JPH04238634A - 自動車用ホイールディスクの位置決め搬送装置 - Google Patents

自動車用ホイールディスクの位置決め搬送装置

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JPH04238634A
JPH04238634A JP41869190A JP41869190A JPH04238634A JP H04238634 A JPH04238634 A JP H04238634A JP 41869190 A JP41869190 A JP 41869190A JP 41869190 A JP41869190 A JP 41869190A JP H04238634 A JPH04238634 A JP H04238634A
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JP
Japan
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disk
pressing means
positioning
limit switch
plate
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JP41869190A
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English (en)
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Osamu Fujita
修 藤田
Osamu Hatsukawa
初川 修
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ホイールディ
スク(以下、単に「ディスク」と称す)の製造ラインに
おいて、次工程に備えてディスクの位置を揃えながら搬
送を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】板材をプレス加工してディスクを製造す
るラインにおいては、ディスクを成形した後に穴加工を
行う工程で、トランスファープレスが用いられている。 このトランスファープレスは、ディスクに必要な各種の
穴を数工程で加工するもので、ディスクはフィードバー
で挟持されて各工程間を自動搬送される。
【0003】ここで被加工物であるディスクは、絞り成
形で複雑な形状に成形されており、その所定の位置に正
確に穴加工を行わなければならない。具体的には、4カ
所に設けるボルト穴は、絞り成形によって予め形成され
たボルト穴用膨出部に加工しなければならない。そこで
、トランスファープレス内では金型に種々の工夫を施し
て加工時にパイロットを行い、ディスクを正確に位置決
めすることによって、各穴が優れた精度で加工されるよ
うになっている。
【0004】しかしながら、上記加工時のパイロットは
、あくまでも微調整的な位置決めであるため、トランス
ファープレスによる加工の前に、少なくとも上記パイロ
ットが可能となる状態にディスクの向きを揃えておかな
ければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】絞り成形から穴加工ま
でをすべてトランスファープレス内で行う場合には、フ
ィードバーによってディスクを一定方向に揃えたまま搬
送することができる。しかし、絞り成形と穴加工の装置
が離れている場合、従来は搬送中のディスクの向きを揃
える有効な方法がなく、トランスファープレスの直前に
作業者を配置して搬送されてきたディスクの向きを人手
で揃える作業を行わなければならなかった。そのため、
トランスファープレスの自動運転による省人化の効果が
上がらないという問題があった。
【0006】本発明は、従来技術の有する上記課題を解
決するためになしたもので、その目的とするところは、
完全な自動運転を可能にした自動用ホイールディスクの
位置決め搬送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディスク位置決め搬送装置は、枠体の略中
央長手方向に平行な2本のガイドバーを配設し、上記ガ
イドバーの下方には、ガイドバー間において上下動する
シリンダとガイドバー長手方向に往復動する台車とから
なる移載機構を配置し、上記移載機構のシリンダの先端
には、ガイドバー上のディスクを載置可能にしたディス
ク受け台を固着する。また、上記ガイドバーの上方の枠
体上部には、上記移載機構と並行して往復動する移動台
を配置し、上記移動台には、ディスク受け台に向って前
進後退し、かつ水平方向に回転運動する押圧手段を備え
た回転位置決め機構を設けて成る。
【0008】
【作用】ディスクは、板材を隅丸矩形のブランクに打ち
抜いたものを絞り成形するため、外周部には、略円筒状
の外周フランジと略円弧状の切欠き部がそれぞれ4か所
づつ等間隔に形成されている。そして、ボルト穴加工を
施すべき中央部分の膨出部は上記外周フランジおよび切
欠き部と一定の位置関係にある。
【0009】ディスク受け台上に載置したディスクに押
圧手段を押しつけて回転させると、押圧手段はディスク
の外周フランジ上端面を滑った後、円弧状切欠き部には
まり込む。その状態で押圧手段を所定の位置まで回転さ
せると、切欠き部が一定の方向に揃い、ディスクはボル
ト穴用膨出部がトランスファープレスの刃物の配列とほ
ぼ一致した向きになって搬送される。
【0010】
【実施例】図1,2に示すように、ディスク位置決め搬
送装置1は、絞り成形されたディスクを搬送するベルト
コンベアBと各種穴加工を行うトランファープレスTと
の間に配置される。上記ディスク位置決め搬送装置1の
枠体3の略中央長手方向には、ベルトコンベアBの終端
部からトランファープレスTの始端部にわたって2本の
ガイドバー2,2を平行に配設する。
【0011】また、枠体3の下部には、下部レール4,
4をガイドバー2,2と同方向で、かつそのほぼ下方に
配設する。この下部レール4,4には、ローラ5,5で
以て移動可能にした台車6と、この台車6に所定間隔を
おいて垂設した2個のシリンダC1,C1とから成る移
載機構を配置する。
【0012】上記移載機構のシリンダC1は、そのシリ
ンダロッドがガイドレール2,2間において上下動可能
にしたもので、各シリンダロッドの先端部にはディスク
受け台7a,7bを夫々設ける。よって、ディスク受け
台7a,7bは、移載機構で以てガイドバー2の上下及
び長手方向に移動可能にしてなる。
【0013】また、上記枠体3の上部には、上部レール
をガイドレール2,2と同方向で、かつそのほぼ上方に
配設する。この上部レールには、ローラ10,10で以
て移動可能にした移動台9を設け、この移動台9に二組
の回転位置決め機構8a,8bを所定間隔をおいて配設
する。
【0014】上記回転位置決め機構は、シリンダC2と
この先端に設けた押圧手段11とから成る。即ち、上記
シリンダC2は、直進運動と回転運動を行うようなした
もので、前記シリンダC1と同一鉛直線上に位置するよ
う移動台9に配設する。
【0015】また、上記押圧手段11は、回転板12、
ガイドピン13、スプリング14及び押さえ板15とか
ら成り、上記各シリンダC2の先端に回転板12を夫々
固着する。この回転板12の下方には、その両端に突設
したガイドピン13,13に断面円弧状の押さえ板15
をスプリング14,14を介して摺動自在に取付ける。 上記押さえ板15は、各ガイドピン13に夫々遊嵌した
スプリング14,14で以て常時下方に付勢するように
なす。さらに、二組目の回転位置決め機構8bには、回
転板12と押さえ板15の間にリミットスイッチL1を
配設する。
【0016】上記台車6と移動台9は、連結体16で以
て連結し、かつこの連結体16をトランスファープレス
Tの有する一方のディスク搬送用フィードバーFに連結
具Rを介して連結する。よって、ディスク受け台7a,
7bはそれぞれ回転位置決め機構8a,8bの直下に常
に位置しながらトランスファープレスTの速度と同調し
て往復動を繰り返す。
【0017】また、ディスク受け台7aの近傍には、リ
ミットスイッチL2と、ガイドレール2を貫通して上下
動するストッパー17を設ける。さらに、移動台9の側
面には、移動距離とほぼ等しい長さの側板18を固定し
、その近傍のフレーム2上にリミットスイッチL3を配
置する。
【0018】次に、上記のように構成されたディスク位
置決め搬送装置の作用について説明する。
【0019】絞り成形を終えたディスクDがベルトコン
ベアB上を送られてきてディスク位置決め搬送装置1に
達すると、ディスクDはガイドバー2上に載り、ディス
ク受け台7aの真上の位置でストッパー17に当接して
停止すると共に、リミットスイッチL2に接触する。リ
ミットスイッチL2からの信号によってストッパー17
が下降し、シリンダC1が作動してディスク受け台7a
が上昇すると同時に、シリンダC2の作動により押圧手
段11が下降する。この間にトランスファープレスTは
1ストローク作動して、既にプレス内にあるディスクの
加工を行っている。
【0020】ディスク受け台7aが上昇限に達したとき
、押圧手段11の押さえ板15はシリンダーC2が伸び
きった状態においてスプリング14の弾力のみでディス
クDを押圧しており、またスプリング14は、押さえ板
15がディスクDの外周フランジH上端面から円弧状切
欠き部Aの底部に達するだけの移動代を有している。
【0021】トランスファープレスTのフィードバーF
がディスクの搬送を始めると、フィードバーFと連結さ
れている台車6と移動台9も移動して、ディスクDは押
圧手段11とディスク受け台7aに挟持されたまま水平
に搬送される。このとき押圧手段11は搬送方向と直角
の方向を向いている。
【0022】移動台9が移動を開始すると、側板18が
リミットスイッチL3に当接し、このリミットスイッチ
L3からの信号によって押圧手段11が回転を始める。 また、ディスクDがリミットスイッチL2から離れると
ストッパー17が上昇する。押圧手段11は約90゜回
転して搬送方向と平行になるように設定されており、ま
た、ディスクDには4等分、すなわち90゜ごとに切欠
き部Aが形成されている。従って、下降した押さえ板1
5は当初ディスクDのどの部分に接触しても、90゜回
転することによって、外周フランジHの上面を滑った後
に切欠き部Aにはまり込み、その後はディスクDを伴っ
て回転する。
【0023】上記のようにして、トランスファープレス
Tによる加工を終えたディスクをフィードバーFが次の
ステージへ搬送する間に、未加工のディスクDも同じ距
離を移動しながら回転位置決めを終える。フィードバー
Fの搬送完了を検知したリミットスイッチ(図示せず)
からの信号により、押圧手段11が上昇すると共に、デ
ィスク受け台7aが下降して、ディスクDはガイドバー
2に載せられ、またフィードバーが元の位置に復帰する
ことによって台車6及び移動台9も最初の位置に戻る。 さらに、移動台9の復帰により側板18がリミットスイ
ッチL3から離れると、押圧手段11が逆回転して元の
向きに戻る。
【0024】上記説明は、1基目の回転位置決め機構8
aについて行ったが、本実施例では、万一ディスクDの
回転位置決めがうまく行われなかった場合に備えて回転
位置決め機構を2基配置しており、2基目の回転位置決
め機構8bとディスク受け台7bも1基目と同時にまっ
たく同様の動きをする。すなわち、上記に説明した動作
の後に次のディスクに対して上記の動作が繰り返される
が、このとき一度目の回転位置決めを終えたディスクD
は、2台目のディスク受け台7bの真上に位置しており
、2基目の回転位置決め機構8bによって上記動作と同
様に、二度目の回転位置決めが行われる。
【0025】また、2度の回転位置決めで、ほぼ確実な
位置決めが可能であるが、さらに安全を期すために2基
目の回転位置決め機構8bの押圧手段11には、回転板
12と押さえ板15の間に、リミットスイッチL1が配
置されている。即ち、押圧手段11が回転を終えたとき
に、押さえ板15がディスクDの切欠き部Aにはまり込
んでおれば、リミットスイッチL1は押さえ板15から
離れていて運転が続行される。しかし、そうでない場合
には、リミットスイッチL1が押さえられていることを
検知して、自動的に運転が停止され、加工ミスが完全に
防止されるようになっている。上記位置決め搬送を終え
たディスクは、ガイドバー2上に載置され、その後はト
ランスファープレスTのフィードバーFによって挟持さ
れて搬送される。
【0026】ところで、押圧手段11の方向付けはディ
スクの切欠き部と穴加工を施すべき部分との相対関係に
よって設定するものである。また、各機構の駆動形態は
上記実施例に限定されるものではなく、例えば回転位置
決め機構の上下直線運動と水平回転運動を別のシリンダ
ーで行うことも可能であり、さらに各機構の作動タイミ
ングを決定するために非接触式の各種センサーを応用す
ることも可能である。さらに、上記実施例において、デ
ィスク位置決め搬送装置は、ディスクとリムとの組付工
程において適用することも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明のディスク位置決め搬送装置は上
記構成であるため、次の優れた効果を奏する。
【0028】完全な自動運転が可能で、トランスファー
プレスとの組み合わせによって効率的な省人化を行うこ
とができる。
【0029】生産コストが大幅に低減できると共に安全
性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク位置決め搬送装置において、
ディスクがガイドバーに載置された状態の正面図である
【図2】本発明のディスク位置決め搬送装置において、
ディスクが回転位置決め機構とディスク受け台に挟持さ
れた状態の側面図である。
【図3】ディスク位置決め搬送装置の平面図である。
【符号の説明】
1  ディスク位置決め搬送装置 2  ガイドバー 3  枠体 4  レール 5  ローラ 6  台車 7a  ディスク受け台 7b  ディスク受け台 8a  回転位置決め機構 8b  回転位置決め機構 9  移動台 10  ローラ 11  押圧手段 12  回転板 13  ガイドピン 14  スプリング 15  押さえ板 16  連結板 17  ストッパー 18  側板 A  円弧状切欠き部 C1  シリンダ C2  シリンダ D  ディスク H  外周フランジ L1  リミットスイッチ L2  リミットスイッチ L3  リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  枠体の略中央長手方向に平行な2本の
    ガイドバーを配設し、上記ガイドバーの下方には、ガイ
    ドバー間において上下動し、かつガイドバー長手方向に
    往復動する移載機構を配置し、上記移載機構に、ガイド
    バー上のディスクを載置可能にしたディスク受け台を固
    着し、上記ガイドバーの上方の枠体上部には、上記移載
    機構と並行して往復動する移動台を配置し、上記移動台
    に、ディスク受け台に向って前進後退し、かつ水平方向
    に回転運動する押圧手段を備えた回転位置決め機構を設
    けてるなることを特徴とする自動車用ホイールディスク
    の位置決め搬送装置。
JP41869190A 1990-12-28 1990-12-28 自動車用ホイールディスクの位置決め搬送装置 Pending JPH04238634A (ja)

Priority Applications (1)

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JP41869190A JPH04238634A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 自動車用ホイールディスクの位置決め搬送装置

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JP41869190A JPH04238634A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 自動車用ホイールディスクの位置決め搬送装置

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JPH04238634A true JPH04238634A (ja) 1992-08-26

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JP41869190A Pending JPH04238634A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 自動車用ホイールディスクの位置決め搬送装置

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JP (1) JPH04238634A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6256238B2 (ja) * 1984-08-30 1987-11-25 Kankoku Kagaku Gijutsuin
JPS6328193U (ja) * 1986-08-07 1988-02-24
JPH0227940U (ja) * 1988-08-12 1990-02-23

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6256238B2 (ja) * 1984-08-30 1987-11-25 Kankoku Kagaku Gijutsuin
JPS6328193U (ja) * 1986-08-07 1988-02-24
JPH0227940U (ja) * 1988-08-12 1990-02-23

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