JPH042436Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH042436Y2
JPH042436Y2 JP1986195333U JP19533386U JPH042436Y2 JP H042436 Y2 JPH042436 Y2 JP H042436Y2 JP 1986195333 U JP1986195333 U JP 1986195333U JP 19533386 U JP19533386 U JP 19533386U JP H042436 Y2 JPH042436 Y2 JP H042436Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loading motor
temperature
voltage
motor drive
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986195333U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63114430U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986195333U priority Critical patent/JPH042436Y2/ja
Publication of JPS63114430U publication Critical patent/JPS63114430U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH042436Y2 publication Critical patent/JPH042436Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アームによりテープをシリンダーヘ
ツドに巻きつける、いわゆるテープローデイング
動作を制御するローデイングモータ駆動回路に係
り、特に周囲の温度変化に応じてローデイングモ
ータ駆動電圧を可変にするローデイングモータ駆
動回路に関する。
〔従来の技術〕
DAT装置、ビデオテーププレーヤ等における
従来のテープローデイング機構は、例えば第2図
に示す様なものであつた。同図に於いて、9はシ
リンダーヘツド、10はテープ、そして、11
a,11bはアーム、12a,12bはアームを
案内するガイド穴である。最初、テープローデイ
ング動作を行なう前には、前記テープおよびアー
ムは図中破線で示した位置にある。この位置より
アーム11a,11bを駆動し、ガイド穴12
a,12bに沿つて図中実線で示す位置まで移動
させ、テープ10をシリンダーヘツド9に巻きつ
け固定する。尚、アーム11a,11bは図示し
ないローデイングモータにより駆動されるが、そ
の駆動電圧は種々の条件に係らず常に一定となつ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の様に種々の条件に係らず
ローデイングモータの駆動電圧を一定とすると、
以下に示す様な不具合が生じる。
例えば、周囲の気温が下がつた場合に於いて
は、テープローデイング機構のメカ可動部分の潤
滑剤として使用する油、即ち潤滑油の粘性抵抗の
増大、或るいは単に機械摩擦抵抗の増加など、前
記アームの駆動に対して負荷が増える事になる。
当然の事ながら、負荷が増加すれば駆動力を一定
としている為、第2図に示すアーム11a,11
bを破線の位置から実線の位置まで移動させる時
間もこれに伴つて増加する。よつて、テープロー
デイングというひとつの動作を完了させる為に要
する時間が長くなり、以後の操作性に支障をきた
す事になる。そして、極端な例をあげれば、駆動
力が負荷に負け、前記アームの移動が不可能とな
る場合すら考えられる。この場合、操作性どころ
かテープローデイング機構そのものの動作信頼性
を疑われる事になり、言い方を悪くすれば欠陥商
品と呼ばれる事をも避けられない状況となる。
以上から、本考案の目的は、周囲温度が低温に
なつて、潤滑油の粘性抵抗が増大し、あるいは機
械摩擦抵抗が増大して負荷が増加しても、ローデ
イングモータの駆動電圧を上昇して、アームを円
滑に、かつ安定して駆動することができるローデ
イングモータ駆動回路を提供することである。
〔問題点を解決する為の手段〕
第1図は本考案の実施例を示すブロツク図であ
り、4は制御回路、5はローデイングモータ駆動
回路、6はローデイングモータ、7は温度−電圧
変換テーブル、8は温度センサーである。
〔作用〕
温度センサー8により得られた温度データに対
応する駆動電圧を、温度−電圧変換テーブル7か
ら読み出し、該電圧によりローデイングモータ6
を駆動する。このように周囲の温度変化に応じて
ローデイングモータの駆動電圧を変化させること
により、負荷が増加した場合に於いてもテープロ
ーデイングに要する時間を一定に保つ事が可能と
なる。
〔実施例〕
以下図面に基き、本考案の一実施例を詳述す
る。
第1図に、本考案に係るローデイングモータ駆
動回路のブロツク図を示す。同図に於いて、1は
電源であり、回路動作に必要な電圧を供給するも
のである。2及び3はそれぞれ起動センサー、停
止センサーであり、おのおの、テープローデイン
グの開始、終了を検知する。8は温度センサーで
あり、周囲の温度を検出し、その結果を電気信号
として出力する。7は温度−電圧変換テーブルで
あり、ある温度下に於ける電圧のデータを一対一
対応の関数にて備えるものである。尚、温度が低
くなる程電圧が大きくなるようにテーブルが形成
されている制御回路4は、上記各種センサー及
び、前記温度−電圧変換テーブル7とのデータの
やりとりにより、ローデイングモータ6の駆動時
間、駆動タイミング及び駆動電圧等の各種条件を
制御する一種のCPU、5は制御回路4からの指
示によりローデイングモータ5を駆動するローデ
イングモータ駆動回路である。
カセツトがテープデツキにセツトされると起動
センサ2がこれを検知して制御回路4に通知す
る。これにより、制御回路4は温度センサ8より
周囲温度データを読み取り、該周囲温度に応じた
駆動電圧値を温度−電圧変換テーブル7より求め
る。駆動電圧値が求まれば制御回路4は該電圧値
をローデイングモータ駆動回路5に入力し、該ロ
ーデイングモータ駆動回路は入力された電圧値に
応じた電圧を発生してローデイングモータ6を駆
動しアームを移動する。そして、アームによりテ
ープがシリンダにセツトされると(第2図参照)
停止センサ3が検知して制御回路4に通知し、こ
れにより制御回路4がローデイングモータ6の駆
動停止を駆動回路5に指示して該ローデイングモ
ータを停止させる。
以上により、周囲温度が低下して前述したよう
に潤滑油の粘性抵抗が増大し、あるいは、機械的
摩擦抵抗が増加し、これによりアームの負荷が増
大すると大きな駆動力を発生すべく大きな電圧値
が温度−電圧変換テーブル7から求められ、該電
圧値に応じた大きな駆動電圧によりローデイング
モータ6が駆動され、アームはスムーズにテープ
をシリンダにローデイングすることになる。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した様に、周囲の温度を検知
する温度センサーと、周囲温度と駆動電圧との対
応関係を示す温度−電圧変換テーブルを設け、周
囲の温度変化に応じてローデイングモータ駆動電
圧を変化させるように構成したから、例えば低温
時に於ける潤滑油の粘性抵抗の増大、或るいは機
械摩擦抵抗の増大等による負荷増加時に於いても
アームを駆動する事が可能となる為、動作の安定
性向上、及び信頼性の大幅な改善等の顕著な諸効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るローデイングモータ駆
動回路のブロツク図、第2図は、従来のテープロ
ーデイング機構の概略説明図である。 1……電源、2……起動センサ、3……停止セ
ンサー、4……制御回路、5……駆動回路、6…
…ローデイングモータ、7……温度−電圧変換テ
ーブル、8……温度センサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アームによりテープをシリンダーヘツドに巻き
    つけるテープローデイング動作を制御するローデ
    イングモータ駆動回路において、周囲の温度を検
    知する温度センサーと、前記温度センサーにより
    得られた温度データによりローデイングモータ駆
    動電圧を決定する温度−電圧変換テーブルを設
    け、周囲の温度が低くなるほど高電圧のローデイ
    ングモータ駆動電圧を発生させることを特徴とす
    るローデイングモータ駆動回路。
JP1986195333U 1986-12-18 1986-12-18 Expired JPH042436Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986195333U JPH042436Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986195333U JPH042436Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63114430U JPS63114430U (ja) 1988-07-23
JPH042436Y2 true JPH042436Y2 (ja) 1992-01-28

Family

ID=31153128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986195333U Expired JPH042436Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH042436Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63114430U (ja) 1988-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2936606B2 (ja) フリクションキャプスタン駆動方式のテープ走行駆動装置
JPH042436Y2 (ja)
US6305628B1 (en) Controlled tape stopping with feed forward during power loss
US20050226293A1 (en) Automatic laser power control method and apparatus for an optical recording system
US4332359A (en) Tensioning means for reel-to-reel tape transports
JP3538585B2 (ja) テープ駆動装置
JPH04263155A (ja) テーププレーヤのテンション制御装置
JPS6226825Y2 (ja)
JPH0246563A (ja) テープ走行装置
JPS639055A (ja) カセツトテ−プロ−デイング装置
JPS6023791Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPH0648555B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR920005940Y1 (ko) 테이프 구동장치의 테이프 언로딩시 토크 제한회로
JP3185937B2 (ja) 情報処理装置
JP2635625B2 (ja) 磁気テープ駆動装置
JPS5644141A (en) Tape drive controller of tape recorder
JP3546542B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR950004159A (ko) 직류모터의 구동 제어방법
JPS61221587A (ja) テ−プ制御方式
JPS59201256A (ja) テ−プ張力制御装置
JPH03192561A (ja) テープテンション制御装置
JPH0246558A (ja) テープ状記録媒体巻取装置
JPH0312714A (ja) 制御装置
JPS6349300B2 (ja)
JPH02247851A (ja) 磁気テープ装置