JP3185937B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3185937B2
JP3185937B2 JP33011391A JP33011391A JP3185937B2 JP 3185937 B2 JP3185937 B2 JP 3185937B2 JP 33011391 A JP33011391 A JP 33011391A JP 33011391 A JP33011391 A JP 33011391A JP 3185937 B2 JP3185937 B2 JP 3185937B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ送り部材をテー
プを介して押圧部で押圧した状態で、テープに対し情報
を記録または再生する、例えばビデオ・テープ・レコー
ダ(VTR)などの情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRでは、キャプスタンをテー
プを介してピンチローラで押圧した状態で、テープに対
し情報を記録または再生していた。そして、テープ再生
時またはテープ記録時に、停電により電源が切れた場
合、ピンチローラがキャプスタンを押圧した状態で放置
されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のVTR
では、テープ再生時またはテープ記録時に、停電により
電源が切れた場合、ピンチローラがキャプスタンを押圧
した状態で放置されるため、ピンチローラの変形を生じ
たり、テープにダメージが発生するなどの問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、このような従来の問題点
に鑑み、テープ再生時またはテープ記録時に、停電した
場合、テープ送り部材の変形防止およびテープダメージ
防止を図るようにした情報処理装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、停電用のバックアップ電源部と、停電状態を検出す
る第1の検出回路と、押圧部によりテープ送り部材が押
圧されている状態であるか否かを検出する第2の検出回
路と、第1の検出回路の出力信号と第2の検出回路の出
力信号の論理を演算する論理演算回路と、論理演算回路
からの出力信号に基づき、バックアップ電源部の出力電
圧が供給され、押圧部によるテープ送り部材への押圧を
解除させる制御部とを備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成の情報処理装置においては、テープ再
生時またはテープ記録時に、停電した場合、押圧部がテ
ープ送り部材へ押圧されていれば、それが解除される。
【0007】これにより、押圧部の変形防止およびテー
のダメージ防止を図ることができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明によるVTR要部ロジック回
路の一実施例を示す回路図である。同図において、1は
外部電源が供給される端子、2は図2のピンチオン/オ
フ検出回路20からのピンチオン/オフ検出信号が供給
される端子である。この場合、ピンチオン/オフ検出回
路20はセンサ21からのカムモータの位置検出信号に
もとづき、ピンチオン(図3において、ピンチローラ4
0によるキャプスタン42への押圧状態をいう。)か、
ピンチオフ(図3において、ピンチローラ40によるキ
ャプスタン42への押圧解除状態をいう。)かをチェッ
クし、ピンチオンのときHレベルのピンチオン検出信号
を、ピンチオフのときLレベルのピンチオフ検出信号を
カムモータ制御回路4に供給するようになっている。
【0009】3は、インバータからなる停電検出回路で
ある。4は、アンド回路4aからなるカムモータ制御回
路である。ここに、アンド回路4aの一方の入力端に
は、停電検出回路3のインバータ3aの出力(停電のと
き論理「1」、停電していないとき論理「0」である)
が供給され、かつその他方の入力端には図2のピンチオ
ン/オフ検出回路20からのピンチオン/オフ検出信号
が供給される。5は、入力端が充電電池6を介して接地
されており、かつ出力端がカムモータ7に接続されたカ
ムモータドライバである。カムモータドライバ5は、ア
ンド回路4aの出力によりオン/オフ制御される。充電
電池6は、バックアップ電源として、常時フローティン
グ充電しておく。充電電池6として、例えばNiーCd
電池を用いるものとする。1本のNiーCd電池の電圧
は1.2Vであるため、図1のロジック回路をマイクロ
コンピュータを用いずに別に用意している。
【0010】このように構成すると、テープ再生時また
はテープ記録時に、停電になると、停電検出回路3の入
力は論理「0」となり、アンド回路4aには停電検出回
路3から論理「1」の出力が供給される。また、アンド
回路4aにはピンチオン/オフ検出回路20からのピン
チオン検出信号が供給される。これにより、カムモータ
制御回路4は、カムモータドライバ5をオン制御し、カ
ムモータ7を逆回転させる。そして、ピンチオフの状態
になると、ピンチオン/オフ検出回路20からピンチオ
フ検出信号がアンド回路4aに供給される。カムモータ
制御回路4は、カムモータドライバ5をオフ制御し、カ
ムモータ7を停止させる。
【0011】図2は、本発明によるVTRの一実施例を
示す要部ブロック図であって、同図において、図1と同
一または相当部分には同符号を用いている。また、図3
は本発明によるVTRのピンチオン/オフ機構の一実施
例を示す簡略図であって、同図において、図2と同一ま
たは相当部分には同符号を用いている。
【0012】図2において、11は電源回路であって、
ACコンセントにACプラグ12を差し込むことで外部
電源が供給されるようになっている。電源回路11は、
外部電源にもとづき本体電源を供給するものである。1
3は、電源回路11に接続されたロジック回路であっ
て、このロジック回路13は図1に示すものであり、図
1と同一または相当部分には同符号を用いている。ロジ
ック回路13は、停電検出回路3とカムモータ制御回路
4とカムモータドライバ5とピンチオン/オフ検出回路
20から構成される。
【0013】ここで、電源回路11とロジック回路13
間に図示の如くバックアップ電源部14が設けられてい
る。バックアップ電源部14は電源回路11とロジック
回路13との接続線15、接続線(接地線)16間に、
ダイオード17、抵抗18、充電電池6を接続してなる
ものである。バックアップ電源部14の出力は、抵抗1
8と充電電池6との接続点より出力線19を介して取り
出される。
【0014】ロジック回路13において、ピンチオン/
オフ検出回路20は、センサ21からの出力にもとづ
き、ピンチオンか、ピンチオフかを検出し、ピンチオン
/オフ検出信号をカムモータ制御回路4に供給するよう
になっている。
【0015】22は、センサ21からカムモータ7の位
置検出信号が供給され、カムモータドライバ24を制御
するものである。カムモータ7は、停電していないとき
カムモータドライバ30によって駆動され、停電時(電
源回路11の出力が送出されなくなった時)は、ロジッ
ク回路13のカムモータドライバ5からダイオード23
を介して供給される出力により駆動されるようになって
いる。
【0016】カムモータ7の軸7aにプーリ25が取付
けられ、プーリ25とプーリ26は、ベルト27により
結合されている。プーリ26は、カムモータ7の駆動に
よりプーリ25が回転するにつれて回転するようになっ
ている。ロータリエンコーダ29は、プーリ26の軸2
8に取付けられ、プーリ26の回転によって回転するよ
うになっている。センサ21は、ロータリエンコーダ2
9に対向して配置され、ロータリエンコーダ29からの
光パルス信号によりカムモータ7の回転位置を検出し、
回転位置検出信号をピンチオン/オフ検出回路20に出
力するようになっている。
【0017】図3において、カムモータ7の軸7aに軸
支された別のプーリ31は、ベルト33を介してプーリ
32に結合されている。カム35は、プーリ32の軸3
4に取付けられている。36は、一端部の支点37を中
心として、矢印38方向に回動するアームである。この
アーム36の他端部には、貫通した軸39が取付けられ
ている。ピンチローラ40は、軸39の上部に取付けら
れている。軸39の下端部39aは、カム35が反時計
方向に回動するとき、カム35によって押圧され、時計
方向に回動するようになっている。41は、キャプスタ
ンモータであって、このキャプスタンモータ41は図2
のコントローラ22の制御のもとにキャプスタンサーボ
回路(図示せず)を介して駆動される。キャプスタンモ
ータ41の駆動により、キャプスタン42は、回転され
るようになっている。テープ43は、キャプスタン42
に接触するようになっている。
【0018】次に動作について説明する。ACプラグ1
2をACコンセントに差込んで電源を入れる。テープ再
生を行なう時またはテープ記録を行なう時は、コントロ
ーラ22は、カムモータドライバ24を介してカムモー
タ7を駆動させる。これにより、プーリ25、31、3
2は反時計方向に回転する。カム35は、プーリ32の
回転により反時計方向に回動して軸39aを左側へ押圧
していく。すると、アーム36は、支点37を中心とし
て時計方向に回動し、ピンチローラ40はテープ43を
介してキャプスタン42を押圧する。このようにピンチ
ローラ40によるキャプスタン42への押圧状態のもと
で、すなわちピンチオン状態で、テープ43に対し再生
または記録が行なわれる。
【0019】なお、コントローラ22はキャプスタンサ
ーボ回路(図示せず)を介してキャプスタンモータ41
を駆動制御し、これによりキャプスタン42は回転し、
テープ送りを行なう。
【0020】一方、前述したカムモータ7の駆動により
プーリ25が反時計方向に回転すると、ベルト27を介
してプーリ26も回転し、更にロータリエンコーダ29
も回転する。そして、センサ21によりカムモータ7の
回転位置を検出し、その回転位置検出信号をピンチオン
/オフ検出回路20に送出する。カムモータ7の駆動が
停止されるとき、キャプスタン42がピンチローラ42
によって押圧された状態となる。このとき、ピンチオン
/オフ検出回路20はピンチオン検出信号をカムモータ
制御回路4へ送出することになる。
【0021】次に、キャプスタン42を、テープ43を
介してピンチローラ40で押圧した状態で、テープ再生
時またはテープ記録時に、停電により電源が切れた場
合、電源回路11の出力は零となる。これにより、本体
電源が供給されなくなるので、コントローラ22からカ
ムモータドライバ24への出力はなくなる。
【0022】しかし、停電検出回路3は電源回路11の
出力がなくなると、停電を検出し、停電検出信号をカム
モータ制御回路4に出力する。また、カムモータ制御回
路4には、ピンチオン検出信号が既に供給されている。
従って、カムモータ制御回路4はカムモータドライバ5
をオン制御する。これにより、カムモータドライバ5
は、充電電池6の出力を用いてカムモータ7を逆回転さ
せるべく駆動制御する。プーリ31が逆回転すると、プ
ーリ32もベルト33を介して時計方向に逆回転する。
このとき、カム35も時計方向に逆回転する。カム35
の移動に伴い、アーム36は反時計方向に回動し、ピン
チローラ40も反時計方向に回動し、ピンチローラ40
によるキャプスタン42への押圧状態が解除される(ピ
ンチオフ状態となる)。カムモータ制御回路4は、ピン
チオン/オフ検出回路20からのピンチオフ検出信号に
より、ピンチオフの状態になったことを判断すると、カ
ムモータドライバ5をオフとし、カムモータ7の回転を
停止させる。
【0023】以上の説明から分かるように、本発明はテ
ープ再生時やテープ記録時などに、キャプスタン42に
ピンチローラ40が押圧した状態で、停電などにより本
体への電源供給が止まった場合、内蔵の充電電池6の出
力によりロジック回路13およびカムモータ7を動作さ
せ、強制的にピンチオフの状態にするようにした。これ
により、ピンチローラ40の変形防止およびテープ43
のダメージ防止を図ることができる。
【0024】本発明は、本実施例に限定されることな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応用および
変形が考えられる。本発明は、VTRのほか、テープ送
り部材を、テープを介して押圧部で押圧した状態で、テ
ープに対し情報を記録または再生する情報処理装置一般
に適用できる。
【0025】
【発明の効果】上述したように本発明の情報処理装置に
よれば、テープ送り部材を、テープを介して押圧部で押
圧した状態で、テープの記録または再生を行なっている
時に、停電状態となった場合、押圧部がテープ送り部材
に押圧されていれば、バックアップ電源部の出力を用い
て押圧部によるテープ送り部材への押圧を解除するよう
にしたので、押圧部の変形防止およびテープダメージの
防止を図ることができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるVTR要部ロジック回路の一実施
例を示す回路図である。
【図2】本発明によるVTRの一実施例を示す要部ブロ
ック図である。
【図3】本発明によるVTRのピンチオン/オフ機構の
一実施例を示す簡略図である。
【符号の説明】
3 停電検出回路 4 カムモータ制御回路 5 カムモータドライバ 6 充電電池 7 カムモータ 11 電源回路 13 ロジック回路 14 バックアップ電源部 20 ピンチオン/オフ検出回路 21 センサ 23 ダイオード 29 ロータリエンコーダ 40 ピンチローラ 42 キャプスタン 43 テープ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ送り部材を、テープを介して押圧
    部で押圧した状態で、テープに対し情報を記録または再
    生する情報処理装置において、 停電用のバックアップ電源部と、 停電状態を検出する第1の検出回路と、 前記押圧部により前記テープ送り部材が押圧されている
    状態であるか否かを検出する第2の検出回路と、 前記第1の検出回路の出力信号と前記第2の検出回路の
    出力信号の論理を演算する論理演算回路と、 前記論理演算回路からの出力信号に基づき、前記バック
    アップ電源部の出力電圧が供給され、前記押圧部による
    前記テープ送り部材への押圧を解除させる制御部とを備
    えることを特徴とする情報処理装置。
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