JPH04242296A - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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JPH04242296A
JPH04242296A JP3017039A JP1703991A JPH04242296A JP H04242296 A JPH04242296 A JP H04242296A JP 3017039 A JP3017039 A JP 3017039A JP 1703991 A JP1703991 A JP 1703991A JP H04242296 A JPH04242296 A JP H04242296A
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Tsutomu Imaizumi
今泉 勤
Minoru Kitamura
稔 北村
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    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/005Musical accompaniment, i.e. complete instrumental rhythm synthesis added to a performed melody, e.g. as output by drum machines
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、和音構成音、ベース音
、打楽器音などの伴奏音を自動的に発生する自動伴奏装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば特公昭6
3−1598号公報、特開平2−178697号公報な
どに示されているように、マーチ、ワルツ、ロックなど
の伴奏スタイル毎に、ノーマルパターンデータ、イント
ロパターンデータ及びフィルインパターンデータからな
る伴奏パターンデータを記憶した伴奏パターンメモリを
備えており、ノーマルパターンデータによる自動伴奏の
開始前にイントロパターンデータによる自動伴奏を付加
したり、ノーマルパターンデータによる自動伴奏中にフ
ィルインパターンデータによる自動伴奏を挿入できるよ
うにして、自動伴奏の単調さを解消するようにしている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
装置にあっては、ノーマル、イントロ、フィルインなど
の各パターンデータは伴奏スタイル毎に一種類ずつ用意
されているだけであるので、必ずしも演奏曲の曲想に適
した自動伴奏音を発生させることができないという問題
があった。本発明は上記問題に対処するためになされた
もので、その目的は、前記ノーマル、イントロ、フィル
インなどの各パターンデータを伴奏スタイル毎に複数種
類ずつ用意して、種々の演奏曲の曲想に適した自動伴奏
音の発生を可能とするとともに、簡単な操作で、音楽的
に自然で、かつ演奏者の意志をも反映させたノーマル、
イントロ、フィルイン、エンディングなどの各パターン
の切り換えを可能とした自動伴奏装置を提供しようとす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、複数
の伴奏スタイル毎にイントロパターンデータ及びノーマ
ルパターンデータをそれぞれ記憶した伴奏データメモリ
(図6のPLDT(STLN,SCTN,TRKN))
と、前記複数の伴奏スタイルのいずれか一つを指定する
伴奏スタイル指定手段(図3の22)と、前記伴奏スタ
イル指定手段により指定された伴奏スタイルに属するイ
ントロパターンデータを所定期間に渡って読み出した後
に同スタイルに属するノーマルパターンデータを繰り返
し読み出す読み出し手段(図20のステップ440〜4
58)と、前記読み出されたイントロパターンデータ及
びノーマルパターンデータに応じて伴奏音信号を発生す
る伴奏音信号発生手段(図2の40)とを備えた自動伴
奏装置において、前記伴奏データメモリが前記イントロ
パターンデータ及び前記ノーマルパターンデータとして
それぞれ対応関係にある複数組のパターンデータを記憶
するとともに、前記複数組のイントロパターンデータに
それぞれ対応した複数のイントロパターンスイッチ(図
3の26a〜26c)と、前記複数のイントロパターン
スイッチの操作に応答して前記読み出し手段を制御し同
操作されたイントロパターンスイッチに対応したイント
ロパターンデータの読み出し開始を指示するイントロ演
奏指示手段(図14のステップ252〜256、図15
のステップ292〜296、図16のステップ332〜
336)と、前記読み出し手段がイントロパターンデー
タの読み出しからノーマルパターンデータの読み出しへ
移行するときに前記読み出されたイントロパターンデー
タと対応関係にあるノーマルパターンデータの読み出し
を指示するノーマルパターン指定手段(図22のステッ
プ496,498)とを設けたことにある。
【0005】また、上記請求項2に記載の発明の構成上
の特徴は、前記請求項1に記載の発明に加えて、前記複
数組のノーマルパターンデータにそれぞれ対応した複数
のノーマルパターンスイッチ(図3の25a〜25d)
と、前記イントロパターンデータの読み出し中における
前記複数のノーマルパターンスイッチの操作を検出して
前記ノーマルパターン指定手段によるノーマルパターン
データの指定を前記操作されたノーマルパターンスイッ
チに対応したノーマルパターンデータの指定に変更する
指定変更手段(図12のステップ222、図22のステ
ップ492,494)とを設けたことある。
【0006】また、上記請求項3に記載の発明の構成上
の特徴は、複数の伴奏スタイル毎にノーマルパターンデ
ータ及びフィルインパターンデータをそれぞれ記憶した
伴奏データメモリ(図6のPLDT(STLN,SCT
N,TRKN))と、前記複数の伴奏スタイルのいずれ
か一つを指定する伴奏スタイル指定手段(図3の22)
と、フィルインスイッチ(図3の26a)と、前記伴奏
スタイル指定手段により指定された伴奏スタイルに属す
るノーマルパターンデータを読み出すとともに同ノーマ
ルパターンデータの読み出し中における前記フィルイン
スイッチの操作に応答して前記フィルインパターンデー
タを前記ノーマルパターンデータに代えて所定期間だけ
読み出す読み出し手段(図20のステップ440〜45
8)と、前記読み出されたノーマルパターンデータ及び
フィルインパターンデータに応じて伴奏音信号を発生す
る伴奏音信号発生手段(図2の40)とを備えた自動伴
奏装置において、前記伴奏データメモリが前記ノーマル
パターンデータ及び前記フィルインパターンデータとし
てそれぞれ対応関係にある複数組のパターンデータを記
憶するとともに、前記複数組のノーマルパターンデータ
にそれぞれ対応してなり前記読み出し手段により読み出
されるノーマルパターンデータを指定する複数のノーマ
ルパターンスイッチ(図3の25a〜25d)と、前記
読み出し手段がノーマルパターンデータの読み出しから
フィルインパターンデータの読み出しに移行するときに
読み出されていたノーマルパターンデータと対応関係に
あるフィルインパターンデータの読み出しを指示するフ
ィルイン演奏指示手段(図14のステップ262〜26
8,278、図21のステップ464〜478)と、前
記読み出し手段がフィルインパターンデータの読み出し
からノーマルパターンデータの読み出しに復帰するとき
に以前に読み出されていたノーマルパターンデータの読
み出しを指示するノーマルパターン復帰手段(図22の
ステップ500,502)とを設けたことにある。
【0007】また、上記請求項4に記載の発明の構成上
の特徴は、前記請求項3に記載の発明に加えて、前記フ
ィルインパターンデータの読み出し中における前記複数
のノーマルパターンスイッチの操作を検出して前記ノー
マルパターン復帰手段によるノーマルパターンの指定を
前記操作されたノーマルパターンスイッチに対応したノ
ーマルパターンの指定に変更する指定変更手段((図1
2のステップ222、図22のステップ492,494
)を設けたことにある。
【0008】また、上記請求項5に記載の発明の構成上
の特徴は、複数の伴奏スタイル毎にそれぞれノーマルパ
ターンデータ及びフィルインパターンデータを記憶した
伴奏データメモリ(図6のPLDT(STLN,SCT
N,TRKN))と、前記複数の伴奏スタイルのいずれ
か一つを指定する伴奏スタイル指定手段(図3の22)
と、フィルインスイッチ(図3の26b)と、前記伴奏
スタイル指定手段により指定された伴奏スタイルに属す
るノーマルパターンデータを読み出すとともに同ノーマ
ルパターンデータの読み出し中における前記フィルイン
スイッチの操作に応答して前記フィルインパターンデー
タを前記ノーマルパターンデータに代えて所定期間だけ
読み出す読み出し手段(図15のステップ302〜30
8,318、図20のステップ440〜458)と、前
記読み出されたノーマルパターンデータ及びフィルイン
パターンデータに応じて伴奏音信号を発生する伴奏音信
号発生手段(図2の40)とを備えた自動伴奏装置にお
いて、前記伴奏データメモリが伴奏スタイル毎に前記ノ
ーマルパターンデータとは異なる第2ノーマルパターン
データを記憶するとともに、前記読み出し手段がフィル
インパターンデータの読み出しからノーマルパターンデ
ータの読み出しに復帰するときに前記第2ノーマルパタ
ーンデータの読み出しを指示するノーマルパターン復帰
手段(図22のステップ504〜512)を設けたこと
にある。
【0009】また、上記請求項6に記載の発明の構成上
の特徴は、複数の伴奏スタイル毎にそれぞれノーマルパ
ターンデータ及びフィルインパターンデータを記憶した
伴奏データメモリ(図6のPLDT(STLN,SCT
N,TRKN))と、前記複数の伴奏スタイルのいずれ
か一つを指定する伴奏スタイル指定手段(図3の22)
と、フィルインスイッチ(図3の26b)と、前記伴奏
スタイル指定手段により指定された伴奏スタイルに属す
るノーマルパターンデータを読み出すとともに同ノーマ
ルパターンデータの読み出し中における前記フィルイン
スイッチの操作に応答して前記フィルインパターンデー
タを前記ノーマルパターンデータに代えて所定期間だけ
読み出す読み出し手段(図20のステップ440〜45
8)と、前記読み出されたノーマルパターンデータ及び
フィルインパターンデータに応じて伴奏音信号を発生す
る伴奏音信号発生手段(図2の40)とを備えた自動伴
奏装置において、前記伴奏データメモリが前記ノーマル
パターンデータとして少なくとも第1及び第2ノーマル
パターンデータを記憶するとともに前記フィルインパタ
ーンデータとして少なくとも第1及び第2フィルインパ
ターンデータを記憶し、前記読み出し手段により読み出
されるノーマルパターンデータとして前記第1及び第2
ノーマルパターンデータのうちのいずれかを指定するノ
ーマルパターン指定スイッチ(図3の25a〜25d)
と、前記読み出し手段がノーマルパターンデータの読み
出しからフィルインパターンデータの読み出しに移行す
るときに、読み出されていたノーマルパターンデータが
第1ノーマルパターンデータであれば第1フィルインパ
ターンデータの読み出しを指示し、かつ読み出されてい
たノーマルパターンデータが第2ノーマルパターンデー
タであれば第2フィルインパターンデータの読み出しを
指示するフィルイン演奏指示手段(図15のステップ3
02〜308,318、図21のステップ464〜47
8)と、前記読み出し手段がフィルインパターンデータ
の読み出しからノーマルパターンデータの読み出しに復
帰するときに、読み出されていたフィルインパターンデ
ータが第1フィルインパターンデータであれば第2ノー
マルパターンデータの読み出しを指示し、かつ読み出さ
れていたフィルインパターンデータが第2フィルインパ
ターンデータであれば第1ノーマルパターンデータの読
み出しを指示するノーマルパターン復帰手段(図22の
ステップ504〜512)とを設けたことにある。
【0010】また、上記請求項7に記載の発明の構成上
の特徴は、複数の伴奏スタイル毎にそれぞれノーマルパ
ターンデータ及びエンディングパターンデータを記憶し
た伴奏データメモリ(図6のPLDT(STLN,SC
TN,TRKN))と、前記複数の伴奏スタイルのいず
れか一つを指定する伴奏スタイル指定手段(図3の22
)と、エンディングスイッチ(図3の26c)と、前記
伴奏スタイル指定手段により指定された伴奏スタイルに
属するノーマルパターンデータを読み出すとともに同ノ
ーマルパターンデータの読み出し中における前記エンデ
ィングスイッチの操作に応答して前記エンディングパタ
ーンデータを所定期間だけ読み出した後に同読み出しを
終了する読み出し手段(図20のステップ440〜45
8)と、前記読み出されたノーマルパターンデータ及び
エンディングパターンデータに応じて伴奏音信号を発生
する伴奏音信号発生手段(図2の40)とを備えた自動
伴奏装置において、前記伴奏データメモリが前記ノーマ
ルパターンデータ及び前記エンディングパターンデータ
としてそれぞれ対応関係にある複数組のパターンデータ
を記憶するとともに、前記複数組のノーマルパターンデ
ータにそれぞれ対応してなり前記読み出し手段により読
み出されるノーマルパターンデータを指定する複数のノ
ーマルパターンスイッチ(図3の25a〜25d)と、
前記読み出し手段がノーマルパターンデータの読み出し
からエンディングパターンデータの読み出しに移行する
ときに読み出されていたノーマルパターンデータと対応
関係にあるエンディングパターンデータの読み出しを指
示するエンディング演奏指示手段(図16のステップ3
42〜348,358、図21のステップ464〜47
8)とを設けたことにある。
【0011】
【発明の作用及び効果】上記のように構成した請求項1
に記載の発明においては、伴奏データメモリには複数の
伴奏スタイル毎にそれぞれ複数組のイントロパターンデ
ータ及びノーマルパターンデータが記憶されており、複
数のイントロパターンスイッチのいずれかが操作される
と、イントロ演奏指示手段が読み出し手段に対して前記
操作されたイントロパターンスイッチに対応したイント
ロパターンデータの読み出し開始を指示し、同読み出し
手段が前記指示されたイントロパターンデータを読み出
して、伴奏音信号発生手段が同読み出されたイントロパ
ターンデータに応じた伴奏音信号を発生する。そして、
読み出し手段がこのイントロパターンデータの読み出し
を終了すると、ノーマルパターン指定手段が前記読み出
されたイントロパターンデータと対応関係にあるノーマ
ルパターンデータの読み出しを指示し、同読み出し手段
が前記指示されたノーマルパターンデータを読み出して
、伴奏音信号発生手段が同読み出されたノーマルパター
ンデータに応じた伴奏音信号を発生する。その結果、こ
の発明によれば、複数のイントロパターンスイッチの操
作に応じて複数組のイントロパターンの任意のものが演
奏され(図1のINT1〜INT3)、その後に自動的
に前記演奏されたイントロパターンに対応したノーマル
パターン(図1のNOR1〜NOR3)の演奏に移行す
るので、種々の演奏曲の曲想に適したイントロパターン
演奏及びノーマルパターン演奏を実現できるとともに、
演奏者が格別な操作をすることなく、イントロパターン
演奏からノーマルパターン演奏への移行も音楽的に自然
に行われる。
【0012】また、上記のように構成した請求項2に記
載の発明においては、前記イントロパターンの演奏中に
、演奏者が複数のノーマルパターンスイッチのいずれか
を操作すると、指定変更手段が、前記ノーマルパターン
指定手段によるノーマルパターンデータの指定を前記操
作されたノーマルパターンスイッチに対応したノーマル
パターンデータの指定に変更する。その結果、前記イン
トロパターンから移行するノーマルパターンを演奏者が
決定することも可能となり、演奏者の意志をも反映させ
たイントロパターン演奏及びノーマルパターン演奏を実
現できる。
【0013】上記のように構成した請求項3に記載の発
明においては、伴奏データメモリには複数の伴奏スタイ
ル毎にそれぞれ複数組のノーマルパターンデータ及びフ
ィルインパターンデータが記憶されており、複数のノー
マルパターンスイッチの指示に応じて、読み出し手段が
ノーマルパターンデータを読み出して、伴奏音信号発生
手段が同読み出されたノーマルパターンデータに応じた
伴奏音信号を発生する。そして、フィルインスイッチが
操作されると、フィルイン演奏指示手段が読み出されて
いたノーマルパターンデータと対応関係にあるフィルイ
ンパターンデータの読み出しを指示し、読み出し手段が
前記指示されたフィルインパターンデータを読み出して
、伴奏音信号発生手段が同読み出されたフィルインパタ
ーンデータに応じた伴奏音信号を発生する。また、この
フィルインパターンデータの読み出しが終了すると、ノ
ーマルパターン復帰手段が以前に読み出されていたノー
マルパターンデータの読み出しを指示し、同読み出し手
段が前記指示されたノーマルパターンデータを読み出し
て、伴奏音信号発生手段が同読み出されたノーマルパタ
ーンデータに応じた伴奏音信号を発生する。その結果、
この発明によれば、複数のノーマルパターンスイッチの
操作に応じて複数組のノーマルパターンの任意のものが
演奏されるとともに(図1のNOR1〜NOR4)、フ
ィルインスイッチの操作により、前記演奏されたノーマ
ルパターンに対応したフィルインパターンの演奏に移行
し(図1の4個のFIL1)、このフィルインパターン
の演奏後、以前のノーマルパターンの演奏に復帰するの
で(図1のNOR1〜NOR4)、種々の演奏曲の曲想
に適したノーマルパターン演奏及びフィルインパターン
演奏を実現できるとともに、演奏者が格別な操作をする
ことなく、ノーマルパターン演奏から音楽的に自然なフ
ィルインパターン演奏へ移行させることができ、かつフ
ィルイン演奏から音楽的に自然なノーマルパターン演奏
へ移行させることができる。
【0014】また、上記のように構成した請求項4に記
載の発明においては、前記フィルインパターンの演奏中
に、演奏者が複数のノーマルパターンスイッチのいずれ
かを操作すると、指定変更手段が、前記ノーマルパター
ン復帰手段によるノーマルパターンデータの指定を前記
操作されたノーマルパターンスイッチに対応したノーマ
ルパターンデータの指定に変更する。その結果、前記フ
ィルインパターンから復帰するノーマルパターンを演奏
者が決定することも可能となり、演奏者の意志をも反映
させたノーマルパターン演奏及びフィルインパターン演
奏を実現できる。
【0015】上記のように構成した請求項5に記載の発
明においては、伴奏データメモリには複数の伴奏スタイ
ル毎に複数の2種のノーマルパターンデータが記憶され
ており、第1のノーマルパターンデータの読み出し中に
、フィルインスイッチが操作されると、読み出し手段が
前記ノーマルパターンデータの読み出しを中断してフィ
ルインパターンデータを読み出すようになり、伴奏音信
号発生手段が前記ノーマルパターンデータに応じた伴奏
音信号の発生を中断してフィルインパターンデータに応
じた伴奏音信号を発生するようになる。また、このフィ
ルインパターンデータの読み出しが終了すると、ノーマ
ルパターン復帰手段が第2ノーマルパターンデータの読
み出しを指示し、同読み出し手段が同第2ノーマルパタ
ーンデータを読み出して、伴奏音信号発生手段が同読み
出された第2ノーマルパターンデータに応じた伴奏音信
号を発生する。その結果、この発明によれば、フィルイ
ンパターンの演奏後、以前のノーマルパターンの演奏に
復帰しないで、異なるノーマルパターン演奏を始めるの
で(図1のNOR1,2−FIL2−NOR3,4)、
演奏楽曲の流れに沿ったノーマルパターン演奏及びフィ
ルインパターン演奏の移行を実現できる。
【0016】上記のように構成した請求項6に記載の発
明においては、伴奏データメモリには複数の伴奏スタイ
ル毎にそれぞれ少なくとも第1及び第2ノーマルパター
ンデータと少なくとも第1及び第2フィルインパターン
データとが記憶されており、ノーマルパターン指定スイ
ッチの指示に応じて、読み出し手段がノーマルパターン
データを読み出して、伴奏音信号発生手段が同読み出さ
れたノーマルパターンデータに応じた伴奏音信号を発生
する。そして、フィルインスイッチが操作されると、フ
ィルイン演奏指示手段は、読み出されていたノーマルパ
ターンデータが第1ノーマルパターンデータであれば第
1フィルインパターンデータの読み出しを指示し、かつ
読み出されていたノーマルパターンデータが第2ノーマ
ルパターンデータであれば第2フィルインパターンデー
タの読み出しを指示し、読み出し手段が前記指示された
フィルインパターンデータを読み出して、伴奏音信号発
生手段が同読み出されたフィルインパターンデータに応
じた伴奏音信号を発生する。また、このフィルインパタ
ーンデータの読み出しが終了すると、ノーマルパターン
復帰手段は、読み出されていたフィルインパターンデー
タが第1フィルインパターンデータであれば第2ノーマ
ルパターンデータの読み出しを指示し、かつ読み出され
ていたフィルインパターンデータが第2フィルインパタ
ーンデータであれば第1ノーマルパターンデータの読み
出しを指示し、同読み出し手段が前記指示されたノーマ
ルパターンデータを読み出して、伴奏音信号発生手段が
同読み出されたノーマルパターンデータに応じた伴奏音
信号を発生する。その結果、この発明によれば、複数の
ノーマルパターンスイッチの操作に応じて複数組のノー
マルパターンの任意のものが演奏されるとともに(図1
のNOR1〜NOR4)、フィルインスイッチの操作に
より、前記演奏されたノーマルパターンに対応したフィ
ルインパターンの演奏に移行し(図1の4個のFIL2
)、このフィルインパターンの演奏後、以前のノーマル
パターンと異なるノーマルパターンの演奏に復帰するの
で図1のNOR1,2−FIL2−NOR3,4)、種
々の演奏曲の曲想に適したノーマルパターン演奏及びフ
ィルインパターン演奏を実現できるとともに、演奏楽曲
の流れに沿ったノーマルパターン演奏及びフィルインパ
ターン演奏の移行を実現できる。
【0017】上記のように構成した請求項7に記載の発
明においては、伴奏データメモリには複数の伴奏スタイ
ル毎にそれぞれ複数組のノーマルパターンデータ及びエ
ンディングパターンデータが記憶されており、複数のノ
ーマルパターンスイッチの指示に応じて、読み出し手段
がノーマルパターンデータを読み出して、伴奏音信号発
生手段が同読み出されたノーマルパターンデータに応じ
た伴奏音信号を発生する。そして、エンディングスイッ
チが操作されると、エンディング演奏手段が読み出され
ていたノーマルパターンデータと対応関係にあるエンデ
ィングパターンデータの読み出しを指示し、読み出し手
段が前記指示されたエンディングパターンデータを読み
出して、伴奏音信号発生手段が同読み出されたエンディ
ングパターンデータに応じた伴奏音信号を発生する。そ
の結果、この発明によれば、複数のノーマルパターンス
イッチの操作に応じて複数組のノーマルパターンの任意
のものが演奏されるとともに(図1のNOR1〜NOR
4)、エンディングスイッチの操作により、前記演奏さ
れたノーマルパターンに対応したエンディングパターン
の演奏に移行して(図1のEND1〜END3)、自動
伴奏の発生が終了するので、種々の演奏曲の曲想に適し
たノーマルパターン演奏及びエンディングパターン演奏
を実現できるとともに、演奏者が格別な操作をすること
なく、ノーマルパターン演奏から音楽的に自然なエンデ
ィングパターン演奏へ移行させることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図2は本発明に係る自動伴奏装置を備えた電子
楽器の全体をブロック図により示している。この電子楽
器は左鍵盤11、右鍵盤12及び操作パネル20を備え
ている。左鍵盤11は複数の鍵からなり、和音演奏のた
めに利用される。右鍵盤12も複数の鍵からなり、メロ
ディ演奏のために利用される。これらの各鍵の押離鍵は
、押鍵検出回路13内に各鍵に対応して設けた複数の鍵
スイッチの開閉成により検出されるようになっている。
【0019】操作パネル20には、図3に示すように、
多数の音色選択スイッチ群21、多数の伴奏スタイルス
イッチ群22、アップスイッチ23a、ダウンスイッチ
23b、スタートスイッチ24a、ストップスイッチ2
4b、4個のノーマルパターンスイッチ25a〜25d
、3個の特殊パターンスイッチ26a〜26c、切り換
え条件スイッチ27及び6個のランプ28a〜28fが
設けられている。
【0020】音色選択スイッチ群21は、バイオリン、
ギター、ピアノ等、複数の音色にそれぞれ対応しており
、各スイッチは前記複数の音色の中からメロディ音のた
めの前記複数の音色の1つを指定するものである。伴奏
スタイルスイッチ群22は、マーチ、ワルツ、ロック等
、複数の伴奏スタイルにそれぞれ対応しており、各スイ
ッチは前記複数の伴奏スタイルの1つを指定するもので
ある。アップスイッチ23a及びダウンスイッチ23b
は、自動伴奏のテンポの上昇及び下降を指示するもので
ある。スタートスイッチ24aは自動伴奏の開始を指示
し、またストップスイッチ24bは同伴奏の停止を指示
するものである。ノーマルパターンスイッチ25a〜2
5dは4個のノーマルパターンNOR1〜NOR4(図
1参照)にそれぞれ対応しており、各スイッチは前記指
定された伴奏スタイルに属する前記4個のノーマルパタ
ーンの1つを指定するものである。特殊パターンスイッ
チ26a〜26cは3個のイントロパターンINT1〜
INT3(図1参照)にそれぞれ対応するとともに、第
1フィルインパターンFIL1、第2フィルインパター
ンFIL2及びエンディングパターンEND1〜END
3(図1参照)にそれぞれ対応しており、各スイッチは
前記指定された伴奏スタイルに属する前記3個のイント
ロパターンの1つを指定するか、前記第1,2フィルイ
ンパターン又はエンディングパターンの1つを指定する
ものである。切り換え条件スイッチ27は、ノーマルパ
ターンからフィルインパターン又はエンディングパター
ンに移行する場合に、所定の条件付き(1拍目又は奇数
拍目で移行)で移行するか、条件なく移行するかを指示
するものである。ランプ28a〜28fはそれぞれ発光
ダイオードで構成されており、ランプ28aはイントロ
パターンを演奏中であることを表示し、ランプ28b〜
28eは第1〜第4ノーマルパターンを演奏中であるこ
とを表示し、かつランプ28fはエンディングパターン
を演奏中であることを表示する。これらの各スイッチ2
1〜27の操作はスイッチ操作検出回路20aにより検
出されるようになっているとともに、各ランプ28a〜
28fは表示制御回路20bにより点灯及び消灯制御さ
れるようになっている。
【0021】押鍵検出回路13a、スイッチ操作検出回
路20a及び表示制御回路20bはバス30に接続され
ており、同バス30には、楽音信号形成回路40、マイ
クロコンピュータ部50及び伴奏データメモリ60が接
続されている。楽音信号形成回路40は複数の楽音信号
形成チャンネルを備えており、各楽音信号形成チャンネ
ルは、マイクロコンピュータ部50からバス30を介し
て供給されるキーコードKC、音色番号VOIN、音量
データVOL、キーオン信号KON等の制御データに基
づき、ピアノ、クラリネット等の音高の変化するメロデ
ィ音信号及び伴奏音信号を形成するとともに、ドラム、
シンバル等の打楽器音信号(本件では伴奏音信号の一部
として定義される)を形成して出力する。楽音信号形成
回路40の出力はアンプ41を介してスピーカ42に接
続されている。
【0022】マイクロコンピュータ部50は、バス30
にそれぞれ接続されたプログラムメモリ51、テンポク
ロック発生器52、CPU53及びワーキングメモリ5
4からなる。プログラムメモリ51はROMにより構成
され、図7〜26に示すフローチャートに対応したプロ
グラムを記憶している。テンポクロック発生器52は可
変周波数発振器で構成され、CPU53からバス30を
介して供給される微小時間ΔTを表す制御データに応じ
た周期でテンポクロック信号を発生する。CPU53は
、電源スイッチ(図示しない)の投入後、図7〜19に
示すフローチャートに対応したプログラムを実行し続け
るとともに、前記テンポクロック信号の到来により前記
プログラムの実行を中断して、図20〜26に示すフロ
ーチャートに対応したプログラムを割り込み実行するも
のである。ワーキングメモリ54はRAMにより構成さ
れ、前記プログラムの実行に必要なデータを一時的に記
憶するものである。
【0023】伴奏データメモリ60はROMにより構成
され、スタイルテーブルSTLTBL、セクションテー
ブルSCTTBL及び演奏データテーブルPLDTを備
えるとともに、その他の伴奏用データを記憶する領域も
備えている。スタイルテーブルSTLTBLは、図4に
示すように、各伴奏スタイルに対応した記憶領域STL
TBL(STLN)に分割されており、各記憶領域ST
LTBL(STLN)は各伴奏スタイルを表すスタイル
番号STLNにより指定されるようになっている。これ
らの各記憶領域STLTBL(STLN)には、セクシ
ョン毎の小節数BAR(SCTN) 、拍子数MTR 
、標準テンポSTMP及びセクション切り換え条件SC
Cが記憶されている。ここで、各小節数BAR(SCT
N)は各セクション毎のパターンの1周期の小節数を示
しており、各伴奏スタイル毎に18個の各パターンを表
すセクション番号SCTNにより指定されるようになっ
ている。なお、セクション番号SCTNは、図1に示す
ように、0〜2により3個のイントロパターンINT1
〜INT3をそれぞれ表し、3〜6により4個のノーマ
ルパターンNOR1〜NOR4をそれぞれ表し、7〜1
0により4個の第1フィルインパターンFIL1をそれ
ぞれ表し、11〜14により4個の第2フィルインパタ
ーンFIL2をそれぞれ表し、15〜17によりエンデ
ィングパターンEND1〜END3をそれぞれ表す。拍
子数MTR は1小節内の4分音符の数、すなわち3拍
子の場合には「3」に設定され、4拍子の場合には「4
」に設定されている。標準テンポSTMPは各伴奏スタ
イル毎に標準的なテンポ、すなわち1分間当りの標準的
な4分音符の数を表している。切り換え条件SCC は
、ノーマルパターンからフィルインパターン又はエンデ
ィングパターンに条件付きで移行する場合に、前記条件
を指示するもので、”0”により特殊パターンスイッチ
26a〜26cの投入後における奇数拍目の到来時に前
記移行を実現することを表し、かつ”1”により前記投
入後における1拍目の到来時に前記移行を実現すること
を表す。
【0024】セクションテーブルSCTTBLは、図5
に示すように、各伴奏スタイル及び各セクションに対応
した記憶領域SCTTBL(STLN,SCTN) に
分割されており、各記憶領域SCTTBL(STLN,
SCTN) はスタイル番号STLN及びセクション番
号SCTNにより指定されるようになっている。各記憶
領域SCTTBL(STLN,SCTN)には、各トラ
ック番号TRKN(0〜8)毎に小節数BAR及び音量
VOLが記憶されている。このトラック番号TRKNは
、0〜5により和音の構成音列を表し、6によりベース
音列を表し、7,8により打楽器音列を表している。ま
た、小節数BAR(TRKN) は各トラック毎の音列
の1周期の小節数を示しており、音量VOL は各トラ
ック毎の音列の相対音量を表している。
【0025】演奏データテーブルPLDTは、図6(A
)に示すように、各伴奏スタイル、各セクション及び各
トラックに対応した記憶領域PLDT(STLN,SC
TN,TRKN)に分割されており、各記憶領域PLD
T(STLN,SCTN,TRKN)はスタイル番号S
TLN、セクション番号SCTN及びトラック番号TR
KNにより指定されるようになっている。各記憶領域P
LDT(STLN,SCTN,TRKN)には、ノート
データNOTE、音色データTC及び小節線データBA
RLからなる一連の演奏データ列が前記各トラック毎に
時間経過に従って記憶されている。ノートデータNOT
Eは、図6(B)に示すように、識別コード、イベント
タイムEVT 、キーコードKC、キータッチKT及び
キーオン時間KOT からなる1組のデータにより構成
されている。この場合、識別コードはこの1組のデータ
がノートデータNOTEであることを表すもので、イベ
ントタイムEVT は同データNOTEの読み出しタイ
ミングを小節の頭からの時間で表すもので、キーコード
KCは伴奏音の音高をメジャ和音を基準としてC音から
の半音間隔数で表す(ただし、打楽器音に関してはその
種類を表す)もので、キータッチKTは各伴奏音の相対
音量を表し、かつキーオン時間KOT は伴奏音の持続
時間を表す。音色データTCは、図6(C)に示すよう
に、識別コード、イベントタイムEVT 、音色番号V
OINからなる1組のデータにより構成されている。こ
の場合、識別コードはこの1組のデータが音色データT
Cであることを示すもので、イベントタイムEVT は
同データTCの読み出しタイミングを小節の頭からの時
間で示すもので、かつ音色番号VOINは伴奏音の音色
を表す(ただし、打楽器音に関しては同一音の微妙な変
化を表す)ものである。小節線データBARLは、伴奏
音列が小節の句切りであることを表す識別コードのみか
らなる。また、これらの演奏データ列は、図1の上方の
パターンから下方のパターンへ向かうに従って(イント
ロパターン、ノーマルパターン、第1及び第2フィルイ
ンパターン、エンディングパターンにおいて、それぞれ
セクション番号SCTNが増加するに従って)、自動伴
奏が盛り上がるように、設定されている。その結果、図
1の実線又は破線で接続された各パターンは互いに対応
したものとなっている。
【0026】その他の伴奏データを記憶する領域には、
和音を検出するための和音検出テーブルと、伴奏音を検
出和音に基づいて同和音の構成音に変換する変換テーブ
ルが設けられている。
【0027】次に、上記実施例の動作をフローチャート
を参照しながら説明する。まず、電源スイッチ(図示し
ない)が投入されると、CPU53は図7のステップ1
00にてプログラムの実行を開始し、ステップ102に
て楽音信号形成回路40及びワーキングメモリ54を初
期状態に設定する。なお、前記初期設定処理においては
、セクション番号SCTNがノーマルパターンNOR1
(図1参照)を示す「3」に設定される。この初期設定
後、CPU53はステップ104〜110からなる循環
処理を実行し、ステップ104にて左鍵盤11及び右鍵
盤12のいずれかの鍵の操作を検出するとともに、ステ
ップ108にて操作パネル20上のいずれかのスイッチ
の操作を検出する。いずれかの鍵が操作された場合には
、CPU53は、ステップ104における「YES」す
なわちキーイベント有りとの判定の基に、ステップ10
6の「キーイベントルーチン」を実行する。この「キー
イベントルーチン」は、図8に詳細に示されているよう
に、ステップ120〜132からなり、このルーチンに
て、左鍵盤11及び右鍵盤12の演奏に応じて、メロデ
ィ音の発生が制御されるとともに演奏和音が検出される
。また、操作パネル20上のいずれかのスイッチが操作
された場合には、CPU53は、ステップ108におけ
る「YES」すなわちスイッチイベント有りとの判定の
基に、ステップ110にて「スイッチイベントルーチン
」を実行する。この「スイッチイベントルーチン」は、
図9に詳細に示されているように、ステップ140〜1
66からなり、スイッチ群21〜27の操作に応じて、
メロディ音の音色が設定されるとともに、伴奏音の発生
が制御される。
【0028】次に、前記メロディ音の発生及び伴奏音の
発生について、項を分けて詳細に説明する。 a.メロディ音の発生及び和音検出 左鍵盤11及び右鍵盤12のいずれかの鍵が操作される
と、上述のように、CPU53は、ステップ106にて
「キーイベントルーチン」(図8)の処理を実行する。 右鍵盤12のいずれかの鍵が押鍵された場合、ステップ
122,124にて共に「YES」と判定して、ステッ
プ126にてキーオン処理を実行する。このキーオン処
理においては、押鍵された鍵名を表すキーコードKC及
びキーオン信号KON が楽音信号形成回路40に出力
され、同形成回路40は前記キーコードKCにより表さ
れた音高のメロディ音信号を形成し、同信号をアンプ4
1を介してスピーカ42へ出力する。また、右鍵盤12
のいずれかの鍵が離鍵された場合、ステップ122にて
「YES」と判定し、かつステップ124にて「NO」
と判定して、ステップ128にてキーオフ処理を実行す
る。このキーオフ処理においては、前記離鍵された鍵名
を表すキーコードKC及びキーオフ信号KOF が楽音
信号形成回路40に出力され、同形成回路40は前記キ
ーコードKCにより表された音高のメロディ音信号の形
成を停止する。 これにより、右鍵盤12の演奏に応じてメロディ音がス
ピーカ42から発音される。なお、この場合、メロディ
音の音色は音色選択スイッチ群21の操作により選択さ
れるもので、同スイッチ群21のいずれかが操作される
と、CPU53は、上述のように、「メインプログラム
」のステップ110にて「スイッチイベントルーチン」
(図9)の処理を実行する。この「スイッチイベントル
ーチン」においては、ステップ142における判定処理
の基に、ステップ144にて前記操作された音色選択ス
イッチ21を表す音色番号データVOINが楽音信号形
成回路40へ出力されて、同形成回路40が前記メロデ
ィ音の音色を制御する。
【0029】一方、左鍵盤11のいずれかの鍵が押鍵又
は離鍵されると、上述のように、CPU53は、「キー
イベントルーチン」(図8)のステップ122にて「N
O」と判定し、ステップ130にて和音検出処理を実行
する。この処理においては、左鍵盤11にて押鍵されて
いる鍵の組合せに応じて伴奏データメモリ60内の和音
検出テーブルが参照されて、和音が検出されるとともに
、同検出和音の根音及びタイプを表すデータが和音根音
CRT 及び和音タイプCTPとして記憶される。
【0030】b.伴奏スタイル、テンポ及び切り換え条
件フラグの設定 操作パネル20上の伴奏スタイルスイッチ群22、アッ
プスイッチ23a、ダウンスイッチ23b及び切り換え
条件スイッチ27のいずれかが操作されると、上述のよ
うに、CPU53はステップ110(図7)にて「スイ
ッチイベントルーチン」(図9)を実行する。
【0031】伴奏スタイルスイッチ群22が操作された
場合、CPU53は、ステップ142(図9)の判定処
理の基に、ステップ146にて「スタイルルーチン」を
実行する。この「スタイルルーチン」においては、図1
0に詳細に示されているように、その実行がステップ1
70にて開始され、ステップ172にて操作された伴奏
スタイルスイッチ22を表す番号がスタイル番号STL
Nとして記憶され、ステップ174にて伴奏データメモ
リ60内のスタイルテーブルSTLTBLが参照され、
かつスタイル番号STLNにより指定される同テーブル
STLTBL内の標準テンポSTLTBL(STLN)
.STMPが読出されて、自動伴奏の速さを決定するテ
ンポTMPとして記憶される。なお、これらの標準テン
ポSTLTBL(STLN).STMP及びテンポTM
Pは1分間当りの4分音符の数を表している。
【0032】次に、ステップ176にて前記テンポTM
P を用いた下記数1に示す演算の実行により、微小時
間ΔTが計算され、ステップ178にて同時間ΔTを表
すデータがテンポクロック発生器52へ出力される。
【数1】ΔT=(60×103)/(TMP×24)こ
の場合、前記微小時間ΔTは4分音符の1/24に相当
する時間をミリ秒の単位で表すものであり、テンポクロ
ック発生器52はこの微小時間ΔT毎にテンポクロック
信号をCPU53に供給するようになる。
【0033】このテンポの設定後、ステップ180,1
82にて、スタイルテーブル(図4)が参照されて、ス
タイル番号STLN及びセクション番号SCTNにより
指定される拍子数STLTBL(STLN).MTR及
び小節数STLTBL(STLN).BAR(SCTN
)が同テーブルから読み出されて、下記数2に示す各演
算の実行によって1小節時間BTM 及び1パターン時
間PTM が計算されて、ステップ184にて「スタイ
ルルーチン」の実行が終了する。
【数2】BTM=24×STL(STLN).MTRP
TM=BTM×STLTBL(STLN).BAR(S
CTN)この場合、1小節時間BTM は選択した伴奏
スタイルにおいて1小節間にカウントされるテンポクロ
ック信号の数を表し、1パターン時間PTM は同スタ
イルの指定セクション番号SCTNにおいて1パターン
間にカウントされるテンポクロック信号の数を表すこと
になる。
【0034】また、アップスイッチ23a又はダウンス
イッチ23bが操作されると、CPU53は、ステップ
142(図9)の判定処理の基に、ステップ148にて
「テンポルーチン」を実行する。この「テンポルーチン
」においては、図11に詳細に示されているように、そ
の実行がステップ190にて開始され、ステップ192
にてアップスイッチ23aが操作されたか、ダウンスイ
ッチ23bが操作されたかが判定される。アップスイッ
チ23aが操作された場合には、ステップ192におけ
る「YES」との判定の基に、ステップ194にてテン
ポTMP に「1」が加算され、ダウンスイッチ23b
が操作された場合には、ステップ192における「NO
」との判定の基に、ステップ196にてテンポTMP 
から「1」が減算される。これらのステップ194,1
96の処理後、ステップ198,200にて上述のステ
ップ176,178の処理と同様な処理により、微小時
間ΔTがテンポTMP に応じて変更されるとともに、
この変更された微小時間ΔTを表す制御データがテンポ
クロック発生器52へ出力される。これにより、選択し
た伴奏スタイルの標準的な伴奏の速さが、アップスイッ
チ23a及びダウンスイッチ23bの操作により、演奏
者の好みに応じて変更されようになる。
【0035】また、切り換え条件スイッチ27が操作さ
れると、CPU53は、ステップ142(図9)の判定
処理の基に、ステップ148にて前記操作毎に切り換え
条件フラグCNGFを反転する(”1”から”0”へ、
又は”0”から”1”へ切り換える)。この場合、切り
換え条件フラグCNGFは、”0”により条件なし移行
モード、すなわち特殊パターンスイッチ26a〜26c
の投入後即座にノーマルパターンからフィルインパター
ン又はエンディングパターンに移行するモードを表し、
かつ”1”により条件付き移行モード、すなわち特殊パ
ターンスイッチ26a〜26cの投入後の次の奇数拍目
又は1拍目(セクション切り換え条件SCC に応じて
決定される)を待って前記パターンの移行を行うことを
表す。
【0036】c.ノーマルパターン演奏ノーマルパター
ン演奏を行なおうとする場合、演奏者は、操作パネル2
0上の伴奏スタイルスイッチ群22により所望の伴奏ス
タイルを選択するとともに、ノーマルパターンスイッチ
25a〜25dにより所望のノーマルパターンを選択し
、スタートスイッチ24aを操作する。伴奏スタイルス
イッチ群22が操作された場合については、上述のとお
りであり、この操作により、スタイル番号STLN、テ
ンポクロック発生器52のテンポクロック信号の周期、
1小節時間BTM及び1パターン時間PTMが選択され
た伴奏スタイルに対応して設定される。
【0037】ノーマルパターンスイッチ25a〜25d
のいずかが操作されると、CPU53は、ステップ14
2(図9)の判定処理の基に、ステップ152にて「ノ
ーマルパターンルーチン」を実行する。この「ノーマル
パターンルーチン」においては、図12に詳細に示され
ているように、その実行がステップ210にて開始され
、ステップ212にて操作されたノーマルパターンスイ
ッチ25a〜25dを表すセクション番号3〜6(図1
の各ボックスの左上に表示)が変数iとして一時記憶さ
れる。次に、ステップ214にて、ランフラグRUN 
に基づき、自動伴奏が停止中か作動中かを判定する。こ
のランフラグRUN は”0”により前記停止中を表し
かつ”1”により前記作動中を表すもので、現在、自動
伴奏は停止中であって同フラグRUN は”0”である
ので、前記ステップ214における「NO」との判定の
基に、ステップ224にてセクション番号SCTNが前
記変数iに設定される。このセクション番号SCNTの
設定後、ステップ226にて「パターン切り換えルーチ
ン」が実行されて、ステップ228にて「ノーマルパタ
ーンルーチン」の実行が終了する。
【0038】「パターン切り換えルーチン」は、図17
に詳細に示されているように、ステップ370〜394
からなるが、ステップ372〜390の処理は自動伴奏
の作動中に必要な処理であり、自動伴奏の作動前には不
要であるので、今回はその説明を省略する。これらのス
テップ372〜390の処理後、ステップ392にて「
ランプルーチン」が実行される。この「ランプルーチン
」は、図18に詳細に示されているように、ステップ4
00にてその実行が開始され、CPU53は、ステップ
402にて一旦全てのランプ28a〜28fを消灯し、
前記設定されたセクション番号SCTN(=3〜6)に
基づき、ステップ406〜412のうちのいずれかのス
テップにて「YES」と判定し、ステップ418〜42
4のいずかのステップにてランプ28b〜28eのいず
れかを点灯する。これにより、前記ノーマルパターンN
OR1〜NOR4の選択に対応して、ランプ28b〜2
8eが点灯する。
【0039】次に、スタートスイッチ24aが操作され
ると、CPU53は、ステップ142(図7)の判定処
理の基に、ステップ156にてランフラグRUN を”
1”に設定し、ステップ158にて「パターン起動ルー
チン」を実行する。この「パターン起動ルーチン」にお
いては、図19に詳細に示されているように、その実行
がステップ430にて開始され、ステップ432にてカ
レントタイミングCTIM、カレントビートCBET、
カレントバーCBAR及びカレントトラックバーCRT
B(0)〜CRTB(8)が初期値「0」に設定される
。なお、これらの各変数CTIM,CBET,CBAR
,CRTB(0)〜CRTB(8) は自動伴奏の進行
位置を表すもので、カレントタイミングCTIMは各小
節内において4分音符を24分割した各進行タイミング
0〜95(4拍子),0〜71(3拍子)を表す。カレ
ントビートCBETは各小節内における進行拍0〜3(
4拍子),0〜2(3拍子)を表し、カレントバーCB
ARは各パターン内における進行小節0〜n−1(nは
各パターンの繰り返し周期に対応した小節数)を表す。 カレントトラックバーCRTB(0)〜CRTB(8)
は、各トラック0〜8毎の進行小節数0〜n−1(nは
各トラックの繰り返し周期に対応した小節数)を表す。 この各変数CTIM,CBET,CBAR,CRTB(
0)〜CRTB(8) の初期値設定後、ステップ43
4にて「パターン切り換えルーチン」の処理が実行され
て、ステップ436にて「パターン起動ルーチン」の実
行が終了する。
【0040】「パターン切り換えルーチン」の実行は、
前述のように、図17のステップ370にて開始され、
ステップ372〜376にて下記数3の演算の実行によ
り、1パターン時間PTM、カレントバーCBAR及び
カレントトラックバーCRTB(0)〜CRTB(8)
が更新される。
【数3】PTM=BTM×STLTBL(STLN).
BAR(SCTN)CBAR=CBAR mod ST
LTBL(STLN).BAR(SCTN)CTRB(
i)=CBAR mod SCTTBL(STLN,S
CTN,i).BARなお、前記数3において、演算子
modは、演算子modの前の値を後の値で除算した余
りを算出することを意味し、変数iは0〜8に渡って変
化するものである。これにより、1パターン時間PTM
 は前記ノーマルパターンスイッチ25a〜25dの操
作に応じて設定されたセクション番号SCTNに応じた
値に設定される。また、この場合、カレントバーCBA
R及びカレントトラックバーCRTB(0)〜CRTB
(8)は上述の初期値設定により「0」に設定されてい
たので、前記演算によっても「0」に維持される。
【0041】次に、ステップ378にて、カレントトラ
ックバーCTRB(0)〜CTRB(8)及びカレント
タイミングCTIMに基づいて、スタイル番号STLN
及びセクション番号SCTNにより指定される各トラッ
ク毎の記憶領域PLDT(STLN,SCTN,0)〜
PLDT(STLN,SCTN,8)内の演奏データを
読み出すための9個のポインタ値がそれぞれ変更される
。この場合、カレントトラックバーCTRB(0)〜C
TRB(8)及びカレントタイミングCTIMは「0」
であるので、各ポインタは前記各記憶領域PLDT(S
TLN,SCTN,0)〜PLDT(STLN,SCT
N,8)の先頭番地を示す値に設定される。このステッ
プ378の処理後、ステップ380にてセクションスイ
ッチフラグSCSWが”0”に初期設定され、ステップ
382にて「YES」すなわちセクション番号SCTN
が3≦SCTN≦6であると判定されて、前記ステップ
392の処理後、ステップ394にて「パターン切り換
えルーチン」の処理が終了する。なお、この場合も、ス
テップ392にて「ランプルーチン」の実行によってラ
ンプ28a〜28eの点灯及び消灯が制御されるが、セ
クション番号SCTNが以前の3〜6に保たれているの
で、各ランプ28a〜28eの点灯状態は変更されない
【0042】このような状態で、テンポクロック信号発
生器52が微小時間ΔT毎にテンポクロック信号をCP
U53へ出力すると、同CPU53は、同微小時間ΔT
毎に「メインプログラム」の実行を中断して、図20の
ステップ440にて「インタラプトプログラム」を実行
し始め、ステップ442にて前記”1”に設定されてい
るランフラグRUN に基づいて「YES」と判定して
、ステップ444〜458の処理を実行する。ステップ
444においては、図21に示す「条件付き切り換えル
ーチン」が実行されるが、ステップ462にて「YES
」すなわちセクション番号SCTNが3≦SCTN≦6
であると判定されるとともに、ステップ464にて「N
O」すなわちセクションスイッチフラグSCSWが”1
”でないと判定されて、ステップ484にてこの「条件
付き切り換えルーチン」が終了するので、この場合には
、同ルーチンの実質的な処理がなされない。
【0043】次に、CPU53は、ステップ446,4
50,452の処理により、変数iを「1」ずつ「0」
から「8」まで増加させながら、ステップ448にて「
再生ルーチン」を繰り返し実行する。この「再生ルーチ
ン」は、図23に詳細に示すように、ステップ530に
て実行が開始され、ステップ532にて、スタイル番号
STLN、セクション番号SCTN及び各トラックを示
す変数iにより指定される各記憶領域PLDT(STL
N,SCTN,i) から各トラック毎のポインタによ
り指示された1組の演奏データが順次読み出されて、ス
テップ534以降の処理が実行される。
【0044】この場合、前記1組の演奏データが小節線
データBARLであれば、ステップ534にて「YES
」と判定され、ステップ544にてそのトラックのポイ
ンタが進められるとともに、プログラムは再度ステップ
532に戻されて、同一トラックの次の演奏データが読
み出される。また、前記1組の演奏データがノートデー
タNOTEであり、かつそのイベントタイムEVT が
カレントタイミングCTIMに等しければ、ステップ5
34,536,538にてそれぞれ「NO」、「YES
」、「YES」と判定され、ステップ540にて「ノー
トルーチン」の処理が実行されて楽音の発生が制御され
る。また、前記1組の演奏データが音色データTCであ
り、かつそのイベントタイムEVTがカレントタイミン
グCTIMに等しければ、ステップ534,536,5
38にてそれぞれ「NO」、「YES」、「NO」と判
定され、ステップ542にて発生楽音の音色が制御され
る。これらのステップ540,542の処理後も、ステ
ップ544にてそのトラックのポインタが進められると
ともに、プログラムは再度ステップ532に戻されて、
同一トラックの次の演奏データが読み出される。一方、
前記1組の演奏データがノートデータNOTE又は音色
データTCであり、かつそれらのイベントタイムEVT
 がカレントタイミングCTIMに等しくければ、ステ
ップ534,536にて共に「NO」と判定され、ステ
ップ546にて「再生ルーチン」が終了する。これによ
り、記憶領域PLDT(STLN,SCTN,0)〜P
LDT(STLN,SCTN,8)に記憶されているノ
ートデータNOTE及び音色データTCがポインタの指
示により順次読み出され、それらのイベントタイムEV
T がカレントタイミングCTIMに等しくなる毎に、
楽音の発生及び発生楽音の音色が制御される。
【0045】次に、これらの楽音の発生及び発生楽音の
音色の制御について詳しく説明する。まず、音色の制御
について説明すると、前記ステップ542の処理におい
ては、音色データTC中の音色番号VOIN及び変数i
が楽音信号形成回路40へ出力される。楽音信号形成回
路40は、これらの音色番号VOIN及び変数iに基づ
いて、変数iにより指定されたトラックの伴奏音の音色
を音色番号VOINにより指定される音色に制御する。
【0046】また、前記ステップ540の「ノートルー
チン」は図24のステップ550にて開始され、変数i
が「6」以下であれば、ステップ552にて「YES」
と判定され、ステップ554にて前記読み出されたノー
トデータNOTEを構成するキーコードKCが、上記検
出した和音根音CRT及び和音タイプCTPに基づき、
左鍵盤11にて演奏された和音に対応した和音構成音又
はベース音を表すキーコードKCに変換される。また、
変数iが「7」以上であれば、ステップ552にて「N
O」と判定され、ステップ554の変換処理はなされな
い。これは、変数iは0〜6により和音の構成音列及び
ベース音列のトラックを示しており、7,8により打楽
器音列を示しているためである(図5参照)。次に、ス
テップ556,558にて、スタイル番号STLN、セ
クション番号SCTN及び変数i(トラック番号)によ
り指定されるセクションテーブルSCTTBL(STL
N,SCTN,i)内の音量データVOL(図5参照)
と、前記読み出したノートデータNOTE中のキーオン
時間KOT及びキータッチKT(図6参照)とに基づく
下記数4の演算の実行により、音量VOL及びキーオフ
タイムKOFT(i)が計算される。
【数4】VOL=SCTTBL(STLN,SCTN,
i).VOL+KTKOFT(i)=TIME+KOT この場合、タイムTIMEは後述する「カウントルーチ
ン」にて0〜5000まで順次カウントアップする絶対
的な経過時間を表すものであり、キーオフタイムKOF
T(i) は発生楽音の終了タイミングを前記絶対的な
時間に基づいて規定するものである。前記ステップ55
8の処理後、ステップ560,562の処理により、前
記数4の結果、キーオフタイムKOFT(i) が「5
000」より大きくなった場合には、同タイムKOFT
(i) の値から「5000」を減算することにより、
同値「5000」未満の値に変更される。
【0047】次に、ステップ564にて前記変換された
キーコードKC(ただし、変数iが7,8であれば変換
されないキーコードKC)、音量VOL、キーオン信号
KON及び変数iが楽音信号形成回路40へ出力されて
、ステップ566にて「ノートルーチン」が終了する。 楽音信号形成回路40は、これらのキーコードKC、音
量VOL 、キーオン信号KON 及び変数iに基づい
て、変数iにより指定されたトラックの伴奏音信号を形
成してアンプ41を介してスピーカ42へ出力し始める
。この場合、伴奏音信号の音高は前記キーコードKCに
より指定されたものであり(変数iが7,8の場合には
、打楽器音の種類が前記キーコードKCにより指定され
たものであり)、伴奏音信号の音色は前記音色番号VO
INにより設定されものであり、また伴奏音信号の音量
は前記音量VOL に指定されたものである。その結果
、スピーカ42からは、和音構成音、ベース音及び打楽
器音からなる一連の伴奏音が発音される。
【0048】ふたたび、図20の「インタラプトプログ
ラム」に戻り、上記ステップ446〜452の処理後、
ステップ454にて「キーオフルーチン」が実行され、
ステップ456にて「カウントルーチン」が実行される
。「キーオフルーチン」は、図25に詳細に示すように
、ステップ570〜578からなり、ステップ572〜
576にて、変数iを0〜8まで変化させながらタイム
TIMEと一致するキーオフタイムKOFT(i)を検
索し、その結果、一致したキーオフタイムKOFT(i
)に関する変数iとキーオフ信号を楽音信号形成回路4
0へ出力する。 楽音信号形成回路40は変数iにより表されたトラック
の伴奏音信号の形成を終了するので、スピーカ42から
同信号に対応した伴奏音の発音が終了する。
【0049】「カウントルーチン」は図26に詳細に示
されており、その実行がステップ580にて開始され、
ステップ582,588の処理により、タイムTIME
及びカレントタイミングCTIMが「1」ずつカウント
アップするとともに、タイムTIMEはステップ584
,586の処理により「5000」に達すると「0」に
クリアされ、またカレントタイミングCTIMはステッ
プ594,596の処理により1小節時間BTM に達
すると「0」にクリアされる。これにより、テンポクロ
ック信号発生器52がテンポクロック信号を発生する毎
に、すなわち4分音符を24分割したタイミング毎に、
タイムTIMEは「0」から「4999」まで順次「1
」ずつ増加する。なお、この「4999」は値自体には
意味がなく、他の時間を表す変数に比べてきわめて大き
な値であれば、いかなる値でもよい。カレントタイミン
グCTIMは、各小節区間において前記タイミング毎に
、「0」から「95」まで(3拍子の場合には「0」か
ら「71」まで)「1」ずつ増加する。また、カレント
ビートCBETは、ステップ590〜596の処理によ
り、各小節区間において拍(4分音符長)毎に、「0」
から「3」まで(3拍子の場合には「0」から「2」ま
で)「1」ずつ増加する。カレントバーCBARは、ス
テップ594,598〜602の処理により、スタイル
番号STLN及びセクション番号SCTNにより指定さ
れるパターンの一周期に渡って、1小節時間BTM毎に
、「0」から小節数「STLTBL(STLN).BA
R(SCTN)−1」まで「1」ずつ増加する。
【0050】以上説明したように、伴奏スタイルスイッ
チ群22、ノーマルパターンスイッチ25a〜25d及
びスタートスイッチ24aの操作により、伴奏スタイル
及びノーマルパターンNOR1〜NOR4が指定される
とともに、自動伴奏が動作し始めて、テンポクロック信
号発生器52がテンポクロック信号を発生する毎(4分
音符を24分割したタイミング毎)に「インタラプトプ
ログラム」が実行され、同プログラムにおいて、タイム
TIME、カレントタイミングCTIM、カレントビー
トCBET及びカレントバーCBARが順次更新される
とともに、伴奏データメモリ60内の演奏データが読み
出されてノーマルパターンの伴奏音の発音が制御される
【0051】この伴奏音の発音中、ストップスイッチ2
4bが操作されると、CPU53は、ステップ142(
図7)の判定処理の基に、ステップ160にてランフラ
グRUN を”0”に変更するとともに、セクション番
号SCTNを「3」に初期設定し、ステップ162にて
前述した「ランプルーチン」(図18)を実行し、かつ
ステップ164にて楽音信号形成回路40にて形成中の
伴奏音信号の形成を停止制御する。その結果、「インタ
ラプトプログラム」(図20)においては、ステップ4
42にて「NO」すなわちランフラグRUNが”1”で
ないと判定されて、ステップ444〜456の前記処理
が実行されなくなるので、タイムTIME、カレントタ
イミングCTIM、カレントビートCBET及びカレン
トバーCBARも更新されなくなると同時に、伴奏音の
発音も制御されなくなる。また、前記セクション番号S
CTNの「3」への初期設定、及び「ランプルーチン」
の実行により、ランプ28bが点灯する。
【0052】d.イントロパターンからノーマルパター
ンへの移行 自動伴奏が停止中(ランフラグRUN が”0”である
とき)に、特殊パターンスイッチ26a〜26cのいず
かが操作されると、CPU53は、ステップ142(図
9)の判定処理の基に、ステップ154にて「特殊パタ
ーンルーチン」を実行する。この「特殊パターンルーチ
ン」においては、図13に詳細に示されているように、
その実行がステップ230にて開始され、ステップ23
2にて特殊パターンスイッチ26a〜26cのうちでい
ずれのスイッチが操作されたか判定される。
【0053】特殊パターンスイッチ26aが操作された
場合には、前記ステップ232の判定処理により、ステ
ップ234にて「第1特殊パターンルーチン」が実行さ
れる。この「第1特殊パターンルーチン」は、図14に
詳細に示されているように、ステップ250にて開始さ
れ、ステップ252にて「NO」すなわちランフラグR
UNが”1”でないと判定され、ステップ254にてラ
ンフラグRUNが”1”に変更されるとともにセクショ
ン番号SCTNが「0」に設定されて、ステップ256
にて「パターン起動ルーチン」(図19)が実行される
。また、特殊パターンスイッチ26bが操作された場合
には、前記ステップ232(図13)の判定処理により
、ステップ236にて「第2特殊パターンルーチン」(
図15)が実行されて、ステップ290〜296の処理
により、ランフラグRUN が”1”に変更されるとと
もにセクション番号SCTNが「1」に設定され、かつ
「パターン起動ルーチン」(図19)が実行される。さ
らに、特殊パターンスイッチ26cが操作された場合に
は、前記ステップ232の判定処理により、ステップ2
38にて「第3特殊パターンルーチン」(図16)が実
行されて、ステップ330〜336の処理により、ラン
フラグRUN が”1”に変更されるとともにセクショ
ン番号SCTNが「2」に設定され、かつ「パターン起
動ルーチン」(図19)が実行される。
【0054】この「パターン起動ルーチン」においては
、上述したように、カレントタイミングCTIM、カレ
ントビートCBET、カレントバーCBAR及びカレン
トトラックバーCRTB(0)〜CRTB(8) が初
期値「0」に設定されるとともに、「パターン切り換え
ルーチン」(図17)が実行される。この「パターン切
り換えルーチン」においては、上述の場合と同様、1パ
ターン時間PTM 及び各トラック毎のポインタがスタ
イル番号STLN及びセクション番号SCTNに応じて
設定され、カレントバーCBAR及びカレントトラック
バーCRTB(0)〜CRTB(8)が「0」に設定さ
れ、かつセクションスイッチフラグSCSWが”0”に
設定される。
【0055】また、この場合には、セクション番号SC
TNは0〜2に設定されているので、図17のステップ
382にて「NO」と判定され、ステップ384,38
6にて下記数5の演算の実行により、特殊パターンに切
り換えられてから同パターンが終了するまでの時間を表
す残り時間RTIMと、同パターンの終了時点を絶対的
な時刻で表すエンドタイムETIMが計算される。
【数5】RTIM=PTM−CBAR×BTM−CTI
METIM=TIME+RTIM この場合、カレントタイミングCTIM及びカレントバ
ーCBARは前記「起動ルーチン」の処理により「0」
に初期設定されているので、残り時間RTIMはイント
ロパターンINT1〜INT3(セクション番号SCT
N=0〜2)の1パターン時間PTM になるとともに
、エンドタイムETIMは現在の時刻に前記1パターン
時間PTM を加算した時刻になる。なお、このエンド
タイムETIMが前記演算の結果「5000」以上にな
った場合には、ステップ388,390の処理により同
タイムETIMから「5000」が減算される。
【0056】次に、「パターン切り換えルーチン」のス
テップ392にて「ランプルーチン」(図18)が実行
される。この「ランプルーチン」においては、セクショ
ン番号SCTNが0〜2に設定されているので、ステッ
プ402〜416の処理により、イントロパターンを示
すランプ28aのみの点灯が制御される。
【0057】このような状態で、テンポクロック信号発
生器52が微小時間ΔT毎にテンポクロック信号をCP
U53へ出力すると、上述のように、同CPU53は同
微小時間ΔT毎に「メインプログラム」の実行を中断し
て、図20の「インタラプトプログラム」を実行する。 この「インタラプトプログラム」においては、ランフラ
グRUN が”1”に設定されているので、自動伴奏が
動作し始めて、「カウントルーチン」(図26)の処理
により、タイムTIME、カレントタイミングCTIM
、カレントビートCBET及びカレントバーCBARが
順次更新されるとともに、「再生ルーチン」(図23,
24)及び「キーオフルーチン」(図25)の処理によ
り、伴奏データメモリ60内の演奏データが読み出され
てイントロパターンの伴奏音が発音される。なお、この
場合のイントロパターンは、前記操作された特殊パター
ンスイッチ26a〜26cに対応したイントロパターン
INT1〜INT3(SCTN=0〜2)である。
【0058】一方、このイントロパターンITN1〜I
NT3の演奏中、セクション番号SCTNは0〜2に設
定されているので、前記「インタラプトプログラム」(
図20)のステップ444にて実行される「条件付き切
り換えルーチン」(図21)においては、ステップ46
2にて「NO」すなわちセクション番号SCTNが3≦
SCTN≦6でないと判定され、ステップ480にてタ
イムTIMEが前記設定したエンドタイムETIMに等
しいか否かが判定される。イントロパターンの演奏開始
から1パターン時間PTM が経過していなければ、同
ステップ480にて「NO」と判定されて、同イントロ
パターンの演奏が続行されるが、前記1パターン時間P
TM が経過すると、前記ステップ480における「Y
ES」との判定の基に、ステップ482にて「特殊パタ
ーン切り換えルーチン」(図22)が実行される。
【0059】この「特殊パターン切り換えルーチン」の
実行は、ステップ490にて開始され、ステップ492
にてセクションスイッチフラグSCSWが”0”である
ことに基づき「NO」と判定され、ステップ496にて
セクション番号SCTNが0〜2であることに基づき「
YES」と判定されて、ステップ498にてセクション
番号SCTNに「3」が加算される。その結果、セクシ
ョン番号SCTNが「0」であったならば同番号SCT
Nは「3」に変更され、セクション番号SCTNが「1
」であったならば同番号SCTNは「4」に変更され、
セクション番号SCTNが「2」であったならば同番号
SCTNは「5」に変更される。このステップ498の
処理後、ステップ512にて「パターン切り換えルーチ
ン」(図17)が実行される。この場合、タイムTIM
EがエンドタイムETIMに一致した時点における「カ
ウントルーチン」(図26)の処理により、カレントタ
イミングCTIM、カレントビートCBET及びカレン
トバーCBARは「0」に初期設定されているので、各
トラックのポインタはスタイル番号STLN及びセクシ
ョン番号SCTN(=3〜5)により指定された記憶領
域PLDT(STLN,SCTN,i) の各先頭番地
を示し、セクション番号SCTN(=3〜5)により指
定されたノーマルパターンNOR1〜NOR3が先頭か
ら演奏開始されるようになる。また、「ランプルーチン
」(図18)の実行により、セクション番号SCTN(
=3〜5)に対応したランプ28b〜28dのいずれか
が点灯するようなる。
【0060】以上の説明のように、自動伴奏の停止中に
、特殊パターンスイッチ26a〜26cのいずれかが操
作された場合には、図1に示すように、同操作スイッチ
26a〜26cに対応したイントロパターンINT1〜
INT3(セクション番号SCTN=0〜2)の演奏が
自動的に開始され、同パターンINT1〜INT3の終
了時点で、自動的にノーマルパターンNOR1〜NOR
3(セクション番号SCTN=3〜5)の演奏に移行す
る。その結果、演奏者はイントロパターンINT1〜I
NT3の1つを選択するのみで、ノーマルパターンNO
R1〜NOR3に適したイントロパターンINT1〜I
NT3を自動的に付与することができる。
【0061】一方、前記イントロパターンINT1〜I
NT3 の演奏中、ノーマルパターンスイッチ25a〜
25dのいずれかが操作されると、上述のように、図1
2の「ノーマルパターンルーチン」が実行される。この
場合、ランフラグRUN は”1”に設定されていると
ともにセクション番号SCTNは0〜2に設定されてい
るので、ステップ222にて次セクション番号NSCT
N が操作されたノーマルパターンスイッチ25a〜2
5dに対応した変数i(=3〜6)に設定されるととも
に、セクションスイッチフラグSCSWが”1”に設定
される。
【0062】そして、イントロパターンの1パターン分
の演奏が終了して、タイムTIMEがエンドタイムET
IMに等しくなると、図21のステップ480にて「Y
ES」と判定され、ステップ482にて「特殊パターン
切り換えルーチン」(図22)が実行される。この場合
、「特殊パターン切り換えルーチン」においては、ステ
ップ492にて「YES」すなわちセクションスイッチ
フラグSCSWが”1”であると判定され、ステップ4
94にてセクション番号SCTN が次セクション番号
NSCTNに変更されて、ステップ512にて前記「パ
ターン切り換えルーチン」が実行される。その結果、イ
ントロパターンINT1〜INT3(セクション番号S
CTN=0〜2)の演奏が終了した時点で、自動伴奏は
自動的に演奏者が選択したノーマルパターンNOR1〜
NOR4(セクション番号SCTN=3〜6)の演奏に
移行する。このように、イントロパターンINT1〜I
NT3の演奏中に、演奏者がノーマルパターンスイッチ
25a〜25dを操作すると、自動伴奏はイントロパタ
ーンINT1〜INT3から演奏者が選択したノーマル
パターンNOR1〜NOR4に移行するので、前述のよ
うな自動的なパターンの移行を演奏者の好みに応じて変
更することもできる。
【0063】また、前記イントロパターンINT1〜I
NT3の演奏中、特殊パターンスイッチ26a〜26c
のいずれかが操作されると、上述のように、図13の「
特殊パターンルーチン」が実行されるとともに、操作さ
れたスイッチ26a〜26cに応じて図14の「第1特
殊パターンルーチン」、図15の「第2特殊パターンル
ーチン」又は図16の「第3特殊パターンルーチン」が
実行されて、これらの「第1〜第3特殊パターンルーチ
ン」のステップ260,300,340にてセクション
番号SCTNが0〜2に設定され、同各ルーチンのステ
ップ278,318,358に「パターン切り換えルー
チン」が実行される。これにより、以前から演奏されて
いたイントロパターンINT1〜INT3は、操作され
た特殊パターンスイッチ26a〜26cに対応したイン
トロパターンINT1〜INT3に即座に切り換えられ
る。また、このパターンの切り換え時には、「パターン
切り換えルーチン」(図17)のステップ374〜37
8の処理により、カレントバーCBAR、カレントトラ
ックバーCTRB(i)(i=0〜8) 及び各トラッ
ク毎のポインタは、切り換え後のイントロパターンの進
行位置を表す値に変更され、かつステップ384〜39
0の処理により、エンドタイムETIMも切り換え後の
イントロパターンの終了時刻を表す値に変更される。そ
の結果、切り換え後のイントロパターンINT1〜IN
T3は途中から演奏されて、同パターンINT1〜IN
T3の残り時間RTIM分だけ演奏される。
【0064】e.フィルインパターンの挿入上記ノーマ
ルパターンNOR1〜NOR4の演奏中、特殊パターン
スイッチ26aが操作されると、CPU53は、ステッ
プ142(図9)の判定処理の基に、ステップ154に
て「特殊パターンルーチン」(図13)を実行し、この
「特殊パターンルーチン」のステップ232の判定処理
の基に、ステップ234の「第1特殊パターンルーチン
」(図14)を実行する。この場合、ランフラグRUN
 は”1”に設定されているとともに、セクション番号
SCTNは3〜6に設定されているので、ステップ25
2,258,262にてそれぞれ「YES」、「NO」
、「YES」と判定され、ステップ264にて切り換え
条件フラグCNGFが”0”か否かが判定される。
【0065】今、切り換え条件スイッチ27の操作によ
り、切り換え条件フラグCNGFが”0”に設定されて
いれば(図9のステップ150)、前記ステップ264
にて「YES」と判定され、ステップ266にてセクシ
ョン番号SCTNに「4」が加算されるとともに、ステ
ップ278にて「パターン切り換えルーチン」の処理が
実行される。これにより、以前のセクション番号SCT
N(=3〜6)は7〜10にそれぞれ変更され、図1に
示すように、以前のノーマルパターンNOR1〜NOR
4は新たなセクション番SCTN(=7〜10)により
指定された4個の第1フィルインパターンFIL1のい
ずれかに即座に切り換えられる。なお、この場合も、上
述の場合と同様、切り換え後の第1フィルインパターン
FIL1は途中から演奏されて、同パターンFIL1は
その残り時間RTIM分だけ演奏される。
【0066】一方、前述の図14のステップ264の判
定時に、切り換え条件フラグCNGFが”1”に設定さ
れていれば(図9のステップ150)、前記ステップ2
64にて「NO」と判定され、ステップ268にてセク
ション番号SCTNに「4」を加算した結果が次セクシ
ョン番号NSCTN として設定されるとともに、セク
ションスイッチフラグSCSWが”1”に設定される。 その結果、この場合には、特殊パターンスイッチ26a
が操作された時点では、ノーマルパターンNOR1〜N
OR4の演奏が切り換えられずに続行する。そして、図
20の「インタラプトプログラム」のステップ444に
て「条件付き切り換えルーチン」(図21)が実行され
た際に、図21のステップ462,464にて共に「Y
ES」と判定されるとともに、カレントタイミングCT
IMが「24」の倍数にならなければ、すなわち拍の頭
を示すタイミングにならなければ、ステップ468にお
ける「NO」との判定の基に、依然としてノーマルパタ
ーンNOR1〜NOR4の演奏が続行する。また、カレ
ントタイミングCTIMが「24」の倍数になれば、す
なわち拍の頭を示すタイミングになれば、ステップ46
8にて「YES」と判定されて、プログラムはステップ
470以降へ進められる。
【0067】ステップ470においては、スタイルテー
ブルSTLTBLに記憶されていてスタイル番号STL
Nにより指定される切り換え条件STLTBL(STL
N).SCCが読み出されて、同条件STLTBL(S
TLN).SCCが”0”であるか否かが判定される。 この切り換え条件STLTBL(STLN).SCCは
”0”により奇数拍目(1拍目又は3拍目)にパターン
の切り換えを許容することを表し、かつ”1”により1
拍目のみにパターンの切り換えを許容することを表して
いるので、同条件STLTBL(STLN).SCCが
”0”であれば、ステップ472にてカレントビートC
BETを「2」で除した余りが「0」であるか否か、す
なわちノーマルパターンNOR1〜NOR4の演奏が1
拍目又は3拍目であるか否かが判定され、また同条件S
TLTBL(STLN).SCCが”1”であれば、ス
テップ474にてカレントタイミングCTIMが「0」
であるか否か、すなわちノーマルパターンNOR1〜N
OR4の演奏が1拍目であるか否かが判定される。そし
て、前記判定の結果、切り換え条件STLTBL(ST
LN).SCCが”0”であり、かつカレントビートC
BETを「2」で除した余りが「0」であるか、または
切り換え条件STLTBL(STLN).SCCが”1
”であり、かつカレントタイミングCTIMが「0」で
あれば、ステップ476にて次セクション番号NSCT
N がセクション番号SCTNとして設定されて、ステ
ップ478にて「パターン切り換えルーチン」が実行さ
れ、それ以外のときには、前記ステップ476,478
の処理が実行されないでステップ484にて「条件付き
切り換えルーチン」が終了する。その結果、切り換え条
件フラグCNGFが”1”に設定されているときには、
伴奏スタイル毎の切り換え条件STLTBL(STLN
).SCCに応じて現在のノーマルパターンNOR1〜
NOR4の演奏が奇数拍目又は1拍目になった時点で、
自動伴奏がノーマルパターンNOR1〜NOR4から第
1フィルインパターンFIL1にそれぞれ移行する。 なお、この場合も、上述の場合と同様、切り換え後の第
1フィルインパターンFIL1はその残り時間RTIM
分だけ演奏される。
【0068】そして、前述のように、切り換え条件フラ
グCNGFが”0”である場合も、”1”である場合も
、第1フィルインパターンが前記残り時間RTIM分だ
け演奏されると、タイムTIMEがエンドタイムETI
Mに等しなり、図21のステップ480における「YE
S」との判定の基に、ステップ482にて「特殊パター
ン切り換えルーチン」(図22)が実行される。この場
合、「特殊パターン切り換えルーチン」においては、ス
テップ492,496,500にてそれぞれ「NO」、
「NO」、「YES」と判定され、ステップ502にて
セクション番号SCTNから「4」が減算されるととも
に、ステップ512にて「パターン切り換えルーチン」
の処理が実行される。 これにより、以前のセクション番号SCTN(=7〜1
0)はふたたび3〜6にそれぞれ戻され、図1に示すよ
うに、以前のノーマルパターンNOR1〜NOR4が再
び演奏されるようになる。
【0069】このように、ノーマルパターンNOR1〜
NOR4(セクション番号SCTN=3〜6)の演奏中
に、特殊パターンスイッチ26aを操作することにより
、以前のノーマルパターンNOR1〜NOR4に適した
4個の第1フィルインパターンFIL1の演奏が自動的
に挿入されるので、曲想に適したフィルインパターンの
演奏を簡単に楽しむことができる。また、この場合、切
り換え条件スイッチ27の操作により、ノーマルパター
ンNOR1〜NOR4から4個の第1フィルインパター
ンFIL1の切り換え態様が条件付き(次の奇数拍目又
は1拍目)で切り換えられるか、即座に切り換えられる
かが選択され、演奏者の意志をこのフィルイン演奏に反
映することもできる。
【0070】また、上記ノーマルパターンNOR1〜N
OR4の演奏中、特殊パターンスイッチ26bが操作さ
れると、CPU53は、前述の場合と同様にして図13
の「特殊パターンルーチン」を実行する。この「特殊パ
ターンルーチン」においては、ステップ232の判定処
理の基に、ステップ236にて「第2特殊パターンルー
チン」(図15)が実行される。この場合も、ランフラ
グRUN は”1”に設定されているとともに、セクシ
ョン番号SCTNは3〜6に設定されているので、ステ
ップ292,298,302にてそれぞれ「YES」、
「NO」、「YES」と判定され、ステップ304にて
切り換え条件フラグCNGFが”0”か否かが判定され
る。
【0071】まず、前記「第1特殊パターンルーチン」
の場合と同様、切り換え条件フラグCNGFが”0”に
設定されている場合について説明すると、前記ステップ
304にて「YES」と判定され、ステップ306にて
セクション番号SCTNに「8」が加算されるとともに
、ステップ318にて「パターン切り換えルーチン」の
処理が実行される。これにより、以前のセクション番号
SCTN(=3〜6)は11〜14にそれぞれ変更され
、図1に示すように、以前のノーマルパターンNOR1
〜NOR4は新たなセクション番SCTN(=11〜1
4)により指定された4個の第2フィルインパターンF
IL2のいずれかに即座に切り換えられる。次に、切り
換え条件フラグCNGFが”1”に設定されている場合
について説明すると、前記ステップ304にて「NO」
と判定され、ステップ308にてセクション番号SCT
Nに「8」を加算した結果が次セクション番号NSCT
N として設定されるとともに、セクションスイッチフ
ラグSCSWが”1”に設定される。その結果、この場
合には、特殊パターンスイッチ26bが操作された時点
では、ノーマルパターンNOR1〜NOR4の演奏が切
り換えられずに続行し、切り換え条件STLTBL(S
TLN).SCCにより決定される条件(奇数拍目又は
1拍目)になった時点で、同パターンNOR1〜NOR
4が第2フインパターンFIL2に切り換えられる。な
お、この場合も、上述の場合と同様、切り換え後の第2
フィルインパターンFIL2はその残り時間RTIM分
だけ演奏される。
【0072】そして、前述のように、切り換え条件フラ
グCNGFが”0”である場合も、”1”である場合も
、第2フィルインパターンが前記残り時間RTIM分だ
け演奏されると、タイムTIMEがエンドタイムETI
Mに等しなり、図21のステップ480における「YE
S」との判定の基に、ステップ482にて「特殊パター
ン切り換えルーチン」(図22)が実行される。この場
合、「特殊パターン切り換えルーチン」においては、ス
テップ492,496,500,504にて、それぞれ
「NO」、「NO」、「NO」、「YES」と判定され
て、ステップ506にてセクション番号SCTNが「1
2」以下であるか否かが判定される。セクション番号S
CTNが「12」以下であれば、ステップ506にて「
YES」と判定され、ステップ508にてセクション番
号SCTNから「6」が減算されるとともに、ステップ
512にて「パターン切り換えルーチン」の処理が実行
される。また、セクション番号SCTNが「13」以上
であれば、ステップ506にて「NO」と判定され、ス
テップ510にてセクション番号SCTNから「10」
が減算されるとともに、ステップ512にて「パターン
切り換えルーチン」の処理が実行される。これにより、
図1に示すように、セクション番号SCTN=11,1
2の第2フィルインパターンFIL2が演奏されていた
場合には、伴奏パターンはセクション番号SCTN=5
,6のノーマルパターンNOR3,NOR4 に移行し
、セクション番号SCTN=13,14の第2フィルイ
ンパターンFIL2が演奏されていた場合には、伴奏パ
ターンはセクション番号SCTN=3,4のノーマルパ
ターンNOR1,NOR2に移行する。
【0073】このように、ノーマルパターンNOR1,
NOR2(セクション番号SCTN=3,4) の演奏
中に、特殊パターンスイッチ26bを操作することによ
り、以前のノーマルパターンNOR1,NOR2に適し
たセクション番号SCTN=11,12の第2フィルイ
ンパターンFIL2が演奏され、その後、自動的に自動
伴奏パターンはノーマルパターンNOR3,NOR4(
セクション番号SCTN=5,6) に移行する。また
、ノーマルパターンNOR3,NOR4(セクション番
号SCTN=5,6) の演奏中に、特殊パターンスイ
ッチ26bを操作することにより、以前のノーマルパタ
ーンNOR3,NOR4に適したセクション番号SCT
N=13,14の第2フィルインパターンFIL2が演
奏され、その後、自動的に自動伴奏パターンはノーマル
パターンNOR1,NOR2 (セクション番号SCT
N=3,4)に移行する。その結果、曲の流れに応じて
、自動伴奏のパターンを自動的に変更させることができ
るので、簡単な操作により、変化に富んだ伴奏音を楽し
むことができる。また、この場合も、切り換え条件スイ
ッチ27の操作により、ノーマルパターンNOR1〜N
OR4から4個の第2フィルインパターンFIL2の切
り換え態様が条件付き(次の奇数拍目又は1拍目)で切
り換えられるか、即座に切り換えられるかが選択され、
演奏者の意志をこのフィルイン演奏に反映することもで
きる。
【0074】また、第1フィルインパターンFIL1(
セクション番号SCTN=7〜10)又は第2フィルイ
ンパターンFIL2(セクション番号SCTN=11〜
14)の演奏中、ノーマルパターンスイッチ25a〜2
5dが操作されると、CPU53は、上述の場合と同様
にして図12の「ノーマルパターンルーチン」を実行す
る。この「ノーマルパターンルーチン」においては、ス
テップ212にて変数iが操作されたノーマルパターン
スイッチ25a〜25dに対応した値(3〜6)に設定
された後、”1”に設定されているランフラグRUN 
と、7〜14に設定されているセクション番号SCTN
とに基づき、ステップ214,216,218,220
にてそれぞれ「YES」、「NO」、「NO」、「NO
」と判定され、ステップ222にて変数iが次セクショ
ン番号NSCTN として設定されるとともに、セクシ
ョンスイッチフラグSCSWが”1”に設定される。こ
れにより、この場合には、ノーマルパターンスイッチ2
5a〜25dが操作された時点では、演奏中のパターン
が切り換えられず、第1又は第2フィルインパターンF
IL1,FIL2 の終了時点で、図21のステップ4
62,480,482の処理、及び図22のステップ4
92,494の処理により、以前に操作されたノーマル
パターンスイッチ25a〜25dに対応したノーマルパ
ターンNOR1〜NOR4(セクション番号SCTN=
3〜6)に切り換えられる。その結果、上述のように、
自動伴奏パターンが第1又は第2フィルインパターンF
IL1,FIL2から予め決められたノーマルパターン
NOR1〜NOR4 へ移行するのではなく、演奏者が
移行先のノーマルパターンNOR1〜NOR4を指定で
きるようになる。
【0075】なお、上記ノーマルパターンNOR1〜N
OR4(セクション番号SCTN=3〜6)の演奏中、
ノーマルパターンスイッチ25a〜25dが操作される
と、CPU53は、上述の場合と同様にして図12の「
ノーマルパターンルーチン」を実行する。この「ノーマ
ルパターンルーチン」においては、ステップ212にて
変数iが操作されたノーマルパターンスイッチ25a〜
25dに対応した値(3〜6)に設定され、ステップ2
14における「YES」すなわちランフラグRUN が
”1”であるとの判定の基に、ステップ216以降のプ
ログラムが実行される。この場合、操作されたノーマル
パターンスイッチ25a〜25dが演奏中のノーマルパ
ターンNOR1〜NOR4と同じであって、変数iがセ
クション番号SCTNに等しければ、ステップ216に
て「YES」と判定されて、パターンの切り換え処理は
行われない。一方、操作されたノーマルパターンスイッ
チ25a〜25dが演奏中のノーマルパターンNOR1
〜NOR4と異なっていれば、ステップ216,218
における共に「NO」との判定の基に、ノーマルパター
ンNOR1〜NOR4(セクション番号SCTN=3〜
6)が演奏中であって、かつ切り換え条件フラグCNG
Fが”0”であるときのみ、ステップ220にて「YE
S」と判定されて、ステップ224にてセクション番号
SCTNが変数iに変更されるとともに、ステップ22
6にて「パターン切り換えルーチン」が実行されて、自
動伴奏パターンは、操作されたノーマルパターンスイッ
チ25a〜25dに対応したノーマルパターンNOR1
〜NOR4(セクション番号SCTN=3〜6)に即座
に切り換えられる。また、それ以外の場合、すなわちノ
ーマルパターンNOR1〜NOR4(セクション番号S
CTN=3〜6)が演奏中であっても切り換え条件フラ
グCNGFが”1”である場合には、ステップ220に
て「NO」と判定され、ステップ222にて変数iが次
セクション番号NSCTN として設定されるとともに
、セクションスイッチフラグSCSWが”1”に設定さ
れるので、この場合には、ノーマルパターンスイッチ2
5a〜25dが操作された時点では、演奏中のパターン
が切り換えられず、上述した切り換え条件STLTBL
(STLN).SCC(奇数拍目又は1拍目)に従って
、演奏中のノーマルパターンNOR1〜NOR4(セク
ション番号SCTN=3〜6)が、操作されたノーマル
パターンスイッチ25a〜25dに対応したノーマルパ
ターンNOR1〜NOR4(セクション番号SCTN=
3〜6)に切り換えられる。
【0076】また、上記第1又は第2フィルインパター
ンFIL1,FIL2(セクション番号SCTN=7〜
8,11〜14)の演奏中、特殊パターンスイッチ26
a,26bが操作されると、CPU53は、前述の場合
と同様にして図13の「特殊パターンルーチン」を実行
する。この「特殊パターンルーチン」においては、特殊
パターンスイッチ26aが操作された場合、図14の「
第1特殊パターンルーチン」が実行され、演奏中のパタ
ーンが第1フィルインパターンFIL1であれば、ステ
ップ270における「YES」との判定の基に、パター
ンの切り換えは行われない。しかし、演奏中のパターン
が第2フィルインパターンFIL2であれば、ステップ
270,272における「NO」、「YES」との判定
の基に、ステップ274にてセクション番号SCTNか
ら「4」が減算されるとともに、ステップ278にて「
パターン切り換えルーチン」が実行されて、第1フィル
インパターンFIL1は即座に第2フィルインパターン
FIL2へ切り換えられる。また、特殊パターンスイッ
チ26bが操作された場合、図15の「第2特殊パター
ンルーチン」が実行され、演奏中のパターンが第2フィ
ルインパターンFIL2であれば、ステップ314にお
ける「YES」との判定の基に、パターンの切り換えは
行われないが、演奏中のパターンが第1フィルインパタ
ーンFIL1であれば、ステップ310における「YE
S」との判定の基に、ステップ312にてセクション番
号SCTNに「4」が加算されるとともに、ステップ3
18にて「パターン切り換えルーチン」が実行されて、
第2フィルインパターンFIL2は即座に第1フィルイ
ンパターンFIL1へ切り換えられる。
【0077】f.エンディングパターンの付加上記ノー
マルパターンNOR1〜NOR4の演奏中、特殊パター
ンスイッチ26cが操作されると、CPU53は、ステ
ップ142(図9)の判定処理の基に、ステップ154
にて「特殊パターンルーチン」(図13)を実行し、こ
の「特殊パターンルーチン」のステップ232の判定処
理の基に、ステップ238の「第3特殊パターンルーチ
ン」(図16)を実行する。この場合、ランフラグRU
N は”1”に設定されているとともに、セクション番
号SCTNは3〜6に設定されているので、ステップ3
32,338,342にてそれぞれ「YES」、「NO
」、「YES」と判定され、ステップ344にて切り換
え条件フラグCNGFが”0”か否かが判定される。
【0078】今、切り換え条件スイッチ27の操作によ
り、切り換え条件フラグCNGFが”0”に設定されて
いれば(図9のステップ150)、前記ステップ344
にて「YES」と判定され、ステップ346にてセクシ
ョン番号SCTNに「11」が加算される(ただし、セ
クション番号SCTNが「3」であった場合には、同番
号SCTNは「15」に設定される)とともに、ステッ
プ358にて「パターン切り換えルーチン」の処理が実
行される。これにより、以前のセクション番号SCTN
(=3〜6)は15〜17にそれぞれ変更され、図1に
示すように、以前のノーマルパターンNOR1〜NOR
4は新たなセクション番号SCTN(=15〜17)に
より指定されたエンディングパターンEND1〜END
3に即座に切り換えられるとともに、ランプ28fのみ
が点灯する。なお、この場合も、上述の場合と同様、切
り換え後のエンディングパターンEND1〜END3は
途中から演奏されて、同パターンEND1〜END3は
その残り時間RTIM分だけ演奏される。
【0079】一方、前述の図16のステップ344の判
定時に、切り換え条件フラグCNGFが”1”に設定さ
れていれば(図9のステップ150)、前記ステップ3
44にて「NO」と判定され、ステップ348にてセク
ション番号SCTNに「11」を加算した結果が次セク
ション番号NSCTN として設定される(ただし、セ
クション番号SCTNが「3」であった場合には、次セ
クション番号NSCTN は「15」に設定される)と
ともに、セクションスイッチフラグSCSWが”1”に
設定される。その結果、この場合には、特殊パターンス
イッチ26cが操作された時点では、ノーマルパターン
NOR1〜NOR4の演奏が切り換えられずに続行する
。そして、図20の「インタラプトプログラム」のステ
ップ444にて「条件付き切り換えルーチン」が実行さ
れた際に、図21のステップ462,464にて共に「
YES」と判定されて、ステップ468〜478の処理
により、切り換え条件STLTBL(STLN).SC
Cにより規定された条件(奇数拍目又は1拍目)が成立
した時点で、ノーマルパターンNOR1〜NOR4がエ
ンディングパターンEND1〜END3に自動的に切り
換えられる。なお、この場合も、上述の場合と同様、切
り換え後のエンディングパターンEND1〜END3は
その残り時間RTIM分だけ演奏される。
【0080】そして、前述のように、切り換え条件フラ
グCNGFが”0”である場合も、”1”である場合も
、エンディングパターンEND1〜END3が前記残り
時間RTIM分だけ演奏されると、タイムTIMEがエ
ンドタイムETIMに等しなり、図21のステップ48
0における「YES」との判定の基に、ステップ482
にて「特殊パターン切り換えルーチン」(図22)が実
行される。この場合、「特殊パターン切り換えルーチン
」においては、セクションスイッチフラグSCSWは”
0”であり、かつセクション番号SCTNは15〜17
であるので、ステップ492,496,500,504
にて全て「NO」と判定されて、ステップ514〜51
8にて、上述したストップスイッチ24bを操作したと
きと同様(図9のステップ160〜164)、ランフラ
グRUN が”0”に変更され、セクション番号SCT
Nが「3」に初期設定され、「ランプルーチン」が実行
され、ステップ518にて消音処理が実行されるので、
自動伴奏の動作が停止する。
【0081】このように、ノーマルパターンNOR1〜
NOR4の演奏中に、特殊パターンスイッチ26cを操
作することにより、ノーマルパターンNOR1〜NOR
4に適したエンディングパターンEND1〜END3が
演奏され、その後、自動伴奏が停止する。その結果、簡
単な操作で、ノーマルパターンNOR1〜NOR4に適
したエンディングパターンEND1〜END3を自動的
に付加できる。また、この場合も、切り換え条件スイッ
チ27の操作により、ノーマルパターンNOR1〜NO
R4からエンディングパターンEND1〜END3の切
り換え態様が条件付き(次の奇数拍目又は1拍目)で切
り換えられるか、即座に切り換えられるかが選択され、
演奏者の意志をこのエンディングパターンEND1〜E
ND3に反映することもできる。
【0082】また、上記第1又は第2フィルインパター
ンFIL1,FIL2(セクション番号SCTN=7〜
14)の演奏中、特殊パターンスイッチ26cが操作さ
れると、CPU53は、前述のように、図16の「特殊
パターンルーチン」を実行し、ステップ350〜356
の処理により、以前のセクション番号SCTNが7〜1
0ならば、セクション番号SCTNに「7」を加算して
同番号SCTNを15〜17に設定し(ただし、以前の
セクション番号SCTNが7のときは、セクション番号
SCTNを「15」に設定し)、かつ以前のセクション
番号SCTNが11〜14ならば、セクション番号SC
TNに「3」を加算して同番号SCTNを15〜17に
設定し(ただし、以前のセクション番号SCTNが11
のときは、セクション番号SCTNを「15」に設定し
)、ステップ358にて「パターン切り換えルーチン」
を実行する。これにより、第1又は第2フィルインパタ
ーンFIL1,FIL2はエンディングパターンEND
1〜END3 に即座に切り換えられる。
【0083】さらに、このようなエンディングパターン
END1〜END3の演奏中に、ノーマルパターンスイ
ッチ25a〜25dが操作されると、図12のステップ
218,224,226の処理により、前記エンディン
グパターンEND1〜END3は操作されたノーマルパ
ターンスイッチ25a〜25dに対応したノーマルパタ
ーンNOR〜1NOR4に即座に切り換えられる。また
、前記エンディングパターンEND1〜END3の演奏
中に、特殊パターンスイッチ26a又は特殊パターンス
イッチ26bが操作されると、図14のステップ272
,276,278又は図15のステップ314,316
,318の処理により、前記エンディングパターンEN
D1〜END3は第1フィルインパターン(セクション
番号SCTN=8〜10)又は第2フィルインパターン
(セクション番号SCTN=12〜14)に即座に切り
換えられる。なお、上記実施例においては、伴奏データ
メモリ60内には、予め決められた演奏データを記憶す
るようにしたが、このメモリ60をRAMで構成し、演
奏者が任意のデータを書き込めるようにしてもよいし、
磁気テープ、磁気ディスクなどの外部記録媒体から任意
のデータを書き込めるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】    自動伴奏の各種パターンの切り換え態
様を説明するための説明図である。
【図2】    本発明の一実施例を示す自動伴奏装置
を備えた電子楽器の全体ブロック図である。
【図3】    図2の操作パネルの詳細図である。
【図4】    図2の伴奏データメモリ内のスタイル
テーブルのデータフォーマット図である。
【図5】    図2の伴奏データメモリ内のセクショ
ンテーブルのデータフォーマット図である。
【図6】    図2の伴奏データメモリ内の演奏デー
タテーブルのデータフォーマット図である。
【図7】    図2のマイクロコンピュータ部により
実行される「メインプログラム」のフローチャートであ
る。
【図8】    図7の「キーイベントルーチン」の詳
細フローチャートである。
【図9】    図7の「スイッチイベントルーチン」
の詳細フローチャートである。
【図10】  図9の「スタイルルーチン」の詳細フロ
ーチャートである。
【図11】  図9の「テンポルーチン」の詳細フロー
チャートである。
【図12】  図9の「ノーマルパターンルーチン」の
詳細フローチャートである。
【図13】  図9の「特殊パターンルーチン」の詳細
フローチャートである。
【図14】  図13の「第1特殊パターンルーチン」
の詳細フローチャートである。
【図15】  図13の「第2特殊パターンルーチン」
の詳細フローチャートである。
【図16】  図13の「第3特殊パターンルーチン」
の詳細フローチャートである。
【図17】  図12,14〜16,19,21,22
の「パターン切り換えルーチン」の詳細フローチャート
である。
【図18】  図9,17,22の「ランプルーチン」
の詳細フローチャートである。
【図19】  図9,14〜16の「パターン起動ルー
チン」の詳細フローチャートである。
【図20】  図2のマイクロコンピュータ部により実
行される「インタラプトプログラム」のフローチャート
である。
【図21】  図20の「条件付き切り換えルーチン」
の詳細フローチャートである。
【図22】  図21の「特殊パターン切り換えルーチ
ン」の詳細フローチャートである。
【図23】  図20の「再生ルーチン」の詳細フロー
チャートである。
【図24】  図23の「ノートルーチン」の詳細フロ
ーチャートである。
【図25】  図20の「キーオフルーチン」の詳細フ
ローチャートである。
【図26】  図20の「カウントルーチン」の詳細フ
ローチャートである。
【符号の説明】
11…左鍵盤、12…右鍵盤、20…操作パネル、22
…伴奏スタイルスイッチ群、24a…スタートスイッチ
、24b…ストップスイッチ、25a〜25dノーマル
パターンスイッチ、26a〜26c…特殊パターンスイ
ッチ、27…切り換え条件スイッチ、40…楽音信号形
成回路、50…マイクロコンピュータ部、60…伴奏デ
ータメモリ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の伴奏スタイル毎にイントロパタ
    ーンデータ及びノーマルパターンデータをそれぞれ記憶
    した伴奏データメモリと、前記複数の伴奏スタイルのい
    ずれか一つを指定する伴奏スタイル指定手段と、前記伴
    奏スタイル指定手段により指定された伴奏スタイルに属
    するイントロパターンデータを所定期間に渡って読み出
    した後に同スタイルに属するノーマルパターンデータを
    繰り返し読み出す読み出し手段と、前記読み出されたイ
    ントロパターンデータ及びノーマルパターンデータに応
    じて伴奏音信号を発生する伴奏音信号発生手段とを備え
    た自動伴奏装置において、前記伴奏データメモリが前記
    イントロパターンデータ及び前記ノーマルパターンデー
    タとしてそれぞれ対応関係にある複数組のパターンデー
    タを記憶するとともに、前記複数組のイントロパターン
    データにそれぞれ対応した複数のイントロパターンスイ
    ッチと、前記複数のイントロパターンスイッチの操作に
    応答して前記読み出し手段を制御し同操作されたイント
    ロパターンスイッチに対応したイントロパターンデータ
    の読み出し開始を指示するイントロ演奏指示手段と、前
    記読み出し手段がイントロパターンデータの読み出しか
    らノーマルパターンデータの読み出しへ移行するときに
    前記読み出されたイントロパターンデータと対応関係に
    あるノーマルパターンデータの読み出しを指示するノー
    マルパターン指定手段とを設けたことを特徴とする自動
    伴奏装置。
  2. 【請求項2】  前記請求項1の自動伴奏装置に、さら
    に前記複数組のノーマルパターンデータにそれぞれ対応
    した複数のノーマルパターンスイッチと、前記イントロ
    パターンデータの読み出し中における前記複数のノーマ
    ルパターンスイッチの操作を検出して前記ノーマルパタ
    ーン指定手段によるノーマルパターンデータの指定を前
    記操作されたノーマルパターンスイッチに対応したノー
    マルパターンデータの指定に変更する指定変更手段とを
    設けたことを特徴とする自動伴奏装置。
  3. 【請求項3】  複数の伴奏スタイル毎にノーマルパタ
    ーンデータ及びフィルインパターンデータをそれぞれ記
    憶した伴奏データメモリと、前記複数の伴奏スタイルの
    いずれか一つを指定する伴奏スタイル指定手段と、フィ
    ルインスイッチと、前記伴奏スタイル指定手段により指
    定された伴奏スタイルに属するノーマルパターンデータ
    を読み出すとともに同ノーマルパターンデータの読み出
    し中における前記フィルインスイッチの操作に応答して
    前記フィルインパターンデータを前記ノーマルパターン
    データに代えて所定期間だけ読み出す読み出し手段と、
    前記読み出されたノーマルパターンデータ及びフィルイ
    ンパターンデータに応じて伴奏音信号を発生する伴奏音
    信号発生手段とを備えた自動伴奏装置において、前記伴
    奏データメモリが前記ノーマルパターンデータ及び前記
    フィルインパターンデータとしてそれぞれ対応関係にあ
    る複数組のパターンデータを記憶するとともに、前記複
    数組のノーマルパターンデータにそれぞれ対応してなり
    前記読み出し手段により読み出されるノーマルパターン
    データを指定する複数のノーマルパターンスイッチと、
    前記読み出し手段がノーマルパターンデータの読み出し
    からフィルインパターンデータの読み出しに移行すると
    きに読み出されていたノーマルパターンデータと対応関
    係にあるフィルインパターンデータの読み出しを指示す
    るフィルイン演奏指示手段と、前記読み出し手段がフィ
    ルインパターンデータの読み出しからノーマルパターン
    データの読み出しに復帰するときに以前に読み出されて
    いたノーマルパターンデータの読み出しを指示するノー
    マルパターン復帰手段とを設けたことを特徴とする自動
    伴奏装置。
  4. 【請求項4】  前記請求項3の自動伴奏装置に、さら
    に前記フィルインパターンデータの読み出し中における
    前記複数のノーマルパターンスイッチの操作を検出して
    前記ノーマルパターン復帰手段によるノーマルパターン
    の指定を前記操作されたノーマルパターンスイッチに対
    応したノーマルパターンの指定に変更する指定変更手段
    を設けたことを特徴とする自動伴奏装置。
  5. 【請求項5】  複数の伴奏スタイル毎にそれぞれノー
    マルパターンデータ及びフィルインパターンデータを記
    憶した伴奏データメモリと、前記複数の伴奏スタイルの
    いずれか一つを指定する伴奏スタイル指定手段と、フィ
    ルインスイッチと、前記伴奏スタイル指定手段により指
    定された伴奏スタイルに属するノーマルパターンデータ
    を読み出すとともに同ノーマルパターンデータの読み出
    し中における前記フィルインスイッチの操作に応答して
    前記フィルインパターンデータを前記ノーマルパターン
    データに代えて所定期間だけ読み出す読み出し手段と、
    前記読み出されたノーマルパターンデータ及びフィルイ
    ンパターンデータに応じて伴奏音信号を発生する伴奏音
    信号発生手段とを備えた自動伴奏装置において、前記伴
    奏データメモリが伴奏スタイル毎に前記ノーマルパター
    ンデータとは異なる第2ノーマルパターンデータを記憶
    するとともに、前記読み出し手段がフィルインパターン
    データの読み出しからノーマルパターンデータの読み出
    しに復帰するときに前記第2ノーマルパターンデータの
    読み出しを指示するノーマルパターン復帰手段を設けた
    ことを特徴とする自動伴奏装置。
  6. 【請求項6】  複数の伴奏スタイル毎にそれぞれノー
    マルパターンデータ及びフィルインパターンデータを記
    憶した伴奏データメモリと、前記複数の伴奏スタイルの
    いずれか一つを指定する伴奏スタイル指定手段と、フィ
    ルインスイッチと、前記伴奏スタイル指定手段により指
    定された伴奏スタイルに属するノーマルパターンデータ
    を読み出すとともに同ノーマルパターンデータの読み出
    し中における前記フィルインスイッチの操作に応答して
    前記フィルインパターンデータを前記ノーマルパターン
    データに代えて所定期間だけ読み出す読み出し手段と、
    前記読み出されたノーマルパターンデータ及びフィルイ
    ンパターンデータに応じて伴奏音信号を発生する伴奏音
    信号発生手段とを備えた自動伴奏装置において、前記伴
    奏データメモリが前記ノーマルパターンデータとして少
    なくとも第1及び第2ノーマルパターンデータを記憶す
    るとともに前記フィルインパターンデータとして少なく
    とも第1及び第2フィルインパターンデータを記憶し、
    前記読み出し手段により読み出されるノーマルパターン
    データとして前記第1及び第2ノーマルパターンデータ
    のうちのいずれかを指定するノーマルパターン指定スイ
    ッチと、前記読み出し手段がノーマルパターンデータの
    読み出しからフィルインパターンデータの読み出しに移
    行するときに、読み出されていたノーマルパターンデー
    タが第1ノーマルパターンデータであれば第1フィルイ
    ンパターンデータの読み出しを指示し、かつ読み出され
    ていたノーマルパターンデータが第2ノーマルパターン
    データであれば第2フィルインパターンデータの読み出
    しを指示するフィルイン演奏指示手段と、前記読み出し
    手段がフィルインパターンデータの読み出しからノーマ
    ルパターンデータの読み出しに復帰するときに、読み出
    されていたフィルインパターンデータが第1フィルイン
    パターンデータであれば第2ノーマルパターンデータの
    読み出しを指示し、かつ読み出されていたフィルインパ
    ターンデータが第2フィルインパターンデータであれば
    第1ノーマルパターンデータの読み出しを指示するノー
    マルパターン復帰手段とを設けたことを特徴とする自動
    伴奏装置。
  7. 【請求項7】  複数の伴奏スタイル毎にそれぞれノー
    マルパターンデータ及びエンディングパターンデータを
    記憶した伴奏データメモリと、前記複数の伴奏スタイル
    のいずれか一つを指定する伴奏スタイル指定手段と、エ
    ンディングスイッチと、前記伴奏スタイル指定手段によ
    り指定された伴奏スタイルに属するノーマルパターンデ
    ータを読み出すとともに同ノーマルパターンデータの読
    み出し中における前記エンディングスイッチの操作に応
    答して前記エンディングパターンデータを所定期間だけ
    読み出した後に同読み出しを終了する読み出し手段と、
    前記読み出されたノーマルパターンデータ及びエンディ
    ングパターンデータに応じて伴奏音信号を発生する伴奏
    音信号発生手段とを備えた自動伴奏装置において、前記
    伴奏データメモリが前記ノーマルパターンデータ及び前
    記エンディングパターンデータとしてそれぞれ対応関係
    にある複数組のパターンデータをそれぞれ記憶するとと
    もに、前記複数組のノーマルパターンデータにそれぞれ
    対応してなり前記読み出し手段により読み出されるノー
    マルパターンデータを指定する複数のノーマルパターン
    スイッチと、前記読み出し手段がノーマルパターンデー
    タの読み出しからエンディングパターンデータの読み出
    しに移行するときに読み出されていたノーマルパターン
    データと対応関係にあるエンディングパターンデータの
    読み出しを指示するエンディング演奏指示手段とを設け
    たことを特徴とする自動伴奏装置。
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