JPH04246231A - V型エンジンの冷却装置 - Google Patents
V型エンジンの冷却装置Info
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- JPH04246231A JPH04246231A JP3218891A JP3218891A JPH04246231A JP H04246231 A JPH04246231 A JP H04246231A JP 3218891 A JP3218891 A JP 3218891A JP 3218891 A JP3218891 A JP 3218891A JP H04246231 A JPH04246231 A JP H04246231A
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- piston
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 4
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 4
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はV型エンジンの冷却装
置に係り、特に車両の進行方向に対して前・後側に夫々
配設された一側及び他側シリンダバンク内の一側ピスト
ン部位及び他側ピストン部位に供給されるオイルをオイ
ルジェットによって分割するV型エンジンの冷却装置に
関する。
置に係り、特に車両の進行方向に対して前・後側に夫々
配設された一側及び他側シリンダバンク内の一側ピスト
ン部位及び他側ピストン部位に供給されるオイルをオイ
ルジェットによって分割するV型エンジンの冷却装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンは、シリンダの配列形式によっ
てシリンダを直列状態に接続したエンジンや、シリンダ
を対向状態に接続したエンジンや、V型エンジン等があ
る。
てシリンダを直列状態に接続したエンジンや、シリンダ
を対向状態に接続したエンジンや、V型エンジン等があ
る。
【0003】前記V型エンジンは、一側及び他側シリン
ダバンクである第1、第2シリンダバンク116−1、
116−2を有している。また、このV型エンジン10
6には、図8に示す如く、第1、第2シリンダバンク1
16−1、116−2が車両102の進行方向に対して
前後側に位置すべくこの車両102に搭載される横置式
のものもある。
ダバンクである第1、第2シリンダバンク116−1、
116−2を有している。また、このV型エンジン10
6には、図8に示す如く、第1、第2シリンダバンク1
16−1、116−2が車両102の進行方向に対して
前後側に位置すべくこの車両102に搭載される横置式
のものもある。
【0004】また、横置式V型エンジンの冷却装置とし
ては、実開昭60−22018号公報に開示される如く
、車両の進行方向に対して前側にあるバンクに設けられ
た第1のウォータジャケットと、車両の進行方向に対し
て後側にあるバンクに設けられた第2のウォータジャケ
ットと、ラジエータと、ラジエータを通過した冷却水を
第2のウォータジャケットへ導き第2のウォータジャケ
ットを通過した冷却水を第1のウォータジャケットへ導
き更に第1のウォータジャケットを通過した冷却水をラ
ジエータへ導く冷却水通路手段と、冷却水通路手段の冷
却水に流れを与えるウォータポンプとを有しているもの
がある。
ては、実開昭60−22018号公報に開示される如く
、車両の進行方向に対して前側にあるバンクに設けられ
た第1のウォータジャケットと、車両の進行方向に対し
て後側にあるバンクに設けられた第2のウォータジャケ
ットと、ラジエータと、ラジエータを通過した冷却水を
第2のウォータジャケットへ導き第2のウォータジャケ
ットを通過した冷却水を第1のウォータジャケットへ導
き更に第1のウォータジャケットを通過した冷却水をラ
ジエータへ導く冷却水通路手段と、冷却水通路手段の冷
却水に流れを与えるウォータポンプとを有しているもの
がある。
【0005】更に、強制潤滑装置のフィルタ取付構造と
しては、実開昭63−26709号公報に開示される如
く、V型エンジンの強制潤滑装置の潤滑油圧送路に介装
されるフィルタをエンジンのケーシング部材に支持され
る固定部材でエンジンの上部でしかも潤滑油入・出口を
下に向けて着脱自在に配設し、エンジンに開口される潤
滑油入・出口とをパイプまたはホースで連通したものが
あった。
しては、実開昭63−26709号公報に開示される如
く、V型エンジンの強制潤滑装置の潤滑油圧送路に介装
されるフィルタをエンジンのケーシング部材に支持され
る固定部材でエンジンの上部でしかも潤滑油入・出口を
下に向けて着脱自在に配設し、エンジンに開口される潤
滑油入・出口とをパイプまたはホースで連通したものが
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、横置式のV
型エンジン106は、図6〜図8に示す如く、車両(図
示せず)の進行方向に対して後側に位置する第2シリン
ダバンク116−2が前側の第1シリンダバンク116
−1に比して走行風や冷却ファン(図示せず)による冷
却風の影響を受けず、熱的に厳しい状態におかれている
ため、前記第1シリンダバンク116−1に比して第2
シリンダバンク116−2が高温になる傾向がある。
型エンジン106は、図6〜図8に示す如く、車両(図
示せず)の進行方向に対して後側に位置する第2シリン
ダバンク116−2が前側の第1シリンダバンク116
−1に比して走行風や冷却ファン(図示せず)による冷
却風の影響を受けず、熱的に厳しい状態におかれている
ため、前記第1シリンダバンク116−1に比して第2
シリンダバンク116−2が高温になる傾向がある。
【0007】前記第1シリンダバンク116−1と第2
シリンダバンク116−2との温度状態を同一にするた
めには、第1シリンダバンク116−1よりも第2シリ
ンダバンク116−2の冷却を強力に行う必要がある。
シリンダバンク116−2との温度状態を同一にするた
めには、第1シリンダバンク116−1よりも第2シリ
ンダバンク116−2の冷却を強力に行う必要がある。
【0008】しかし、第1、第2シリンダバンク116
−1、116−2内に配設される一側及び他側ピストン
である第1、第2ピストン122−1、122−2部位
に冷却用オイルを夫々供給するオイルジェット142は
、図5に示す如く、一側噴出部144の一側開放端部1
44aの径D3と他側噴出部の他側開放端部146aの
径D4とが略同一に形成されていた。
−1、116−2内に配設される一側及び他側ピストン
である第1、第2ピストン122−1、122−2部位
に冷却用オイルを夫々供給するオイルジェット142は
、図5に示す如く、一側噴出部144の一側開放端部1
44aの径D3と他側噴出部の他側開放端部146aの
径D4とが略同一に形成されていた。
【0009】この結果、第1、第2シリンダバンク11
6−1、116−2内の第1、第2ピストン122−1
、122−2部位に略同量のオイルが供給されるため、
第1ピストン122−1部位は走行風とオイルとによっ
て冷却されるが、第2ピストン部位は、前記第1ピスト
ン122−1部位に供給されるオイルと略同一量のオイ
ルのみによって冷却されることとなり、前記第1ピスト
ン122−1部位より第2ピストン122−2部位の温
度が高くなってしまう。つまり、第1ピストン122−
1部位と第2ピストン122−2部位とを均等に冷却す
ることができず、第1ピストン122−1部位と第2ピ
ストン122−2部位との燃焼状態が異なってしまうと
ともに、第1、第2ピストン122−1、122−2の
摩耗が異なってしまい、実用上不利であるという不都合
があった。
6−1、116−2内の第1、第2ピストン122−1
、122−2部位に略同量のオイルが供給されるため、
第1ピストン122−1部位は走行風とオイルとによっ
て冷却されるが、第2ピストン部位は、前記第1ピスト
ン122−1部位に供給されるオイルと略同一量のオイ
ルのみによって冷却されることとなり、前記第1ピスト
ン122−1部位より第2ピストン122−2部位の温
度が高くなってしまう。つまり、第1ピストン122−
1部位と第2ピストン122−2部位とを均等に冷却す
ることができず、第1ピストン122−1部位と第2ピ
ストン122−2部位との燃焼状態が異なってしまうと
ともに、第1、第2ピストン122−1、122−2の
摩耗が異なってしまい、実用上不利であるという不都合
があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車両の進行方向に対して前
・後側に夫々配設された一側及び他側シリンダバンク内
の一側ピストン部位及び他側ピストン部位に供給される
オイルをオイルジェットによって分割するV型エンジン
の冷却装置において、前記一側ピストン及び他側ピスト
ンのピストン温度を略均一とすべく前記オイルジェット
の一側噴出部の径と他側噴出部の径とを異ならしめて形
成したことを特徴とする。
述不都合を除去するために、車両の進行方向に対して前
・後側に夫々配設された一側及び他側シリンダバンク内
の一側ピストン部位及び他側ピストン部位に供給される
オイルをオイルジェットによって分割するV型エンジン
の冷却装置において、前記一側ピストン及び他側ピスト
ンのピストン温度を略均一とすべく前記オイルジェット
の一側噴出部の径と他側噴出部の径とを異ならしめて形
成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上述の如く発明したことにより、V型エンジン
を動作させた際には、オイルジェットの一側噴出部から
車両の進行方向に対して前側に配置される一側シリンダ
バンク内の一側ピストン部位に所定量のオイルが供給さ
れているとともに、オイルジェットの他側噴出部から車
両の進行方向に対して後側に配設される他側シリンダバ
ンク内の他側ピストン部位に一側ピストン部位に供給さ
れるオイル量より大なる量のオイルが供給され、一側ピ
ストン及び他側ピストンのピストン温度を略均一にして
いる。
を動作させた際には、オイルジェットの一側噴出部から
車両の進行方向に対して前側に配置される一側シリンダ
バンク内の一側ピストン部位に所定量のオイルが供給さ
れているとともに、オイルジェットの他側噴出部から車
両の進行方向に対して後側に配設される他側シリンダバ
ンク内の他側ピストン部位に一側ピストン部位に供給さ
れるオイル量より大なる量のオイルが供給され、一側ピ
ストン及び他側ピストンのピストン温度を略均一にして
いる。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】図1〜図4はこの発明の実施例を示すもの
である。図4において、2は車両、4はエンジンルーム
、6はV型エンジンである。このV型エンジン6は、V
型のシリンダブロック8下面部位にオイルパン10が取
付けられているとともに、上面部位に第1、第2シリン
ダヘッド12−1、12−2と第1、第2シリンダヘッ
ドカバー14−1、14−2が載置されている。前記第
1シリンダヘッド12−1と第1シリンダヘッドカバー
14−1とが前記V型エンジン6の一側(図2の左側)
に配置されているとともに、第2シリンダヘッド12−
2と第2シリンダヘッドカバー14−2とがV型エンジ
ン6の他側(第2図の右側)に配置されている。前記第
1、第2シリンダヘッド12−1、12−2を載置する
ことによりV字形状に一側及び他側シリンダバンクであ
る第1、第2シリンダバンク16−1、16−2が配置
されている。
である。図4において、2は車両、4はエンジンルーム
、6はV型エンジンである。このV型エンジン6は、V
型のシリンダブロック8下面部位にオイルパン10が取
付けられているとともに、上面部位に第1、第2シリン
ダヘッド12−1、12−2と第1、第2シリンダヘッ
ドカバー14−1、14−2が載置されている。前記第
1シリンダヘッド12−1と第1シリンダヘッドカバー
14−1とが前記V型エンジン6の一側(図2の左側)
に配置されているとともに、第2シリンダヘッド12−
2と第2シリンダヘッドカバー14−2とがV型エンジ
ン6の他側(第2図の右側)に配置されている。前記第
1、第2シリンダヘッド12−1、12−2を載置する
ことによりV字形状に一側及び他側シリンダバンクであ
る第1、第2シリンダバンク16−1、16−2が配置
されている。
【0014】このV型エンジン6は、車両2の進行方向
に対して前・後側に第1、第2シリンダバンク16−1
、16−2が夫々配置されるべくエンジンルーム4に取
付けられている。
に対して前・後側に第1、第2シリンダバンク16−1
、16−2が夫々配置されるべくエンジンルーム4に取
付けられている。
【0015】ウォータポンプ18やオイルポンプ20が
固設されたシリンダブロック8内部は、第1シリンダバ
ンク16−1側に第1ピストン22−1が配置されてい
るとともに、第2シリンダバンク16−2側に第2ピス
トン22−2が配置されている。この第1、第2ピスト
ン22−1、22−2は、第1、第2コンロッド24−
1、24−2を介してクランクシャフト26に連絡され
ている。このクランクシャフト26は、ベアリングキャ
ップ28によってシリンダブロック8に軸支されている
。
固設されたシリンダブロック8内部は、第1シリンダバ
ンク16−1側に第1ピストン22−1が配置されてい
るとともに、第2シリンダバンク16−2側に第2ピス
トン22−2が配置されている。この第1、第2ピスト
ン22−1、22−2は、第1、第2コンロッド24−
1、24−2を介してクランクシャフト26に連絡され
ている。このクランクシャフト26は、ベアリングキャ
ップ28によってシリンダブロック8に軸支されている
。
【0016】また、第1シリンダヘッド12−1内に動
弁機構である第1ロッカアーム30−1や第1カムシャ
フト32−1が配設され、第2シリンダヘッド12−2
内に第2ロッカアーム30−2や第2カムシャフト32
−2が配設されている。
弁機構である第1ロッカアーム30−1や第1カムシャ
フト32−1が配設され、第2シリンダヘッド12−2
内に第2ロッカアーム30−2や第2カムシャフト32
−2が配設されている。
【0017】更にまた、前記シリンダブロック8の下部
に固設されたオイルポンプ20は、オイルパン10内に
配設されるオイルストレーナ34に第1連絡通路36−
1によって連絡されているとともに、第2連絡通路36
−2によってオイルフィルタ38に連絡されている。こ
のオイルフィルタ38は、第3連絡通路36−3によっ
てシリンダブロック8内の第1オイル循環通路40−1
に連絡されている。第1オイル循環通路40−1は、第
4連絡通路36−4によって第1シリンダヘッド12−
1内の第2オイル循環通路40−2に連絡され、第5連
絡通路36−5によって第2シリンダヘッド12−2内
の第3オイル潤滑通路40−3に連絡されている。 前記第1オイル潤滑通路40−1には、第1、第2ピス
トン22−1、22−2を冷却するオイルを噴出させる
オイルジェット42が取付けられている。
に固設されたオイルポンプ20は、オイルパン10内に
配設されるオイルストレーナ34に第1連絡通路36−
1によって連絡されているとともに、第2連絡通路36
−2によってオイルフィルタ38に連絡されている。こ
のオイルフィルタ38は、第3連絡通路36−3によっ
てシリンダブロック8内の第1オイル循環通路40−1
に連絡されている。第1オイル循環通路40−1は、第
4連絡通路36−4によって第1シリンダヘッド12−
1内の第2オイル循環通路40−2に連絡され、第5連
絡通路36−5によって第2シリンダヘッド12−2内
の第3オイル潤滑通路40−3に連絡されている。 前記第1オイル潤滑通路40−1には、第1、第2ピス
トン22−1、22−2を冷却するオイルを噴出させる
オイルジェット42が取付けられている。
【0018】前記オイルジェット42は、一側ピストン
である第1ピストン22−1及び他側ピストンである第
2ピストン22−2のピストン温度を略均一とすべく前
記オイルジェット42の一側噴出部44の径D1と他側
噴出部46の径D2とを異ならしめて形成している。
である第1ピストン22−1及び他側ピストンである第
2ピストン22−2のピストン温度を略均一とすべく前
記オイルジェット42の一側噴出部44の径D1と他側
噴出部46の径D2とを異ならしめて形成している。
【0019】詳述すれば、前記一側噴出部44の径D1
より他側噴出部46の径D2を大に形成している。
より他側噴出部46の径D2を大に形成している。
【0020】つまり、前記オイルジェット42の取付部
48の一側部位に一側開放端部44aが第1ピストン2
2−1に指向する一側噴出部44を設けるとともに、前
記取付部48の他側部位に他側開放端部46aが第2ピ
ストン22−2に指向する他側噴出部46を設ける。
48の一側部位に一側開放端部44aが第1ピストン2
2−1に指向する一側噴出部44を設けるとともに、前
記取付部48の他側部位に他側開放端部46aが第2ピ
ストン22−2に指向する他側噴出部46を設ける。
【0021】このとき、一側噴出部44の一側開放端部
44aの径D1を少許小さく形成し、前記一側噴出部4
4の一側開放端部44aの径D1と他側噴出部46の他
側開放端部46aの径D2との関係を、D1<D2とす
る。
44aの径D1を少許小さく形成し、前記一側噴出部4
4の一側開放端部44aの径D1と他側噴出部46の他
側開放端部46aの径D2との関係を、D1<D2とす
る。
【0022】次に作用について説明する。
【0023】V型エンジンを動作させた際には、オイル
パン内のオイルがオイルポンプ20によって第1、第2
連絡通路36−1、36−2を介してオイルフィルタ3
8に送給され、第3連絡通路36−3を介して第1オイ
ル潤滑通路40−1に送給される。この第1オイル循環
通路40−1に送給されたオイルは、第4連絡通路36
−4を介して第2オイル循環通路40−2に送給され、
第1ロッカアーム30−1と第1カムシャフト32−1
とに供給されるとともに、第5連絡通路36−5を介し
て第3オイル循環通路40−3に送給され、第2ロッカ
アーム30−2と第2カムシャフト32−2とに供給さ
れている。
パン内のオイルがオイルポンプ20によって第1、第2
連絡通路36−1、36−2を介してオイルフィルタ3
8に送給され、第3連絡通路36−3を介して第1オイ
ル潤滑通路40−1に送給される。この第1オイル循環
通路40−1に送給されたオイルは、第4連絡通路36
−4を介して第2オイル循環通路40−2に送給され、
第1ロッカアーム30−1と第1カムシャフト32−1
とに供給されるとともに、第5連絡通路36−5を介し
て第3オイル循環通路40−3に送給され、第2ロッカ
アーム30−2と第2カムシャフト32−2とに供給さ
れている。
【0024】また、第1オイル循環通路40−1のオイ
ルは、オイルジェット42にも供給され、このオイルジ
ェット42の一側噴出部44から車両2の進行方向に対
して前側に配置される第1シリンダバンク16−1の第
1ピストン22−1部位に所定量のオイルが供給されて
いるとともに、オイルジェット42の他側噴出部46か
ら車両2の進行方向に対して後側に配設される第2シリ
ンダバンク16−2内に配置される第2ピストン22−
2部位に前記第1ピストン22−1部位に供給されるオ
イル量よりも大なる量のオイルが供給される。
ルは、オイルジェット42にも供給され、このオイルジ
ェット42の一側噴出部44から車両2の進行方向に対
して前側に配置される第1シリンダバンク16−1の第
1ピストン22−1部位に所定量のオイルが供給されて
いるとともに、オイルジェット42の他側噴出部46か
ら車両2の進行方向に対して後側に配設される第2シリ
ンダバンク16−2内に配置される第2ピストン22−
2部位に前記第1ピストン22−1部位に供給されるオ
イル量よりも大なる量のオイルが供給される。
【0025】そして、前記第1ピストン22−1が前記
一側噴出部44から噴出される所定量のオイルと走行風
とによって冷却されるとともに、第2ピストン22−2
が他側噴出部から噴出される第1ピストン22−1部位
に供給されるオイル量より大なる量のオイルによって冷
却され、前記第1ピストン22−1と第2ピストン22
−2との温度を略均一にしている。
一側噴出部44から噴出される所定量のオイルと走行風
とによって冷却されるとともに、第2ピストン22−2
が他側噴出部から噴出される第1ピストン22−1部位
に供給されるオイル量より大なる量のオイルによって冷
却され、前記第1ピストン22−1と第2ピストン22
−2との温度を略均一にしている。
【0026】これにより、V型エンジン6の燃焼状態を
略均一にすることができるとともに、前記V型エンジン
6の第1、第2ピストン22−1、22−2の摩耗状態
を略均一にすることができ、V型エンジン6を円滑に動
作させ得て、実用上有利である。
略均一にすることができるとともに、前記V型エンジン
6の第1、第2ピストン22−1、22−2の摩耗状態
を略均一にすることができ、V型エンジン6を円滑に動
作させ得て、実用上有利である。
【0027】また、オイルジェット42の一側噴出部4
4の一側開放端部44aの径D1と他側噴出部46の他
側開放端部の径D2との関係をD1<D2してV型エン
ジン6の冷却装置を形成したことにより、V型エンジン
6の冷却装置の構造を複雑とすることなく形成でき、製
造コストを低減し得て、経済的に有利である。
4の一側開放端部44aの径D1と他側噴出部46の他
側開放端部の径D2との関係をD1<D2してV型エン
ジン6の冷却装置を形成したことにより、V型エンジン
6の冷却装置の構造を複雑とすることなく形成でき、製
造コストを低減し得て、経済的に有利である。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、一側ピストン及び他側ピストンを均一に冷却すべく
オイルジェットの一側噴出部の径より他側噴出部の径を
大に形成したので、V型エンジンの燃焼状態を略均一に
することができるとともに、V型エンジンの一側及び他
側ピストンの摩耗状態を略均一にすることができ、V型
エンジンを円滑に動作させ得て、実用上有利である。
ば、一側ピストン及び他側ピストンを均一に冷却すべく
オイルジェットの一側噴出部の径より他側噴出部の径を
大に形成したので、V型エンジンの燃焼状態を略均一に
することができるとともに、V型エンジンの一側及び他
側ピストンの摩耗状態を略均一にすることができ、V型
エンジンを円滑に動作させ得て、実用上有利である。
【図1】この発明の実施例を示すV型エンジンの冷却装
置のオイルジェットの要部拡大図である。
置のオイルジェットの要部拡大図である。
【図2】V型エンジンの概略断面図である。
【図3】V型エンジンの概略説明図である。
【図4】V型エンジンの概略配置説明図である。
【図5】この発明の従来の技術を示すV型エンジンの冷
却装置のオイルジェットの要部拡大図である。
却装置のオイルジェットの要部拡大図である。
【図6】V型エンジンの概略断面図である。
【図7】V型エンジンの概略説明図である。
【図8】V型エンジンの概略配置説明図である。
2 車両
4 エンジンルーム
6 V型エンジン
8 シリンダブロック
12 シリンダヘッド
14 シリンダヘッドカバー
16 シリンダバンク
18 ウォータポンプ
20 オイルポンプ
22 ピストン
26 クランクシャフト
30 ロッカアーム
32 カムシャフト
34 オイルストレーナ
36 連絡通路
38 オイルフィルタ
40 オイル循環通路
42 オイルジェット
44 一側噴出部
46 他側噴出部
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の進行方向に対して前・後側に夫
々配設された一側及び他側シリンダバンク内の一側ピス
トン部位及び他側ピストン部位に供給されるオイルをオ
イルジェットによって分割するV型エンジンの冷却装置
において、前記一側ピストン及び他側ピストンのピスト
ン温度を略均一とすべく前記オイルジェットの一側噴出
部の径と他側噴出部の径とを異ならしめて形成したこと
を特徴とするV型エンジンの冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3218891A JPH04246231A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | V型エンジンの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3218891A JPH04246231A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | V型エンジンの冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04246231A true JPH04246231A (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=12351934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3218891A Pending JPH04246231A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | V型エンジンの冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04246231A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016202593A1 (de) | 2015-04-24 | 2016-10-27 | Mitsubishi Electric Corp. | Kolbenpumpe |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3218891A patent/JPH04246231A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016202593A1 (de) | 2015-04-24 | 2016-10-27 | Mitsubishi Electric Corp. | Kolbenpumpe |
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