臭の発生を抑制し、消臭効果に寄与し、消臭効果の
持続性が得られる。
【0015】害虫駆除成分としては、一般に用いられる
各種ピレスロイド系殺虫剤が使用でき、好ましくは例え
ばピレトリン、アレスリン、テトラメスリン、レスメト
リン、フラメトリン、フェノトリン、シフェノトリン、
プラレスリン、ペルメトリン、シペルメトリン、エンペ
ンスリン、デカメスリン、フェンバレレート、シフルト
リン、シハロトリン、トラロメスリン、フルシトリネー
ト、フェンプロパトリン、フルバリネート、プロパスリ
ン、フェンフルスリン、エトフェンプロックス等のピレ
スロイド系殺虫剤が挙げられる。これらのピレスロイド
系殺虫剤以外にも、本発明の効果を損わない範囲で他の
害虫駆除剤を添加することは可能である。
【0016】本発明に係る消臭成分としては、植物を水
又は/及び有機溶剤により抽出又は/及び乾留して得ら
れたものが用いられる。植物としては、ツバキ科、クス
ノキ科、シソ科、キキョウ科、ヤナギ科、マツ科、スギ
科、フトモモ科、カキノキ科、スイカズラ科、南洋スギ
科、マメ科、アカネ科、シクンシ科、ブナ科、バラ科な
どが挙げられる。これらの中でも、茶、山茶花、椿、サ
カキ、モッコク、ヒメシャラなどのツバキ科植物および
ビワ、アンズ、梅、ボケ、カイドウなどのバラ科植物の
抽出又は/及び乾留成分が好ましい。これらの植物の抽
出又は/及び乾留成分は、直接臭気物質に作用して中和
または酸化し臭気を取り除くことができる。
【0017】殺菌、防菌・防バイ剤としては、アクリノ
ール、安息香酸、安息香酸ナトリウム、塩化亜鉛、塩化
ベンザルコニウム、8−オキシキノリン、グアヤコール
、グルコン酸クロロヘキシジン、グルタルアルデヒド、
p−クロロ−m−クレゾール、サリチル酸、サリチル酸
ナトリウム、サリチル酸フェニル、1,4−ジクロロ−
2,5−ジメトキシベンゼン、2,3−ジクロロ−1,
4−ナフトキノン、2,6−ジクロロ−4−ニトロアニ
リン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、チアベンダゾ
ール、イソプロピルメチルフェノール、2,3,4,6
−テトラクロロフェノーール、2,4,5,6−テトラ
クロロイソフタロニトリル、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢
酸ナトリウム、トリクロサン、パラオキシ安息香酸エス
テル、パラクロロフェノール、パラクロロメタキシレノ
ール、0−フェニルフェノール、0−フェニルフェノー
ルナトリウム、2−フェノキシエタノール、α−ブロム
シンナムアルデヒド、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3
−プロパンジオール、ヘキサクロロフェン、ペンタクロ
ロニトロベンゼン、2−ベンズイミダゾリルカルバミン
酸メチル、プロピオン酸カルシウム、プロピオン酸ナト
リウム等が挙げられる。
【0018】本発明に係る害虫駆除組成物には、通常用
いられている効力増強剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
溶剤、香料、着色剤等の各種添加剤を任意に添加するこ
とができる。効力増強剤としては、ピペロニールブトキ
サイド、S−421、IBTA、MGK264、サイネ
ピリン500、リーセン等が挙げられる。
【0019】本発明の害虫駆除組成物の剤型としては、
油剤、乳剤、水溶剤、エアゾール剤等が挙げられ、水ベ
ースのエアゾール剤においては、界面活性剤、溶剤の種
類及び量によりw/o型、o/w型の両方のタイプとな
る。また、エアゾール剤においては、噴射剤としてDM
E、LPG、N2 、CO2、フロン系ガス等を用いる
ことができ、類似方法としては圧縮噴射方式、例えば弾
性材や加圧材、密圧材を応用したエクセル方式(ゴム製
の風船状の袋内に薬剤を加圧充填し、そのゴムの弾性力
を利用して内容物を噴霧状に排出する方式)化学反応に
より発生するガスの圧力を利用したエンバイロ方式(各
々別々のカプセルに入れた化学的に反応する酸やアルカ
リ性物質を内袋に入れて置き、缶充填時に双方のカプセ
ルを破り、直ちにクリンプ(密封)して保圧せしめる方
式)等、トリガー方式等も使用できる。これらによる薬
剤を用い、対象害虫としては、ハエ、カ、ゴキブリ、チ
ョウバエ、アリ、ゴミムシダマシ、ワラジムシ、ダンゴ
ムシ、ヤスデ、ゲジゲジ、アリガタバチ、アブ、カメム
シ、ダニ類、チャタテムシ等の衛生害虫、不快害虫に適
用できる。
【0020】
【実  施  例】以下、実施例及び試験例を示して本
発明について具体的に説明するが、本発明が下記実施例
に限定されるものでないことはもとよりである。
【0021】試験例1 下記表2乃至表4に示す処方、実施例1,2,3、比較
例1,2,3の200ml入りエアゾール剤を作成し、
25m3 の密閉室内の上方空間に6秒間噴霧し、噴霧
1分後に入室し、15秒間の官能試験を行なった。パネ
ルは男女5名づつ計10名により、下記表1に示す6段
階の臭気強度表示法に従い判定し、10名の平均を求め
た。その結果を表2乃至表4に併せて示す。なお、噴射
量を一定に保つため、バルブ・ボタンは、一般の空間用
エアゾール剤に使用するグレードを用い各々同一の物を
使用した。
【表1】   0度は相対的な無臭で、平常の嗅覚の持ち主がにお
いを感じない状態をいう。
【0022】
【表2】
【表3】
【表4】   上記表2乃至表4に示す結果から明らかなように、
植物抽出物無添加の比較例1,2,3に対し、植物抽出
物を添加した実施例1,2,3の場合は、エアゾールタ
イプに関係なく臭気を抑制し、植物抽出物が幅広く消臭
効果を示しているといえる。
【0023】試験例2 試験例1に示した実施例1,2,3のエアゾール剤を各
々用い、25m3の室内に供試虫としてイエバエ♀成虫
50匹、アカイエカ♀成虫50匹を放飼した後、室内中
央より上方45°の角度で全周にわたるよう6秒間エア
ゾール剤を噴霧し、噴霧1時間後に供試虫を回収し、清
潔なポリカップに移して24時間の死亡率を求めた。そ
の結果を表5に示す。
【表5】   上記結果から明らかなように、植物抽出物は本発明
の害虫駆除組成物の殺虫効果にはなんら悪影響をおよぼ
さないものであり、十分な殺虫効果が得られた。
【0024】試験例3 図1に示すように、2m×2mのフィールドを区画し、
一角に、5×10cmのベニア板を十字状に組み合わせ
たシェルター1を6組設置し、その近傍には水2および
餌3を設け、下記処方の実施例4〜6及び比較例4〜6
の薬剤をアセトンで希釈し、50×50cmの上質紙に
殺虫有効成分が0.2g/m2 の濃度になるよう塗布
する。 この上質紙4をフィールド内のシェルターの対角の床面
に設置した。そして、クロゴキブリの雌雄成虫各30匹
を放飼した後、8時間後のノックダウン率を求め、その
後供試虫を清潔なポリカップに1匹ずつ移し、48時間
後の供試虫に対する死亡率を求めた。   実施例4                実施例
5                実施例6  成分
名          w/w%    成分名   
       w/w%    成分名       
   w/w%  トラロメスリン  50    シ
フェノトリン  30    クロルピリホス  20
  椿抽出物        50    サカキ抽出
物    70    茶抽出物        80
  比較例4                比較例
5                比較例6  成分
名          w/w%    成分名   
       w/w%    成分名       
   w/w%  トラロメスリン100    シフ
ェノトリン100    クロルピリホス100結果は
表6に示すとおりである。
【0025】
【表6】   上記結果から明らかなように、本発明に従って植物
抽出物である消臭剤を添加した場合は、8時間後のノッ
クダウン率、48時間後の死亡率はともに80%以上で
あるのに対して、無添加の場合はいずれも効果が低かっ
た。これは、殺虫成分の異臭を植物成分からなる消臭成
分により抑制するため、殺虫成分自体の忌避性が低減さ
れ、殺虫成分を含有するシートへの供試虫の接触回数及
び接触時間が増えたため等により、害虫駆除効果が向上
したと推察される。
【0026】試験例4 一般家庭からよくでる肉、魚、野菜を混合した生ゴミを
入れた30×30×10cmの上面開口のプラスチック
容器に対し、下記表7乃至表10に示す処方、実施例7
、比較例7のエアゾール剤、実施例8、比較例8の油剤
、実施例9、比較例9の乳剤、比較例10,11の粉剤
を殺虫成分が0.1g/m2 となるようプラスチック
容器上方より各々噴霧等処理し、処理1時間後の臭気を
パネル10名(男女各5名)を用いて測定した。測定は
前記6段階の臭気強度表示法に従い判定し、10名の平
均を求めた。結果を下記表7乃至表10に併せて示す。
【0027】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【0028】上記表7乃至表9に示す結果から明らかな
ように、植物抽出物を用いた実施例7,8,9の害虫駆
除組成物は、いずれも比較例7,8,9のものと比べ臭
気強度は弱く、高い消臭能力を有し、エアゾール剤、油
剤、乳剤、いずれの剤型においても安定した消臭効果を
得ることができた。比較例7,8,9のように香料によ
るマスキング消臭は効果が低く、いずれの剤型において
も実使用上好ましくない。また、表10に示すように、
比較例10の活性炭による吸着脱臭は、脱臭効果が低か
った。これは、活性炭が殺虫成分のペルメトリンをすで
に吸着し、脱臭能力が低下しているためと推察される。 また、処理後に残渣があり、処理面が汚染され、実用上
好ましくない。比較例11は、消化酵素(セルラーゼ)
による効果発現に時間を要し、発生した臭気への消臭効
果がなく、臭気の低減ができなかったものと推察される
【0029】試験例5 下記表11乃至表13に示す処方のエアゾール剤、乳剤
、油剤について、各々の製剤の処理後の経時安定性試験
を行った。試験方法は、9cmφの濾紙に各々殺虫有効
成分が0.2g/m2 になるよう処理し、一定期間後
(1ヶ月、3ヶ月)にアセトンにより抽出し、GLC分
析により残存量を求めた。尚、保存条件は25℃の室内
である。
【表11】
【表12】
【表13】
【0030】本試験例における薬剤残存率を下記式によ
り求め、その結果を表14に示す。
【表14】   上記比較例12〜14に示す結果から明らかなよう
に、ピレスロイド系殺虫剤は光および酸素により除々に
分解するため、有効成分残存率は3ヶ月後に約7割にな
る。しかし、実施例10〜12の各々の製剤については
、3ヶ後においても殺虫有効成分残存率は95%以上で
あり、植物抽出物により安定性が増したと推察できる。 よって、植物抽出物を駆除剤と混合する場合、安定性の
面からも非常に優れた製剤となる。
【0031】試験例6 粉末飼料、木粉、フスマ、水(5:3:5:20)を混
合した培地10gを調製後直ちに5cmφのシャーレに
入れ、下記表15〜17に示す処方のエアゾール剤、乳
剤を殺虫有効成分が0.2g/m2 になるようにシャ
ーレ上方より処理し、これらを供試剤とし1m3 のチ
ャンバーの中央部床面に設置する。供試虫としては、羽
化直後に雌雄成虫を分け、3日間個別飼育したイエバエ
を用いる。このように、別に飼育した雌雄1対のイエバ
エを供試剤設置後直ちに1m3 のチャンバー内に放飼
し、5時間後に培地をとりだし培地中の卵を顕微鏡によ
りカウントする。また対照として薬剤未処理の培地につ
いても同様の試験を行った。結果を各々下記の表18に
示す。 尚、表中の数値は繰返し10回の平均値である。
【0032】
【表15】
【表16】
【表17】
【0033】
【表18】   イエバエ雌成虫は100〜200個の卵を産むとい
われており、未処理区に関してはすべて正常に産卵して
いる。しかし比較例15〜17の場合は、殺虫剤による
忌避効果の発現が認められ、産卵が抑制された。また、
実施例13〜15については卵がまったくなく、産卵が
完全に阻止できた。これは、植物抽出物が培地のもつ産
卵誘引性を抑制したためであると推察される。以上のこ
とより、本実施例の製剤は、ハエ等の発生を防ぐうえで
非常に優れた製剤であるといえる。
【0034】試験例7 粉末飼料、木粉、フスマ、水(5:3:5:20)を混
合した培地300gを20×20×4cmのトレーに入
れ、イエバエの2日令幼虫100匹を放し、飼育する。 1時間後に試験例6で用いたエアゾール剤、乳剤を殺虫
有効成分が0.2g/m2 になるようにシャーレ上方
より処理し、25〜27℃で10日間保ち、成虫の羽化
数を測定した。また、対照として薬剤未処理のシャーレ
についても同様の試験を行い、各々下記の表19に示す
【0035】
【表19】   実施例13〜15は比較例15〜17と比べて大き
な差はなく、消臭剤を添加しても殺うじ効果にはまった
く影響がないことがわかる。よって、生ゴミ等の悪臭を
消臭しながら、なおかつ害虫駆除効果もよりすぐれた製
剤であるといえる。
【0036】試験例8 消臭剤および殺菌剤を添加した下記処方乳剤を、試験例
4と同様の試験方法により消臭効果を確認した。尚、試
験は処理当日5日後、10日後と経時的に行った。結果
を表20に示す。 実施例16 成分名                      
        w/w%フェノトリン       
                     0.3茶
抽出物                      
          0.2パラオキシ安息香酸プロピ
ル                2ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル      0.5ソルビタンモ
ノオレエート                0.5
灯油                       
               1イオン交換水   
                       95
.5実施例17 成分名                      
        w/w%フェノトリン       
                     0.3茶
抽出物                      
          0.2パラクロロメタキシレノー
ル              0.5ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル      0.5ソルビタンモ
ノオレエート                0.5
灯油                       
               1イオン交換水   
                         
  97実施例18 成分名                      
        w/w%フェノトリン       
                     0.3茶
抽出物                      
          0.20−フェニールフェノール
                  1ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル      0.5ソルビタン
モノオレエート                0.
5灯油                      
                1イオン交換水  
                        9
6.5実施例19 成分名                      
        w/w%フェノトリン       
                     0.3茶
抽出物                      
          0.2ポリオキシエチレンラウリ
ルエーテル      0.5ソルビタンモノオレエー
ト                0.5灯油   
                         
          1イオン交換水        
                  97.5実施例
20 成分名                      
        w/w%N,N−ジエチル−m−トル
アミド          4椿抽出物       
                         
  1イソプロピルメチルフェノール        
    0.5ポリオキシエチレンラウリルエーテル 
       2ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド  
        1.5灯油            
                         
 1イオン交換水                 
             90実施例21 成分名                      
        w/w%N,N−ジエチル−m−トル
アミド          4椿抽出物       
                         
  1ポリオキシエチレンラウリルエーテル     
   2ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド      
    1.5灯油                
                      1イオ
ン交換水                     
     90.5比較例18 成分名                      
        w/w%フェノトリン       
                     0.3ポ
リオキシエチレンラウリルエーテル      0.5
ソルビタンモノオレエート             
   0.5灯油                 
                     1イオン
交換水                      
    97.7比較例19 成分名                      
        w/w%N,N−ジエチル−m−トル
アミド          4ポリオキシエチレンラウ
リルエーテル        2ヤシ油脂肪酸ジエタノ
ールアミド          1.5灯油     
                         
        1イオン交換水          
                91.5
【0037
【表20】   比較例18及び19は処理当日から殺虫有効成分、
界面活性剤及び溶剤の臭いを強いと感じる人が多かった
。 また時間が経つにつれて生ゴミが腐敗し、3日後にはす
べての人が強烈な臭気を感じている。それに対して、植
物抽出物である消臭成分を含有させた製剤の場合、処理
当日は殺虫有効成分等の臭いが抑えられているが、3日
、5日と時間が経つにつれて、生ゴミの腐敗臭が抑えら
れなくなり臭いを強く感じるようになる。しかし殺菌剤
を含有させた製剤の場合は生ゴミの腐敗を抑制し、発生
源をおさえるため、5日後でも強い臭気を感じるパネル
がいなかった。以上のように、殺菌剤を添加することに
より消臭効果の持続性が格段に向上した。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の害虫駆除組成物
によれば、以下のような効果が得られる。 イ)ピレスロイド系殺虫剤が有する臭いを低減し、処理
時・処理後の不快感をなくすことができる。 ロ)ピレスロイド系殺虫剤が有する害虫の忌避性を低減
し、害虫駆除効果を向上できる。 ハ)害虫駆除と同時に、処理対象物から発生する異臭・
悪臭を除去し、不快感をなくすことができる。 ニ)ピレスロイド系殺虫剤の光や酸素による分解を低減
し、残留処理効果が向上する。 ホ)殺菌剤・防菌剤・防バイ剤を添加することにより、
有機物の分解・発酵による悪臭の発生が抑制され、消臭
効果・消臭持続性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験例に用いた装置の概略構成図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも1種のピレスロイド系殺虫
    剤と、ツバキ科、クスノキ科、シソ科、キキョウ科、ヤ
    ナギ科、マツ科、スギ科、フトモモ科、カキノキ科、ス
    イカズラ科、南洋スギ科、マメ科、アカネ科、シクンシ
    科、ブナ科及びバラ科からなる群から選ばれた少なくと
    も1種の植物を抽出又は/及び乾留して得られる成分と
    を含有することを特徴とする害虫駆除組成物。
  2. 【請求項2】  少なくとも1種のピレスロイド系殺虫
    剤と、ツバキ科、クスノキ科、シソ科、キキョウ科、ヤ
    ナギ科、マツ科、スギ科、フトモモ科、カキノキ科、ス
    イカズラ科、南洋スギ科、マメ科、アカネ科、シクンシ
    科、ブナ科及びバラ科からなる群から選ばれた少なくと
    も1種の植物を抽出又は/及び乾留して得られる成分と
    、少なくとも1種の殺菌・防菌・防バイ剤とを含有する
    ことを特徴とする害虫駆除組成物。
  3. 【請求項3】  前記植物の抽出又は/及び乾留成分が
    、茶、山茶花、椿、サカキ、モッコク、ヒメシャラなど
    のツバキ科植物又はビワ、アンズ、梅、ボケ、カイドウ
    などのバラ科植物の抽出又は/及び乾留成分である請求
    項1又は2記載の害虫駆除組成物。
JP3029100A 1991-01-31 1991-01-31 害虫駆除組成物 Pending JPH04247004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3029100A JPH04247004A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 害虫駆除組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3029100A JPH04247004A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 害虫駆除組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04247004A true JPH04247004A (ja) 1992-09-03

Family

ID=12266929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3029100A Pending JPH04247004A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 害虫駆除組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04247004A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2724818A1 (fr) * 1994-09-28 1996-03-29 Phytodif Lab Composition acaricide contenant du glutaraldehyde
WO1999027785A1 (es) * 1997-11-28 1999-06-10 Coarval Coop. V. Composicion y metodo para combatir plagas de phyllocnistis citrella
CN1044960C (zh) * 1996-09-18 1999-09-08 中国农业科学院植物保护研究所 苦参碱氯氰菊酯混剂及其制造方法
JP2001048706A (ja) * 1999-06-02 2001-02-20 Earth Chem Corp Ltd 害虫防除製剤
US6641827B2 (en) 1998-08-21 2003-11-04 Takeda Chemical Industries, Ltd. Insecticide obtained from plants for use on termites
CN102396546A (zh) * 2011-11-21 2012-04-04 程雪翔 一种金银花残渣用于防治菊花病虫害的用途
WO2012058054A1 (en) * 2010-10-29 2012-05-03 Novozymes Biologicals, Inc. Fungi for odor control
JP2013506673A (ja) * 2009-10-05 2013-02-28 マローネ バイオ イノベイションズ、インコーポレイテッド 生化学的農業製品としてのアントラキノン含有誘導体
JP2014510051A (ja) * 2011-02-21 2014-04-24 イノヴェイト エイジー プロプライエタリー リミテッド 昆虫有害生物の防除
CN104663270A (zh) * 2014-01-04 2015-06-03 王振环 垂柳树树皮外伤修复方法
CN105232414A (zh) * 2015-11-20 2016-01-13 陈倚华 一种蚊怕水及其制备方法
CN105831165A (zh) * 2016-04-29 2016-08-10 山东胜伟园林科技有限公司 一种防治苹果病虫害的微生物源农药及其制备方法
CN110025629A (zh) * 2019-05-23 2019-07-19 河南大学 垂丝海棠花多糖在制备免疫增强药物方面的应用

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2724818A1 (fr) * 1994-09-28 1996-03-29 Phytodif Lab Composition acaricide contenant du glutaraldehyde
WO1996009762A1 (fr) * 1994-09-28 1996-04-04 Laboratoires Phytodif Procede de lutte contre le pouvoir allergisant des acariens de la poussiere de maison et de leurs excrements
CN1044960C (zh) * 1996-09-18 1999-09-08 中国农业科学院植物保护研究所 苦参碱氯氰菊酯混剂及其制造方法
WO1999027785A1 (es) * 1997-11-28 1999-06-10 Coarval Coop. V. Composicion y metodo para combatir plagas de phyllocnistis citrella
US6641827B2 (en) 1998-08-21 2003-11-04 Takeda Chemical Industries, Ltd. Insecticide obtained from plants for use on termites
JP2001048706A (ja) * 1999-06-02 2001-02-20 Earth Chem Corp Ltd 害虫防除製剤
JP2013506673A (ja) * 2009-10-05 2013-02-28 マローネ バイオ イノベイションズ、インコーポレイテッド 生化学的農業製品としてのアントラキノン含有誘導体
WO2012058054A1 (en) * 2010-10-29 2012-05-03 Novozymes Biologicals, Inc. Fungi for odor control
JP2013544081A (ja) * 2010-10-29 2013-12-12 ノボザイムス バイオロジカルズ,インコーポレイティド 臭気制御用菌類
JP2014510051A (ja) * 2011-02-21 2014-04-24 イノヴェイト エイジー プロプライエタリー リミテッド 昆虫有害生物の防除
CN102396546A (zh) * 2011-11-21 2012-04-04 程雪翔 一种金银花残渣用于防治菊花病虫害的用途
CN104663270A (zh) * 2014-01-04 2015-06-03 王振环 垂柳树树皮外伤修复方法
CN105232414A (zh) * 2015-11-20 2016-01-13 陈倚华 一种蚊怕水及其制备方法
CN105831165A (zh) * 2016-04-29 2016-08-10 山东胜伟园林科技有限公司 一种防治苹果病虫害的微生物源农药及其制备方法
CN110025629A (zh) * 2019-05-23 2019-07-19 河南大学 垂丝海棠花多糖在制备免疫增强药物方面的应用
CN110025629B (zh) * 2019-05-23 2021-03-26 河南大学 垂丝海棠花多糖在制备免疫增强药物方面的应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200154717A1 (en) Insecticidal compositions and methods using same
EP0697811B1 (en) Non-hazardous pest control
JPH04247004A (ja) 害虫駆除組成物
CN105597126A (zh) 一种植物源消毒除臭剂
JPH069320A (ja) ピレスリノイドを含有する新規な有害生物駆除剤組成物
CN105288686A (zh) 一种植物源空气净化剂
CN105079845A (zh) 一种植物源除臭剂
JP4614402B2 (ja) 全量噴射型エアゾールの噴霧処理方法
CH467621A (de) Aus Drückzerstäuberdose aussprühbares Mittel zur Pflege und Behandlung von Lebewesen
KR20000072252A (ko) 가정용 위생해충 구제효과 및 항균효과를 갖는 천연식물성 정유 조성물 및 그 제제
JP2006257050A (ja) ジョチュウギクと植物精油を有効成分とする害虫駆除用エアゾール
KR100512871B1 (ko) 해충 기피제 및 그를 이용하여 제조된 화장지
KR101535215B1 (ko) 소독 및 해충 퇴치용 연막 조성물
WO2020137609A1 (ja) 消臭組成物、及び消臭方法、並びに悪臭害虫防除用組成物、及び悪臭害虫防除方法
KR100611206B1 (ko) 그레이프 푸루이트 오일 및 그 유효성분을 함유하는 기피제
KR100533701B1 (ko) 천연식물 살균 탈취제를 함유하는 살충제 조성물
OKAMOTO et al. Insecticidal activity of 8 household and hygiene insecticides against bedbug (Cimex lectularius)
RU2214093C2 (ru) Средство борьбы с кератофагами
KR100297423B1 (ko) 환경친화형저독성수중유형유액상살충제조성물
DE2444024A1 (de) Mittel zur beseitigung von geruechen und abtoetung von bakterien
KR20030059953A (ko) 집먼지진드기 퇴치용 살균 및 살충제 조성물
JP2004075657A (ja) 家屋用不快害虫防除組成物
CN1593159A (zh) 预防和杀灭白蚁的中药制剂及应用
JPH05310506A (ja) 害虫防除剤およびそれを用いた害虫防除性製品
CS199087B1 (cs) Insekticidní prostředek