JPH04245979A - シリコーン織物仕上げ - Google Patents

シリコーン織物仕上げ

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JPH04245979A
JPH04245979A JP3223643A JP22364391A JPH04245979A JP H04245979 A JPH04245979 A JP H04245979A JP 3223643 A JP3223643 A JP 3223643A JP 22364391 A JP22364391 A JP 22364391A JP H04245979 A JPH04245979 A JP H04245979A
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silicone
glycol
finish
group
acid
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JP3223643A
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English (en)
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Anna Maria Czech
アンナ・マリア・チェク
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Union Carbide Chemicals and Plastics Technology LLC
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Union Carbide Chemicals and Plastics Technology LLC
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    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
    • D06M15/37Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/643Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon in the main chain
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は綿織物上に耐久性親水性
仕上げを生成することができるシリコーンコポリマーを
指向するものである。一層詳細には、発明は綿織物を処
理して軟かさ及び耐久性親水性特性を織物に付与する方
法を指向するものである。
【0002】
【従来技術】織物、特に綿及び綿ブレンド織物は、シリ
コーン仕上げ剤で処理して軟かさをもたらし、引裂強さ
、屈曲摩耗、加工適性及びしわ回復を向上させるのがし
ばしばである。これらの仕上げ剤は水性系から織物にパ
ッド−ドライ−キュア作業で塗布するのが普通である。 普通に用いられているタイプのシリコーン仕上げ剤はペ
ンダント有機基を含有するポリシロキサンである。 従来典型的に用いられてきたシリコーン仕上げ剤は疎水
性を有し、水吸収性を殆ど或は何ら持たない布を生じる
。親水性シリコーンコポリマーを用いる場合、織物は向
上した親水性を有するが、これらの仕上げは耐久性に劣
るのが普通である。親水性シリコーン仕上げの耐久性を
向上させるために、反応性或は硬化性のオルガノ改質さ
れたシリコーンを用いるのが普通である。耐久性シリコ
ーン仕上げを織物上に生成しょうとする努力の一例は米
国特許4,459,383号に開示されている。繊維処
理組成物は、互いに反応して耐久性仕上げを形成するこ
とができる少なくとも二種のオルガノシリコーンを含む
。オルガノ改質されたシリコーンは(1)エポキシ置換
されたシロキサン及び(2)アミノ或はカルボキシ置換
されたポリエーテル含有シロキサンコポリマーを含む。 硬化中に、エポキシシリコーンとアミノ含有シロキサン
或は代わりにカルボキシル含有シロキサンとを反応させ
てシロキサンを繊維に架橋させる。他のシリコーン仕上
げ剤はポリオキシアルキレン置換基及び加水分解性ジ−
或はトリアルコキシリル基を有するシリコーンコポリマ
ーを含む。シリコーンを水分の存在において布に塗布し
、アルコキシリル基を加水分解させかつ高い温度で硬化
させる。この形のシリコーン仕上げ剤の一例は米国特許
4,283,519号に開示されている。親水性オルガ
ノシリコーンはトリアルコキシリルペンダント基及び水
素或はアシル基を末端基とするポリオキシエチレン/ポ
リオキシプロピレン鎖を含む。シリコーンを布に塗布し
かつ触媒の存在において加熱して硬化させる。
【0003】米国特許4,758,646号はビス(ア
ルコキシリル)ポリエーテルコポリマーを布サイジング
剤として開示している。サイジング剤を布に塗布しかつ
加熱して硬化させて帯電防止性及び汚れ放出性を有する
親水性仕上げを生成する。グリオキサールは綿と反応し
て米国特許4,472,167号に開示されているよう
な綿と関係のある布用の耐久性プレス仕上げを生成する
ことが知られている。この特許では、グリオキサール、
グリコール及び酸触媒の水溶液をセルロース系織物に塗
布しかつ加熱して硬化させる。グリオキサールはセルロ
ースとアセタール架橋を形成すると報告されている。グ
リコールを共反応性添加剤として加えて網目構造におけ
る架橋の長さを加減する。随意のシラノールを末端基と
するシリコーンは、相当の撥水性を有する処理された布
を生じると報告されている。米国特許4,269,60
3号はグリオキサール、反応性疎水性シリコーン及び触
媒の水溶液を用いた編織布についての耐久性プレス処理
を開示している。処理用組成物を約 177°〜204
℃で硬化させる。この硬化温度は布の引裂強さの相当の
損失を生じる不利を有する。処理用組成物はしわ抵抗及
び円滑乾燥性能を付与すると報告されている。本発明は
グリオキサールを用いてシリコーンコポリマーを織物に
結合させる、セルロース含有織物用親水性シリコーン仕
上げの製造方法を指向する。生成したシリコーン仕上げ
は洗濯に対して耐久性でありかつ軟親水性及び耐久性プ
レス特性を処理された布に付与する。
【0004】
【発明の構成】本発明は完成繊維材料及びセルロース含
有繊維材料に耐久性親水性軟度を付与する方法を指向す
る。生成した親水性仕上げは水における繰返しの洗浄及
び/又は家庭の洗濯に耐える程に耐久性である。織物仕
上げは、他の織物仕上げと一緒に或は一緒にでなく用い
ることができる。発明の親水性仕上げは、織物基材のセ
ルロース部分と親水性シリコーンとの間にグリオキサー
ルとのアセタール形成により化学結合を形成して作られ
る。親水性仕上げ形成用組成物はグリオキサールと、グ
リコールと、反応性親水性シリコーンと酸触媒との混合
物である。セルロース含有織物にその組成物を含浸させ
て反応性条件、例えば加熱に暴露させる。親水性シリコ
ーンは、次いで織物に固定されるようになって耐久性親
水特性を付与する。好ましい反応性シリコーンはヒドロ
キシルを末端基とする有機ポリエーテル置換基を有する
親水性シリコーンランダムコポリマーである。シリコー
ンコポリマーは第一級或は第二級ヒドロキシルを末端基
とするポリオキシアルキレン鎖を有するのが好ましい。 ポリオキシアルキレンはポリオキシエチレン或はポリオ
キシエチレン/ポリオキシプロピレンコポリマーであっ
て、エチレンオキシド含量を、シリコーンが親水性にな
るようにしたものが好ましい。シリコーンコポリマーは
、また、ヒドロキシ−、アルコキシ−、アセトキシ−末
端基及びヒドロキシル、アミン、アミド或はチオール基
或は反応性条件下でヒドロキシル基を形成することがで
きる基を担持するペンダント基を末端基とするポリシロ
キサン、ポリオキシエチレン或はポリオキシエチレン/
ポリオキシプロピレンのターポリマーでもよい。ヒドロ
キシル基を形成することができる好ましい官能基はエポ
キシペンダント基である。反応性親水性シリコーンは、
グリオキサール及びグリコールと組み合わせた場合、耐
久性親水性軟度を織物に付与しかつグリオキサール−グ
リコール系単独に比べて高い耐久性プレス性能をもたら
す。親水性シリコーンコポリマーは、織物に化学的に結
合されるようになって、向上した耐久性しわ回復角、円
滑乾燥性能及び増大した引裂強さを処理された布に付与
する。
【0005】発明の詳細な説明 本発明はセルロース含有織物の表面に親水性仕上げを塗
布して耐久性親水性を付与する方法を指向する。生成し
た織物は向上した軟度、湿潤性及び耐久性プレス特性を
有する。親水性仕上げはセルロース繊維、例えば綿、亜
麻、大麻、ジュートを含有する織布及び不織布に適用す
ることができる。織物はセルロース繊維と合成繊維との
ブレンド、例えば綿/ポリエステルブレンドでもよい。 発明の方法は仕上げ剤溶液を織物に塗布し、仕上げ剤を
織物上で硬化させる。仕上げ剤溶液はグリオキサール、
グリコール、酸触媒及びヒドロキシルを末端基とするポ
リエーテル鎖を有する反応性親水性シリコーンコポリマ
ーを含む。親水性シリコーンコポリマーは、代わりに、
ヒドロキシ−、アルコキシ−、アセトキシ−末端基を有
するポリエーテル及びヒドロキシル、アミン、アミド或
はチオール基或は反応性ヒドロキシル基を形成すること
ができる基を担持する官能性ペンダント基を有するター
ポリマーでもよい。官能性ペンダント基は、例えば、エ
ポキシペンダント基にすることができる。ヒドロキシル
基或は反応条件下でヒドロキシル基を形成することがで
きる官能基を有する親水性シリコーンをセルロース基材
に結合させて耐久性親水特性を織物に付与する。グリオ
キサール、シリコーン及びセルロースの酸触媒反応を用
いてセルロースとシリコーンとの間の化学結合を形成す
る。仕上げは、シリコーンコポリマー、グリオキサール
、グリコール及び酸触媒の水溶液をセルロース織物に塗
布し、次いで約120°〜約180℃に加熱して乾燥及
び硬化させるのが普通である。発明に従って処理した織
物は耐久性親水性軟度を保持する。グリオキサールは、
酸触媒の存在において、セルロースとシリコーンコポリ
マーのヒドロキシル基との間にアセタール結合を形成す
る。
【0006】発明のシリコーンコポリマーはポリオキシ
アルキレン鎖、ヒドロキシル基或は反応条件下でヒドロ
キシル基を形成することができる官能基を有するランダ
ム親水性シリコーンコポリマーが好ましく、かつグリオ
キサールと反応性でシリコーンとセルロース織物との間
でアセタール生成による結合を形成する。発明の好まし
い実施態様では、反応性シリコーンはヒドロキシル末端
基を有するポリエーテル鎖を有するコポリマー或はポリ
エーテル及び反応性ペンダント基を有するターポリマー
である。好ましいシリコーンコポリマーは下記の化19
式で表わされる:
【化19】 ここで、各々に存在するRは一価炭化水素ラジカルであ
る。Rは、例えば、好ましくは炭素原子1〜4を有する
アルキル、アリール或はアリールアルキルにすることが
できる。Rはメチルであるのが最も好ましい。上記式に
おいて、nは整数であり、mは1に等しいか或はそれよ
り大きい整数である。例えば、nは約10〜約150に
することができる。各々に存在するR2 は反復単位O
R3 及びOR4 を有する下記式によって表わされる
:−(CH2 )x (OR3 )y (OR4 )z
 R5 ここで、R3 及びR4 は同じであるか或は
異なり、C2 H4 或はC3 H6 である。R5 
はヒドロキシルである。 上記式において、x、y及びzは整数であり、但しx及
び少なくともy或はzはゼロでない。上記式において、
n、m、x、y及びzは、シリコーンが室温の水に溶解
し得る或は少なくともわずかに溶解し得る或は分散し得
るように選ぶ。コポリマー中のエチレンオキシドの量は
、親水性をシリコーンコポリマーに付与する程である。 オキシエチレン及びオキシプロピレン成分をランダム鎖
で或はブロック鎖で結合させてなるR2 は、分子量、
好ましくは約150〜約6,000、最も好ましくは約
350〜約4,000を有する。
【0007】別の好ましい実施態様では、親水性シリコ
ーンコポリマーは下記の一般式(化20)を有する:

化20】 ここで、R、n及びmは上述した通りであり、oは少な
くとも 1の整数である。各々に存在するR2 は下記
式によって表わされる: −(CH2 )x (OR3 )y (OR4 )z 
R5 ここで、x、y,z,R3 及びR4 は上述し
た通りであり、R5 はヒドロキシ−、アルコキシ−或
はアセトキシ−である。アルコキシは炭素原子1〜4を
有するのが好ましい。好ましい実施態様では、R2 は
、分子量約150〜約6,000、最も好ましくは約3
50〜約4,000を有する。コポリマー中のエチレン
オキシドの量は、親水性をシリコーンコポリマーに付与
する程である。R6 はヒドロキシル、ジオール、アミ
ン、アミド、チオール或はエポキシド基を1つ或はそれ
以上有する一価有機ラジカルである。R6 はヒドロキ
シル、ジオール及びエポキシド基からなる群より選ぶペ
ンダント基を有するのが好ましい。好ましい実施態様で
は、R6 は化21、化22、R7 CH2OH、R7
 CH(OH)CH2 OH及び化23:
【化21】
【化22】
【化23】 (式中、R7 は二価有機ラジカル、例えばメチレン、
エチレン、プロピレン、フェニレン、−C3 H6 O
CH2 −及び(CH2 )3 −O−である)からな
る群より選ぶ。R6 は化24、化25、C3 H6 
OH、化26或は化27であるのが最も好ましい:
【化24】
【化25】
【化26】
【化27】
【0008】好ましい実施態様では、シリコーンコポリ
マーは水に可溶性或は分散性である。シリコーンコポリ
マーは室温で液体でも或はロウ質固体でもよい。水への
溶解度は、分子中のポリオキシプロピレンに対する及び
シリコーン主鎖に対するポリオキシエチレンの重量比を
増大させることによって高められるのが普通である。適
度に水溶性のシリコーンコポリマーについて、適した界
面活性剤を用いてシリコーンを水に分散させてもよい。 方法において用いるグリコールはグリオキサールと反応
することができる適当なジオールにすることができる。 発明の方法に適したグリコールは、例えばHOR8 O
H式(式中、R8 は炭素原子2〜12を有するアルキ
レン基である)を有する直鎖アルカンジオール或はポリ
オキシアルキレン(ポリエチレングリコール或はポリプ
ロピレングリコール)を含む。グリコールは約200よ
り小さい分子量を有するのが好ましい。最も好ましいグ
リコールはジエチレングリコール及びトリエチレングリ
コールである。用いることができる他のグリコールは、
例えばエチレングリコール、プロピレングリコール及び
ジプロピレングリコールを含む。用いるグリオキサール
は、通常40%水溶液として供給される商用グレード物
質が適している。それ程好ましくはないが、グリオキサ
ールを固体として得、これを次いで水に溶解して所望の
濃度の溶液を形成してもよい。好ましい酸性触媒はグリ
オキサールとセルローストの反応を触媒することができ
るブレーンステッド或はルイス酸である。適した酸触媒
は、例えば下記を含む:p−トルエンスルホン酸、塩化
亜鉛、テトラフルオロホウ酸亜鉛、塩化アルミニウム、
塩化マグネシウム、クロロ水酸化アルミニウム及びこれ
らの混合物。好ましい実施態様では、触媒は硫酸アルミ
ニウムと触媒活性剤としての酒石酸との混合物である。 有効な他の酸触媒活性剤は下記を含む:クエン酸、グリ
コール酸、乳酸、リンゴ酸及びこれらの混合物。酸対硫
酸アルミニウムのモル比は0.5:1〜15:1の範囲
にするのがよい。酒石酸硫酸アルミニウムの好ましい範
囲は約0.5:1〜5:1である。
【0009】発明の方法では、仕上げ剤は、固形分ベー
シスでグリオキサール約1〜約5%、グリコール約1〜
約15重量%、親水性シリコーンポリマー約1〜15重
量%、酸触媒約0.1〜2重量%及び触媒活性剤0〜2
%を含有する水溶液として調製する。グリオキサール対
グリコールのモル比は仕上げ剤中約1:1〜1:2が好
ましい。水溶液は、グリオキサール40%溶液約3〜1
5重量%、グリコール3〜15重量%、親水性シリコー
ンコポリマー1〜5重量%、触媒0.1〜1%及び随意
の酸触媒活性剤0〜0.5重量%を含有し、残り100
%までが水であるのが好ましい。セルロース含有織物に
、浴中で、処理溶液を含浸させ、含浸量を調整して乾燥
織物の重量の100%にするのが好ましい。別法として
、処理溶液を吹付により或は他の適したアプリケーター
によって塗布してもよい。含浸織物の水分含量を、初め
高い温度で約2〜約8分間、好ましくは約3分間加熱し
て減少させた後に実質的に硬化させるのがよい。処理し
た織物を、次いで充分な温度に充分な時間加熱して硬化
させるのがよい。乾燥温度は織物の組成に応じて変わり
得るが、通常約50°〜110℃の範囲であり、約85
℃が好ましい。次いで、織物を温度約110°〜180
℃で加熱して織物上の仕上げ剤を硬化させる。処理した
織物を温度約110°〜180℃において加熱して織物
を一段階加熱プロセスで乾燥及び硬化させることができ
る。仕上げ剤を乾燥及び硬化させる加熱時間は処理溶液
から残留する蒸発させる水の量及び硬化温度に依存する
。硬化時間は約0.5〜5分が適している。別法として
、加熱段階を、例えば約50℃で開始し、充分な時間を
かけて徐々に約180℃に加熱して織物上の仕上げ剤を
乾燥及び硬化させてもよい。
【0010】下記の例は発明の好ましい実施態様を例示
するものであり、発明を制限する意図のものではない。 処理した織物の性質及び特性を評価しかつ比べた。採用
した試験法は当業者ならば了解する通りの標準法であり
、下記を含む:AATCCMethod66−1984
によるWrinkle  RecoveryAngle
、AATCC  Method124−1984による
DurablePress  Appearance、
AATCC  Method39−1980によるWe
ttability  Test、ASTM  Met
hod  D−1776−74によるFabric  
Conditioning及びASTM  Metho
d  D−1682−64によるElmendorf 
 Tearing  Strength。下記の例にお
いて使用した布はニュージャージー、ミドルセックス在
Testfabric、Inc.製のStyle  4
00Mの漂白し、糊抜きしたマーセル化綿プリント布で
あった。処理した布の軟度をハンドパネルで評価し、処
理した布を、スケール1〜10(1は最も柔らかく(s
oft)、10は最も粗い(harsh))を用いて等
級を付けた。下記の例において、耐久性とは親水性シリ
コーンが繰り返しの洗浄或は洗濯に耐えることを言う意
図である。織物上の親水性シリコーンの耐久性は、AA
TCC  Detergent124及び標準乾燥手順
を用いてAATCC標準機械洗浄条件によって実施する
通りの5回機械洗浄サイクルの前後で処理した布上のシ
リコーンの量を求めて評価した。耐久性プレス特性とは
、収縮調節、しわ回復角及び円滑乾燥性能を含む織物の
総括的性質を言う。
【0011】
【実施例】例1 マーセル加工した100%綿プリント布を下記の表1に
示す通りの水性処理組成物で処理した。
【0012】
【表1】
【0013】含浸量を調整して乾燥布の100重量%に
した。処理した布を強制通風炉で85℃において約3分
間乾燥させた。次いで、乾燥させた処理布を強制通風炉
で125℃において2分間加熱して硬化させた。親水性
シリコーンコポリマーの耐久性を、処理した布上のシリ
コーンレベルを洗浄前及び5回洗浄サイクル後で比較し
て求めた。AATCC  Detergent124及
び乾燥を用いた標準AATCC機械洗浄条件を適用した
。 洗浄に対する耐久性は、未洗浄布に関して求めたシリコ
ーンの初期レベルのパーセンテージとして計算する。分
析法の精度は10%であった。上記表1のデータは、グ
リオキサール、ジエチレングリコール及び酸触媒を含有
する処理溶液からの綿布上の親水性シリコーンコポリマ
ーの耐久性が、エチレングリコールを用いない同様の処
理溶液或はシリコーンを単独で用いた場合に比べて相当
に増大することを示す。
【0014】例2 シリコーン対ポリエチレンオキシドの比を種々に有する
シリコーンコポリマーを含有する種々の処理溶液につい
て同様の織物処理を、例1の通りの方法を用いてマーセ
ル化綿布に関して行なった。布上のシリコーンの耐久性
を例1の通りにして求めた。処理溶液及び得られた耐久
性を表2に示す。
【0015】
【表2】
【0016】上記のデータは、コポリマー中のエチレン
オキシドのパーセントによって表わされる通りのヒドロ
キシル官能価及び親水性が増大するにつれて、親水性シ
リコーン仕上げの耐久性が増大することを立証する。
【0017】例3 例1の通りの織物処理を、種々の処理溶液を用いて10
0%綿布に関して行なって、有機基に末端第一級或は第
二級ヒドロキシル基を有するシリコーンの耐久性を比較
した。布を例1の通りにして処理し、乾燥させかつ硬化
させた。処理溶液及び得られた耐久性を表3に示す。
【0018】
【表3】
【0019】表3に示す通りの織物に付いた親水性シリ
コーンの耐久性は、ポリエチレンオキシドペンダント基
に第一級ヒドロキシル基を有するサンプル 6のシリコ
ーンの場合、相当に大きい。ポリオキシエチレンに付い
た第一級ヒドロキシル基は、ポリオキシエチレン/ポリ
オキシプロピレンペンダント基に付いた第二級ヒドロキ
シル末端基に比べて一層反応性であり、繰り返し洗浄に
対して一層耐久性の仕上を生じる。
【0020】例4 本例は、オルガノ基に反応性ヒドロキシル末端基を有す
るシリコーンコポリマーとポリエーテルオルガノ基にメ
トキシ末端基を有する非反応性シリコーンコポリマーと
の間の耐久性の差異について検討する。本例において、
化合物VIIはポリオキシエチレン/ポリオキシプロピ
レン鎖に付いた末端ヒドロキシル基を有する親水性シリ
コーンコポリマーである。有機ブロックはポリオキシエ
チレンを約75重量%含んだ。化合物VIIIはメトキ
シを末端とするポリオキシエチレン/ポリオキシプロピ
レンシリコーンコポリマーである。化合物VIIIの有
機ブロックはポリオキシエチレンを約75重量%含んだ
。表4に示す通りの組成を有する処理溶液をマーセル加
工した100%綿布のサンプルに塗布した。
【0021】
【表4】
【0022】処理した布を強制通風炉中で171℃にお
いて90秒間一段階で乾燥及び硬化させた。布サンプル
を標準洗浄手順を用いて洗浄した。仕上げの耐久性を表
4に示す。このデータは、ヒドロキシルを末端とするポ
リエーテル改質シリコーンを用いたシリコーン仕上げの
耐久性が、非反応性シリコーンに比べて増大することを
明瞭に立証する。非反応性シリコーン(VIII)の残
留耐久性は、ポリエーテルの不完全なキャッピングによ
るものと考えられる。残りの15%はヒドロキシル官能
価を含有し、これはこのサンプルの半耐久性を生じ得る
【0023】例5 エポキシ官能性親水性シリコーンの耐久性を本例におい
て評価した。処理用水溶液を表5に従ってサンプル10
〜13として調製した。
【0024】
【表5】
【0025】化合物IXはメトキシを末端とするポリオ
キシエチレン/ポリオキシプロピレン及び(3、4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチル官能基を有するシリコー
ンターポリマーである。ポリオキシエチレン/ポリオキ
シプロピレンはポリオキシエチレンを約40重量%含ん
だ。化合物Xは 3−グリシジルオキシプロピル及びア
セチルを末端とするポリオキシエチレン/ポリオキシプ
ロピレンを有するシリコーンターポリマーであり、化合
物IXに比べて高いエポキシ含量を有する。ポリオキシ
アルキレン中のポリオキシエチレン含量は約40重量%
である。化合物XIは 3−グリシジルオキシプロピル
及びアセチルを末端とするポリオキシエチレン/ポリオ
キシプロピレンのシリコーンターポリマーであり、化合
物Xに比べて高いエポキシ含量を有していた。ポリオキ
シアルキレン中のポリオキシエチレン含量は約40重量
%であった。溶液を綿布に塗布しかつ乾燥布の重量の1
00%に調整した。布を炉中で171℃において90秒
間一段階で乾燥及び硬化させた。各々のシリコーンの耐
久性を表5に記録する。データは、エポキシを担持する
シリコーンの耐久性が高く、分子中のエポキシ含量と共
に増大することを立証する。
【0026】例6 エポキシ官能性シリコーンから造ったジオールペンダン
ト基を有する親水性シリコーンの耐久性を本例において
サンプル14及び15として立証する。例5からの化合
物IX及びXIを水/イソプロパノール溶液中で0.2
%のトリフルオロ酢酸の存在において2時間還流させて
エポキシ基を加水分解させてそれぞれ化合物XII及び
XIIIを形成した。加水分解効率を残留エポキシドの
滴定によって求めて85〜90%であった。処理用溶液
を例1の方法に従い表6に示す通りにして調製した。
【0027】
【表6】
【0028】処理した布を171℃において90秒間乾
燥及び硬化させた。シリコーンの耐久性を表6に示す通
りにして求めた。このデータは、ペンダントジオール基
を有するシリコーンがエポキシペンダントシリコーンと
同様の耐久性を有することを示す。
【0029】例7 本例はグリオキサール−グリコール−親水性シリコーン
系の耐久性プレス特性を評価する。処理溶液を表7に従
って調製した。
【0030】
【表7】
【0031】溶液を綿布に塗布しかつ布の重量の100
%に調整した。布を171℃において90秒間乾燥及び
硬化させた。布の性質を表7に示す通りにして求めた。 データは、グリオキサール、グリコール、親水性シリコ
ーン、触媒プロセスが、シリコーンを持たないグリオキ
サール−グリコール系に比べて向上した引裂強さ、しわ
回復、耐久性プレスレーティング及び軟度を生じること
を立証する。上記の例は発明の好ましい実施態様を例示
する意図である。当業者ならば、特許請求の範囲に記載
する通りの発明の精神及び範囲から逸脱しないで他の変
更及び実施態様をなし得ることを容易に認めるものと思
う。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも一部がセルロース系繊維で
    形成された織物上に、水における繰り返し洗浄に耐える
    耐久性親水性シリコーン仕上げを形成する方法であって
    、a)織物に、グリオキサール、グリコール、酸触媒並
    びに(i)下記の化1式: 【化1】 (式中、各々に存在するRは一価炭化水素ラジカルであ
    り;nは整数でありかつmは 1に等しい或はそれより
    大きい整数であり;R2 は−(CH2 )x (OR
    3 )y (OR4 )z R5 式を有し、ここで、
    OR3 及びOR4 は反復単位であり;R3 及びR
    4 は同じであり或は異なり、C2 H4 及びC3 
    H6 からなる群より選び;x、y及びzは整数であり
    、但しx及び少なくともy或はzはゼロでなく、R5 
    はヒドロキシルであり;n、m、x、y及びzはシリコ
    ーンが室温の水に溶解或は分散し得るように選ぶ)及び
    (ii)下記の化2式:【化2】 (式中、R、n及びmは上述した通りであり、oは少な
    くとも 1の整数であり;各々に存在するR2 は−(
    CH2 −)x (OR3 )y (OR4 )z R
    5 式を有し、ここで、x、y,z,R3 及びR4 
    は上述した通りであり、R5 はヒドロキシ−、アルコ
    キシ−或はアセトキシ−であり、R6 はエポキシド、
    ヒドロキシル、ジオール、アミン、アミド及びチオール
    基からなる群より選ぶ反応性基を有する一価有機ラジカ
    ルであり;n、m、o、x、y及びzはシリコーンが室
    温の水に溶解或は分散し得るようにする)からなる群よ
    り選ぶ少なくとも一種のオルガノ改質されたシリコーン
    コポリマーを含む仕上げ剤を含浸させ;b)織物を加熱
    して仕上げ剤を硬化させることを含む方法。
  2. 【請求項2】  Rがメチルである請求項1の方法。
  3. 【請求項3】  仕上げ剤がグリオキサール1〜5%、
    グリコール1〜15%、シリコーンコポリマー1〜15
    %、酸触媒0.1〜2%及び触媒活性剤0〜2%(溶液
    の重量を基準にする)を含む水溶液である請求項1の方
    法。
  4. 【請求項4】  仕上げ剤を110°〜180℃に加熱
    して硬化させる請求項1の方法。
  5. 【請求項5】  触媒をp−トルエンスルホン酸、塩化
    亜鉛、テトラフルオロホウ酸亜鉛、塩化アルミニウム、
    塩化マグネシウム、クロロ水酸化アルミニウム、硫酸ア
    ルミニウム及びこれらの混合物からなる群より選ぶ請求
    項1の方法。
  6. 【請求項6】  前記触媒が、更に、酒石酸、クエン酸
    、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸及びこれらの混合物か
    らなる群より選ぶ触媒活性剤を含む請求項5の方法。
  7. 【請求項7】  グリコールをアルカンジオール及びポ
    リオキシアルキレンジオールからなる群より選び、該グ
    リコールが 200より小さい分子量を有する請求項1
    の方法。
  8. 【請求項8】  グリオキサール対グリコールのモル比
    が仕上げ剤中1:1〜1:2である請求項1の方法。
  9. 【請求項9】  R6 を化 3、化 4、R7 −C
    H2 OH、化 5及び化 6: 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 (式中、R7 はメチレン、エチレン、プロピレン、フ
    ェニレン、−C3 H6 OCH2 −及び−(CH2
     )3 Oからなる群より選ぶ)からなる群より選ぶ請
    求項1の方法。
  10. 【請求項10】  少なくとも一部がセルロース系繊維
    で形成された織物上に、水における繰り返し洗浄に耐え
    る耐久性親水性シリコーン仕上げを形成するための熱硬
    化性織物仕上げ剤であって、グリオキサール、少なくと
    も一種のグリコール、少なくとも一種の酸性触媒並びに
    (i)下記の化7式: 【化7】 (式中、各々の存在におけるRは一価炭化水素ラジカル
    であり;nは整数でありかつmは 1に等しい或はそれ
    より大きい整数であり;R2 は−(CH2 )x (
    OR3 )y (OR4 )z R5 式を有し、ここ
    で、OR3 及びOR4 は反復単位であり;R3 及
    びR4 は同じであり或は異なり、C2 H4 及びC
    3 H6 からなる群より選び;x、y及びzは整数で
    あり、但しx及び少なくともy或はzはゼロでなく;R
    5 はヒドロキシルであり;n、m、x、y及びzはシ
    リコーンが室温の水に溶解或は分散し得るように選ぶ)
    及び(ii)下記の化8式:【化8】 (式中、R、m及びnは上述した通りであり、oは少な
    くとも 1の整数であり;各々に存在するR2 は−(
    CH2 )x (OR3 )y (OR4 )z R5
     式を有し、ここで、x、y,z,R3 及びR4 は
    上述した通りであり、R5 はヒドロキシ−、アルコキ
    シ−或はアセトキシ−であり、R6 はエポキシド、ヒ
    ドロキシル、ジオール、アミン、アミド及びチオール基
    からなる群より選ぶ反応性基を有する一価有機ラジカル
    であり;n、m、o、x、y及びzはシリコーンが室温
    の水に溶解或は分散し得るようにする)からなる群より
    選ぶ少なくとも一種のオルガノ改質されたシリコーンコ
    ポリマーを含む仕上げ剤。
  11. 【請求項11】  グリオキサール1〜5%、グリコー
    ル1〜15%、シリコーンコポリマー1〜15%、酸触
    媒0.1〜2%及び触媒活性剤0〜2%(溶液の重量を
    基準にする)を含む水溶液である請求項10の仕上げ剤
  12. 【請求項12】  グリコールをアルカンジオール及び
    ポリオキシアルキレンジオールからなる群より選び、該
    グリコールが 200より小さい分子量を有する請求項
    10の仕上げ剤。
  13. 【請求項13】  触媒をp−トルエンスルホン酸、塩
    化亜鉛、テトラフルオロホウ酸亜鉛、塩化アルミニウム
    、塩化マグネシウム、クロロ水酸化アルミニウム、硫酸
    アルミニウム及びこれらの混合物からなる群より選ぶ請
    求項10の仕上げ剤。
  14. 【請求項14】  前記触媒が、更に、酒石酸、クエン
    酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸及びこれらの混合物
    からなる群より選ぶ触媒活性剤を含む請求項13の仕上
    げ剤。
  15. 【請求項15】  Rがメチルである請求項10の仕上
    げ剤。
  16. 【請求項16】  グリオキサール対グリコールのモル
    比が仕上げ剤中1:1〜1:2である請求項10の仕上
    げ剤。
  17. 【請求項17】  R6 を化9、化10、R7 −C
    H2 OH、化11及び化12: 【化9】 【化10】 【化11】 【化12】 (式中、R7 はメチレン、エチレン、プロピレン、フ
    ェニレン、−C3 H6 OCH2 −及び−(CH2
     )3 Oからなる群より選ぶ)からなる群より選ぶ請
    求項10の仕上げ剤。
  18. 【請求項18】  下記の工程によって作られた、水に
    おける繰り返し洗浄に耐える耐久性親水性仕上げを有す
    る少なくとも一部がセルロース系繊維で形成された織物
    であって、a)織物に、グリオキサール、少なくとも一
    種のグリコール、少なくとも一種の酸触媒並びに(i)
    下記の化13式: 【化13】 (式中、各々に存在するRは一価炭化水素ラジカルであ
    り;nは整数でありかつmは 1に等しい或はそれより
    大きい整数であり;R2 は−(CH2 )x −(O
    R3 )y (OR4 )z R5 式を有し、ここで
    、OR3 及びOR4 は反復単位であり;R3 及び
    R4 は同じであり或は異なり、C2 H4 及びC3
     H6 からなる群より選び、x、y及びzは整数であ
    り、但しx及び少なくともy或はzはゼロでなく;R5
     はヒドロキシルであり;n、m、x、y及びzはシリ
    コーンが室温の水に溶解或は分散し得るように選ぶ)及
    び(ii)下記の化14式:【化14】 (式中、R、n及びmは上述した通りであり、oは少な
    くとも 1の整数であり;各々に存在するR2 は−(
    CH2 )x (OR3 )y (OR4 )z R5
     式を有し、ここで、x、y,z,R3 及びR4 は
    上述した通りであり、R5 はヒドロキシ−、アルコキ
    シ−或はアセトキシ−であり、R6 はエポキシド、ヒ
    ドロキシル、ジオール、アミン、アミド及びチオール基
    からなる群より選ぶ反応性基を有する一価有機ラジカル
    であり;n、m、o、x、y及びzはシリコーンが室温
    の水に溶解或は分散し得るようにする)からなる群より
    選ぶ少なくとも一種のオルガノ改質されたシリコーンコ
    ポリマーを含む仕上げ剤を含浸させ;b)織物を加熱し
    て仕上げ剤を硬化させる。
  19. 【請求項19】  Rがメチルである請求項18の織物
  20. 【請求項20】  仕上げ剤がグリオキサール1〜5%
    、グリコール1〜15%、シリコーンコポリマー1〜1
    5%、酸触媒0.1〜2%及び触媒活性剤0〜2%(溶
    液の重量を基準にする)を含む水溶液である請求項18
    の織物。
  21. 【請求項21】  触媒がp−トルエンスルホン酸、塩
    化亜鉛、テトラフルオロホウ酸亜鉛、塩化アルミニウム
    、塩化マグネシウム、クロロ水酸化アルミニウム、硫酸
    アルミニウム及びこれらの混合物からなる群より選ぶ少
    なくとも一種である請求項18の織物。
  22. 【請求項22】  前記触媒が、更に、酒石酸、クエン
    酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸及びこれらの混合物
    からなる群より選ぶ触媒活性剤を含む請求項21の織物
  23. 【請求項23】  グリコールをアルキレングリコール
    及びポリオキシアルケンからなる群より選ぶ請求項18
    の織物。
  24. 【請求項24】  グリオキサール対グリコールのモル
    比が仕上げ剤中1:1〜1:2である請求項18の織物
  25. 【請求項25】  R6 を化15、化16、R7 −
    CH2 OH、化17及び化18: 【化15】 【化16】 【化17】 【化18】 (式中、R7 はメチレン、エチレン、プロピレン、フ
    ェニレン、−C3 H6 OCH2 −及び−(CH2
     )3 Oからなる群より選ぶ)からなる群より選ぶ請
    求項18の織物。
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