JPH04242306A - 自己発振周波数変換器 - Google Patents
自己発振周波数変換器Info
- Publication number
- JPH04242306A JPH04242306A JP360791A JP360791A JPH04242306A JP H04242306 A JPH04242306 A JP H04242306A JP 360791 A JP360791 A JP 360791A JP 360791 A JP360791 A JP 360791A JP H04242306 A JPH04242306 A JP H04242306A
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- JP
- Japan
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- fet
- gate
- oscillation frequency
- frequency
- drain
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- Pending
Links
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周波数変換器に関し、
特にマイクロ波無線通信装置用の局発発振器を含んだ周
波数変換器に関する。
特にマイクロ波無線通信装置用の局発発振器を含んだ周
波数変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自己発振周波数変換器は
、図3に示すように、第1のFETQ1のゲートに共振
回路9を設け、第2のFETQ2のゲート及び第1のF
ETQ1のドレインにそれぞれ整合回路10,12を有
する構成となっている。共振回路9はストリップライン
8と誘電体共振器7とで構成されている。
、図3に示すように、第1のFETQ1のゲートに共振
回路9を設け、第2のFETQ2のゲート及び第1のF
ETQ1のドレインにそれぞれ整合回路10,12を有
する構成となっている。共振回路9はストリップライン
8と誘電体共振器7とで構成されている。
【0003】次に動作について説明する。第1のFET
Q1は発振器用FETとなっているのでそのゲート,ソ
ース,ドレイン間でコルピッツ条件が満足する様に整合
回路10及び共振回路9が接続されている。FETQ1
が発振している状態で、入力端子1よりRF信号を入力
すると第2のFETQ2により増幅されるRF信号は、
発振周波数でスイッチングされるため、出力端子2から
は、発振周波数で変調された信号を得る事ができる。従
ってFETQ1が発振すれば、その周波数を局発周波数
とした周波数変換器が成立する。
Q1は発振器用FETとなっているのでそのゲート,ソ
ース,ドレイン間でコルピッツ条件が満足する様に整合
回路10及び共振回路9が接続されている。FETQ1
が発振している状態で、入力端子1よりRF信号を入力
すると第2のFETQ2により増幅されるRF信号は、
発振周波数でスイッチングされるため、出力端子2から
は、発振周波数で変調された信号を得る事ができる。従
ってFETQ1が発振すれば、その周波数を局発周波数
とした周波数変換器が成立する。
【0004】ここでFETQ1の発振条件は、FETQ
1のゲート・ドレイン・ソース間の等価的接続状態が、
コルピッツ条件を満足することであるが、一般にゲート
及びドレインを高周波ショート状態とし、ソースを高周
波オープン状態とすることで発振できる。ゲートのショ
ート状態はストリップライン8と誘電体共振器7とを用
いて等価的につくっている。
1のゲート・ドレイン・ソース間の等価的接続状態が、
コルピッツ条件を満足することであるが、一般にゲート
及びドレインを高周波ショート状態とし、ソースを高周
波オープン状態とすることで発振できる。ゲートのショ
ート状態はストリップライン8と誘電体共振器7とを用
いて等価的につくっている。
【0005】共振回路9の誘電体共振器7の共振周波数
ではストリップライン8と誘電体共振器7とはカップリ
ングしており、ストリップライン8の上でカップリング
している位置は、その共振周波数においてのみオープン
状態となっている。従って、そのカップリング位置をF
ETQ1のゲートよりその周波数のλ/4長の所にすれ
ば、FETQ1のゲートはショート状態となる。実際に
は、寄生容量等でFETQ1のドレイン及びソースは理
想的なショート,オープン状態とは多少ずれており、F
ETQ1のゲートも完全なショート状態よりは多少ずれ
た点に最適な発振条件を満たす点がある。
ではストリップライン8と誘電体共振器7とはカップリ
ングしており、ストリップライン8の上でカップリング
している位置は、その共振周波数においてのみオープン
状態となっている。従って、そのカップリング位置をF
ETQ1のゲートよりその周波数のλ/4長の所にすれ
ば、FETQ1のゲートはショート状態となる。実際に
は、寄生容量等でFETQ1のドレイン及びソースは理
想的なショート,オープン状態とは多少ずれており、F
ETQ1のゲートも完全なショート状態よりは多少ずれ
た点に最適な発振条件を満たす点がある。
【0006】この様な自己発振周波数変換器において発
振周波数を可変する場合は、共振器7の位置をずらし、
従ってカップリング位置とFETQ1のゲートまでの距
離を変える事により、ゲートでのショート状態を変え、
別の周波数で発振最適条件となる様にすることで、発振
周波数を可変している。
振周波数を可変する場合は、共振器7の位置をずらし、
従ってカップリング位置とFETQ1のゲートまでの距
離を変える事により、ゲートでのショート状態を変え、
別の周波数で発振最適条件となる様にすることで、発振
周波数を可変している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の自己発振周
波数変換器は、その発振周波数を変える場合、共振器7
の位置をずらして発振用FETQ1のゲートでのショー
ト状態からの位相を変化させ、発振条件を満たす周波数
を変えていた。しかし、共振器7の位置を動かして発振
周波数を可変させる事は、共振器7を固定する上で構造
が複雑となり、また組立上のネックとなっていた。
波数変換器は、その発振周波数を変える場合、共振器7
の位置をずらして発振用FETQ1のゲートでのショー
ト状態からの位相を変化させ、発振条件を満たす周波数
を変えていた。しかし、共振器7の位置を動かして発振
周波数を可変させる事は、共振器7を固定する上で構造
が複雑となり、また組立上のネックとなっていた。
【0008】本発明の目的は、このような問題を解決し
、発振周波数を容易に可変できるようにした自己発振周
波数変換器を提供することにある。
、発振周波数を容易に可変できるようにした自己発振周
波数変換器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、2つの
FETのうち第1のFETのソースと第2のFETのド
レインとが直列接続され直流的にデュアルゲートFET
の構造とし、前記第1のFETのゲートに共振回路を設
け、前記第2のFETのゲートから高周波信号を入力し
て中間周波数信号を出力する自己発振周波数変換器にお
いて、前記第1のFETのドレインまたはソースと接地
との間にコンデンサを介してバラクタダイオードが接続
され、このバラクタダイオードの容量をバイアス電圧を
供給して可変することにより発振周波数を可変させる事
を特徴とする。
FETのうち第1のFETのソースと第2のFETのド
レインとが直列接続され直流的にデュアルゲートFET
の構造とし、前記第1のFETのゲートに共振回路を設
け、前記第2のFETのゲートから高周波信号を入力し
て中間周波数信号を出力する自己発振周波数変換器にお
いて、前記第1のFETのドレインまたはソースと接地
との間にコンデンサを介してバラクタダイオードが接続
され、このバラクタダイオードの容量をバイアス電圧を
供給して可変することにより発振周波数を可変させる事
を特徴とする。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の回路図である
。デュアルゲートFETQ1,Q2において、共振回路
9,整合回路10を有し、RF信号を入力して、共振回
路9の共振周波数で変調された信号を出力する点は従来
の回路と同様である。
。デュアルゲートFETQ1,Q2において、共振回路
9,整合回路10を有し、RF信号を入力して、共振回
路9の共振周波数で変調された信号を出力する点は従来
の回路と同様である。
【0011】本実施例では、第1のFETQ1のドレイ
ンにバラクタダイオード11が接続されており、このバ
ラクタダイオード11に印加する電圧を可変することで
第1のFETQ1のドレインと接地間との容量を可変で
きる様になっている。この事は第1のFETQ1のドレ
イン側のショート状態からの位相回りを可変している事
に外ならないが、ドレイン側の位相回りか変化した上で
変化前と同様の周波数で発振させるにはドレイン側の位
相が変化した分だけ、第1のFETQ1のゲート及びソ
ースのショート,オープン状態を補正する様に位相回り
を変化させる必要がある。逆にゲート,ソース状態が変
化しなければ発振周波数が変化する。
ンにバラクタダイオード11が接続されており、このバ
ラクタダイオード11に印加する電圧を可変することで
第1のFETQ1のドレインと接地間との容量を可変で
きる様になっている。この事は第1のFETQ1のドレ
イン側のショート状態からの位相回りを可変している事
に外ならないが、ドレイン側の位相回りか変化した上で
変化前と同様の周波数で発振させるにはドレイン側の位
相が変化した分だけ、第1のFETQ1のゲート及びソ
ースのショート,オープン状態を補正する様に位相回り
を変化させる必要がある。逆にゲート,ソース状態が変
化しなければ発振周波数が変化する。
【0012】発振用FETとなっている第1のFETQ
1のゲート,ソース,ドレインはそれぞれショート,オ
ープン,ショート状態が基本であるが、厳密には等価的
にコルピッツ条件を満たす様に理想的なショート,オー
プン状態から多少位相が回った状態となっている。従来
の自己発振周波数変換器の場合はゲート側の位相を可変
させる事で、発振周波数を可変していたが、ゲート,ド
レイン,ソースの各々の位相関係を変えるために本実施
例では、ドレイン側の位相を変える事によってその発振
周波数を可変している。
1のゲート,ソース,ドレインはそれぞれショート,オ
ープン,ショート状態が基本であるが、厳密には等価的
にコルピッツ条件を満たす様に理想的なショート,オー
プン状態から多少位相が回った状態となっている。従来
の自己発振周波数変換器の場合はゲート側の位相を可変
させる事で、発振周波数を可変していたが、ゲート,ド
レイン,ソースの各々の位相関係を変えるために本実施
例では、ドレイン側の位相を変える事によってその発振
周波数を可変している。
【0013】同様に、図2の第2の実施例に示すように
、ソース側の位相回りを変える事によっても周波数の可
変は可能である。本実施例では、第1のFETQ1のソ
ース側にバラクタダイオード11を配置した例であるが
、この場合も外部からの電圧を可変することで発振周波
数を可変する事ができる。
、ソース側の位相回りを変える事によっても周波数の可
変は可能である。本実施例では、第1のFETQ1のソ
ース側にバラクタダイオード11を配置した例であるが
、この場合も外部からの電圧を可変することで発振周波
数を可変する事ができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、回路内部
にバラクタダイオードを備える事により、外部から供給
する電圧を可変するだけで周波数可変ができ、共振器の
位置を固定したまま周波数を可変できるという効果を有
する。
にバラクタダイオードを備える事により、外部から供給
する電圧を可変するだけで周波数可変ができ、共振器の
位置を固定したまま周波数を可変できるという効果を有
する。
【図1】本発明の第1の実施例の回路図。
【図2】本発明の第2の実施例の回路図。
【図3】従来の自己発振周波数変換器の一例の回路図。
1 入力端子
2 出力端子
3 電源端子
4 バイアス電源端子
7 誘電体共振器
8 ストリップライン
9 共振回路
10,12 整合回路
11 バラクタダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】 2つのFETのうち第1のFETのソ
ースと第2のFETのドレインとが直列接続され直流的
にデュアルゲートFETの構造とし、前記第1のFET
のゲートに共振回路を設け、前記第2のFETのゲート
から高周波信号を入力して中間周波数信号を出力する自
己発振周波数変換器において、前記第1のFETのドレ
インまたはソースと接地との間にコンデンサを介してバ
ラクタダイオードが接続され、このバラクタダイオード
の容量をバイアス電圧を供給して可変することにより発
振周波数を可変させる事を特徴とする自己発振周波数変
換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP360791A JPH04242306A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 自己発振周波数変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP360791A JPH04242306A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 自己発振周波数変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04242306A true JPH04242306A (ja) | 1992-08-31 |
Family
ID=11562181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP360791A Pending JPH04242306A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 自己発振周波数変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04242306A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171549A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Research & Industrial Cooperation Group | 抵抗性周波数のミキシング装置及びこれを用いた信号処理方法 |
-
1991
- 1991-01-17 JP JP360791A patent/JPH04242306A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171549A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Research & Industrial Cooperation Group | 抵抗性周波数のミキシング装置及びこれを用いた信号処理方法 |
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