JPH0424273Y2 - - Google Patents
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- JPH0424273Y2 JPH0424273Y2 JP1988063399U JP6339988U JPH0424273Y2 JP H0424273 Y2 JPH0424273 Y2 JP H0424273Y2 JP 1988063399 U JP1988063399 U JP 1988063399U JP 6339988 U JP6339988 U JP 6339988U JP H0424273 Y2 JPH0424273 Y2 JP H0424273Y2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 14
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
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- Valve Housings (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、湯沸器、風呂釜などのガス量切替装
置付ガスマニホールドに関するものである。
置付ガスマニホールドに関するものである。
この種のガス量切替装置付ガスマニホールド
は、切替閉子を用いてガス量を3段階に切り替え
ることができるものが実用化されている。第6図
ないし第8図はその従来例であつて、アルミニウ
ムダイカストにより形成した前ボデイ1′と後ボ
デイ2′とを互いに向き合わせると共にその外周
縁を気密状に一体的に接合してガス入口室3′と
し、そのガス入口室3′に第1ノズル4′-1とその
下流側の切替閉子6′とを設け、さらにその切替
閉子6′と同軸に第2ノズル4′-2を設け、前記切
替閉子6′の下流に第3ノズル4′-3および第4ノ
ズル4′-4を並設している。なお、切替閉子6′に
は通路6′-a,6′-b,6′-cが形成されている。
は、切替閉子を用いてガス量を3段階に切り替え
ることができるものが実用化されている。第6図
ないし第8図はその従来例であつて、アルミニウ
ムダイカストにより形成した前ボデイ1′と後ボ
デイ2′とを互いに向き合わせると共にその外周
縁を気密状に一体的に接合してガス入口室3′と
し、そのガス入口室3′に第1ノズル4′-1とその
下流側の切替閉子6′とを設け、さらにその切替
閉子6′と同軸に第2ノズル4′-2を設け、前記切
替閉子6′の下流に第3ノズル4′-3および第4ノ
ズル4′-4を並設している。なお、切替閉子6′に
は通路6′-a,6′-b,6′-cが形成されている。
この切替閉子のみによるガス量切替装置付ガス
マニホールドでは、操作つまみ11′を最大ガス
量(能力大)の位置にすると、第6図および第6
A図にように、切替閉子6′の通路6′-aと6′-b
とが開となり、ガスはガス入口室3′から第1ノ
ズル4′-1を通つてバーナー10′-1へ噴出すると
同時に、切替閉子通路6′-aと6′-bを通つて第2
ノズル4′-2,第3ノズル4′-3および第4ノズル
4′-4よりそれぞれのバーナー10′-2,10′-3
および10′-4へ噴出し、図示を省略している口
火より火移りして4本のバーナーに火炎を形成す
る。このときのガス量は最大ガス量(能力大)で
ある。
マニホールドでは、操作つまみ11′を最大ガス
量(能力大)の位置にすると、第6図および第6
A図にように、切替閉子6′の通路6′-aと6′-b
とが開となり、ガスはガス入口室3′から第1ノ
ズル4′-1を通つてバーナー10′-1へ噴出すると
同時に、切替閉子通路6′-aと6′-bを通つて第2
ノズル4′-2,第3ノズル4′-3および第4ノズル
4′-4よりそれぞれのバーナー10′-2,10′-3
および10′-4へ噴出し、図示を省略している口
火より火移りして4本のバーナーに火炎を形成す
る。このときのガス量は最大ガス量(能力大)で
ある。
次に、操作つまみ11′を左方向に90度回動す
ると、第7図および第7A図のように、切替閉子
6′の通路6′-cが開となり、ガスは第1ノズル
4′-1と第2ノズル4′-2を通つてそれぞれのバー
ナー10′-1と10′-2へ噴出し、2本のバーナー
に火炎を形成する。このとき(能力中)のガス量
は能力大のときのほぼ1/2となる。
ると、第7図および第7A図のように、切替閉子
6′の通路6′-cが開となり、ガスは第1ノズル
4′-1と第2ノズル4′-2を通つてそれぞれのバー
ナー10′-1と10′-2へ噴出し、2本のバーナー
に火炎を形成する。このとき(能力中)のガス量
は能力大のときのほぼ1/2となる。
次に、操作つまみ11′を右方向に180度回動す
ると、第8図および第8A図のように切替閉子
6′は閉となり、ガスは第1ノズル4′-1を通つて
バーナー10′-1へ噴出し、1本のバーナーに火
炎を形成する。このとき(能力小)のガス量は能
力大のときのほぼ1/4となる。
ると、第8図および第8A図のように切替閉子
6′は閉となり、ガスは第1ノズル4′-1を通つて
バーナー10′-1へ噴出し、1本のバーナーに火
炎を形成する。このとき(能力小)のガス量は能
力大のときのほぼ1/4となる。
前記の如き従来例の切替閉子6′によるガス量
切替装置は、例えば12号(25℃上昇の湯量12/
minを出湯する能力)の湯沸器でガス量切替をす
ると、能力大で12号、能力中で6号、、能力小で
3号となり、能力大と能力中との能力差が6号と
大きく、この間のガス量切替により湯温がぬるく
なりすぎたり、湯量が少なくなりすぎたりしてし
まい、快適な給湯が得られないという問題があ
る。
切替装置は、例えば12号(25℃上昇の湯量12/
minを出湯する能力)の湯沸器でガス量切替をす
ると、能力大で12号、能力中で6号、、能力小で
3号となり、能力大と能力中との能力差が6号と
大きく、この間のガス量切替により湯温がぬるく
なりすぎたり、湯量が少なくなりすぎたりしてし
まい、快適な給湯が得られないという問題があ
る。
本考案は、前記のような従来技術の問題点を改
善し、ガス量切替を4段階にすることができるよ
うにし、これにより能力間の差を小さくし、湯温
変化量又は湯量変化量を小さくすることができる
ガスマニホールドを提供することを目的とする。
善し、ガス量切替を4段階にすることができるよ
うにし、これにより能力間の差を小さくし、湯温
変化量又は湯量変化量を小さくすることができる
ガスマニホールドを提供することを目的とする。
前記の如き目的を達成するため、本考案は、前
ボデイと後ボデイとを互いに向き合わせると共に
その外周縁を気密状に一体的に接合してガス入口
室を形成し、そのガス入口室にガス入口を開口さ
せた第1ノズルと第2ノズルとを並設すると共
に、その第2ノズルのガス入口を開閉し得る切替
バルブを設け、かつ該切替バルブは、スプリング
により付勢されて第2ノズルのガス入口を閉じ、
スプリングに抗してバルブ軸を引き上げると第2
ノズルのガス入口を開くように構成し、前記第2
ノズルの下流側に切替閉子を配設すると共に、そ
の切替閉子と同軸に第3ノズルを設け、さらに、
前記切替閉子の下流側に第4ノズルを設け、前記
切替閉子は、第2ノズルないし第4ノズルを連通
し得る2つの通路と、所定角度回動時に第4ノズ
ルに至るガスを遮断すると共に第3ノズルにガス
を供給し得る1つの通路を具備し、その切替閉子
の操作軸にカムを固定すると共に、そのカムに前
記切替バルブ軸より突設したピンを係合させ、前
記操作軸に固定したカムは、能力小の角度位置に
おいてのみ切替バルブ軸より突設したピンが落ち
込む凹段部を有し、それ以外の角度位置ではスプ
リングに抗してバルブ軸を引上げるカム面を有す
ることを特徴とする。
ボデイと後ボデイとを互いに向き合わせると共に
その外周縁を気密状に一体的に接合してガス入口
室を形成し、そのガス入口室にガス入口を開口さ
せた第1ノズルと第2ノズルとを並設すると共
に、その第2ノズルのガス入口を開閉し得る切替
バルブを設け、かつ該切替バルブは、スプリング
により付勢されて第2ノズルのガス入口を閉じ、
スプリングに抗してバルブ軸を引き上げると第2
ノズルのガス入口を開くように構成し、前記第2
ノズルの下流側に切替閉子を配設すると共に、そ
の切替閉子と同軸に第3ノズルを設け、さらに、
前記切替閉子の下流側に第4ノズルを設け、前記
切替閉子は、第2ノズルないし第4ノズルを連通
し得る2つの通路と、所定角度回動時に第4ノズ
ルに至るガスを遮断すると共に第3ノズルにガス
を供給し得る1つの通路を具備し、その切替閉子
の操作軸にカムを固定すると共に、そのカムに前
記切替バルブ軸より突設したピンを係合させ、前
記操作軸に固定したカムは、能力小の角度位置に
おいてのみ切替バルブ軸より突設したピンが落ち
込む凹段部を有し、それ以外の角度位置ではスプ
リングに抗してバルブ軸を引上げるカム面を有す
ることを特徴とする。
本考案のガスマニホールドは、前記の如き構成
よりなるので、切替閉子が能力大、能力中大、能
力中小の位置においては切替バルブが開いてい
て、能力小の場合にのみ閉じるので、切替閉子の
回転角に応じて、第1ないし第4のノズルからガ
スを噴出させる能力大、第1ないし第3のノズル
からガスを噴出させる能力中大、第1および第2
のノズルからガスを噴出させる能力中小の切り替
えを行ない、さらに切替閉子を能力小の位置に回
動させると切替バルブを閉じて第1のノズルのみ
からガスを噴出させる能力小の切り替えを行な
い、かくして、切替閉子のの操作軸の回動操作に
より4段階のガス量切替を行なうことができる。
よりなるので、切替閉子が能力大、能力中大、能
力中小の位置においては切替バルブが開いてい
て、能力小の場合にのみ閉じるので、切替閉子の
回転角に応じて、第1ないし第4のノズルからガ
スを噴出させる能力大、第1ないし第3のノズル
からガスを噴出させる能力中大、第1および第2
のノズルからガスを噴出させる能力中小の切り替
えを行ない、さらに切替閉子を能力小の位置に回
動させると切替バルブを閉じて第1のノズルのみ
からガスを噴出させる能力小の切り替えを行な
い、かくして、切替閉子のの操作軸の回動操作に
より4段階のガス量切替を行なうことができる。
以下、本考案のガス量切替装置付ガスマニホー
ルドの実施の一例を第1図ないし第4図について
説明する。
ルドの実施の一例を第1図ないし第4図について
説明する。
これらの図において、1および2はアルミニウ
ムダイカストで形成した前ボデイと後ボデイで両
者の外周縁をパツキング14で気密状に一体的に
接合してガス入口室3を形成し、このガス入口室
3は図示を省略したガス管に接続されている。
ムダイカストで形成した前ボデイと後ボデイで両
者の外周縁をパツキング14で気密状に一体的に
接合してガス入口室3を形成し、このガス入口室
3は図示を省略したガス管に接続されている。
4-1ないし4-4は前記前ボデイ1の先端に等間
隔にドリル加工されたノズルで、それぞれのノズ
ル4-1ないし4-4に対向してバーナー10-1ない
し10-4が設けられている。そして、第1ノズル
4-1と第2ノズル4-2のガス入口は前記ガス入口
室3に面して開口しており、かつ、第2ノズル4
−2のガス入口に対向してバルブ軸9の先端に固定
した切替バルブ5を配設し、その切替バルブ5の
背面に圧縮ばね12を作用させて切替バルブ5に
より第2ノズル4-2のガス入口を閉塞し得るよう
に構成している。13はOリングである。
隔にドリル加工されたノズルで、それぞれのノズ
ル4-1ないし4-4に対向してバーナー10-1ない
し10-4が設けられている。そして、第1ノズル
4-1と第2ノズル4-2のガス入口は前記ガス入口
室3に面して開口しており、かつ、第2ノズル4
−2のガス入口に対向してバルブ軸9の先端に固定
した切替バルブ5を配設し、その切替バルブ5の
背面に圧縮ばね12を作用させて切替バルブ5に
より第2ノズル4-2のガス入口を閉塞し得るよう
に構成している。13はOリングである。
6は第2ノズル4-2の下流の第3ノズルと同軸
に配設した切替閉子で、第1A図に示すように、
第2ノズル4-2ないし第4ノズル4-4を連通させ
る2つの通路6-a,6-bと、所定角度回動時、例
えば第1A図に示す位置から右へ60°回動させた
とき、第4ノズル4-4に至るガスを遮断すると共
に第3ノズル4-3にガスを供給し得る1つの通路
6-cが設けられている。
に配設した切替閉子で、第1A図に示すように、
第2ノズル4-2ないし第4ノズル4-4を連通させ
る2つの通路6-a,6-bと、所定角度回動時、例
えば第1A図に示す位置から右へ60°回動させた
とき、第4ノズル4-4に至るガスを遮断すると共
に第3ノズル4-3にガスを供給し得る1つの通路
6-cが設けられている。
そして、前記の切替閉子6の操作軸7にはカム
8は固定され、該カムのカム面に前記バルブ軸9
に固定されて側方に突出するピン9aが前記圧縮
ばね12により弾接されている。11は操作軸7
の後端に取付けられた操作つまみである。
8は固定され、該カムのカム面に前記バルブ軸9
に固定されて側方に突出するピン9aが前記圧縮
ばね12により弾接されている。11は操作軸7
の後端に取付けられた操作つまみである。
前記のカム8は、第5図に示すように、ほぼ半
円形をなしており、能力大のときのピン9aの位
置(切替バルブ開)8aと、能力中大のときのピ
ン9aの位置の凹み(切替バルブ開)8bと、能
力中小のときのピン9a位置の凹み(切替バルブ
開)8cと、能力小のときのピン9aが落ち込む
凹段部(切替バルブ閉)8dとを具備する。8e
は操作軸7との嵌合孔、8fはカム8を操作軸7
に固定するためのねじ孔である。なお、前記の凹
み8b,8cは、切替操作時の節度感を出させる
ためのものである。
円形をなしており、能力大のときのピン9aの位
置(切替バルブ開)8aと、能力中大のときのピ
ン9aの位置の凹み(切替バルブ開)8bと、能
力中小のときのピン9a位置の凹み(切替バルブ
開)8cと、能力小のときのピン9aが落ち込む
凹段部(切替バルブ閉)8dとを具備する。8e
は操作軸7との嵌合孔、8fはカム8を操作軸7
に固定するためのねじ孔である。なお、前記の凹
み8b,8cは、切替操作時の節度感を出させる
ためのものである。
本考案のガス切替装置付ガスマニホールドは、
前記の如き構成よりなるので、操作つまみ11の
回動操作により、操作軸7を介して切替閉子6の
通路を開閉すると同時に、操作軸7に固定されて
いるカム8により、ピン9a、切替バルブ軸9お
よび圧縮ばね12を介して切替バルブ5の開閉が
連動する。すなわち、第1図および第1A図に示
すように、最大ガス量(能力大)のときには、切
替閉子6の通路6-aと6-bとが開となると共に、
切替バルブ5も開いているので、ガスは図示を省
略しているガス管よりガス入口室3に入り、第1
ノズル4-1よりバーナー10-1へ噴出すると共
に、第2ノズル4-2からバーナー10-2へ噴出
し、さらに、切替閉子6の通路6-aを通つて第3
ノズル4-3と通路6-bを通つて第4ノズル4-4の
両ノズルを経てそれぞれバーナー10-3,10-4
へ噴出し、図示を省略している口火より火移りし
て、4本のバーナーに火炎を形成する。
前記の如き構成よりなるので、操作つまみ11の
回動操作により、操作軸7を介して切替閉子6の
通路を開閉すると同時に、操作軸7に固定されて
いるカム8により、ピン9a、切替バルブ軸9お
よび圧縮ばね12を介して切替バルブ5の開閉が
連動する。すなわち、第1図および第1A図に示
すように、最大ガス量(能力大)のときには、切
替閉子6の通路6-aと6-bとが開となると共に、
切替バルブ5も開いているので、ガスは図示を省
略しているガス管よりガス入口室3に入り、第1
ノズル4-1よりバーナー10-1へ噴出すると共
に、第2ノズル4-2からバーナー10-2へ噴出
し、さらに、切替閉子6の通路6-aを通つて第3
ノズル4-3と通路6-bを通つて第4ノズル4-4の
両ノズルを経てそれぞれバーナー10-3,10-4
へ噴出し、図示を省略している口火より火移りし
て、4本のバーナーに火炎を形成する。
次に、操作つまみ11を左方向に60度回動する
と、第2図および第2A図に示すように、切替バ
ルブ5はカム8とピン9aにより開のまま保持さ
れているが、切替閉子6は通路6-cだけが開とな
るので、ガスは第1ノズル4-1,第2ノズル4-2
および第3ノズル4-3よりそれぞれのバーナー1
0-1,10-2および10-3へ噴出し、3本のバー
ナーに火炎を形成する。このとき(能力中大)の
ガス量は能力大のときのほぼ3/4になる。
と、第2図および第2A図に示すように、切替バ
ルブ5はカム8とピン9aにより開のまま保持さ
れているが、切替閉子6は通路6-cだけが開とな
るので、ガスは第1ノズル4-1,第2ノズル4-2
および第3ノズル4-3よりそれぞれのバーナー1
0-1,10-2および10-3へ噴出し、3本のバー
ナーに火炎を形成する。このとき(能力中大)の
ガス量は能力大のときのほぼ3/4になる。
さらに、操作つまみ11を左方向に60度回動す
ると、第3図および第3A図に示すように、切替
バルブ5はカム8とピン9aにより開のまま保持
されているが、切替閉子6は閉になるので、ガス
は第1ノズル4-1と第2ノズル4-2からそれぞれ
のバーナー10-1と10-2へ噴出し、2本のバー
ナーに火炎を形成する。このとき(能力中小)の
ガス量は能力大のときのほぼ1/2になる。
ると、第3図および第3A図に示すように、切替
バルブ5はカム8とピン9aにより開のまま保持
されているが、切替閉子6は閉になるので、ガス
は第1ノズル4-1と第2ノズル4-2からそれぞれ
のバーナー10-1と10-2へ噴出し、2本のバー
ナーに火炎を形成する。このとき(能力中小)の
ガス量は能力大のときのほぼ1/2になる。
また、操作つまみ11をさらに左方向に60度回
動すると、第4図および第4A図に示すように、
切替閉子6の通路6-aと6-bが開となるが、ピン
9aがカム8の凹段部8dに落ち込んで切替バル
ブ5が圧縮ばね12により閉となるので、ガスは
第1ノズル4-1を通つてバーナー10-1に噴出
し、1本のバーナーに火炎を形成する。このとき
(能力小)のガス量は能力大のときのほぼ1/4にな
る。
動すると、第4図および第4A図に示すように、
切替閉子6の通路6-aと6-bが開となるが、ピン
9aがカム8の凹段部8dに落ち込んで切替バル
ブ5が圧縮ばね12により閉となるので、ガスは
第1ノズル4-1を通つてバーナー10-1に噴出
し、1本のバーナーに火炎を形成する。このとき
(能力小)のガス量は能力大のときのほぼ1/4にな
る。
このように、本考案によれば、ガス量切替を4
段階にすることにより、能力間の差を小さくする
ことができる。例えば、本考案のガス量切替装置
付ガスマニホールドを12号湯沸器に使用すれば、
能力大で12号、能力中大で9号、能力中小で6
号、能力小で3号となる。
段階にすることにより、能力間の差を小さくする
ことができる。例えば、本考案のガス量切替装置
付ガスマニホールドを12号湯沸器に使用すれば、
能力大で12号、能力中大で9号、能力中小で6
号、能力小で3号となる。
以上述べたように、本考案によれば、切替閉子
の操作軸を回動することにより、ガス量を4段階
に切り替えることができ、従来例の3段階に切り
替えるガス量切替装置付ガスマニホールドを有す
る湯沸器に比べて、能力間の差が小さく、ガス量
切替による湯温の変化量又は湯量の変化量を小さ
くして快適な給湯が得られる効果がある。
の操作軸を回動することにより、ガス量を4段階
に切り替えることができ、従来例の3段階に切り
替えるガス量切替装置付ガスマニホールドを有す
る湯沸器に比べて、能力間の差が小さく、ガス量
切替による湯温の変化量又は湯量の変化量を小さ
くして快適な給湯が得られる効果がある。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は能力大の状態を示す断面図、第
1A図は第1図のA−A′断面図、第2図は能力
中大の状態を示す断面図、第2A図は第2図のA
−A′断面図、第3図は能力中小の状態を示す断
面図、第3A図は第3図のA−A′断面図、第4
図は能力小の状態を示す断面図、第4A図は第4
図のA−A′断面図、第5図はカムの詳細を示す
斜視図である。第6図ないし第8図は従来例を示
すもので、第6図は能力大の状態を示す断面図、
第6A図は第6図のA−A′断面図、第7図は能
力中の状態を示す断面図、第7A図は第7図のA
−A′断面図、第8図は能力小の状態を示す断面
図、第8A図は第8図のA−A′断面図である。 1……前ボデイ、2……後ボデイ、3……ガス
入口室、4-1〜4-4……第1ノズル〜第4ノズ
ル、5……切替バルブ、6……切替閉子、6-a〜
6-c……切替閉子の通路、7……操作軸、8……
カム、9……切替バルブ軸、9a……ピン、10
−1〜10-4……バーナー、11……操作つまみ、
12……圧縮ばね、13……Oリング、14……
パツキング。
もので、第1図は能力大の状態を示す断面図、第
1A図は第1図のA−A′断面図、第2図は能力
中大の状態を示す断面図、第2A図は第2図のA
−A′断面図、第3図は能力中小の状態を示す断
面図、第3A図は第3図のA−A′断面図、第4
図は能力小の状態を示す断面図、第4A図は第4
図のA−A′断面図、第5図はカムの詳細を示す
斜視図である。第6図ないし第8図は従来例を示
すもので、第6図は能力大の状態を示す断面図、
第6A図は第6図のA−A′断面図、第7図は能
力中の状態を示す断面図、第7A図は第7図のA
−A′断面図、第8図は能力小の状態を示す断面
図、第8A図は第8図のA−A′断面図である。 1……前ボデイ、2……後ボデイ、3……ガス
入口室、4-1〜4-4……第1ノズル〜第4ノズ
ル、5……切替バルブ、6……切替閉子、6-a〜
6-c……切替閉子の通路、7……操作軸、8……
カム、9……切替バルブ軸、9a……ピン、10
−1〜10-4……バーナー、11……操作つまみ、
12……圧縮ばね、13……Oリング、14……
パツキング。
Claims (1)
- 前ボデイと後ボデイとを互いに向き合わせると
共にその外周縁を気密状に一体的に接合してガス
入口室を形成し、そのガス入口室にガス入口を開
口させた第1ノズルと第2ノズルとを並設すると
共に、その第2ノズルのガス入口を開閉し得る切
替バルブを設け、かつ該切替バルブは、スプリン
グにより付勢されて第2ノズルのガス入口を閉
じ、スプリングに抗してバルブ軸を引き上げると
第2ノズルのガス入口を開くように構成し、前記
第2ノズルの下流側に切替閉子を配設すると共
に、その切替閉子と同軸に第3ノズルを設け、さ
らに、前記切替閉子の下流側に第4ノズルを設
け、前記切替閉子は、第2ノズルないし第4ノズ
ルを連通し得る2つの通路と、所定角度回動時に
第4ノズルに至るガスを遮断すると共に第3ノズ
ルにガスを供給し得る1つの通路を具備し、その
切替閉子の操作軸にカムを固定すると共に、その
カムに前記切替バルブ軸より突設したピンを係合
させ、前記操作軸に固定したカムは、能力小の角
度位置においてのみ切替バルブ軸より突設したピ
ンが落ち込む凹段部を有し、それ以外の角度位置
ではスプリングに抗してバルブ軸を引上げるカム
面を有することを特徴とするガス量切替装置付ガ
スマニホールド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988063399U JPH0424273Y2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988063399U JPH0424273Y2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01170848U JPH01170848U (ja) | 1989-12-04 |
JPH0424273Y2 true JPH0424273Y2 (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=31288904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988063399U Expired JPH0424273Y2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0424273Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6700870B2 (ja) * | 2016-03-07 | 2020-05-27 | 株式会社不二工機 | 流路切換弁 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49118833U (ja) * | 1973-02-09 | 1974-10-11 | ||
JPS5013236U (ja) * | 1973-05-30 | 1975-02-12 |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP1988063399U patent/JPH0424273Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01170848U (ja) | 1989-12-04 |
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