JPH04245984A - ウールおよびウールと他の繊維との混合物を反応染料を使用して染色する方法 - Google Patents

ウールおよびウールと他の繊維との混合物を反応染料を使用して染色する方法

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JPH04245984A
JPH04245984A JP3216787A JP21678791A JPH04245984A JP H04245984 A JPH04245984 A JP H04245984A JP 3216787 A JP3216787 A JP 3216787A JP 21678791 A JP21678791 A JP 21678791A JP H04245984 A JPH04245984 A JP H04245984A
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wool
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JP3216787A
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Gerhard Back
ゲルハード バック
Klaus Hannemann
クラウス ハンネマン
Josef Koller
ヨセフ コラー
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Ciba Geigy AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ウールおよびウールと他の繊維
との混合物を反応染料を使用して繊維均質かつ面均質に
染色する方法、本新規な方法によって染色された材料、
ならびに本方法を実施するための剤に関する。
【0002】米国特許第4444564号明細書から、
天然ポリアミドの繊維を繊維に安全なpH範囲内におい
て染色することが公知である。しかしながら、反応染料
を使用してこの方法で満足に染色できる色相は濃い色の
みに限られている。
【0003】誠に驚くべきことながら、染浴に無色の繊
維反応性化合物を添加することによって、ウールおよび
ウールと他の繊維との混合物でも反応染料を使用して、
繊維に安全なpH範囲内において、特に淡色乃至中濃度
の色に繊維均質かつ面均質に染色しうる新規な方法が見
い出された。
【0004】すなわち、本発明はウールおよびウールと
他の繊維との混合物を反応染料を使用して繊維均質かつ
面均質に染色する方法において、少なくとも1種の下記
式の無色繊維反応性化合物を含有する水性浴を使用して
該繊維材料を染色し、そして染色物の色の濃さに関係な
く4.0乃至5.0のpHにおいて仕上げすることを特
徴とする方法に関する。 (1)      A−(B−A)n 式中、nは0または1であり、nが1の場合には、Aは
下記式の基であり
【化24】 Bはアルキレン基、アルケニレン基または直接結合であ
り、nが0の場合には、Aは下記式
【化25】 の基または下記式
【化26】 の基であり、なお、上記式(1)乃至(4)において、
【化27】 (式中、Halはハロゲン、Rは水素またはハロゲンで
あり、そしてn1は1または0である)の基であり、R
2 は水素、SO3 Mまたは−NH2 であり、R3
 は水素、SO3 Mまたは式−OXの基(ここにおい
てXは水素またはC1 −C4 −アルキルである)で
あり、R4 は水素、SO3 Mまたは式
【化28】 の基であり、そして上記におけるMは水素、アルカリ金
属またはアンモニウムであり、式(4)の化合物は少な
くとも1個の−SO3 M基を含有する。式(1)中の
アルキレン基は、2個または3個の炭素原子を含有する
二価の飽和炭化水素基、たとえばエチレン、トリメチレ
ンまたはプロピレンである。式(1)中のアルケニレン
基は2個または3個の炭素原子を含有する二価の飽和炭
化水素基、たとえばエチニレンまたはプロペニレンであ
る。アルカリ金属はリチウム、カリウム、または好まし
くはナトリウムである。
【0005】好ましい無色繊維反応性化合物は下記式の
化合物である。
【化29】 (式中、R5 は水素またはSO3 Mであり、
【化3
0】 Mは式(3)に関して定義した意味を有する)。いま1
つの好ましい無色繊維反応性化合物は下記式の化合物で
ある。
【化31】 (式中、R3 、R5 、R6 およびMは上記に定義
した意味を有する)。
【0006】本発明の方法は淡色または中間色の染色物
を得るために特に適当である。式(1)の無色繊維反応
性化合物はそれ自体公知の方法によって、すなわち式A
r−NH2 (ここにおいてArは置換されているかま
たは置換されていないフェニルまたはナフタレン基であ
る)の芳香族アミノ化合物をアルキルまたはアルケニル
ハロゲン化物とアシル化反応の態様で反応させることに
よって製造される。本発明により使用される無色繊維反
応性化合物の染浴への添加量は、被染色物を基準にして
0.3乃至3重量%であり、好ましくは1乃至2重量%
である。本発明の方法で染色される繊維材料はウールお
よびウールと他の繊維との混合物、たとえばウール/ポ
リアクリルまたはウール/ポリエステル繊維混合物であ
る。特に好ましくは本発明はウールの染色に適用される
。本発明の方法で処理される繊維材料は各種の形状であ
りうる。たとえばフロック製品、粗糸、ヤーン織物、編
物あるいはカーペットの形態でありうる。ウールは通常
の処理またはフエルト化防止処理をされていてもよい。
【0007】本発明の方法で繊維材料を染色するための
反応染料は、反応染料の名前で公知の有機染料であり、
その反応基の種類は問わない。このクラスの染料は、カ
ラーインデックス、第3版(1971)に”React
ivesDyes”として記載されている。この種の染
料は、ポリヒドロキシ繊維(セルロース繊維)またはポ
リアミド繊維、特にウールと反応する少なくとも1個の
基またはかかる基の前駆体、あるいはポリヒドロキシ繊
維またはポリアミド繊維と反応する置換分を含有する染
料が主たるものである。特に適当な反応染料は下記の系
列の染料から選択された染料である。ホルマザン染料を
含むモノアゾ、ジスアゾまたはポリアゾ染料、アントラ
キノン染料、キサンテン染料、ニトロ染料、トリフェニ
ルメタン染料、ナフトキノンイミン染料、ジオキサジン
染料、フタロシアニン染料。アゾ染料およびフタロシア
ニン染料は金属化されたものでも金属を含まないもので
もよい。
【0008】反応基ならびに反応基を形成しうる前駆体
の例としては、エポキシ基、エチレンイミド基、ビニル
スルホンまたはアクリル酸基中のビニル基、β−スルフ
ァトエチルスルホン基、β−クロロエチルスルホン基、
β−ジアルキルアミノエチルスルホン基などがあげられ
る。反応染料中に使用される反応性置換分は容易に脱離
可能であり、そしてその後に求電子性基を残すものであ
る。この種の適当な置換分の代表例としては次ぎのもの
が示される。脂肪族アシル基中の1個または2個のハロ
ゲン原子、たとえばプロピオニル基のβ−位またはα−
位とβ−位とに存在するハロゲン原子、あるいはアクリ
ル酸基のα−および/またはβ−位のハロゲン原子;ピ
リダジン、ピリミジン、ピリダゾン、トリアジン、キノ
キサリン、フタラジン等の環系に存在する1個乃至3個
のハロゲン原子。互いに同種または異種の2個またはそ
れ以上の反応基を含有する染料を使用することもできる
【0009】好ましい反応染料は、反応性置換基として
クロロアクリロイル、ジクロロプロピオニル、クロロア
セチル、ブロモアクリロイルまたはジブロモプロピオニ
ルを含有する反応染料である。反応染料は酸塩形成置換
基たとえばカルボン酸基、硫酸エステルまたはリン酸エ
ステル基、ホスホン酸基または、好ましくはスルホ基を
含有することができる。好ましい反応染料は少なくとも
1個のスルホ基を含有する反応染料であり、特に好まし
いのは、2個または3個のスルホ基を含有するアゾ系ま
たはアントラキノン系の反応染料である。複数の反応染
料の混合物を使用することもできる。この場合には、二
色使用または三色使用の染色物を製造することができる
【0010】染色は吸尽法によって実施される。染浴に
添加される染料の量は、所望の色濃度によって決まる。 一般に、好ましい量は、被染色繊維材料の重量を基準に
して0.01乃至10重量%、好ましくは0.01乃至
2重量%である。浴比は広い範囲で選択することができ
る。一般的には1:3乃至1:100、好ましくは1:
8乃至1:30である。染浴は、次のごとき酸および/
または塩を含有することができる。無機酸たとえば硫酸
またはリン酸;有機酸好ましくは脂肪族カルボン酸たと
えばギ酸、酢酸、シュウ酸またはクエン酸、および/ま
たは酢酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸ナトリ
ウムのごとき塩。酸は、特に本発明によって使用される
染浴のpH調整のために使用される。そのpHは4乃至
5である。さらに染浴は、繊維の均染性を向上させるた
めに用いられる市販の均染剤を含有することができる。 本発明の方法のためにはアルコキシル化脂肪アミン誘導
体の使用が好ましい。特に好ましいのは脂肪アミン1モ
ルに酸化エチレン5乃至12モルを付加した付加物であ
る。 さらに染浴は、染色の分野で公知常用のその他の添加剤
、たとえば安定化剤、活性化剤、分散剤、電解質、湿潤
剤、消泡剤、泡抑制剤、シックナー、ウール保護剤など
を含有することができる。
【0011】本発明の方法を実施するために特別な装置
は必要でない。開放浴のごとき通常の染色装置、あるい
はまた粗紡染色機、カセ染め染色機、パッケージ染色機
、ジガー、パドル染色機、ビーム染色機、循環式または
ジェット式染色機、ウインス染色機などの公知染色装置
を使用することができる。染色は60乃至120℃、好
ましくは70乃至105℃の範囲の温度において都合よ
く実施することができる。染色時間は通常の範囲であり
、一般に20乃至120分間である。染色が終了したら
、続いてアルカリ後処理を実施することができる。アル
カリとしては、たとえば水性アンモニア、アルカリ金属
水酸物化、アルカリ金属炭酸塩または炭酸水素塩、ある
いはヘキサメチレンテトラミンが使用される。アルカリ
含有染浴のpHは7.5乃至9が好都合であり、好まし
くは8乃至8.5である。
【0012】繊維材料は次ぎのようにして染色するのが
好都合である。すなわち、被染色物を酸、均染剤および
本発明による無色繊維反応性化合物を含有しそして温度
が30乃至60℃である水性浴でまず短時間処理し、そ
して次ぎにその同じ浴に反応染料を添加する。この浴の
温度をゆっくりと上げ、80乃至100℃の温度範囲に
おいて20乃至90分間、好ましくは30乃至60分間
染色する。この後、被染色物を、所望によりアルカリ、
好ましくは炭酸水素ナトリウムまたは炭酸ナトリウムを
添加した後に70乃至90℃において、さらに10乃至
20分間処理する。最後に、染色された繊維材料を浴か
ら出し、常法どおり洗浄し、酸性化し、そして乾燥する
。本発明の方法によって、耐光堅牢性ならびに湿潤堅牢
性の優れた、特に淡色乃至中間色の、繊維均質かつ面均
質な染色物が得られる。
【0013】本発明はさらに染色助剤にも関し、本発明
の助剤はキャリヤーと少なくとも1種の下記式(1)の
無色の繊維反応性化合物とを含有することを特徴とする
。 (1)      A−(B−A)n 式中、nは0または1であり、nが1の場合には、Aは
下記式の基であり
【化32】 Bはアルキレン基、アルケニレン基または直接結合であ
り、nが0の場合には、Aは下記式
【化33】 の基または下記式
【化34】 の基であり、なお、上記式(1)乃至(4)において、
【化35】 (式中、Halはハロゲン、Rは水素またはハロゲンで
あり、そしてn1は1または0である)の基であり、R
2 は水素、SO3 Mまたは−NH2 であり、R3
 は水素、SO3 Mまたは式−OXの基(ここにおい
てXは水素またはC1 −C4 −アルキルである)で
あり、R4 は水素、SO3 Mまたは式
【化36】 の基であり、そして上記におけるMは水素、アルカリ金
属またはアンモニウムであり、式(4)の化合物は少な
くとも1個の−SO3 M基を含有する。特に好ましい
染色助剤は、少なくとも1種の下記式の化合物を含有す
る。
【化37】 (式中、R5 は水素またはSO3 Mであり、
【化3
8】 Mは式(3)に関して定義した意味を有する)。
【0014】いま1つの好ましい染色助剤は少なくとも
1種の下記式の化合物を含有する。
【化39】 (式中、R3 、R5 、R6 およびMは式(4)お
よび(6)に関して定義した意味を有する)。
【0015】本発明による助剤は、高温度範囲において
ウールおよびウールと他の繊維との混合物、特にウール
とポリエステルとの混合物の染色の場合にウール保護剤
としても好適に使用される。本染色助剤は繊維材料の物
理的特性を改良すると共にウールの黄変を減少させる。 したがって、本発明による助剤は、従来のホルムアルデ
ヒド含有ウール保護剤に完全に代替しうるものである。 本助剤の使用量は被処理繊維材料に対して1乃至6重量
%である。本助剤化合物は、反応基を含有する、または
含有しないすべての酸性染料と組合せて使用することが
できる。
【0016】本発明による助剤は、さらにウール繊維材
料の防汚処理(汚れをつきにくくする)のために使用さ
れる。
【0017】本発明による助剤のいま1つの利点は、本
助剤がウールの還元性分解生成物(reducing 
degradation products)の生成を
防止することである。したがって、本助剤を使用すると
、たとえばウール/ポリエステルやウール/ポリアクリ
ルのような合成繊維との混紡織布の染色に際して、合成
繊維成分を還元を受けやすい染料で染色することが可能
である。
【0018】本発明の方法に使用される化合物は、その
一部は、たとえばドイツ国特許第2328834号明細
書から公知である。そして一部の無色繊維反応性化合物
は新規化合物である。したがって、本発明はさらにこれ
ら新規化合物にも関する。
【0019】本発明による新規無色繊維反応性化合物の
1つのグループは下記式で表される化合物である。
【化40】
【化41】 であり、(ここにおいてHalはハロゲン、R’は水素
またはハロゲン、n’1は1または0である)、M’は
水素またはアルカリ金属である]。いま1つの新規な無
色繊維反応性化合物のグループは下記式で表される化合
物である。
【化42】 [式中、R’1 は式(1’)について定義した意味を
有する、R’2 は水素、SO3 M’または式O−X
’の基(ここにおいてX’は水素またはC1 −C4 
−アルキルである)であり、pは1または0であり、R
’3 は水素、SO3 M’または式
【化43】 (式中、M’は式(1’)について定義した意味を有す
る)の基であるが、ただしX’が水素の場合にはR’3
 はSO3 M’であり、式(2’)のNHR1 基は
2−位置に存在し、そしてpは1であり、そしてR’2
 がSO3 M’の場合にはR’3 は水素であり、そ
してpは1である]。
【0020】本発明による新規な水溶性繊維反応性化合
物は、それ自体公知の方法で製造される。式(1’)お
よび(2’)の化合物は、たとえば式
【化44】 (式中、M’は水素またはアルカリ金属である)の化合
物、または式
【化45】 [式中、M’は水素またはアルカリ金属であり、R’2
 は水素または式O−X’の基(ここにおいて、X’は
水素またはC1 −C4−アルキルである)であり、p
は1または0であり、R’3 は水素、SO3 M’ま
たは式
【化46】 (式中、M’は上記の意味を有する)の基であるが、た
だし、X’が水素の場合にはR’3 はSO3 M’で
あり、NH2 基は2−位置に存在し、そしてpは1で
あり、そしてR’2 がSO3M’の場合にはR’3 
は水素であり、そしてpは1である]の化合物を、式

化47】 (式中、Halは塩素または臭素であり、R’は水素、
塩素または臭素であり、n’1 は0または1である)
の化合物と反応させることによって製造される。この反
応の反応時間は1乃至6時間、好ましくは1乃至3時間
である。反応の間はpHを3乃至7、好ましくは5乃至
6に保持する。反応温度は0乃至20℃である。
【0021】上記した公知または新規無色繊維反応性化
合物は、反応染料のための中間体として使用することが
できる。以下、本発明をさらに実施例によって説明する
。実施例中の部およびパーセントは重量ベースである。
【0022】新規化合物の製造 実施例1 2−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジス
ルホン酸31.9部を10乃至12℃において水200
部に懸濁し、そして水酸化ナトリウムの15%溶液23
部を滴下してpH7において溶解させる。この溶液に同
じ温度を保持して強力攪拌しながら、2,3−ジブロモ
プロピオニルクロライドの31.3部を1時間かけて滴
下する。この間、同時的に水酸化ナトリウムの15%溶
液35部を添加して反応溶液のpHを5.0乃至5.5
に保持する。さらに10乃至15℃において2時間攪拌
後、生成した透明な溶液のサンプル中に、ジアゾ化およ
びカップリングによって出発物質が最早検出されないこ
とを確認する。塩化カリウム75部を添加して反応溶液
から生成化合物を析出させ、濾過単離し、濾過ケーキを
塩化カリウムの30%溶液で洗った後、50℃において
真空乾燥する。しかして、カリウム塩の形で下記式の2
−(2’,3’−ジブロモプロピオニル)−アミノ−8
−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸55部
を得る。
【化48】 この生成物は水に易溶な淡灰色の粉末の形態である。
【0023】実施例2 ナトリウム塩の形の1−アミノナフタレン−4−スルホ
ン酸22.3部を室温において水400部に溶解する。 強力攪拌しながらこの溶液に2,3−ジブロモプロピオ
ニルクロライドの32部を2時間かけて滴下する。この
間、同時的に水酸化ナトリウムの15%溶液40部を添
加して反応溶液のpHを6.0乃至6.5に保持する。 このアシル化反応の工程中に新規化合物が完全に沈殿す
る。さらに4時間攪拌した後に出発物質は最早検出され
なくなる。得られた懸濁物を室温において濾過し、濾過
ケーキを塩化ナトリウムの5%溶液400部で洗い、5
0℃で真空乾燥する。薄い黄色味を帯びた水溶性粉末を
得る。収量は下記式の1−(2’,3’−ジブロモプロ
ピオニル)−アミノナフタレン−4−スルホン酸44g
 である。
【化49】
【0024】実施例3 2−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジス
ルホン酸31.9部を実施例1に記載した方法で2,3
−ジブロモプロピオニルクロライドを用いてアシル化す
る。生成した透明な溶液を0乃至3℃まで冷却し、そし
て水酸化ナトリウムの15%溶液28部を添加してpH
を12.0乃至12.5に調整する。この混合物を0乃
至5℃において3時間攪拌すると、臭化水素1当量の脱
離が完了する。15%塩酸12部で反応溶液を中和した
後、実施例1に記載したように、生成した下記式の2−
(2’−ブロモアクリル)−アミノ−8−ヒドロキシナ
フタレン−3,6−ジスルホン酸をカリウム塩として単
離する。
【化50】
【0025】次の表1に出発化合物(I)乃至(X)を
、実施例1乃至3に記載した方法によって無色繊維反応
性化合物に変換することができるアシル化剤の例をさら
に示す。
【表1】 出発化合物(I)乃至(X)は下記構造式を有する化合
物である:
【化51】
【0026】使用例 実施例4 ウール布40g をビーム染色法により循環装置内で4
0℃において10分間前処理した。使用した処理浴は下
記成分を含有していた。 硫酸ナトリウム乾燥剤               
                     4g ,
酢酸ナトリウム                  
                    0.8g 
,          80%酢酸         
                         
            2g ,         
 水                       
                         
  800ml,          下記組成の均染
剤                        
            0.4g ,       
   (a)獣脂アミンの1モルに酸化エチレンの7モ
ルを付加し、クロロアセトアミドで四級化した付加物 
           50部 (b)獣脂アミンの1モルに酸化エチレンの7モルを付
加した付加物の酸性硫酸モノエステルのアンモニウム塩
    50部 ナトリウム塩の形の下記式の無色繊維反応性化合物  
    0.4g ,
【化52】 浴のpHは4.5である。下記3種の染料を含有してい
る淡灰色の溶液を加えた後、
【化53】 この染浴を40℃にさらに約5分間保持し、次ぎに1℃
/分の加熱速度で60℃まで加熱し、そして60℃に2
0分間保持した。このあと、1℃/分の加熱速度で98
℃まで加熱し、そして45分間染色した。浴を70℃ま
で放冷した後、染色物を常法どおり仕上げした。堅牢性
の良好な繊維均質かつ面均質に均染された染色物を得た
。面均染性は、式(104)の化合物を添加しない染色
物に比較してはるかに優れていた。
【0027】実施例5 チーズ巻きの形態のウーステッド紡績糸1kgを循環装
置内で15分間前処理した。使用した処理浴は下記成分
を含有していた。 硫酸ナトリウム                  
                    100g 
,酢酸アンモニウム                
                        9
g ,          80%酢酸       
                         
            37ml,        
  2−エチルヘキサノール基剤の非イオン湿潤剤  
            9g ,実施例4記載の均染
剤                        
          10g 。 浴のpHは4.7である。下記式の無色繊維反応性化合
物10g
【化54】 および式(105)の染料0.3g 、式(106)の
染料0.6g 、式(107)の染料1.1g を含有
する淡灰色溶液を添加した後に、実施例1に記載したよ
うにして染色を実施した。所望により、染色後に堅牢性
をさらに向上させるために、たとえばアンモニア、炭酸
ナトリウムまたは重炭酸ナトリウムを使用するアルカリ
後処理を実施することができる。
【0028】実施例6 実施例4および5において使用した式(104)および
(108)の化合物の代りに下記式(109)乃至(1
20)の繊維反応性無色化合物を、繊維重量に対して0
.5乃至2%の量で使用した。前記実施例と同様な結果
を得た。
【化55】
【化56】
【0029】実施例7 酢酸/酢酸塩緩衝剤でpH4.5に調整した4個の染浴
、すなわち浴1、浴2、浴3、浴4を準備した。比較の
ため、 浴1には式(110)の無色繊維反応性化合物0.6g
 を添加した。 浴2には式(112)の無色繊維反応性化合物0.6g
 を添加した。 浴3にはホルムアルデヒドベースのウール保護剤0.6
g を添加した。 浴4にはかかる化合物を添加しなかった。 各浴にウール布20g を入れて120℃において30
分間処理した。繊維の傷み具合を“BAER Typ 
201”型ボール浸透試験機(ball penetr
ationtester)を用いて試験した。結果を表
2に示す。     表  2   化合物                    
      ウールの傷み程度%  浴  1    
                         
   2.0  浴  2             
                   1.3  浴
  3                      
          1.3  浴  4      
                         
 9.9
【0030】実施例8 ポリエステル55部とウール45部とからなる緊密繊維
混合物の各40g の3個の試料をビーム染色機を使用
して染色した。比較のため、試料を入れた浴に下記のも
のを添加して各800mlの染浴、すなわち浴1、浴2
、浴3を仕立てた。 浴1 下記染料よりなるネービーブルー染料混合物:
【化57
【化58】 ホルムアルデヒドベースのウール保護剤       
           1.6g実施例4記載の均染剤
                         
         0.2g 酢酸ナトリウム    
                         
           0.8g 。 必要量の80%酢酸を添加して各浴をpH5.0に調整
した。 浴2 浴1に比較して、さらに付加的に式(104)の無色繊
維反応性化合物1.2g を含有する。 浴3 浴1に比較して、さらに付加的に式(112)の無色繊
維反応性化合物1.2g を含有する。各浴の温度を4
0分間で40℃から120℃まで上げ、そして120℃
において染色を40分間実施した。70℃まで冷却した
後に染色物をすすぎ洗いし、常法どおり仕上げした。得
られた3個の試料染色物を比較した。浴2および浴3の
染色物は浴1の染色物に比較して青が明瞭に濃かった。 これは、無色繊維反応性化合物の存在によって、還元を
受け易い式(122)の染料の漂白度が低く抑えられた
ためである。この色の差異は、水酸化ナトリウムの5%
の沸騰溶液を用いて5分間処理してウール成分を溶出さ
せた場合に一層顕著となった。ポリエステル成分は、無
色繊維反応性化合物を添加しない場合にはかなり低い濃
度で染色されていた。
【0031】実施例9 浴1、浴2、浴3にはそれぞれ20g の純ポリエステ
ル布試料と20gのウール布試料とを入れ、両者を同時
にビーム染色機を使用して染色した。浴4には20g 
のポリエステル布試料のみを入れて染色した。これら4
つの浴の量は各800mlであり、下記の添加物を含有
していた。 浴1   式(122)のネービーブルー染料       
           0.1g ,  実施例4記載
の均染剤                     
         0.1g ,  ホルムアルデヒド
ベースのウール保護剤              0
.8g ,  酢酸ナトリウム           
                         
2g /リットル。 浴2 浴1の成分に加えてさらに式(104)の無色繊維反応
性化合物を含有する。 浴3 浴1の成分に加えてさらに式(112)の無色繊維反応
性化合物を含有する。 浴4 浴1と同じ組成(対照浴)。上記浴1乃至4はいずれも
必要量の80%酢酸を加えてpH5.5に調整されてい
た。各浴温度を40分間で40℃から120℃まで上げ
、そして120℃において染色を40分間実施した。 70℃まで冷却した後に染色物をすすぎ洗いし、常法ど
おり仕上げした。染色後、ポリエステル染色物を測色計
による測定により評価した。測定値を次表に示す。       表  3   処理浴                    
    ポリエステル染色物の色濃度[%]  浴  
1                        
            35           
               浴  2      
                         
     65                  
        浴  3             
                       77
                         
 浴  4(対照)                
          100この結果は、無色繊維反応
性化合物を含有している浴2および浴3の染色物が無色
繊維反応性化合物を含有していない浴(浴1)の染色物
より明らかに色濃度が高いことを示している。すなわち
、この試験の場合にも、添加された無色繊維反応性化合
物が式(122)の還元を受け易い染料の漂白を防止し
たことがわかる。
【0032】実施例10 下記添加物を含有する各400mlの3個の染浴、すな
わち浴1、浴2、浴3を仕立てた。 浴1 下記染料よりなる染料混合物:
【化59】   式(110)の無色繊維反応性化合物      
      0.2g ,  実施例4記載の均染剤 
                         
0.2g ,  無水硫酸ナトリウム        
                    0.5g 
,  pH.5.0のクエン酸塩緩衝液       
             40ml。 浴2 式(110)の化合物の添加なし。その他は浴1と同じ
。 浴3 式(110)の化合物の代りに式(104)の無色繊維
反応性化合物を使用。その他は浴1と同じ。40℃にお
いて各浴に5g のOrlon (商標)42ステープ
ル布と5g の予備湿潤したウールネルとを入れた。こ
の浴の温度をAHIBA(商標)染色装置内において4
0分間で99℃まで上げ、この温度においてさらに90
分間染色を続けた。この後、浴を放冷し、染色物をすす
ぎ洗いし、そして常法どおり仕上げを実施した。染色後
に、3個のOrlon 45染色物相互間のCIELA
B色差をドイツ工業規格DIN6174(D65/10
)に従って測定した。結果を表4に示す。     表  4                          
           dH*ab         
  dE*ab   浴1の染色物         
             3.62        
  4.18            浴2の染色物 
                     5.45
          6.14           
 浴3の染色物                  
    3.01          3.48   
       dH* :全色差中の当該色の含分dE
* :全色差浴1および浴3の灰色染色物は浴2の染色
物よりも青味が明らかに強かった。これは式(104)
および(110)の無色化合物が、式(128)の染料
のウールの還元性加水分解生成物に対する安定性を向上
させたためである。 下記の方法によって純ポリアクリル繊維を染色して得ら
れた灰色染色物を対照として使用する。5g のOrl
on (商標)42ステープル布を70℃に加熱した染
浴に入れる。この浴は上記浴1、2、3と同じ染料およ
び下記の添加物を含有している:   四級化アルキルアンモニウム基剤カチオン緩染剤 
         0.05g ,  無水硫酸ナトリ
ウム                       
             0.25g ,  40%
酢酸                       
                     0.15
g ,  酢酸ナトリウム             
                         
  0.05g 。 浴比は1:40(200ml)、そして浴のpHは4.
5である。次いで、浴を30分間で99℃まで加熱し、
そしてこの温度においてさらに90分間染色を続ける。 このあと、浴を放冷し、そして染色物を常法どおり仕上
げする。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ウールおよびウールと他の繊維との混
    合物を反応染料を使用して繊維均質かつ面均質に染色す
    る方法において、少なくとも1種の下記式の無色繊維反
    応性化合物を含有する水性浴を使用して該繊維材料を染
    色し、そして染色物の色の濃さに関係なく4.0乃至5
    .0のpHにおいて仕上げすることを特徴とする方法(
    1)        A−(B−A)n[式中、nは0
    または1であり、nが1の場合には、Aは下記式の基で
    あり 【化1】 Bはアルキレン基、アルケニレン基または直接結合であ
    り、nが0の場合には、Aは下記式 【化2】 の基または下記式 【化3】 の基であり、なお、上記式(1)乃至(4)において、
    【化4】 (式中、Halはハロゲン、Rは水素またはハロゲンで
    あり、そしてn1は1または0である)の基であり、R
    2 は水素、SO3 Mまたは−NH2 であり、R3
     は水素、SO3 Mまたは式−OXの基(ここにおい
    てXは水素またはC1 −C4 −アルキルである)で
    あり、R4 は水素、SO3 Mまたは式 【化5】 の基であり、そして上記におけるMは水素、アルカリ金
    属またはアンモニウムであり、式(4)の化合物は少な
    くとも1個の−SO3 M基を含有する]。
  2. 【請求項2】  無色の繊維反応性化合物として下記式
    の化合物を使用する請求項1記載の方法 【化6】 (式中、R5 は水素またはSO3 Mであり、【化7
    】 Mは式(3)に関して定義した意味を有する)。
  3. 【請求項3】  無色の繊維反応性化合物として下記式
    の化合物を使用する請求項1または2記載の方法【化8
    】 (式中、R3 、R5 、R6 およびMは式(4)お
    よび(6)に関して定義した意味を有する)。
  4. 【請求項4】  繊維材料を淡色または中濃度の色に染
    色する請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】  無色の繊維反応性化合物を被染色繊維
    材料を基準にして0.3乃至3重量%の量で染浴に添加
    する請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】  少なくとも1個のスルホ基を含有する
    反応染料を染料として使用する請求項1乃至5のいずれ
    かに記載の方法。
  7. 【請求項7】  反応性置換基としてクロロアクリロイ
    ル、ジクロロプロピオニル、クロロアセチル、ブロモア
    クリロイルまたはジブロモプロピオニルを含有する反応
    染料を使用する請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】  60乃至120℃の温度において染色
    を実施する請求項1乃至7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】  1:3乃至1:100の浴比、好まし
    くは1:8乃至1:30の浴比で染色を実施する請求項
    1乃至8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】  少なくとも1種の下記式(1)の無
    色の繊維反応性化合物とキャリヤーとを含有する染色助
    剤(1)        A−(B−A)n[式中、n
    は0または1の数であり、nが1の場合、Aは下記式の
    基 【化9】 Bはアルキレン基、アルケニレン基または直接結合であ
    り、nが0の場合には、Aは下記式 【化10】 の基であり、なお、上記式(1)乃至(4)において、
    【化11】                    
                             
                   (式中、Halはハロ
    ゲン、Rは水素またはハロゲンであり、そしてn1 は
    1または0の数である)の基であり、R2 は水素、S
    O3Mまたは−NH2 であり、R3 は水素、SO3
     Mまたは式−OXの基(ここにおいてXは水素または
    C1 −C4 −アルキルである)であり、R4 は水
    素、SO3 Mまたは式 【化12】 の基であり、そして上記におけるMは水素、アルカリ金
    属またはアンモニウムであり、式(4)の化合物は少な
    くとも1個の−SO3 M基を含有する]。
  11. 【請求項11】  少なくとも1種の下記式の化合物を
    含有する請求項10記載の染色助剤 【化13】 (式中、R5 は水素またはSO3 Mであり、【化1
    4】 Mは式(3)に関して定義した意味を有する)。
  12. 【請求項12】  少なくとも1種の下記式の化合物を
    含有する請求項10記載の染色助剤 【化15】 (式中、R3 、R5 、R6 およびMは式(4)お
    よび(6)に関して定義した意味を有する)。
  13. 【請求項13】  高温度範囲においてウールおよびウ
    ールと他の繊維との混合物を染色するために請求項10
    乃至12のいずれかに記載の助剤を使用する方法。
  14. 【請求項14】  還元に対して敏感な染料をウールの
    加水分解生成物から保護するためにウールと合成繊維と
    の混合物に対して請求項10乃至12のいずれかに記載
    の助剤を使用する方法。
  15. 【請求項15】  ウール繊維材料のよごれ防止処理の
    ために請求項10乃至12のいずれかに記載の助剤を使
    用する方法。
  16. 【請求項16】  下記式の化合物 【化16】 [式中、R’1 は式 【化17】 の基であり(ここにおいてHalはハロゲン、R’は水
    素またはハロゲン、n’1 は1または0である)、M
    ’は水素またはアルカリ金属である]。
  17. 【請求項17】  下記式の化合物 【化18】 [式中、R’1 は式(1’)について定義した意味を
    有する、R’2 は水素、SO3 M’または式O−X
    ’の基(ここにおいて、X’は水素またはC1 −C4
     −アルキルである)であり、pは1または0であり、
    R’3 は水素、SO3 M’または式 【化19】 (式中、M’は式(1’)について定義した意味を有す
    る)の基であるが、ただしX’が水素の場合にはR’3
     はSO3 M’であり、式(2’)のNHR1 基は
    2−位置に存在し、そしてpは1であり、そしてR’2
     がSO3 M’の場合にはR’3 は水素であり、そ
    してpは1である]。
  18. 【請求項18】  請求項16または17記載の化合物
    の製造方法において、 【化20】 (式中、M’は水素またはアルカリ金属である)の化合
    物、または式 【化21】 [式中、M’は水素またはアルカリ金属であり、R’2
     は水素または式O−X’の基(ここにおいてX’は水
    素またはC1 −C4−アルキルである)であり、pは
    1または0であり、R’3 は水素、SO3 M’また
    は式【化22】 (式中、M’は上記の意味を有する)の基であるが、た
    だし、X’が水素の場合にはR’3 はSO3 M’で
    あり、NH2 基は2−位置に存在し、そしてpは1で
    あり、そしてR’2 がSO3M’の場合にはR’3 
    は水素であり、そしてpは1である]の化合物を、式【
    化23】 (式中、Halは塩素または臭素であり、R’は水素、
    塩素または臭素であり、n’1 は0または1である)
    の化合物と反応させることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】  請求項1乃至18のいずれかによっ
    て染色された繊維材料。
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