JPH04240060A - 製造システム - Google Patents

製造システム

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JPH04240060A
JPH04240060A JP3005572A JP557291A JPH04240060A JP H04240060 A JPH04240060 A JP H04240060A JP 3005572 A JP3005572 A JP 3005572A JP 557291 A JP557291 A JP 557291A JP H04240060 A JPH04240060 A JP H04240060A
Authority
JP
Japan
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work
station
equipment
data
management
Prior art date
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Pending
Application number
JP3005572A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Ozeki
正義 大関
Yukiro Tsuji
征郎 辻
Mineo Azuma
峰生 東
Shiyunji Mouri
毛利 峻治
Tadamasa Kamikubo
上久保 忠正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH04240060A publication Critical patent/JPH04240060A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント板への部品実
装作業等に適する製造システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術の一例として特開昭6
3−52959号に示されるような複数の実装機を制御
するものがある。この例では単一の上位コンピュータに
複数の実装機が接続され、各実装機を監視、管理する構
成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術ではCADと、実装機の運転データや生産管理情報が
一連の形となっておらず、生産効率を上げにくいという
問題点があった。即ち、生産品種切り替えのため段取り
に時間がかかる、生産管理情報が一元化されてないため
生産準備に時間がかかる、機器毎のマシンバランスが取
れてないためラインの生産効率が上がらない、実装の高
密度・高速度化を図ると作業条件のばらつきが生じ品質
の均一化を保ちにくい等の問題点があるため、機器単体
の性能向上を図っても生産効率を高めることが困難であ
った。
【0004】本発明の目的は、製造設備を動作させるN
Cデータを効率良く作成・供給し、また製造設備の稼動
監視から生産ライン全体の流れまでトータルに管理する
ことにより、生産効率の良い、拡張性の容易な製造シス
テムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、CADと結
合し、CADの出力に基づいて効率的な作業工程動作の
NCデータを作成するCAMステーションと、上記NC
データを受けて記憶し必要に応じて他へ送出する管理ス
テーションと、上記管理ステーションからのNCデータ
に基づいて動作する製造機器を備えることにより達成さ
れる。
【0006】また上記目的は、1台または複数台の製造
機器との間で製造機器の生産管理情報を授受するセル管
理ステーションと、製造機器で構成される製造ラインと
の間で製造ラインの生産管理情報を授受するライン管理
ステーションを上記製造機器と接続し、各ステーション
で管理を分担することにより達成される。
【0007】
【作用】CAMステーションはNCデータを自動生成し
、管理ステーションは作業・部品の種類によって作業に
適したNCデータを作業機器に供給する。セル管理ステ
ーションは、製造機器を管理するための情報を製造機器
との間でやり取りして製造機器を制御すると共に、製造
機器から生産実行に伴う情報を取り込んで管理する。 ライン管理ステーションは、製造ラインを管理するため
の情報を製造ラインとの間でやり取りして製造ラインを
制御すると共に、製造ラインから生産実行に伴うライン
に関する情報を取り込んで管理する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を説明する。図1は、プリント板へ電子部品を実装
する実装システムの構成図である。プリント板実装シス
テム1は、CAMステーション2、ラインステーション
(ライン管理ステーション)3、セルステーション(セ
ル管理ステーション)4及び実装ライン5から成る。実
装ライン(製造ライン)5は、複数の実装設備(製造機
器)11(チップマウンタ)、12(デスペンサ)、1
3(FICマウンタ)等から構成される。
【0009】CAMステーション2は、CADシステム
と称される設計支援システム6の出力や人手による入力
数値データに基づき、実装設備の運転に必要なNCデー
タを自動生成する。ここで上記2と6でCAMステーシ
ョン系を構成する。
【0010】ラインステーション3は工場に代表される
生産組織の生産管理や在庫管理をつかさどるホスト計算
機の出力、又は生産管理者の指示に基づき、実装ライン
の生産工程順を自動生成し、生産に必要な段取情報や生
産情報を出力する。ラインステーション3は、実装ライ
ン5で生産されるプリント板の組立進捗状況や実装設備
に装填された電子部品の使用状況などの情報をセルステ
ーション4を介して収集し、これらの情報は生産実績情
報として画面にモニタ表示、生産管理用の上位ホスト計
算機7に送出、或いはプリント出力されることにより、
生産管理者の作業状況把握のために利用される。
【0011】セルステーション4は、ラインステーショ
ン3より供せられる段取指示情報や生産指示情報を各実
装設備に伝達指示し、ラインステーション3の生産計画
に沿って実装ラインの運転や停止を行なう。また、上記
したように実装ライン5の稼動状況やプリント板組立作
業進捗情報等を収集し、ラインステーション3に作業監
視情報として伝達する。ここで3と4で管理ステーショ
ン系を構成する。
【0012】CAMステーション2、ラインステーショ
ン3及びセルステーション4は通常LAN8で相互に結
合され各情報の授受を行なう。CAMステーション2と
CADシステム6は通信回線を介して電気的に直接接続
される場合もあるし、フロッピーディスクなどの媒体を
介して情報授受がなされる場合もある。ラインステーシ
ョン3と生産管理用上位ホスト計算機7は、通信回路を
介して電気的に接続される場合もあるし、フロッピーデ
ィスクなどの媒体を介して情報の授受が行なわれる場合
もある。セルステーション4と実装ライン5はRS23
2−Cなどの簡便な接続手段9を用いて電気的に直接接
続される。
【0013】次に図2に基づき、CAMステーションの
機能例とデータ授受の相互関係を説明する。CAMステ
ーション2は、CADシステム6の出力データ(CAD
データ)である部品情報、プリント板情報及び部品実装
位置情報より、複数の実装設備による実装時間がバラン
スするよう各実装設備における電子部品の配置を決め、
次に部品相互間及び部品と装着ノズル間の干渉チェック
を行ない、干渉が最小となるよう部品の実装工程の進行
順序を定める。次に部品実装時間が最短となるよう実装
順序を決定し、該順序で実装作業が実行されるよう実装
設備のNCフォーマットに変換したNCデータを作成す
る。これらのCAMステーションの作動は、ラインステ
ーション3又はオペレータの指示により行なわれる。
【0014】CAMステーション2は更に、実装設備が
実装動作に入る前に必要な部品段取情報やプリント板を
搬送支持するコンベア巾情報や、プリント板の基準点を
示す機械段取情報を生成する。これ等のNCデータや段
取情報(CAMデータ)は、ラインステーションの転送
要求に応じてCAMステーション2より送られ、ライン
ステーション3に格納される。
【0015】次に図3に基き、ラインステーション3の
機能例とデータ授受の相互関係を説明する。ラインステ
ーション3には、生産管理用上位ホスト計算機(生産管
理システム)7から又は、製造現場の作業者のキーボー
ド8から一日又は数日の作業予定を示す小日程計画が伝
達される。ラインステーション3は小日程計画に基づき
、作業に必要なCAMデータの転送をCAMステーショ
ン2に要求し、受信したCAMデータをファイル9に格
納する。更に、小日程計画の実行に必要なCAMデータ
をセルステーション4に送り出す。
【0016】生産開始後は各実装設備から発生する実績
データ、不良データなど、生産稼動状況を示すデータを
セルステーション4を介してを取り込んでファイル9に
格納する。ファイル9に格納されたデータは、オペレー
タの要求に応じて例えば図3に示すような形で画面上に
表示される。上記データはプリント板生産実績データ、
部品使用実績データ、不良部品データ、実装設備稼動状
況データからなり、生産管理システム7に伝達され、生
産管理や在庫管理、発注計画などの情報に供される。
【0017】次に図4に基づいて、セルステーション4
の機能例とデータ授受の相互関係を説明する。バーコー
ドリーダ14は実装ラインの先頭又は各実装設備ごとに
配置され、プリント板に貼付されたバーコードから基板
を識別する基板データを読みとる。基板データは前工程
設備12の制御部(図示せず)を介して、セルステーシ
ョン4に供給する。前工程設備12はバーコードリーダ
14で基板のロットエンドの信号をも取り込み、この信
号取り込みに基づいてロット最後の基板の実装処理を終
了し、次の実装設備11へ最後の基板を送り出す。前工
程設備12は実装設備11より基板受取完了の信号を受
信すると実装設備11にロットエンド信号を出力し該ロ
ットの作業を完了する。実装設備11も同様にしてロッ
トエンド基板の処理を終了すると、後工程設備13に対
してロットエンド信号を出し、該ロットの作業を完了す
る。
【0018】セルステーション4は、実装設備よりロッ
トエンド信号を受信するとラインステーション3より受
信したCAMデータに基づき、該実装設備に対しプリン
ト板型式変更に対応する段取替え情報を供給し、段取替
え作業を指示する。また、セルステーション4は、プリ
ント板実装作業遂行中の実装設備からプリント板組立の
実績データ、部品の使用実績データ、設備稼動実績デー
タ、不良データを取込みファイル9に格納する。更に、
ラインステーション3の要求に応じ上記データを実績デ
ータ、部品使用データ、稼動データ、不良データとして
ラインステーション3に送り出す。
【0019】次に図5に基づいて、CAMステーション
で2で作成されたNCプログラム(NCデータ)の記憶
、管理形態について説明する。本実施例では、NCプロ
グラムの記憶手段を持ち、複数種類のNCプログラムを
一括管理し、実装機との間でNCプログラムのダウンロ
ード、アップロードを可能としている。
【0020】図5に本発明の機能ブロック図を示す。ま
ずCAMステーション2は、内蔵するNCプログラム作
成手段201により、CADシステム6からのCADデ
ータに基づいてNCプログラムを作成する。このNCプ
ログラムはLANを経由してラインステーション3のN
Cプログラム送受信手段202で受信され、NCプログ
ラム記憶手段203に記憶される。記憶されたNCプロ
グラムはセルステーション4の要求によって、NCプロ
グラム送受信手段202からLANを経由してセルステ
ーション4のプログラム送受信手段204に送信される
。さらにこのNCプログラムはセルステーション4から
設備11内のNCプログラム送受信手段205に送信さ
れる。設備11側は受信したNCプログラムによって実
際にプリント板への部品装着の動作制御を行い、その結
果動作上の不具合点についてNCプログラムの修正を行
なう。実際は設備11側のNCプログラム修正手段20
6により行なわれる。一部修正されたNCプログラムは
前記とは逆の流れで、設備11よりセルステーション4
、ラインステーション3と送信され、NCプログラム記
憶手段203に記憶される。
【0021】以下詳細について説明する。図6にライン
ステーションに於けるNCプログラムの送受信を示す。 以下、ラインステーションに於ける処理を示す。ライン
ステーション3に於いては、先ずセルステーション間の
NCプログラム送受信処理を行ない、次にCAMステー
ション間のNCプログラムの送受信を行なう。NCプロ
グラムの送受信は通信割込を確認し、必要時のみその処
理を行なうようにする。図7にセルステーション間のN
Cプログラム送受信処理を示す。NCプログラムの送信
要求がある場合(送信要求フラグSEL−SFがONし
ている場合)はセルステーションへのNCプログラム送
信処理を行ない、NCプログラムの受信要求がある場合
(受信要求フラグSEL−RFがONしている場合)は
セルステーションよりのNCプログラムの受信処理を行
なう。尚、前記の送信・受信フラグに対しては、後述の
セルステーションよりの通信割込を検知し、セットされ
る。図8にCAMステーション間NCプログラム送受信
処理を示す。CAMステーションより、NCプログラム
の送信要求がある場合((送信要求フラグCAM−SF
がONの場合)は、CAMステーションよりのNCプロ
グラム受信処理を行なう。
【0022】図9にセルステーション間のNCプログラ
ム送信処理を示す。セルステーションより送信要求され
たNCプログラムがすでに記憶されているか否かの調査
を行ない、記憶済の場合は、本NCプログラムをセルス
テーションへ送信する。図10にセルステーションより
のNCプログラム受信処理を示す。送信されてくるNC
プログラムがすでに記憶されているか否か調査を行ない
、(調査は、NCプログラム名称が一致するものが記憶
されているか否かで調べる)すでに記憶済の場合はこの
旧NCプログラムを削除し、新NCプログラムを受信し
記憶する。すなわち、旧NCプログラムを新NCプログ
ラムに置き替える。図11にCAMステーションよりの
NCプログラム受信処理を示す。このNCプログラムに
ついても、古いNCプログラムがすでに記憶されている
場合は、これを削除し、新NCプログラムを受信し、置
き替える。
【0023】図12にCAMステーションよりの通信割
込処理を示す。この処理プログラムはCAMステーショ
ンより、通信割込が入った場合に起動する。先ず、メッ
セージの受信を行なって解析を行ない、メッセージがN
Cプログラムの送信要求の場合に、NCプログラム送信
要求フラグCAM−SFをONする。それ以外の場合は
、そのメッセージに対応する処理を行なう。図13にセ
ルステーションよりの通信割込処理を示す。この処理プ
ログラムは、セルステーションよりの通信割込の入った
場合に起動する。先ず、メッセージの受信を行ない、解
析結果ラインステーションに対する受信要求か否かを判
断し、受信要求の場合は、受信要求フラグSEL−RF
をONする。又送信要求の場合は、送信要求フラグSE
L−SFをONする。これ以外のメッセージの場合は、
夫々のメッセージの対応処理を行なう。
【0024】図14にセルステーションに於ける設備よ
りの通信割込処理を示す。この処理プログラムは、通信
割込処理で起動する。先ず、メッセージの受信を行ない
、この解析を行ない、解析結果メッセージがNCプログ
ラムの送受信要求であった場合、設備に対しNCプログ
ラムの送受信を行なう。それ以外の場合は、メッセージ
に対応する処理を行なう。以上でNCプログラムの設備
へのアップロード、ダウンロードの実施例の説明である
。前記の説明では、セルステーション、ラインステーシ
ョンと別々に分けて両者間で情報の送受信を送なう構成
であるが、両者が一体のステーションとして扱うことが
可能である。
【0025】次に図15〜図20により、プリント板生
産状況をピックアップし、作業の終了を予告する実施例
システムについて説明する。図15に本発明の機能ブロ
ック図を示す。設備11側は、プリント板の累計生産枚
数検出手段305とこのクリア手段306を有し、生産
するプリント板の型式が変わる毎に前記のクリア手段3
06で累計生産枚数をクリアしておく。プリント板の生
産が開始時は、検出手段305により、生産枚数のカウ
ントを始める。累計生産枚数はセルステーション4に送
信され、さらにセルステーッションの送信手段304に
より、ラインステーション3に送信される。一方ライン
ステーション3では、ケジュール登録手段301により
予め予定のスケジュールが登録されており、その内容が
表示手段302に表示される。セルステーションからの
累計生産枚数はその受信手段303で受信され、前記の
スケジュールとつき合わせ、さらに時刻計測手段308
からの情報を取り込んで、スケジュール終了予測手段3
07で実績データ(累計生産枚数)をもとに終了予測時
間を算出し、これを表示手段309で表示する。以下そ
の詳細を説明する。図16にスケジュール登録、実行処
理フローを示す。先ずスケジュールを登録し、どこのス
ケジュールより実行するかを示すポインタの初期化を行
なう。次にポインタが示すスケジュールの開始指令があ
ったか否かを判断し、開始指令があった場合のみ、その
当該スケジュールの表示を行ない、スケジュールポイン
タを次のスケジュールに更新する。この時の時刻を当該
スケジュール開始時刻(Ts)として記憶する。以下、
当該スケジュールが終了し、次に再び当該スケジュール
の開始指令があったら再び前記を繰り返す。この繰り返
しは登録したスケジュールが全部終了するまで繰り返す
【0026】図17にタイマー割込示す。当該スケジュ
ールの終了予告は、周期的にリアルタイムで表示する必
要がある。このため表示はタイマ割込処理の中で行なう
こととする。一般にタイマ割込は短い周期で発生するの
で、表示はこのタイマ割込の都度表示する必要はない。 複数回のタイマ割込で1回の割合で表示させるため、同
図に示すように表示指令カウンタを設けた。終了予測時
刻の表示は、本カウンタが一定値に達した時のみ行なう
ようにしている。また、タイマ割込処理は本表示の他の
処理も必要に応じ出来るようにした。
【0027】図18に終了予測時刻表示を示す。本処理
は前記図17の終了予測時刻表示処理の詳細を示す。先
ず、現在時刻(Tp)をReadする。次に過去の実績
より1枚当たりの平均生産時間(T1)を次の式により
算出する。 T1=(Tp−Ts)/Np Tp:現在時刻、Ts:開始時刻、Np…開始時刻より
現在時刻までの生産実績枚数次に生産残量枚数(Nn)
を算出する。  Nn=Ns−Np Ns:スケジュールにより計画された生産枚数Np:前
記にて示してある生産実績枚数次に終了予測時刻(Te
)を算出する。  Te=Tp+T1×Nn 次に算出された終了予測時刻の表示を行なう。図19に
ラインスケジュールに於ける累計生産枚数の受信処理を
示す。本処理プログラムは、セルステーションからの通
信割込ににより起動される。先ず、セルステーションか
らのメッセージを受信して解析し、もし累計生産枚数の
転送メッセージであった場合は、この枚数(Np)を記
憶する。それ以外のメッセージの場合は、夫々に対応し
た処理を行なう。
【0028】図20にセルステーションに於ける累計生
産枚数送信処理を示す。本処理プログラムは、設備より
の通信割込により起動される。先ず設備よりのメッセー
ジを受信して解析し、もし累計生産枚数の転送メッセー
ジであった場合は、これをラインステーションに送信す
る。それ以外のメッセージの場合は、夫々に対応した処
理を行なう。以上の動作フローで、プリント板生産状況
に基く作業終了の予告がなされる。上記ではセルステー
ション、ラインステーションと別々に分けて両者間で情
報の送受信を行なう説明を行なったが、両者は一体のス
テーションとして扱うことも可能である。
【0029】以下、電子部品の在庫状況及び発注管理を
行なう部品在庫管理システムに対して、部品の使用状況
をピックアップし、使用数を通告するシステムの実施例
について説明する。
【0030】図21にシステムの構成図を示す。401
a、401b、401c、401dは実装機械(設備)
を示す。実装機械は制御部402、部品の使用状況を記
憶するメモリ403、部品の使用状況を外部に通知する
ための通信インタフェイス404から構成される。40
5aと405bは実装機械から部品の使用状況を受信し
、一時的に記憶しておくセル管理ステーションである。 セル管理ステーション405aは、メイン制御部406
、実装機械401a〜401cからの部品の使用状況を
記憶しておくデータファイル407、データファイルの
内容を表示するための表示部408、それぞれの実施機
械から部品の使用状況を通信により受信するための通信
制御部409、それぞれの実装機械の部品の使用状況を
更に上位のステーションに通信するための通信制御部4
10から構成される。セル管理ステーション405aと
実装機械間は、RS232cの通信ケーブル411a、
411b、411cとにより接続されて通信可能となっ
ている。412はラインの実装機械全体の電子部品の使
用状況を一括管理するためのライン管理ステーションで
ある。ライン管理ステーション412は、メイン制御部
413、部品の使用状況を記憶するデータファイル41
4、データファイルの内容を表示する表示部415、キ
ー操作を行なうためのキー416、外部との通信を行な
う通信制御部417から構成される。418は部品の在
庫状況及び発注管理を行なう部品在庫管理システム(図
1の上位ホスト計算機)である。419は、セル管理ス
テーションとライン管理ステーション間、及びライン管
理ステーションと在庫管理システム間の通信を行なうた
めのLANであり、420a、420b、420c、4
20dはそれぞれの機器をLANに接続するためのトラ
ンシーバを示す。
【0031】次に部品の使用状況が部品在庫管理システ
ムに通知されるまでの情報の流れについて説明する。上
記各実装機械で使用された部品の使用数はその都度、実
装メモリ403に記憶される。それぞれの実装機械に記
憶されたこの情報は、セル管理ステーション405a、
405bの要求によりRS232cケーブルを経由して
送信され、セル管理ステーションのデータファイル40
7内に記憶される。セル管理ステーション内のデータフ
ァイルに記憶された部品の使用数は、ライン管理ステー
ション412の要求により、セル管理ステーションから
LAN419を経由してデータファイル414内に記憶
される。この記憶された部品の使用数を示すデータ構成
例を図22に示す。
【0032】このデータはライン管理ステーション41
2のキーボード416からキー入力操作や、部品在庫管
理システム418からの指示に従って、部品在庫管理シ
ステムへ通知される。部品在庫管理システムは受信した
データをもとに、在庫状況及び部品の発注管理を行なう
ことができる。以上のシステムは実装機械やセル管理ス
テーションの台数に関係せず、任意の台数のシステムに
も同様に適用されるものであり、実装機械とセル管理ス
テーションの台数の変更が容易である。
【0033】次にプリント板の生産状況をピックアップ
し、作業の終了時刻を予測し、次回ロットのプリント板
生産に必要な段取りを指示するシステム(設備運転監視
装置)の実施例について説明する。
【0034】図24は、プリント板に部品を実装するプ
リント板組立(部品実装)ラインにおけるライン管理シ
ステムのシステム構成図である。ロ−ダ,ディスペンサ
,マウンタ等の設備501が、プリント板の製造プロセ
スに従って配置され、ライン502上を流れるプリント
板503に対して組立作業を行なう。設備501を運転
するには、設備501の動きを規定するNCデ−タや設
備501で使用する部品とそれをセットする場所を規定
する部品段取りデ−タが必要であり、ロットが切り替わ
る毎に使用するNCデ−タや部品段取りデ−タを対応す
るものに切り替えて使用する。
【0035】設備501を運転するのに必要なNCデ−
タや部品段取りデ−タは、CADシステム504からの
CAデ−タを基にCAMステ−ション505で、または
デ−タ作成機506によって作成され、ライン管理ステ
−ション507で保管される。ライン管理ステ−ション
507は、作業計画デ−タ508に従って、必要なNC
デ−タや部品段取りデ−タを設備運転監視装置であるセ
ル管理ステ−ション509に供給し、セル管理ステ−シ
ョン509で一時保管する。セル管理ステ−ション50
9は、設備501の作業進行状況をみながら、設備50
1に対して前もってNCデ−タを供給し、また、ロット
切り替え時に部品段取りデ−タを基に、作業者に対して
部品段取り指示を出す。更に、部品段取り指示が出され
た時に、直ちに部品を設備501にセットできるように
するために、部品段取りに必要な部品の準備を指示する
部品段取り準備指示を前もって行なう。
【0036】図23は、設備運転監視装置であるセル管
理ステ−ション509の内部処理構成を示したものであ
る。ライン管理ステ−ション用通信部510は、ライン
管理ステ−ション507との間でデ−タの送受信を行な
う。作業計画514は、図25のように、プリント板を
組み立てる作業日514−a,作業日における作業順5
14−b,作業を行う基板種514−c,作成する予定
枚数514−dから構成される。部品段取りデ−タ51
1は、図26のように、作業計画514に示すプリント
板を予定枚数作成するために必要な部品種511−bと
その個数511−c及び設備501にセットするレ−ン
No.511−aから構成され、設備と基板種の組に対
してそれぞれ存在する。部品段取りデ−タ511は、ラ
イン管理ステ−ション507から、ライン管理ステ−シ
ョン用通信部510によって供給され、部品段取りデ−
タ管理部512で管理される。
【0037】作業実績515は、図27に示すようにプ
リント板実績と使用部品実績がある。プリント板実績は
、実際に作業が行われたプリント板の作業日515−a
,作業順515−b,基板種515−cと作業を行った
実績枚数515−d,それにかかった作業時間515−
e,その作業が作業中か完了かを示す作業状態515−
fから構成される。使用部品実績は,実際に使用した部
品の部品種515−hとその使用部品数515−i,設
備上のレ−ンNo.515−gから構成され、設備と基
板種の組に対してそれぞれ存在する。段取り作業・段取
り準備作業抽出部513は、予め登録された作業計画5
14から次作業を、また作業実績515から使用部品数
を求め、現在行なわれている作業で使用する部品と設備
501にセットされているその位置、及び次に行なう作
業で使用する部品と設備501にセットするその位置の
比較と部品の残量から段取り作業を求める。また、現在
行なわれている作業で使用する部品と次に行なう作業で
使用する部品との比較及び部品の残量から段取り準備作
業を求める。
【0038】段取り準備作業時間予測部516は、段取
り準備作業時間実績管理部517で管理される段取り準
備作業時間実績518に基づいて、段取り作業・段取準
備作業抽出部513で求めた段取り準備作業にかかる時
間を予測する。段取り準備作業時間実績518は、図2
8のように毎回の段取り準備作業にかかった時間の合計
である総準備作業時間518−aと段取り準備作業で準
備した部品の合計である総部品数518−bから構成さ
れる。段取り準備作業時間実績518は、段取り準備作
業が終了した時点で、終了したことをキ−ボ−ド等で入
力することにより、実際にかかった時間が段取り準備作
業時間実績管理部517によって計測され、総部品数と
共に更新される。設備用通信部519は、設備501と
の間でデ−タの送受信を行なう。
【0039】作業進捗状況監視部520は、設備501
で行われている作業に関して、作業終了プリント板数や
使用部品数を、設備用通信部519を通して設備501
より受け取り、作業にかかった時間と共に作業実績51
5として作業実績管理部521に登録する。設備状態監
視部522は,設備用通信部519によって設備501
の状態を監視し、設備501が故障の場合は故障回復ま
での時間を計測し,故障原因と共に故障回復実績523
として故障回復実績管理部524に登録する。故障回復
実績523は、図29のように、故障原因523−aと
その故障回数523−b,回復するまでにかかった時間
の合計である総回復時間523−cから構成され、設備
毎に存在する。故障回数523−b,総回復時間523
−cは、設備状態監視部522によって更新される。
【0040】作業終了時刻予測部525は、作業計画5
14と現時点での作業実績515とから残りの作業量を
求め、設備状態監視部522からの現在の設備501の
状態に応じて、設備501が正常運転であれば、過去に
おける作業実績515を基に、設備501が故障の場合
は、故障回復実績523も用いて現在行なわれている作
業の終了時刻を予測する。段取り準備作業指示部526
は、作業終了時刻予測部525で求めた現在行なわれて
いる作業の終了予想時刻と段取り準備作業時間予測部5
16で求めた段取り準備作業予想時間から段取り準備作
業を開始する時刻を求め、その時刻に、段取り作業・段
取り準備作業抽出部513で求めた段取り準備作業を表
示や印字により作業者に指示する。また同時に、段取り
準備作業時間実績管理部517に対して、段取り準備作
業を開始したことと段取り準備する部品数を知らせる。
【0041】作業終了時刻の予測の処理フロ−を図30
のステップに従って説明する。ステップ1:現在作業中
のロットのプリント板に対して、ロットの残作業量を求
める。つまり、作業計画の予定枚数と作業実績の現時点
での実績枚数とから残りの枚数を求める。図25の作業
計画に従って,現状が図27のように基板種「DEF−
5678」の作業を行っている場合、残作業量は150
枚である。
【0042】ステップ2:ステップ1で求めた残作業に
必要な時間を予測する。予測方法としては、例えば、図
27の現在作業中の基板種「DEF−5678」の実績
枚数515−dとそれにかかった作業時間515−eか
ら1枚あたりの平均作業時間(3分)を求め、ステップ
1で求めた残作業量(150枚)から残作業に必要な時
間(450分)を求める。他の方法には、1枚あたりの
平均作業時間として、予め与えられた定数を用いる方法
,作業時間515−eに設備501の故障時間を含めず
、今後も故障しないと仮定して上記と同様に計算する方
法等がある。
【0043】ステップ3:設備501の状態を調べる。 設備状態監視部522より設備501の状態を調べ、正
常に稼動している時はステップ4へ、設備が故障してい
る時はステップ5へ移る。ステップ4:現在作業中のロ
ットの終了時刻を予測する。ステップ2で求めた残作業
に必要な時間(450分)からステップ3の設備状態が
正常稼動の場合は、今から450分後,故障の場合は、
ステップ5で求めた故障回復時刻から450分後を作業
終了時刻とする。
【0044】ステップ5:設備1が故障している時、故
障が回復する時刻を予測する。設備状態監視部522よ
り故障原因を求め、図29の故障原因523−aから一
致するレコ−ドを求める。当該レコ−ドの故障回数52
3−bと総回復時間523−cより、故障1回あたりの
平均回復時間を求め、今から平均回復時間後を回復時刻
とする。
【0045】図31は、段取り作業抽出処理の処理フロ
−である。ステップ1:作業実績515から現在行なわ
れている作業を求め、作業計画514からその次に行な
う作業を求める。ステップ2:現在行なわれている作業
の部品段取りデ−タ511と次に行なう作業の部品段取
りデ−タ511を比較する。レ−ンNo.511−a毎
に部品種511−bを比較し、次に行なう作業の部品段
取りデ−タ511のうち、部品種511−bが異なるレ
コ−ドを段取り作業のデ−タとする。ステップ3:部品
種511−bが等しいレ−ンについて、現在の作業を開
始する前の部品数と作業実績515の使用部品数515
−i,実績枚数515−d及び作業計画514の予定枚
数514−dから、現在の作業が終了した時の部品の残
数を予測し、その残数が、次作業の同レ−ンで使う個数
511−cより少ない場合は、次作業の部品段取りデ−
タ511の当該レコ−ドを段取り作業のデ−タとする。
【0046】図32は、段取り準備作業抽出処理の処理
フロ−である。ステップ1:作業実績515から現在行
なわれている作業を求め、作業計画514からその次に
行なう作業を求める。ステップ2:現在行なわれている
作業の部品段取りデ−タ511と次に行なう作業の部品
段取りデ−タ511を比較する。部品種511−bを比
較し、次に行なう作業の部品段取りデ−タ511のうち
、現在行なわれている作業の部品種にない部品種511
−bのレコ−ドを段取り準備作業のデ−タとする。ステ
ップ3:次作業に等しい部品種がある現在行なわれてい
る作業の部品種511−bについて、現在の作業を開始
する前の部品数と作業実績515の使用部品数515−
i,実績枚数515−d及び作業計画514の予定枚数
514−dから、現在の作業が終了した時の部品の残数
を予測し、その残数が、次作業の同部品種511−bの
個数511−cより少ない場合は、次作業の部品段取り
デ−タ511の当該レコ−ドを段取り準備作業のデ−タ
とする。
【0047】図33は、段取り準備作業時間予測処理の
処理フロ−である。ステップ1:段取り作業・段取り準
備作業抽出部513より、段取り準備作業で扱う部品数
を求める。ステップ2:段取り準備作業時間実績518
の総準備作業時間518−aと総部品数518−bより
、1部品あたりの準備作業時間を求める。ステップ3:
ステップ1で求めた部品数とステップ2で求めた1部品
あたりの準備作業時間より、段取り準備作業にかかる時
間を求める。尚、以上示した作業終了時刻予測方法,段
取り作業抽出方法,段取り準備作業抽出方法,段取り準
備作業時間予測方法は、それを実現する一方法であり、
他の方法でもかまわない。
【0048】本実施例によれば、段取り準備作業の指示
に従って段取り準備作業を開始することにより、ロット
切り替えによる段取り作業の開始時には段取り準備作業
は終了し、直ちに段取り作業に取りかかることができ、
生産効率を向上することができる。次に、生産環境の状
況に応じてプリント板の生産順序、生産数量を変更可能
とするシステムの実施例について説明する。
【0049】図34は、システムの全体構成を示したも
のである。本システムは、プリント板実装を行う設備に
対して、作業指示や必要なデータを供給するライン/セ
ル管理ステーション601、ライン/セル管理ステーシ
ョン601が対象とする設備602、設備602が作業
するために必要なプリント板や実装部品を供給するプリ
ント板・部品供給部603、設備602が作業するため
に必要なプリント板や実装部品を発注するプリント板・
部品発注部604で構成される。
【0050】ライン/セル管理ステーション601は、
設備602やプリント板・部品供給部603、プリント
板・部品発注部604との通信を行う通信部605、設
備602を動作させるために必要なデータであるCAM
データ606を設備602に供給するCAMデータ供給
部607、設備602が行う次作業のために必要な段取
り作業を設備602に対して指示する段取り指示部60
8、設備602が作業するために必要なプリント板や実
装部品が用意されているかどうかを監視するプリント板
・部品数量状況監視部609、設備602が正常に動作
しているかどうかを監視する設備状態監視部610、設
備602で行う作業のスケジュールを示した作業計画6
11、作業計画611を外部から入力するための作業計
画入力部612、作業計画611を基に、生産環境の状
況に応じて作業計画を再作成する作業計画作成部613
、作業計画作成のための規則である作業計画作成規則6
14、作業計画作成規則614を入力する作業計画作成
規則入力部615で構成される。
【0051】ライン/セル管理ステーション601は、
作業計画入力部612から入力された作業計画611に
従って、設備602に対して、CAMデータ供給部60
7によって必要なCAMデータを供給し、段取り指示部
608によって段取り指示を行う。作業計画611の1
例は、前記図25に示される。作業計画611は、作業
を行う作業日514−a、1日の中での作業する順番を
示す作業順514−b、作業を行う基板を示す基板種5
14−c、作業を行う基板の枚数を示す予定枚数514
−dで構成される。CAMデータ供給部607は、作業
計画611に従って、当日作業するプリント板について
、作業順514−bの早い順に必要なCAMデータを設
備602に供給する。また、段取り指示部608は、設
備602から、現在行われている基板についての作業が
終了したことを示すロットエンド信号の受信を監視し、
ロットエンドを受けた場合は、次に行う作業を作業計画
611に従って求め、求めた作業を行うために必要な段
取りを設備602に対して指示する。
【0052】作業計画611は、生産環境(作業に必要
なプリント板や部品の在庫量、作業で使う設備の状態)
の状況に応じて、作業計画作成部613によって変更さ
れることもある。プリント板・部品数量状況監視部60
9は、作業計画611を基に、予定されている作業に必
要なプリント板や実装する部品が既にあるかどうかをプ
リント板・部品供給部603に問い合わせて調べる。そ
の結果不足しているプリント板や部品がある場合、プリ
ント板・部品数量状況監視部609は、プリント板・部
品発注部604に対して、不足しているプリント板や部
品とその数量を発注依頼し、それに対して、プリント板
・部品発注部604からそれらプリント板・部品の入荷
予想時期を受ける。設備状態監視部610は、ライン/
セル管理ステーション601が対象とする各設備602
が正常に稼動しているかどうかその状態を監視する。作
業計画作成部613は、プリント板・部品数量状況監視
部609から、作業計画611中の作業のうち、作業を
行うために必要なプリント板や部品で不足しているもの
があるかどうか、設備状態監視部610から、作業で使
う設備で故障しているものがあるかどうかを受け、不足
しているプリント板や部品、また故障している設備があ
る場合は、作業計画作成規則入力部615によって予め
登録されている作業計画作成規則614に従って、作業
計画611を変更する。
【0053】図35は、作業計画作成部613の処理を
示したものである。以下、ステップに従って説明する。 ステップ620:作業計画611中にある今後作業予定
のプリント板について、予定枚数を作成するために必要
なプリント板及び実装部品が既に用意されているかどう
かを、プリント板・部品数量状況監視部609の結果(
不足しているプリント板及び部品の有無、不足している
プリント板・部品とその数量及び入荷時期)を基にチェ
ックする。
【0054】ステップ621:作業計画611中にある
今後作業予定のプリント板について、プリント板実装に
用いる各設備602が使用可能か(故障していないか)
どうかを設備状態監視部610の結果(故障設備の有無
、故障設備の回復時期)を基にチェックする。
【0055】ステップ622:今後予定の作業に必要な
プリント板及び部品がすべてそろっている、かつ使用す
る設備はすべて正常である場合は、作業計画611を変
更せず、処理を終わる。不足しているプリント板及び部
品がある、または使用する設備の中に故障しているもの
がある場合は、ステップ623に移る。ステップ623
:作業計画作成規則614に従って、作業計画611を
変更する。作業計画作成規則614には、例として以下
のようなものがある。
【0056】規則1:必要なプリント板及び部品の中で
、まったくないものがある機種は、必要なプリント板及
び部品がすべてそろっている機種の後に順番を移す。 規則2:必要なプリント板及び部品の中で、まったくな
いものがある機種は、プリント板・部品数量状況監視部
609からの、それの入荷時期以降に移す。規則3:必
要なプリント板及び部品の中で、まったくないものがあ
る機種は、計画より削除し、作業しない。規則4:必要
なプリント板及び部品の中で、まったくないものがある
機種は、ユーザに順番を問い合わせ、決めてもらう。規
則5:故障中の設備を使用する機種は、故障中の設備を
使用しない機種の後に順番を移す。
【0057】規則6:故障中の設備を使用する機種は、
設備状態監視部610からの、故障設備の回復時期以降
に移す。規則7:故障中の設備を使用する機種は、計画
より削除し、作業しない。
【0058】規則8:故障中の設備を使用する機種は、
ユーザに順番を問い合わせ、決めてもらう。規則9:作
成予定枚数に必要なプリント板及び部品の中で、不足し
ているものがある機種は、作成可能な枚数だけ作るよう
に、作業計画の予定枚数514−dを変更する。規則1
0:作成予定枚数に必要なプリント板及び部品の中で、
不足しているものがある機種は、プリント板・部品数量
状況監視部609からの、それの入荷時期以降に移す。
【0059】規則11:作成予定枚数に必要なプリント
板及び部品の中で、不足しているものがある機種は、ユ
ーザに対処方法を決めてもらう。以上の処理によって、
作業計画作成部613は、生産環境の状況に応じて作業
計画611を変更し、その結果、生産順序や生産数量を
変更することができる。なお、本実施例では、作業計画
作成規則614を基に作業計画を作成しているが、作成
規則の代わりに、これらの規則をプログラム化してもよ
い。作業計画入力部612への入力手段は、キーボード
入力、フロッピー、通信等特に問わない。プリント板・
部品供給部603は、作業者が在庫を調べて、キーイン
するものでもよい。プリント板・部品発注部604は、
作業者が発注処理を行い、入荷時期をキーインするもの
でもよい。
【0060】次に図36〜図44に基づいて、実装設備
の稼動状況を示すデータをアップロードし、メインテナ
ンスに必要な作業を指示するシステムの実施例について
説明する。図36に本発明の機能ブロック図を示す。先
ず設備側では、稼動状況検出手段704により、その設
備が“休止中”か“運転中”か“異常中”か等の稼動状
態を検出し、故障中の場合は故障要因検出手段705に
より、故障要因の検出を行なう。これらの情報は、セル
ステーションに転送され、さらに稼動状況・故障状況送
信手段703によりラインステーションにLANを経由
して送信される。ラインステーション側では、LANを
経由して送信されてきた前記の情報を稼動状況・故障状
況・受信手段702にて受信する。受信情報は、時刻計
測手段701が計測した現在時刻と共に、稼動状態別計
算手段706に送られ、ここで稼動時間、停止時間、故
障時間等の状態別に経過時間が計算される。この計算結
果は管理数値計算手段に送られ、稼働率、MTBF等の
稼動状態に関する管理数値が計算される。これ等の管理
数値は、稼動状況表示手段708に送られ、ここで表示
される。以下その詳細について説明する。
【0061】図37にタイマ割込処理フローを示す。本
処理ルーチンは一定周期で発生するタイマ割込により起
動されるものである。これは稼動状態の表示をリアルタ
イムで表示するため、タイマ割込が一定回数だけ入った
ら、1回だけ表示内容を更新するため、この回数をカウ
ントする表示指令カウンタを設け、このカウンタをタイ
マ割込が1回入る毎に+1だけ更新し、一定値に達した
時のみ稼動状態の表示を更新(再表示)すると共に、こ
のカウンタを0に戻す。
【0062】図38に稼動状態検出処理を示す。先ず、
各状態に於ける継続時間を計算するため前回調査した時
の運転状態と今回調査した時の運転状態が同じかどうか
調べる。同じの場合は、まだその状態が続いているとい
う事であるので、そのままRETURNする。もし異な
っている場合は、今まで継続していた状態はこれで終わ
ったという事であるので、今までの状態(異常中、運転
中、休止中)に対応した時間を計算する。この計算は現
在の時刻(Tp)より夫々の状態の開始時刻(Ts)と
の差により計算する。尚、今までの状態が異常中であっ
た場合は、故障回数のカウントアップを行ない故障要因
別カウント処理を行なう。又すべての状態に対しその後
稼動状態変化対応処理を行なう。
【0063】図39に稼動状態変化対応処理を行なう。 先ず、今回の稼動状態の開始時刻(Ts)の設定を行な
う。これは現在時刻(Tp)に対応する。次に今回の運
転モード(稼動状態)を前回運転モードとして設定し、
次回に備える。次に管理数値の計算を行ない、続いて稼
動状況の表示を行なう。図40に故障要因別カウント処
理を示す。先ず、故障要因の取り出しを行ない対応した
要因の故障回数を1加算し、故障要因別の故障回数のカ
ウントを行なう。図41に管理数値計算を示す、先ず、
管理数値としてMTBFを計算する。計算は次の式によ
り行なう。MTBF=(Trun−Tdn)/NdnT
run:運転時間、Tdn:異常時間、Ndn:故障回
数次に稼働率γの計算を行なう。計算は次の式により行
なう。 γ=(Trun−Tdn)×100/Trun(%)尚
、前記の各時間、故障回数は図38により計算された値
である。
【0064】図42に稼動状況の表示を示す。稼動状況
として、休止時間、運転時間、異常時間、MTBF、稼
働率、要因別故障回数、故障回数(合計)の表示を行な
う。これらの値は前記にて計算された値である。図43
にラインステーションに於ける稼動状況受信処理につい
て示す。本処理ルーチンは、セルステーションからの送
信割込で起動される。先ず、セルステーションより送信
されてきたメッセージを受信する。次にこのメッセージ
を解析し、このメッセージが稼動状況に関するものであ
った時は、これを記憶しそれ以外のメッセージの場合は
、夫々に対応した処理を行なう。ここでCNPは運転、
休止、異常中の記憶を示し、DW−MENは異常(故障
)要因記憶を示す。
【0065】図44にセルステーションに於ける稼動状
況送信処理を示す。本処理ルーチンは設備よりの送信割
込で起動される。先ず設備より送信されてきたメッセー
ジの受信を行なう。次にこのメッセージの解析を行ない
、その結果メッセージが稼動状況に関するものであった
時は、このメッセージをラインステーションに送信する
。それ以外のメッセージの場合は夫々のメッセージに対
応した処理を行なう。以上のようにして、稼動状況を示
すデータをアップロードしメインテナンスに必要な情報
を表示する(指示する)。上記実施例では、セルステー
ション、ラインステーションと別々に分けて両者の情報
を送受信を行なう説明をしたが、両者は一体のステーシ
ョンとして扱うことも可能である。
【0066】次に、実装機の故障原因を推定し,必要な
復旧作業内容を指示するシステムの。実施例を説明する
。図45は、システムの全体構成を示したものである。 本システムは、プリント板実装を行う設備に関して、そ
の状態を監視し、故障時には、復旧を支援するライン/
セル管理ステーション801と状態監視、故障復旧支援
の対象となる設備802で構成される。ライン/セル管
理ステーション801は、設備802との通信を行う通
信部803、設備802の現在の状態を監視する設備状
態監視部804、設備802が故障したとき、故障の症
状から考えられる原因及び復旧方法を表示し、故障復旧
を支援する故障診断支援部805、故障診断支援部80
5が原因及び復旧方法を表示するための基データである
故障診断データ806で構成される。設備状態監視部8
04は、常時、現在の設備状態(運転中、停止中等)を
監視し、設備802が故障の場合は、設備802から送
られてくる故障の症状を故障診断支援部805に送る。 故障診断支援部805は、設備状態監視部804から故
障の症状が送られてくると、登録されている故障診断デ
ータ806から、故障の症状に対応する原因と復旧方法
をCRT807に表示する。故障診断データ806は、
故障診断支援部805によって、キーボード808から
予め入力しておく。
【0067】図46は、故障診断データ806(チップ
マウンタ用)の例である。故障診断データ806は、故
障の症状811とそのコード810、故障症状コード8
10を幾つかの種類に分類した異常の種類809、異常
の種類809に対応して考えられるすべての原因812
及びそれに対する復旧方法813で構成される。故障診
断支援部805は、設備802の故障時、設備状態監視
部804より、故障症状コード810を受けると、故障
診断データ806を基に故障症状コード810が含まれ
る異常の種類809を求め、さらに異常の種類809に
対応する原因812及び復旧方法813を故障診断デー
タ806から取り出し、CRT807に表示する。第8
03図は、原因812及び復旧方法813を表示した例
である。この例は、異常の種類809が「XY  NO
T  ORIGIN」(故障症状コード810が、10
01〜1004、1011〜1012、1050)の場
合である。故障の症状に対して、予め登録してある、考
えられる原因と復旧方法を表示することで、故障復旧を
支援する。
【0068】なお、故障診断支援部805は、設備状態
監視部804から、設備802の故障時、異常の種類8
09を直接受けてもかまわない。原因812及び復旧方
法813は、プリントアウトして指示してもよい。故障
診断支援部805による故障診断データ806の登録は
、フロッピーや通信で行うことも可能である。次に、プ
リント基板のサイズ、実装する部品の品種、実装密度等
に応じて実装機械の最適作業条件を生成し、その作業条
件を指示するシステムについて、リフロー装置の場合を
例にとり実施例を説明する。
【0069】図48は、プリント基板に印刷されたはん
だを熱硬化させるためのリフロー装置917と外部コン
ピュータ902が生産ラインに配置されている外観を示
している。リフロー装置には装置内に取り込まれたプリ
ント基板を搬送するコンベアの速度を調整する速度調整
ボリューム918と装置内の温度を調整する温調器91
9と920が備えられており、作業者はこれらを操作す
ることができる。外部コンピュータ902は最適作業条
件を生成し、指示する機能を有するものである。図49
は外部コンピュータ902内部のハードブロック図であ
り、メインの制御部908と必要なデータを記憶するデ
ータファイル909及び表示を行なうCRT910、デ
ータの入力用インターフェース911、更にリフロー装
置917とデータの伝送を行なえるよう通信制御部92
1が装備される。データの入力用インターフェース91
1には、キーボード912、フロッピーディスク913
、上位システム914からの回線が接続されている。
【0070】図50に最適作業条件を生成するための外
部コンピュータ902のメイン制御部908内部のデー
タ処理フローを示す。処理が開始されるとまず、データ
処理に必要なパラメータをキーボード912から入力す
る。入力パラメータの項目例を、図51に示す。キーボ
ード912から入力されたパラメータのデータは入力I
/F911を介してデータファイル909に記憶される
。パラメータが入力されると、予めデータファイル90
9に記憶されている温度プロファイルの中から最適な温
度プロファイルが選択される。温度プロファイルの一例
を図52に示す。  最適な温度プロファイルが選択さ
れると、温度プロファイルに影響するリフロー装置の諸
元、即ちヒータとコンベア速度をパラメータとして、対
象とするプリント基板がリフロー装置内を通過した時の
温度プロファイルをシミュレーション演算により求める
。求められたシミュレーション結果が、最適な温度プロ
ファイルに一致しない場合は、ヒータまたはコンベア速
度の設定値を変更しシミュレーション演算を繰り返す。 シミュレーション演算により最適な温度プロファイルに
近い結果が得られたら、その時のヒータとコンベア速度
の設定値を作業条件とし、CRT910に表示する。C
RT910に表示された作業条件の一例を図53に示す
。ヒータの設定値は、実際にはリフロー装置917の温
調器で操作される。
【0071】次に、実装機械の運転状態を示すデータを
収集し、指示した作業条件と比較し、指示した作業条件
下で実装機械を運転するシステムの実施例について説明
する。  図54は、プリント基板に印刷されたはんだ
を熱硬化させるためのリフロー装置(硬化装置)101
7と、リフロー装置に対する作業条件の指示及び指示し
た作業条件下でのリフロー装置の運転を管理する外部コ
ンピュータ1002の制御ブロック図である。
【0072】外部コンピュータ1002は、メインの制
御部1008とデータファイル1009及び表示を行な
うCRT1010、データの入力用インターフェース1
011、更にリフロー装置1017とデータの伝送を行
なうために通信制御部1021が装備される。データの
入力用インターフェース1011には、キーボード10
12、フロッピディスク71013、上位システム10
14からの回線が接続されている。一方、リフロー装置
1017では、温調器1019にヒータ1022aと温
度センサ1023aが接続され、温度調整用のボリュー
ム1024aが設けられている。更に温度センサ102
3aからのアナログ出力信号は、温調器1019を経由
してA/D変換器1025でディジタル信号に変更され
る制御部1026に入力される。同様に温調器1020
にヒータ1022bと温度センサ1023bが接続され
、温度調整用のボリュウム1024bが設けられている
。温度センサ1023bからのアナログ出力記号は、温
調器1020を経由してA/D変換器1025でディジ
タル信号に変換され、制御部1026に入力される。 一方、コンベアの速度調整用ボリューム1018には、
コンベア駆動用のモータ1027と、モータの回転数す
なわちコンベア速度を検出するための回転検出器102
8が接続され、速度設定用ボリューム1029が設けら
れている。回転検出器1028からのアナログ出力信号
は速度調整ボリューム1018を経由してA/D変換器
1025でディジタル信号に変換され、制御部1026
に入力されている。更に外部コンピュータ1002とデ
ータの伝送を行なうために通信制御部1030が装備さ
れ、回線1031を介して外部コンピュータ1002と
データの伝送ができるように構成されている。リフロー
装置1017の作業条件を外部コンピュータ1002C
TR1010に表示した一例は、前記図53となる。作
業者はこの表示に従い、コンベアの速度と温度設定を行
なうことができる。
【0073】図55は、リフロー装置1017から運転
状態を監視するための実際の温度データを外部コンピュ
ータ1002のCRT1010に表示した一例を示して
いる。温度データは、硬化装置1017の温度センサ1
023a、1023bからのアナログ出力信号を、温調
器1019、1020を経由してA/D変換器1025
に入力され、ディジタル信号に変換された後、制御部1
026に入力される。制御部1026は、変換された信
号を通信制御部1030に入力する。通信制御部103
0に入力された信号は、外部コンピュータ1002の通
信制御部1021に回線1031を介して入力される。 外部コンピュータ1002の通信制御部1021に入力
された信号は、メイン制御部1008でデータファイル
1009に記憶されると共に、温度データ値が予め設定
されている作業条件の設定値及び許容値と比較され、範
囲を外れていないかどうかをチェックされる。温度デー
タ値が許容値内であれば処理を続行し、許容値をオーバ
ーしていれば警告のメッセージを外部コンピュータ10
02のCRT1010に表示し、作業者に警告を発する
。この警告に基づいて作業者は、復旧処置を行なうこと
ができる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、NCデータを効率良く
作成・供給し、また製造設備の稼動監視から生産ライン
全体の流れまでトータルに管理出来るので、生産効率を
高める事が出来る。また、生産計画の拡張も容易となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例を示すシステム構成図である。
【図2】本発明実施例のCAMステーションの機能説明
図である。
【図3】本発明実施例のラインステーションの機能説明
図である。
【図4】本発明実施例のセルステーションの機能説明図
である。
【図5】本発明実施例のシステムの機能ブロック図であ
る。
【図6】本発明実施例のNCプログラム送受信フロー図
である。
【図7】本発明実施例のセルステーション間の送受信フ
ロー図である。
【図8】本発明実施例のCAMステーション間の送受信
フロ図である。
【図9】本発明実施例のセルステーションへの送信フロ
ー図である。
【図10】本発明実施例のセルステーションよりの送受
信フロー図である。
【図11】本発明実施例のCAMステーションよりの受
信フロー図である。
【図12】本発明実施例のCAMステーションからの通
信割り込みフロー図である。
【図13】本発明実施例のセルステーションからの通信
割り込みフロー図である。
【図14】本発明実施例の設備よりの通信割り込みフロ
ー図である。
【図15】本発明実施例のスケジュールの機能ブロック
図である。
【図16】本発明実施例のスケジュール登録、実行フロ
ー図である。
【図17】本発明実施例のタイマー割り込みフロー図で
ある。
【図18】本発明実施例の終了予測フロー図である。
【図19】本発明実施例のラインステーションでの累積
生産枚数送信フロー図である。
【図20】本発明実施例のセルステーションでの累積生
産枚数送信フロー図である。
【図21】本発明実施例の在庫管理のシステム構成図で
ある。
【図22】本発明実施例のデータ構成図である。
【図23】本発明実施例のセルステーションの内部構成
図である。
【図24】本発明実施例のライン管理のシステム構成図
である。
【図25】本発明実施例の作業計画説明図である。
【図26】本発明実施例の部品段取りデータ説明図であ
る。
【図27】本発明実施例の作業実績データ説明図である
【図28】本発明実施例の準備作業実績説明図である。
【図29】本発明実施例の故障回復実績説明図である。
【図30】本発明実施例の予測処理フロー図である。
【図31】本発明実施例の作業抽出処理フロー図である
【図32】本発明実施例の準備作業抽出処理フロー図で
ある。
【図33】本発明実施例の準備作業予測処理フロー図で
ある。
【図34】本発明実施例の生産変更のシステム構成図で
ある。
【図35】本発明実施例の作業計画処理フロー図である
【図36】本発明実施例の稼動状況のシステム構成図で
ある。
【図37】本発明実施例の稼動状況タイマ割り込み処理
フロー図である。
【図38】本発明実施例の稼動状況検出フロー図である
【図39】本発明実施例の稼動状況変化処理フロー図で
ある。
【図40】本発明実施例の故障要因処理フロー図である
【図41】本発明実施例の管理数値計算フロー図である
【図42】本発明実施例の稼動状態表示フロー図である
【図43】本発明実施例の稼動状態受信フロー図である
【図44】本発明実施例の稼動状態送信フロー図である
【図45】本発明実施例の故障診断システム構成図であ
る。
【図46】本発明実施例の診断データ説明図である。
【図47】本発明実施例の診断結果表示説明図である。
【図48】本発明実施例の外部コンピュータと設備の接
続図である。
【図49】本発明実施例のコンピュータのブロック図で
ある。
【図50】本発明実施例の作業条件処理フロー図である
【図51】本発明実施例のパラメータ入力項目図である
【図52】本発明実施例の温度プロファイル図である。
【図53】本発明実施例の作業条件表示説明図である。
【図54】本発明実施例の最適作業システムの構成図で
ある。
【図55】本発明実施例の実績データの表示説明図であ
る。
【符号の説明】
1…製造システム、2…CAMステーション、3…ライ
ンステーション、4…セルステーション、5…生産ライ
ン、6…CADシステム、7…上位ホスト計算機、11
・12・13…製造機器。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CADと結合し、CADの出力に基づいて
    効率的な作業工程動作のNCデータを作成するCAMス
    テーションと、上記NCデータを受けて記憶し必要に応
    じて他へ送出する管理ステーションと、上記管理ステー
    ションからのNCデータに基づいて動作する製造機器を
    備えてなる製造システム。
  2. 【請求項2】上記管理ステーションは複数種類のNCプ
    ログラムを記憶する記憶手段と、上記製造機器にその作
    業に適した種類のNCプログラムをダウンロードすると
    共にアップロードする送受信手段を備えてなる請求項1
    記載の製造システム。
  3. 【請求項3】1台または複数台の製造機器に接続されて
    この間で製造機器の生産管理または生産制御する情報を
    授受するセル管理ステーションと、セル管理ステーショ
    ンに接続されてこの間で製造ラインの生産管理または生
    産制御する情報を授受するライン管理ステーションを備
    え、製造機器と製造ラインを接続された各ステーション
    が分担して生産管理または生産制御するように構成され
    てなる製造システム。
  4. 【請求項4】上記製造機器は生産状況を検出する検出手
    段を有し、上記少なくともいずれかの管理ステーション
    は生産状況とあらかじめ設定されたスケジュールから作
    業の終了時間を算出するスケジュール終了予測手段を有
    してなる請求項3記載の製造システム。
  5. 【請求項5】上記製造機器は使用された部品数を記憶す
    る記憶手段を有し、上記少なくともいずれかの管理ステ
    ーションは上記使用された部品数を上位の管理ステーシ
    ョンに転送する通信制御部を有してなる請求項3記載の
    製造システム。
  6. 【請求項6】上記少なくともいずれかの管理ステーショ
    ンは検出された生産状況から作業の終了時刻を予測する
    予測手段と、この予測に基づいて次回ロットの生産作業
    に必要な段取りを指示する作業指示部を備えてなる請求
    項3記載の製造システム。
  7. 【請求項7】上記少なくともいずれかの管理ステーショ
    ンは部品状況、設備状況等の作業環境を監視する監視部
    と、上記作業環境作業計画を作成する作業計画作成部を
    備えてなる請求項3記載の製造システム。
  8. 【請求項8】上記少なくともいずれかの管理ステーショ
    ンは製造機器の稼動状況を受け、この稼動状況から状況
    別時間を計算する計算手段を備えてなる請求項3記載の
    製造システム。
  9. 【請求項9】上記少なくともいずれかの管理ステーショ
    ンは製造機器の稼動状態を監視する監視部と、製造機器
    が故障したときこの監視部からの故障の症状信号から故
    障の原因と復旧策を出力する故障診断支援部を備えてな
    る請求項3記載の製造システム。
  10. 【請求項10】上記少なくともいずれかの管理ステーシ
    ョンは、製造作業での部品・作業の仕様に応じて製造機
    器の最適な作業条件を生成する生業部を備えてなる請求
    項3記載の製造システム。
  11. 【請求項11】上記少なくともいずれかの管理ステーシ
    ョンは、製造機器の運転状態を取り込んで予め指示した
    作業条件と比較し、指示条件を維持するように指令を製
    造機器に与える制御部を備えてなる請求項3記載の製造
    システム。
  12. 【請求項12】CADの出力に基づいて効率的な作業工
    程動作のNCデータを作成するCAMステーション系と
    、上記NCデータを受けて製造機器を動作制御すると共
    に、製造機器の作業状況を検出して今後の作業計画を作
    成する管理ステーション系からなる製造システム。
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