JPH04244101A - 胴部にヒンジ連結した硬直化用部材を有するリヤエントリー式アルペンスキー靴 - Google Patents

胴部にヒンジ連結した硬直化用部材を有するリヤエントリー式アルペンスキー靴

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JPH04244101A
JPH04244101A JP3197870A JP19787091A JPH04244101A JP H04244101 A JPH04244101 A JP H04244101A JP 3197870 A JP3197870 A JP 3197870A JP 19787091 A JP19787091 A JP 19787091A JP H04244101 A JPH04244101 A JP H04244101A
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JP
Japan
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stiffening
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rear wall
locking finger
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JP3197870A
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Jean-Marie Begey
ジャン − マリー ベジェ
Claude Perrissoud
クロード ペリスー
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Original Assignee
Salomon SAS
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Publication date
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、スキー靴の靴胴部の後部横断方
向軸を中心として後部に回転状に取り付けてあるシェル
低部のあるアルペンスキー用スキー靴に関するものであ
る。
【0002】回転型靴胴部のあるアルペンスキー用スキ
ー靴は、スキー靴の低部と単一部品を形成する靴胴部の
ある、以前に使用されていたスキー靴と比べて、スキー
ヤーの脚下部の前方および後方に向かう屈曲運動につい
て行けることおよびスキー靴の着脱を容易にするために
完全にまたは部分的に傾動できる利点を提供している。 この種の既知の一部のスキー靴は、その他に、スキーヤ
ーがスキー靴を履くとき、スキーヤーの脚下部が水平面
に対して前方に傾斜する特定の位置に、シェル低部に対
して靴胴部を固定するための鎖錠用装置を備えている。 スキーをする上で好適なこの前方に傾斜する位置では、
靴胴部は、水平面と、「頭初前傾」角度と言われる角度
を形成している。現在知られている、靴胴部の「前傾」
の鎖錠用装置、例えばヨーロッパ特許第EP−B1−0
  134  595号および第EP−B1−0  0
86  908号に記載してある鎖錠用装置は、靴胴部
の後方下部に取り付けられている。この装置は、スキー
靴の靴胴部とシェル低部にそれぞれ固定されている2つ
の部分を含んでおり、この2つの部分は、靴胴部をシェ
ル低部に対する「前傾」位置に固定する第1位置および
靴胴部をシェル低部に対して解放する第2位置で相互に
関係し合っているので、靴胴部が脚下部に緊締状態に保
たれているとき、スキー靴での歩行が容易になっている
【0003】国際特許出願第WO  89/04615
号に記してあるような、シェル低部に対する靴胴部の屈
曲および前傾角度の制御用調節可能かつ解錠可能な装置
も知られている。
【0004】上記のこの諸装置は、シェル低部に対する
靴胴部の「前傾」を効果的に鎖錠でき、そして場合によ
ってはこの靴胴部の前方および/または後方に向かう屈
曲を調節できるとしても、靴胴部に対するその作用が靴
胴部の下部で限定されており、したがって靴胴部の下部
とその上部との間で、スキーヤーの脚下部の保持に関し
て不連続性が存在している事実によってとにかく完全に
満足すべきものではないことが明らかであった。
【0005】本発明は、靴胴部全体の硬直化と同時に靴
胴部の前傾角度の容易な制御をスキー実施中に得ること
を可能にする極めて簡単な手段で上記欠陥を排除するこ
とを狙いとしている。
【0006】そのために、シェル低部および横断方向水
平軸を中心としてシェル低部に回転状に取り付けてある
靴胴部のあるこのアルペンスキー用スキー靴は、靴胴部
の回転軸の後方に位置している横断方向水平軸を中心と
して、シェル低部の後方の下端に回転状に取り付けてあ
る、靴胴部の硬直化用部材およびスキー実施位置では、
硬直化用部材の上部と靴胴部の後部との間に着脱可能な
連結をするための手段を含んでおり、そのとき、硬直化
用部材が靴胴部の後部とシェル低部の後方との間に硬質
控え柱を形成していることを特徴としている。
【0007】本発明の各種実施態様を、限定的でない実
例として、添付図に照らしながら、以下に述べることと
する。
【0008】図1から図4までに表わしてある本発明に
基づくアルペンスキー用スキー靴は、硬質シェル低部1
、ならびにその上部にスキーヤーの脚下部を取り囲む靴
胴部2を含んでいる。この実施態様では、靴胴部2は単
一部品であり、図2で良く判るように、2つの前方端部
2aが相互に重なり合う締め環で構成されている。この
締め環2の下端は、突起3で形作られている横断方向水
平回転軸を中心としてシェル低部1に回転状に取り付け
られている締め環2の上方部分は、緊締用レバー5およ
びこのレバー5に連結してある緊締用ケーブル6を含む
脚下部緊締用装置4を担持している。図2に見られるよ
うに、緊締用ケーブル6は、締め環2をほとんど完全に
取り囲んでおり、その1端は、緊締用レバー5に連結し
てあり、他の1端は、閉鎖用レバー5に隣接している錨
着点で、締め環2に連結されている。
【0009】本発明に基づくスキー靴は、その後部に、
長い硬質部品で構成されている硬直化用部材7を含んで
いる。この硬直化用部材7の下端は、シェル低部1での
締め環2の回転軸3と比べて低い高さで後方に位置して
いる横断方向水平軸8を中心としてシェル低部1に回転
状に取り付けられている。この硬直化用部材7は、図1
に表わしてあるように、後方に幾らか凸状を呈している
外面7aおよびスキー実施位置では、締め環2の後方壁
2bに押し付けられている、ほぼ平らな内面7bがある
。硬直化用部材7は、開口部なしであっても良く、また
、図1から図4までに表わしてあるように、この部材を
水平横断方向に貫通している1ないし複数の開口部9が
あることも可能である。
【0010】スキー実施位置では(図1および図2)、
硬直化用部材7の上端7cは、締め環2の後方壁2bの
外面が硬直化用部材7の外面7aに規則正しく接続する
ように、この後部壁2bに用意されている上方肩部11
の真下に位置することが望ましい。他方では、硬直化用
部材7の上方部分と靴胴部、この場合では締め環2の後
部との間に、取り外しおよび鎖錠できる連結を確立する
ための手段が用意されている。この手段は、相互に嵌合
するように上記の2つの部分のそれぞれに担持されてい
る雄性機構12と16および雌性機構13と17、なら
びに硬直化用部材7の上部を靴胴部2すなわち14と1
5に寄り掛からせたまま保持し、またはそれを解放する
ための手段を含んでいる。図1から図4までの実施態様
では、硬直化用部材7は、その内面7bの上部に前方に
向かって突出している指状部材12を担持している。こ
の指状部材12は、肩部11の少し下方で、締め環2の
後方壁2bに穿設してある孔13に嵌入して、鎖錠を形
成する。スキー靴がスキー実施位置にあるとき、硬直化
用部材7は、締め環2の後部壁2bに寄り掛かっている
作動位置に保持される。この部材は、このようにして、
締め環2の硬直化を確立し、締め環2の後方への傾動を
阻止する硬質支承部を形成する。硬直化用部材7は、独
立している固定用手段によって、あるいは使用する上で
便利であるために望ましいことであるが、脚下部の緊締
用ケーブル6の作用によって作動位置に保持されること
ができる。この緊締用ケーブルは、硬直化用部材7の外
方を通ることができるが、望ましい方法として、図1か
ら図4までに表わしてあるように、硬直化用部材7の上
方横断方向水平開口部9を貫通して伸びることができる
【0011】硬直化用部材7上の鎖錠用指状部材12と
後部壁2bの孔13との相対的位置は、スキー靴を装着
すると靴胴部を形成する締め環2が水平面に対して自動
的に占める角位置、すなわちこの靴胴部の頭初前傾角を
決定する。事実、硬直化用部材7がケーブル6によって
締め環2上に締め付けられているとき、立面図で、下方
回転軸3と8および鎖錠用指状部材12で形成される三
角形は、この指状部材が締め環2の孔13に窮屈に嵌合
しており、それによって、靴胴部の予め定められている
頭初前傾に当る、硬直化用部材7と締め環2が水平面に
対して予め決定されている傾斜度になるように強いられ
ることによって、変形することができない。
【0012】スキーヤーがスキー靴を脱ぐか、快適に歩
行したいとき、脚下部緊締用レバー5を開くと、ケーブ
ル6の弛緩を惹起する。それによって解放された硬直化
用部材7は、軸8を中心として、時計の針の逆方向に、
後方に傾動することができる。そのとき、指状部材12
は、締め環2の孔13から出て、この締め環を解放し、
今度はこの締め環が軸3を中心として後方に傾動できる
。図3に表わしてあるように、硬直化用部材7および締
め環2がスキー靴の着脱位置または歩行位置に後方に傾
動しているとき、鎖錠用指状部材12は、肩部11の少
し下方、孔13の上方に位置している。
【0013】図1、図3および図4に表わしてあるよう
に、硬直化用部材7の下部は、締め環2の下方縁部2c
の真下、シェル低部1の後部を覆う2つの側方翼部7d
によって前方に伸ばされることが可能であり、それによ
って全体の硬直化が強化される。
【0014】図5と図6に表わしてある変形実施態様で
は、アルペンスキー用スキー靴は、相互に嵌合している
2つの部分、すなわちどちらも共通の横断方向水平軸3
を中心として回転できる前部スリーブ14と後部覆い1
5で形成されている靴胴部を含んでいる。この場合、硬
直化用部材7の上端部7cを収納する肩部11があるの
は後部覆い15の後方上部である。また、この変形実施
態様では、スキー実施位置にある硬直化用部材7と後部
覆い15との鎖錠は、硬直化用部材7と向かい合う内面
7b内に形成してある凹部または向かい合わせ孔17に
嵌合する、後方に突出している、後部覆い15の後部壁
15aに用意してある指状部材16の嵌合で確立される
。また、硬直化用部材7の回転軸8が、靴胴部の回転軸
3とほぼ同じ高さであるが、この軸の後方で、シェル低
部1の後部壁に用意してある、軸受を形成しているボス
18に担持されていることにも留意すべきである。
【0015】図6に表わしてあるスキー靴の着脱位置で
、後部覆い15が後方に傾動できるようにするために、
この後部覆いは、その後部壁15aの下部に、後部覆い
15の下方縁部15cに開いている、下方に開いている
切り込み15bがある。この切り込み15bは、Uリン
ク状に制作されている、硬直化用部材7の下端部7eの
両側に伸びている。このリンク7eの2つの翼部は、横
断方向水平回転軸8のための軸受を構成している、シェ
ル低部1の後部壁と共に型込めで成型されたボス18の
両側に配置されている。切り込み15bの高さ(すなわ
ち深さ)は、図6に表わしてあるように、後部覆い15
の後方への十分な角度の傾動ができるように十分に選定
される。
【0016】図8に表わしてあるスキー靴は、通常の緊
締用バックルで構成されている脚下部緊締用装置19が
前部に備えてある、単一部品の靴胴部を形成している締
め環2のある型のものである。この場合、硬直化用部材
7と締め環2との連結は、硬直化用部材7の上部を締め
環2の後方上部に連結する、適切ななんらかの型の独立
鎖錠用装置20で得られる。
【0017】図9に表わしてある変形実施態様では、硬
直化用部材7は、その外面7aに凹部21があり、その
中に、足首の緊締用装置の一部であるレバー22が収納
されている。レバー22は、横断方向水平軸23を中心
として硬直化用部材7にヒンジ連結されており、このレ
バー22には、適切な開口部を貫通して、靴胴部の内部
に進入する内方緊締用ケーブル24が連結されている。 この緊締用ケーブル24は、内方方向転換用部材25上
を通過して、足首上に伸びている圧力分散板26まで伸
びて、その上を通過する。他方では、スキー靴には、前
部スリーブ14と後部覆い15との緊締を確立する、適
切ななんらかの型の脚下部緊締用手段27が備えてある
【0018】図9に表わしてあるように、スキー実施位
置では、レバー22は、その上方横断方向ヒンジ連結軸
23を起点にして下方に向かって凹部21の底部に沿っ
て伸びており、緊締用ケーブル24は緊張している。ケ
ーブル24のこの張力は、レバー22およびその軸23
を経由して、硬直化用部材7に伝達され、こ部材は、そ
れによって後部覆い15の後方壁15aに寄り掛かる。 この位置での鎖錠は、硬直化用部材7の内面7bの上部
に用意されている凹部17内への後部覆い15の後方壁
15aに用意されている指状部材16の嵌入で確立され
る。鎖線で図9に表わしてあるように、スキーヤーがレ
バー22を足首弛緩位置に上方に傾動させるために起こ
すと、ケーブル24は弛緩するので、足首は、圧力分散
板26に圧迫されなくなり、硬直化用部材7は、部分的
に後方に傾動する。したがって靴胴部を構成している前
部スリーブ14と後部覆い15は、緊締用装置27によ
って相変わらずスキーヤーの脚下部を緊締しているが、
軸3を中心として全体が回転できるので、スキーヤーは
楽に歩行できる。
【0019】図10に表わしてあるスキー靴は、緊締用
レバー22が脚下部の緊締も制御する事実によって図9
のスキー靴と異なっている。そのために、スキーヤーの
脚下部の周囲で前部スリーブ14と後部覆い15の緊締
を確立する第2のケーブル28もまた、回転型緊締用レ
バー22に連結されている。
【0020】別の1変形実施態様では、緊締用ケーブル
24は、シェル低部1の前部の内側に収納されている、
足前部保持用手段で連結されることができるだろう。
【0021】図11に表わしてある本発明の変形実施態
様では、硬直化用部材7の上方開口部9を貫通する脚下
部緊締用ケーブルまたは帯状部材6は、その1端が、締
め環2の側方壁に形成されているスリット31内をほぼ
水平に滑動できる繋留用板29に連結されている。繋留
用板29の長さ、すなわち水平寸法は、緊締位置にある
とき、スロット31との間に外方遊びが残るように、ス
ロットの長さよりも少し短い。他方では、繋留用板29
は、その外面に1ないし複数の錨着用こま32があり、
その内の1つの周囲に、図11に表われていない脚下部
緊締用レバーを介して緊締用帯状部材6に連結されてい
るケーブル33の端部が連結されることができる。した
がって、緊締用レバーを開放すると、帯状部材6および
ケーブル33は緊張状態に置かれなくなるので、繋留用
板29は、スロット31内で、後方に向かって、外方遊
びaに該当する距離を軽く移動できる。したがってこの
行程aは、硬直化用部材7の上部が後方に傾動できる距
離を決定する。
【0022】図12は、硬直化用部材7の後方に向かう
傾動を限定する手段の1変形実施態様を表わしている。 この場合、脚下部緊締用帯状部材6は、脚下部が緊締さ
れているとき、締め環2の側方壁に用意されている止め
具35の前方、距離aに、帯状部材6に嵌合されている
横断方向棒状部材34を担持している。ここでもまた、
帯状部材6が弛緩するとき、距離a、すなわち棒状部材
が止め具35と接触するまでだけ後退できるので、硬直
化用部材7の後方への傾動が限定される。
【0023】図13に表わしてある変形実施態様では、
締め環2とシェル低部との間の空間内に伸びている硬直
化用部材7の下方側方翼部7dの内面、すなわちシェル
低部の壁に向かっている面に、シェル低部1の壁に下か
ら上および前方から後方に傾斜して形成されている、軸
8を中心としている弧状のスロット37内に挿入されて
いる小棒部材36を担持している。ケーブル6の弛緩後
、締め環2と硬直化用部材7の後方への同時傾動のとき
、スロット37内での小棒部材36の移動は、硬直化用
部材7の回転運動を積極的に制御し、この運動は、小棒
部材36がスロット37の上端と接触すると制限される
【0024】もちろん、上記配置構成は逆転できる、す
なわちスロット37が硬直化用部材7の翼部7d内に形
成され、小棒部材36がシェル低部1に連結されること
ができるだろう。
【0025】図14および図15に表わしてあるスキー
靴は、締め環2と硬直化用部材7との間に配置してあり
、上端39が締め環2の外方壁2bに固定されている防
水用スカート38を含んでいる。この締結区域39のと
ころで、スカート38は可動状に連結されているが、そ
れは、このスカートに柔軟な区域を用意することによっ
て可能である。防水用スカート38は、締め環2の後方
壁とある程度の距離を置いて、下方に伸びて、締め環2
の後方への傾動を可能にするために後方壁2bの下部に
用意されている開口部と向かい合っている空間を画定し
ている。スキー実施位置では、硬直化用部材7が締め環
2の後方壁2bに寄り掛かっているとき、スカート38
は、この後方壁に密着して、それによって防水を確立す
ることに役立っている。
【0026】図16から図27までは、硬直化用部材7
の上部区域で、向かい合っている部品間の摩擦をできる
限り避けながら、作動位置にあるこの硬直化用部材7の
誘導と配置を容易にするために硬直化用部材7の上部に
用意してある手段の諸変形実施態様を表わしている。こ
の諸手段はまた、硬直化用部材7を締め環2の後方壁2
bに接して保持する緊締用ケーブル6を弛緩させたとき
、硬直化用部材7の閉塞解除を容易にする。
【0027】図16では、硬直化用部材7の上端7cは
、硬直化用部材7の内面7bと外面7aとの間に伸びて
いる、下から上および前から後ろに傾斜している傾斜部
を形成している。鎖錠および硬直化位置では、傾斜して
いるこの傾斜部は、これもまた同一傾斜を呈している傾
斜部を形成している肩部11の下に来る。他方では、硬
直化用部材7の配置および離脱を容易にするために、鎖
錠用指状部材12は、丸みのある形態を呈している。
【0028】図17および図18に表わしてある変形実
施態様では、硬直化用部材7の内面7bは、上から下に
順次、硬直化用部材7の上端7cに寄り掛かって、下か
ら上および前から後ろに傾斜している傾斜部を構成する
上部41a、靴胴部2の後方壁2bに穿設してある孔1
3に嵌入するための鎖錠用指状部材12およびばね板を
形成している下部41bを含む薄板41をその上部に担
持している。このばね板41bは、硬直化用部材7が作
動位置で締め環2に接して配置されるとき、押しつぶさ
れ、硬直化用部材7が後方に傾動しなければならないと
き、硬直化用部材7を締め環2から引き離しながら弛緩
するように締め環2の後方壁2bの方向に反っている。
【0029】図19は、図17および図18に表わされ
ている配置構成とは逆の配置構成を表わしているが、こ
の場合、付け加えられた薄板を担持しているのは、靴胴
部2の外方壁2bである。この薄板41は、前例と同じ
く上から下へ順次、肩部11に寄り掛かっている傾斜部
を形成している上部41a、硬直化用部材7の凹部17
内に嵌入するために後方に突出している鎖錠用部材16
およびばね板を形成している、外方に向かって反ってい
る下部41bを含んでいる。
【0030】図20に表わしてある変形実施態様では、
硬直化用部材7は、その内面に、2つの独立している薄
板、すなわち下から上および前から後ろに傾斜している
傾斜部42aを構成している上方薄板42および鎖錠用
指状部材12、ならびに硬直化用部材を後方に押し戻す
ための薄板を形成している下方薄板43を担持している
【0031】1変形実施態様に基づいて、独立している
2つの薄板42および43は、図19に表わされている
変形実施態様の場合と同様に、靴胴部2の外方壁2bに
担持されることができるだろう。
【0032】図21および図22に表わしてある変形実
施態様では、靴胴部2の外方壁2bの孔13内に挿入さ
れるための鎖錠用指状部材12は、硬直化用部材7の上
部に担持されている、後方に弾性的に付勢されている可
動性部材で構成されている。とりわけ、硬直化用部材7
の内面7bを貫通して、上方開口部9に出て、可動状に
取り付けられている。この開口部内には、鎖錠用指状部
材12と共に単一部品を形成している支承用板部材45
が存在しており、緊締用ケーブル6がその上を通過して
いる。この板部材45、したがって鎖錠用指状部材12
は、支承用板部材で構成されている肩部の表面と向かい
合って硬直化用部材7の壁に支承されているばね46に
よって、開口部の内側に向かって押し戻されている。緊
締用ケーブル6が弛緩するとき、ばね46は、図21に
表わしてあるように、板状部材45と鎖錠用指状部材1
2を開口部9の内方に押し戻すので、指状部材12は、
硬直化用部材7の内方に格納される。それに反して、ケ
ーブル6が緊張しているとき、ケーブルは、板状部材4
5と鎖錠用指状部材12を外方、すなわち前方に移動さ
せるので、鎖錠用指状部材12は、図22に表わしてあ
るように、孔13内に嵌合する。
【0033】図23は、硬直化用部材7の内面7bが、
その上部に、ばね板47を担持している1変形実施態様
を表わしている。このばね板47は、その下部が部材7
に固定されており、内面7bに沿って伸びて、鎖錠指状
部材12を担持している。ばね板47の上部は、硬直化
用部材7の上端からある程度距離を置いて、下から上お
よび前から後ろに傾斜するように反っている。したがっ
て、ケーブル6の緊締の結果、硬直化用部材が配置され
たとき、ばね板47の上部は、傾斜部7cに密接して、
弾性的に変形され、ケーブルの弛緩のとき、締め環2の
硬直化用部材7を引き離して、弛緩することができる。
【0034】1変形実施態様に基づいて、ばね板47は
、図19に表われている薄板41と同一方法で、靴胴部
2の外方壁2bに担持されることができるだろう。この
場合、薄板47は、硬直化用部材7の凹部17内に嵌入
するために後方に突出している、指状部材16に類似す
る鎖錠用指状部材を担持することになる。
【0035】図24および図25に表われている変形実
施態様では、締め環2の後方壁2bは、硬直化用部材7
の内面7bに用意してある凹部17に嵌入できる、後方
に突出している鎖錠用指状部材16を担持している。鎖
錠用指状部材16には、片開き孔48が穿設してあり、
ばね51が弛緩しているとき、孔48の外部に正常に突
出しており、ばね51で軸に沿って外方に付勢されてい
る可動ピストン49がその中に収納されている。硬直化
用部材7が作動位置に配置されたとき(図24)、鎖錠
用指状部材12は、部材7の凹部17内に嵌入しており
、ばね51が圧縮されているので、ピストン49は、片
開き孔48内方に押し戻される。硬直化用部材7が、そ
のとき弛緩するケーブル6で解放されると、ばね51は
弛緩して、凹部17の底部と接触しているピストン49
を押し戻すので、その結果、硬直化用部材7が締め環2
から引き離される。
【0036】図26に表わしてあるように、図24およ
び図25に表わしてある配置構成と逆の配置構成もまた
採用されることができるだろう。その場合、靴胴部2の
後方壁2bには、片開き孔13が穿設してあり、硬直化
用部材7の前方壁に担持されている鎖錠用指状部材12
もまた、ばね51で前方に押し戻されている可動ピスト
ン49が収納されている片開き孔48が穿設されている
【0037】図27は、この場合、中空でない鎖錠用指
状部材16の外方正面と凹部17の底部との間に圧縮コ
イルばね52が配置してある1変形実施態様を表わして
いる。ケーブル6が弛緩すると、このばね52はもとに
戻るときに硬直化用部材7を押し戻す。
【0038】1変形実施態様に基づいて、図27に表わ
してある配置構成は、靴胴部2の外方壁2bに用意され
る片開き孔13内に嵌入する、硬直化用部材7の前方壁
7bに担持されている鎖錠用指状部材12で利用でき、
その場合、圧縮コイルばね52は、片開き孔13と鎖錠
用指状部材12との間に配置される。
【0039】今度は、図28から図33までを参照しな
がら、必要があれば、スキー靴の靴胴部の加減と調節の
できる前方(または後方)屈曲を可能にする各種装置を
示すことにする。
【0040】この屈曲は、鎖錠用指状部材12を受ける
靴胴部の孔13内にこの指状部材の下方への軽い移動(
前方屈曲)または上方への軽い移動(後方屈曲)を許す
ことによって得られ、この場合、移動は、下方の2つの
頂点3と8が固定していて、上方の頂点12だけが可動
性を帯びている三角形3、8、12の変形から生じる。
【0041】図28および図29に表わしてある実施態
様では、締め環2の後方壁2bは、硬直化用部材7が担
持している鎖錠用指状部材12が嵌合される孔13の下
方に、靴胴部の前方屈曲の程度を調節するための円盤5
3を担持している。この調節用円盤53は、長手方向水
平軸54を中心として後方壁2bに回転状に取り付けて
あり、その縁部53aの上部は、下方で孔13を画定し
ている。調節用円盤53は、その周辺の一部に、その縁
部53aに開いている少なくとも1つの切り込み55を
含んでいる。したがって、調節用円盤53が図27およ
び図28に表わしてある位置にあるとき、調節用円盤5
3の縁部53aは、鎖錠用指状部材12の下方でわずか
な距離を置いて位置しており、したがって下方へのこの
指状部材の可能な相対的移動は限定され、したがって靴
胴部の前方屈曲はわずかである。それに反して、切り込
み55を鎖錠用指状部材12の下方に来るように調節用
円盤53を180°回転させると、この指状部材はその
とき、下方にもっと大きい距離を移動できるので、靴胴
部の最大限の前方屈曲が可能になる。
【0042】1変形実施態様に基づいて、調節用円盤5
3の縁部53aは漸進的カムを形成することができるだ
ろうから、靴胴部の前方屈曲の程度を連続的に調節でき
るだろう。
【0043】図30に表わしてある変形実施態様では、
硬直化用部材7は、長手方向水平軸を中心として硬直化
用部材7に回転状に取り付けてある環状円筒形小棒部材
56の正面の半分に形成されている、半円形断面の円筒
形の鎖錠用指状部材12を担持している。鎖錠用指状部
材12の直径は、靴胴部2の後方壁2bにある、例えば
正方形断面の孔13の高さに等しい。したがって、小棒
部材56を回転させることによって、したがって指状部
材12を双方の回転軸を中心として回転させることによ
って、靴胴部の前方屈曲の程度を調節することが可能で
ある。図30および図31Aに表わしてある位置では、
鎖錠用指状部材12は、断面の円の直径と等しい、下方
に向かってできる行程a1を指状部材に対して画定する
、上方水平位置に位置している。この位置は、靴胴部の
ための最大限前方屈曲の獲得に当る。図31Bに表わし
てあるように、指状部材12を垂直位置に移すために小
棒部材56と指状部材12を90°回転させると、この
指状部材12は、靴胴部の屈曲を阻止する。結局、指状
部材を、図31Cに表わしてある位置、すなわち孔13
内の下方位置に移すために、図31Aに表わしてある頭
初位置に対して180°回転させると、指状部材12は
、上方に向かって距離a1を移動できるので、靴胴部の
後方支承で屈曲できるようになる。
【0044】図32および図33は、硬直化用部材7が
、締め環2の後方壁2b内に形成されている、垂直方向
に伸びている細長孔13内に嵌合している鎖錠用指状部
材12を担持している1変形実施態様を表わしている。 この後方壁aには、靴胴部の前方屈曲の程度の調節用部
材が指状部材12の下方で、横断方向で水平に滑動状態
に取り付けられており、この調節用部材は、上方縁部5
8に開いている、異なる深さの1ないし複数の隣接垂直
切り込み59、61が形成されている上方縁部内に、滑
り弁57で構成されている。滑り弁57が図33の右端
位置に位置すれば、そのとき、鎖錠用指状部材12の下
に位置するのは滑り弁57の上方縁部58であるので、
この指状部材は、細長孔13内で、わずかな距離しか下
方に移動できないが、これは、靴胴部のための最小限の
前方屈曲の程度に当る。図32および図33に表わして
あるように、中程度の深さの切り込み59が鎖錠用指状
部材12の下方に来るように滑り弁を移動させれば、そ
のとき、鎖錠用指状部材12は、孔13内で、切り込み
59の深さに当る距離を下方に移動できる。これは、靴
胴部のための中間的屈曲の程度に当る。なお、図33で
は、滑り弁57がその左端位置に位置しているが、この
とき、深い切り込み61が鎖錠用指状部材12の下に位
置しているので、この指状部材は、前例のときよりもも
っと大きい距離を移動でき、これは靴胴部のための最大
限の前方屈曲程度に当たる。
【0045】図32および図33に表わしてある装置は
、もちろん、靴胴部の後方屈曲の程度を制御するように
取り付けられることができるだろう。それには、切り込
み59と61が下方に開いている滑り弁57を調節用指
状部材12の下方に位置づけて、孔13が上方に伸びて
いるようにすればよいだろう。
【0046】図28から図33までに表わしてある諸装
置は、硬直化用部材7の凹部17に嵌入する、靴胴部2
の後方壁2bで後方に突出している鎖錠用指状部材16
を担持しているスキー靴に、逆の方法で取り付けられる
ことができるだろう。
【0047】図34から図37までを参照しながら、今
度はスキーヤーがその体形に応じて、スキー板の操縦に
希望している靴胴部の最適位置を選択できるように、ス
キー靴の前傾、すなわちシェル低部に対するこの靴胴部
の傾斜を調節できるようにする各種装置を示すことにす
る。この諸装置は、靴胴部の求められている前傾に応じ
て、鎖錠用指状部材12およびそれを受ける孔13の相
関位置を変えるように考案されている。
【0048】図34は、硬直化用部材7が、この部材に
対して垂直可動状に取り付けられている鎖錠用部材12
を担持している1実施態様を表わしている。そのために
、調節用ローレット63と一体化している、硬直化用部
材7の上部に回転状に取り付けられている垂直ねじ62
に嵌合するナットを構成するように、片開き孔が穿設さ
れている。したがって、調節用ローレット63を作動さ
せてねじ62を多かれ少なかれ回転させることによって
鎖錠用指状部材12を上方または下方に移動させること
が可能であり、したがって靴胴部の前傾を調節すること
ができる。
【0049】図35に表わしてある変形実施態様では、
硬直化用部材7は、締め環2の後方壁2bに、調節可能
状態に垂直に取り付けられている嵌合部品64に形成さ
れている孔13に嵌合するための鎖錠用指状部材12を
担持している。この部品64は、例えば、調節用ローレ
ットと一体化している、後方壁2bに回転状に取り付け
られている垂直ねじが嵌合されているナットで構成され
ることが可能である。
【0050】図36及び図37に表わしてある変形実施
態様では、硬直化用部材7は、ノッチ66が硬直化用部
材7の内面7bの上部に担持されている相似ノッチ67
と共働する切り欠き付き台座65と一体化されている鎖
錠用指状部材12を担持している。このように、切り欠
き付き台座65と鎖錠用指状部材12は、硬直化用部材
7の上部に、可能な各種垂直位置のいずれか1つに取り
付けて、固定されることが可能であり、それによって靴
胴部の前傾を変化させることが可能である。他方では、
鎖錠用部材12を担持している台座65は、上方誘導用
傾斜部68と共に、単一部品を形成すると有利である。 この誘導用傾斜部は、硬直化用部材7を締め環2に接し
て配置すること及びケーブル6の弛緩のときに、その閉
鎖を解除することを容易にする。
【0051】ここでも、スキー靴の靴胴部2の後方壁2
bが、硬直化用部材7の凹部17に嵌合する、後方に突
出している鎖錠用指状部材16を担持している場合、ス
キー靴の靴胴部の前傾の調節を可能にしている装置の変
形実施態様を用意することができる。この場合、あるい
は鎖錠用指状部材16の位置を靴胴部2の後方壁2b上
で、あるいは指状部材の位置を硬直化用部材7上で調節
するための手段が用意される。
【0052】図38に表わしてある変形実施態様では、
スキー靴の靴胴部は、突起3で形態化された横断方向水
平軸を中心としてシェル低部1で回転する締め環2で構
成されている。締め環2は、その高さの大部分にわたっ
て、その後方壁が欠如しており、突起3で回転する締め
環2の2つの側方部分2eを連結する上方横断方向舌状
部2dだけが残存している。他方では、硬直化用部材7
は、横断方向水平軸8を中心として下端がシェル低部1
にヒンジ連結されている独立硬直化用後部覆い71の構
成要素になっている。硬直化用後部覆い71は、平らで
あるか、図38に表わしてあるように、凹面が後方に向
けられている曲面であり得る後方壁71aを含んでいる
。後方壁71aの上端と下端には硬直化用控え柱7の上
端と下端が連結されている。繋材72が硬直化用後部覆
い71の後方壁71aと硬直化用部材7との間に伸びて
いる。この後方壁71aの両側は、前方縁部71dが締
め環2の2つの側方部分2eの外方縁部の形態の補足形
態を呈している2つの側方部分、すなわち上方側方部分
71bと下方側方部分71cによって、前方に延長され
ている。換言すれば、硬直化用後部覆い71の前方縁部
71dは、スキー靴の閉鎖位置では、締め環2の2つの
側方部分2eの後方縁部と接触して、その外形に合わさ
れる。このようにして、スキー実施位置では、硬直化用
後部覆い71による締め環2の閉鎖、ならびに硬直化用
後部覆い71の高さ全体にわたって、この後部覆いに保
持されることによる締め環2の優れた硬直性が得られる
。各上方側方部分71bは、図38に表されているよう
に、下方側方部分71cよりももっと前方に伸びること
ができる。しかしながら逆の配置構成が採用されること
ができ、垂直に並べられた、すなわち前方縁部が双方の
延長線上に位置する上方部分71bと下方部分71cを
用意することもできるだろう。
【0053】1変形実施態様に基づいて、スキー靴は、
硬直化用後部覆い71の上部分71bと下部分71cを
その内面、すなわちもう1つのスキー靴に向いている面
だけに含むことができるだろう。
【0054】図38に表わしてあるスキー靴では、脚下
部の緊締用装置のケーブル6は、上方繋材72と硬直化
用部材7の上端部との間に画定されている上方開口部を
貫通している。このケーブルはまた、硬直化用後部覆い
71の各上方側方部分71b内に形成されているアイレ
ット73も貫通する。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキー実施位置にあって、枢動可能な締め環を
有する、本発明によるリヤエントリー式および/または
センターエントリー式および/またはセンターエントリ
式アルペンスキー靴を示す一部劈開立面図。
【図2】図1のII−II線に沿って見た断面図。
【図3】着脱または歩行位置にある図1のスキー靴の一
部劈開立面図である。
【図4】図1に示したスキー靴の後方から見た斜視図で
ある。
【図5】スキー実施位置にある、靴胴部が2の部分で構
成されたリヤ・エントリー式および/またはセンター・
エントリー式のアルペンスキー靴の立面図である。
【図6】着脱位置にある、図5のアルペンスキー靴の立
面図である。
【図7】図5の左方から見たスキー靴の下方後部分を示
す背面図である。
【図8】スキー靴の1変形実施態様の概略立面図である
【図9】硬直化用部材が緊締用レバーを担持しているス
キー靴の変形実施態様の立面図である。
【図10】硬直化用部材が緊締用レバーを担持している
スキー靴の変形実施態様の立面図である。
【図11】硬直化用部材の後方への限定された幅の傾動
を可能にする部材を備えたスキー靴の1変形実施態様を
示す部分的立面図である。
【図12】硬直化用部材の後方への傾動を制限する手段
の1変形実施態様を示す部分的立面図である。
【図13】スキー靴の別の1変形実施態様を示す部分的
立面図である。
【図14】スキー靴の別の1変形実施態様を示す部分的
立面図である。
【図15】図14に示されたスキー靴の後方から見た斜
視図である。
【図16】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図17】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図18】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図19】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図20】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図21】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図22】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図23】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図24】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図25】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図26】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図27】硬直化用部材の上端部および靴胴部と向かい
合っている上部の1変形実施態様を示す縦断面図である
【図28】靴胴部の前方屈曲の幅を調節する装置を備え
た靴胴部の後方上部の縦断面図である。
【図29】図28のXXIX−XXIX線に沿って見た
垂直断面図である。
【図30】靴胴部の前方屈曲の幅を調節する装置の1変
形実施態様を備えた靴胴部の後方上部を示す縦断面図で
ある。
【図31】Aは、靴胴部の屈曲の幅を制限する鎖錠用指
状部材が占める位置を示す、図30のXXXI−XXX
I線に沿って見た垂直断面図である。Bは、靴胴部の屈
曲の幅を制限する鎖錠用指状部材が占める位置を示す、
図30のXXXI−XXXI線に沿って見た垂直断面図
である。Cは、靴胴部の屈曲の幅を制限する鎖錠用指状
部材が占める位置を示す、図30のXXXI−XXXI
線に沿って見た垂直断面図である。
【図32】靴胴部の前方屈曲の幅を調節する装置の別の
変形実施態様を示す部分縦断面図である。
【図33】図32のXXXIII−XXXIII線に沿
って見た垂直断面図である。
【図34】靴胴部の「前傾」調節用装置を備えた靴胴部
の後方上部の縦断面図である。
【図35】靴胴部の「前傾」調節用装置を備えた靴胴部
の後方上部の縦断面図である。
【図36】靴胴部の「前傾」調節用装置を備えた靴胴部
の後方上部の縦断面図である。
【図37】図36に示した装置の鎖錠用指状部材を担持
する台座の斜視図である。
【図38】別の変形実施態様の一部断面立面図である。
【符号の説明】
1                シェル低部2,1
4,15    胴部(締め環)2a        
      後部壁2b              
後部壁2c              下  縁2e
              (締め環の)側方部分3
                枢  軸4,19 
         緊締装置5           
     緊締用レバー6             
   緊締ケーブル7               
 硬直化用部材7b              内 
 面7d              側方翼部7e 
             下端部8        
        枢  軸9            
    開  口12              (
鎖錠用)指状部材13              孔 15              後部覆い15a  
          後部壁15b         
   切り欠き15c            下  
縁16              (鎖錠用)指状部
材17              凹  部22  
            レバー23        
      軸 24              内部緊締ケーブル2
5              内部方向転換部材26
              足甲部緊締手段28  
            第2のケーブル29    
          係留板31,37       
 スロット 32              錨着用端子(こま)
33              ケーブル34   
           横断方向小棒部材35    
          止め具(ストッパー)36   
           傾動制限手段(小棒部材)38
              密閉性のスカート41 
             薄  板41a     
       上部分42             
 上部薄板42a            ランプ部4
3              下方薄板45    
          支承用平板46        
      ば  ね47             
 板ばね48              片開き孔4
9              ピストン51    
          ば  ね52         
     圧縮ばね53              
円盤(ディスク)53a            円盤
の縁部54              水平横断軸5
5              切り欠き、ノッチ56
              円筒状小棒部材57  
            滑り弁58        
      上  縁59,61        垂直
方向切り欠き62              垂直方
向ねじ63              調節用ローレ
ット64              嵌込み部材65
              切欠き付き台座66,6
7        切り欠き

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シェル低部(1)と、水平横断方向軸
    を中心として前記シェル低部上に少なくとも部分的に枢
    動可能に取り付けられた胴部(2;14、15)とを含
    むアルペンスキー靴において、前記胴部(2;14、1
    5)の枢軸(3)の後方に位置する水平横断方向軸(8
    )を中心として、前記シェル低部(1)の後部上に、そ
    の下端が枢動可能に取り付けられる胴部の硬直化部材(
    7)と、スキー実施の状態において、前記硬直化部材(
    7)の上部分と前記胴部(2;14、15)の後部分と
    の間で取り外し可能な連結を保証する手段(12、13
    ;16、17;20)とを含み、前記硬直化部材(7)
    は前記胴部の後部分と前記シェル低部の後部との間に「
    突っ張り」を構成することを特徴とするアルペンスキー
    靴。
  2. 【請求項2】  前記硬直化部材(7)が硬質の細長部
    材からなり、前記細長部材は中実であるか、または水平
    横断方向に該部材を貫通する1または複数個の開口(9
    )を穿設されていることを特徴とする請求項1によるア
    ルペンスキー靴。
  3. 【請求項3】  前記硬直化部材(7)の下部分が、前
    記胴部(2)の下縁(2c)の直下で、前記シェル低部
    (1)の後部分を覆う2の側方翼部(7d)を介して前
    方へ伸び出ていることを特徴とする請求項1または2に
    よるアルペンスキー靴。
  4. 【請求項4】  前記硬直化部材(7)の上部分と前記
    胴部(2;14、15)の後部分との間で取り外し可能
    な連結を保証する手段が、互いに嵌合するよう2の接続
    部材によりそれぞれ担持された雄部材(12、16)と
    雌部材(13、17)、ならびに前記胴部(2;14、
    15)に押し当てられた前記硬直化部材(7)の上部分
    を保持するか、または解放するための手段を含むことを
    特徴とする請求項1、2または3によるアルペンスキー
    靴。
  5. 【請求項5】  前記硬直化部材(7)が、前記胴部(
    2)に対して押し当てられる該部材の内面(7b)上で
    前方へ突出して、前記胴部(2)の後部壁内に穿設した
    孔(13)内に挿入される鎖錠部を形成する指状部材(
    12)を担持することを特徴とする請求項4によるアル
    ペンスキー靴。
  6. 【請求項6】  前記胴部の後部分(15)の後部壁(
    15a)が、後方へ突出して前記硬直化部材(7)の正
    面で内面(7b)内に形成された相対する凹部あるいは
    孔(17)内に挿入される指状部材(16)を担持する
    ことを特徴とする請求項4によるアルペンスキー靴。
  7. 【請求項7】  スキー実施の状態において、前記胴部
    (2;14、15)に押し当てられた前記硬直化部材(
    7)を保持するために設けた手段が、前記硬直化部材(
    7)と前記胴部(2)を連結するために、脚低部の緊締
    装置(19)から独立していることを特徴とする請求項
    4、5または6によるアルペンスキー靴。
  8. 【請求項8】  スキー実施の状態において、前記胴部
    (2;14、15)に押し当てられた前記硬直化部材(
    7)を保持するために設けた手段が、緊締用レバー(5
    )に引掛けられ、かつ脚低部の緊締装置(4)の一部分
    を成す緊締用ベルトあるいはケーブル(6)で構成され
    、前記緊締用ケーブル(6)は前記硬直化部材(7)の
    外側を通過するか、あるいは該部材内に形成された開口
    (9)を貫通することを特徴とする請求項4、5または
    6によるアルペンスキー靴。
  9. 【請求項9】  前記緊締用ケーブル(6)の後方への
    移動、すなわち前記硬直化部材(7)の後方への傾動を
    制限するための手段を設けることを特徴とする請求項8
    によるアルペンスキー靴。
  10. 【請求項10】  脚低部の緊締用ケーブルまたはベル
    ト(6)の一端が、前記胴部(2)の側壁内に形成した
    スロット(31)内でほぼ水平に滑動可能な係留板(2
    9)と一体であり、前記係留板(29)の長さ、すなわ
    ち水平方向の寸法は、緊締位置において両者間に後方の
    遊び(a)を残すよう前記スロット(31)の寸法より
    も僅かに小さく、かつ前記係留板(29)は、さらに、
    その外表面に1または複数個の錨着用の端子(32)を
    担持し、前記端子の1の回りには、脚低部の緊締用レバ
    ーを介して、前記緊締用ベルト(6)に接続されたケー
    ブル(33)の端部が引掛けられるようになることを特
    徴とする請求項8によるアルペンスキー靴。
  11. 【請求項11】  前記脚低部の緊締用ベルト(6)が
    横断方向棒部材(34)を担持し、前記棒部材は、前記
    胴部(2)の側壁上に設けられた止め具(35)の前方
    で、緊締位置において或る距離aを隔てて、前記ベルト
    (6)上に嵌込まれ、かつ、前記ベルト(6)が緩めら
    れるとき、前記止め具(35)と接触するようになるこ
    とを特徴とする請求項9によるアルペンスキー靴。
  12. 【請求項12】  前記硬直化部材(7)の後方への傾
    動を制限するための手段(36、37)を含むことを特
    徴とする請求項1ないし8のいずれか1によるアルペン
    スキー靴。
  13. 【請求項13】  前記硬直化部材(7)の後方への傾
    動を制限するための手段が該硬直化部材(7)あるいは
    シェル低部(1)によって担持され、かつ前記シェル低
    部(1)あるいは前記硬直化部材(7)内に形成された
    スロット(37)内を移動する小棒部材(36)を含み
    、前記スロットは該硬直化部材(7)の枢軸(8)に中
    心を持つ円弧状をしていて、下方から上方へまた前方か
    ら後方へ傾斜していることを特徴とする請求項12によ
    るアルペンスキー靴。
  14. 【請求項14】  前記硬直化部材(7)が緊締装置の
    一部分を成すレバー(22)を担持し、前記レバー(2
    2)は軸(23)の回りにヒンジ連結され、かつ少なく
    とも1の緊締用ケーブル(24、28)に接続されるこ
    とを特徴とする請求項4、5または6によるアルペンス
    キー靴。
  15. 【請求項15】  前記レバー(22)には、内部方向
    転換部材(25)上を通過し、かつ足甲部の緊締手段(
    26)あるいはシェル低部(1)の前部分の内部に収容
    された爪先部の保持手段まで延在する内部緊締用ケーブ
    ル(24)が引掛けられていることを特徴とする請求項
    9によるアルペンスキー靴。
  16. 【請求項16】  前記枢動するレバー(22)には、
    同じく、スキーヤーの脚低部の回りで胴部(14、15
    )の緊締を保証する第2のケーブル(28)が引掛けら
    れることを特徴とする請求項15によるアルペンスキー
    靴。
  17. 【請求項17】  前記胴部の甲部分(15)が、その
    後部壁(15a)の下部分において、下方へ開口し、下
    縁(15c)に連通し、かつ前記硬直化部材(7)の下
    端部(7e)の両側に延在する1の切り欠き(15b)
    を有し、前記切り欠き(15b)の深さは前記胴部の後
    部分(15)を適宜後方へ傾動可能にするのに十分であ
    ることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1に
    よるアルペンスキー靴。
  18. 【請求項18】  前記胴部(2)と前記硬直化部材(
    7)との間に配設される密閉性のスカート(38)を含
    み、前記密閉性のスカート(38)は、その上端(39
    )において、前記胴部(2)の後部壁(2b)に固定さ
    れ、かつ該胴部(2)が後方へ傾動するのを可能にする
    ため、前記後部壁(2b)の下部分内に設けた開口に比
    して下方へ延びていることを特徴とする請求項1ないし
    17のいずれか1によるアルペンスキー靴。
  19. 【請求項19】  前記硬直化部材(7)の内面(7b
    )あるいは前記胴部(2)の後部壁(2b)が、その上
    部分に、下方から上方へ、また前方から後方へ傾斜した
    ランプ部を形成する上部分(41a)と;前記胴部(2
    )の後部壁(2b)あるいは前記硬直化部材(7)の凹
    部(17)内に穿設した孔内に挿入される鎖錠用指状部
    材(12、16)と;板ばねを形成する張出した下部分
    (41b)とを、上方から下方にかけて連続的に含む薄
    板(41)を担持することを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか1によるアルペンスキー靴。
  20. 【請求項20】  前記硬直化部材(7)の内面(7b
    )あるいは前記胴部(2)の後部壁(2b)が、2の独
    立した薄板、すなわち下方から上方へ、また前方から後
    方へ傾斜した1のランプ部(42a)および1の鎖錠用
    指状部分(12、16)を構成する1の上部薄板(42
    )と、張出した板ばねを形成する1の下部薄板(43)
    とを担持することを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1によるアルペンスキー靴。
  21. 【請求項21】  前記硬直化部材(7)の上部分が、
    前記胴部(2)の後部壁(2b)の孔(13)内に導入
    される鎖錠用指状部材(12)を担持し、前記鎖錠用指
    状部材(12)は、前記硬直化部材(7)の内面(7b
    )を横切って、該硬直化部材の上部横断方向開口(9)
    に連通するよう可動に取り付けられ、この横断方向開口
    には、前記鎖錠用指状部材(12)と一体部材を形成す
    る支承用平板(45)が設けられ、前記平板上を緊締用
    ケーブル(6)が通過し、かつ該平板(45)および前
    記鎖錠用指状部材(12)が、該支承用平板(45)に
    よって構成される肩部に向かい合って、前記硬直化部材
    の壁上に支承されるばね(46)により、開口(9)の
    内部方向へ、後方に押し戻されることを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれか1によるアルペンスキー靴。
  22. 【請求項22】  前記硬直化部材(7)の内面(76
    )の上部分は前記硬直化部材(7)にその下部分が固定
    される板ばね(47)を担持し、前記板ばね(47)は
    前記硬直化部材(7)の内面(7b)に沿って延在し、
    かつ前記胴部(2)の後部壁(2b)内に穿設した孔(
    13)内に挿入される鎖錠用指状部材(12)を担持し
    、また前記板ばね(47)の上部分は前記硬直化部材(
    7)の上端から或る距離を隔てて下方から上方へ、また
    前方から後方へ傾斜するよう湾曲していることを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれか1によるアルペンスキ
    ー靴。
  23. 【請求項23】  前記胴部(2)の後部壁(2b)が
    、後方へ突出するとともに前記硬直化部材(7)の内面
    (7b)に設けた凹部(17)に挿入できる鎖錠用指状
    部材(16)を担持し、かつ前記鎖錠用指状部材(16
    )は片開き孔(48)を掘設され、この片開き孔内には
    、ばね(51)によって外方へ軸方向に付勢され、かつ
    、ばね(51)が緩められると、前記片開き孔(48)
    から外に突出する可動ピストン(49)が収容されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4および6のいずれか1
    によるアルペンスキー靴。
  24. 【請求項24】  前記胴部(2)の後部壁(2b)が
    、後方へ突出するとともに前記硬直化部材(7)の内面
    (7b)に設けた凹部(17)に挿入できる鎖錠用指状
    部材(16)を担持し、かつ圧縮ばね(52)が前記鎖
    錠用指状部材(16)の外正面と前記凹部(17)の底
    部との間に配設されることを特徴とする請求項1ないし
    4および6のいずれか1によるアルペンスキー靴。
  25. 【請求項25】  前記硬直化部材(7)によって担持
    される鎖錠用指状部材(12)が挿入される孔(13)
    の下方において、前記胴部(2)の後部壁(2b)が前
    記胴部の前方屈曲の幅を調整することのできる円盤(5
    3)を担持し、前記調節用円盤(53)は、水平長手方
    向軸(54)を中心として、前記後部壁(2b)上に回
    転可能に取り付けられ、前記円盤(53)の縁部(53
    a)の上部分は下方に向かう孔(13)を画定し、かつ
    前記調節用円盤(53)はその周縁の一部分に前記縁部
    (53a)に連通する少なくとも1の切り欠き(55)
    を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1
    によるアルペンスキー靴。
  26. 【請求項26】  前記硬直化部材(7)が鎖錠用指状
    部材(12)を担持し、前記鎖錠用指状部材は半円形断
    面を有する筒状で、かつ、水平長手方向軸を中心として
    、前方または後方屈曲の幅または固定を調節可能にする
    前記硬直化部材(7)上で回転可能に取り付けられた円
    筒形の小棒部材(56)の正面の半部分上に形成され、
    かつ前記鎖錠用指状部材(12)の直径はまた、前記胴
    部(2)の後部壁(2b)内に設けた孔(13)の高さ
    に等しいことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    1によるアルペンスキー靴。
  27. 【請求項27】  前記硬直化部材(7)が、前記胴部
    (2)の後部壁(2b)内に形成されて、垂直方向に伸
    びる細長い孔(13)に挿入できる鎖錠用指状部材(1
    2)を担持し、前記後部壁(2a)上には、前記胴部の
    前方屈曲あるいは後方屈曲の幅を調節する部材が、前記
    指状部材(12)の下方あるいは上方で、かつ水平横断
    方向に滑動可能に取り付けられ、前記屈曲幅調節部材は
    上縁または下縁(58)に設けた滑り弁(57)で構成
    され、ここから、深さの異なる1または複数の隣接する
    垂直方向の切り欠き(59、61)が形成され、該切り
    欠きは前記滑り弁(57)の前記上縁または下縁(58
    )に連通することを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1によるアルペンスキー靴。
  28. 【請求項28】  前記硬直化部材(7)が、該部材に
    対して垂直方向に可動に取り付けられる鎖錠用指状部材
    (12)を担持し、前記鎖錠用指状部材(12)は、前
    記硬直化部材(7)の上部分上に回転可能に取り付けら
    れ、かつ前記胴部の前傾を調節できる調節用ローレット
    (63)と一体の垂直ねじ(62)と係合するナットを
    構成するよう雌ねじ切りを施した孔を穿設されることを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれか1によるアルペ
    ンスキー靴。
  29. 【請求項29】  前記硬直化部材(7)が、前記胴部
    (2)の後部壁(2a)上に垂直方向に調節可能に取り
    付けられた嵌合わせ部材(64)内に形成され、かつ前
    記胴部の前傾を調節できる孔に挿入される鎖錠用指状部
    材(12)を担持することを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか1によるアルペンスキー靴。
  30. 【請求項30】  前記硬直化部材(7)が、切り欠き
    を施した台座(65)と一体の鎖錠用指状部材(12)
    を担持し、その切り欠き(66)が前記胴部の前傾を調
    節可能にするための前記硬直化部材(7)の内面(7b
    )の上部分によって担持される相似形の切り欠き(67
    )と共働し、かつ前記台座(65)は傾斜した上部案内
    用ランプ(68)と単一部材を形成することを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれか1によるアルペンスキー
    靴。
  31. 【請求項31】  前記硬直化部材(7)が、水平横断
    方向軸(8)を中心として、シェル低部(1)上に、そ
    の下端をヒンジ連結された独立の硬直化用後部覆い(7
    1)の構成要素を成し、前記硬直化用後部覆い(71)
    は、前記硬直化部材(7)の上端および下端が接続され
    る上端部および下端部に1の後部壁(71a)を含み、
    また少なくとも1のタイロッド(72)が前記硬直化用
    後部覆い(71)の後部壁(71a)と前記硬直化部材
    (7)との間に延在し、かつ前記硬直化用後部覆い(7
    1)の後部壁(71a)は、前縁(71d)が前記締め
    環(2)の一側部分(2a)の後縁のための支承部を構
    成する少なくとも1の側方部分(71b、71c)を介
    して前方へ伸び出ていることを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれか1による、胴部が締め環で構成されるア
    ルペンスキー靴。
  32. 【請求項32】  前記硬直化用後部覆い(71)が靴
    の内側と外側にそれぞれ配設された2の側方部分(71
    b、71c)を含むことを特徴とする請求項31による
    アルペンスキー靴。
  33. 【請求項33】  前記硬直化用後部覆い(71)が靴
    の内側に配設された単一の側方部分(71b、71c)
    を含むことを特徴とする請求項31によるアルペンスキ
    ー靴。
  34. 【請求項34】  前記硬直化用後部覆い(71)の各
    側方部分が1の上部分(71b)と1の下部分(71c
    )とを含み、前記上下両部分は垂直方向に一線整列され
    るか、あるいは前記上部分(71b)と下部分(71c
    )の一方が他方よりも更に前方に延在することを特徴と
    する請求項31、32、または33によるアルペンスキ
    ー靴。
JP3197870A 1990-08-07 1991-08-07 胴部にヒンジ連結した硬直化用部材を有するリヤエントリー式アルペンスキー靴 Withdrawn JPH04244101A (ja)

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FR9010078 1990-08-07

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