JPH04243524A - ディーゼル排ガス浄化用トラップ - Google Patents
ディーゼル排ガス浄化用トラップInfo
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル車等の各種
ディーゼル機関の排気ガス浄化用に用いられるトラップ
(フィルタ)に関するものである。
ディーゼル機関の排気ガス浄化用に用いられるトラップ
(フィルタ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディーゼル車やディーゼル発電機
等の排気ガス対策が重要になってきている。
等の排気ガス対策が重要になってきている。
【0003】ディーゼルエンジンの排気ガスによって、
NOXとともに大量の微粒子が放出される。
NOXとともに大量の微粒子が放出される。
【0004】この微粒子はニトロピレンなどの発ガン性
物質を含むほか、アレルギー性症状やスモッグの元凶と
されている。このため、米国ではディーゼル車の微粒子
排出規制が実施され、たとえば小型自動車に関する19
87年規制では排出量を0.2g/マイル以下にするこ
とが義務づけられている。
物質を含むほか、アレルギー性症状やスモッグの元凶と
されている。このため、米国ではディーゼル車の微粒子
排出規制が実施され、たとえば小型自動車に関する19
87年規制では排出量を0.2g/マイル以下にするこ
とが義務づけられている。
【0005】このため、自動車及びその関連部品メーカ
ーが中心になって、微粒子の除去技術の開発が熱心に進
められている。
ーが中心になって、微粒子の除去技術の開発が熱心に進
められている。
【0006】その中には、エンジンの改良や燃料の改質
などもあったが、最終的には微粒子を排気ガス処理技術
によって除去する方法が最も有効であるとされた。
などもあったが、最終的には微粒子を排気ガス処理技術
によって除去する方法が最も有効であるとされた。
【0007】この技術は、トラップと呼ばれる耐熱性の
フィルタをエンジンの排気管に接続して微粒子を補修す
るものである。
フィルタをエンジンの排気管に接続して微粒子を補修す
るものである。
【0008】この場合、トラップは、内部に堆積した微
粒子を600℃以上で焼却して、再生しながら繰り返し
使用される。
粒子を600℃以上で焼却して、再生しながら繰り返し
使用される。
【0009】従って、トラップには、(1) 微粒子を
大気に漏らさない高捕集効率、(2) エンジンに排気
負荷を与えない低通気抵抗、(3) 車の振動で破壊さ
れない耐衝撃性、(4) 再生時の熱で破壊されない耐
熱・耐衝撃性の諸特性が要求される。
大気に漏らさない高捕集効率、(2) エンジンに排気
負荷を与えない低通気抵抗、(3) 車の振動で破壊さ
れない耐衝撃性、(4) 再生時の熱で破壊されない耐
熱・耐衝撃性の諸特性が要求される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のトラップはコージライト製押出し成型ハニカムが数多
く試されたが、トラップの再生に600℃以上の高温と
長時間を要し、また、その熱のためにクラックや熔損が
生じるという問題が多発していた。
のトラップはコージライト製押出し成型ハニカムが数多
く試されたが、トラップの再生に600℃以上の高温と
長時間を要し、また、その熱のためにクラックや熔損が
生じるという問題が多発していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、従来のディーゼル排ガス浄化用トラップとしてセラ
ミックス製ハニカムに酸化触媒金属を低温溶射法で担持
させることにより、低温・短時間で再生可能で、かつ耐
久性に優れたディーゼル排ガス浄化用トラップを提供す
ることを目的とする。
で、従来のディーゼル排ガス浄化用トラップとしてセラ
ミックス製ハニカムに酸化触媒金属を低温溶射法で担持
させることにより、低温・短時間で再生可能で、かつ耐
久性に優れたディーゼル排ガス浄化用トラップを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のディーゼル排ガス浄化用トラップは、セラミ
ック製ハニカムの表面に、Fe,Co,Ni,Ru,R
h,Pd,Cu,Au,W,Pt等の内1種以上を低温
溶射法により担持させた構成からなる。尚、セラミック
スとしてはセラミック繊維を用いてもよい。
に本発明のディーゼル排ガス浄化用トラップは、セラミ
ック製ハニカムの表面に、Fe,Co,Ni,Ru,R
h,Pd,Cu,Au,W,Pt等の内1種以上を低温
溶射法により担持させた構成からなる。尚、セラミック
スとしてはセラミック繊維を用いてもよい。
【0013】
【作用】この構成によって、ディーゼル排ガス浄化用ト
ラップは酸化触媒が担持されているので、低温・短時間
で再生が可能であり、かつ、酸化触媒が溶射により強固
に担持されているので、酸化触媒が脱落することもない
。
ラップは酸化触媒が担持されているので、低温・短時間
で再生が可能であり、かつ、酸化触媒が溶射により強固
に担持されているので、酸化触媒が脱落することもない
。
【0014】
【実施例】本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明のディーゼル排
ガス浄化用トラップの製造工程図である。混合工程で、
アルミナ−シリカ系等のセラミック繊維とセリサイト系
等の粘土を所定量配合する。分散・凝集工程でこの原料
を分散・凝集タンク内で水によく分散した後、凝集剤を
加えて粘土と繊維を凝集させる。凝集したスラリーは次
の希釈工程で希釈タンクに移送し、繊維・粘度/水=1
wt%以下に薄めた後、抄紙工程において、定量ポンプ
で抄紙機に供給する。ここで粘土を付着した繊維は順次
抄網の上に堆積してシートを形成する。このシートは次
の乾燥工程で乾燥して、均一な厚みのセラミック生シー
トとなる。約1mmの薄いセラミック生シートは、コル
ゲートハニカム加工工程でコルゲートハニカム機により
波状ハニカムに加工した後、シートの全面に低温溶射工
程でPtを担持させる。次に、巻上行程で一体の円筒状
成形体に巻き上げる。これを電気炉で焼結して、トラッ
プをつくる。セラミック生シートは焼成過程で結晶化し
、ムライト質になる。このようにして得られたトラップ
をディーゼルエンジンの排気管に直結し、内部に微粒子
を約7g溜め、その後、トラップを排気管から外し、加
熱して再生を行い、微粒子を焼き飛ばすのに必要な温度
と時間を調べた。その結果を(表1)に示す。
ガス浄化用トラップの製造工程図である。混合工程で、
アルミナ−シリカ系等のセラミック繊維とセリサイト系
等の粘土を所定量配合する。分散・凝集工程でこの原料
を分散・凝集タンク内で水によく分散した後、凝集剤を
加えて粘土と繊維を凝集させる。凝集したスラリーは次
の希釈工程で希釈タンクに移送し、繊維・粘度/水=1
wt%以下に薄めた後、抄紙工程において、定量ポンプ
で抄紙機に供給する。ここで粘土を付着した繊維は順次
抄網の上に堆積してシートを形成する。このシートは次
の乾燥工程で乾燥して、均一な厚みのセラミック生シー
トとなる。約1mmの薄いセラミック生シートは、コル
ゲートハニカム加工工程でコルゲートハニカム機により
波状ハニカムに加工した後、シートの全面に低温溶射工
程でPtを担持させる。次に、巻上行程で一体の円筒状
成形体に巻き上げる。これを電気炉で焼結して、トラッ
プをつくる。セラミック生シートは焼成過程で結晶化し
、ムライト質になる。このようにして得られたトラップ
をディーゼルエンジンの排気管に直結し、内部に微粒子
を約7g溜め、その後、トラップを排気管から外し、加
熱して再生を行い、微粒子を焼き飛ばすのに必要な温度
と時間を調べた。その結果を(表1)に示す。
【0016】(比較例)Ptの低温溶射工程を除いた他
は、実施例と同様にしてトラップを製造した。このトラ
ップを用い、実施例と同一の条件で試験を行った。その
結果を(表1)に示す。
は、実施例と同様にしてトラップを製造した。このトラ
ップを用い、実施例と同一の条件で試験を行った。その
結果を(表1)に示す。
【0017】
【表1】
【0018】この(表1)から明らかなように、ディー
ゼル排ガス浄化用トラップの再生で、白金触媒が、再生
温度の低温化および時間短縮に有効であることが、認め
られた。
ゼル排ガス浄化用トラップの再生で、白金触媒が、再生
温度の低温化および時間短縮に有効であることが、認め
られた。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、セラミック繊維
からなるハニカムに酸化触媒金属を低温溶射で担持させ
たディーゼル排ガス浄化用トラップなので酸化触媒によ
り極めて低温、短時間で前記トラップの再生が容易であ
り、かつ、酸化触媒が溶射法により強固に担持されてい
るので、耐久性に優れている。また、触媒再生時の熱で
、トラップ等にクラックや熔損を生じることもない。
からなるハニカムに酸化触媒金属を低温溶射で担持させ
たディーゼル排ガス浄化用トラップなので酸化触媒によ
り極めて低温、短時間で前記トラップの再生が容易であ
り、かつ、酸化触媒が溶射法により強固に担持されてい
るので、耐久性に優れている。また、触媒再生時の熱で
、トラップ等にクラックや熔損を生じることもない。
【図1】本発明のディーゼル排ガス浄化用トラップの製
造工程図
造工程図
Claims (2)
- 【請求項1】セラミックス製ハニカムの表面に、Fe,
Co,Ni,Ru,Rh,Pd,Cu,Au,W,Pt
等の内1種以上が、低温溶射法により担持されているこ
とを特徴とするディーゼル排ガス浄化用トラップ。 - 【請求項2】セラミックス製ハニカムのセラミックスが
セラミック繊維からなることを特徴とする請求項1に記
載のディーゼル排ガス浄化用トラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3007481A JPH04243524A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ディーゼル排ガス浄化用トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3007481A JPH04243524A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ディーゼル排ガス浄化用トラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04243524A true JPH04243524A (ja) | 1992-08-31 |
Family
ID=11666959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3007481A Pending JPH04243524A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ディーゼル排ガス浄化用トラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04243524A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001068219A1 (fr) * | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Ngk Insulators,Ltd. | Filtre ceramique et dispositif de filtre |
WO2003076773A1 (fr) * | 2002-03-13 | 2003-09-18 | Ngk Insulators, Ltd. | Filtre purificateur de gaz d'echappement |
EP1405670A1 (en) * | 2002-10-02 | 2004-04-07 | Delphi Technologies, Inc. | Direct application of catalysts to substrates via a thermal spray process for treatment of the atmosphere |
US6872427B2 (en) | 2003-02-07 | 2005-03-29 | Delphi Technologies, Inc. | Method for producing electrical contacts using selective melting and a low pressure kinetic spray process |
US6896933B2 (en) | 2002-04-05 | 2005-05-24 | Delphi Technologies, Inc. | Method of maintaining a non-obstructed interior opening in kinetic spray nozzles |
US7108893B2 (en) | 2002-09-23 | 2006-09-19 | Delphi Technologies, Inc. | Spray system with combined kinetic spray and thermal spray ability |
US7674076B2 (en) | 2006-07-14 | 2010-03-09 | F. W. Gartner Thermal Spraying, Ltd. | Feeder apparatus for controlled supply of feedstock |
US8959126B2 (en) | 2010-09-16 | 2015-02-17 | Ricoh Company, Limited | Device management apparatus and device management method |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP3007481A patent/JPH04243524A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001068219A1 (fr) * | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Ngk Insulators,Ltd. | Filtre ceramique et dispositif de filtre |
US6843817B2 (en) * | 2000-03-13 | 2005-01-18 | Ngk Insulators, Ltd. | Ceramic filter and filter device |
WO2003076773A1 (fr) * | 2002-03-13 | 2003-09-18 | Ngk Insulators, Ltd. | Filtre purificateur de gaz d'echappement |
US7297175B2 (en) | 2002-03-13 | 2007-11-20 | Ngk Insulators, Ltd. | Exhaust gas purifying filter |
US6896933B2 (en) | 2002-04-05 | 2005-05-24 | Delphi Technologies, Inc. | Method of maintaining a non-obstructed interior opening in kinetic spray nozzles |
US7108893B2 (en) | 2002-09-23 | 2006-09-19 | Delphi Technologies, Inc. | Spray system with combined kinetic spray and thermal spray ability |
EP1405670A1 (en) * | 2002-10-02 | 2004-04-07 | Delphi Technologies, Inc. | Direct application of catalysts to substrates via a thermal spray process for treatment of the atmosphere |
US6872427B2 (en) | 2003-02-07 | 2005-03-29 | Delphi Technologies, Inc. | Method for producing electrical contacts using selective melting and a low pressure kinetic spray process |
US7674076B2 (en) | 2006-07-14 | 2010-03-09 | F. W. Gartner Thermal Spraying, Ltd. | Feeder apparatus for controlled supply of feedstock |
US8959126B2 (en) | 2010-09-16 | 2015-02-17 | Ricoh Company, Limited | Device management apparatus and device management method |
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