JPH04239583A - 射出成形機のタイバーグリスシールの製造方法及びその装置 - Google Patents

射出成形機のタイバーグリスシールの製造方法及びその装置

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JPH04239583A
JPH04239583A JP3021434A JP2143491A JPH04239583A JP H04239583 A JPH04239583 A JP H04239583A JP 3021434 A JP3021434 A JP 3021434A JP 2143491 A JP2143491 A JP 2143491A JP H04239583 A JPH04239583 A JP H04239583A
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JP
Japan
Prior art keywords
seal member
tie bar
mounting groove
insertion hole
grease
Prior art date
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Pending
Application number
JP3021434A
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English (en)
Inventor
Takashi Saito
貴史 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機のタイバーグ
リスシールの製造方法及びその装置に関し、特に、可動
板とタイバーとの接触面からグリスが洩れるのを防止す
るのに好適な射出成形機のタイバーグリスシールの製造
方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、図4に示
されるように、可動盤50の挿通孔51内にタイバー5
2を挿通して、可動盤50の移動をタイバー52によっ
てガイドする構成が採用されている。そして可動盤50
の移動を円滑に行うために、可動盤50とタイバー52
との間にスライドブッシュ53を装着するとともに、ス
ライドブッシュ53とタイバー52との接触面に、グリ
スニップル54からグリスを注入する構成が採用されて
いる。
【0003】ところが、この構成では、グリスのシール
を十分に行うことができず、供給されたグリスが外部に
洩れ易く、グリスの供給を頻繁に行うことが予儀無くさ
れている。
【0004】そこで、図5に示されるように、可動盤5
0の両端にパッキン押え55、56を配置し、パッキン
押え55、56内にそれぞれ収納されたパッキン57に
よってスライドブッシュ53の両端側をシールする構成
が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示される構成では、グリスの洩れを防止することはでき
るが、パッキン押え55、56を組み立てるときにパッ
キン57が損傷することがある。また、パッキン押え5
5、56を交換するに際しては、タイバー52と可動盤
50を全て分解する必要があるので、実質的にはパッキ
ン57の交換が不可能となる。
【0006】また、図6に示されるようなタイバー58
では、小径部59と大径部60から構成されているので
、小径部59の両端側にパッキン押え55、56を装着
することは困難である。
【0007】本発明の目的は、可動盤とタイバーとの接
触面からグリスが洩れるのを防止することができる共に
、シール部材の交換を容易に行うことができる射出成形
機のタイバーグリスシールの製造方法及びその装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、製造方法として、可動盤の挿通孔内にスラ
イドブッシュを介して挿通されたタイバーと挿通孔との
接触面にグリスを供給し、このグリスを保持するに際し
て、タイバー挿通孔とこの挿通孔端近傍に形成されたシ
ール部材装着溝とを備えて分割可能なシール部材押えを
タイバーに装着し、シール部材押えのシール部材装着溝
側に底板を固定し、このシール部材押えのシール部材装
着溝内に流体通路を介してシール用の液体を注入し、こ
の液体が硬化した後、底板をシール部材押えから外し、
シール部材装着溝内にシール部材を充填することを特徴
とする射出成形機のタイバーグリスシールの製造方法を
構成したものであり、また、製造装置として、タイバー
を挿通可能な挿通孔とこの挿通孔端近傍に形成されたシ
ール部材装着溝とを備えて分割可能に形成されたシール
部材押えと、タイバーを挿通可能な挿通孔を備えてシー
ル部材押えのシール部材装着溝側に着脱自在に装着され
てシール部材装着溝を覆う底板とを有し、シール部材押
えにはシール用の液体を注入するための注入口とシール
部材装着溝とを結ぶ流体通路が形成されていることを特
徴とする射出成形機のタイバーグリスシールの製造装置
を構成したものである。
【0009】
【作用】本発明は上記の手段を採用したことにより、シ
ール部材押えと底板はそれぞれ分解可能に形成されてお
り、シール部材押えのシール部材装着溝内にシール用の
液体を封入し、この液体が硬化した後、底板をシール部
材押えから容易に取り外すことができる。そしてシール
部材装着溝内にシール部材が充填された後、シール部材
押えを可動盤に固定すれば、タイバーと可動盤との接触
面からグリスが洩れるのを防止することができる。一方
、シール部材押えのシール部材を交換するに際しては、
シール部材押えを分割し、シール部材装着溝内のシール
部材を切削具によって取り除けば、シール部材の交換を
容易に行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。射出成形機は、図3に示されるように、一対の
タイバー10、11、3台の可動盤12、13、14、
2台の固定板15、16、油圧モータ17、加熱筒18
、固定ナット19、上型20、下型21、固定ナット2
2、型締シリンダ23を備えて構成されており、各可動
盤12、13、14の移動がタイバー10、11によっ
てガイドされるようになっている。
【0011】可動盤12には油圧モータ17が固定され
、可動盤と13とが連結部材24を介して連結されてい
る。すなわち、モータ17の駆動によって可動盤12と
可動盤13とがスライド可能になっている。固定板15
には加熱筒18が固定されているとともに、上型20が
固定されており、可動盤14には下型21が固定されて
いる。  この可動盤14は型締シリンダ23の駆動に
よってスライド可能になっている。そして各タイバー1
0、11に各可動盤12、13、14をスライド可能に
固定するに際しては、各可動盤12、13、14の両端
側にシール部材を装着する構成が採用されている。
【0012】例えば、図1の(A)に示されるように、
タイバー10に可動盤12を装着するに際して、可動盤
12の挿通孔25内にスライドブッシュ26を装着する
とともに、グリスニップル27からタイバー10とスラ
イドブッシュ26との接触面にグリスを注入する。次に
、図1の(B)に示されるように、タイバー10の表面
に、はけ又はスプレーを用いて剥離剤28を塗布する。 次に、図1の(C)に示されるように、可動盤12の一
端に、パッキン28を内蔵したパッキン押え29を装着
する。
【0013】一方、可動盤12の他端には2つ割りに形
成されたシール部材押え30を配置する。このシール部
材押え30にはタイバー10が挿通可能な挿通孔31が
形成されているとともに、シール用の液体を注入するた
めの注入口32と、シール部材装着溝33とを結ぶ液体
通路34が形成されている。さらに外周側にはボルト3
5が内蔵されている。又、シール部材押え30のシール
部材装着溝33側には、2つ割りに形成された底板36
が着脱自在に固定されている。この底板36はタイバー
10を挿通可能な挿通孔37を備えてシール部材装着溝
33を覆うように形成されている。
【0014】次に、図1の(D)に示されるように、注
入口32から2液体混合形のシリコン又はポリウレタン
を注射器等を用いて注入する。シリコン又はポリウレタ
ンは液体通路34を介してシール部材装着溝33内に注
入され、時間の経過とともにシリコン又はポリウレタン
が硬化し、シール部材装着溝33内にシール部材38が
充填される。
【0015】この後、底板36をシール部材押え30か
ら取り外し、シール部材押え30をボルト35を用いて
可動盤12に固定すると図2の状態となる。これにより
、可動盤12の両端側をパッキン押え19とシール部材
30でシールすることができ、挿通孔25からグリスが
洩れるのを防止することができる。
【0016】又、シール部材36を交換するに際しては
、2つ割りに形成されたシール部材押え30を分解し、
シール部材38を切削具で切削し、前述した方法でシー
ル部材装着溝33内にシール部材38を充填すれば、シ
ール部材38の交換を容易に行うことができる。 又、前記実施例においては、シール部材押えとして一方
にパッキン28を用いるものについて述べたが、両方の
シール部材押えをシール部材押え30で構成することも
可能である。この場合には両方のシール部材押えの交換
作業を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シール部材押えを分割可能に形成するとともに、シール
部材押えにシール部材を装着するようにしたため、シー
ル性の向上に寄与することができるとともに、シール部
材の交換を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を説明するための工程図であ
る。
【図2】本発明の方法によって製造されたシール材の装
着された状態を示す断面図である。
【図3】射出成形機の構成図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】他の従来例の断面図である。
【図6】他の従来例の断面図である。
【符号の説明】
10、11、52、58……タイバー 12、13、14、50……可動盤 15、16……固定盤 17……油圧モータ 18……加熱筒 19、22……固定ナット 20……上型 21……下型 23……型締シリンダ 24……連結部材 25、51……挿通孔 26、53……スライドブッシュ 27、54……グリスニップル 28、57……パッキン 29、55、56……パッキン押え 30……シール部材押え 31、37……挿通孔 32……注入孔 33……シール部材装着溝 34……流体通路 35……ボルト 36……底板 38……シール部材 59……小径部 60……大径部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  可動盤(12)の挿通孔(25)内に
    スライドブッシュ(26)を介して挿通されたタイバー
    (10)の接触面にグリスを供給し、このグリスを保持
    するに際して、タイバー挿通孔(31)とこの挿通孔(
    31)端近傍に形成されたシール部材装着溝(33)と
    を備えて分割可能なシール部材押え(30)をタイバー
    (10)に装着し、シール部材押え(30)のシール部
    材装着溝(33)側に底板(36)を固定し、このシー
    ル部材押え(30)のシール部材装着溝(33)内に流
    体通路(34)を介してシール用の液体を注入し、この
    液体が硬化した後底板(36)をシール部材押え(30
    )から外し、シール部材装着溝(33)内にシール部材
    (38)を充填することを特徴とする射出成形機のタイ
    バーグリスシールの製造方法。
  2. 【請求項2】  タイバー(10)を挿通可能な挿通孔
    (31)とこの挿通孔(31)端近傍に形成されたシー
    ル部材装着溝(33)とを備えて分割可能に形成された
    シール部材押え(30)と、タイバー(10)を挿通可
    能な挿通孔(37)を備えてシール部材押え(30)の
    シール部材装着溝(33)側に着脱自在に装着されてシ
    ール部材装着溝(33)を覆う底板(36)とを有し、
    シール部材押え(30)にはシール用の液体を注入する
    ための注入口(32)とシール部材装着溝(33)とを
    結ぶ流体通路(34)が形成されていることを特徴とす
    る射出成形機のタイバーグリスシールの製造装置。
JP3021434A 1991-01-23 1991-01-23 射出成形機のタイバーグリスシールの製造方法及びその装置 Pending JPH04239583A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3546191A1 (en) * 2018-03-30 2019-10-02 Sumitomo Heavy Industries, LTD. Injection molding machine
EP3640003A1 (en) * 2018-10-17 2020-04-22 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Injection molding machine
JP2021030554A (ja) * 2019-08-23 2021-03-01 ファナック株式会社 型締機構および型締機構の製造方法

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