JPH04240867A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04240867A
JPH04240867A JP3025466A JP2546691A JPH04240867A JP H04240867 A JPH04240867 A JP H04240867A JP 3025466 A JP3025466 A JP 3025466A JP 2546691 A JP2546691 A JP 2546691A JP H04240867 A JPH04240867 A JP H04240867A
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JP
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JP3025466A
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Inventor
Junji Watanabe
渡辺 順児
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH04240867A publication Critical patent/JPH04240867A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば電子写真複写
機として適用される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置として例えば電子複
写機にあっては、特開昭58−126544号に開示さ
れているように、像担持体に相当する感光体の近傍で生
じた用紙詰まりの除去作業の容易化の為、用紙搬送路を
境として2筐体に分割する、所謂クラムシェル構造とす
ることが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の如
きクラムシェル構造のものは、上部ユニット内に光学系
、感光体、現像器、清掃器等の重量の大なるものが配設
される為、上部ユニットの開閉動作にかなりの力が必要
であり、かなりの力が必要であることから開閉動作に危
険も伴うもので、しかも開閉機構の構造も強化しなけれ
ばならず、コスト高になるというものであった。そして
、上部ユニット解放時には、上部ユニットが傾斜状態と
なるため、上部ユニットの現像器及び清掃器等から現像
剤がこぼれ、装置内部を汚す等の不具合があった。
【0004】また、上部ユニットを開放するときに上部
ユニットを移動可能とするために必要な空間はかなり大
きく、しかもこのような空間は、通常の複写動作時には
全く無駄なものでしかなかった。
【0005】そこで本発明にあっては、装置本体自体を
2筐体分割することなく、搬送路に詰まった用紙を除去
でき、しかも、装置内部及びその近傍の空間を極力有効
に活用し、ひいては効率的なオフィスを実現する一助と
なる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】[発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、像担持体に画像形成するとともに、この
像担持体と像担持体に対向配設された転写手段との間へ
第1の搬送手段が用紙を案内しつつ搬送し、上記転写手
段が像担持体に形成された画像を用紙に転写した後、上
記第1の搬送手段が用紙を下流側へ搬送する画像形成動
作を実行する画像形成装置において、上記第1の搬送手
段及び上記転写手段を上記像担持体から離間する方向に
移動可能に支持する支持手段と、この支持手段の作用に
よる上記第1の搬送手段離間動作を許容するよう上記装
置本体に形成される空隙部と、上記用紙を案内搬送する
よう上記空隙部側面に設けられ、搬送路の開放時上記空
隙部内部側に移動せしめられる開放部を有する側面搬送
手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明による画像形成装置は、上記のように構
成され、画像形成動作中に搬送路に用紙が詰まった場合
には、第1の搬送手段及び転写手段を開放する。これに
より、第1の搬送手段が空隙部に移動し、像担持体と第
1の搬送手段及び転写手段との間に隙間が形成されて、
用紙の除去が可能になる。さらに側面搬送手段に用紙が
詰まった場合には、開放部を空隙部に移動し、用紙を除
去出来るので、空隙部を有効に利用することにより用紙
の除去操作のための空間を画像形成装置周囲に必要とせ
ず、空間を節約出来ると共に、紙詰まりの除去操作を容
易とするものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図11に示す実施例
を参照して説明する。
【0010】図1は、装置全体の内部構成を示すもので
、装置本体1内には、帯電、露光、現像、転写、剥離、
清掃、除電、定着等の画像形成プロセス構成手段が内蔵
され、又、装置本体1の上面には原稿をセットする原稿
載置台3が設けられている。
【0011】又、上記装置本体1の下方部には、両面コ
ピ−時、画像形成プロセス構成手段2から搬送された用
紙を反転する自動両面装置100が設けられ、さらに、
画像形成プロセス構成手段2に供給される普通紙等の用
紙を収容した給紙部としての給紙カセット10、11及
び、大容量フィ−ダ110が装着されている。
【0012】画像形成プロセス構成手段2は、次の様な
構成となっている。すなわち、装置本体1内のほぼ中央
には、像担持体としてのドラム状の感光体20が配置さ
れ、この感光体20の周囲には、その回転方向に沿って
従来より周知の、帯電チャ−ジャ21、露光装置22の
露光部22a,現像装置23、転写手段としての転写チ
ャ−ジャ25、剥離チャ−ジャ26、清掃装置27、除
電装置28が順次配置されている。
【0013】さらに上記装置本体1内には、上記給紙カ
セット10、11、大容量フィ−ダ110、及び自動両
面装置100から自動的に給紙された用紙を、感光体2
0と転写チャ−ジャ25との間の画像転写部30を経て
装置本体1の左側に着脱自在に設けられたトレイ12に
導く用紙搬送路31が形成されている。
【0014】この用紙搬送路31に沿う状態に、第1の
搬送手段として、各種装置が配設されている。つまり画
像転写部30の近傍にあっては、その上流側に、用紙の
先端を揃え、用紙の搬送と感光体20の回転動作との同
期を取りつつ用紙を搬送するレジストロ−ラ対32が配
設され、下流側には、ヒ−トロ−ラ33a及びヒ−トロ
−ラ33aに転接するプレスロ−ラ33bからなる定着
装置33と、この定着装置33の下流にロ−ラ34a及
びロ−ラ34bが互いに転接したロ−ラ対34が設けら
れており、さらにその下流側に第1の排紙ロ−ラ対35
が配置されており、ここには用紙の排出を検知するスイ
ッチ35aが設けられている。
【0015】又、上記剥離チャ−ジャ26と定着装置3
3との間には、搬送ベルト36が配設されている。
【0016】これらの用紙搬送路31に沿う状態に配設
されたレジストロ−ラ32の下部ロ−ラ32a,転写チ
ャ−ジャ25、剥離チャ−ジャ26、搬送ベルト36、
ロ−ラ34aは、後述する開閉ユニット90として一体
的に感光体20から離間する方向へ動作可能状態に構成
されている。そして、装置本体1内部における開閉ユニ
ット90下方には、開閉ユニット90の開放動作を許容
すると共に、画像形成プロセス手段2により画像が形成
された用紙を排紙可能な空隙部Rが形成されている。
【0017】又、給紙カセット10、11及び、大容量
フィ−ダ110の被装着部の近傍には、用紙P1,P2
,P3を一枚ずつ取り出す第1乃至第3のピックアップ
ロ−ラ37a,37b,37c,及びこのピックアップ
ロ−ラ37a〜37cを介して取出された用紙P1〜P
3を受取って用紙搬送路31に送込む搬送ロ−ラと分離
ロ−ラとからなる第1乃至第3の分離搬送手段38a〜
38cが配設され、自動両面装置100の用紙取り出し
側には用紙集積部101より用紙を取り出す、第4のピ
ックアップロ−ラ102及びこの第4のピックアップロ
−ラ102からの用紙を用紙搬送路31に送込む第4の
分離搬送手段38dが配設されている。
【0018】そして第4の分離搬送手段38d近傍から
レジストロ−ラ対32に至る空隙部Rの一方の側面には
側面搬送手段であり第3の搬送路106aを形成する第
3の搬送手段106が配設されており、給紙カセット1
0、11及び自動両面装置100内より取出された用紙
をレジストロ−ラ対32に案内搬送する構成となってい
る。つまり、この第3の搬送手段106には、第1、第
2、第4の分離搬送手段38a,38b,38dからの
用紙Pの搬送を伝達する第1の伝達ロ−ラ対107と、
開放部であり、第1の支点Xを中心とする回動時、空隙
部R内部側に移動される第1の可動ガイド108a及び
第1の固定ガイド108bとが配設されている。
【0019】ところで、用紙搬送路31に沿う状態に配
設された各種装置のうち、定着装置33の下流のロ−ラ
対34と第1の排紙ロ−ラ35との間には、回動可能に
設けられ、用紙の搬送方向を排紙ロ−ラ対35方向と空
隙部R方向とに切換える第1のゲ−ト40が設けられて
いる。そして、この第1のゲ−ト40から空隙部Rに向
かって、側面搬送手段であり、第2の搬送路104aを
形成する第2の搬送手段104が配設されており、用紙
上に画像が定着され、画像形成の完了した用紙を空隙部
Rあるいは自動両面装置100に案内搬送する構成とな
っている。この第2の搬送手段には、第2の伝達ロ−ラ
対105、開放部であり、第2の支点Yを中心とする回
動時、空隙部R内部側に移動される第2の可動ガイド4
1a及び、第3の支点Zを中心とする回動時、空隙部R
内部側に移動される第3の可動ガイド41b並びに、第
2の固定ガイド41c、回動可能に設けられた用紙の搬
送方向を切換える第2のゲ−ト42が配設されている。 尚、第1乃至第3の可動ガイド108a,41a,41
bはいずれも周知の差込み式のホックにより取着され、
その閉鎖状態を保持している。又第2のゲ−ト42によ
って切換えられる用紙搬送方向の一方には、用紙の画像
が形成された面が下側になるように、つまり用紙を反転
状態にして空隙部Rに排出する第2の排紙ロ−ラ対43
が回転自在にもうけられており、ここには用紙の排出を
検知するスイッチ43aが設けられている。そして第2
のゲ−ト42によって切換えられる用紙搬送方向の他方
には、用紙の搬送方向における先端と後端とを所謂スイ
ッチバック方式で切換える為、図示矢印A、B方向に夫
々回転自在に転接された第1乃至第3のロ−ラ44a,
44b,44cが設けられている。更にその下流側には
第3の用紙案内板45、回動可能に設けられた用紙の搬
送方向を切換える第3のゲ−ト45a、正逆回転可能に
転接されたロ−ラ対46及び第1及び第2のロ−ラ44
a,44bの近傍において用紙を検知するスイッチ47
が夫々配設されている。この第3のゲ−ト45aにより
、用紙搬送方向は、第2の排紙ロ−ラ対43側と、自動
両面装置100の用紙集積部101への搬送ロ−ラ対1
01a側に切換えられる。この搬送ロ−ラ対101a位
置には、用紙の集積部への供給を検知するスイッチ10
1bが設けられている。これ等の機構における用紙搬送
動作については、後述することにする。
【0020】次に露光装置22は、装置本体1の上面に
設けられたプラテンガラス3にセットされた原稿の背部
をリフレクタ50で囲繞された光源としての露光ランプ
51で照らし、その原稿から反射された光像を第1の反
射ミラ−52、第2の反射ミラ−53、第3の反射ミラ
−54を順次介してレンズ55に導き、次いで、レンズ
55を透過した光像を、第4の反射ミラ−56、第5の
反射ミラ−57、第6の反射ミラ−58、スリットガラ
ス59を順次介して感光体20に導くようになっている
【0021】リフレクタ40で囲繞された露光ランプ5
1及び第1の反射ミラ−52は、プラテンガラス3の下
面に沿って往復移動自在な第1のキャリッジ(図示しな
い)に搭載され、又、第2の反射ミラ−53及び第3の
反射ミラ−54は、第1のキャリッジの半分の速度で同
方向に移動する第2のキャリッジ(図示せず)に搭載さ
れており、これら第1及び第2のキャリッジが、キャリ
ッジシャフト等をガイドとして図1の状態において図中
左から右方向に移動しつつ、プラテンガラス3にセット
された原稿に光を照射して感光体20に原稿の画像に対
応する光像をスリット露光するようになっている。
【0022】また装置本体1の上面部のプラテンガラス
近傍には、図2に示すように、オペレ−タが複写条件等
を設定する操作パネル60が配設されている。この操作
パネル60は、図4に詳細に記述されている通り、最右
端には、装置本体1に対し複写動作の開始を支持する複
写キ−61が設けられている。
【0023】この複写キ−61の左には、複写枚数等を
設定入力するテンキ−62、設定された複写条件を標準
状態にクリア設定するクリアキ−63、節電モ−ドと、
標準モ−ドとを切換え設定する余熱キ−64、投入動作
により設定された複写条件を一旦メモリ(図示せず)内
に格納し、他の複写条件による複写動作を許容し、再投
入によって、メモリ−内に格納された上記複写条件を再
設定する割込みキ−65が設けられている。
【0024】これ等の左には、複写画像の濃度を設定す
る濃度設定部66、対話形式で装置本体1が有する複写
条件設定方法等の情報を提供する為、オペレ−タの意思
を「YES」,「NO」,「HELP」として入力する
入力部67、複写画像の倍率を50%〜200%の間で
1%刻みで設定する倍率設定部68が夫々設けられてお
り、図3におけるこれらの上方には、装置本体1の条件
設定状況又は入力部67に対する入力に伴う複写条件設
定方法等の情報を表示する表示部69が設けられている
【0025】これ等のさらに左側には、用紙のサイズを
指定する用紙サイズ指定部70、原稿のサイズを指定す
る原稿サイズ指定部71、装置本体1の異常状態等をオ
ペレ−タが認識し易い図形等にて表示する表示部72、
種々の画像編集を設定する編集設定部73が設けられて
いる。これ等の操作パネル60の最左端には、投入され
ることによって上述した定着装置33の下流側における
搬送路の択一的に設定する搬送路選択キ−74が設けら
れており、その近傍には、搬送路選択キ−74の投入回
数が一回の時に点灯する第1表示器74a、二回の時に
点灯する第2表示器74b、三回の時に点灯する第3表
示器74cとが設けられている。因みに四回投入された
場合には、一回も投入されていない状態に復帰するよう
に構成されている。
【0026】次に、図5を参照して主に上記搬送路選択
キ−74投入に関連する本体の制御部について説明する
【0027】図面中央にあるのは、装置本体1の複写動
作に係る全般的に制御を司るメインプロセッサ80であ
る。
【0028】メインプロセッサ80の入力側には、入力
インターフェ−ス回路81を介して上記の複写キ−61
、テンキ−62、及び搬送路選択キ−74等が配設され
た操作パネル60及び上述の用紙の搬送路中に配設され
たスイッチ35a,43a,47、101bが接続され
ている。
【0029】メインプロセッサ80の出力側には、出力
インタ−フェ−ス回路82を介して、オン/オフ動作に
て第1のゲ−ト40を時計方向/反時計方向に回動付勢
する第1のソレノイド83a、オン/オフ動作にて第2
のゲ−ト42を時計方向/反時計方向に回動付勢する第
2のソレノイド83b、同じくオン/オフ動作にて第3
のゲ−ト45aを時計方向/反時計方向に回動付勢する
第3のソレノイド83cとが接続されている。加えてメ
インプロセッサ80の出力側には、出力インタ−フェ−
ス回路82を介して各ロ−ラ等の駆動源であるモ−タ8
5に接続されている。
【0030】更にメインプロセッサ80は、出力インタ
フェ−ス回路82を介して接続されるもので、上記モ−
タ85の駆動力を断続する為に、ロ−ラ34との間に第
1のクラッチ86、第1の排紙ロ−ラ対35との間に第
2のクラッチ87a,第2の排紙ロ−ラ対43との間に
第3のクラッチ87b,第1乃至第3のロ−ラ44a,
44b,44cとの間に第4のクラッチ88a,搬送ロ
−ラ対101aとの間に第5のクラッチ88bが設けら
れ、ロ−ラ対46との間にロ−ラ対46への駆動力を断
続し、且つロ−ラ対46を正逆回転せしめる駆動力伝達
系89が設けられている。
【0031】ここでこれ等の制御部における、搬送路選
択キ−74の投入に関連した動作を説明する。先ず搬送
路選択キ−74が投入されない状態であれば、第1のソ
レノイド83aはオフ状態となり、第1のゲ−ト40は
時計方向に回動付勢され、第1のクラッチ86のみオン
してモ−タ85の駆動力をロ−ラ対34に伝達するため
、用紙は、第1の排紙ロ−ラ35を介して排紙トレイ1
2に案内され、スイッチ35aにて排紙が検知される。
【0032】搬送路選択キ−74が一度投入された状態
であれば、操作パネル60上の第1の表示器74aが点
灯し、第1のソレノイド83aがオンして第1のゲ−ト
40は、反時計方向に回動付勢され、さらに第2のソレ
ノイド83bがオフ状態となって、第2のゲ−ト42は
反時計方向に回動付勢され、第3のクラッチ87bのみ
オンしてモ−タ85の駆動力を第2の排紙ロ−ラ対43
に伝達する為、用紙は、第2の用紙案内板41、第2の
排紙ロ−ラ対43を介して空隙部Rに案内され、スイッ
チ43aにて排紙が検知される。
【0033】搬送路選択キ−74が二度投入された状態
であれば、操作パネル60上の第2の表示器74bが点
灯し、第1のソレノイド83aがオンして第1のゲ−ト
40は、反時計方向に回動付勢され、第2のソレノイド
83bがオン状態となって第2のゲ−ト42は時計方向
に回動付勢され、さらに第3のソレノイド83cがオン
状態となって第3のゲ−ト45aは反時計方向に回動付
勢され、初めに第4のクラッチ88a及び駆動力伝達系
89がオンしてモ−タ85の駆動力を第1乃至第3のロ
−ラ44a,44b,44cに伝達する為、用紙は先ず
第1及び第2のロ−ラ44a,44bからロ−ラ対46
にて挟持搬送され、スイッチ47にて用紙が検知される
【0034】そしてスイッチ47にて用紙が検知されな
い状態まで、用紙が搬送されると、駆動力伝達系89が
、ロ−ラ対46を逆回転するとともに、第3のクラッチ
87bがオンしてモ−タ85の駆動力をロ−ラ対43に
伝達するようになる。すると用紙はロ−ラ対46にて第
3のゲ−ト45a方向に搬送され、第3のゲ−ト45a
により第1乃至第3のロ−ラ44a〜44c側に案内さ
れ、第2及び第3のロ−ラ44b,44cの挟持部に搬
送され、第2のゲ−ト42によって、第2の排紙ロ−ラ
対43に案内され、更に空隙部Rに案内され、スイッチ
43aが排出を検知する。
【0035】搬送路選択キ−74が三度投入された状態
であれば、操作パネル上の第3の表示器74cが点灯し
、第1のソレノイド83aがオンして第1のゲ−ト40
は、反時計方向に回動付勢され、さらに第2のソレノイ
ド83bがオンして第1のゲ−ト40は、反時計方向に
回動付勢され、更に第2のソレノイド83aがオンして
第1のゲ−ト40は反時計方向に回動付勢され、第2の
ソレノイド83bがオン状態となって第2のゲ−ト42
は時計方向に回動付勢され、更に第3のソレノイド83
cがオフ状態となって第3のゲ−ト45aはオフして時
計方向に回動付勢され、初めに第4のクラッチ88a及
び駆動力伝達系89がオンしてモ−タ85の駆動力を第
1乃至第3のロ−ラ44a〜44cに伝達する為、用紙
は先ず第1及び第2のロ−ラ44a,44bからロ−ラ
対46にて挟持搬送され、スイッチ47にて用紙が検知
される。そしてスイッチ47にて用紙が検知されない状
態まで、用紙が搬送されると、駆動力伝達系89が、ロ
−ラ対46を逆回転するとともに、第5のクラッチ88
bがオンしてモ−タ85の駆動力を搬送ロ−ラ対101
aに伝達するようになる。すると用紙はロ−ラ対46に
て第3のゲ−ト45a方向に搬送され、第3のゲ−ト4
5aにより搬送ロ−ラ対101aに案内され、搬送ロ−
ラ対101aにより用紙集積部101に搬送され、スイ
ッチ101bにて搬送が検知される。
【0036】この様な構成にあって、特に空隙部Rに用
紙を搬送する2通りの搬送路には、夫々以下のような特
徴がある。つまり、第1乃至第3のロ−ラ44a,44
b,44cを介さずに第2の用紙案内板41から、すぐ
第2の排紙ロ−ラ対43にて空隙部Rに用紙を排出する
方の搬送路は、搬送路自体短いので、排出スピ−ドが速
く、複数枚の原稿を続けて昇順で複写した場合、複写さ
れた用紙が原稿の複写順に従って空隙部Rに体積され、
複写された用紙取り出し時に既に揃っている為、極めて
便利であるという効果を奏する。
【0037】一方、第1乃至第3のロ−ラ44a,44
b,44cを介して、第2の排紙ロ−ラ対43にて空隙
部Rに排出する方の搬送路は、画像形成された面が常に
上方を向いた状態で排出される為、オペレ−タは画像が
きちんと形成されていることを、画像形成中であっても
空隙部Rを覗きこむだけで確認できる。さらに本実施例
では図示していないが、複数枚の原稿を連続して最終頁
から取出してプラテンガラス上に搬送する一般的な自動
原稿搬送装置を使用する場合、複写された用紙が原稿の
複写順に従って空隙部Rに堆積され、やはり複写された
用紙取り出し時に既に揃っているため、極めて便利であ
るという効果を奏する。
【0038】続いて図6のフロ−チャ−トを参照してこ
こまでに詳述した電子複写機1のコピ−動作について述
べる。先ず待機(標準)状態にある電子複写機1のプラ
テンガラス3に原稿をセットし、さらに複写枚数等の複
写条件をテンキ−62等によりセット後、所定時間(3
0秒)内に複写キ−61が投入される。ここで所定時間
内に複写キ−61が投入されない場合、前述の通りセッ
トされた複写条件はリセットされて待機(標準)状態に
自動的に復帰する。
【0039】複写キ−61が投入されると先ず本体装置
1は画像形成動作に入り、露光ランプ51が点灯されて
、第1及び第2のキャリッジがプラテンガラス3に沿っ
て走行される。この走行により、原稿に光が走査され、
この原稿を介して反射される光は第1乃至第3の反射ミ
ラ−52、53、54を介してレンズ45に送られ、更
に、このレンズ45を通過して第4乃至第6の反射ミラ
−56、57、58及びスリットガラス59を介して感
光体20上に結像される。感光体20の表面は帯電チャ
−ジャ21により帯電されており、この結像により原稿
の静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器23に
より現像剤が供給されて現像される。
【0040】一方、このときには、給紙カセット10、
11あるいは大容量フィ−ダ110から、第1乃至第3
のピックアップロ−ラ37a〜37cにより用紙P1,
P2,P3が取出され、分離搬送手段38により一枚ず
つ分離されてレジストロ−ラ32へと送られる。この用
紙は、レジストロ−ラ32で先端の斜行が整位された後
、感光体20と転写チャ−ジャ25との間の画像転写部
30へと送られ、感光体20上の現像剤像が転写される
。この画像が転写された用紙は剥離チャ−ジャ26の作
用により、感光体20から剥離され、搬送ベルト36に
より搬送される。そして、この用紙は定着装置33に送
られて画像が定着され、搬送路選択キ−74による搬送
路の選択状態に従って、上述したように、排紙トレイ1
2、空隙部Rあるいは用紙集積部101へ搬送され、そ
の時スイッチ35a,43aあるいは101bがオンす
る。
【0041】メインプロセッサ80はこれらのスイッチ
がオンする回数が、前述のテンキ−62によりセットさ
れた複写枚数と一致したか否かを判断する。一致してい
ない状態であれば一致するまで画像形成動作を繰返す。 そしてこれらの数が一致すると、メインプロセッサ80
は画像形成動作を終了する。
【0042】この様な画像形成動作中において、図示し
ない公知の用紙ジャム状態検知装置により、用紙のジャ
ムが検知された場合、装置本体1は、画像形成動作を中
断する。この状態において、操作者は後で詳述するよう
に開閉ユニット90あるいは第1の可動ガイド108a
,あるいは第2及び第3の可動ガイド41a,41bを
開放して装置本体1内のジャムした用紙を取り除くこと
ができる。
【0043】この後、複写キ−61が投入されるとこの
中断状態から装置本体1は、画像形成動作状態に復帰す
る。又画像形成動作状態に復帰する必要のない場合には
、クリアキ−63が投入されることにて待機(標準)状
態に復帰させることができる。
【0044】尚、ここで、着脱自在に取付けられた排紙
トレイ12の着脱を検出する検出器を装置本体1の排紙
トレイ12装着部近傍に設けるようにしても良い。この
様な構成で、検出器が排紙トレイ12が装着されていな
い事を検出している場合、メインプロセッサ80は、搬
送路選択キ−74による搬送路の選択状態の内、排紙ト
レイ12へ排出する状態の設定を禁止し、操作パネル6
0上の第1乃至第3の表示器74a〜74cのいずれか
が表示される状態にのみ設定するようにして、装着され
ていない排紙トレイ12方向へは用紙が搬送されないと
いう構成にすると誤動作を防止することができる点で好
ましい。
【0045】しかもこの様に構成することによって、装
置本体1を設置するにあたり、必要となる空間を減少す
る為に適宜排紙トレイ12を外すことができ、極めて好
都合である。
【0046】ところで、装置本体1内には搬送路31を
形成する開閉ユニット90が設けられている。この開閉
ユニット90は図7及び図8に示す様に、そのリア側が
支軸92を介して本体フレ−ム94に回動自在に取付け
られている。この開閉ユニット90のフロント側中央部
にはロック具93が取付けられている。このロック具9
3は本体フレ−ム94に係脱されるフック部95と、こ
のフック部95を回動操作する取手部96とにより構成
されている。
【0047】更に開閉ユニット90は、支持手段である
バランサ97によって支持され、ロック具93のロック
解除時には開閉ユニット90を緩やかに下方に回動させ
るようになっている。
【0048】そしてこの様に構成された開閉ユニット9
0に上記レジストロ−ラ32の下部ロ−ラ32a,転写
チャ−ジャ25、剥離チャ−ジャ26、搬送ベルト36
、ロ−ラ34aが一体的に動作可能に配設されている。
【0049】この様な構成の開閉ユニット90の動作に
ついて説明する。先ず上述したような画像形成時に、用
紙が搬送路31で詰まった状況を想定すると、この詰ま
った用紙を除去するためにオペレ−タは、図9に示す開
閉ユニット90のロック具93の取手部96に手を掛け
て操作し、フック部95を本体フレ−ム94の係止孔9
4aから外す。これにより、開閉ユニット90はその自
重により、支軸92を中心として下方に緩やかに回動し
て開放される。即ち開閉ユニット90は、装置本体1の
用紙除去用の空隙部R内の可視部に移動する。この開閉
ユニット90の移動により、オペレ−タは第10図及び
第11図に示す様に、空隙部Rから用紙P1,P2ある
いはP3を目視出来、空隙部R内に手を挿入して用紙を
除去する。
【0050】このように、用紙を除去した後は、再び開
閉ユニット90を上方に持上げて回動し、そのロック具
93のフック部95を本体フレ−ム94の係止孔94a
に係止させてロックし閉塞する。
【0051】次に、第1乃至第3の可動ガイド108a
,41a,41bの動作について説明する。画像形成時
に、用紙が第4の分離搬送手段38d近傍からレジスト
ロ−ラ対32に至る間で詰まった場合、あるいは用紙が
第1のゲ−ト40から第2の排紙ロ−ラ対43に至る間
で詰まった場合、この詰まった用紙を除去するためにオ
ペレ−タは図3に点線で示すように、第1の可動ガイド
108aあるいは、第2の可動ガイド41a及び第3の
可動ガイド41bのホック(図示せず)を外し、支点A
,支点B,支点Cを軸にして各可動ガイド108a,4
1a,41bを空隙部R内部側に回動し移動する。
【0052】この各可動ガイド108a,41a,41
bの空隙部R内部側への移動により、第3の搬送路10
6aあるいは第2の搬送路104aを開放し、オペレ−
タは空隙部Rから用紙を目視しつつ空隙部Rに手を挿入
して用紙を除去する。
【0053】このように、用紙を除去した後は、再び各
可動ガイド108a,41a,41bを、各搬送路10
6a,104a側に回動し、フック(図示せず)を嵌め
込み、閉塞する。
【0054】上述したように、搬送路31で用紙が詰ま
った場合は、開閉ユニット90に軽量なレジストロ−ラ
32a,転写チャ−ジャ25、剥離チャ−ジャ26、搬
送ベルト36、ロ−ラ34aを配設し、この開閉ユニッ
ト90を開放してジャム用紙を除去するため、開閉ユニ
ット90の開閉動作が容易になると共に、開閉機構を簡
略化出来、コストを低減できる。
【0055】又、搬送路31でのジャム用紙の除去時に
は、プラテンガラス3が全く移動しない為、プラテンガ
ラス上に物が乗っていても落下することは無い。
【0056】更に第2の搬送路104a,あるいは第3
の搬送路106aで用紙が詰まった場合も、各可動ガイ
ド41a,41b,108aを空隙部R内側に開放して
ジャム用紙を除去するため、除去操作がしやすくなると
共に、装置本体1周囲にジャム用紙を除去するための空
間を設ける必要が無く、設置空間を縮小できる。
【0057】又、ジャム用紙の除去時、各搬送路104
a,106aを装置本体1外方に開放する必要がないた
め、オプションを装置本体1側面に取着可能となり、大
容量フィ−ダ110やソ−タ(図示せず)を取着した場
合でもジャム用紙の除去操作が容易となる。
【0058】尚、本発明は、上記一実施例に限られるも
のでは無く、その趣旨を変えない範囲での変更は可能で
あって、要は、開閉ユニット90の開放動作に必要な空
隙部R内に第1乃至第3の可動ガイド108a,41a
,41bを移動し、第3及び第2の搬送路106a,1
04aを開放出来るものであれば良く、たとえば、可動
ガイド108a,41a,41bを閉塞状態に保持する
ため、フックをマグネットタイプとしたりあるいは各支
点A,B,Cにコイルスプリングを取付ける等しても良
い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置本体を2筐体に分割することなく、支持手段を、第
1の搬送手段の搬送路の下方に形成された空隙部に移動
することにてジャム用紙の除去を行うため、筐体を動か
すことに比べ、必要となる空間及び機構が極めて少なく
て済み、しかも現像器、清掃器等から現像剤がこぼれる
こともない。さらに、側面搬送手段でのジャム用紙の除
去を、その搬送路を開放するための開放部を空隙部内部
に移動することにて行なえる事から、側壁外方に開放す
ることに比べジャム用紙の除去操作が容易にされると共
に、装置本体周囲の空間がすくなくて済む。又、開放部
が側壁外方に移動されないので、側壁外方にオプション
を取着してもジャム用紙の除去操作の妨げとなることも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子複写機の内部を示す構
成図である。
【図2】本発明の一実施例の電子複写機を示す外観斜視
図である。
【図3】本発明の一実施例の空隙部近傍を示す構成図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の操作パネルを示す正面図で
ある。
【図5】本発明の一実施例の搬送路の選択に係わる制御
部を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例の画像形成動作に関するフロ
−チャ−トである。
【図7】本発明の一実施例の開閉ユニットの配置構成を
示す斜視図である。
【図8】本発明の一実施例の開閉ユニットの取付け構成
を示す側面図である。
【図9】本発明の一実施例の開閉ユニットのロック部の
取手部を示す斜視図である。
【図10】本発明の一実施例の用紙の除去動作を正面か
ら示す説明図である。
【図11】本発明の一実施例の用紙の除去動作を斜め上
方から示す説明図である。
【符号の説明】
1…装置本体 R…空隙部 20…感光体 25…転写チャ−ジャ 41a…第2の可動ガイド 41b…第3の可動ガイド 90…開閉ユニット 104…第2の搬送手段 106…第3の搬送手段 108a…第1の可動ガイド X…第1の支点 Y…第2の支点 Z…第3の支点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  像担持体に画像形成するとともに、こ
    の像担持体と像担持体に対向配設された転写手段との間
    へ第1の搬送手段が用紙を案内しつつ搬送し、前記転写
    手段が像担持体に形成された画像を用紙に転写した後、
    前記第1の搬送手段が用紙を下流側へ搬送する画像形成
    動作を実行する画像形成装置において、前記第1の搬送
    手段及び前記転写手段を前記像担持体から離間する方向
    に移動可能に支持する支持手段と、この支持手段の作用
    による前記第1の搬送手段離間動作を許容するよう前記
    装置本体に形成される空隙部と、前記用紙を案内搬送す
    るよう前記空隙部側面に設けられ、搬送路の開放時前記
    空隙部内部側に移動せしめられる開放部を有する側面搬
    送手段と、を具備することを特徴とする画像形成装置。
JP3025466A 1991-01-25 1991-01-25 画像形成装置 Pending JPH04240867A (ja)

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JP3025466A JPH04240867A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 画像形成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008058410A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009132499A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Brother Ind Ltd 記録装置

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