JPH04243951A - 乾燥炉 - Google Patents

乾燥炉

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JPH04243951A
JPH04243951A JP2937991A JP2937991A JPH04243951A JP H04243951 A JPH04243951 A JP H04243951A JP 2937991 A JP2937991 A JP 2937991A JP 2937991 A JP2937991 A JP 2937991A JP H04243951 A JPH04243951 A JP H04243951A
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drying
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Jiyunzaburou Sasaki
佐々木 準三郎
Yutaka Murata
豊 村田
Atsushi Bonshihara
盆子原 温
Iwao Sakakibara
巌 榊原
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JAPAN SMALL CORP
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窯業製品である瓦等の種
類に応じて任意なる乾燥条件を得ることを可能にする乾
燥炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、窯業製品の瓦等の乾燥に際しては
プレス成型終了後の荒地を倒伏状態にて搬送するコンベ
ヤを設け、該コンベヤにトンネル状の熱風のみを熱源と
する乾燥炉を直列に連続配置し、順次荒地を搬送させて
乾燥しているも、かかる手段にあっては熱風が直接的に
荒地の表面に接触するため、表面付近が中心部位に比し
速く乾燥することにより、乾燥速度に著しい差異を生じ
、このため収縮が一様とならず表面に乾燥による割れと
か切れが発生し、又収縮のアンバランスによって歪みを
起こし易く歩留りが悪い欠点を有し、このため乾燥速度
を緩やかにして通常24時間以上かけて乾燥しているの
が現状であった。
【0003】又、瓦の種類によっては熱風倒伏乾燥する
ことが出来ないものは別途の乾燥炉を必要とし設備費が
高騰するため、上記の欠点と相俟って少量多品種・即納
生産には対応することが出来ない欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は乾燥に際して
の内部拡散と表面蒸発の乾燥速度を均一に制御してあら
ゆる瓦の種類に対応させると共に、乾燥速度の差異に基
づく収縮のアンバランスを無くして製品歩留りを向上さ
せ、又乾燥速度のスピードアップを図って数時間での乾
燥を可能にする乾燥炉を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく生産歩留り、少量多品種・即納生産等の課題に鑑
み、窯業製品である瓦等の荒地をマイクロ波乾燥炉、熱
風乾燥炉、遠赤外線乾燥炉を任意に組み合わせてあらゆ
る種類の窯業製品における瓦等の同一乾燥炉での迅速且
つ高品位に乾燥させることを要旨とする乾燥炉を提供し
て上記欠点を解消せんとしたものである。
【0006】そして、乾燥炉としては、瓦を倒伏状に載
置するパレットを搬送する搬送コンベヤの搬送路に熱風
を熱源とする熱風乾燥炉体、遠赤外線を熱源とする遠赤
外線乾燥炉体、マイクロ波を熱源とするマイクロ波乾燥
炉体を少なくとも2種以上にて組み合わせて構成制御す
る。
【0007】
【作用】本発明にあっては、マイクロ波によって荒地の
中心部の水分を加温して内部拡散の速度を速くするよう
に予熱すると共に、遠赤外線による輻射エネルギーにて
熱移動速度を一層速くして表面蒸発に対応させて均一に
加熱し、熱風による表面蒸発とを組み合わせて均一加熱
するのである。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は本発明に係る乾燥炉であり、該乾燥炉1は
上下に位置する第一の搬送路2、第二の搬送路3を構成
する搬送コンベヤ4を配設し、かかる搬送コンベヤ4に
断熱材からなると共にトンネル状に形成する熱風を熱源
とする熱風乾燥炉体5、遠赤外線を熱源とする遠赤外線
乾燥炉体6、マイクロ波を熱源とするマイクロ波乾燥炉
体7を搬送路2、3に配設している。
【0009】ここで、熱風乾燥炉体5、遠赤外線乾燥炉
体6、マイクロ波乾燥炉体7の基本的なる配設関係につ
いては、マイクロ波乾燥炉体7を第一の搬送路2の上流
側に配設し、遠赤外線乾燥炉体6を第一の搬送路2の下
流側に配設すると共に、熱風乾燥炉体5を第二の搬送路
3に配設するものである。
【0010】又、他の実施例としては、窯業製品である
瓦の種類に対応して搬送順に説明すると、例えば遠赤外
線乾燥炉体6、マイクロ波乾燥炉体7、熱風乾燥炉体5
の順であってもよく、これら三種類の乾燥炉体5、6、
7を搬送路2、3に任意に配設することによって6種類
の組み合わせた乾燥炉1が可能となり、又三種類の乾燥
炉体5、6、7の内の二種類を組み合わせても6種類の
組み合わせた乾燥炉1が可能となる。
【0011】又、マイクロ波乾燥炉体7は、中央部をマ
イクロ波を遮断する材質により主炉体8を形成し、該主
炉体8の適宜位置にはマイクロ波を内部に照射するマイ
クロ波発信機9、9aを配設すると共に、主炉体8の端
部の出入口の開口部10、10a よりさらにマイクロ
波を遮断する材質により補助炉体11、11a を連続
形成している。
【0012】そして、補助炉体11、11a の炉長L
は後述するパレット31、31a …上に載置される荒
地Wが少なくとも1個以上完全に補助炉体11、11a
 内にて隠れる様に設定している。
【0013】尚、本実施例においては搬送路2、3を上
下2段と成しているが、1段或いは3段以上の複数段と
成してもよい。
【0014】尚、図中12は熱風乾燥炉体5の適宜位置
に配設する熱風送給機、13は遠赤外線乾燥炉体6の適
宜位置に配設する遠赤外線ヒーターである。
【0015】搬送コンベヤ4はコンベヤフレーム14の
上方および下方の両端部にスプロケット等の回転体15
、15a …を枢支し、該回転体15、15a …にエ
ンドレスのチェーン16、16a …を巻回し各駆動部
17、17a の作動によりチェーン16、16a …
を循環駆動させて第一の搬送路2および第二の搬送路3
を構成している。
【0016】18は第一の搬送路2の出口側と第二の搬
送路3の入口側を連繋した昇降装置であり、該昇降装置
18は略L字状のフレーム19に垂設するガイドシャフ
ト20、20a に左右一対の昇降アーム21を搬送コ
ンベヤ4端部側へ延出させてスライド自在に装着すると
共に、昇降アーム21の基部にシリンダ22を連結し、
該シリンダ22の作動により昇降アーム21を昇降制御
している。
【0017】又、昇降アーム21の前後端にスプロケッ
ト等の回転体23、23a を枢支し、該回転体23、
23a にエンドレスのチェーン24を巻回し駆動部2
5の作動によりチェーン24を循環駆動している。
【0018】次に本発明に係る乾燥炉の作用について説
明すると、プレート26の表面の前後左右にズレ止め突
起27、27a …を形成し、該ズレ止め突起27、2
7a …の内方に脚部28、28a 上に瓦(和型、平
板、S型等)の形状に対応した載置部29、29a …
を形成した瓦受具30を取り替え自在に載置するパレッ
ト31、31a …上にプレス成型終了後の荒地Wを載
置し、かかるパレット31、31a …を上方の第一の
搬送路2の入口側より搬入して出口側まで搬送させる間
にマイクロ波乾燥炉体7、遠赤外線乾燥炉体6により一
次乾燥させて出口側より予め昇降させた昇降装置18の
昇降アーム21上に移載する。
【0019】かかる一次乾燥については、マイクロ波に
よって荒地Wの中心部の水分を加温して内部拡散の速度
を速くするように予熱すると共に、遠赤外線による輻射
エネルギーにて熱移動速度を一層速くして表面蒸発に対
応させて均一に加熱する様にマイクロ波および遠赤外線
の出力を瓦の種類(形状、肉厚等)に対応して調整制御
している。
【0020】そして、昇降アーム21を下降させて該昇
降アーム21上のパレット31、31a …を下方の第
二の搬送路3の熱風乾燥炉体5入口側より搬入して出口
側まで搬送させる間にて荒地Wを熱風乾燥炉体5によっ
て二次乾燥させる。
【0021】かかる二次乾燥については、一次乾燥によ
り均一に加熱された荒地Wを表面蒸発を主として行うの
である。
【0022】又、マイクロ波乾燥炉体7の入口側である
補助炉体11、主炉体8、出口側である補助炉体11a
 を荒地Wが通過する過程における主炉体8内部に位置
する荒地Wに対してマイクロ波発信機9、9aからのマ
イクロ波を照射させる。
【0023】従って、マイクロ波の大部分は主炉体8内
部の荒地Wに吸収されて加熱されるが、主炉体8内部に
て反射されたり荒地Wにて吸収しきれないマイクロ波は
補助炉体11、11a 内へと進行するも、かかる補助
炉体11、11a 内には水分を含む荒地Wが位置して
いることにより、補助炉体11、11a の進行中に該
補助炉体11、11a より外部へ漏洩しようとするマ
イクロ波が荒地Wに吸収されてマイクロ波の外部への漏
洩を防止することが出来る。
【0024】よって、炉の出入口に開閉自在なる扉およ
び間歇制御のためのセンサー、制御装置を全く不要にし
て簡素化を図る事が出来、又連続して搬送することが可
能となることによって、マイクロ波の有効利用が図れる
と共に、所定温度に加熱するまでの時間を著しく短縮し
て省エネルギー対策にも有効的となる。
【0025】又、パレット31、31a …としてのプ
レート26上に種々の瓦に対応した瓦受具30を取り替
え自在にしているため、少量多品種生産時における段取
りを極めて容易にすることが出来る。
【0026】
【発明の効果】要するに本発明は、瓦Wを倒伏状に載置
するパレット29、29a …を搬送する搬送コンベヤ
4の搬送路2、3に熱風を熱源とする熱風乾燥炉体5、
遠赤外線を熱源とする遠赤外線乾燥炉体6、マイクロ波
を熱源とするマイクロ波乾燥炉体7を少なくとも2種以
上にて組み合わせて構成制御したので、マイクロ波乾燥
炉体7のマイクロ波によって荒地Wの中心部の水分を加
温して内部拡散の速度を速くするように予熱すると共に
、遠赤外線乾燥炉体6の遠赤外線による輻射エネルギー
にて熱移動速度を一層速くして表面蒸発に対応させて均
一に加熱することが出来るため、あらゆる瓦の種類(形
状、肉厚等)に対応することが出来る。
【0027】又、荒地Wの形状、肉厚等に関係なく均一
なる乾燥条件を得られ、従来の様に内部拡散と表面蒸発
の乾燥速度の差異に基づく収縮のアンバランスを無くし
て製品歩留りを向上させることが出来、又遠赤外線、マ
イクロ波であることにより、炉内の相対湿度に影響され
なく乾燥することが出来ると共に、乾燥速度の著しいス
ピードアップを図って数時間での乾燥を可能にして少量
多品種・即納生産に対応することが出来る等その実用的
効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乾燥炉の側面図である。
【図2】乾燥炉におけるマイクロ波乾燥炉体の要部断面
図である。
【図3】乾燥炉における搬送コンベヤの平面図である。
【図4】パレットの分解斜視図である。
【符号の説明】
2          搬送路 3          搬送路 4          搬送コンベヤ 5          熱風乾燥炉体 6          遠赤外線乾燥炉体7     
     マイクロ波乾燥炉体31、31a …  パ
レット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  瓦を倒伏状に載置するパレットを搬送
    する搬送コンベヤの搬送路に熱風を熱源とする熱風乾燥
    炉体、遠赤外線を熱源とする遠赤外線乾燥炉体、マイク
    ロ波を熱源とするマイクロ波乾燥炉体を少なくとも2種
    以上にて組み合わせて構成制御したことを特徴とする乾
    燥炉。
JP3029379A 1991-01-29 1991-01-29 乾燥炉 Expired - Lifetime JPH0742159B2 (ja)

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JP3029379A JPH0742159B2 (ja) 1991-01-29 1991-01-29 乾燥炉

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JPH0742159B2 JPH0742159B2 (ja) 1995-05-10

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KR100475793B1 (ko) * 2002-06-21 2005-03-16 주식회사 삶과기술 전자파 건조기
CN104501539A (zh) * 2014-12-01 2015-04-08 武汉理工大学 一种低温干燥聚羧酸减水剂的方法

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