JPH04241696A - 現金自動取引機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等で使用され
る現金自動取引機に関し、特に現金を取扱う被写体（以
下、顧客という）及び取引き情報の記録及び検索に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、金融機関等で使用される自動取引
において、いたずら等による装置障害及び犯罪等が発生
した場合の調査方法としては、ビデオカメラによる顧客
の確認及びジャーナルによる取引履歴情報を個々に検索
し、顧客及び操作時間と取引き内容の因果関係を調査し
、原因究明を行っており、リアルタイムに同一画面上に
録画し、再生するものはない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の現金自
動取引機に関するこの種の調査は、ビデオカメラによる
顧客の確認及びジャーナルによる取引履歴等を個々に検
索した後、取引き内容と時間の経過等を考慮しながら情
報を分析し、原因を追究しているため、調査、解析に時
間がかかるという欠点がある。

【０００４】本発明の目的は、装置の取引き情報を検出
する検出手段で検出した取引き情報と顧客を撮影する撮
影手段で撮影した画像とを画像合成部で合成し、この合
成した情報を録画再生部で同一画面上にリアルタイムで
録画し、再生することにより、上記の欠点を解消し、顧
客、操作時間及び取引き情報を同時に検索することが可
能となり、いたずら等による装置障害及び犯罪等の調査
時間を大幅に短縮することができ、また、ジャーナルの
代用として使用することができ、特に無人化店舗に設置
される現金自動取引機に有効で、装置障害及び取引き情
報の調査の際は、録画された画像を再生することにより
、容易に検索し、調査することができる現金自動取引機
を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の現金自動取引機
のは、装置の取引き情報を検出する検出手段と、顧客を
撮影する撮影手段と、検出手段で検出した取引き情報と
撮影手段で撮影した顧客の画像とを合成する画像合成部
と、画像合成部で合成した情報を同一画面上にリアルタ
イムで録画し再生する録画再生部とを有している。

【０００６】

【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。

【０００７】図１は本発明の一実施例の現金自動取引機
のブロック図、図２は本実施例の顧客と取引情報の画像
の一例を示す図である。

【０００８】図１において、本実施例の現金自動取引機
１は、通帳記帳ユニット２、ＣＩＰユニット３、ディス
プレイ４、紙幣入出金ユニット５、入力部６、録画再生
部７、画像合成部８、時計９、制御部１０、カメラ１１
、接近センサ１２で構成される。

【０００９】次に、その動作について支払取引きの場合
を例にとって説明する。

【００１０】顧客が現金自動取引機１に近づいたとき接
近センサ１２が顧客を検知し、カメラ１１が動作する。 そして、顧客の映像は画像合成部８に送られる。制御部
１０は、時計９から発生する年、月、日、時、分、秒等
の日時情報を定期的に画像合成部８に送出する。画像合
成部８は、制御部１０より送られた日時情報と顧客の画
像とを合成し、録画再生部７に送出する。録画再生部７
は、制御部１０からの指示により録画を開始する。

【００１１】そこで、顧客は、ディスプレイ４に表示さ
れている取引画面を確認し、入力部６より支払い取引き
を選択する。制御部１０は、支払い取引きメッセージ情
報を画像合成部８に送出する。顧客は、キャッシュカー
ドをＣＩＰユニット３に挿入し、入力部６より暗証番号
及び支払金額を入力する。センサにて暗証番号をチェッ
ク後、紙幣入出金ユニット５が動作し、指定された金額
が放出される。ＣＩＰユニット３は、ジャーナルに取引
情報を印字する。制御部１０は、主動作ステップ毎の状
態と日時情報及びジャーナルに出力される取引き情報（
取扱い支店番号、取扱い業務、入出金金額、取扱い日時
等）を画像合成部８に送出する。取引きの途中で装置障
害等が発生した場合は、ジャーナルの障害情報を画像合
成部８に送出する。一取引き分の情報と顧客の画像が録
画再生部７に記録される。顧客は、カード及び現金を受
け取る。接近センサ１２が顧客が現金自動取引機１から
離れたことを検知し、録画が終了する。

【００１２】また、通帳による預入れの場合は、預入れ
取引きを選択し、通帳を通帳記帳ユニット２に挿入する
。その後の動作については上記の支払い取引と同様に行
われる。

【００１３】装置障害及び取引き情報の調査の際は、録
画された画像を再生することにより、容易に検索ができ
る。現金自動取引機１でもディスプレイ４を使用し、再
生することができる。

【００１４】図２に上記に説明した顧客と取引情報の画
像の一例を示す。

【００１５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の現金自動
取引機は、装置の取引き情報を検出する検出手段で検出
した取引き情報と顧客を撮影する撮影手段で撮影した画
像とを画像合成部で合成し、この合成した情報を録画再
生部で同一画面上にリアルタイムで録画し、再生するこ
とにより、顧客、操作時間及び取引き情報を同時に検索
することが可能となり、いたずら等による装置障害及び
犯罪等の調査時間を大幅に短縮することができ、また、
ジャーナルの代用として使用することができるという効
果がある。

【００１６】特に本発明は無人化店舗に設置される現金
自動取引機に有効で、装置障害及び取引き情報の調査の
際は、録画された画像を再生することにより、容易に検
索し、調査することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の現金自動取引機のブロック
図である。

【図２】本実施例の顧客と取引情報の画像の一例を示す
図である。

【符号の説明】

１　　　　現金自動取引機 ２　　　　通帳記帳ユニット ３　　　　ＣＩＰユニット ４　　　　ディスプレイ ５　　　　紙幣入出金ユニット ６　　　　入力部 ７　　　　録画再生部 ８　　　　画像合成部 ９　　　　時計 １０　　　　制御部 １１　　　　カメラ １２　　　　接近センサ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　装置の取引き情報を検出する検出手段
   と、被写体を撮影する撮影手段と、前記検出手段で検出
   した取引き情報と前記撮影手段で撮影した被写体の画像
   とを合成する画像合成部と、前記画像合成部で合成した
   情報を同一画面上にリアルタイムで録画し再生する録画
   再生部とを有することを特徴とする現金自動取引機。