JPH0424614Y2 - - Google Patents

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JPH0424614Y2
JPH0424614Y2 JP19445187U JP19445187U JPH0424614Y2 JP H0424614 Y2 JPH0424614 Y2 JP H0424614Y2 JP 19445187 U JP19445187 U JP 19445187U JP 19445187 U JP19445187 U JP 19445187U JP H0424614 Y2 JPH0424614 Y2 JP H0424614Y2
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tightening
battery
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battery post
post
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、バツテリのポストに接続するための
バツテリ用電気接続具に関するものである。
〔考案の背景〕
自動車等において、バツテリと車載電装品とを
接続するための電気接続具として、従来では第4
図に示すものが提案されている。同図において、
1はバツテリ(図示せず)のポスト2に締着され
る接続端子で、このポスト2の周面に圧着するよ
うに略円形に折曲形成した圧着部3と、この圧着
部3に所定の結合摩擦力を与えるようボルト4及
びナツト5にて締付けられる締結部6とからな
る。そして、締結部6には図外の電装品に配電す
るケーブル7を接続している。また、8はバツテ
リから直接他の電装品に配電するための補助端子
で、ボルト4、ナツト5により前記接続端子1に
共締めされ、この補助端子8にケーブル9を接続
したコネクタ10が嵌合できるようになつてい
る。
しかしながら、このような従来のバツテリ用電
気接続具にあつては、バツテリのポスト2に接続
端子1を被せた後、この接続端子1をボルト4、
ナツト5によつて締着する構造であるために、そ
のボルト4、ナツト5の締着時に手間がかかり、
接続の作業性が悪く、しかも、そのボルト4、ナ
ツト5の締着力にバラツキが生じて、時には過大
な締着力により、ポスト2又は接続端子1を変形
させてしまつたり、または締着力の不足により、
有効な接続が維持できず、接触不良を起す等の問
題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされ
たもので、バツテリポストの周面に接合するよう
に略円形に湾曲した圧着部と、この圧着部をバツ
テリポストに着圧するためのカムを有する緊締レ
バーを具備せしめて、そのレバーを上記圧着部に
被着するワンタツチ操作により、上記圧着部をバ
ツテリポストに締着させて、接続具のバツテリポ
ストへの接続をワンタツチで確実に行なうことが
できるバツテリ用電気接続具を提供することを目
的とするものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
11は平面略U字状に折曲して、円弧状をなす
バツテリポスト12との圧着部13と、その一端
部に形成された締付片部14と、他端部に形成さ
れた折返し片部15とを有する端子片であつて、
その端子片11の締付片部14と折返し片部15
との間には、支軸16が架設保持されている。1
7は緊締レバーであつて、該緊締レバー17の両
端は、前記支軸16の両端部に枢着されると共
に、該緊締レバー17の両端内側面には、上記締
付片部14及び折返し片部15の外側面に当接さ
れる偏厚カム18が固定されている。19は端子
片11の圧着部13外側から側方へ支出されてい
て、電線20との接続を行なう電線接続部、21
は、前記折返し片部15より側方へ支出されてい
て、不図示のコネクタが接続できるサブターミナ
ルであつて、このサブターミナル21の外側に
は、ハウジング22が被されている。さらにこの
ハウジング22には同材質である絶縁材で形成さ
れたカバー支持部23が一体形成されており、こ
のカバー支持部23には、上記の端子片11及び
電線接続部21の外側に被着される絶縁性カバー
24が薄肉ヒンジ25を介して起伏自在に設けら
れているものである。
以上が本実施例の構造であるが、次にその作用
について述べると、第1図に示す如く緊締レバー
17を支軸16を支点として起立させれば、それ
に伴なつて偏厚カム18のカム18′による締付
片部14及び折返し片部15の押圧力が解けて、
その締付片部14と折返し片部15との間が開く
ために、圧着部13の口径が大となつて、該圧着
部13内へ、バツテリーポスト12を挿通するこ
と、逆にバツテリーポスト12より取外すことが
可能となる。次いで、その緊締レバー17を支軸
16を支点として回動し、その緊締レバー17
が、端子片11の周囲位置されるように倒すこと
により、第2図に示すようにカム面18′で締付
片部14及び折返し片部15を押圧し、その締付
片部14を折返し片部15との間が狭ばめられる
ために、圧着部13の口径が狭ばめられて、該圧
着部13がバツテリーポスト12の周面に圧接さ
れて電気的接続が完了されるものである。
従つてこの実施例のバツテリ用電気接続具によ
れば、その緊締レバー17を起伏動操作する簡単
な操作、即ちワンタツチ操作で、この電気接続具
を、バツテリポスト12に接続すること、また逆
に離脱せしめることができるので、その作業性が
向上される効果がある。さらに本実施例によれ
ば、カバー24は、サブターミナル21に嵌着さ
れるハウジング22と一体に連結され、しかも起
伏可能に支持されていることから、そのカバー2
4を起せば緊締レバー17を操作することができ
るので、カバー24を取外すことなく電気接続具
10の着脱をワンタツチで行なうことができ、そ
の作業性が向上される効果がある。さらにカバー
24は、ヒンジ26で結合されて起伏可能に設け
られていることから、そのカバー24の起立によ
り、端子片11の一部が露出し、これにより電気
接続具と、バツテリポスト12との接続状態の確
認や、そのバツテリポストへのテスト的な一時的
接続等の作業が、容易かつ確実に行なえる効果も
ある。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、略U字状に折返してバ
ツテリポスト12に嵌め込まれる圧着部13及び
圧着部13の両端から支出されかつ略平行に延び
る締付片部14及び折返し片部15を設け、該折
返し片部15と前記締付片部14とを挾むように
して位置される一対の偏厚カム18を取付けてな
る緊締レバー17を枢支し、該緊締レバー17の
起伏動作により偏厚カム18を回動させて、前記
圧着部13をバツテリポスト2に圧着又は離接す
るようにしたことを特徴とするバツテリ用電気接
続具である。
〔考案の効果〕
従つてこのバツテリ用電気接続具によれば、そ
の緊締レバー17を伏動するワンタツチ操作で、
端子片11をバツテリポスト12に接続すること
が確実に行なえることから、バツテリポスト12
と端子片11との接離作業がきわめて容易に行な
える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなるバツテリ用電気接続具
の実施例を示した平面図、第2図及び第3図はそ
の動作説明の平面図及び斜視図、第4図は従来例
の説明図である。 11……端子片、12……バツテリポスト、1
3……圧着部、14……締付片部、15……折返
し片部、16……支軸、17……緊締レバー、1
8……偏厚カム、19……電線接続部、20……
電線、21……サブターミナル、22……ハウジ
ング、23……カバー支持部、24……カバー、
25……薄肉ヒンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略U字状に折返してバツテリポスト12に嵌め
    込まれる圧着部13及び圧着部13の両端から支
    出されかつ略平行に延びる締付片部14及び折返
    し片部15を設け、該折返し片部15と前記締付
    片部14とを挾むようにして位置される一対の偏
    厚カム18を取付けてなる緊締レバー17を枢支
    し、該緊締レバー17の起伏動作により偏厚カム
    18を回動させて、前記圧着部13をバツテリポ
    スト2に圧着又は離接するようにしたことを特徴
    とするバツテリ用電気接続具。
JP19445187U 1987-12-22 1987-12-22 Expired JPH0424614Y2 (ja)

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JP19445187U JPH0424614Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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JP19445187U JPH0424614Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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Publication Number Publication Date
JPH0198481U JPH0198481U (ja) 1989-06-30
JPH0424614Y2 true JPH0424614Y2 (ja) 1992-06-10

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ID=31485180

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JP19445187U Expired JPH0424614Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2587875Y2 (ja) * 1992-05-29 1998-12-24 住友電装株式会社 バッテリー・ターミナル

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JPH0198481U (ja) 1989-06-30

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