JPH0412623Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0412623Y2 JPH0412623Y2 JP12353587U JP12353587U JPH0412623Y2 JP H0412623 Y2 JPH0412623 Y2 JP H0412623Y2 JP 12353587 U JP12353587 U JP 12353587U JP 12353587 U JP12353587 U JP 12353587U JP H0412623 Y2 JPH0412623 Y2 JP H0412623Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- slide cover
- connecting terminal
- terminal
- crimping part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- CRQQGFGUEAVUIL-UHFFFAOYSA-N chlorothalonil Chemical compound ClC1=C(Cl)C(C#N)=C(Cl)C(C#N)=C1Cl CRQQGFGUEAVUIL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、バツテリのポストに接続するための
バツテリ用電気接続具に関するものである。
バツテリ用電気接続具に関するものである。
自動車等において、バツテリと車載電装品とを
接続するための電気接続具として、従来では第４
図に示すものが提案されている。同図において、
１はバツテリ（図示せず）のポスト２に締着され
る接続端子で、このポスト２の周面に圧着するよ
うに略円形に折曲形成した圧着部３と、この圧着
部３に所定の結合摩擦力を与えるようボルト４及
びナツト５にて締付けられる締結部６とからな
る。そして、締結部６には図外の電装品に配電す
るケーブル７を接続している。また、８はバツテ
リから直接他の電装品に配電するための補助端子
で、ボルト４、ナツト５により前記接続端子１に
共締めされ、この補助端子８にケーブル９を接続
したコネクタ１０が嵌合できるようになつてい
る。
接続するための電気接続具として、従来では第４
図に示すものが提案されている。同図において、
１はバツテリ（図示せず）のポスト２に締着され
る接続端子で、このポスト２の周面に圧着するよ
うに略円形に折曲形成した圧着部３と、この圧着
部３に所定の結合摩擦力を与えるようボルト４及
びナツト５にて締付けられる締結部６とからな
る。そして、締結部６には図外の電装品に配電す
るケーブル７を接続している。また、８はバツテ
リから直接他の電装品に配電するための補助端子
で、ボルト４、ナツト５により前記接続端子１に
共締めされ、この補助端子８にケーブル９を接続
したコネクタ１０が嵌合できるようになつてい
る。
しかしながら、このような従来のバツテリ用電
気接続具にあつては、バツテリのポスト２に接続
端子１を被せた後、この接続端子１をボルト４、
ナツト５によつて締着する構造であるために、そ
のボルト４、ナツト５の締着時に手間がかかり、
接続の作業性が悪く、しかも、そのボルト４、ナ
ツト５の締着力にバラツキが生じて、時には過大
な締着力により、ポスト２又は接続端子１を変形
させてしまつたり、または締着力の不足により、
有効な接続が維持できず、接触不良を起す等の問
題点があつた。
気接続具にあつては、バツテリのポスト２に接続
端子１を被せた後、この接続端子１をボルト４、
ナツト５によつて締着する構造であるために、そ
のボルト４、ナツト５の締着時に手間がかかり、
接続の作業性が悪く、しかも、そのボルト４、ナ
ツト５の締着力にバラツキが生じて、時には過大
な締着力により、ポスト２又は接続端子１を変形
させてしまつたり、または締着力の不足により、
有効な接続が維持できず、接触不良を起す等の問
題点があつた。
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされ
たもので、バツテリポストの周面に接合するよう
に、略円形に湾曲する圧着部を形成すると共に、
その圧着部の一端に電線を接続し、その他端は自
由端となした接続端子を構成すると共に、この接
続端子上に被着されるスライドカバーを設け、上
記接続端子上に被せたスライドカバーをスライド
させるワンタツチ操作で、上記接続端子とバツテ
リポストとの接離を行ないうるように構成したバ
ツテリ用電気接続具を提供することを目的とする
ものである。
たもので、バツテリポストの周面に接合するよう
に、略円形に湾曲する圧着部を形成すると共に、
その圧着部の一端に電線を接続し、その他端は自
由端となした接続端子を構成すると共に、この接
続端子上に被着されるスライドカバーを設け、上
記接続端子上に被せたスライドカバーをスライド
させるワンタツチ操作で、上記接続端子とバツテ
リポストとの接離を行ないうるように構成したバ
ツテリ用電気接続具を提供することを目的とする
ものである。
以下に本考案を第１図乃至第３図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
に基いて詳細に説明する。
１１は可撓弾性を有し、両側辺縁に鍔部１１′
を形成した断面コ字状の金属板を素材として、形
成した接続端子であつて、この接続端子１１は略
円形に湾曲せしめた圧着部１２と、その圧着部１
２から一方に延びる電線接続片１３と、その圧着
部１２から他方に延びかつ平面略く字状に形成さ
れる弾性片１４とからなつており、その電線接続
片１３の先端には、電線１５が接続されている。
１６は上記接続端子１１上に被着される硬質絶縁
性のスライドカバーであつて、このスライドカバ
ー１６は一側面が開口する頭部１７と、この頭部
に連続する首部１８と、この首部１８に連続する
肩部１９とからなつている。また前記首部１８の
内側には、接続端子１１の鍔部１１′相互間に位
置される突起１８′が形成されている。２０はバ
ツテリポストを示す。
を形成した断面コ字状の金属板を素材として、形
成した接続端子であつて、この接続端子１１は略
円形に湾曲せしめた圧着部１２と、その圧着部１
２から一方に延びる電線接続片１３と、その圧着
部１２から他方に延びかつ平面略く字状に形成さ
れる弾性片１４とからなつており、その電線接続
片１３の先端には、電線１５が接続されている。
１６は上記接続端子１１上に被着される硬質絶縁
性のスライドカバーであつて、このスライドカバ
ー１６は一側面が開口する頭部１７と、この頭部
に連続する首部１８と、この首部１８に連続する
肩部１９とからなつている。また前記首部１８の
内側には、接続端子１１の鍔部１１′相互間に位
置される突起１８′が形成されている。２０はバ
ツテリポストを示す。
以上が、本実施例の構成であるが、次にその作
用について述べると、接続端子１１の圧着部１２
を、バツテリポスト２０に掛止させ、次いでその
接続端子１１上に上記のスライドカバー１６を被
せる。この接続端子１１上にスライドカバー１６
を被せるとき、首部１８の突起１８′が、接続端
子１１の双方の鍔部１１′間に位置されるように
遊嵌させれば、そのスライドカバー１６が接続端
子１１より外れることなく係止される（第２図参
照）。次いで、このスライドカバー１６を、第２
図において矢方向へスライドすると、スライドカ
バー１６の突起１８′により、電線接続片１３及
び弾性片１４が互いに接近する方向へ押圧される
ので、圧着部１２によるバツテリポスト２０の圧
接力が高まり、接続端子１１はバツテリポスト２
０に緊締される。さらにそのスライドカバー１６
を矢方向へ移動すれば、弾性片１４の先端１４′
が突起１８′と外れ、その結果、首部１８の段部
１８″に係止されるため、このスライドカバー１
６は今までのスライド方向にもスライドされるこ
となく定位置に保持される、次に上記接続端子１
１をバツテリポストより外したいときは、上記の
スライドカバー１６を、接続端子１１との係止力
を抗して取り外せば、その接続端子１１によるバ
ツテリポストへの緊締力が解けるために、接続端
子１１をバツテリポスト２０から外すことができ
る。
用について述べると、接続端子１１の圧着部１２
を、バツテリポスト２０に掛止させ、次いでその
接続端子１１上に上記のスライドカバー１６を被
せる。この接続端子１１上にスライドカバー１６
を被せるとき、首部１８の突起１８′が、接続端
子１１の双方の鍔部１１′間に位置されるように
遊嵌させれば、そのスライドカバー１６が接続端
子１１より外れることなく係止される（第２図参
照）。次いで、このスライドカバー１６を、第２
図において矢方向へスライドすると、スライドカ
バー１６の突起１８′により、電線接続片１３及
び弾性片１４が互いに接近する方向へ押圧される
ので、圧着部１２によるバツテリポスト２０の圧
接力が高まり、接続端子１１はバツテリポスト２
０に緊締される。さらにそのスライドカバー１６
を矢方向へ移動すれば、弾性片１４の先端１４′
が突起１８′と外れ、その結果、首部１８の段部
１８″に係止されるため、このスライドカバー１
６は今までのスライド方向にもスライドされるこ
となく定位置に保持される、次に上記接続端子１
１をバツテリポストより外したいときは、上記の
スライドカバー１６を、接続端子１１との係止力
を抗して取り外せば、その接続端子１１によるバ
ツテリポストへの緊締力が解けるために、接続端
子１１をバツテリポスト２０から外すことができ
る。
このように本実施例にあつては、接続端子１１
上に被着するスライドカバー１６のスライドで、
接続端子１１のバツテリポスト２０への締圧力が
作用し、またそのスライドカバーを接続端子１１
より外すことで接続端子１１のバツテリポスト２
０への締圧力が解けて、接続端子１１をバツテリ
ポスト２０から外すことができることから、スラ
イドカバー１６を移動又は取り外すといつた簡単
な操作即ちワンタツチ操作でバツテリポスト２０
と接続端子１１との接離作業が、きわめて容易か
つ確実に行なえる効果がある。さらにこのバツテ
リ用電気接続具によれば、その接続端子１１及び
スライドカバー１６の構造が簡単であり、しかも
部品点数は僅か２部品で構成されるものであるこ
とから、生産性、経済性に優れた製品が得られる
効果もある。
上に被着するスライドカバー１６のスライドで、
接続端子１１のバツテリポスト２０への締圧力が
作用し、またそのスライドカバーを接続端子１１
より外すことで接続端子１１のバツテリポスト２
０への締圧力が解けて、接続端子１１をバツテリ
ポスト２０から外すことができることから、スラ
イドカバー１６を移動又は取り外すといつた簡単
な操作即ちワンタツチ操作でバツテリポスト２０
と接続端子１１との接離作業が、きわめて容易か
つ確実に行なえる効果がある。さらにこのバツテ
リ用電気接続具によれば、その接続端子１１及び
スライドカバー１６の構造が簡単であり、しかも
部品点数は僅か２部品で構成されるものであるこ
とから、生産性、経済性に優れた製品が得られる
効果もある。
以上のように本考案は、電線１５が一端に接続
される接続片１３の他端部を略Ｃ字状に折返して
バツテリポスト２０に嵌め込まれる圧着部１２及
び該圧着部１２の先端から前記接続片１３に沿つ
て延びる可撓弾性の折返片１４を設けてなる接続
端子１１を有し、該接続端子１１を覆い、かつ前
記接続片１３に沿つて移動するスライドカバー１
６を設け、該スライドカバー１６の移動により前
記折返片１４を変位させ前記圧着部１２が前記バ
ツテリターミル２０を挾持するようにしたことを
特徴とするバツテリ用電気接続具である。
される接続片１３の他端部を略Ｃ字状に折返して
バツテリポスト２０に嵌め込まれる圧着部１２及
び該圧着部１２の先端から前記接続片１３に沿つ
て延びる可撓弾性の折返片１４を設けてなる接続
端子１１を有し、該接続端子１１を覆い、かつ前
記接続片１３に沿つて移動するスライドカバー１
６を設け、該スライドカバー１６の移動により前
記折返片１４を変位させ前記圧着部１２が前記バ
ツテリターミル２０を挾持するようにしたことを
特徴とするバツテリ用電気接続具である。
従つて、この考案のバツテリ用電気接続具によ
れば、接続端子１１上に被着するスライドカバー
１６のスライドで、接続端子１１のバツテリポス
ト２０への締圧力が作用し、またそのスライドカ
バーを接続端子１１より外すことで接続端子１１
のバツテリポスト２０への締圧力が解けて、接続
端子１１をバツテリポスト２０から外すことがで
きることから、スライドカバー１６を移動又は取
り外すといつた簡単な操作即ちワンタツチ操作で
バツテリポスト２０と接続端子１１との接離作業
が、きわめて容易かつ確実に行なえる効果があ
る。さらにこのバツテリ用電気接続具によれば。
その接続端子１１及びスライドカバー１６の構造
が簡単であり、しかも部品点数は僅か２部品で構
成されるものであることから、生産性、経済性に
優れた製品が得られる効果もある。
れば、接続端子１１上に被着するスライドカバー
１６のスライドで、接続端子１１のバツテリポス
ト２０への締圧力が作用し、またそのスライドカ
バーを接続端子１１より外すことで接続端子１１
のバツテリポスト２０への締圧力が解けて、接続
端子１１をバツテリポスト２０から外すことがで
きることから、スライドカバー１６を移動又は取
り外すといつた簡単な操作即ちワンタツチ操作で
バツテリポスト２０と接続端子１１との接離作業
が、きわめて容易かつ確実に行なえる効果があ
る。さらにこのバツテリ用電気接続具によれば。
その接続端子１１及びスライドカバー１６の構造
が簡単であり、しかも部品点数は僅か２部品で構
成されるものであることから、生産性、経済性に
優れた製品が得られる効果もある。
第１図は本考案よりなるバツテリ用電気接続具
の実施例を示した斜視図、第２図及び第３図はそ
の動作説明図、第４図は従来例の説明図である。 １１……接続端子、１１′……鍔部、１２……
圧着部、１３……電線接続片、１４……弾性片、
１４′……先端、１５……電線、１６……スライ
ドカバー、１７……頭部、１８……首部、１８′
……突起、１８″……段部、１９……肩部、２０
……バツテリポスト。
の実施例を示した斜視図、第２図及び第３図はそ
の動作説明図、第４図は従来例の説明図である。 １１……接続端子、１１′……鍔部、１２……
圧着部、１３……電線接続片、１４……弾性片、
１４′……先端、１５……電線、１６……スライ
ドカバー、１７……頭部、１８……首部、１８′
……突起、１８″……段部、１９……肩部、２０
……バツテリポスト。
Claims (1)
- 電線１５が一端に接続される接続片１３の他端
部を略Ｃ字状に折返してバツテリポスト２０に嵌
め込まれる圧着部１２及び該圧着部１２の先端か
ら前記接続片１３に沿つて延びる可撓弾性の折返
片１４を設けてなる接続端子１１を有し、該接続
端子１１を覆い、かつ前記接続片１３に沿つて移
動するスライドカバー１６を設け、該スライドカ
バー１６の移動により前記折返片１４を変位させ
前記圧着部１２が前記バツテリターミル２０を挾
持するようにしたことを特徴とするバツテリ用電
気接続具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12353587U JPH0412623Y2 (ja) | 1987-08-12 | 1987-08-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12353587U JPH0412623Y2 (ja) | 1987-08-12 | 1987-08-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6427975U JPS6427975U (ja) | 1989-02-17 |
| JPH0412623Y2 true JPH0412623Y2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=31372476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12353587U Expired JPH0412623Y2 (ja) | 1987-08-12 | 1987-08-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0412623Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5639834B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2014-12-10 | 株式会社リチウムエナジージャパン | 電池モジュール、及び電池モジュールを備えた電池パック、並びに電池パックを備えた電動車 |
-
1987
- 1987-08-12 JP JP12353587U patent/JPH0412623Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6427975U (ja) | 1989-02-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5087214A (en) | Battery terminal connector | |
| EP0632531A1 (en) | Battery terminal | |
| CA2087797C (en) | Apparatus for directly attaching a strain relief connector to an electrical enclosure | |
| US5879202A (en) | Battery terminal connector | |
| US4453791A (en) | Booster cable clamp for side terminal and standard battery posts | |
| JPH0412623Y2 (ja) | ||
| JPH048618Y2 (ja) | ||
| JP3094870B2 (ja) | アース端子の取付け構造 | |
| JPH0515730Y2 (ja) | ||
| JPH057741Y2 (ja) | ||
| JPH0343623Y2 (ja) | ||
| JPH0341420Y2 (ja) | ||
| JPH0414863Y2 (ja) | ||
| KR100345232B1 (ko) | 차량의 배터리 접속구조 | |
| JP2568767Y2 (ja) | バッテリ用電気接続子 | |
| JP3134790B2 (ja) | 抜け止めコンセント | |
| JPH0648768Y2 (ja) | バッテリー用電気接続具 | |
| JPH0446382Y2 (ja) | ||
| JPH0424614Y2 (ja) | ||
| JPH0341419Y2 (ja) | ||
| JPH0526700Y2 (ja) | ||
| JP2593283Y2 (ja) | バッテリー・ターミナル | |
| JPH0241413Y2 (ja) | ||
| JPH05624Y2 (ja) | ||
| JPS5832207Y2 (ja) | バッテリ−ポスト用電気接続子 |