JP4682286B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4682286B2
JP4682286B2 JP2005183914A JP2005183914A JP4682286B2 JP 4682286 B2 JP4682286 B2 JP 4682286B2 JP 2005183914 A JP2005183914 A JP 2005183914A JP 2005183914 A JP2005183914 A JP 2005183914A JP 4682286 B2 JP4682286 B2 JP 4682286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transaction
unit
data
storage unit
human sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005183914A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007004483A (ja
Inventor
朋信 富永
一俊 近藤
浩行 松本
幸士 市村
武志 宮本
善継 黒▲崎▼
Original Assignee
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社
グローリープロダクツ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社, グローリープロダクツ株式会社 filed Critical ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社
Priority to JP2005183914A priority Critical patent/JP4682286B2/ja
Publication of JP2007004483A publication Critical patent/JP2007004483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4682286B2 publication Critical patent/JP4682286B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

本発明は、取引ログ等を作成する自動取引装置に関する。
自動取引装置における取引情報の調査を容易にするために、顧客、操作時間、取引情報を同時に検索できるようにした技術が知られている。
例えば、現金自動取引に接近センサを設け、顧客が現金自動取引機に近づいたときに、カメラで顧客を撮影し、そのときの日時情報と画像とを合成して同一画面上にリアルタイムで録画し再生する技術が知られている(特開平4−241696:特許文献1)。
しかしながら、上記従来技術では、取引情報の調査の際は、録画された画像を時系列に従って再生することにより検索するため、その情報量が膨大となった場合、データの加工、分析、検索などの作業が大変になるという問題がある。
特開平4−241696
上述のような状況下で、自動販売機や現金取引装置などの自動取引装置において、利用者の取引内容や操作状況などの履歴情報を、商品開発やPR戦略立案のために利用したいという要求がある。
さらに、そのような履歴情報の加工、分析、調査、検索などの処理を容易にすることが望まれている。
上述のような状況に鑑み、本発明は、以下のような自動取引装置を提供する。
(1)人感センサと、
取引操作のための操作部と、
記憶部と、
計時部と、
制御部とを備え、
上記制御部は、上記人感センサがオフからオンになった場合に、当該人感センサオン日時データを上記記憶部に保存するとともに、当該データに対して固有のIDを付与し、次に上記人感センサがオンからオフになった場合に、当該人感センサオフ日時データを上記記憶部に保存するとともに、当該データに対し上記IDを付与し、上記人感センサが上記オンの状態のときに上記操作部を用いて取引操作が行われた場合には、当該取引操作に関係するデータを上記記憶部に保存するとともに、当該データに対しても上記IDを付与する、自動取引装置。
(2)人感センサと、
取引操作のための操作部と、
記憶部と、
計時部と、
制御部とを備え、
上記制御部は、待機状態において上記人感センサがオフからオンになった場合に、固有のIDを作成し上記記憶部に保存し、引き続き、取引操作が行われた場合に、当該取引操作に関係するデータを上記記憶部に保存し、当該データに対して上記IDを付与するものであり、また、待機状態において上記人感センサがオフであるにもかかわらず上記操作部を用いて取引操作が行われた場合にも、固有のIDを作成し上記記憶部に保存し、上記取引操作に関係するデータを上記記憶部に保存し、当該データに対して上記IDを付与するものである、自動取引装置。
(3)上記制御部は、固有のIDを作成した日時データを上記記憶部に保存し、当該データに対して上記IDを付与する、上記(2)に記載の装置。
(4)上記制御部は、上記人感センサがオンからオフになった日時データを上記記憶部に保存し、当該データに対して上記IDを付与する、上記(3)に記載の装置。
(5)上記取引操作に関係するデータは、上記取引操作の日時、当該取引内容の少なくとも一つを含む、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の装置。
(6)上記取引操作に関係するデータが、上記取引操作の種類ごとに区別されて上記記憶部に保存される、上記(5)に記載の装置。
(7)上記装置が、自動販売機である、上記(1)〜(6)のいずれかに記載の装置。
(8)上記操作部は、貨幣処理部、商品選択部、赤外線通信部、および/またはモニタ操作部を含む、上記(7)に記載の装置。
(9)上記取引操作は、入金、商品投出、携帯アプリ交信、および/またはモニタ操作を含む、上記(8)に記載の装置。
(10)上記取引操作に関係するデータは、選択ボタン番号、商品投出部のコラム番号、商品の銘柄コード、携帯端末識別番号、またはサービス種別を含む、上記(9)に記載の装置。
本発明の自動取引装置によれば、取引種別や取引内容の情報のみならず、人感センサを用いて、利用者が取引装置に近づいてから実際に取引操作を始めるまでの時間や、取引操作が終了してから取引装置の前を離れるまでの時間(例えば、取引装置の前で取引開始に利用者が手間取っている時間や、取引終了後に新たな取引を始めるか否か迷っている時間など)の情報も記録し、解析することができるため、これらの情報を総合的に用いることによって、従来にない詳細な取引履歴の分析が可能となる。
また、人感センサが何らかの理由(例えば、センサの検知可能範囲内に利用者が近づかなかった場合など)で、人感センサの検知漏れが発生した場合であっても、取引が行われれば、少なくとも取引情報(例えば、取引日時、取引内容)は記憶部に保存されるため、後の分析のための最低限の履歴情報は確保することができる。
さらに、本発明によれば、一連の取引ごとに固有のIDを付与するので、そのIDをキーインデックスとし、データの加工、解析、検索などを容易に行うことができる。また、履歴情報を取引や操作の種類ごとに分割した情報として記録することができるため、後の調査や検索が容易になる。
本発明の自動取引装置は、タバコや飲料、食品、食券、切符などの有体物を販売する自動販売機、ソフトウェアや音楽データなどの無体物を販売する自動販売機、現金自動取引機、両替機、自動契約機、コインロッカー、物品自動貸機などに適用し得、市場調査などに利用でき、商品開発や商品PRなどに有用なデータを収集することができる。
以下、本発明の自動取引装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の自動取引装置の一実施形態に係る自動販売機1の概略正面図である。自動販売機1は、上部商品見本陳列部(ディスプレイ部)2、下部商品見本陳列部(ディスプレイ部)3、商品見本4、価格プレート5、商品選択ボタン6、LED(発光手段)7、硬貨投入口8、返却レバー9、紙幣投入口10、硬貨返却口11、金額表示部12、商品取り出し口13、赤外線通信用窓部14、人感センサ(人検知センサ)窓部15、鍵穴16、モニタ17、モニタ操作部18などを備える。
上部商品見本陳列部2および下部商品見本陳列部3には、商品見本4(この例では、タバコ見本)が陳列される。図1に示す例では、上部商品見本陳列部2が、大人の視線の高さに配置されており、ここにはキャンペーン商品など、他の商品よりも目立たせたい商品の見本等を置くことができる。商品見本4のそれぞれには価格プレート5が配置され、それぞれの商品の価格が利用者にわかるようになっている。LED7には、各商品見本4の位置に合わせて発光ダイオードが配置されている。LED7は、商品を視覚的にアピールする効果を増強するために、例えば、商品見本4にあわせたイメージ色などを発光するように構成することができる。
利用者は、硬貨または紙幣を硬貨投入口8または紙幣投入口10にそれぞれ投入し、商品選択ボタン6を押すことによって、所望の商品を選択し、購入することができる。投入した金額は、金額表示部12に表示される。購入した商品は、商品取り出し口13から取り出すことができる。おつりの返却や購入中止の際には、返却レバー9を使用して貨幣を硬貨返却口11や紙幣投入口10などから返却させることができる。
利用者が自動販売機1に近づくと、人感センサ窓部15内の人感センサが利用者の接近を検知する。人感センサは、典型的には、人や動物から放射される熱線の量の変化を検知するセンサ等で構成される。そのようなセンサは、当業者に周知の供給業者から市販されている。人感センサが利用者の接近を検知すると、例えば、商品見本ディスプレイ2または3内に配置されたライトが点灯したり、あるいはモニタ17がオンになり、そこに例えば、コインの投入に合わせたメッセージ、キャンペーン情報や、当たりくじなどを表示するように、自動販売機1の制御系を構成してもよい。モニタ17は、典型的には、液晶ディスプレイなどで構成され、モニタ操作部18を使用して操作することができる。モニタ操作部18は、モニタ操作用のボタン等から構成され得る。またはモニタ操作部18は、モニタ17と一体化したタッチパネルなどから構成されてもよい。人感センサ窓部15は、通常、自動販売機1の正面に近づいた利用者を検知するような位置に配置されるが、少なくとも利用者が硬貨や紙幣を投入またはモニタ操作部18を操作した際に、その利用者を検知し得るように配置されることが好ましい。
赤外線通信用窓部14は、例えば、携帯電話機と赤外線通信が可能となるように、赤外線受光部などから構成され、商品を指定買いできるような携帯アプリが利用できる。通常、利用者は予め、携帯電話からのインターネット接続で自販機運用センター(例えば、NTT Communications(登録商標)などにより運営される)等にアクセスし、携帯電話に組み込む自販機決済専用番号、携帯電話用アプリケーション等を取り込むことで、赤外線機能を使った自動販売機1の利用が可能となる。
図2は、本発明の自動取引装置の一実施形態に係る自動販売機1の概略構成を示すブロック図である。自動販売機1は、CPUなどから構成される制御部20、ROM、RAMなどのデータを保存するための手段から構成される記憶部21、日時を計測し、また人感センサがONになってからの経過時間等を計測するための、タイマなどで構成された計時部22、人感センサ23、モニタ17、モニタ操作部18、商品選択ボタンなどから構成される商品選択部24、選択された商品を自動販売機1から投出するための商品投出部25、硬貨処理装置、紙幣処理装置などから構成される貨幣処理部26、携帯電話や他の通信機器などと赤外線通信によりデータ交換等を行うための赤外線受光部などから構成される赤外線通信部27、LED、ディスプレイ照明用の蛍光灯などから構成される発光・照明手段28等を備える。
以下、上記構成を有する本発明の一実施形態に係る自動処理装置の制御部20の処理動作について説明する。
図3は、本発明の自動取引装置の一実施形態における、制御部20の処理動作を示すフロー図である。図3に示される制御部20の処理動作は、自動取引装置の始動と同時にスタートする。なお、本明細書中、「人感センサがオンになる」とは、人感センサが人の接近を検知した状態のことを意味し、「人感センサがオフ(OFF)になる」とは、人感センサが人の接近を検知していない状態のことを意味するものとする。より詳細には、一般的には、人感センサの誤動作を排除するため、人感センサから出力される電気的な信号のONまたはOFFの状態が所定時間以上継続した時に、人感センサがオンまたはオフになったと(制御部が)判断することが多い。したがって、本明細書中で本発明について使用する場合、「人感センサがオンになる」または「人感センサがオフになる」とは、単に人感センサ自体がオンまたはオフになることのみならず、上記のように、所定時間以上センサがオンまたはオフの状態が継続した場合にセンサがオンまたはオフになったと判断するように制御系が設定されている場合等も含むものとする。したがって、「センサがONになった日時」、「センサがOFFになった日時」とは、上記の意味で人感センサがオンまたはオフになった日時を意味する。なお、上記の所定時間としては、数秒程度(例えば、3〜10秒のいずれかの時間)が妥当であるが、これに限定されず、目的に応じて適宜所望の長さの時間が設定され得る。
図3において、処理がスタートすると、制御部20は、ステップS1において、人感センサがONであるか否かを判断する。(処理のスタート時点では、人感センサはOFF状態である。)
(モード1)
ステップS1においてセンサONの場合(ステップS1:YES)、制御部20は、ステップS2において、データ識別番号(すなわち、そのデータに固有のID)を設定する。次いで、制御部20は、ステップS3において、センサがONになった日時のデータを上記IDとともに記憶部21に保存する。
次いで、ステップS4において、取引操作の有無を判断する。ここで、取引操作には、例えば、利用者による貨幣処理部26への入金、利用者による商品選択部25を介した商品の選択、自動販売機1からの商品投出部25を介した商品投出、赤外線通信部27を介した携帯電話と自動販売機1との間の通信、モニタ操作部18を用いての利用者による入力操作などが含まれる。
ステップS4において、取引操作有りの場合(ステップS4:YES)、制御部20は、ステップS5において、ステップS2において設定した上記IDとともに取引日時及びその取引の種類や内容等のデータを記憶部21に保存した後、再びステップS4に戻る。
一方、取引操作無しの場合(ステップS4:NO)、ステップS6に進み、人感センサ23がオフになったか否かを判断する。人感センサがオフの場合(ステップS6:YES)、ステップS7においてセンサOFF日時のデータをステップS2で設定した上記IDとともに記憶部21に保存した後、再びステップS1に戻る。なお、「スタート」から、ステップS1、S2、S3、S4、S6、S7へ続く一連の処理動作は、例えば、利用者が自動販売機1の正面に立ってしばらく商品を選ぶのに時間をかけていたが、結局商品購入などの取引操作をせずに立ち去ったような場合に相当する。
他方、ステップS6において人感センサがオンである場合(ステップS6:NO)、再びステップS4に戻り上述の処理を繰り返す。
(モード2)
他方、ステップS1において、センサONでない場合(ステップS1:NO)、制御部20は、ステップS8に進んで取引操作の有無を判断する。取引操作無しの場合(ステップS8:NO)、再びステップS1へ戻る。なお、スタート後、ステップS1およびステップS8の間を循環するループ(ステップS1がNO、かつステップS8がNO)を、本明細書中で、装置の「待機状態」と呼ぶものとする。
ステップS8において、取引操作有りの場合(ステップS8:YES)、制御部20は、ステップS9においてデータ識別番号(ID)を設定し、次いで、ステップS10において、取引操作がなされた日時のデータを、仮の人感センサON日時(擬似センサON日時)として、ステップS9で設定したIDとともに記憶部21に保存する。この様なケースは、例えば、利用者が自動販売機1の人感センサ23が検知し得る範囲(例えば、自動販売機1の人感センサ窓部15の正面)の外から手を伸ばして入金操作を開始した様な場合や、人感センサ23の一時的な不具合や検知ミスの場合に相当する。このような場合、取引操作がなされたことから、自動販売機1の近傍に利用者が存在することは明らかなので、人感センサはON状態ではないが、その取引操作がなされた日時を仮の人感センサON日時として記録し、モード1と同等の処理がおこなえるようにすることができる。
次いで、制御部20は、ステップS11において、当該取引操作の日時と取引内容のデータを、上記S9で設定したデータ識別番号(ID)を付与して記憶部21に保存する。次いで、ステップS12に進み、人感センサがON状態になったか否かを判断する。OFF状態のままである場合(ステップS12:NO)、ステップS13に進み、そこで取引操作の有無を判断し、取引操作が有る場合は(ステップS13:YES)、ステップS11に戻り、無い場合は(ステップS13:NO)、ステップS12に戻り上記処理を繰り返す。ステップS12において、人感センサがONになった場合は(ステップS12:YES)、次いでステップS4に進み、取引操作の有無を再び判断する。ステップS4において、取引操作有りの場合(ステップS4:YES)、制御部20は、再びステップS5において、ステップS9で設定したIDとともに取引日時のデータを記憶部21に保存した後、ステップS4に戻る。一方、取引操作無しの場合(ステップS4:NO)、ステップS6に進み、人感センサ23がオフになったか否かを判断する。人感センサがオフの場合(ステップS6:YES)、ステップS7においてセンサOFF日時のデータをステップS9で設定した上記IDとともに記憶部21に保存する。一方、ステップS6で人感センサ23がオンの状態である場合(ステップS6:NO)、ステップS4に戻る。なお、ここでは、取引操作が行われた場合には、必ずその間に人感センサがONになると仮定している(実際には、取引中に人感センサがONにならない場合、または取引中にONからOFFに変わってしまう場合等も有り得るであろうが、ここではそのような場合を想定していない)。
なお、上記の制御部の処理動作は、自動販売機1の制御部の処理動作に限定されず、現金自動取引機など他の自動取引装置の制御部についても適用され得ることは明らかである。
表1は、本発明の一実施形態に係る自動販売機1を用いて記憶部21に保存されるログデータの一例を示す。
表1に示されるように、ログデータとしては、取引時間ログとともに、入金ログ、売上ログ、当たりログ、携帯アプリ交信ログ、INFPボタンログなどが含まれ、これらに対応する取引操作が一連の取引時間中に行われた場合には、これらのログが同一のIDのもとに記憶部21に保存される。
表2は、表1に示される取引時間ログの構造の一例を示す。
表2に示されるように、データに付与される固有のIDは、例えば、自動販売機1の機番(例えば、6桁の数字で表される)と、「取引客有り」と判断するごとに作成されるシリアル番号(例えば、8桁の数字)で表されるが、IDの作成方法はこれに限定されない。なお、「取引客有り」との判断は、上記モード1の例では、人感センサ23がオンになることにより判断されている。他方、上記モード2の例では、人感センサ23がオフにもかかわらず取引操作が開始されることで「取引客有り」と判断されている。表2に示されるID種別は、そのようなモードの違いを示すものであり、人感センサの検知により「取引客有り」と判断した場合には「0」を、一方、取引操作により「取引客有り」と判断した場合には「1」を付与する例が示されている。また、取引時間ログには、人感センサON日時およびOFF日時が記録される。
表3は、表1に示される入金ログの構造の一例を示す。
表3に示されるように、入金ログは、IDと、例えば、入金日時データとで構成される。
表4は、表1に示される売上ログの構造の一例を示す。
表4に示されるように、売上ログは、IDと、例えば、売上日時、商品が収納されていた自動販売機1中のコラム番号、商品に対応して設けられていた商品選択ボタン番号、商品の銘柄コードなどから構成され得る。
なお、表1に記載された当たりログは、例えば、自動販売機1から商品を購入すると、モニタ17において「当たりくじ」がスタートするように構成されているような場合に、記録として保存され得る。なお、当たりくじの景品は、例えば、メーカーと利用者(または消費者)との間のコミュニケーションを目的としたカードなどで有り得る。
また、表1に記載された携帯アプリ交信ログには、例えば、携帯アプリを使用して商品を買い続けることによりアプリ内に用意されたゲームが進行するというような携帯アプリを使用して自動販売機1と利用者の携帯電話との間での通信が行われた場合などにおける、交信日時や、携帯端末識別番号などが含まれる。
また、INFOボタンログには、例えば、モニタ操作部18に備えられたモニタ操作用ボタンなどを使用して、モニタ17を介して何らかの情報が利用者に送られた場合などにおける、ボタン押し下げ日時、サービスの種別などが含まれる。
このようなログとして記憶部21に保存されたデータは、必要に応じて、市場調査や商品開発、商品PRのための分析、調査等のために、例えば、赤外線通信部27を介して外部の記憶媒体に出力され得る。
本発明の自動取引装置は、一連の取引ごとに固有のIDを付与するので、そのIDをキーインデックスとし、データの加工、解析、検索などを容易に行うことができる。また、履歴情報を取引や操作の種類ごとに分割した情報として記録することができるため、後の調査や検索が容易になるという利点がある。
また、本発明の自動取引装置は、例えば、取引装置の前で取引開始に利用者が手間取っている時間や、取引終了後に新たな取引を始めるか否か迷っている時間などの情報も記録し、解析することができるため、これらの情報と、取引内容の情報などを総合的に用いることによって、詳細な取引履歴の分析が可能となるという利点を提供する。
以上、本発明の実施の形態を、自動販売機1を例に詳細に説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態に限定されず、請求の範囲に記載された本発明の自動取引装置の範囲を超えない限りにおいて、種々の変更が可能である。
本発明の自動取引装置は、タバコや飲料などの自動販売機、現金自動取引機などに適用され得、市場調査、商品開発や商品PRなどに有用なデータの収集等のために有用である。
本発明の自動取引装置の一実施形態に係るタバコ自動販売機1の概略正面図である。 本発明の自動取引装置の一実施形態に係る自動販売機1の概略構成を示すブロック図である。 本発明の自動取引装置の一実施形態における、制御部20の処理動作を示すフロー図である。
符号の説明
1 自動販売機
2 上部商品見本陳列部(ディスプレイ部)
3 下部商品見本陳列部(ディスプレイ部)
4 商品見本
5 価格プレート
6 商品選択ボタン
7 LED(発光手段)
8 硬貨投入口
9 返却レバー
10 紙幣投入口
11 硬貨返却口
12 金額表示部
13 商品取り出し口
14 赤外線通信用窓部
15 人感センサ(人検知センサ)窓部
16 鍵穴
17 モニタ
18 モニタ操作部
20 制御部
21 記憶部
22 計時部
23 人感センサ
24 商品選択部
25 商品投出部
26 貨幣処理部
27 赤外線通信部
28 発光・照明手段

Claims (9)

  1. 人感センサと、
    取引操作のための操作部と、
    記憶部と、
    計時部と、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、待機状態において前記人感センサがオフからオンになった場合に、固有のIDを作成し前記記憶部に保存し、引き続き、取引操作が行われた場合に、当該取引操作に関係するデータを前記記憶部に保存し、当該データに対して前記IDを付与するものであり、また、待機状態において前記人感センサがオフであるにもかかわらず前記操作部を用いて取引操作が行われた場合にも、固有のIDを作成し前記記憶部に保存し、前記取引操作に関係するデータを前記記憶部に保存し、当該データに対して前記IDを付与するものである、自動取引装置。
  2. 前記制御部は、固有のIDを作成した日時データを前記記憶部に保存し、当該データに対して前記IDを付与する、請求項に記載の装置。
  3. 前記制御部は、前記人感センサがオンからオフになった日時データを前記記憶部に保存し、当該データに対して前記IDを付与する、請求項に記載の装置。
  4. 前記取引操作に関係するデータは、前記取引操作の日時、当該取引内容の少なくとも一つを含む、請求項1〜のいずれかに記載の装置。
  5. 前記取引操作に関係するデータが、前記取引操作の種類ごとに区別されて前記記憶部に保存される、請求項に記載の装置。
  6. 前記装置が、自動販売機である、請求項1〜のいずれかに記載の装置。
  7. 前記操作部は、貨幣処理部、商品選択部、赤外線通信部、および/またはモニタ操作部を含む、請求項に記載の装置。
  8. 前記取引操作は、入金、商品投出、携帯アプリ交信、および/またはモニタ操作を含む、請求項に記載の装置。
  9. 前記取引操作に関係するデータは、選択ボタン番号、商品投出部のコラム番号、商品の銘柄コード、携帯端末識別番号、またはサービス種別を含む、請求項に記載の装置。
JP2005183914A 2005-06-23 2005-06-23 自動取引装置 Expired - Fee Related JP4682286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005183914A JP4682286B2 (ja) 2005-06-23 2005-06-23 自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005183914A JP4682286B2 (ja) 2005-06-23 2005-06-23 自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007004483A JP2007004483A (ja) 2007-01-11
JP4682286B2 true JP4682286B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=37690053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005183914A Expired - Fee Related JP4682286B2 (ja) 2005-06-23 2005-06-23 自動取引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4682286B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044665A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9460440B2 (en) * 2008-02-21 2016-10-04 The Coca-Cola Company Systems and methods for providing electronic transaction auditing and accountability
US8645273B2 (en) 2008-02-21 2014-02-04 The Coca-Cola Company Systems and methods for providing a vending network
JP5493899B2 (ja) * 2010-01-18 2014-05-14 富士電機株式会社 自動販売機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04241696A (ja) * 1991-01-16 1992-08-28 Nec Corp 現金自動取引機
JPH10208113A (ja) * 1997-01-22 1998-08-07 Oki Electric Ind Co Ltd 自動化機器のログ取得方法およびシステム
JP2001209851A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Sanyo Electric Co Ltd 自動販売機
JP2002183799A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Hitachi Electronics Service Co Ltd 画像データ記録システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04241696A (ja) * 1991-01-16 1992-08-28 Nec Corp 現金自動取引機
JPH10208113A (ja) * 1997-01-22 1998-08-07 Oki Electric Ind Co Ltd 自動化機器のログ取得方法およびシステム
JP2001209851A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Sanyo Electric Co Ltd 自動販売機
JP2002183799A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Hitachi Electronics Service Co Ltd 画像データ記録システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044665A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007004483A (ja) 2007-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6754559B2 (en) Automatic vending machine and sales method thereof
JP6400555B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
CN109285301B (zh) 结算装置及控制方法
JP2020194223A (ja) 報知システム、報知制御装置、及びプログラム
JP4682286B2 (ja) 自動取引装置
JP4417306B2 (ja) 自動販売機
JP4696966B2 (ja) 自動販売システム
JPH1125307A (ja) 当選品選出装置及び当選品選出プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2010170228A (ja) データ処理システム、その店舗サーバ装置および店頭収容ラックおよび販売処理装置および画像表示装置、そのコンピュータプログラムおよびデータ処理方法
JP2018028851A (ja) 商品販売データ処理装置及び制御プログラム
KR100558670B1 (ko) 쥬얼리 자판기
JPH03231399A (ja) 自動販売機システム
JP6303397B2 (ja) 精算システム及びプログラム
JP5375287B2 (ja) 自動販売機
JP2005157493A (ja) 自動発払機
RU2133503C1 (ru) Устройство и способ хранения сдачи для автоматического торгового аппарата
JP2001338329A (ja) 自動販売機、自動販売機の管理装置、および販売促進方法
JP3936497B2 (ja) 電子取引システムとこれを用いる機器及びこれに用いるicカード
KR200346532Y1 (ko) 쥬얼리 자판기
JP5515436B2 (ja) サンプリング提供装置、プロモーション展開システムおよびプログラム
JP4294146B2 (ja) 自動販売機およびposシステム
KR20050060598A (ko) 쥬얼리 자판기 제어방법
JP4498329B2 (ja) 自動発払機
JP2010170220A (ja) データ処理システム
JP2000076525A (ja) 自動販売機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20101112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4682286

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees