JPH04245825A - 情報信号診断機能を備えた情報伝送システム - Google Patents

情報信号診断機能を備えた情報伝送システム

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JPH04245825A
JPH04245825A JP3011085A JP1108591A JPH04245825A JP H04245825 A JPH04245825 A JP H04245825A JP 3011085 A JP3011085 A JP 3011085A JP 1108591 A JP1108591 A JP 1108591A JP H04245825 A JPH04245825 A JP H04245825A
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JP
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data
base station
signal
diagnostic data
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Application number
JP3011085A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Tsuda
津田 洋一郎
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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  • Radio Relay Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、情報信号の誤り診断機能を備え
た情報伝送システムに関する。
【0002】
【背景技術】基地局から中継局に情報信号を送信して、
中継局からさらに端末局にその情報信号を再送するCA
TVシステム等の情報伝送システムが近年普及してきて
しいる。又、情報信号に誤り訂正のための冗長符号を付
加して伝送する方法は広く知られている。ところが、こ
のような誤り訂正をもってしても完全な訂正は困難であ
るし、誤りが多い場合には伝送に関して何らかの対策を
講じる必要もでてくる。
【0003】しかし、特に基地局から中継局への伝送に
通信衛星を利用する情報伝送システムにおいては、設備
のコスト、衛星回線のチャンネル等の種々の制約により
、単方向(One  Way  Adressable
:OWA)のシステムも多く、基地局において必要なと
きに診断デ―タが得られないという不具合があった。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、基地局におい
て必要なときに、送信した情報信号の診断デ―タを得る
ことができる情報伝送システムを提供することにある。
【0005】
【発明の構成】本発明による情報伝送システムは、情報
信号を送信する基地局と、前記情報信号を受信する中継
局とからなる情報伝送システムであって、前記中継局は
、前記情報信号の誤りを検出して誤りの診断デ―タを出
力する検出手段と、前記診断デ―タを記憶するメモリと
、前記基地局から送信される診断返送指令に応じて前記
診断デ―タを基地局に送信する送信手段とを有する構成
となっている。
【0006】
【発明の作用】本発明による情報伝送システムにおいて
は、基地局から中継局に情報信号を伝送し、中継局にお
いて情報信号の誤りの診断デ―タをメモリに記憶し、基
地局から送信される診断返送指令に応じて、記憶されて
いる診断デ―タを基地局に自動的に送信する。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1ないし図16を
参照しつつ説明する。図1において、基地局1から複数
の中継局2に、通信衛星3を利用して映像及び音声情報
を含む情報信号を送信する。中継局2はそれらの情報信
号を編集し、ケ―ブル4を介してCATVの端末局5に
再送する。さらに基地局1において、例えばアメダス、
ひまわり等の気象衛星6から送信される気象情報を受信
して、中継局2から端末局5に再送する画面情報となる
天気デ―タを作成する。
【0008】図2において、基地局1のソフト送出機器
1aからは、映像情報であるビデオ信号、音声情報であ
るPCMオ―ディオ信号及び情報デ―タの3系統の情報
を含む情報信号が送出される。情報デ―タには、再送ス
ケジュ―ルデ―タやビデオ取り込み情報、課金メッセ―
ジ等のデ―タ及び上記天気デ―タが含まれている。この
情報デ―タは、目的に合せてその内容を選択することが
できる。この情報信号は送信手段である衛星通信送信機
1bに供給される。衛星通信送信機1bは供給される情
報信号によって衛星への上り回線の搬送波を変調し、変
調された搬送波を通信衛星3に向けて送信する。PCM
オ―ディオ信号は、テレビ動画用の音声だけでなく、静
止画用のBGMやその他の独立した音声デ―タも含まれ
たPCM信号である。システムコントロ―ル1cは基地
局1における一連の制御を司どる。
【0009】基地局からの送信電波は、通信衛星3にお
いて、地上への下り回線の搬送波に搬送波周波数の変換
がなされて、再び地上に向けて送信される。通信衛星か
ら送信された変調波は、中継局2内の衛星通信受信機2
aにおいて復調され、送信されたチャンネルの各チャン
ネル毎に分離されて各々のチャンネルの情報信号が得ら
れる。この情報信号は書換可能型記録媒体(図示せず)
に記憶されて、再送信機2bから後述の再送スケジュ―
ルに従って、同軸ケ―ブル4を介してCATV端末局5
に再送される。システムコントロ―ル2cは中継局2に
おける一連の制御を司どる。
【0010】基地局1のシステムコントロ―ル1cと中
継局2のシステムコントロ―ル2cとは、地上の公衆回
線7によって接続されており、双方向の通信を行なうこ
とができる。この有線回線は、基地局1から衛星回線に
より診断コ―ドを送信すると、中継局側からデ―タエラ
―状態の履歴をまとめて基地局に送信したり、衛星回線
によって送信した誤った情報信号を再び送り直すことを
要求する為等に利用することができる。
【0011】次に各チャンネル信号で送信されるベ―ス
バンド信号について説明する。図3に示すように、合成
回路8においてビデオ信号の垂直ブランキング期間にタ
イムコ―ド、属性コ―ド等のコ―ド信号が挿入され、そ
の後FM変調回路9において変調される。一方、PCM
オ―ディオ信号(以下、単にオ―ディオ信号と称する)
は、時分割多重回路10に供給され、フォ―マット処理
回路11によってパケットに分割された情報デ―タと多
重化される。その後4相ディジタル位相変調回路12に
おいてディジタルサブキャリア信号に変調される。
【0012】各々変調後のビデオ信号及びオ―ディオ信
号は、周波数多重回路13において多重化されて、ディ
ジタルサブキャリア音声付加方式のベ―スバンド信号が
形成される。さらに、変調回路14において衛星への上
り回線の搬送波(27.50〜29.25GHz)を変
調してKaバンドとなり、電力増幅されて送出される。
【0013】上記ベ―スバンド信号のフォ―マットは図
4に示すように、ビデオ信号は最高変調周波数4.5M
HzのFM変調波となっている。又、オ―ディオ信号及
び情報デ―タについてはディジタルサブキャリア方式が
とられ、5.727272MHzの副搬送波による4相
DPSK(ディジタル位相変調)方式となっている。そ
の他表1に示すような仕様(諸元)となっている。
【0014】
【表1】
【0015】上記したように、通信衛星3から送信され
る情報信号はビデオ信号、オ―ディオ信号及び情報デ―
タの3つのチャンネルに分れている。それらの内、ビデ
オ信号のチャンネルには3種類の画像デ―タがある。そ
の1つは全国ネット画像(V)であり、全ての中継局2
をスル―して全てのCATV端末局5にリアルタイムで
再送される。2番目は静止画像(S1)であり、例えば
気象衛星から得られた気象情報を基に作成された静止画
像等があり、予め決められている中継局により選択的に
取り込まれる。3番目はロ―カル用画像(LV)であり
、これも該当する中継局において取り込まれる。
【0016】オ―ディオ信号のチャンネルには、同じく
3種類のオ―ディオ信号があり、上記全国ネット(A)
及びロ―カル画像(LA)用の2種類のオ―ディオ信号
と、静止画像の送信時のBGM(B1)用のオ―ディオ
信号がある。これらの内全国ネット及びロ―カル画像用
のオ―ディオ信号は、画像とは不可分のものであるから
ビデオ信号と同時に送信される。一方、情報デ―タのチ
ャンネルについては、前述したように画像及び音声に関
する情報並びに、再送スケジュ―ルデ―タ、中継局に対
するビデオ取り込み用情報、課金メッセ―ジ、診断コ―
ド及びその他のメッセ―ジが含まれている。
【0017】基地局1からは情報信号の送信に先立って
、送信する情報信号のスケジュ―ル表が中継局2に送ら
れ、これに基づき中継局2においてスム―ズな受信をす
るための準備が行なわれる。その後図5の送信、受信及
び再送のタイミング図に示すように、基地局1からは、
最初にビデオ取り込み情報(C)が送られる。各々の中
継局はこのビデオ取り込み情報を記憶する。
【0018】次に再送スケジュ―ルデ―タ、音声コ―ド
、天気コ―ド等の情報デ―タ(D)が送られる。続いて
ビデオチャンネルにおいて上記再送スケジュ―ルデ―タ
に基づく静止画(S1)及びロ―カル用ビデオ情報(L
V)が送信される。ビデオ信号の垂直ブランキング期間
に含まれるコ―ド信号と、先に記憶されているビデオ取
り込み情報とによって取り込みの判断がなされて、該当
する中継局2において、ビデオ信号が書換可能型記録媒
体に記録される。図5では続いて全国ネット用のビデオ
信号(V)及びそのオ―ディオ信号(A)が送信されて
いるので、これはリアルタイムでそのまま端末局5に再
送されることになる。
【0019】中継局2から端末局5への再送は、再送ス
ケジュ―ルデ―タに従って、書換可能型記録媒体からビ
デオ信号を読み出しつつなされる。通常静止画S1は時
間軸圧縮がなされているので、再送の際には時間軸伸張
がなされて静止画像S2となって再送される。さらに別
途必要なときにロ―カル用画像(LV)及び音声(LA
)が再送される。又、静止画像(S2)の再送時には、
端末局5への音声チャンネルにはBGM(B2)が送ら
れる。このBGMは各中継局2において、70種類程度
が用意されていて、適時選択されて送信される。
【0020】基地局からのビデオ信号はフレ―ム単位で
送られてくるが、予め送られているビデオ取り込み情報
によって、そのフレ―ムが各々の中継局において取り込
むべきフレ―ムか否かが前もって分っている。例えば図
6に示すように、中継局が3局ある場合、前もってビデ
オ取り込み情報を情報デ―タに含めて送信しておき、フ
レ―ムV1−1は中継局〔1〕で取り込むので、中継局
〔1〕において書換可能型記録媒体に記憶するための取
り込みコマンドが発せられる。フレ―ムV2−1及びV
2−2の2つのフレ―ムは、中継局〔2〕で取り込むの
で、中継局〔2〕において取り込みコマンドが発せられ
る。同様に中継局〔3〕において、フレ―ムV3−1、
V3−2及びV3−3の3つのフレ―ムに対して、取り
込みコマンドが発せられる。
【0021】これらのビデオ信号の各フレ―ムの垂直ブ
ランキング期間に挿入されているタイムコ―ドは8桁の
BCDコ―ドになっていて、時、分、秒及びそのフレ―
ムのフレ―ム番号を表わしている。又、属性コ―ドは同
じく8桁のBCDコ―ドになっていて、2桁の天気コ―
ド、2桁の音声コ―ド及び4桁の予備コ―ドによって構
成されている。
【0022】一方、情報デ―タは、2312バイトのパ
ケット単位に分割されて、情報デ―タのチャンネルに時
間軸多重化されて送られてくる。図7に示すように、パ
ケットの先頭には4バイトの同期信号SYNCが付加さ
れており、これによってデ―タ捕捉のための識別がなさ
れる。このSYNCはダブルシンク方式になっていて、
同一の2バイトの同期信号が個別に異なって連続してい
て、一方が補足されれば足りるようにして、デ―タ捕捉
を確実なものとしている。SYNCに続いてHEADE
R部を含む2024バイトのデ―タと、256バイトの
誤り訂正コ―ドECC(エラ―コレクトコ―ド)とがあ
り、最後に4バイトの誤り検出コ―ドEDC(エラ―デ
ィテクトコ―ド)が付加されている。誤り訂正のための
ECC演算は例えばリ―ドソロモン符号が用いられ、デ
―タ16バイト中1バイトの誤り訂正が可能である。即
ち、デ―タ群の演算によって列(図の縦方向)のデ―タ
についてエラ―の有無が検出されると共にエラ―訂正が
なされる。一方、EDCによりデ―タ群の演算によって
、列及び行(図の横方向)のデ―タ全体についてエラ―
の有無が検出されると共に、ECCによる誤り訂正(E
CC訂正)の有無をも検出する。このEDCによるエラ
―検出は検出能力が高く、ECCによるエラ―検出に比
べより精密な検出がなされる。ECCによるエラ―の有
無並びにEDCによるエラ―の有無及びECC訂正の有
無の3種のデ―タ誤りに関する情報は、後述する誤り検
出デ―タとして活用される。ECC演算を行なわずED
Cによるエラ―検出のみ行なう場合には、情報デ―タ領
域は2024バイトのデ―タにECCの256バイト分
が加算されて2280バイトの容量となる。
【0023】デ―タ領域の先頭部には24バイトのヘッ
ダ(HEADER)が含まれていて、図8に示すように
MODE、ATT、ADR、PAGE及び予備の5ブロ
ックに分れている。MODEは誤り訂正をするか否かの
識別コ―ドである。ATTは8バイトを要し、その1及
び2バイト目は情報デ―タの属性を表わし、天気デ―タ
の場合は気象衛星6の種類(アメダス、ひまわり、メテ
オ等)の識別、季節、台風、雷等のコ―ドとなっている
。又、音声コ―ドの場合はオ―ディオ信号のステレオ、
バイリンガル、モノラル、音声多重等の識別コ―ドとな
っている。さらに、再送スケジュ―ルデ―タ、取り込み
許可、課金メッセ―ジ、誤り診断、その他のメッセ―ジ
、ロ―カル画像用デ―タ等の識別コ―ドもここに含まれ
る。更に3ないし8バイト目には送信時間を示す月、日
、時のデ―タが送られる。ADRは中継局の地域分類及
びアドレスを表す指定中継局コ―ドとなっている。各中
継局2は、このADRの内容によって自局への情報信号
か否かを判別することができる。ADRは4バイトから
なり、2バイト目に中継局の地域分類を、4バイト目に
その中継局のアドレスを示し、2及び4バイト目共全て
“0”の場合は全中継局に対する同時報道を示す。なお
、1及び3バイト目は予備とし将来に備えるものとする
【0024】情報デ―タは1パケットの容量である22
80バイトに収まるとは限らず、多くは情報デ―タの属
性が同じもの即ち同一種別のデ―タ毎に複数のパケット
で構成される。しかも同一種別のパケットが連続して送
られてくるとは限らず、異なる種別のパケットがランダ
ムに送られる場合もある。そのため基地局1においては
、パケット毎にパケット識別信号を挿入する。図9のパ
ケットフォ―マット処理回路11において、バッファメ
モリ11aに書込まれた情報デ―タは、2024又は2
280バイト単位に読み出されて、パケット分割手段1
1bに供給されてパケットに分割される。次に識別信号
挿入手段11cにおいてヘッダのPAGEにパケット識
別信号が、例えば(パケット番号/パケット総数)とし
て4バイト分が挿入され、時分割多重回路10に供給さ
れる。このパケット識別信号は、同一種別のパケットの
総数及びその同一種別内の各パケット番号によって構成
される。情報デ―タを受信した中継局においては、この
PAGEに含まれるパケット総数及び番号に基づいて、
複数のパケットをパケット番号順に整理し、総数が揃っ
たところで1パッケ―ジとしてデ―タの解読を行なうこ
とができる。又、パケット番号の順番毎に送らず、その
順番をランダムに送信することもある。この場合には、
パケット総数は分っているので受信した中継局において
パケット番号順に並べかえを行なって、同一種別のパケ
ットを整理し、デ―タ処理即ち情報の解読を行なう。こ
れにより、一種のスクランブル効果が得られる。
【0025】このようにヘッダに含まれる識別コ―ドは
非常に重要であるが、図8に示すECC演算では、デ―
タの誤り訂正は2280バイト分を全て受信後でなけれ
ば行なえない。ところが、ヘッダのADRに含まれる識
別コ―ドにより、中継局にとって自局に関係のないデ―
タであることがヘッダの受信直後に判明すれば、残りの
2256バイトのデ―タについては受信処理を省略する
ことができる。そこで、ヘッダ内の予備ブロック中に2
バイトの冗長符号を設けて、ヘッダ自身の誤り訂正を行
なうことにより、ヘッダの受信直後にその内容を解読し
ている。
【0026】次に中継局における各チャンネルにおける
情報信号の流れについて説明する。図10において、通
信衛星3から送信される変調波は受信手段である衛星チ
ュ―ナ15によって受信され、デスクランブルデコ―ダ
16に供給される。基地局において受信契約者以外の盗
視聴を防ぐためにスクランブル処理がなされているので
、デスクランブルデコ―ダ16においては、情報信号を
得るためにデスクランブルがなされる。続いてビデオ信
号、オ―ディオ信号及び情報デ―タに分離され復調され
る。
【0027】FM復調されたビデオ信号は、書換可能型
記録媒体である光ディスク(図示せず)の記録及び再生
をなす記録媒体演奏手段としてのVDR(ビデオディス
クレコ―ダ)17、タイムコ―ドデコ―ダ18及びビデ
オセレクタ19に供給される。又、ディジタル位相復調
後のオ―ディオ信号は、VDR17及び音声セレクタ2
0に供給される。タイムコ―ドデコ―ダ18においては
、ビデオ信号の垂直ブランキングに挿入されているタイ
ムコ―ド及び属性コ―ドが抽出されて、デコ―ドされて
記録再生コントロ―ラ21に供給される。記録再生コン
トロ―ラ21ではこれらのタイムコ―ド及び属性コ―ド
に応じてVDR17に記録指令を発し、端末局5に再送
すべきビデオ信号のフレ―ム及びオ―ディオ信号がVD
R17において記録される。一方、ビデオ信号及びオ―
ディオ信号に先だって受信復調されている情報デ―タは
、誤り検出及び訂正がなされて、再送スケジュ―ラ22
によってメモリ25に記憶される。
【0028】図11において、再送スケジュ―ラ22に
供給されたパケット単位の情報デ―タは、識別コ―ド抽
出回路22aによってパケット中のヘッダの識別コ―ド
が抽出され、誤り訂正回路22bで識別コ―ドの誤り訂
正がなされて、メモリコントロ―ラ22cに供給される
。メモリコントロ―ラ22cにおいて、自局の取り込み
情報デ―タであると判別されたときは、そのヘッダに続
くパケットのデ―タが、上記した如くパケット識別信号
に基づいて、メモリ25に書き込まれる。
【0029】書換可能型記録媒体及びその演奏装置に関
しては、本願出願人による出願、特願平2−30067
2号に記載されており、ここでは詳細な説明は省略する
が、NTSC、PAL等の所定フォ―マットのビデオ信
号をディジタル信号に変換した後、時間軸圧縮を行なっ
て再びアナログ信号に変換し、FM変調して光ディスク
に記録するというものである。さらに、図12に示すよ
うにPCM音声信号をビデオ信号の垂直ブランキング期
間VBに挿入して、多重記録をするというものである。
【0030】本実施例の光ディスクに限らず、一般に記
録媒体にビデオ信号を記録してこれを演奏し、原ビデオ
信号を再生する場合、記録媒体のキズや汚れ等の欠陥に
起因するいわゆるドロップアウトが発生するので、通常
ビデオ信号のライン相関性を利用してドロップアウト補
償がなされている。しかしながら、ドロップアウトのビ
デオ信号とこれを補償するビデオ信号とは全く同一では
ないので、完全な補償を行なうことは困難である。そこ
で、本実施例のような予め記録領域のアドレスを有する
光ディスクにおいて、キズや汚れの存在する領域のアド
レスをあらかじめ検索し、ビデオ及びオ―ディオ信号を
記録する際にそのようなキズ、汚れの領域を避けて記録
するように、図10の記録再生コントロ―ラ21によっ
て記録する光ディスクのアドレス管理がなされる。その
方法は、情報信号の記録に先だって検索モ―ドを設定し
、光ディスクの全記録領域に正弦波又はデュ―ティ50
%のディジタルパルス等の所定の基準信号を記録した後
、これを演奏し得られる読取信号にドロップアウトが発
生したときは、その領域のアドレスを記憶しておく。 次に記録モ―ドにおいて記録領域のアドレスを検知しつ
つ情報信号を記録し、ドロップアウト領域を除いた正常
な領域に記録する。このような記録方法をとることによ
り、ドロップアウトの発生を防止することが可能となる
【0031】図13に記録再生コントロ―ラ21の実行
するサブル―チンのフロ―チャ―トを示す。メインル―
チン(図示せず)においてモ―ド選択がなされると、検
索モ―ドか否かが判別され(ステップS1)、検索モ―
ドであると判別されるとディスクの回転駆動を行ない(
ステップS2)、ディスクの記録領域の全アドレスに基
準信号を記録する(ステップS3)。記録された後にこ
のディスクを演奏して、記録信号の読取再生がなされる
(ステップS4)。読取再生された信号にドロップアウ
トがあるか否かが判別されて(ステップS5)、ドロッ
プアウトがあると判別されたときは、そのアドレスがド
ロップアウトアドレスとして記憶され(ステップS6)
メインル―チンに戻る。一方、ステップS5においてド
ロップアウトがないと判別されたときはそのままメイン
ル―チンに戻る。
【0032】次に実際の情報信号の記録時において、記
録モ―ドか否かが判別されて(ステップS7)記録モ―
ドであると判別されたときは、ディスクの回転駆動がな
され(ステップS8)情報信号の記録が行なわれる。こ
の情報信号の記録時において、記録点のアドレスが検出
され(ステップS9)、そのアドレスが記憶されている
ドロップアウトアドレスであるか否かが判別される(ス
テップS10)。ドロップアウトアドレスではないと判
別されたときは、情報信号を記録するが(ステップS1
1)、ドロップアウトアドレスであると判別されたとき
は、そのアドレスの記録点をスキップして(ステップS
12)ドロップアウトアドレスでない記録点になって始
めて情報信号の記録がなされ、その後メインル―チンに
戻る。
【0033】ビデオ及びオ―ディオ信号が記録された光
ディスクを演奏して、再生信号を得る際には、記録とは
逆の信号処理を行なって、再生ビデオ及びオ―ディオ信
号を得ることはいうまでもない。なお、全国ネットのビ
デオ(V)及びオ―ディオ信号(A)は、上記した如く
中継局2をスル―して端末局5にリアルタイムでそのま
ま再送されるので、VDR17において記録されること
はない。
【0034】中継局2から端末局5に静止画及びBGM
並びにロ―カルビデオ及びロ―カル音声信号を再送する
場合は、再送スケジュ―ラ22に記憶されている再送ス
ケジュ―ルに基づいてなされる。再送スケジュ―ラ22
から記録再生コントロ―ラ21に再送指令が与えられ、
記録再生コントロ―ラ21からVDR17に再生演奏指
令が発せられる。この再生演奏指令に従って、静止画の
時間軸伸張その他の信号処理がなされつつビデオ及びオ
―ディオ信号が再生されて、ビデオ及び音声セレクタ1
9、20に供給される。ビデオセレクタ19においては
、再送スケジュ―ラ22からの選択指令に応じて、全国
ネットビデオ信号、静止画若しくはロ―カルビデオ信号
又は中継局において自主制作された外部ビデオ信号が送
信部(図示せず)を経て端末局5に送出される。同様に
、音声セレクタ20から全国ネットオ―ディオ信号、静
止画用BGM若しくはロ―カルオ―ディオ信号又は外部
音声信号のオ―ディオ信号が送出される。外部ビデオ、
外部音声信号は、操作部23を介して端末局5に送信す
るための編集作業によって基地局1からの再送スケジュ
―ルとともに組み込まれる。
【0035】なお、デスクランブルデコ―ダ15からの
誤り検出デ―タは、診断デ―タメモリ24に供給される
。図14において、診断デ―タはメモリ24aに記憶蓄
積されて、基地局1からの誤り診断情報の返送指令であ
る診断コ―ドに応じて、送信器24bからモデム等の回
線接続手段24cを経て、公衆電話回線7を介して基地
局1に送信される。この診断コ―ドは図8に示すヘッダ
フォ―マットの情報デ―タ属性であるATTの中に含ま
れている。基地局1では診断デ―タ及び中継局2の要求
に応じて、正しいデ―タを再送するとともに、その診断
デ―タに基づいて例えば、基地局1からの出力パワ―ア
ップ、同一デ―タを繰り返し送る等、衛星通信システム
全体のメンテナンスを行なう。
【0036】上記実施例においては、図6に示すように
ビデオ取り込み情報は、それぞれの中継局に前もって送
っているが、ビデオ信号を送信するたびにビデオ取り込
み情報を送る他の実施例を図15及び図16を参照して
説明する。図15において、中継局〔1〕用のビデオフ
レ―ムV1−1の1フレ―ム前に、デ―タ取り込みQが
送信される。中継局〔1〕ではQ信号に基づいて取り込
みコマンドが発せられ、V1−1フレ―ムを取り込む。 中継局〔2〕では、ビデオフレ―ムV2−1の1フレ―
ム前にQ信号が送られて、2フレ―ム(V2−1,2)
の取り込みがなされる。同様に中継局〔3〕では3フレ
―ム(V3−1,2,3)の取り込みがなされる。
【0037】このデ―タ取り込みQの信号フォ―マット
は、図16に示すように24バイトで構成されている。 先頭の4バイトのSYNCは図7及び8のデ―タフォ―
マットと同様、2バイトの連続した同期信号となってい
て、上記実施例と同じく最初のSYNC信号を捕捉し損
っても、次のSYNC信号を捕捉することで同期をとる
ことができる。特に本実施例の場合には、Q信号のすぐ
後にビデオフレ―ムが送られてくるので、Q信号の検出
ミスが許されずSYNC信号の補足がより重要になる。 MODEは2バイトからなり、デ―タ取り込みQの特定
もなしえ、訂正コ―ド(ECC)付きか無しかの分類を
も示す。ATTは情報デ―タの属性を示す。又、EDC
はエラ―検出コ―ドである。このQ信号は取り込むべき
フレ―ムの開始前に少なくとも3回連続して送信され、
その間に中継局2はVDR17の記録準備を完了してお
くよう制御される。従って、このようないわゆるフェ―
ルセ―フ方式を採ることにより、信頼性の高いデ―タ取
り込みが可能となる。6バイトのFRAMは取り込み連
続ビデオフレ―ム数を示し、取り込むべき静止画のフレ
―ム数を分、秒、フレ―ムナンバ―で表わし指定された
フレ―ム数だけVDR17に書き込まれる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による情報
伝送システムにおいては、基地局から中継局に情報信号
を伝送し、中継局において情報信号の誤りの診断デ―タ
をメモリに記憶し、基地局から送信される診断返送指令
に応じて、記憶されている診断デ―タを基地局に自動的
に送信するので、基地局において必要なときに、送信し
た情報信号の診断デ―タを得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明による通信衛星利用のCATVシス
テム図。
【図2】  本発明による情報伝送装置の概略ブロック
図。
【図3】  図2における衛星通信送信機のブロック図
【図4】  図3におけるベ―スバンド信号のフォ―マ
ット図。
【図5】  本発明による情報伝送装置における情報信
号の送受信タイミング図。
【図6】  図5におけるビデオフレ―ムの取り込みタ
イミング図。
【図7】  本発明による情報伝送装置における情報デ
―タのフォ―マット図。
【図8】  図7における情報デ―タのヘッダのフォ―
マット図。
【図9】  図3のフォ―マット処理回路のブロック図
【図10】  本発明による中継局のブロック図
【図1
1】  図10における再送スケジュ―ラ22のブロッ
ク図。
【図12】  図10のブロック図における記録信号の
フォ―マット図。
【図13】  図10における記録再生コントロ―ラ2
1の実行するフロ―チャ―ト。
【図14】  図10における診断デ―タメモリ24の
ブロック図。
【図15】  本発明の他の実施例のビデオフレ―ムの
取り込みタイミング図。
【図16】  図12の取り込みQのフォ―マット図。
【符号の説明】
1……基地局                   
     2……中継局3……通信衛星       
               5……端末局17……
VDR                    18
……タイムコ―ドデコ―ダ 21……記録再生コントロ―ラ      22……再
送スケジュ―ラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  情報信号を送信する基地局と、前記情
    報信号を受信する中継局とからなる情報伝送システムで
    あって、前記中継局は、前記情報信号の誤りを検出して
    誤りの診断デ―タを出力する検出手段と、前記診断デ―
    タを記憶するメモリと、前記基地局から送信される診断
    返送指令に応じて前記診断デ―タを基地局に送信する送
    信手段とを有することを特徴とする情報伝送システム。
  2. 【請求項2】  前記送信手段は、前記情報信号の伝送
    路とは異なる伝送路を介して前記診断デ―タを前記基地
    局に送信することを特徴とする請求項1記載の情報伝送
    システム。
JP3011085A 1991-01-31 1991-01-31 情報信号診断機能を備えた情報伝送システム Pending JPH04245825A (ja)

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JP3011085A JPH04245825A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 情報信号診断機能を備えた情報伝送システム
US07/809,169 US5430738A (en) 1991-01-31 1991-12-18 Information transmission system for transmitting a digital information signal divided into packets with an information signal error diagnosis and correction function
EP92300162A EP0497452A2 (en) 1991-01-31 1992-01-08 Data transmission system between base and relay stations for diagnosis packets
EP97200534A EP0782291A2 (en) 1991-01-31 1992-01-08 Information transmission system with a function to diagnose an information signal

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100739294B1 (ko) * 2001-04-20 2007-07-12 주식회사 케이티 위성을 이용한 시각/주파수 전송시스템에서의 데이터 검증장치 및 그 방법

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