JPH0424130B2 - - Google Patents

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JPH0424130B2
JPH0424130B2 JP8679488A JP8679488A JPH0424130B2 JP H0424130 B2 JPH0424130 B2 JP H0424130B2 JP 8679488 A JP8679488 A JP 8679488A JP 8679488 A JP8679488 A JP 8679488A JP H0424130 B2 JPH0424130 B2 JP H0424130B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
workpiece
rotary tool
pressing
rotation speed
Prior art date
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Expired
Application number
JP8679488A
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English (en)
Other versions
JPH01258834A (ja
Inventor
Takayoshi Dosai
Takashi Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPH01258834A publication Critical patent/JPH01258834A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイヤホイール等を回転塑性加工す
るために使用するスピニング機の主軸回転速度制
御方法に関する。
(従来の技術) 第4図は、従来のスピニング機を示す一部断面
正面図である。同図において、20は主軸であ
り、該主軸20は、該主軸20を回転させる駆動
装置25に連結されているとともに、その先端部
には金型22が設けられている。一方、主軸20
に対向した位置には、その先端部に金型23を有
するテールストツク21が回転自在に配され、該
金型23と前記金型22とでタイヤホイール等の
ワーク24を回転自在に狭持する。また、ワーク
24の側方には、該ワーク24をスピニング加工
する回転工具27が配されており、該回転工具2
7は、回転工具ヘツド26に搭載され、第一シリ
ンダ29により前記主軸軸心に垂直な方向に移動
自在であるとともに、第二シリンダ28により前
記主軸軸心に平行な方向にも移動自在である。な
お、第4図には回転工具を3個備えたものを示し
ている。
次に、このスピニング機の動作を第5図を用い
て説明すると、回転工具27は、まず、下方の待
機位置より第二シリンダ28により所定位置まで
上昇させられ(上昇工程)、次いで、第一シリン
ダ29によりワーク24外周面に押し付けられ、
押し付け加工をする(押付工程)。この後、スピ
ニングプロフイールデータに従つて、回転工具2
7を、第一シリンダ29と第二シリンダ28とに
より主軸軸心と垂直な方向および水平な方向に複
合移動させ、倣い加工をおこなう(倣い工程)の
である。
第6図は、従来のスピニング機の制御法の概要
を示す図である。同図において、30は主軸制御
手段で、これにより主軸回転速度x3を制御する。
また、31は回転工具送り手段であり、これによ
り回転工具の位置を制御するとともにその送り速
度x1x2も制御する。従来においては、第6図に示
す如く、主軸回転速度は回転工具の位置と関係な
く独立して制御されており、必要な場合にはオペ
レータの判断により、ボリユーム等の操作で速度
を独自に変化させていた。
(発明が解決しようとする課題) 前記押付工程と倣い工程においては、回転工具
の受ける負荷が異なり、同一の主軸回転速度を適
用すると製品の品質上問題があるだけでなく、機
械的な振動等を招くと云う問題があつた。
そこで、従来は、押付工程と倣い工程において
は夫々最適の条件になるよう主軸回転速度を変化
させていた。
しかしながら、前記従来のものにおいては、主
軸回転速度の変更は、オペレータが手動で行うも
のであつたから、その変更時期の判断、及び設定
値にばらつきが生じ、均一な品質の製品を加工す
ることができないと云う問題があつた。
そこで、本発明は、各工程に最適な主軸回転速
度を自動的に得るようにしたスピニング機の主軸
回転速度制御方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明のスピニング機の主軸回転速度制御方法
は、ワークを取付ける主軸と、該主軸を回転させ
る駆動装置と、前記ワークの外周面に押圧されて
ワークをスピニング加工する回転工具と、該回転
工具を主軸軸心に平行な方向と垂直な方向とに移
動させる移動手段とを備え、前記回転工具を主軸
軸心に垂直な方向に移動させて回転工具をワーク
外周面に接触させた後押付け、その後、回転工具
を主軸軸心に平行な方向と垂直な方向とに複合移
動させてワークを所定形状にスピニング加工する
スピニング機の主軸回転速度制御方法において、 前記回転工具を主軸軸心に垂直な方向に移動さ
せて回転工具をワーク外周面に接触させた後押付
ける工程が、回転工具がワークに接触する手前の
位置を検出するまで回転工具をワークに近接させ
る工程と、該位置を検出後、前記近接動作を停止
し主軸回転速度を予め設定した押付用回転速度に
設定する工程と、主軸回転速度が前記押付回転速
度に達した後、回転工具が押付け終了位置を検出
するまで回転工具をワークに押付ける工程と、該
位置を検出後、前記押付け動作を停止し主軸回転
速度を予め設定した複合移動用回転速度に設定す
る点を特徴とする。
(作用) 本発明によれば、スピニング加工開始時に、回
転工具はワークに向つて近接する。そして、回転
工具がワークに接触する手前において回転工具の
位置を検出し、この検出信号によつて、主軸回転
速度が押付工程に適した回転数(押付用回転数)
に設定される。
しかして、回転工具は、押付用回転数で回転す
るワーク表面に押付けられ、所定量の押込み加工
が行なわれる。
次に、回転工具の押付終了位置を検出すること
により、回転工具の押付けは停止すると共に、こ
の検出信号により主軸回転速度が複合移動に適し
た回転数(複合移動用回転数)に自動的に設定さ
れる。
しかして、回転工具は、複合移動用回転数で回
転するワークに押圧されつつ主軸軸心に対して垂
直方向と平行方向とに複合移動してワークをスピ
ニング加工するのである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図〜第3図に基づ
き説明する。
第1図に示すものは、本実施例に使用するスピ
ニング機であり、該スピニング機は、ワーク1を
取付ける主軸2と、該主軸2を回転駆動する駆動
装置3と、該駆動装置3を制御して主軸2の回転
速度をコントロールする主軸制御手段4と、前記
ワーク1の外周面に押圧されてワーク1をスピニ
ング加工する回転工具5と、該工具5を主軸2の
軸心に垂直な方向と平行な方向とに移動させる移
動手段6と、この移動手段6を制御する工具送り
制御手段7とを備えている。
前記移動手段6は、主軸軸心に対して垂直方向
に配置された第1シリンダ8と、主軸軸心に平行
に配置された第2シリンダ9とから構成されてお
り、第2シリンダ9のピストンロツドの先端にロ
ーラヘツド10が固定され、該ローラヘツド10
に第1シリンダ8が固定されている。
前記回転工具5は、ローラから成り、該ローラ
5は第1シリンダ8のピストンロツドの先端に回
動自在に支持されている。
そして、前記第1及び第2シリンダ8,9の移
動距離を各々検出する第1及び第2ストロークセ
ンサ11,12が設けられている。
更に、前記主軸制御手段4にはシーケンス制御
装置13が接続されており、このシーケンス制御
装置13には前記第1、2ストロークセンサ1
1,12からの検出信号がフイードバツクされる
よう構成されている。
第2図に示すものは、前記スピニング機の制御
ブロツク図であり、第3図に示すものは、同制御
フローチヤート図である。
これらの図面において、加工開始前は、ローラ
ヘツド10は、ワーク1から離れた下方位置に待
機しているので、まず、第2シリンダ9によりロ
ーラヘツド10をスピニング開始位置まで上昇さ
せる(上昇工程)。このとき、第2ストロークセ
ンサ12によりローラヘツド10の上昇位置が検
出される。そして、この検出値C2Sと予め設定さ
れたスピニング開始位置C2Oとがシーケンス制御
装置13で比較され、C2S=C20になると工具送り
制御手段7を介してローラヘツド10の上昇を停
止させる。それと同時に、シーケンス制御装置1
3から主軸制御手段4に指令信号が出て、主軸2
の回転速度がV0に設定される。
次に、押付工程をおこなう。すなわち、シーケ
ンス制御装置13からの信号により、第1シリン
ダ8が移動を開始し、ローラ5がワーク1に向つ
て近接する。このとき、第1ストロークセンサ1
1により検出された第1シリンダ8のストローク
量C1Sと、予め設定された押付開始位置C10とがシ
ーケンス制御装置13で比較され、C1S=C10にな
ると、第1シリンダ8の移動が停止され、かつ、
主軸回転速度が押付用回転速度V1に設定される。
前記回転工具5の押付開始位置C10は、回転工
具5がワーク1の表面に接触する少し手前の位置
に設定されており、主軸回転速度V1は、回転工
具5の押付け動作に最適の主軸回転速度とされて
いる。
次に、主軸回転数が設定値のV1に達すると、
第1シリンダ8が再度前進して押付けを行う。こ
のとき、第1ストロークセンサ11により検出さ
れた第1シリンダのストローク量C1Sと予め設定
された押付終了位置C11とが比較され、C1S=C11
になると第1シリンダ8の移動が停止され、か
つ、主軸回転速度が複合移動用回転速度V2に設
定される。この主軸回転速度V2は、次の工程の
倣い工程に最適の主軸回転速度とされている。こ
れらの制御はシーケンス制御装置13、主軸制御
手段4及び工具送り制御手段7を介して自動的に
行なわれる。
次に、第1、2シリンダ8,9がスピニングプ
ロフイールデータに従つて複合的に動作すること
で回転工具5が複合移動してワーク1は回転工具
5により所定形状にスピニング加工される。そし
て、この倣い工程において、第2ストロークセン
サ12により検出された第2シリンダ9のストロ
ーク量C2Sと、予め設定されたスピニング終了位
置C21とが比較され、C2S=C21になると、回転工
具5がワーク1から後退し、かつローラヘツド1
0は元の待機位置に戻される。
尚、本発明は、前記実施例に限定されるもので
はない。
(発明の効果) 本発明によれば、回転工具押し付け時の主軸回
転速度が自動的に最適値に設定されるため、従来
のように、回転速度の不適性及びタイミング不良
に起因する製品の品質の不安定及び機械振動等を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に使用するスピニング
機の一部断面正面図、第2図は同制御ブロツク
図、第3図は同制御フローチヤート図、第4図は
従来のスピニング機の断面図、第5図は加工図、
第6図は従来の制御ブロツク図である。 1…ワーク、2…主軸、3…駆動装置、5…回
転工具、6…移動手段、11…検出手段、13…
シーケンス制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ワークを取付ける主軸と、該主軸を回転させ
    る駆動装置と、前記ワークの外周面に押圧されて
    ワークをスピニング加工する回転工具と、該回転
    工具を主軸軸心に平行な方向と垂直な方向とに移
    動させる移動手段とを備え、前記回転工具を主軸
    軸心に垂直な方向に移動させて回転工具をワーク
    外周面に接触させた後押付け、その後、回転工具
    を主軸軸心に平行な方向と垂直な方向とに複合移
    動させてワークを所定形状にスピニング加工する
    スピニング機の主軸回転速度制御方法において、 前記回転工具を主軸軸心に垂直な方向に移動さ
    せて回転工具をワーク外周面に接触させた後押付
    ける工程が、回転工具がワークに接触する手前の
    位置を検出するまで回転工具をワークに近接させ
    る工程と、該位置を検出後、前記近接動作を停止
    し主軸回転速度を予め設定した押付用回転速度に
    設定する工程と、主軸回転速度が前記押付回転速
    度に達した後、回転工具が押付け終了位置を検出
    するまで回転工具をワークに押付ける工程と、該
    位置を検出後、前記押付け動作を停止し主軸回転
    速度を予め設定した複合移動用回転速度に設定す
    る工程とからなることを特徴とするスピニング機
    の主軸回転速度制御方法。
JP8679488A 1988-04-07 1988-04-07 スピニング機の主軸回転速度制御方法 Granted JPH01258834A (ja)

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JP8679488A JPH01258834A (ja) 1988-04-07 1988-04-07 スピニング機の主軸回転速度制御方法

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JP8679488A JPH01258834A (ja) 1988-04-07 1988-04-07 スピニング機の主軸回転速度制御方法

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JPH01258834A JPH01258834A (ja) 1989-10-16
JPH0424130B2 true JPH0424130B2 (ja) 1992-04-24

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JP8679488A Granted JPH01258834A (ja) 1988-04-07 1988-04-07 スピニング機の主軸回転速度制御方法

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JP2002316218A (ja) 2001-04-18 2002-10-29 Sango Co Ltd 主軸機構
JP4647140B2 (ja) * 2001-06-26 2011-03-09 坂本工業株式会社 管端の成形方法

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JPH01258834A (ja) 1989-10-16

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