JPH042405Y2 - - Google Patents

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JPH042405Y2
JPH042405Y2 JP1984013968U JP1396884U JPH042405Y2 JP H042405 Y2 JPH042405 Y2 JP H042405Y2 JP 1984013968 U JP1984013968 U JP 1984013968U JP 1396884 U JP1396884 U JP 1396884U JP H042405 Y2 JPH042405 Y2 JP H042405Y2
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JP
Japan
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record
case body
rotary plate
rising wall
outer periphery
Prior art date
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JP1984013968U
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English (en)
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JPS59168811U (ja
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はレコード盤の清掃、除電等の作業を
行うレコード盤用補助機器に関するものである。
従来この種補助機器として、ハンドタイプのレ
コードクリーナがある。これは片手でレコード盤
を把持して使うため、レコード盤に手あかがつい
たり、レコード盤を誤つて滑り落として破損させ
るおそれがあるばかりか、レコード盤の全周をふ
く際に手を持ちかえるため、ふきむらが生じたり
指紋が残つたりする欠点がある。
そこで、例えば特開昭52−130303号公報のもの
のように、本体ケースに対して可回転に支持され
た基板をレコード盤の内側無音部に当接せしめ、
この基板によりレコード盤側を本体ケースに対し
て回転させながら高速で回転するロールブラシで
清掃を行うものが提案されている。しかしながら
このものにおいては、レコード盤回転により舞い
上がつた塵埃や上記ロールブラシの回転により巻
き上げられた塵埃が本体ケースと平板状の基板と
の間を通つて本体ケース内部に侵入し、歯車やそ
の他連結手段から成る駆動系に付着して、駆動に
支障を来す問題がある。
この考案は上記欠点に鑑みてなされたもので、
ケース本体の一面に、可回転に支持され、レコー
ド盤の内側無音部に当接して該レコード盤をその
軸孔を中心に回転せしめる回転板を配設するとと
もに、上記レコード盤の録音部に半径方向に沿つ
て近接あるいは摺接してレコード盤の清掃および
または除電を行う作業体とを備えたレコード盤用
補助機器であつて、上記回転板の外周に上記ケー
ス本体の内方に向かつて垂直方向に伸びる立ち上
がり壁を一体的に立設するとともに、ケース本体
に上記立ち上がり壁の外周に対して近接してこれ
を包囲するガイド壁を立設することにより作業中
のケース本体内部への塵埃の侵入を防止し、駆動
の円滑化、安定化を図ろうとするものである。
以下、この考案の実施例をレコードクリーナを
例に図面にしたがつて説明する。
第1図において、1は合成樹脂などからなり長
箱形に形成されたケース本体で、電源電池2やモ
ータ3が内蔵されている。4は上記ケース本体1
の一端部1a側に回転自在に支持された円板状の
回転板で、この回転板4はその中心位置にレコー
ド盤5の軸孔6に嵌合するスピンドル7を有し、
上記レコード盤5の下側面5aにおける内側無音
部8を下方から支障するようになつており、後述
の駆動手段によつて回転板4とともにレコード盤
5を回転させるものである。
また、この回転板4の外周には、上記ケース本
体1の内方に向かつて垂直方向に伸びる立ち上が
り壁4aが一体的に立設されており、ケース本体
1側から上記回転板4の立ち上がり壁4aの外周
に対して近接して、これを包囲するように立設し
たガイド壁30とともに回転板4回転の際のガイ
ドとなつている。
9は上記ケース本体1の他端部1bに回転自在
に支持されたローラで、上記レコード盤5の下側
面における外側無音部10を支持するようになつ
ており、このローラ9と上記回転板4とでレコー
ド盤5の支持手段11を構成している。上記回転
板4のみで上記支持手段11を構成させることも
できるが、上記ローラ9によりレコード盤5が安
定的に支持される。
12は上記回転板4の回転軸13に固定された
従動プーリで、この従動プーリ12はモータ3の
回転子軸14の一端部に固定された原動プーリ1
5にベルト16を介して連結されており、これら
プーリ12,15等は上記支持手段11の一部を
兼ねる回転板4とともに上記レコード盤5を、た
とえば矢印17方向へ回転させる駆動手段18を
構成している。
19は上記レコード盤5の録音部20を半径方
向に横断するように配設されて上記ケース本体1
に回転自在に支持された作業体としてロールブラ
シであり、上記ケース本体1の上面より露出した
外周部19aの一部が上記録音部20に摺接する
ように設定されている。上記ロールブラシ19の
ブラシ軸21には従動プーリ22が固定され、こ
の従動プーリ22がモータ3の回転子軸14の他
端部に固定された原動プーリ23にベルト24を
介して連結されることにより、上記ロールブラシ
19は矢印25方向、つまり上記レコード盤5の
回転に逆らう方向へ回転駆動されるようになつて
いる。上記モータ3の回転力の回転板4およびロ
ールブラシ19への伝達はプーリに依らずに歯車
機構であつてもよい。26は上記ロールブラシ1
9に沿つて配設された集塵室、27は通気孔、2
8は電源スイツチ(図示せず)の操作釦である。
上記構成において、回転板4上に第2図および
第3図のようにレコード盤5を載置してモータ3
を起動させれば、レコード盤5は矢印17方向に
回転駆動される。これと同時にモータ3の回転力
がロールブラシ19にも伝達されるから、上記レ
コード盤5の下側面における録音部20に付着し
た塵埃は上記ロールブラシ19の回転による掻き
取り作用で一掃されると同時にロールブラシ19
の回転方向前方の集塵室26内に自動的に収集さ
れる。
したがつて、上記実施例によれば、回転板4と
ともに、レコード盤5側がケース本体1に対して
回転して清掃を行うものであるから、レコード盤
を傷めることなく、ロールブラシ19の先端に対
する負担も少なく、適正な弾力が維持され、効果
的な清掃を行なえるとともに、特に上述のごと
く、回転板4の外周に、ケース本体1内方に向か
つて垂直方向に伸びる立ち上がり壁4aを一体的
に立設するとともに、ケース本体1側に上記立ち
上がり壁4aの外周に対して近接してこれを包囲
するガイド壁30を立設しているので、第4図に
示すようにレコード壁5の回転やロールブラシ1
9の回転により巻き上げられた塵埃が、上記立ち
上がり壁4aやこれを外周から包囲するガイド壁
30に遮られて、回転板4の回転中心部分やケー
ス本体1内への侵入を阻止され、塵埃付着による
回転板4のがたつきおよび接点不良等の故障を未
然に防止することができる。
さらに、回転板4を単に平板状に形成した場
合、成形時の樹脂収縮や外部応力によつて反り変
形を生じ易いものである。(第5図)が、上記実
施例のごとく、回転板4の外周に一体的に立設し
た立ち上がり壁4aの突つ張り効果により、回転
板4表面は反り等を生じることなく常に平坦面を
維持でき、レコード盤5の内側無音部8との密着
性が常に均等に維持され、スリツプ等を生じるこ
となく、レコード盤5の安定した回転駆動を行う
ことができる。(第4図) なお、上記実施例では、ロールブラシ19によ
りレコード盤5上に付着した塵埃の除去を行うレ
コードクリーナについて説明したが、これ以外に
除電ブラシや高圧コロナ放電により発生するイオ
ンによつて除電を行うような除電手段を配設して
もよい。特にコロナ放電式の除電手段を備えた場
合においては、イオンがケース本体1内に侵入し
た場合、連結手段であるベルト等を劣化させるも
のであるが、上記回転板4に立設した立ち上がり
壁4aにより上記イオンの侵入も抑制することが
できる。
また、機器の構造も上記実施例に限られるもの
ではなく、作業時、機器側がレコード盤上面に位
置するような形態でもよく、要は、ケース本体側
に配設した回転板によつて、レコード盤を回転さ
せながら清掃、除電等の所定作業を行うものであ
れば何でも良い。
以上のように、この考案はケース本体の一面
に、可回転に支持され、レコード盤の内側無音部
に当接して該レコード盤をその軸孔を中心に回転
せしめる回転板を配設するとともに、上記レコー
ド盤の録音部に半径方向に沿つて近接あるいは摺
接してレコード盤の清掃およびまたは除電行う作
業体とを備えたレコード盤用補助機器であつて、
上記回転板の外周に上記ケース本体1の内方に向
かつて垂直方向に伸びる立ち上がり壁を一体的に
立設するとともに、ケース本体1に上記立ち上が
り壁の外周に対して近接してこれを包囲するガイ
ド壁を立設したので、レコード盤を傷めることな
く確実に所定作業が行え、またケース本体内に塵
埃等が侵入することなく作業中、安定したレコー
ド盤走行性を維持することのできるレコード盤用
補助機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るレコードクリーナの一
例を示す一部破断斜視図、第2図および第3図は
同クリーナの使用時の上面図および側面図、第4
図は同クリーナの要部の作用説明図、第5図は回
転板が、平板状である場合の作用説明図である。 1……ケース本体、4……回転板、4a……立
ち上がり壁、5……レコード盤、6……軸孔、8
……内側無音部、19……ロールブラシ、20…
…録音部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体1の一面に、可回転に支持され、レ
    コード盤5の内側無音部8に当接して該レコード
    盤5をその軸孔6を中心に回転せしめる回転板4
    を配設するとともに、上記レコード盤5の録音部
    20に半径方向に沿つて近接あるいは摺接してレ
    コード盤5の清掃およびまたは除電を行う作業体
    19とを備えたレコード盤用補助機器であつて、
    上記回転板4の外周に上記ケース本体1の内方に
    向かつて垂直方向に伸びる立ち上がり壁4aを一
    体的に立設するとともに、ケース本体1に上記立
    ち上がり壁4aの外周に対して近接してこれを包
    囲するガイド壁30を立設したことを特徴とする
    レコード盤用補助機器。
JP1396884U 1984-02-01 1984-02-01 レコ−ド盤用補助機器 Granted JPS59168811U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1396884U JPS59168811U (ja) 1984-02-01 1984-02-01 レコ−ド盤用補助機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1396884U JPS59168811U (ja) 1984-02-01 1984-02-01 レコ−ド盤用補助機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59168811U JPS59168811U (ja) 1984-11-12
JPH042405Y2 true JPH042405Y2 (ja) 1992-01-28

Family

ID=30145343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1396884U Granted JPS59168811U (ja) 1984-02-01 1984-02-01 レコ−ド盤用補助機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59168811U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522243A (en) * 1978-07-31 1980-02-16 Taisei Sangyo Kk Automatic record cleaner utilizing electric cleaner

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522243A (en) * 1978-07-31 1980-02-16 Taisei Sangyo Kk Automatic record cleaner utilizing electric cleaner

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Publication number Publication date
JPS59168811U (ja) 1984-11-12

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