JPH0445127Y2 - - Google Patents

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JPH0445127Y2
JPH0445127Y2 JP1989074394U JP7439489U JPH0445127Y2 JP H0445127 Y2 JPH0445127 Y2 JP H0445127Y2 JP 1989074394 U JP1989074394 U JP 1989074394U JP 7439489 U JP7439489 U JP 7439489U JP H0445127 Y2 JPH0445127 Y2 JP H0445127Y2
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rotating body
cleaning
tape recorder
reel shaft
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はテープレコーダの磁気ヘツドをクリー
ニングするテープレコーダのクリーニング装置に
関する。
〔従来の技術〕
周知のように、テープレコーダを常時、最良の
状態に保持するには、テープ走行路機能を清潔に
保つておく必要があるが、これは可成り面倒なこ
とである。特に、カーステレオ等カセツト式のテ
ープレコーダでは磁気ヘツドやピンチローラ、キ
ヤプスタン等のテープ走行路部材が機体内部にあ
るので、清浄作業が困難であつた。そこで、この
ようなテープレコーダにおいて、磁気ヘツドや走
行路部材を機体内部より前進させ磁気ヘツドの清
掃が行い易いようにするものが実開昭53−75121
号公報として提案されている。しかし、このもの
にあつては、前進した磁気ヘツドを綿棒によつて
清掃するものであるので、清掃作業が面倒である
と共に、磁気ヘツドを損傷することがあつた。こ
れに対し、従来、磁気ヘツドのクリーニング装置
としては、クリーニングテープを巻回したクリー
ニングカセツトがあるが、クリーニングテープは
通常、ヤスリ状のものであるため繰り返しの使用
によつて磁気ヘツドの磁気ギヤツプ部分が摩耗し
たり、磁気ギヤツプ部分にテープカスが目詰まり
をおこす等の問題があつた。
そこで、近年、フエルト等のクリーニング部材
をリール軸の回転力を利用して回転あるいは往復
運動させ磁気ヘツドをクリーニングする構造のも
の(例えば、特開昭52−18306号公報、実開昭50
−73417号公報)が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記公報に示されているような
従来のテープレコーダのクリーニング装置にあつ
ては、クリーニング部材の駆動を2個のリール軸
の内の1つのみで行つているため、クリーニング
部材の駆動側を供給リール側にセツトした場合に
は、再生釦を操作したときヘツド台は前進するも
のの、クリーニング部材は駆動されない。従つ
て、その場合にはクリーニング装置を反転して、
駆動側が巻取側リール軸にくるようにセツトし直
さなければならないという面倒な操作があつた。
また、テープ走行時にテープ終端を検出してテ
ープレコーダの装置全体を停止状態とするものが
あるが、このような、テープ終端検出手段を供給
側リール軸に備えたテープレコーダの場合には、
上述した従来のクリーニング装置をクリーニング
部材の駆動側であるもう一方の側を上記供給側リ
ール軸にセツトした時に、供給側リール軸が回転
しないためにテープレコーダが終端検出を行つて
停止し、磁気ヘツドのクリーニングができないと
いう問題もあつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記した問題点を解決せんとするもの
で、その目的とするところは、クリーニング装置
の何れの面を表にしてテープレコーダにセツトし
た場合でも、また、テープ終端検出手段を備えた
ものであつても、確実にクリーニング手段が動作
して磁気ヘツドをクリーニングすることができる
ようにしたテープレコーダのクリーニング装置を
提供せんとするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面について説明する
に、第1図乃至第4図の実施例は全てカセツト型
テープレコーダ用の実施例である。
先ず、図の実施例において、1は汎用のカセツ
トハーフと同一形状のケース、2と3は該ケース
1に形成されたリール軸挿入孔である。4は歯車
状の第1の回転体で、その中心孔4aにはカセツ
トテープのリールハブと同様に、テープレコーダ
のリール軸Aの爪aと係合する複数個の突起が設
けられている。そして、上記の回転体4はリール
ハブと同様に、巻取側のリール軸挿入孔3と同心
的に回転自在になるように配在されている。
5は軸5aによつて回転自在に軸支された第2
の回転体で、該回転体5の外周には中間従動歯車
部5bが形成され、この中間従動歯車部5bは前
記第1の回転体4の外周に形成した歯車4bと噛
合している。6は歯車状の第3の回転体で、その
中心孔6aにはカセツトテープのリールハブと同
様に、テープレコーダのリール軸Bの爪bと係合
する複数個の突起が設けられている。そして、こ
の回転体6はリールハブと同様に、供給側のリー
ル軸挿入孔2と同心的に回転自在になるように配
在されている。そして第3の回転体6はその外周
に形成した歯車6bが前記第2の回転体5の中間
従動歯車部5bと噛合している。7は前記回転体
4,6を回転自在に支承している軸受材としてボ
ールベアリングである。8は軸9により回転自在
に軸支された中継用の第4の回転体で、この回転
体8は小歯車部8aと大歯車部8bとで形成さ
れ、このうち小歯車部8aは前記第3の回転体6
の歯車6bに噛合している。10は合成樹脂等の
材料で形成され、第4の回転体8の大歯車部8b
と噛合する歯車部10aを下方に設け、外周には
クリーニング部10bを形成したクリーニング部
材で、このクリーニング部材10は軸11に挿入
されてEリング等の止部材12にてヘツド13と
の対応位置に交換可能に固定されている。クリー
ニング部材10のクリーニング部10bとしては
フエルト、クロス、ブラシ、スポンジ等のゴミを
吸収し易い材料を用いて形成している。14はケ
ース1に設けられたクリーニング部材10の交換
用の窓である。
本考案の一実施例は上述のように構成されてい
るからケース1を(即ちA面を表にして)カセツ
トテープレコーダにセツトすると、第1の回転体
4の中心孔4aは巻取側のリール軸Aに係合する
と共に第3の回転体6の中心孔6aにもリール軸
Bが係合し、クリーニング部材10の外周のクリ
ーニング部10bはヘツド13に接触する。
そして、テープレコーダを再生の状態とする
と、リール軸Aは巻取速度で回転するので、第1
の回転体4は反時計方向に回転駆動される。従つ
て、第2の回転体5は時計方向に、第3の回転体
6は反時計方向に、しかも中継用の第4の回転体
8は時計方向に、更には、クリーニング部材10
は反時計方向に回転してヘツド13の前面に転接
しつつクリーニングする。また、ケース1を反転
して(B面を表にして)テープレコーダにセツト
した場合にも、リール軸Aが第3の回転体6のリ
ール軸挿入孔2内に挿入されて録音、再生時に第
3の回転体6が反時計方向に回転駆動される。従
つて、第4の回転体8が反時計方向に、しかもク
リーニング部材10が反時計方向に回転してヘツ
ド13のクリーニングを行うことは云うまでもな
い。この際、第3の回転体6に噛合している第2
の回転体5及び第1の回転体4も回転するが不都
合はない。尚、ケース1をテープレコーダにセツ
トする前に、クリーニング部材10にクリーニン
グ液を滴下することにより、クリーニング効果が
向上する。クリーニング部材10のクリーニング
部10bが汚れた場合には窓14から止部材12
を脱嵌すれば、軸11からクリーニング部材10
を取り外すことができると共に軸11に新たなク
リーニング部材10と止部材12とを嵌入して固
定することにより交換することができる。
〔考案の他の実施例〕
第5図に示したものは本考案の他の実施例であ
り、本実施例はヘツドが消去用のヘツド13aと
録音再生用のヘツド13bとのように2個備えら
れている場合で、前記中継用の回転体8と同様に
小歯車部8′aと大歯車部8′bとで形成された回
転体8′の小歯車部8′aを第3の回転体6の歯車
6bと噛合するようにヘツド13aとの対応個所
に軸9′で回転自在に軸支し、しかもこの回転体
8′の小歯車部8′aには前記クリーニング部材1
0と同様構造のクリーニング部材10′が軸1
1′に止部材12′によつて回転自在で且つ交換可
能に取り付けられている。そして、前記のように
第1の回転体4が回転駆動されて、第3の回転体
6が反時計方向に回転すると、回転体8も回転体
8′と同方向に回転し、クリーニング部材10′も
クリーニング部材10と同方向に同時に回転し消
去用のヘツド13aをクリーニングする点が前記
実施例と異なる。
〔考案の効果〕
上述のように、本考案のクリーニング装置にお
いては、各リール軸に係合される2つの回転体の
間に回転を伝達する伝達手段を介在させ、これら
の回転体と伝達手段との回転運動に連動するクリ
ーニング手段によつて磁気ヘツドをクリーニング
するようにしたので、クリーニング装置のいずれ
の面を表にしてセツトして駆動した場合でもクリ
ーニング手段を動作させることができ、従つて、
従来の様にクリーニング装置を反転してセツトし
直す必要がなく、かつ、操作釦を再操作する必要
もなく、また、テープ終端検出手段を備えたテー
プレコーダの場合であつても、テープ終端検出手
段が動作してテープレコーダが停止するような不
都合はなく、確実に磁気ヘツドをクリーニングす
ることができるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は同じくケースの上蓋を取り外した状態の平面
図、第3図は第1図の−線の断面図、第4図
は本考案を構成するクリーニング部材の取付状態
を示した断面図、第5図は本考案の他の実施例を
示し、ケースの上蓋を取り外した状態の平面図で
ある。 1……ケース、4,5、6,8,8′……回転
体、7……ボールアリング、9,9′……軸、1
0,10′……回転体としてのクリーニング部材、
11,11′……軸、12……止部材、13,1
3a,13b……ヘツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) テープレコーダの巻取側リール軸及び供給側
    リール軸にそれぞれ係合して回転する第1の回
    転体及び第2の回転体と、 前記巻取側リール軸の回転運動を前記供給側
    リール軸に与えるように前記巻取側リール軸に
    係合した前記第1の回転体の回転運動を前記第
    2の回転体に伝える伝達手段と、 前記巻取側リール軸の回転運動に連動し、テ
    ープレコーダの磁気ヘツドをクリーニングする
    クリーニング手段と、 を備えたことを特徴とするテープレコーダのク
    リーニング装置。 (2) 前記第1の回転体、第2の回転体、伝達手段
    及びクリーニング手段を1つのカセツトケース
    内に収めたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のテープレコーダのクリーニ
    ング装置。 (3) 前記第1の回転体及び第2の回転体が外周に
    歯車を有し、前記伝達手段が該1対の回転体と
    係合して回転する中間従動歯車であることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項または
    第2項記載のテープレコーダのクリーニング装
    置。
JP1989074394U 1989-06-27 1989-06-27 Expired JPH0445127Y2 (ja)

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JP1989074394U JPH0445127Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27

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JP1989074394U JPH0445127Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27

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Publication Number Publication Date
JPH0211510U JPH0211510U (ja) 1990-01-24
JPH0445127Y2 true JPH0445127Y2 (ja) 1992-10-23

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JPS5073417U (ja) * 1973-11-02 1975-06-27
JPS5375121U (ja) * 1976-11-26 1978-06-22

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JPH0211510U (ja) 1990-01-24

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